「Re.5」の中でほめ方についてお聞きになっていましたね。
服をたたんでもらったときのお礼の言葉(ほめ方)について。
これは服をたたんだ件に限らず、がんばれる子どもに育てるには結果ではなく「がんばった過程」を認めてあげる必要があります。
×→「ありがとう。助かったよ。でも、もう少しこうした方がもっとよくなるよ。」
○→「ありがとう。昨日よりもうまくたたんでくれたね。助かるわ」
結果ばかりほめられた子どもは結果主義になりがちです。結果主義は挫折を招きやすいのです。
将来、努力したのに勉強の成績が落ちたときに、「もう自分はダメな人間だ」と思ったり、「どうせいい学校には入れないのだから努力してもムダ」と努力そのものを否定したりするようになる可能性もあります。子どもには「どんなときでもがんばっていれば親は見守って応援してくれる」…と言う気持ちを持たせることが必要なのです。
万が一、「ありがとう。助かったよ。でも、もう少しこうした方がもっとよくなるよ。」と言ってしまっても、大丈夫な方法もお伝えしましょう。
上記言葉の最後に「でも。助かったなぁ?。本当にありがとう」を入れればいいのです。
これは「YES-BUT-YES法」といいます。
最後にプラスの言葉を伝えること。
人は最後に言われた言葉が一番印象に残ります。
このことで、またお母さんの役に立ちたいって思うはずです。