疲れますよね。
ここで吐き出すことで少しでも気持ちが楽になってもらえるなら嬉しいのですが、それにも限界があるのでしょう。
今は「高校を続けて欲しい」という思いから今の苦しみがあるのですよね。
であれば・・・荒療治ですが、「高校を続けて欲しい」という思いを取り払ってみてはどうですか。
以前、我々がカウンセリングをしたご家庭でも同様のことがありました。
親は学校を辞めさせたい。
子どもは学校を辞めたい。
その言い合いの毎日で子どもの家庭内暴力から母親がホテルに避難した生活をすることもしばしばありました。
暴言や暴力はエスカレートし、学校はずっと欠席状態。
バイトするでもなく、何をするでもなく、一日中ネットをしている生活。
…というよりも、ネットしかやることが見つからない生活でした。
結局、子どもは学校を退学。
知り合いの建築関係の方の紹介で現場作業員として働き始めたのですが、彼にはその環境が合っていたようで、あれだけ毎日朝も起きられなかったのが嘘のように毎日4時半には起きて、仕事に行き、夜も深夜まで起きているということはなくなりました。
しかも、仕事にやりがいが出来たことをきっかけに自分の将来のことも考え始めるようになり、通信制高校に入学し、高卒の資格取得にもチャレンジしたのです。
一般的な進路は「小学校→中学校→高校→大学(専門学校)→就職」ですが、彼はその順番が少しだけ変わりました。
でもそれもそれぞれの人生。
高校に行くことが人生の目的ではなく、手段です。
では人生の目的とは?
それは社会で活躍し、社会貢献をしていくことです。
すべての仕事は自分以外の誰か(他者)への貢献で成り立っているのですから。