本題に入る前に…。
ハンドネーム、変えませんか?
「不安症の母」とここで書くたびに、大らかな方向ではなく、その逆を行っているような気がします。
人の脳は文字に書いたり、言葉に出したりしたことを「真実」と受け止めてそのように行動する指令を出します。
ご主人のおっしゃることも一理ありますのでまずは親であるあなたの行動や書き込みをポジティブにしましょう。
さて、1・2・3に関して具体的なアドバイスをとのことですが、前回はあえて具体的に書きませんでした。
カウンセラーは答えを与える立場ではありません。
クライアントに対してヒントを与え、クライアント自身が自分で考えて行動できるように助言し、支援するものだというポリシーがあります。
今回は具体的なアドバイスではなく、我々の考えをお伝えしますが、これはあくまでも参考程度に留めてください。
決して「こうしなさい。さもないと不幸になりますよ」などというどこかの占い師みたいなことを言うつもりはありませんので。
>1.息子の万引きを繰り返す心の闇は精神的病気(発達障害)なのか?
申し訳ありませんがお答えできません。
本人に直接会っていない状態で「こうです」とは言えませんし、そもそも病名を診断できるのは国家資格を有する医師のみです。
カウンセラーはそれはできません。
もし病名を診断しているカウンセラーがいるとするのであれば医師法に反していると思います。
>2.1の精神的不安要素をどのように解消すれば良いのか?
お子さんが「もうやらない」と言っている以上、まずは信じてあげることが大切なのではないでしょうか。
親と言うのは信じて信じて、それを毎回裏切られて、それでも信じて接していくことが求められていると思います。
親が子どもを信じなくて誰が子どもを信じるのでしょう。
そして、裏切られたときは前回お伝えした「Iメッセ―ジ」で想いを伝えてください。
>3.退学してしまったこれから先の進路
確かに本人が行く気がないのに強引に勧めても「親が決めた進路」という思いから積極的に勉強に取り組むことは可能性が低いでしょう。
しかし、だからと言って本人のやる気が出るまで指をくわえて待ってもいられません。
通信制高校や定時制高校などに興味がわくように親が仕向ける努力が必要です。
一緒にオープンスクールに行くように誘ってみるなど色々と方法はあるはずです。