ご無沙汰しております。
そして、再びの書き込み・ご相談ありがとうございます。
再度・・・ということですね。
3月にやり取りをさせて頂いた後は半年間落ち着いていたのですね。
であれば、またあの時に戻ってみるということもひとつの手段です。
あの頃のやり取りをもう一度読み返してみてください。
とは言え、それだけではなかなか腑に落ちない部分もあるかもしれません。
「相手の挑発にのってしまう」というご認識が既におありのようなので、常に意識的に挑発にはのらないという思いで自分自身を律することです。
「愛情」の対義語は「憎しみ」・・・ではないのです。
むしろそれぞれは同義語と心理学ではいいます。
それは、愛情も憎しみも相手に対してプラス・マイナスの差こそあれ、関心があるということには変わりがないからです。
その点でいうと「愛情」の対義語は「無関心」です。
決してお子さんに対して無関心を勧めているわけではありません。
お子さんの問題行動に対してのみ無関心を装い、平静でいてください。
相手は自分の発したいやがらせ(とあえて言います)に関心を示してくれない、または困っていないと判断したときに、それをそのうちにやらなくなります。
また、「感情が怒りと憎しみしかないように思います」とのことですが、心理学では怒りや憎しみは第二感情と言われています。
「第二」というくらいですからそのまえには「第一感情」があります。
その「第一感情」とは「期待」です。
人は相手に対して「期待」があるからそれを裏切られたりすると「怒り」や「憎しみ」がわいてくるのです。
逆に「期待」に応えることができればその反応は「喜び」「信頼」につながります。
お子さんの本来の「期待」とはなんだと思いますか?
決して「親を困らせる」ことが本来の意味の「期待」ではないと思います。