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お悩みNO.516
伊藤幸弘教育研究所さん
あいさんへ
良い報告…が出来ないことで「申し訳ない」なんて思わないで下さいね。 ここではそんな気遣いは無用ですよ。 それよりもまたこちらに相談の書き込みをしてもらえたことが嬉しいです。 さて! 娘さんも今、葛藤の最中なんでしょうね。 心のバランスを保つことで精一杯なのでしょう。 親としたら不安だし心配ですよね。 …と同時に苛立ちもあるかと思います。 ご主人も優しく聞いているとのことで親として出来ることはしようと思われているとお察しします。 今は「待つ」ことも必要なのかも知れません。 でも…色々と聞きたくもなりますよね。 そんな時は「聞く」ではなく「聴く」を心掛けてください。 音が物理的に耳に入ってくる「聞く」ではなく「心」の文字が入った「聴く」です。 これを「傾聴」と言います。 傾聴の基本は相手を受け入れること! すなわち「受容」です。 どんな状態であろうとまずは受け止めてあげる。 「I love you because you are you」 …以前、ここでご紹介した言葉です。 覚えていますか? これは現代カウンセリングの基礎を築いたカール・ロジャースの言葉です。 「あなたはあなたのままでいいんですよ」…と訳します。 確か以前はこの言葉をあいさんご自身に言ってあげて下さいとお伝えしました。 今度はこれを娘さんに伝えて下さい。 そのスタンスの元に色々と聴いてみるのはOKだと思います。 でも言葉で問いただす「訊く」にならないように。 もちろん、「家族」ですから相手にとって耳が痛いことも時には言わなければならないでしょう。 でも「受容」と「傾聴」で結ばれた絆=信頼関係はそう簡単には崩れません。 もしもどうしても色々聞いてしまう場合は…「一緒に考えよう!」と言ってあげて下さい。 手前味噌ですが私はここに書き込みをしてくださる皆さんとそんなスタンスで接しています。 その接し方に共感を頂いているからこそ、あいさんのようにまたここに来ていただけるのだと確信しています。 この対応を、あいさんが娘さんにしてあげればいいのです。 「今はいっぱい、いっぱい辛い思いをしているよね。 でも大丈夫! お父さんと、お母さんがあなたを絶対に守るから!」 …そんな言葉が魔法の言葉となります。
投稿日:2010-06-23
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