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お悩みNO.523
伊藤幸弘教育研究所さん
自分勝手な親さんへ
はじめまして。 書き込みありがとうございます。 まず最初に… 「自分勝手な親」というHNは呼んでいていい気がしません。 それに、こんな風に呼ばれても嫌ですよね。 かといって「あなた」では味気ない。 次回から何か呼びやすい名に変更してくださいね。 そもそも…「自分勝手?」ではないですよ。 一生懸命に子育てをしているからこそ悩み壁にぶつかるのです。 本当に自分勝手な親というのは子育てに関して「自分に限って間違えはない!」と思い込んでいたり子どもに無関心でまったく構わない親だと思います。 さて! 前置きが長くなりましたね。 …ごめんなさい。 今まで色んなところに相談をして来られたとのこと。 その都度、嫌な思いをされてきたのですね。 そして最後のここを選んでいただいてありがとうございます。 我々も精一杯サポートさせて頂きます。 「必ず良い方向に向かいます!」 …そう信じて一緒に考えていきましょう。 娘さんとの関係が今は悪化していて母親の言葉は耳に入らない状態なのですね。 不潔恐怖症になった経緯や兄弟の環境など理解しました。 まず現在の無茶をしている背景ですがきっとお母さんを困らせることで自分に注目を向けたいのでしょう。 夜遊びをしたり、出会い系サイトで男性と会ったり、家庭内暴力を振るったりはすべて母親の注目を自分に向けたいが為だと思います。 そんな時に娘さんがした行為だけに焦点をあててそれを咎めても効果的ではありません。 まず子どもの暴言や暴力の原因を探る。 細かいことですが頭に血が上っている時に立ち話をしては効果がありません。 お互いに座って向き合い何故、怒りが込み上げているかを聴き出す。 その際にもしも親に非があればそれは素直に受け入れて謝る。 「そんなになるまで気づかずにごめんね」 このひと言だけでも相手の怒りは収まります。 そして、母として娘さんのことを本当に心配している、愛しているということを伝えることが先決です。 自分の思いを正確に伝えるって難しいですよね。 そんな時は以下のことをヒントにしてください。 相手にメッセージを送るときはIメッセージが効果的だと言われています。 相手にメッセージを伝えるときって二通りの方法があるんですよね。 「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」 コミュニケーションを外す人って主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまってるケースが多いです。 例えば…僕がリビングで本を読んでたとしましょう。 そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。 僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。 これは主語が「あなた=YOU」ですよね。 「“お前が”うるさい!」 「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」 「“お前が”隣の部屋で見なさい!」 こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。 「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」 …これが「Iメッセージ」です。 ポイントは「行動」「影響」「感情」です。 行動→お前が大きな音でテレビを観ることで 影響→お父さんは集中して本が読めなくて 感情→困ってるんだよ その後に 「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。 「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。 これは心理カウンセラーがカウンセリングをする際にも使われますが 相手との信頼関係が構築されます。 まずは試してみてください。
投稿日:2010-07-06
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