我々の助言で気づきを得ていただければ嬉しいです。
でも、今まで立派に「親」をしてきたのだと思いますよ。
ひとりの子どもを中学生まで育てたという事実は揺るぎません。
どうか、あまりご自身を卑下することのないようにお願いします。
さて、以下ご質問にお答えします。
>私自身が普通に考えて人間として生きて生活していくうえでおかしいと思った事は、頭ごなしでなく、理由を説明して注意し改善するのを待ってやる事で良いのでしょうか?無理やりにやらせない事で良いのでしょうか?嫌だと言ったら、待ってやり繰り返し説得する!で良いのでしょうか?
はい、そうです。
大事なのは「必ず理由を説明する」ことと、「待ってあげる」ということです。
なぜダメなのかを子どもでもわかるように一つひとつ説明してあげてください。
そこには「親の想い」が入ってもいいです。
これが親から子へ継承するスピリットです。
そして、「待つ」ということ。
待つことは子どもを信じることです。
「信は力なり」といいます。
そもそも子育ては今言ったことが即効果を表すとは限りません。
1年後、2年後、3年後・・・5年、10年・・・もしかしたら親がこの世からいなくなった時にはじめて親の言ったことを理解してくれるのかもしれません。
でもそれでもいいのです。
「子育ては幸せの時限タイマー」です。
>お風呂は母親と一緒に入るのですが10時過ぎで、ベッドに入るのが午前0時過ぎになる事が多いです。母親は今大変で、祖父が余命わずかで入院しまして、母親自身も昼夜逆転しそうなので8時30分に一緒に入るように言いますが入りませんわがままでしょうか?
わがままとか、わがままでないとかの問題ではなく、なぜその時間に入って欲しいのかを説明することです。
「お母さんが今、この状態で大変な時期だから協力してあげようよ」と促してみたらどうでしょう。
夜は電気をつけたままで寝る子は少なくありません。
決していいことではありませんが、それほど怖いならつけたままでもいいのではないでしょうか。
ただし、電気をつけたまま寝ることの弊害も教えてあげましょう。
部屋が明るいと脳や体は「まだ明るい、昼間だから眠ることはできない」と判断します。
寝たいのに脳が寝ないので体にも変調を起こします。
それを理解してもらえばいいのでは。
親として「こうした方がいいよ」という提案はOKです。
むしろ、提案はどんどんすべきです。
ただし、提案であって強制はしないこと。