きっと今の彼にとってゲームがすべてなのです。
ゲームの中だけは自分を求めてくれる、認めてくれる…と。
人には承認欲求と言うものがあります。
認められれば心は「快」になり、認められなければ「不快」になります。
残念ながらいま、彼が求めているのはバーチャルの世界に住む、自分を認めてくれる連中・・・なのです。
だから尋常ではないほどの執着があるのです。
ゲームをやめて彼らと接することがなくなることで、誰かから認められるという快感が得られないのが怖いのです。
一種の中毒です。
でも、それを逆手に取れば、親のMAMIさんたちが、ネットの顔もわからない連中をも凌駕するくらいの承認を与えてあげることです。
そのためにはプラスのシャワーです。
「こっち(現実の世界)の方がやっぱり良いや」と思うくらいの。
その目的は子どもの自己肯定感を高めるためです。
自己肯定感が高まれば何事にも意欲的になります。
意欲的になると周囲の人へも気配りができるようになります。
周囲の人への気配りができる人の周りには更に人が集まります。
人が集まるということは周囲から認められているということ。
周囲から認められると承認欲求が満たされて更に自己肯定感が高まります。
(また最初に戻ります)
・・・このプラスのスパイラルによって自己成長をしてくのでしょう。
そのための第一歩が親からの「プラスのシャワー」なのです。