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お悩みNO.658
伊藤幸弘教育研究所さん
はにわさんへ
お気持ちお察しします。 一喜十憂…の状態だと本当に思います。 まずは、はにわさんが参ってしまわないように! 確かに一日二日で何とかなる問題ではないと思います。 …であれば、せめて愚痴はここで吐き出してください。 もちろん、的確な助言もさせていただきたいと思っていますが、はにわさんのストレスのはけ口にもなりたいと思っていますので。。。 これはあくまでもカウンセリングの手法ですが…。 カウンセリングには2つの手法があります。 分かりやすく言うと「母性カウンセリング」と「父性カウンセリング」 「母性?」はカウンセリングの基本でもあります。 相手を受容して決して否定しない。 これでクライアントの6割は解決すると言われています。 でも裏を返すと4割は解決できてないってことです。 この4割に対しては「父性?」で解決していきます。 「母性?」で解決出来るのはある程度精神的に大人のクライアント。 ものごとの善悪が理解できるけど自分自身の中にネガティブな感情がありそれを否定されることで更に自己否定してしまう。 だからカウンセラーはすべてを受け止めて母親のような優しい心で接していく。 それにより少しずつクライアントは自分を認めていけます。 それに対してまだまだ精神年齢が子どもで言われたことを自分の都合のいいように受け止め勝手をしてしまうタイプには「父性?」が効果的といわれています。 要するに自由と勝手を理解できず履き違えているクライアントには父親のような厳しい態度で接していくことが必要。 厳しい態度…と言っても決して暴言暴力で接するのではありません。 「怒る」のではなく「叱る」を効果的に使うことです。 もしかしたら今の息子さんには「父性カウンセリング」の方が効果的かもしれないですね。 1から10まで認めて許すのではなく「ダメなことはダメ」「悪いことは悪い!」と強い態度で接することが求められるのかも知れません。 家庭の中で家庭のルールを決めるのもよいかもしれませんよ。 その際に息子さんは自分には甘いルールを持ち出すかもしれません。 親はその段階で「これは絶対に譲れない」という項目を挙げて決して妥協しない態度が必要です。 そしてその約束はあくまでも厳守! 守れているか守れていないか1週間に1回くらい振り返る機会を設けてみるのも必要です。 ただし譲れる部分は妥協してあげることも忘れないでください。 ここまで来ると母親だけでは難しいかもしれませんね。 ご主人はお仕事で毎日遅く、家庭でのゴタゴタを嫌うかもしれませんが是非ともご主人にも「父性」を発揮して協力してもらえたらって思います。
投稿日:2010-12-20
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