確かにその彼氏の存在は娘さんのこれからの人生に障害となる可能性を秘めていますね。
しかし、頭ごなしに彼氏を否定すると逆効果です。
これを心理学ではロミオとジュリエット効果と言います。
これは特定の目的を持っている場合、障害があった方が逆にその障害を乗り越えて目的を達成しようとする気持ちが高まる心理現象の事で心理学用語です。
心理学者ドリスコール(Driscoll)が、男女のカップルからの調査結果を元に命名しました。
恋人同士の間に何らかの障害が存在する事で、かえってそれが二人の気持ち(恋愛感情)を高めてしまう場合などが当てはまります。
例えば、恋人の親がその恋愛に反対し、2人の仲を引き裂こうとすると、逆にその恋人同士の感情が強まってしまう場合にいいます。
彼氏の言うことは聞く・・・ということを逆手に取ってみてはいかがでしょう。
例えば、交際を反対はしない。
しかし、未成年の交際です。
ある一定のルールは必要です。
それを彼氏と一緒に話し合って決めるのです。
あくまでも交際を応援するという立場で。
そして、言葉は悪いですが…彼氏を手なずける。
娘さんが彼氏に洗脳されているのであれば、その彼氏をこちらが洗脳するのです。
(「洗脳」というのはあくまでもものの例えですので誤解なさらずに)
要は彼氏も含めて更生させることが目的です。
ある一定のルールを守れば交際を応援するというのはその手段です。
ちょっと強引で極端なご提案ですがいかがでしょう。