お久しぶりです。
以前、こちらに来ていただいたことはもちろん覚えていますよ。
また、ここに来ていただきありがとうございます。
ここを思い出してもらえたこと、嬉しいです。
さて、今回のご相談は娘さんが妊娠をしたとのことですね。
18歳と言う若さ、経済的な問題、相手方の母親のこと、これからの生活のこと…。
色々と考えたらどうしていいかわからないと困惑するお気持ちはとてもよく分かります。
しかも、ご家庭でそれを知っているのは。もみじさんのみちうことなら尚更ですよね。
まず今回のご相談に対して我々が「答えを出す」ということは出来ません。
一見、冷たい言葉に捉えられそうですが決して突き放して申し上げている訳ではありませんのでご安心ください。
カウンセラーは答えを与えない。
しかも人生の重要は決断の際には尚更です。
ただしどうしたらいいのかを一緒に考えます。
今、一番優先すべきは娘さんの心と身体です。
精神的に不安定になることは母体に与える影響はよくありません。
また表向きは強がっていても不安で不安で仕方ないひとりの時間というものもあると思います。
その辺は察して声がけなどを多くすることは重要です。
ただし今回の件は限りある「時間」という問題もありますので悠長に構えているわけにもいきませんよね。
もみじさんが仰るとおり時間の経過と共にお腹は大きくなるのですから。
世間では18歳でもちゃんと母親になっている人もいます。
反対に子どもを産んでもおかしくない年齢の親が我が子を虐待したりする悲惨な記事を見ることもあります。
「年齢」だけで反対するとなると余程の理由が挙げられなければ本人たちは納得しないでしょう。
裏を返せば年齢以外の理由が明確なら娘さんも親の意見を受け入れるかもしれません。
あとは、もみじさんが親としてどれだけサポートが出来るかです。
サポートと言ってもお金だけではありません。
育児や家事の先輩として娘さんを支えることが出来るかどうかです。
サポートをするということは娘さんと接する機会が増えるということ。
娘さんと接する機会が増えるということはコミュニケーションが増え、お互いを理解し合えるチャンスがあるということです。
「人は人の親となった時に我が親の“想い”を初めて知る」と思います。
娘さんと、もみじさんの二人で一人の新たな命を守るという覚悟です。
まずは重要な決断をする際には結論をいくつか挙げてみて、その後に消去法でひとつひとつ消していく。
最後に残ったのが一番、もみじさんが欲している言葉だと思いますよ。
そして相談先は数多く接触してみること。
ひとりで考えるより、ふたり。
ふたりで考えるより、三人。
今回は、もみじさんひとりで悩んでいましたがここに相談に来てくれた。
それをもっと広めていくのです。
結論を焦らず、でものんびりともせず…と難しいと思いますがまたここに相談に来てもらえると嬉しいです。
…きっと良い知恵が見つかりますよ。