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お悩みNO.678
伊藤幸弘教育研究所さん
りょうまさんへ
はじめまして。 書き込みありがとうございます。 中学2年の甥っ子さんに関するご相談ですね。 不登校の原因は様々です。 家庭や学校に原因がある場合が多いのですが、りょうまさんから見て原因はどこにあると思いますか? また、その点で甥っ子さんと話し合ったことなどはありますでしょうか? 一般的に不登校を生み出す原因のひとつに親の過干渉(先回り)が挙げられます。 詳しく書くと長くなってしまいますのでポイントだけをお伝えしますね。 ・親の過干渉により「何でも他人がやってくれる」と勘違いしてしまう。 ・小学校のうちは友達もなにも言わないが中学くらいになると、そのワガママな性格により友達が近づかなくなる。 ・学校で常にひとりの状態になり休みがちになる。 不登校の子どもの性格として ・人の気持ちに敏感で傷つきやすい。 ・几帳面、まじめ、融通が効かない。 ・気を遣いすぎる、ワガママ、小さい頃は優しく聞き分けがよい。 ・自分を好きになれない、高いプライドと自信のなさの両面を持っている。 ・誉め言葉や肯定的な言葉を素直に受け入れず常に否定的。 ・完ぺき主義により不安を抱きやすい。 しかし、不登校の子どもを無理やりに学校に行かすことは風邪で高熱を出している時に解熱剤で無理やり熱を下げるのと同じです。 より悪化してしまう可能性があるのです。 大切なのは・・・子どもの気持ちを理解すること! ・子どもは親に気持ちを理解して欲しくて「お母さん(お父さん)になんてわからない!」と叫んだり、物にあたったりもします。親も不安定になったりイライラしたりします。お互いの我を通そうとしても関係は悪化するばかりです。親が一歩引いて子どもの訴えに耳を傾ける(親が変わる)努力が大切です。 今回は、りょうまさんが親の役目をされてみたらいかがでしょう? 一気にあれもこれも求めなくていいです。 ひとつひとつ出来たことを誉める。 僕らのカウンセリング事例では「トイレのスリッパを揃える」という目標から始めて不登校から脱した子どももいます。 大切なのは小さなことでも達成感を味わい、それを共に喜ぶ存在がいることです。 不登校の子どもはメンタルが弱い…と誤解を受けやすいですがそれは反対です。 むしろメンタルの面では強いです。 強いからこそギリギリまで我慢してしまう。 本来は家庭ですが今回はりょうまさんの家庭でホッとする場(居場所)を与えてあげてください。 居場所を得た子どもは役割を得ます。 役割を得た子どもは自己存在意義を得ます。 一度に色々とお伝えしても混乱されてしまうかと思いますので今回はこの辺にしますが、良かったらこの場で色々とお話しをして解決策を一緒に考えましょう。
投稿日:2011-02-12
以上の内容を削除します。
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