心の鍵は外からでは開きません。
もちろん、Iメッセージや傾聴を駆使してコミュニケーションを図ることは大切です。
しかし、最終的には自分が気づいていかなければなりません。
少し放っておくというのも時には必要です。
これは無視をするとか、諦めるとか、見放すということではなく、心理的に少し距離をおいて親の想いを分からせる時間を一人で取らせるのです。
また、ご主人の言う通り、社会の厳しさや自分の無力さをしっかりと分からせることも大切です。
失敗させない子育てよりも、失敗を認め、その失敗から学ばせることも大事なのです。
以前、ある学習塾のキャッチコピーに「転ばぬ先の○○塾」というものがありました。
(今はもう存在しない塾ですが)
それは間違っています。
転んだときにどう立ち上がるかを教えるのが教育なのですから。