>1時間目以上待機を求めるような発言もありましたが、そこは無理だと伝えました
これは適切な対応でしたね。
あくまでもプラスのシャワーを浴びせることが前提ですが、「できないものは、できない」としっかりと言い聞かせるのも必要です。
その際は「なぜ、できないのか」をしっかり説明しましょう。
前回は、赤ちゃんのことを言わないようにお伝えしましたが、このようなケースでは赤ちゃんの件を持ち出してもいいでしょう。
「赤ちゃんが風邪を引いてしまったら、○○ちゃんのことも面倒見れなくなっちゃうから」等、あくまでも、「あなたのためでもある」ということを伝えて。
そして、「○○ちゃんも、赤ちゃんの立場だったらずっと外で待たされているのは辛いよね」と、相手の立場に立って考えることもこの時には学ばせましょう。
学校にいても安心なんだということを認識させるには、一回や二回では効き目はないでしょう。
何度も何度も伝えて、実際に安心だということを意識に刷り込んでいきましょう。
その後、本人が心配していたことが起こらなければ「やっぱりお母さんの言うとおり学校は安心できる場所だ」ということになります。
それには学校の先生にも協力していただきましょう。
学校が安心できる場所だということを教えるのも教師の役目でもありますので。