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お悩みNO.7744
伊藤幸弘教育研究所さん
みゆきさんへ
はじめまして。 書き込みありがとうございます。 中1の息子さんに関するお悩みですね。 自閉症スペクトラムで感情のコントロールが難しいとのこと。 ゲームの時の一件は警察沙汰にまでなってしまわれたようですね。 全治4週間の怪我とのことで大変だったかと存じます。 そんな中でも「なんとか助けてやりたい」との思いがあり、施設へ預けることも選択肢のひとつと思っているとのこと。 ゲームにこだわりを持って没頭し過ぎてしまうのは、自閉症スペクトラムの特長の一つである、「思考や行動の柔軟性が未熟で、こだわりが強い」ということがあるのかもしれませんね。 既にご存知かと存じますが、その際の教育的支援としては、「肯定的ではっきりした表現」が求められます。 例えば「席を立ってはいけません」ではなく、「席に座ります」というように。 ゲームのときも「ゲームは0時を過ぎているからダメ(またはいけません)」よりも、「0時になったら布団に入って眠りましょう」という方がいいでしょう。 また、本質的な理解を求めるより、適応的な行動(社会に受け入れられる方法)を教えると良いそうです。 相手の気持ちを考えるのは苦手ですがが、具体的な行動は身につけることができるという特長もあるので、例えば、人との距離を取るのは難しくても、前にならえの距離は取ることができるというように具体的な示唆が大切でしょう。 (ただし、例外もあることを教えてください) また、「構造化(TEACCH)」にも注目しましょう。 それに関しては以下を参照してください。 A) 物理的構造化(空間) 「ここでなにをやるのか」 B) 時間的構造化 「今何をやるのか」 C) 活動内容や順序の構造化 「今取り組む活動」について「何をどのような手順でやるのか」 D) 指示などの視覚化 「活動内容や目標などの必要な情報を、文字や絵カード(シンボル)などで示す」
投稿日:2015-11-28
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