「習慣化のための6つのコツ」
【その1 :習慣は少しずつ取り入れる】
一度にガラッと習慣を変えるのではなく、少しずつ取り入れるようにすること。
それまで全然ジムに行っていなかった人が、急に頑張ってしまっても、すぐに疲れてしまって長続きしません。
スタンフォード大学のBaba Shiv教授は「人は、やり過ぎたと感じた瞬間にすぐにやめてしまうもの」と指摘しています。
やりすぎはいけません。
【その2 :時間を決める】
新たに何か始めたことを習慣化させたい場合は、そのことに取り組む時間を決めることが大切です。
その物事に取り組む時間を決める事で、その時間になったら自然とそのことに取り組むようになるのです。
例えばお風呂に入るという事や食事をするという事も、ある程度の時間が決まっていますよね。
夜になったら夕食を食べるのとおなじように、時間を決めて取り組むことで、そのことが習慣化して日々の生活の中に定着しやすくなるのです。
何かの勉強を始めるなら、それを習慣化するために頭が働きやすい朝に1時間勉強するようにしてみましょう。
朝起きて顔を洗ってそのまま勉強というような流れを作れば、それは習慣化して定着しやすくなるのです。
この時に気を付けたいのは、あまり取り組みにくいような時間だと無理が生じて習慣化することができなかったりします。
あまりにハードルが高い設定だと、結局は計画倒れとなってしまいますので、そのあたりの時間設定は無理しすぎないということが大切なのです。
うまく時間を作るようにして、取り組みたいことを習慣化させるようにしてみるようにしましょう。
【その3 :やる気がなくてもその場に行ってみる】
行動するよりも、“その場に行くこと”を当面の目標にしましょう。
例えば目標がブログを書くことなら“パソコンの前に座る”、自炊なら“台所に立つ”、ウォーキングなら“外に出る”など、とりあえず“その場に行く”ことです。
その場に行きさえすれば、「せっかく来たし、やっておこうかな」と自然と気持ちも切り替わり、大抵の場合、やることになります。
とりあえずその場にだけでも行ってみると、やりたくない気持ちがまるでなかったかのように、やる気が湧いてきます。
【その4 :小さな邪魔を取り除く】
外が寒い時に、朝早く起きるのが辛いという人は多いです。
そんな時に就寝前に翌日の服など、完璧に準備しておくことで、随分と起きやすくなります。
これは、朝起きてから洋服を出したり、準備をしたりという、「嫌な要素」を取り除いたためです。
人は、ほんのささいなことで、やりたくない(行きたくない)という気持ちになるもの。
習慣化を邪魔する小さなものを見つけて、できる限り取り除くようにすると良いようです。
【その5 :人に見せるために記録する】
厳格な食生活を送っている人の能力をテストした研究で、何を食べているか厳しく監視されている被験者は、高いレベルで自己管理し続けることができることが分かりました。
習慣を記録し、チェックされる状況を作れば、長続きにつながります。
【その6 : できたことに意識を向ける】
自分自身を、できなかったときに責めるのではなく、できたときに褒めるようにしましょう。
心理学的にも、小さなご褒美やポジティブな褒め言葉が、習慣を変え、長続きさせることに大きく影響すると言われます。
少しでもできたことを見つけて、がんばった自分を褒めること。
習慣化への道を前進する力となります。
【最後に :名言紹介】
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。
(ウィリアム・ジェイムズ)