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お悩みNO.83
伊藤幸弘教育研究所さん
よしさんへ
よしさん はじめまして。 書き込み…ありがとうございます。 中2の息子さんについてのご相談ですね。 以前は何でも頑張る良い子だったのが 今は見違えるほど荒れてしまってるのですね。 そのギャップにどうしていいか困惑している状況が文面からも伝わってきます。 元々は野球を辞めてしまったことがきっかけですよね。 小学校から取り組んでいた野球を辞めたことで 打ち込むことが無くなり自暴自棄になっての行動とも受け取れます。 打ち込むものがないために親が望まない方向へと進んでしまっているのかもしれません。 だからと言って息子さんに「野球を再度始めてみろ」と言っても難しいでしょう。 ではどうするか。 まずは親が子どもと真剣に向かい合う時間をもっと作ることです。 自分は親にどれだけ大切に思われているかを実感させてあげてください。 それを伝えるには「言葉」が大切です。 「これは言わなくても分かるだろう」 「恥ずかしくてこんなことは言えない」 …まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使って。。。 相手に思いを伝えたいとき! 他の方の掲示板でもお伝えしていますが 「Iメッセージ」が効果的です。 相手にメッセージを伝えるときって二通りの方法があるんですよね。 「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」 コミュニケーションを外す人って主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまってるケースが多いです。 例えば…僕がリビングで本を読んでたとしましょう。 そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。 僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。 これは主語が「あなた=YOU」ですよね。 「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」 こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。 「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。 ポイントは「行動」「影響」「感情」です。 行動→お前が大きな音でテレビを観ることで 影響→お父さんは集中して本が読めなくて 感情→困ってるんだよ その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。 「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。 例えば「たばこ」 「身体に悪いからタバコは止めろ!」 これは「YOUメッセージ」 「お前がタバコを吸うことで(行動)  未成年の身体に悪影響を及ぼし(影響)  身体でも壊してしまうんじゃないかと心配だよ(感情)」 そんなメッセージを伝えてみたらいかがでしょう? それでも上手くいかない場合はまた相談して下さい。 いつでもお待ちしています。
投稿日:2009-01-24
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