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お悩みNO.9
伊藤幸弘教育研究所さん
キャンディーさんへ
キャンディーさん、書き込みありがとうございます。 娘さんの家庭内暴力、ご主人の不理解でお悩みなのですね。 文面を何度も何度も読ませていただきました。 行き詰まりを感じているご様子…とても感じました。 まず娘さんの家庭内暴力に対する件です。 「暴言を吐く」時って頭に血が上った状態です。 頭に血が上った時というのは本心ではありません。 「バカヤロー」「死んで詫びろ」「勝手に産みやがって」 …など耳を塞ぎたくなる言葉の数々に対して親はいかに対応するか。 相手は本当にそうして欲しいわけではありません。 親に対して無理難題を言っているのに それをしてしまうと更に暴言を増長させます。 暴言を吐く時に相手が求めているのは 「話を聴いて欲しい」 「謝罪をして欲しい」 …です。 もちろん悪くもないことまで謝る必要はないのですが。。。 そんな時は 「それほど怒ってるのね。  それに気づかなくてごめんね。  お母さんも冷静に話を聴くから  落ち着いて話しを聞かせて」 …と言ってあげると効果的だと思います。 その際に注意する点としては 「立ったまま聴かない」 立ったままの会話というのは「喧嘩」です。 お互いに座って話をする姿勢をとって下さい。 ここではあえて「聴く」という文字を使いました。 物理的に音が耳に届く「聞く」や 言葉であれこれ尋問する「訊く」ではなりません。 「心」の文字が入った「聴く」です。 専門用語では「傾聴」と言います。 相手の言葉に耳を傾ける気持ちが大切です。 出来れば相手の左側に! 人間は右脳と左脳があります。 右脳を司るキーワードは… イメージ記憶、直感・ひらめき、芸術性・創造性 瞬間記憶、潜在意識(無意識脳)、リラックス 左脳を司るキーワードは… 言語認識、論理的思考、計算、じっくり記憶 顕在意識(意識脳)、ストレス …したがって相手に話をする際には 相手の左側に位置しプラスのメッセージを送ると更に効果的です。 そのメッセージも2種類あります。 「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。 僕たちはとっさの時ってどうしても相手が中心の「YOUメッセージ」になりがちです。 「Iメッセージ」は自分中心です。 そのメッセージには次の3つを入れてあげると良いですよ。 「行動」「影響」「感情」 例えば…僕がが本を読んでいる隣で子どもが大音量でテレビを見てたとしましょう。。。 「YOUメッセージ」なら 「うるさい!テレビを消すか違う部屋で観てくれよ!」 「Iメッセージ」は 「君が大音量でテレビを見ていると(行動) お父さんは集中して本が読めないんだ(影響) これは明日までに返さないといけないから困るんだよね(感情)」 こんな言い方なら対立はしませよね。 対立しないと言うことはケンカにならないということです。 ご主人の不理解に関しては考えものですね。 暴言や暴力がひどい…となると子どもさんたちに与える悪影響は少なくないと思います。 この点に関してはメールで簡単にお答え出来る範囲を超えているかと思います。 よろしければ「伊藤幸弘教育研究所 事務局」にご相談ください。 03-5367-1133です。 または静岡の新富士にある「伊藤学校」でも構いません。 0545-66-5301です。 キャンディーさんの心の負担を少しでも軽減出来るように一緒に考えましょう。
投稿日:2008-10-07
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