さて、お子さんの件。
入学式を控えてのご心配をされているようですが、あまり声を掛け過ぎると、子どもは意固地になり、行こうと思っても、行かないことで親を困らせてやろうと思ってしまいます。
もちろん、すべての子どもがそうであるというわけではありません。
どちらかと言うと精神的にまだ、年齢相応に達しておらず、反抗的な態度を取ることでしか自分をアピールできないタイプの場合です。
直接会ったわけではないので何ともいえませんが、書き込みを拝見する限りではお子さんはこちらのタイプのような気がします。
では、このような子どもに対してどのように接していけばいいのでしょう。
コナカさんのように「タチの悪い他人の子と接してる」と思うよにしていればいいのです。
変に感情的になったらどんどんエスカレートします。
かと言って、関心を持たず、「無視」が一番よくありません。
人は皆、「承認欲求」というものがあります。
心理学的に見てもそれは立証されています。
何も言わずに関心を示さないことで、その欲求は満たされず、マイナスな方向に心が動いてしまうのです。
ある実験結果をご紹介しますね。
「A・B・C」のコップに水を入れます。
Aにはプラスの言葉を、Bにはマイナスの言葉、Cには何も話しかけません。
一番最初に水が腐ってしまうのはどのコップだと思いますか。
…答えは「C」です。
AとBは言葉のプラス・マイナスの違いはありますが、関心を示しているということです。
Cはまったくの無関心ということです。
人間の体の約70%は水分です。
そのことを考えると語り掛けることの重要性はご理解いただけると思います。