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お悩みNO.94
伊藤幸弘教育研究所さん
よしさんへ
よしさん 書き込みありがとうございます。 「Iメッセージ」は引き続きやってみてくださいね。 まずは「そのときは伝わったかなと思える」だけでもいいです。 まだやり始めたばかりですから。。。 むしろこんなに早く効果を感じ取れるなんてすごいです。 さて! Iメッセージで伝えてはいるものの 息子さんの悪くなるスピードはそれに増して早いのですね。 「Iメッセージ」は伝え方の手段です。 コミュニケーションでもうひとつ大切なのは「聴き方」 「話し方教室」とか「話し方の本」ってありますが 「聴き方」に関する本って意外と少ないんですよね。 でもこの「聴き方」が重要です。 ここではあえて「聴く」という文字を使います。 物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく 言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく 「心」の文字が入っている「聴く」です。 …相手を受け入れて相手に話しに耳を心を傾ける。 専門用語では「傾聴」と言います。 相手の話を上手に「聴く」ためには2つの聴き方に分かれます。 「受動的聴き方」と「能動的聴き方」 それぞれポイントは3つ! 「受動的聴き方」の3つのポイントは… 1.黙って聴く これは意外と難しいんですよね。 相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる。 相手を受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。 2.うなずく 話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたり…。 大きくうなずくときは「なるほどねぇ?」と言う意味があり小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。 それにより相手は「聴いてもらえてる」という満足感が得られます。 3.思いを引き出す 「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」 「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」 …というようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。 「能動的聴き方」の3つのポイントは… 1.話しを繰り返す 相手の発した言葉の語尾を繰り返してあげてください。 会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。 2.話しをまとめる 相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつきます。 これも効果的ですよ。 3.気持ちを汲む 「それは楽しかったね」「それは悔しいね」「それはムカつくね」 こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。 …以上、今回もすべてうまくやろうとせずにまずは出来そうなところからやってみてください。 離島留学の件は「GO!」の決断を下せば 当然ながら息子さんはお友達と離れることになるでしょう。 でも親としてそれが正しいと判断したなら 多少の我慢は息子さんに強いるべきです。 そのくらいの強い意志で臨んでください。 親の心がぶれていては息子さんに伝わってしまいますよ。 なめた口調に対しても決して感情的にならず! でも目をまっすぐに見て「お父さんは真剣なんだ!」という気持ちを前面に出して接してみてください。 それを感じ取ることが出来たときなめた口調はなくなるはずです。
投稿日:2009-01-29
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