こんばんは、ぽんゆずです。
先日はどうもありがとうございました。
今日は、あれからどうなったかの中間報告です。(すみません、長文です)
実はあれから、伊藤先生のご著書「子供に悩まされる親 親にダメにされる子供」を読ませていただいたことをきっかけに、施設に入れる前にまだやれることがある!と思い始めました。
施設に、と決めた時点では、自分には息子を受け止める力が足りない、だから専門家に委ねた方がいい、という考えだったと思います。いま帰ってきたら…と考えると気持ちが沈みました。
でも今は、なんとしても親子関係をやり直したい、という強い思いがあります。いま帰ってきたら…と考えたら、できることがいっぱい浮かぶし、笑顔になれます。
気持ちが変わったのは、やはり伊藤先生のおかげです。
ご著書をきっかけに、これまでの親子関係を振り返り、彼がどんな気持ちだったか、どうしてほしかったか、どうしたかったか、にようやく気づくことができました。行動と気持ちは一致していないんですよね。中身は幼い頃の彼そのままでした。
また、私自身が、子供より自分を優先して寂しい思いをさせてきた、自分が愛されることを求めてきた、親を恨んできた、そんな諸々のことにも気づき、抱いてきた思いを親にぶつけることもできました。しかも、幸いにもきちんと受け止めてくれました。それから徐々に、私も、上の子も私の親も、変わってきたなぁと感じます。
息子が家に帰ってきたら、どうすればいいか、どんなふうに接したらいいか、以前はわからないから途方に暮れていましたが、今なら、はっきりわかります。もちろん、今の自分たちがすぐに彼に信じてもらえるわけではありませんが、先日、3週間ぶりの面会のとき、心から彼の気持ちに触れたいと願い、聴き方伝え方を工夫したところ、彼が自分の気持ちや家族で一緒にやりたいことを、笑顔と涙を交えながらたくさん話してくれました。そうして楽しく何時間も過ごすうちに、私たちはやり直せる、と確信できました。
ところが、子ども家庭センターの担当者は、やっぱり施設へ、と結論づけようとしてきます。ゲーム・ネットへの未練を見せたことが、ダメ出しの決め手となりました。ゲームを巡ってまた争いや暴力に発展すると決めつけ、施設行きのスケジュールを進めていくのです。
こちらとしては、そうされればされるほど、反発心が高まっていき、逆に、何としても私が守るんだ、施設には行かせない!と決意が固まっていきました。(子供の気持ちがよくわかりました、否定されると意地になってしまいますよね…)
また、ご著書だけでなく、メルマガやYouTubeの子育てラジオを拝見するなかで、その思いは日々強くなっています。
じつは来週、受け入れ予定の児童自立支援施設について具体的な説明を受けることになっています。でも私は、方針を覆して、帰宅に向けて動いてもらえるよう依頼するつもりでいます。
伊藤先生の仰るように、ゲームとか昼夜逆転をどうしたらいいか、なんてことよりも、私を信じてもらえるように、彼の気持ちに寄り添うことが先です。家族みんなにとって家庭がくつろげる場所になること、を第一に、もうよそ見しないで、子供たちを精一杯可愛がって生きようと思っています。そう思うと、温かい気持ちになるから、間違ってないはずです。
すべては、こちらの掲示板で、ふんわり受け止めていただいたことから始まっています。
本当にありがとうございました!
引き続き、温かく見守っていただけると嬉しいです。