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お悩みNO.565
としこさん
中3の息子削除
初めまして。
中3の息子を持つ母です。

息子は親が言うのもなんですが、学校では成績は優秀なほうで部活も続けており、学校ではいわゆる良い子のようです。

家では逆で反抗期真っ盛りといった感じです。
気にいらないことがあるとウザ、黙れ、いつものことです。

ただ勉強は嫌いなわけではなく、今回、夏休みに通信講座の夏期講習を受けたいと言ってきました。
私としてはやりたいことはやらせてあげたいと思うので、ちゃんとやるならおかあさんはいいよ、あとはお父さんにも話をしてみてね、と言ったところ「イジメだ!」と逆ギレしました。
父親と話をしたがりません。
ここ最近、ちょっとワガママな言動が続いているのと、先日「受験のことはお前(私)と息子と2人で決めるってことでいいな。」と息子に前で言ったのが嫌なのだと思います。つまり受験のことは父親は「我関せず」なんだそうです。
ただ、お金のかかることなので私一存で決めるわけにもいかず、ちゃんとそこは息子が自分でお願いするべきだと思うのですが、私が父親に話すべきか迷ってます。

ただ、私が話しても「俺に相談するな」ということも過去に何度かあり私自身も話をしても喧嘩になるだけかとも思います。


また、スマホの時間などのルールもつくっていますが守れません。これは3人で作ったものです。
終わる時間は守れていますが、○時には部屋に行くこと、というルールを幾度となく破り、今日はリビングで風呂も入らないまま寝てしまいました。
起こしても起きないし部屋に連れていこうとするとさわるな!といいます。
無理やりさせようとしてもダメだと思い、そのままタオルケットをかけてます。
これでいいのでしょうか?
これは放置していることになりますか?
そしてルールを破ったことによるスマホ翌日禁止は息子が逆ギレしても強行すべきでしょうか?

親の意思が弱いと思います。
ただ、息子の要望を受け入れる、と思うと見逃すべきなのか悩みます。
恐らく一番悪いのは夫婦仲が悪いことだとも思いますが、父親は全て私のせいにするので話ができません…。

まとまらないようなちょっと的はずれのような小さな悩みかもしれません。
ここ最近、学校行きたくない!とギリギリまで家にいることもあり、このままだと部活引退後不登校にならないかとも心配で少し焦りもあります。
投稿日:2016-06-05
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
としこさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
中3の息子さんに関するお悩みですね。

まず、ご主人の子育てに対するスタンスは良くないです。
しかも、我が子の進路に関する重要なことに関わらないなど言語道断。
あり得ません。

なので、通信講座に関して・・・

私としてはやりたいことはやらせてあげたいと思うので、ちゃんとやるならおかあさんはいいよ、あとはお父さんにも話をしてみてね、と言ったところ「イジメだ!」と逆ギレしました。

・・・と幼稚な対応になってしまうのです。

ご主人の「俺に相談するな」のスタンスが治らない限り、難しいでしょう。


「親が変われば子が変わる」
これは我々が設立当初から掲げてきた理念です。
投稿日:2016-06-05
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
としこさんへ削除
以下にこの掲示板に書き込みをいただくほとんどの方に最初にお伝えしているコミュニケーション方法をご紹介します。
参考にしてください。
投稿日:2016-06-05
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
としこさんへ削除
コミュニケーション(「聴き方」「伝え方」)

■信頼関係の構築
お子さんとの信頼関係の構築を図るためには円滑なコミュニケーションが大切です。
カウンセリングの領域では、カウンセラーとクライアントの信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件といわれます。ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすればいいのでしょう。
コミュニケーションの2つの柱ともいえる「聴き方」と「伝え方」に関して紹介します。


■「聴き方」
「聴き方」を意識しながら相手からの話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。
この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。
大きくうなずくときは「なるほどねぇ〜」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、あなたのほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「あなたにとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。
(※注意:実際の会話は「あなた」ではなく、必ず相手の名前を呼んであげてください。特に相手がお子さんの場合は名前を呼ぶことが効果的です)


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。
その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。
こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。
高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。


■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。
それを意識することで、相手に対して自分はどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。
それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。
まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば…僕がリビングで本を読んでいたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」

こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困っているんだよ

その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。


■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、相手の考えを聴くというのはコミュニケーション(会話)の基本です。
しかし、いくらIメッセージを活用して伝えても、「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、しつこく何度も同じメッセージを発することになります。
これは「審判的表現」といい、圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。
相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて相手は安心して、自ら変わることができるのです。
また、相手の立場を理解することで、こちらの心にも変化が現れることもあり、他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手を分かろうとせよ”です。


コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいです。だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、「聴き方」や「伝え方」を意識して相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。
投稿日:2016-06-05
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
としこさんへ削除
上記のコミュニケーションがしっかりできて、スマホのルールもちゃんと伝わるのでしょう。
守れないルールは意味がありません。
再度、親子で話し合って設定してくださ。

スマホのルールに関しては以下を参考にして頂けると幸いです。
投稿日:2016-06-05
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
としこさんへ削除
■家庭のルール(参考例)

【マナー】
相手の気持ち、都合を考えて行動することは大切です。
利用して良い場所、時間帯、状況など、して良いことといけないことをきちんと判断できるようなルールを作りましょう。

?公共施設(図書館、電車、病院、店舗)などでの  利用はしない
?相手の迷惑にならないように使用時間を決める
?歩きながらの利用はしない
?食事中にメールをしない


【時間管理】
ケータイ・スマホを利用して良い時間、利用制限時間などを決め計画性のある生活を送るようにしましょう。
使用時間を考えればおのずと計画性のある行動ができるようになります。

? 21時以降は電源を切る
?自分の部屋にケータイ・スマホを持ち込まない


【金銭感覚】
利用限度額を超えなければよい、無料だからよいのではなく、利用時間を決めて使用すること。
毎月支払い明細を見て利用内容をふり返り、携帯電話やスマホの利用方法や目的に対しての話し合いをして意識を高めましょう。

?有料サイト契約はその都度親の了解を得る (ダウンロードなど)
?毎月の携帯電話の利用料金明細を必ず親子で 確認する
?有料アプリを入れたり、課金したりする場合は、 必ず親の了解を得る


【コミュニケーション】
インターネットを通じてコミュニケーションを取ることができますが、文字だけで相手に気持ちを伝えることは、意外と難しいものです。
常に受け取る側の気持ちを考えなければいけません。

?本当に大切なことは、ケータイ・スマホを通して ではなく会って伝える
?メールやメッセージは読む人の立場になって 読み返してから送る
?うわさ話など自分が言われたら嫌だと思うことは 書かない ※SNS・グループでのトークの書き込みも同様


【法律】
日本では、小中学校の単元で法律を学ぶ単元はありません。常日頃からニュース等を見て、子供と一緒に話し合う機会を持つようにしましょう。
何がいけないのか、誰にどんな迷惑がかかるのか、どんな責任を負うのか、自覚を持たせることが必要です。

?ツイッターやフェイスブックなどへの無責任な 投稿は社会に多大な被害を引き起こし、損害賠償 請求される可能性があるので絶対しない
?誹謗中傷の書き込みをしない
?大げさな表現、根拠のない情報の配信はしない
?自転車を運転しながらの携帯電話の使用は禁止
?著作権を守り、違法なダウンロードをしない


【役割・責任】
子供たちが本来やらなければならないことが(宿題、手伝いなど)ケータイ・スマホ利用によっておろそかになってしまうことがあります。
自分の責任を果たしてこそ権利を有する意味を理解させましょう。

?勉強中は携帯を触らない
?やるべきことを優先する


【自己防衛】
外敵から身を守ることも大切ですが、攻撃されるような言動をつつしむことも重要です。
情報配信の危険と責任を理解させましょう。

?WEB(ネット)上に個人情報(名前・住所・ 電話番号・写真など、本人が特定されてしまう 情報)を書き込みしない
?フィルタリング契約をする
?ウィルス対策ソフトを入れる
?IDやパスワードを安易に人に教えない


【家庭ルールを守れなかったとき(メタルール) 】
間違いを起こしたからといって直ぐにケータイ・スマホを取り上げてしまうルールを設けると子どもは問題を隠そうとします。問題は時間が経過すればするほど大きくなる可能性が高まります。守れなかったからといって、すぐにケータイ・スマホの使用を禁止するのではなく、事態が大きくなる前に、親が子どもに自問自答する機会を与えてみてはいかがでしょうか?

?ルールを守れなかった時、何が悪かったのか 家族で話し合う。
?それでも守れなかった時○○日間利用禁止
?利用禁止を繰り返した時は契約を休止をする(最終手段)

投稿日:2016-06-05
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