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お悩みNO.811
ひよこママさん
息子の事について削除
初めまして。19歳になる息子の事で悩んでいます。昨年春、高校を卒業して就職したのですが、業務内容や雰囲気が合わなかったのかどうか、3ヶ月で退職してしまいました。その後は
、何社か面接を受けましたがなかなか受からず、9月から少しずつでしたが、アルバイトをしていました。ただ、毎日ではなかったので、空白の期間はありました。今年に入ってからは、アルバイトも出来ずにいて、家にいる事が多くなっていました。家にいる時は、今の時代よく問題になっている、ゲームをする時間が多くなっていました。時には、夜遅くまでチャット?話ながらゲームしていたので、翌朝は、スッキリ起きられるはずはありません。5月中旬から、働き始めていたのですが、ここも7月中旬で退職してしまいました。今は、地元にある就職サポート会社に通っていて、なんとか早く仕事が見つかるように頑張ってみてと、声かけしてはいます。あと、自分でネットで探したりしてはいるようです。未だ、仕事が決まらずにいる息子は、相変わらずゲームが辞められなくているようです。「少しゲームの時間を減らさないとダメだよ」とは言うのですが、息子は分かっているのかどうか(*_*)仕事しながらも、いつも息子の事が頭から離れず、今のままが続いたりしたら、息子はこのまま社会に馴染めなくなり、生活出来なくなってしまうのではないかと、心配しています。私も精神的に参ってしまった部分があり、ご飯も食べられない事が続き、痩せてしまいました。息子の事を心配し過ぎなのでしょうか?因みに、息子の父親は、息子が1歳7ヶ月の時に亡くなっていますので、その後は、息子と共に実家に戻りました。私一人だったので、いろいろやって来たつもりだったのですが、やはり構いすぎた部分があったのかな?と思うところもあります。今はいろいろ大変な状況の息子ですが、一人息子なので、なんとか今の状況から早く脱出して立ち直って、社会に馴染んだ生活、人並みの生活を送れるようになってほしいと願うばかりです。
投稿日:2019-09-18
返信 1
【公式】若者教育支援センターさん
ひよこママさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
女手一つでの子育て、大変だったかと思います。
まずはお子さんとコミュニケーションを図ってください。
コミュニケーションの方法はこの掲示板に書き込みをいただくほとんどの方に最初にお伝えしている内容を以下にご紹介しますので参考にしてください。
また、19歳といえばほぼ成人です。
成人の引きこもりに関しても対処法をまとめていますのでご紹介します。
投稿日:2019-09-18
返信 2
【公式】若者教育支援センターさん
ひよこママさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2019-09-18
返信 3
【公式】若者教育支援センターさん
ひよこママさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
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投稿日:2019-09-18
返信 4
【公式】若者教育支援センターさん
ひよこママさんへ削除
「成人の引きこもり 対処法」

大人になっての引きこもりの原因やきっかけは、もちろんいろいろあると思います。

仕事だったり、職場の人間関係だったり、恋愛関係からだったりなど。

基本的には、子どもの時に未処理の感情や自己概念によって、現状を生き難くさせてしまっているために、心が悲鳴をあげて、それに応じて、体が動かなくなってしまうというのがほとんどのケースかと思います。

大人になっているので、例えば、仕事に行かなければいけないとか、そういう、どうあるべきかは、既に分かっています。

本来は、やりたいことと、やらなければいけないことのバランスがとれている状態が理想なのですが、やらなければいけないことが強くなりすぎるため、苦しくなっていることが多く一旦、自分自身を緩める必要があります。

大人になってからの引きこもりも、基本的には、意味があって、起きていることです。

きちんとその意味と向き合って、自分が心から納得し、豊かな人生を送れるのが、一番なのです。

■ひきこもりの原因と弊害
ひきこもりの原因は「心の病気」と「社会的ひきこもり」に大別されます。
心の病気の場合は、医療機関で治療を受けることによって、状態の緩和など、改善することが少なくありません。
また、「心の病気」ではない場合には、「社会的ひきこもり」と考えられます、社会的ひきこもりの場合は、その人によって様々原因が考えられますので対処法は多岐にわたります。

ひきこもりがもたらす弊害として、ひきこもりの状態が長く続くと、生活のリズムが不規則になり、心と身体のバランスを乱してしまう可能性があります。
さらに、自身に対する嫌悪感から、孤独と挫折の感情が増し、どんどん外出できなくなってしまう悪循環から抜け出せなくなってしまう場合があります。

■精神疾患によるひきこもり
「ひきこもり」というと、比較的感情的な面や、精神的に強いとか弱いなどといった、精神的な面にばかりに目が行きがちですが統合失調症、パニック障害、うつ病などの精神的な疾患にかかり、恐怖感や不安感非常に強くなることで、人と接することに抵抗を感じたり、身体を動かすことができなくなったりして、ひきこもりになってしまう人もいます。

精神的な疾患の場合、精神科などの受診が必要です。
家から出ることが出来なくなってしまう前に、本人が症状に気づいて受診できれば良いのですが、そうで無い場合は、本人が受診を拒否するなどして、かなり長引くことも考えられます、家族の方が徐々に時間をかけて納得させていく必要があるようです。

食欲不振や不眠が続く
いつもイライラする
気分が落ち込む・・・など。

自分ではどうすることもできない身体の不調から、どうにか開放されたいと思っている場合は、精神科や心療内科などの医療機関を早めに受診しましょう。
自分自身で受診するのが難しい場合には、家族か親戚に相談してみることも必要です。

専門の医療機関を探す場合は、地域の保健所に問い合わせてみると、情報を提供してくれます。

■社会的ひきこもり
ひきこもりでも、その原因が精神障害だとは考えにくく、症状が20代後半までに現れ、6ヶ月以上ひきこもった状態を社会的ひきこもりと言います。

社会的ひきこもりの場合、外出はコンビニへ行く程度はするのですが、家族とも話をせずに自室にずっと閉じこもるなど、他の人との関わりをほとんどもちません、また、生活が昼夜逆転していたりしています。

このような例では、学校や、職場でのイジメや、人間関係が原因で孤立して居場所がなくなり、徐々に部屋に引きこもることが多くなってきて、アルバイトを初めても長続きしなくなっていきます。

ひきこもりの成人や若者が集まる「自助グループ」というものがあります。
自助グループは、同じような悩みを抱えた仲間が援助し合って過ごすので、自分と同じ悩みのある人と語り合うことで、孤立感が和らいだり、仲間づくりのきっかけにもなるようです。

また、上記の例のような場合、他人との接触を避ける傾向があるので、家族も一緒に参加できるような状態から始められるほうがとっつきやすく、家族同士の意見交換なども出来るのでよいかもしれません。

自助グループなどで、仲間と過ごすことが心地良いと感じるようになれば、徐々に人に対する恐怖心がなくなり、外へ出かけることが楽しいと感じるようになるかもしれません。

ひきこもりといってもその原因は、複雑な要因が絡み合っています、そこで、カウンセリングなどを行ない、その原因を少しずつ整理していくことで、徐々に解決への方法を導き出せる場合もあります。

ひきこもりの原因として、うつ病や対人恐怖症などのような精神疾患がみられる場合には、精神科を受診して適切な治療を行う必要があります。

また、外出や、公共交通機関を利用することができない場合などには、さらに段階的な行動療法を行なうために、補助者と一緒に改善を目指す方法もあります。

また、ひきこもりから脱却できても、その後もいくつかの問題が起こることも考えられます。
学生の場合は、年齢により、出席単位や、進学の問題もあるでしょうし社会人の場合でも、履歴書にある空白の期間がどうしても就職活動で不利になってしまいます。

そのために、職業訓練を受けたり、資格を取得したりして、能力を認めてもうなどの方法が考えられます、ムリは禁物ですので、この辺も相談できる環境を整える必要があります。

投稿日:2019-09-18
返信 5
ひよこママさん
返信ありがとうございます削除
まだ、ゆっくりじっくりとは読めていませんが、いろいろとありがとうございます。なんとか、息子を助けたい一心で、いろいろと声かけはしてみるのですが、なかなか前に進まない部分があり、自分の気持ちも落ち着かない感じでいます。私自身も、心療内科に通って薬をもらった事があります。最近は、通えていない状況なのですが、また通わなくてはいけないかな?とも考えているところです。食欲もあまり無く、食べなくてはいけないのは分かっていても食べたくない事が多いです。息子の今の状況は、一旦就職はしたけど挫けてしまった事によって、自分にはどんな仕事が合うのか、何をしたら良いか分からなくて、時間があると部屋にいてネットやゲームをしているので、引きこもりなのかネット依存症なのか、どうなのかな?と複雑に考えています。
投稿日:2019-09-18
返信 6
ひよこママさん
続きです。削除
やはり、心配し過ぎてかまってしまうのも良くないのでしょうか?ほんとに、このままでは息子の将来が心配でなりません。息子自身が、今の状況をこのままではダメだと思っているのなら、早くなんとか改善するように努力してほしいと思っているのですが……。ゲームしている時に話しかけると、うまく会話になりません。ヘッドホンをして、他の人と会話しながらゲームしている時がありますから。息子自身を、心療内科若しくは精神科に連れていった方が良いのでしょうか?私も一緒にかかった方が良いのでしょうか?
投稿日:2019-09-18
返信 7
【公式】若者教育支援センターさん
ひよこママさんへ削除
前回は長文にて失礼しました。
アドバイスさせていただいた内容はゆっくりと読んでいただきご自身のできる範囲で実践してみてください。
さて、子育てに悩み心療内科等にてカウンセリングを受けるケースは少なくありません。
これは決して特別なことではありません。
風邪をひいたら医者にかかりますよね。
子育ての悩みのいわば、「心の風邪」です。
カウンセリングを受けて誰かに話を聴いてもらうだけでも随分違ってきますよ。

まずは焦りは禁物です。
親の焦りは子どもに伝わります。
口には出さなくとも、親が不安そうな顔をしていたら、その原因を自分に向けます。
「親を悲しませているのは自分だ。自分に価値はない」
そんなふうに思って更に殻にこもります。
笑顔で接することで子どもも安心を得られます。
声かけも日常の会話からでいいのです。
「おはよう」「おやすみ」「今日は天気がいいね」などです。
相手からの返事がなくてもそれを継続してみてください。
投稿日:2019-09-19
返信 8
【公式】若者教育支援センターさん
ひよこママさんへ削除
「母子一体感」と「離別感」

「母子一体感」と言うのは字のごとく、
子どもが母親に対して持っている思いです。

お母さんはボク(私)の事を解っていてくれている
…と言う様な、「自分の感情を他人が理解してくれて当たり前だ」と言う甘えの感情を相手にもつ事です。

夫婦で言うと、
「私の事、解ってくれて当然なのに、なんで解ってくれないの。解ってよ!!
私はこれをやって欲しいのよ!!(私のこの気持ちに気付いて欲しいのよ!!)
でも、全く気づかないわ。イライラ、イライラ。」

言わずに解ってくれって、思った事は、きっと誰しもあると思います。
それは夫婦に限らず、親しい友人や親子なら、解っているよね?と言う思いもそうです。

また、「離別感」と言うのは人と人は違う考えを持った生き物であると言う考え方です。
それぞれが違う人間であると言う事を理解している、と言う事。

この離別感を持っていない人は
「私の事、解ってくれて当然なのに、この人は解っていない」
と怒ったり、悲しく思ったりします。

それは「親しき中にも礼儀あり」と言う言葉の通り、
相手と自分との間にパーソナルスペースがある様に、
お互いが一線を引いてのおつきあいが出来ないのです。

要するに、心が子どもと同じなのです。
更に言えば、心が成長していないと言う事です。

相手を尊重し、自分と考えがちがって当然だと思えれば、
自分の思いと違う行動を相手がとってもイラッとしたり、悲しくなったりはしないはずです。

例えば、
ママ友が向こうからやって来た際に
「おはよ~」と、いつもの用にご挨拶をしたのに、
彼女はそのまま私のそばを難しい顔をして通り過ぎてしまった。

そんな時、あなたはどう思いますか??
『あらっ?今日はご機嫌斜めかしら?』で、通り過ぎるのが離別感を持った人。

しかし!
「え?なに?なんなの?今の、スルーされたわ!
私、なにかした??あの人に!!なんか悪い事、言ったかしら??」
そう思って、ドキドキしながら一日中、掃除をしてもお料理をしていても、
自分が彼女に何か悪い事を言ったり、したりしたかもしれない事を過剰に探し始めます。

でも、思い当たらないので不安になって来ます。

「母子一体感」を持ち過ぎて、日常を過ごしている人は常にこの不安にさらされます。
一日が、こんな事で埋まってしまうなんて、もったいないですよね?

☆人と自分は違う人間なのだから考えがちがって当然☆
☆違う意見はなぜ、そこから生まれてくるのか?☆
☆自分の意見は甘えから来るものではないのか?☆

結局、後日そのママ友に聞いてみると、
「えっ、そんなことあった。ごめんね。考えごとしていたのかも…」
と、取るに足らない理由だったりすることは多々あります。

それぞれオトナの対応をして行く事が「離別感」を持って生きると言う事です。

この「離別感」のお話を伝えるとこう返してくる方が時々います。
「そんな対応をして、自分の周りからみんな居なくなっちゃったら不安で…」
「私は子どもの頃、親に甘えさせてもらえなかったから…」
…いろいろご意見もあろうかと思います。

でも、本当にそうでしょうか?
親に甘えられなくても、他に手を差し伸べてくれた人が、誰も居ない人生だったでしょうか?

誰も、私の事を解ってくれないと、思っているならば、あなたは相手のどれだけの事を解っているでしょう?
きっと、一つ相手のいい所を探したら、たくさん出て来ますよ。
そうしたら、感謝の気持ちで満たされる事でしょう。

まず、相手から愛される事を望むのではなく、自分から愛する事をして行くと
きっと、「離別感」と言う事が解ってくると思います。

そして、もし、どうしても相手の事を嫌いならば、自分の事を好かれる必要なんてないです。
オトナとして、一歩引いていればいいのではないでしょうか。
もしくは、相手と正面から向き合い対峙してもいいのではないでしょうか。

自分一人で生きていたら、誰かが必ず声をかけてくれます。
一人で凛として生きていたら、あなたは輝いているので誰かが必ず見つけてくれるのです。

子育ても、この「離別感」が大切です。
いつもべったりとすることが決して良いというわけではありません。

「親」という字は「木」の上に「立って」「見る」と書きます。
通常は高い位置から子どもを俯瞰して見ていて、
いざという時・子どもが求めている時だけ木から降りて、そっと背中を押してあげる。
そんな存在でありたいですよね。

そのくらいの気持ちの方が子育てをゆったりした気持ちで楽しめます。

そして、究極は「自分が自分を好きになること」
だって、生まれてから死ぬまで、一番長く付き合っているのが「自分」なのですから。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【今回の名言】
『ゲシュタルトの祈り』
私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。
私は私。あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。
(フレデリック・S・パールズ/ドイツの精神学者)
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投稿日:2019-09-19
返信 9
【公式】若者教育支援センターさん
ひよこママさんへ削除
今回も長文の連続、失礼しました。
お時間のある際に、ゆっくり、じっくり、お読みください。
子育ても同様、一歩、一歩、ゆっくり、ご自分のペースで!
「三歩進んで、二歩下がる」の意識でよいのです。

「大切なのは、かつてでもない、これからでもない、ひと呼吸・ひと呼吸の今である(坂村真民)」
投稿日:2019-09-19
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