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お悩みNO.661
ショートケーキさん
シングルマザー 問題行動削除
シングルマザーで小6になる息子がいます。ここ毎日の様になにかしらある日々でした。知らない音楽プレイヤーを持っていたり。家のお金を取ったり。帰る時間も非常に遅く深夜になることもあります。平気で嘘をつき、がんばっていたスポーツもやめたいと言って、中学生と遊んでいます。親子関係が破綻しています。親として反省の日々です。息子をなんとか楽しい充実した日々を過ごさせてあげたい、そう思っています。なんとか息子を救い出したいです。宜しくお願い致します。
投稿日:2017-04-25
返信 1
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
愚かな質問とは思いませんよ。
どんなご質問もご相談者からすれば深刻なお悩みです。
これからも我々は真摯に受け止め、真剣にお答えいたします。

また、書き込みの削除は問題ございません。
様々なご事情があるかと存じますので、都度ご判断いただき、削除等のご対応をしていただければ幸いです。
投稿日:2017-04-25
返信 2
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
さて、問題行動について。
まず、お金は子どもの目につくところに置かないというのが難しいとのことですが、これは徹底してください。
どんな手段を使ってでも管理の徹底が必要です。
取れる環境を作らないというのも親の役目です。

誕生日プレゼントは最近の行動から鑑みてなし・・・というのは止めましょう。
罰を与えるような解決策はいつか破綻しますし、親子の関係を深めることにはつながりません。

したがって今回の時計をそれにあてがうのも悪くはありません。
ただし、「ダメなものはダメ。良いものは良い」をしっかりと伝える必要はあります。
今回の行動で「なにが悪かったか。なぜ悪いのか」をしっかりと説明し、納得したうえで、プレゼントを渡した方がよいでしょう。
投稿日:2017-04-25
返信 3
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
鞄チェックの件ですが、ケースバイケースです。
・・・というのも、チェックが必要な場合もあれば、見ない方が良い場合もあります。

今までのパターンを書いて頂きましたが、基本はその対応で構いません。
そして、明らかに怪しいもの・・・例えば、大金とか、高額な商品とか、あるいは、タバコなどがあった場合は、徹底的に叱りましょう。

目的は叱ることではなく、それらのものが原因で先々、トラブルに巻き込まれたり、道を踏み外したりしないためです。

シングルマザーということで、一人二役で大変かと存じますが、親くらいしか叱れる大人はいません。
強い信念のもと、取り組んでみてください。

そして、この掲示板を頼ってください。
これからは、お一人ではなく、味方がいると思ってくださいね。
投稿日:2017-04-27
返信 4
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
帰宅時間はそのご家庭ごとでまちまちだとは思いますが、18:30と決めているのであればそれを徹底させることが大事です。
ある時は許し、ある時は許さないという曖昧なルールではルールを決める意味がありません。

毎日続くから注意し、続かなければ許すというのもダメです。
決めたルールは一回でも破ったら注意すべきです。

ルールは作ることが目的ではありません。
でもルールを作らなければ守れないってこともあります。
そして、ルールを破ったときのルールも合わせて策定してください。

そして、一番大事なのは、そのルールをなぜ作るのかという説明もしてあげてください。
投稿日:2017-05-04
返信 5
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
小6でその時間はやはり遅いです。
何度も何度も話をしていくのと同時に、やはりペナルティは必要です。
ネットを見せないのはひとつの手段として悪くないです。
そして、「ダメなものはダメ」を今のうちからしっかりと伝えるべきです。
投稿日:2017-05-11
返信 6
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
親であれば子どもの服があったものか、なかったものかは分かるはずですよね。

今回はぜったいに譲らないことです。
親の本気を見せるチャンスです。

もちろん、叱ること、怒ることが目的ではありません。
おっしゃる通り「あなたが可愛いから履かせられない」
これが本音であり目的であり、正しい言葉です。

今は興奮していて話し合いもできないでしょう。
でも、再度冷静になったときに腹を割ってじっくり話し合ってください。
大前提は「子どもを愛している」「生まれてくれてありがとう」の精神です。

勝手に買ったのか、盗んできたかは二の次です。
(もちろん、盗品であればそれは犯罪ですから、お店に謝罪して返却・または買取です)

大事なのは嘘をつかず、正直に話せるようにすることです。
投稿日:2017-05-12
返信 7
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
これはまだ確定したわけではありません。
でも、万が一、盗んだものであれば、その行為をとがめるだけではなく、その背景にある心理も事前に知っておいて欲しいです。

我々でまとめていますので参考にしてください。
※あくまでも、知っていて損はない・・・というレベルで。
投稿日:2017-05-12
返信 8
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
「子どもの盗み癖の心理と対処法」

自分の子どもが人のものを盗むなんてことが考えられますか?
意外と子どもに盗み癖があるご家庭が多いこと。そしてどのように対処すれば良いのか分からない親御さんは多いです。
人の物を盗む、あるいはお金を盗むということは(たとえ親のお金を盗んだとしても)その行為自体、立派な犯罪ですから許してはならない行動です。

しかしそれが発覚した時、親は感情に任せた対応をしてはいけません。
もし、わが子に盗み癖があるのが判明してどうすれば良いのか分からないっていう親御さんは早めの対応と教育を施す必要がありますからぜひ参考になさってください。

■子どもの盗み癖、その心理とは
子どもの盗み癖について、親としては中々受け入れることが難しい事実ですね。
盗み癖にはちゃんとした理由となる心理があります。
その原因さえ親が押さえれば小児期、遅くとも高校生頃には落ち着いてくるのでしっかりと、子どものこと親子のこと家庭のことを振り返ってみてください。

つい盗んでしまうもしくは意図的に盗むという行為には
「自分をちゃんと見て欲しい」「自分を心配して欲しい」「自分を叱って欲しい」という子どもの心理が働きます。
これは親に対する自己主張アピールなのです。
言葉にならない心の声・・・叫びに近いのではないでしょうか。
精神的に親の愛情や心を必要としているのです。
子ども自身がただ悪いのではありません。

物事の良し悪しで片付く問題ではないということです。
もちろんしてはいけないことはやってはならないのですがそういうこととは別に子どもの中で悲痛な心の叫びがあるのです。
親御さんには今一度振り返って欲しいと思います。

子どもに無関心ではなかったか
世間体ばかり気にしていなかったか
子どもの気持ちに寄り添っていたか
ちゃんと真正面から向き合っていたか

そんな状況下で自分を見て欲しいと思っている子どもは自分のアピール手段として物を盗みます。

ポイントは子どもが胸を痛めるほどに感じている「寂しさ」です。
子どもは、どの年齢の子でも親に注目してもらいたいものです。

なぜ子どもが盗みなんて・・・と、被害者意識でいるととんだ勘違いから最悪な結果を招きます。
その行動の本質を見ていかないと盗み癖からの悪循環が始まりますから余程注意が必要です。

親の心が子どもに向いているのかどうかは親が思っているより子どもは敏感に感じ取ります。
■子どもに盗み癖がある時の対処法とは?
子どもが親に注目されたいということをご理解いただけたかと思います。
関心を持って接してくれているかどうか敏感に察知します。
子どもに盗み癖があると分かってそれをどうしたら良いのか分からない時は一旦、自分のことを一切しないで子どもと関わるということをやってみてください。
本気で子どもの盗み癖を直したいならば「忙しい」とか「後にして」などの言葉を封印して自分のことをないがしろにしてでも「子どもを見つめる」「子どもと一緒の時間を過ごす」「子どもの会話すること」「そして子どもの気持ちを話してもらえる親」になってください。
子どもに注目して心を掛けるだけで事態は大きく変化し、落ち着きが戻ってきます。

しかし、盗み癖を直したいからそうするのとは違うと思います。
事態を良くするための対処法ではなく子どもを心から見つめることが親の幸せで子どもの気持ちに寄り添いたいと心から思えることが大事です。

子どもって愛されて生まれてきたことや日々愛されていることを実感したいのです。
あなたは大事なんだよって言ってもらいたいのです。
その大前提は「生まれてくれてありがとう」です。
投稿日:2017-05-12
返信 9
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
まずズボンの件。
渡してもいいと思います。

その代り、これからは必ず正直になんでも言うこと。
母子2人だけなのだから、これからは何でも話していこうね。
お母さんもそうするから・・・と。

一番怖いのは、なんでもかんでも禁止や取り上げをしてしまうことで、それをさせないために隠し事をし続けて、問題が大きくなってからはじめて親が知るという現象です。
これだけは避けたいです。

担任の件。
報告や相談は続けましょう。
そして、「これだけは子どもには内密に」という点があればそれはしっかりと伝えてそれを厳守してもらうこと。

子どもに対しては「先生には相談はする」と言ってもいいですよ。
それは決して悪いことではないのだから。

投稿日:2017-05-13
返信 10
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
R指定の映画を見せてしまって反省されているとのこと。
でも、そこまで悲観的になる必要はありません。
もちろん、R指定されているにはそれだけの理由があります。
でも、見せてしまったのですから、今でいることは、暴力的なシーンや喫煙のシーンを見た際に親(成人)としての意見や助言を入れながら見ればいいのです。

一切情報をシャットアウトするのも難しい時代になっています。
隠れてコソコソ見られても嫌ですよね。
であれば、今回のように親子で共に見て、NGなシーンはなぜダメなのかを一緒に考える機会にするようにしたらいいと思います。

投稿日:2017-05-14
返信 11
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
映画「スタンド・バイ・ミー」は未成年の喫煙等、問題のシーンもありますが、少年の心に残る名作でもあると思います。
国や時代は違っても少年時代には似たような経験をするものではないでしょうか。
むしろ、この映画を観て、冒険心や友情の大切さ等を感じてもらえればと思います。
投稿日:2017-05-14
返信 12
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
友人関係は頭の痛い問題ですね。
あまり、干渉し過ぎると嫌がります(特に男の子は)。
でも、干渉しないでほったらかしだと何をしでかすか不安になりますよね。

大切なことは信じて任せること。
でも、「これだけは守って欲しい」という項目はあるはず。
それは常に伝え続けることです。

友だち同士でそんな場面になった際に、「そう言えば親に言われてたな」って思い出してもらうために。
そして、どんなにノリでそうなりそうになっても思い留まってもらうために。
投稿日:2017-05-14
返信 13
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
あるカウンセリングをしていた事例です。
そのご家庭もお子さんが荒れていて、未成年ながら飲酒、喫煙、万引き、カツアゲ・・・等、悪事の限りを尽くしていて親もほとほと困り果ててしました。
でも、「我が家の家訓」的なことは常に伝え続けていました。
最初はそんな約束は守ってもらえませんでしたが、ある時に「これはやっぱりマズい」と思ったお子さんは、友人たちに「もうこんなことは止めよう」と言って周囲も賛同したそうです。

その悪グループの連中も実は誰かが止めてくれるのを待っていたらしいのです。

そんな事例もありますので、地道に諦めず、親の想いを伝え続けてください。
投稿日:2017-05-14
返信 14
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
その際は「なぜダメなのか」の理由もしっかりと伝えることです。
例えば「未成年の飲酒」
法律で決まっているから・・・だけでは説得性に欠けますし、むしろ反抗的になります。
理論的な説明が必要です。

例として以下をご紹介しますね。
投稿日:2017-05-14
返信 15
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
「未成年の飲酒」①

■未成年者は、飲んではいけない、絶対に。
当然のことですが、法律で禁止されているため、未成年者はお酒を飲んではいけません。
また、アルコールには麻酔作用があるので、未成年者が飲み方や適量もわからず無理に飲むと、急性アルコール中毒を起こしやすいのです。もし、誰かに勧められても、きちんと断ることが大切です。

~未成年者のみなさんへ~
お酒の上手な断り方をマスターしよう!
はっきり「飲まない!」と意志を伝えよう。
「いやだ」という意思をきっぱり相手に示すのが、ベストな方法。それでも、しつこく勧められるときは、その場を去ることもひとつの手段です。また、未成年者にお酒を勧めると、法律で罰せられることを伝えましょう。
飲まない理由があることをわかってもらおう。
「部活動に支障が出るから」、「親と約束しているから」など、自分が大切にしていることを理由に断りましょう。相手を納得させるためには、Webや本などから得た知識を使って説明することも有効です。
未成年者の飲酒はいけないと、正論を主張しよう。
未成年者にとって「飲酒しない」という選択は、法律の上からも当たり前のこと。断っても何も悪くはないのだから、お酒を勧められても、自信を持って反論しましょう。

未成年者の飲酒は、さまざまな悪影響を受けやすい!
未成年者飲酒の悪影響には、「身体的な影響」、「精神面における影響」、「社会性への影響」があります。
身体的な影響とは?
脳の発達に影響する「脳障害」
脳が成長している時期にお酒を飲むと、脳の神経細胞を破壊し、脳萎縮を早くもたらす危険があります。
二次性徴を遅らせる「性腺機能障害」
アルコールが二次性徴に必要な性ホルモンに悪影響を及ぼし、男子はインポテンツなどに、女子は生理不順や無月経になることがあります。
その他の「身体への悪影響」
>> 過度の飲酒をすると、アルコールに慣れていないため酔いの程度が強くなり、「急性アルコール中毒」につながりやすい。
>> 脂肪肝や肝硬変などの「肝臓障害」をひき起こしてしまう。
>> すい炎や糖尿病などの「すい臓障害」をひき起こしてしまう。
精神面における影響とは?
とっても恐い、若者の「アルコール依存症」
最終的に死の危険もある「アルコール依存症」は、飲酒開始年齢が若いほど発症するケースが多いとされます。特に未成年期は、飲酒に対する自己規制がきかなくなりやすく、その危険性が高まります。

その他の「精神面への悪影響」
>> 集中力が続かず、学習する意欲が低下してしまう。
>> 未来思考・未来展望を喪失し、将来についてどうでもよくなってしまう。
>> 精神的成長や心理的発達が停止し、人生の幅を狭めていってしまう。
>> 怒りっぽくなる、自己中心的になるなど、性格が変わってしまう。
社会性への影響とは?
自分も他人も傷つける、「暴力行為」や「性的非行」
若い時期からお酒を飲み始めた人ほど、不慮の事故に巻き込まれる危険が高いといわれています。また、理性的な行動ができなくなり、性犯罪や危険な性行動などを起こす可能性も上がることがわかっています。
その他の「社会性への悪影響」
>> 飲酒運転をしてしまい、交通事故を起こしてしまう。
>> 怠学、成績不振、中退など、学校での生活に支障をきたしてしまう。
>> 作業能率の低下、無断欠勤の増加など、職場での適応が難しくなってしまう。
>> 浪費や借金などの金銭トラブルを起こすようになってしまう。
投稿日:2017-05-14
返信 16
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
「未成年の飲酒」②

子どもの飲酒を助長する、大人の間違った考え方。
多くの大人は、未成年者飲酒について寛大な意見を持っているようです。しかし、どのような理由があっても、未成年者の飲酒が法律で禁止されていることに変わりはありません。あなたも、次のような誤った考え方をしていませんか?
×子どもを信じて、任せている。
子ども自身が飲みたいと思うならしょうがない。
小さい子どもじゃないので、細かいことを言う必要はない。
×親公認の飲酒なら悪くない。
隠れて飲まれるより、親と一緒に飲むほうが安心だ。
未成年のうちから飲んで、お酒に慣れてほしい。
親がよいと言っているのだから、他人に口出しされたくない。
×時々なら飲酒をしても構わない。
特別な日だけは、飲酒を許してもよいと思う。
ちょっと酔うぐらいなら、飲んでも大丈夫だ。
×子どもにしっかり注意できない。
自分も未成年時に飲んでいたので、強く言えない。
注意はしているが、子どもが従わない。

こんなときに気をつけて!
未成年者に飲酒を勧めてしまう、さまざまなシーン。
×自分が飲んでいると、ついつい子どもに1杯勧めてしまう。
×お正月やお祭りなどの特別な日に、未成年者へお酒を勧めてしまう。
×結婚式など、親戚の集まる席で、未成年者に飲ませてしまう。
×「頑張ったごほうびに飲ませて」などとねだられて、つい飲酒を許してしまう。
未成年者の飲酒を止められるのは、「大人」しかいない。
子どもの飲酒には、親や周りの大人が責任を持たなければなりません。毅然とした態度で未成年を説得しましょう。
まずは大人が、しっかりとけじめをつけよう!
“未成年者の飲酒は絶対にダメ!”という姿勢を貫くことが大切です。
大人のスタンスが曖昧では、未成年者は注意を聞いてくれません。「特別な日だから」という独自の例外、「少量だから」という勝手な基準などで、容認してはいけません。
未成年者飲酒が禁じられている理由をきちんと説明しよう!
もしも、子どもが飲酒をした場合、頭ごなしに叱っては逆効果になることもあります。成長期の大事な心と身体を守るために禁止されていることを、よく理解させましょう。
「さまざまな悪影響」へ
飲酒を勧められたときの断り方を教えよう!
子どもたちは親や親戚、友達など、さまざまな人から飲酒の誘いを受けます。どんなときでもはっきり断れるように、日頃から“断り方”について話し合っておきましょう。
普段から、何でも話し合える関係を築いておこう!
日常のコミュニケーションを通じて、子どもが親の意見を受け入れやすい関係をつくりましょう。
投稿日:2017-05-14
返信 17
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
いかがでしょう。
参考にして頂ければ幸いです。

そして、ご不安なときは以下も参考に!
投稿日:2017-05-14
返信 18
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
「思春期・反抗期 対処法」

■反抗期は自律のための儀式
「反抗期は、親と子の別れ、自立のための儀式です。
喜怒哀楽を思う存分に分かち合いましょう! 」

これは、私が反抗期の子供を抱えて相談に来られるお母さんにお伝えするメッセージです。
子どもが反抗期になりますと、非行に走りはしないか、 暴力をふるわれたりはしないかとびくびくしたり、怖がったりするお母さんがおられますが、自分の産んだ子を怖がっていたのではどうしようもありません。
ですから、反抗期に大切なことは、子どもに負けないということです。
そして、どれだけぶつかり合うかということです。

反抗期というのは嵐の晩、一艘の船に親子に迎えあわせに乗っているようなものだと思うのです。
どうせ揺れるのなら大きく揺れ動けばいいのです。
イヤッというほど葛藤が多ければ多いほど、子供はスッと自立するものです。
反抗期は親子の存在をこれでもかこれでもかと確かめ合う時期ではないでしょうか。
過ぎてしまえば寂しすぎるほどで、家族にとっては、一番にぎやかな時期といえるでしょう。

ところが今の親(特に母親に多い)は、子どもと真正面から向き合っていないケースが多いのではないでしょうか。
それは本をただせば子育てに自信がないからだと思います。
その原因はいろいろあるでしょうけれど、一つにはいじめや自殺、ひきこもりといったマスコミから流される情報に振り回されて親が不安をかき立てられて、それが自信のなさにつながっているように思います。

何から手を付けていいのかわからず心配性になっているのでしょう。
案外、仕事が忙しいからと逃げているケースも多く見受けられます。
つまり、子どもの心が見えないのではなくて、見える位置に立とうとしていないということです。

親が子育ての上でできることは何かといえば、「待つ」「見守る」「じゃまをしない」ということです。
そして、子供が育つ上で大切なことは、「食べる」「寝る」「遊ぶ」の三つです。

このそれぞれの三つのリズムを周りに振り回されることなく親と子できっちりと守ることができれば、子供は健やかに育ってくれます。
これは動物の子育てに学ぶところが多いのですが、当たり前のリズムを守ることが子育ての基本で、人間の場合には、これに学びが入るわけです。

ところがこの学びが問題で、今の親は学力ばかりに気を取られて、リズムを崩してしまうことが多いように思います。
成績が良いからといって心に問題がないとは限りません。
子どもには子どもらしい環境、時間を整えてあげることが大切ではないでしょうか。

■ブーメラン!言った言葉、態度は必ず返ってくる
ところで、反抗期は思春期に限ったことではありません。
生まれてから、二、三歳の頃に第一反抗期が始まり、その後も大なり小なり続くわけですが、中でも「三つ子の魂百まで」と言われるように、幼少期思春期を支える土台となります。
また、親が子どもに言った言葉や態度は、必ず反抗期に戻ってきます。
では、生まれてから思春期までの子どもにどのように接すればよいのでしょうか?
各年代別にまとめました。該当しない年代もあるでしょうが参考にしてください。

●0歳~3歳
おんぶ・抱っこ・一緒にねんねと、スキンシップの時期。母と子の信頼関係は、ここからスタートします。

●3歳~6歳
自己主張が一番強い時期で親の世話をとても嫌います。
自己主張、自立の時期です。
何でも「自分で、自分で」となりますので、この時期は子どもがやりたいことを思いっきりやらせましょう。
少々のことは大目に見てあげればいいのですが、よく子どもと同じレベルのお母さんがおられますね。

「お母さん嫌い、自分でやる。ダメ、やる。」
「そんなこと言う子、お母さんも嫌い。」

「ダメ、イヤ」が同じレベルなのです。
これではいけません。
子どもが「自分で」と言ったことには、できる限り手を出さずに見守ってあげることが大切です。
そして「上手ね」と言って褒めてあげる。あるいは共感してあげればいいのです。
とにかくこの幼児期のいろんな小さな体験の積み重ねがとても大切で、それが生きる力のバネとなるのです。

●小学校低学年期
家庭中心の生活から学校中心の生活になります。
いわゆる「先生中心のメダカ社会」です。
その中でも三、四年生は中間反抗期といって、しきりに言い返す、口答えをする時期です。

そんなときは軽く受け流すくらいの余裕を持ちたいものです。
でも中には反抗の仕方を教えているようなお母さんもいますね。
「あらまあ、あなたって随分頭がよいのね」と感心すれば良いだけなのですが、親が子どもに言い返したり悪態をついたりして、子どもがグーの音も出なくなるほどやり込めてしまうのは考えものです。

それからこの時期に親がしてしまいがちなのが、「○○すれば△△してあげる(買ってあげる)」という交換条件をつけてしまうことです。
これは交換条件を提示しないと何もしない子どもになってしまいます。
それは親が子どもに負けてしまった姿であり、親がいけないのです。

あとは「やれ」と命令されればイヤになりますから、むしろお願いしてみることをお勧めします。
子どもはたいていのことは聞いてくれますよ。

●小学校高学年期
ギャクングエイジといわれ、集団で遊ぶ時期です。
仲間とのつながりができ、グループで行動する時期です。
これができないと、むしろ思春期のステップを踏み外しやすいものです。

そしてこの頃には、学校で性教育が始まります。
また、心と身体がアンバランスな時期であり、反抗もさらにダイナミックになって「うるせー、てめー」と暴言を吐いたり、壊す、割る、殴るなど、物に当たることも多くなります。

しかもこの時期は父親を意識して尊敬し始める反面、お母さんをとにかく嫌うようになります。
そうなりますと母親の方も必死になってオロオロしだすケースがありますが、まだまだかわいい時期です。
子どもを恐れずしっかり向かい合いましょう。

要はお母さんがどれくらい子どものことがかわいくて、許容できるかということなのです。
そしてもし問題が起きた場合は、お母さんとの関わり合いが一番です。
ともかく子どもを信頼して大きく受容する。
受け止めてあげて、「あんたに任したよ」の一言で解決する場合も随分あります。

●中高生期
この時期は、成績・異性・将来の何かと気になる三つ感情の起伏は激しくなり、幸福と絶望が交錯する時期です。
それだけに気分の浮き沈みが激しい不安定な時期ですので、特に男の子の場合は、会話でしっかりと抱きしめ(I love you」の声援をでっかく送りましょう!)。
いわゆる二人称の関係が非常に大事で、「お母さんはなんと言われてもいい。あんたのためにどう思われてもいいんだよ。だってうちの子だもん。私が産んだ大切な子なんだもん」という言葉や態度が、子どもの心の安定につながります。

他人にどう思われようが構わないという姿勢がとても大切です。
ところが、たいてい子どもが非行に走り始めると、近所にどう思われるだろうか、誰それの家にどう思われるかという、親の見栄が子どもをおかしな方に導いてしまうのです。
特に母親はやはり子どもの心の居場所になれる、そういう親であること。
そして本当に必要なときに手を貸すことができる親であることが大事だと思います。

それから、反抗期になると、それまで子どものことにはあまり関わらなかった父親が、突然、口を挟むことがありますが、これは場合によっては逆効果になることがあって、わざわざ非行に走らせることになる、大きな要因となります。
つまり、これまで子育てをずっと母親任せにしていた父親が突然出てくると反抗期の子どもにすれば、「何を今更、そんなこと言われる筋合いない。父親は何もお母さんの助けもしないで」とかえって反発を招いてしまうのです。
だいたい父親の接し方は怒ったり、怒鳴ったりの一辺倒過ぎるのです。
それではなかなかうまくいきません。

反抗期の父親の関わり方、特に息子との関わり方はすごく大事です。
「おれは父親だ」と肩に力を入れ過ぎて、やたらに権威を振るうこともないと思います。
「すまなかったなあ。今まではちょっと忙しかったから構わなかったけれども。できればお父さんも仲間に入れてくれる?」と言えば、男同士でもきっと仲良くなれますよ。
いずれにしても、思春期は不機嫌で無愛想なものです。そのことを良く理解した上で接してあげましょう。

●メッセージ
ゆとりを持ちましょう!
子育てに行き詰まったら、とにかく外に出て行くことをお勧めします。
一日中家の中でずっと考えていても何も解決できません。
外に出て、同じ年ごろの同じ立場のお母さんたちと話を交わすだけでもかなり違います。

また、草花や自然を眺めたり、動物を飼ったりするのも良いでしょう。
親(特に母親)の、ゆとり、安定感が子育てには何より大切です。
これは時間的なゆとりではなく、気持ちのゆとりです。
ゆとりはゆとりを生みます。

例えば、幼児期の場合であれば、子供と一緒の外に出て、五分でもいいからちょっと手足を止めて、道端に咲く一本の花や夕焼けを見て「きれいね」って語りかける。
このゆとりが、優しいゆとりのある子を育てるもとになるわけです。

反抗期においても同じ事でしょう。
我々は良く「反抗期は大波小波のサーフィン」とお話するのですが、親子で「さあ次はどんな波が来るかな」とむしろ楽しみに待ち受ける。
この先の社会のタタキ台、しっかりと受け止めさえすれば、すべて肥やしになります。
それくらいの気持ちのゆとりを持ちたいですね。

■子どもの一生のうちの貴重な時期
子どもにとって反抗期は人生のプロセス、自立するためのステップです。
それまでは親を人生のモデルにしてきたわけですが、反抗期になると、親を軽蔑したりして、親を乗り越えよう乗り越えようとする時期です。
いずれ社会に立つ上でのタタキ台であり、甘え・依存からの決別の時であり、なくてはならない時期なのです。

また、自分で自分をどうすればいいのか分からない、ある意味つらい時期とも言えるでしょう。
ですから、親子で喜怒哀楽を思う存分分かち合い、別れの瞬間を確かめ合えばいいと思います。

子どもに残せるものは、大学教育でも何でもありません。
ともに交わす会話、言葉であり、それらすべてが親から子へのメッセージであり、親から子への遺言なのです。
怖がらずに、恐れずに、逃げずに、反抗したいだけ、させるだけさせましょう。

スッ!と自立します。
過ぎてみれば寂しすぎるほど・・・。
投稿日:2017-05-14
返信 19
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
「子育て四訓」

一.乳児はしっかり肌を離すな
二.幼児は肌を離せ、手を離すな
三.少年は手を離せ、目を離すな
四.青年は目を離せ、心を離すな

子どもたちの問題行動が、人間愛、親子愛の欠落に起因している部分が多いと言われています。
問題行動の背景に愛情不足や親子の分離不安があり、いわゆる、親や社会に対する“甘え”があります。
しかし、そうした子どもたちに「甘えるな!」といってみても、そうせざるを得ない過程を経てきているのです。
親としても、大人としても、社会としても、そこに目を向けることが必要です。

「一.乳児はしっかり肌を離すな」
胎児期には、文字通り母子は臍の緒でつながり、羊水の中で守られています。
出生と同時に赤ちゃんは外界にさらされ不安になり、その心の安定を保つためにも、しっかりと肌と肌を触れ合わせることが大切なのです。
サルの子育てで言えば「抱いてちょうだい」の時期です。
人間は生まれて一年間はほとんど受身の状態で、二足歩行ができるまでは、母親の胸は“子宮”の延長であり、しっかり抱かれることによって、赤ちゃんは「守られている」「かわいがられている」と無意識のうちに感じ、信頼し安心するのです。
それが、愛情や信頼、情緒安定、他人を思いやる心など、人間形成の基盤になります。
乳児期の親子の接触はとても大切なのです

「二.幼児は肌を離せ 手を離すな」
幼児は乳離れをするが、一気に離すのではなく、常に親がそばにいることで、「心配しなくてもいいよ」という安心感を与えることが大切。
サルの子育てで言えば「下ろしてちょうだい」の時期。
ちょっと周囲のものに注意や関心があり、自立させるための第一段階だ。自立に目覚める幼児期は、完全な保護から社会に向いて一歩を踏み出す時期といえます。
昨今、子育ては苦痛なもの、苦しみを伴うものという感覚を植えつけ過ぎ、安易に生きることが奨励されすぎていますが、。本当の生きる喜びとは、親子の絆を大切にし、温かい家庭を作り、その延長として健全な社会を形成していく、そうした家庭の社会的意義について考えたいものです。

「三.少年は手を離せ 目を離すな」
少年(少女)は、友達との付き合いによって社会性が育つ時期なので、ここではしっかりと手を離し、活動範囲を広げてやらないといけません。
ただし、いろんな危険があるので、目を離してはいけません。
サルの子育てでいえば、『一人にしてちょうだい』という時期であり、親猿はこの時期、遠くから子猿を見守り、子どもが何かで声をあげるとすっ飛んでいくのです。
人間も学ぶべきところが多いのではないでしょうか。
この時期、子どもが親に反抗したり、非行や問題行動に走ったり、いろんなことで苦しい思いをするかもしれません。
しかし、それは成長の過程です。
親として逃げず、共に成長することを心がけるべきなのではないでしょうか。
子どもの荒れの背景には、親や友人に『こちらを向いてほしい』というメッセージであることが多いです。

「四.青年は目を離せ 心を離すな」
青年期にまでなると、完全に自立していくために、自分なりの生きがい、進路を歩んでいくときであるが、気持ちの上では、心を離してはいけないということです。

いずれにしても、子育ての最終的な責任は親にあるという基本を忘れてはいけません。
投稿日:2017-05-14
返信 20
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
お気持ちは分かりますが、家に入れないのは絶対にいけません。
お子さんが癇癪を起し、そのままどこかに出かけて、そこでトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。
恐怖を与えて言うことを聞かせるのは人間に対してではなく、家畜に対してです。

叱らないのは効果的かもしれません。
でも、「叱らない=無関心」ではありません。
「無関心」も上記同様一番ダメな方法です。

人は皆、誰かから認められたいという欲求があります。
専門的には「承認欲求」と言います。

何も言わずに関心を示さないことで、その欲求は満たされず、マイナスな方向に心が動いてしまうのです。

ある実験結果をご紹介しますね。
「A・B・C」のコップに水を入れます。
Aにはプラスの言葉を、Bにはマイナスの言葉、Cには何も話しかけません。
一番最初に水が腐ってしまうのはどのコップだと思いますか。
…答えは「C」です。
AとBは言葉のプラス・マイナスの違いはありますが、関心を示しているということです。
Cはまったくの無関心ということです。

人間の体の約70%は水分です。
そのことを考えると語り掛けることの重要性はご理解いただけると思います。
投稿日:2017-05-15
返信 21
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
何度も何度も伝えても守れなければ、
何度も何度も何度も何度も伝えるのです。

100回言っても分からなければ、101回目を伝えればいいのです。

後は伝え方です。
何度も何度も伝えても、伝わらなければ「伝え方」を工夫してみるのです。

要するに「説得のテクニック」を使うのです。
これに関しては、以下にご紹介しますので、お子さんとの会話の参考にしてください。
投稿日:2017-05-15
返信 22
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
「説得のテクニック(一面提示と両面提示)」

人を説得する際には2つのテクニックがあります。それは「一面提示」と「両面提示」という手法です。
「一面提示」とは、商品や物事の良い特徴ばかりを並べて、その素晴らしさを伝えるという手法。
「両面提示」とは、商品や物事のメリットとデメリットの両面を提示する手法です。

例えば・・・家電屋さんでエアコンを購入しようとしている場合、どのエアコンがいいのか分からないで迷っていたとします。そして、店員さんに『どのエアコンがいいのか分からない』と伝えた際の店員さんの反応をイメージしてください。

「一面提示」でメリットだけ伝えられた場合
『こちらのエアコンは当店で一番人気のエアコンです。』
『こちらのエアコンは環境に配慮した最先端のエアコンです。』
『こちらのエアコンは〇〇社の製品なので、サポートが大変充実しています。』
などと店員は売りたい商品のメリットだけを提示します。

「両面提示」でメリットとデメリットを伝えられた場合
『こちらのエアコンは価格が少々高めですが、当店一押しの人気商品です。』
『このエアコンは只今入荷待ちの商品となっておりますが、環境に配慮した最先端のエアコンです。』
『このエアコンは型落ちのエアコンですが、〇〇社の製品なのでサポートが充実しています。』
などと店員は売りたい商品のメリットとデメリットの両方を提示します。

どちらの提示方法がより説得力があるでしょう?
一般的にはメリットとデメリットの両方を伝える「両面提示」の方が説得力は高まると言われています。デメリットを提示すると、一見商品の価値を下げる様にも思われますが、顧客心理の不安材料を先に消しておく事で、信頼を得る効果があります。メリットしか提示しなかった場合、顧客は逆に反発して逆効果になる事があります。これはブーメラン効果という心理的現象が影響しています

自己アピールするときも、自分の強い部分だけでなく、弱い部分も見せることで、相手との信頼関係(ラポール)を構築しやすくなります。

子育てで当てはめてみましょう。
子どもに日常の生活を正すように伝いたい場合をイメージしてみてください。
一面提示/『朝、時間通りに早く起きて食事(勉強)をしなさい』
両面提示/『朝、時間通りに早く起きることは眠くて辛いかもしれないけど、一日を長く効果的に使えるからゲームの時間もその分取れるんじゃないかな』

この両面提示を行ううえで重要なことは、ネガティブな情報を先に提示したあと、ポジティブな情報を提示することです。最後にネガティブな情報を持ってくると、ネガティブな印象だけが残ってしまうからです。
投稿日:2017-05-15
返信 23
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
やってはいけないことをやってしまった場合・・・。
「ごめんね」のひと言でいいのです。
親だって人間です。
感情があります。
あまり過度に感情を押し殺し過ぎると逆に親が参ってしまいますよ。

そして、「子どもと同じ土俵に立たないためには・・・」

それはいい意味での「離別感」を持つことです。
これは「無関心になる」ことではありません。
親が無関心では子どもの自己肯定感を育むことはできません。

「 離別感 」とは、「 相手は違う人間であることを認め、尊重すること 」です。
その反対側にあるのが、「母子一体感 」です。
「母子一体感 」とは文字通りで、「 相手は、自分と同じだと感じること 」です。

親子であっても「私」と「相手」は違うのだという距離感覚が、何よりも大切です。

「親」という字は「木」の上に「立って」「見る」と書きます。
高い木の上から俯瞰して子どもを見守ることも必要です。

それが、子どもとは違う土俵に立つということではないでしょうか。
投稿日:2017-05-16
返信 24
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
カーネーション・・・嬉しいですね。
そのようなときは心から喜んで、その嬉しい気持ちを思いっきり伝えましょう。
人は誰かに認めれもらえると嬉しいものですし、それが親から認められた、親に喜んでもらえたと思えればなおさらです。

ショートケーキさんは理性がないわけでもなく、愛情不足でもありません。
子育ては理屈じゃないのです。
人は「感じて動く」から「感動」なのです。
「理屈で動く」「理動」なんて言葉はありませんよね。

親だから感情的にもなるし、時には理性を失ってしまうのです。
それでいいのです。

でも、お伝えしたように「言い過ぎた」「やり過ぎた」と感じたら「ごめんね」を言いましょう。
その繰り返しが、親子の絆を深めます。

ただし、やはり「ダメなものはダメ」「よそはよそ、家は家」の視点も大切です。
また、「お金が家に落ちていた」という屁理屈も通じません。
万が一、そうであったら、「それは家のものであなたのものではない」ということをしっかりと伝えましょう。
投稿日:2017-05-16
返信 25
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
はい、また書いてください。
我々が受け止めます。

これからお子さんは体格も大きくなり、力ではかなわないと思いますが、これは永遠に続くものではありません。

そう信じてください。

そして、今の辛さが過去になったとき、「あの時頑張ったから今の幸せがある」と思えるようになります。

これも信じてください。

それまでは我々が受け止めます。
女手ひとつでご苦労はあるかと存じますが、決してひとりではないと思ってくださいね。
投稿日:2017-05-19
返信 26
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
そうおっしゃていただくと我々も嬉しいです。
必ず活路は見出せます。

止まない雨はありません。
明けない夜もありません。

いい方向に向かう方に一緒に考えていきましょう。
投稿日:2017-05-19
返信 27
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
そうです。
永遠には続きません。
どうぞ、お子さんの良い部分を引き出してあげてください。

「Education(教育)」の語源はギリシャ語の「Educare:エデュカーレ」とのことです。
その意味は・・・「引き出す」です。
親が子どもを教育するとは、何かを詰め込むのではなく、引き出してあげることです。
投稿日:2017-05-20
返信 28
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
結論から申し上げると今回は買わない方がよいでしょう。
前回取り上げたズボンを返してあげた意味がなくなってしまいます。

それよりも、お子さんはどうしても交換条件を出して自分の言うことを通そうというのが癖になってしまっているようですね。
そして親に対して嘘をついてまで要求を通そうとするのも癖になっている気がします。

これを許し続けると将来、見返りを求め、その見返りがなければ動かない大人になってしまいます。
また、今はまだ、親に嘘をつくくらいですが、将来、社会に出てからも虚言癖が残ってしまうと誰からも相手にされない人間になり兼ねません。

今回は厳しく叱ったとのことですが、本人はまったく反省していない様子ですね。
自分が他人に迷惑をかけているという認識がないのでしょう。

これは反省するまで何度も言った方がいいですね。
そして、これからは交換条件は出されても、その内容に乖離があれば一切拒否の姿勢で臨みましょう。

ジュースと謝罪することは何のつながりもありませんから。

上記で説明した「虚言癖」に関しては以下にまとめていますので参考にしてください。
投稿日:2017-05-21
返信 29
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
虚言癖について
1: 自分を大きく見せたい虚栄心から
つねに上から目線で相手に対して優位に立っていたいという原因から、嘘が当たり前になり虚言癖で本来のありのままの自分を見失うケースです。優位に立ちたいのは本来持っている資質であり、親、兄弟、親族を見れば自分も「負けず嫌い」だという特徴がわかると思います。
また幼少期からつねに親に競争を求められた、ほかの人々を見下していたなどの原因も虚栄心から虚言癖に陥りやすい人の傾向と言えます。ついつい自分を大きく見せようとして虚言癖で固まった人とつきあう相手は騙されているか、偶像と関わっているだけで、真の恋愛も友情も続きません。
ありのままの自分になることは大変勇気がいりますが、一生の心からのつきあいをしたい、真の愛情が欲しいのなら虚言癖で飾る自分は必要ないのです。誰もデキル人間は人と人との本当のおつきあいの上では求めていないので、自分の全てを認めて受け入れありのままで愛される自分になることです。

2: 見られたくないことがある
どうしても人に言えないことがたくさんありすぎる人は虚言癖に陥りやすいので、隠し事が原因でついつい不正直になってしまい偽りを重ね続けることとなります。見られたくないこととは、他人からすればどうでも良いことかもしれませんが、法を犯していたり倫理上や道徳上で問題があるかもしれません。
それはそれで仕方ないのでしょうが一生隠し通して逃げ続けていれば、形は変われども来世までその問題を持ち越すことになり、来世はもっと低いステージから人生を始めなければいけません。
問題に立ち向かいクリアにして虚言癖の原因となる障害を取り去ることが、苦しく大変でしょうが本当の早道です。偽りを重ねる相手に対しては何ら影響を与えず、迷惑をかけていないと表面上は思われてもねじ曲がった関係ではどちらにもいずれかは歪みがきます。

3: プライドが高い
虚言癖に多いのがプライドが高い人で虚栄心にも共通しますが、もっとタチが悪いといえます。プライドの原因というのは単に頑固なだけでこれはなかなか直りません。バカになることは非常に簡単なのになれないのが自我の強さです。
絶対に人に謝れない、お礼が言えないのもこのプライドが原因で、人より下になりたくないため虚言癖に陥りのらりくらりと何とか頭を下げることから逃げ回るのです。そんな人と関係がある人間は同類で、表面だけのつきあいをしているので、たいへん虚しくバカバカしいと思いませんか?
心のつながりのない関係では晩年は孤独が待っているケースが多く、物やお金に囲まれても楽しくないし、誰も心配しないし常に寂しさだけがつきまといます。お金や物や地位がなくなれば誰も見向きもしないかもしれません。

4: 努力ができない
ほんとうに働くことや勉強するのが嫌いなのが虚言癖の原因になる場合もあります。誰にも見られていないからとサボりで夕方帰社する営業マンや、机に向かってマンガやゲームで過ごし部屋にこもる子供。
もちろん成績は上がるわけなく口を揃えて一生懸命やってるんだけどと偽りを繰り返し、できない原因を覆い隠します。悪意はないでしょうが、虚言癖のヤツというレッテルを貼られたままそれぞれの人生を閉じては勿体無いです。
勉強が嫌いなら他に芸術、スポーツの得意な分野や役に立つ仕事があります。自分が何に向いているのかを探し、なにより他人から頼られお礼をいわれ必要とされれば人は生きがいを感じ「やる気」が出ます。
子供ならお手伝いやいろいろな体験をさせてほめてあげたり、お礼を言いやる気を出してあげましょう。大人は自分の好きな仕事に就ければいいのですが、そうもいかないのが人生なので、趣味=やりたいことと実益=生活の糧と2本の柱をしっかり持つことです。

5: 構って欲しい
自然と身に付いた虚言癖の原因のひとつに、人の注意を惹きたくてかまって欲しいからということがあります。自分をよく見せ羨望のまなざしを向けさせたりこの人といたら得だと思わせたり、悲劇の主人公になって同情を引いて注意を向けさせることで構ってもらいます。
常に誰かと関わっていたい寂しいのが苦痛な人で、依存が強い人に多く見られます。どうしても一人でいられないのは不安があるからですが、一人でも大丈夫な自分になるために自立することが必要です。
共依存が高じればDVをも引き起こしますが、依存をやめることは非常に難しいので、困難な方はセラピストや心療内科をおすすめします

6: 自信がない
自分に自信がないのが原因で、どうしても自慢話にしたくて盛ってしまったりして、嘘で塗り固めて虚言癖に陥る人もいます。構って欲しいにも共通しますが,自信がない嘘のパターンには二つあります。大きく見せる場合と弱く見せる場合です。
大きく見せるにはたとえば、経歴や地位や収入を大きく言うことでコンプレックスの裏返しを狙い引き付けるパターン。小さく見せる場合には病気やなんらかの障害で責任転嫁するパターンです。大きく見せる見栄をはるのは、ここまで述べました虚栄心やプライドとも共通します。
小さく見せて責任転嫁するのも実は共通していて、本当は自分はできるんだけど○○のせいでこんな状態でできないんだという言い訳だけです。いずれにしても、ありのままの自分では誰にも愛されないんだという自信のなさですが、全て思い込みです。

7: インナーチャイルド
ここまで全ての虚言癖の原因を述べてきましたが、ほとんどがインナーチャイルドと性格、気質によるものです。インナーチャイルドとは子供の頃の経験や体験からの記憶と感傷で、そのままの思いグセや条件反射や行動修正が大人になってもパターンを繰り返すということです。
親との関係に原因が多くあり、子供というのは無償に親に対して愛されたいために、構ってもらいたいために言動を起こします。赤ちゃんが笑顔になるのは笑っているのではなく本能での表情であるように、どんな親にもそのまま子供は庇護されたいために自分に惹きつける言動を取ります。
褒められることが愛されているという子供は頑張り、親に嘘をついてまで注目させます。普段、ほったらかしであれば注目させるために虚言癖が高じればほんとうに病気にもなる子供もいます。
それだけ人間の心は巧みであり親の愛情を受けたい→人に認められたいに成長すつにつれて連れて摺り代わり虚言癖をも作り出しています。人間は同じ次元に住んでいるので、周囲に虚言癖の人がいて関わっていたら自分もちょっおでも嘘つきなのではないかと疑い振り返る必要があります。
次元とは同じ場所という物理的なことではないのです。隣に住んでいても全く接触がない人もいれば、地球の裏側でもインターネットなどで接触できる人がいますので、せったんがあるというのが同じ次元にいるということなのです。虚言癖にはインナーチャイルドが大きな原因だと述べましたが、虚言癖を辞めたければ内なる子どもを癒すことが早道です。
投稿日:2017-05-21
返信 30
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
「親が変われば、子も変わる」

これは我々が設立当初から掲げてきた理念です。

人は大人になっても成長しなければいけません。
昨日の自分よりも今日の自分の方が成長している。
それが「変わる」ということです。

ショートケーキさんに問題があるとは思っていません。
ただし、成長するために色々と学んでいただきたいとも思っています。

文字だけでやり取りですので限界はありますが、この掲示板でお伝えしていきますので学びを深めていってください。

そして、自分を変えていきましょう。
まずは「自分を変える」ことについてお伝えします。
投稿日:2017-05-21
返信 31
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
「自分を変える」

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。
そして、変えていくのです。

一方で、自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2017-05-21
返信 32
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
いかがでしょう。
今回は以下の2つもお伝えします。
ゆっくりご自分のペースで何度か読んでいただき、深めていってください。

「怒る」と「叱る」の違い」
「過干渉・過保護・しつけ」
投稿日:2017-05-21
返信 33
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
「怒る」と「叱る」は違う!子どもを傷つけずに効果的に叱る6つの基本ルール

親は我が子のことを真剣に考えるあまり、つい感情的になり、怒ってしまうものです。
しかし、イライラした感情をそのままぶつける「怒る」と、子どもの成長を思って「叱る」のでは全く違います。
子育て心理学から見た「怒る」と「叱る」の違い、そして、ポジティブ心理学ベースの効果的な叱り方についてご紹介します。

■「怒る」と「叱る」の根本的な違い
・「怒る」とは、怒り手の感情を外に爆発させること
・「叱る」とは、相手によりよい方法を教示すること

似ているようで、全く違うことがわかりますね。
「怒る」はネガティブ、「叱る」はポジティブな色味があります。
子どもの困った行動に対し、親がガミガミと感情的に怒ると、その場の雰囲気が険悪になるのはもちろんですが、ダメージはその場だけにとどまりません。

1.トゲのある否定語が、子どもの自己肯定感や自己効力感を低下させてしまう
2.親からその感情的な対処法を学んでしまう
という弊害も出てきます。
とくに2は、その子どもの人間関係にまで影響を及ぼす可能性があります。

例えば、
・親が大声で怒鳴ると、子どもは「そうか、困ったときはパパとママみたいに怒鳴ればいいんだ」
・親が叩くと、子どもは「そうか、困ったときはパパとママみたいに叩けばいいんだ」
と学び、お友だちとの日常に応用されやすいのです。
子どもを叱る場面というのは、親の問題解決能力を披露する場です。
お手本になる対処法を示してあげたいですね。

■ポジティブ心理学ベースの叱り方 6つの基本ルール
【叱るときにやってはいけない3つのルール】7
1.過去を引きずる:「いつもいつもダメなんだから」「毎回毎回同じことを言われて!」
2.叱る範囲をあれもこれもと広げる:「何をやらせても中途半端」「何も聞いていないじゃない!」
3.その子どもを全体否定する:「ダメな子ね」「なんて悪い子なの!」
叱る範囲を広げることで、叱りネタが何倍にも拡大し、怒りへと発展。それが感情の爆発につながります。

【ポジティブに叱るための3つのルール】
1.いまのことだけを叱る:「いまの言い方はよくないよ」
2.目の前のことだけを叱る:「青いペンにキャップをしなさい」
3.その子どもの行動だけを叱る:「それは悪いことだよ」
子どもはよく困った行動をするものです。
それは悪いことかもしれません。
だからといって悪い子ではありません。
「いまの」「目の前の」「行動だけ」を叱るポジティブな叱り方なら、子どもの自己肯定感を傷つけることなく、伝えたいことをしっかりと伝えることができます。

感情を出さずに、とは言っても子どものことを一番に考えているからこそ両親は怒ってしまいますよね。
もし「理不尽な怒り方をしてしまった!」と感じたときは、まずは子どもに「ごめんね」。
子どもの傷ついた心をその場で癒すことができ、親も気持ちのリセットがしやすくなります。

その後は目線を意識的にほめポイントへ。
「できていないこと」ではなく「すでにできていること」をうまくキャッチし、そこを積極的にほめて、子どもの自己肯定感を満たしてあげましょう。
「叱り方のルール」と、「怒ってしまったら素直に謝り、ほめにスイッチ」を、ぜひ今日から取り入れてみてください。
投稿日:2017-05-21
返信 34
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。
投稿日:2017-05-21
返信 35
若者教育支援センターさん
ショートケーキさん削除
かなり危険な状態だとお察しします。
大前提は「子どもの立場に立ち切る」ということではありますが、それは「暴力を甘んじて受ける」ということではありません。

暴力には徹底した拒否の姿勢も必要です。

そして、誰かを頼ることも必要です。
シングルマザーということで、誰かを頼るのには選択肢が狭い状況であるのであれば、身内以外の誰かや、公共の機関を頼るという選択肢もあります。

おひとりで抱え込むことが結果的に解決を長引かせてしまうということにもつながります。
もちろん、この掲示板をこれからも頼っていただくもは大歓迎ですが、残念ながら文字だけのやり取りには限界もあります。


一番辛いのはお子さん自身であり、
「永遠には続かない。
活路は見いだせる。
私が変わらないと。
プラスの言葉掛け。
交換条件にはのらない。
どんな事をしても愛していると伝える」
という考え方は継続しながらも、あまりご自身を責めずにいろんなところに相談してください。

以下、長いですがまとめましたので参考にしていただければ幸いです。

投稿日:2017-05-25
返信 36
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
家庭内暴力 対処法

【家庭内暴力とは】
■家庭内暴力の定義
家庭内暴力は、家庭内で起きる暴力のことで、一般的に子どもが親に対して暴力をふるうことを指します。
また、同様に家庭内で起きる暴力であっても、親が子どもに暴力をふるう場合を“児童虐待”、夫が妻に暴力をふるうものを“DV”(ドメスティックバイオレンス)と呼ぶことが通例となっています。
こうした用法にならって、子どもが親に対して暴力をふるう「家庭内暴力」について解説します。

警視庁は家庭内暴力について以下のように定義しています。
少年が、同居している家族等に対して継続的に暴力を振るう事案をいい、家庭内暴力を止めようとした第三者に対して暴力を振るう事案や他人の所有物を損壊する事案については含まない。
「平成27年中における少年の補導及び保護の概況」(警察庁生活安全局少年課)より引用

ここでの少年とは20歳未満の者を指しています。
つまり、家庭内暴力とは20歳未満の子どもが家族に対して行う暴力行為を意味します。
ここでいう暴力には、身体的な暴力や、暴言、家具や家財の破壊なども含まれます。

■家庭内暴力の特徴
家庭内暴力の特徴としては以下の2つが挙げられます。
・暴力が家庭内でのみ行われる
・暴力の対象が人である場合、暴力をふるう本人より弱い者が対象となりやすい
・・・事実、暴力の対象のうち約6割が母親であることが警視庁によって報告されています。

■警視庁による認知件数
家庭内暴力は、1960年代から顕著に現れるようになりました。
警察庁生活安全局少年課による報告書「少年の補導及び保護の概況」によれば、平成27年度現在、家庭内暴力の認知件数は2,531件にのぼります。
また、この数字は平成18年の1294件と比べて約2倍となっており、近年も増加傾向が続いています。
実際に家庭内暴力をおこなうのは中学生がもっとも多く、次に高校生、小学生の順となっています。
さらに、性別でみると男子が圧倒的に多く、女子と比べて2~3倍多く報告されています。

同報告書によると、家庭内暴力の動機は
1番多いのが「しつけ等親の態度に反発して」(1,636件、全体の65%)、
2番目が「理由もなく」(261件、全体の10%)、
3番目が「物品の購入要求が受け入れられず」(225件、全体の9%)
となっており、以降「不明」「勉強をうるさく言われて」「非行をとがめられて」といった動機が続いています。

非行をとがめられた際に反発して起こる家庭内暴力が実は意外と少なく、親の態度への反発から生まれる家庭内暴力が圧倒的に多い結果となっています。
実際、おとなしい性格で、学校での成績もよい子どもがある日を境に家庭内暴力を行うようになるケースも多く報告されています。

【家庭内暴力を引き起こしやすい子ども・家庭の特徴】
家庭内暴力をする子どもには、本人の性格や家庭環境に一定の共通点が存在するといわれており、具体的には以下のようなものが挙げられます。
ただし、様々な組み合わせがあり、また例に挙げた要因に当てはまらない場合もあります。

■本人の性格・特徴
・真面目、内気、おとなしい
・家庭外では他人に対して従順で、自己主張が乏しい
・神経質である
・比較的友人が少なく孤立的である
・非行に走ってはいないが、生活習慣の乱れなどがある

家庭の外において反社会的な言動をおこなう非行少年・少女とは対照的に、家庭内暴力を行うのは比較的おとなしく、学校でもあまり多くの友達を持たない子どもが多いようです。

■家庭環境
・母親が過干渉で父親が無関心である(もしくはその逆)
・親子分離が少なく、子どもの親への強い依存心、甘えがある

家庭内暴力が起きている家庭は、経済的に豊かで、親も教育熱心ということが少なくないようです。
そんな家庭で家庭内暴力が起きてしまうのには、中学生や高校生で挫折して、学力が低下したり、親が期待しすぎたり、干渉しすぎるなどの理由で不登校になり、親への反抗から暴力をふるうようになってしまうというパターンが多いといわれています。
また、ときには世代間の考え方の違いが意見の違いをもたらし、その表面化が子どもの親不信の引き金となることもあるようです。

【家庭内暴力の原因】
家庭内暴力は、様々な要素が複雑に絡み合って起きるため原因の特定は困難であるといえます。
親の育て方が悪かったという見方をされがちですが、そうとは言い切れないこともあります。
なぜなら、家庭内暴力の原因には社会的な要因、心的外傷、精神疾患などといった、親にはどうしようもないさまざまな要素が複雑に関連している可能性があるからです。

親への反発が暴力を誘発しているケースが存在するのは事実ですが、だからといって親がそもそもの原因であるとする考え方は解決を図る上で有効ではありません。
以上に挙げた社会的影響・心的外傷・精神疾患といった家庭内暴力の原因となりうる3つの要素をご紹介します。

■子どもをとりまく社会的影響
・都市化社会における対人関係の疎遠
・両親の離婚・共働き・転勤などによる家族間の感情的交流の希薄化
・インターネット・スマートフォンの普及による過剰刺激・暴力シーンへのアクセスの簡易化
・受験競争や立身出世志向
など、社会的な影響が要因となり家庭内暴力へと結びつくことがあります。

■DVやいじめ、事故などの経験による心的外傷
・親に虐待された
・学校でいじめられた
・事故に遭った
・進学に失敗した
というような経験を通して得た親への反抗・復讐心、恐怖心、挫折感などの感情が家庭内暴力へとつながってしまうことがあります。

■精神疾患や発達障害の二次障害
家庭内暴力は統合失調症、強迫性障害、精神遅滞、広汎性発達障害、多動性障害などさまざまな精神疾患が背景にあることが少なくありません。
次にそれらの中でも主な例を紹介します。

【家庭内暴力と二次障害ー精神疾患や発達障害との関連】
■行為障害(素行障害)の一種である「家庭限局性行為障害」
行為障害・素行障害(Conduct Disorder)とは別名「素行症」と呼ばれる精神疾患であり、社会で決められたルールを守らず反抗的な行動を起こし続けてしまうという特徴があります。
具体的な症状には人や物への暴力的な攻撃、窃盗や長期・複数回の家出などが挙げられます。
国際連盟の専門機関の一つであるWHO(世界保健機関)が作成する疾患の分類である『ICD-10』により定められた行為障害の中でも「家庭限局性行為障害」の症状は家庭内暴力に対応しています。
家庭限局性行為障害とは家族が精神的に追い込まれ疲弊してしまうほどの激しい家庭内暴力をおこしてしまう疾患です。
この暴力的な行動は家庭内だけでみられ、学校生活や友人間では問題なくうまくやっていくことができることも特徴です。
家庭限局性行為障害がある場合、精神科医への相談をおすすめします。

■ADHDの二次障害として現れる「反抗挑戦性障害」
家庭内暴力は発達障害の二次障害として発症する場合もあります。
発達障害が背景にあり、失敗経験を重ねて子どもが自信を失ったり落ち込んでしまったりした結果現れる二次的な情緒・行動の問題を二次障害といいます。
二次障害は周囲への反抗や家庭内暴力、非行など問題行動が外に出るタイプと、うつや対人恐怖、引きこもりなど内面に向かうタイプがあります。

二次障害の中でも、反抗挑戦性障害(ODD)は、別名「反抗挑戦症」とも呼ばれ、親や教師など目上の人に対して拒絶的・反抗的な態度をとり、口論をしかける、暴言を吐くなどの挑戦的な行動をおこしてしまう疾患です。
反抗挑戦性障害とADHDは強い関わりがあるといわれており、年齢を重ねるとともに合併する可能性が高くなると言われています。
そのような場合、元々ADHDがある人が“人間不信的行動”という二次障害として反抗挑戦性障害を発症する場合が多いです。

人間不信的行動とは、自尊心・自己肯定感が低下して自分はダメな人間かも知れないと思い、そんな自分のことを誰も理解してくれないという気持ちから、周囲の人を信じられなくなったときに起こしてしまう行動のことを指します。
この反抗挑戦性障害を発症している場合も、精神科・心療内科の専門医への相談をおすすめします。

【家庭内暴力を行う子どもの心理】
思春期の子どもが家庭内暴力をふるう理由のひとつとして、感情の抑制が効かなくなってしまうことが考えられます。
イライラや不安、悲しみ、憎しみなどといったネガティブな感情が湧き出てきて、それを抑えることができなくなったとき、感情の鬱積(うっせき)が暴力となって現れるのです。

家庭内暴力をふるう子どもの心理としては、だめな自分のやりきれなさを暴れることによって発散しようという気持ちと、そのような自分をつくった親に対する反抗という、二つの側面があります。

ほとんどの場合、外でおとなしくて家族にだけ暴力をふるう子どもは、「暴力が悪いことだ」とは自分でも理解しています。
なので、「本当は暴力をふるいたくない。でもやってしまう」という罪悪感に苦しんでしまうことも珍しくありません。
暴力行為をどんなに繰り返してもモヤモヤした感じが残ってスッキリしないのは、罪悪感から自己嫌悪に陥ってしまうからなのです。
暴力をふるうことで自らも傷つき、暴力をふるう自分が許しがたく、しかしそのような「許せない自分」を育てたのはやはり両親なのだ、という自責と他責の悪循環に苦しんでいる場合があるのです。

【家庭内暴力の解決を目指すうえで親が持つべき心構え】
家庭内暴力は様々な偶然などにより、どんな家族にも起こりえます。
だからこそ、暴力が起こってしまったときや、起こりそうになったときの対応策が重要となります。
以下に、家庭内暴力の根本的な解決を目指すうえで重要となるであろう、5つの「心構え」を紹介します。

■5つの心構え
1. 現実逃避をしない
2. 過去の話はしない
3. いたずらに悲観しない
4. 「特効薬」を求めない
5. 「リスクのない解決策はない」ことを知る

これらのポイントをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 現実逃避をしない
子どもが家庭内暴力をふるう前段階として、ひきこもりがちになるケースがあります。
そうやって子どもがつまずいてひきこもり始めたときや暴力をふるい始めたときに、根拠のない楽観論にすがって、子どものひきこもりを放置したり、子どもの暴力を受容したりしてしまうのは、解決を目指すうえでは得策でないといえます。
状況を受け入れてしまうのではなく、問題の根源と向き合う努力が必要となるでしょう。

2. 過去の話はしない
子どもが暴力をふるう原因を過去に探ろうとして、自分を責めてしまう傾向にある親御さんも少なくありませんが、「過去の話をしない」というのも重要な心構えです。
なぜなら、過去に起きてしまったことは、誰にもコントロールできないことだからです。
「親も子も不完全なんだ」と受け入れ、未来のために今できることに目を向けることが重要といえます。

3. いたずらに悲観しない
暴力は、子どもにとっての「正当防衛」ということができるかもしれません。
なぜなら、暴力は子どもが求めているものを伝えるための、自己主張の一つの手段といえるからです。
意外かもしれませんが、実は、暴力もふるわずおとなしく何年もひきこもってしまうほうが解決は困難ともいわれています。
子どもが自己表現の一部として暴力をふるっていることを良い機会と捉え、暴力の裏にある主張に向き合っていくことは、問題の解決に結びつく姿勢であるといえます。

4. 「特効薬」を求めない
家庭内暴力が瞬時におさまり、問題を根本から解決できる「特効薬」は残念ながら存在しません。
子どもの隔離などの方法による、表面的・一時的な解決であれば短期間でも可能ですが、それはまだ根本的な解決とはいえません。
子どもの不安や親子関係自体を解決するのには時間がかかるという覚悟を持つことは、解決を目指すうえで重要な心構えとなるでしょう。

5. 「リスクのない解決策はない」ことを知る
どのような解決策にもリスクというのは存在します。
外に連れ出してみる、外部の機関に相談してみるなど、リスクを恐れて実行を躊躇するばかりでは、現状を打開する機会を失ってしまうことになりかねません。
なにより親にとって最大のリスクは、家庭内暴力が長期化してしまうことのはずです。
リスクのない解決策はないのだと知ることは、勇気を持って解決策を打つための助けとなるはずです。

【家庭内暴力に悩んだ時の相談先】
家庭内暴力は、複雑かつ対応を誤るとエスカレートしやすい傾向にあるため、家庭内で抱えこんで暴力の現場を密室化させてしまうのではなく、外に助けを求めることも重要です。
家庭内暴力にお困りの場合、以下のような機関・施設が相談先となります。

■児童相談所
「子どもの養育に関する相談」、「障害に関する相談」、「性格や行動の問題に関する相談」などの育児に関する相談ができる機関となっています。

■全国精神保健福祉センター
各県、政令市にはほぼ一か所ずつ設置されている窓口であり、精神保健福祉に関する相談をすることができます。
相談については、予約制、健康保険の適応があるところがあります。詳細は、それぞれのセンターにお問い合わせください。

■精神科・心療内科
心の症状、心の病気を扱う科です。
心の症状とは具体的に不安、抑うつ、不眠、イライラ、幻覚、幻聴、妄想などのことです。
心療内科は心と体の不調だけではなく、ほてり、動悸などの身体的症状とその人の社会的背景、家庭環境なども考慮して治療を行います。

■警察
エスカレートする暴力行為を前に、身の危険を感じた場合は警察に相談することをおすすめします。
警察に通報することで子どもの復讐心を煽ってしまう可能性がないとはいえませんが、自分の身を守るためには毅然とした態度で通報する勇気も必要となるでしょう。

【最後に】
家庭内暴力とは子が親に向けて行う暴力的行為(暴言や物の破壊も含む)を指し、暴力は家庭内限定で行われます。
比較的おとなしい子どもが、ある時点を境に始めるケースが多く報告されており、突然の息子・娘の変化に驚き、苦悩する親御さんは多くいます。
家庭内暴力の原因はとても複雑で、必ずしも親の教育やしつけが原因というわけではありません。
社会的な影響や過去のトラウマ、精神疾患が原因であることも多いのです。
そうした事実を踏まえ、ときに家庭外の第三者の協力も得ながら、対話による意思疎通をベースに解決を目指していくという方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。
投稿日:2017-05-25
返信 37
若者教育支援センターさん
ショートケーキさん削除
>もう少しだけこちらで相談させて下さい。

もちろんです。
他の機関だってすぐには見つけられないでしょうし、
もし見つかったとしても、そこが合うかどうかもわかりません。
もちろん、他の機関で良いところがあればいいのですが、
その場合でも、この掲示板は今後も継続して書き込みをしてください。

>今迄、家の中で手を出された場合にはすぐに逃げてきました。その行動はあっていますか?

大丈夫です。
問題ないです。
家庭内暴力の対応のひとつに「親も身の危険を感じたら逃げる」とお伝えしています。
今回はそれに相当します。

>蹴る度に「それはやってはいけない」と伝えました。それは、暴力を甘んじて受ける事になりますか?

なりません。
だって、「やってはいけない」としっかり伝えてますよね。
蹴られた際も逃げてしまいましょう。
蹴ることができない物理的な距離を置くことです。


>納得がいかなかったので、何回も問いただしてしまいました。
1度聞いて答えた事についてはしつこく言わない方が良いでしょうか?

納得いくまで問いただして良いのです。
そうでないと、「適当にいっておけばチョロイもんだ」と親をバカにし始めます。

そして、もしも拾ったものであっても持っていること自体がNGだということを伝えましょう。
投稿日:2017-05-25
返信 38
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
お気持ち、伝わりました。

承知いたしました。

「自分の力で何とかしたい!」

この思いは何よりのエネルギー・パワーです。

我々もその覚悟で応援します。
投稿日:2017-05-25
返信 39
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
マイナスのしゃべり方を真似て今があるのであれば、
これからは、ショートケーキさんが
プラスのしゃべり方をすれば、それも真似ていくのだと思います。

頑張っている人に「頑張れ」はカウンセリングの世界では禁句です。
しかし、あえて申し上げます。

「頑張れ!」

我々が味方ですから!
投稿日:2017-05-25
返信 40
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
この掲示板でのやり取りで少しでも元気が出てきたのであれば我々としても嬉しい限りです。

最後の砦…とまでは申しませんが、やるだけやってダメなら当スクールがあると思っていただいて結構です。

プラスのシャワーを浴びせて、まずは自分自身も変えていきましょう。
自分の発した言葉を一番最初に聴くのは「自分」ですから。

「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」です。
投稿日:2017-05-26
返信 41
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
40分も待たされれば普通は冷静にはいられません。
将来、人を待たせても何とも思わない人にならないように・・・。
ガツンと叱ってよいのです。

だって、いつもそんなに人を待たせる大人になったら、きっと誰からも相手にされません。
そうならないための「今」です。

常にカリカリと感情的になるのは良くないですが、常に冷静でいなければならないということもありません。
親だって人間です。
感情があるのです。
殴られたら痛いですし、反抗的に謝られたらイラっとします。

それでいいのです。

「自分を変える」「親が変わる」というのは、「子どもの言いなりになる」「ダメなことをダメと言えなくなる」ことではありません。
投稿日:2017-05-27
返信 42
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
…ここ数回、投稿の最後に必ずプラスの言葉を書いて頂いていますよね。
これ、とても良いです。

言葉は意識を変えます。

変わるために自分にプラスの言葉を掛けてあげるのは良いことです。
その言葉を脳がキャッチして、そうなるように指令を出します。
そして、行動に移るのです。

これからも自分に言ってあげてくださいね。

さて、お子さんの荒れようがどうしても気になります。
どなたかお身内に男性(できれば若い人)はいませんか。

男は男同士で分かり合えることもあります。
時には親以外の大人から「ガツン」と言われなければ分かってもらえないこともあります。
投稿日:2017-05-27
返信 43
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除

【事務局より】

昨日からホームページに不具合が生じ、掲示板の閲覧ができなかったと存じます。
現在、復旧いたました。
ご迷惑をおかけいたします。

今後とも当掲示板をよろしくお願いいたします。
投稿日:2017-05-29
返信 44
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
伊藤スクールは高校生年代が中心に高校を卒業した方、成人の方もいます。
若い年代の子どもはあまりいません。
もしも詳しい情報をお知りになりたい場合は、直接、事務局への問い合わせも歓迎しております。

お気軽にどうぞ。
投稿日:2017-05-29
返信 45
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
保護者会で素行の悪さを言われたとのこと。
さぞ、悲しいお気持ちだったでしょう。
複数の方から言われたということはきっと、少なからず、それはあるのでしょう。
これがエスカレートしないことを祈ります。

言った保護者も、もしかしたら勇気を出して言ったのかもしれません。
もしかしたら、何人かの保護者で相談して、代表して仲がよい保護者が言ってきたのかもしれません。

いずれにしても、学校で孤立しないように是正する必要はあります。

この件も含めて、担任の先生に相談し、協力を仰ぎましょう。
お身内ではガツンと言ってくれる人はいないとのこと。

であれば、なおさら担任の先生と協力して子育てをしていきましょう。
ガツンと言うことは目的ではありません。

優しく伝えて変わってくれるのであればそれに越したことはありませんから。

でも、ガツンと言えるのも親くらいです。
ですから、「ここは絶対に譲れない。ガツンと言わなければいけない」とご判断されたら言っていいのですよ。

先生との相談の結果も教えてください。
投稿日:2017-05-29
返信 46
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
20時は遅いですね。
注意されたとのこと。
…当然です。
「いいよぉ~」などと看過できませんから。

冷静に伝えることができたからこそ、お子さんも反抗的な態度ではなかったのだと思います。
これでいいのです。

注意されたのですからお子さんの将来を奪っていることにはなりません。
投稿日:2017-05-29
返信 47
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
あざを見せていいのです。
「あなたのしたことは結果としてこんな状態にっせてしまう」というメッセージです。

でも、「お母さんが勝手に自転車と転んだんだ」とは何とも強引で身勝手な言い方ですね。
むしろ、ここが心配です。

将来、誰かを殴って同じような言い訳が通用しませんから。

すぐに自分を正当化する言い訳を発してしまうのは止めさせた方がよいですよ。
これが続けば、結果的にお子さんが困ります。
誰からも相手にされなくなる可能性もありますから。

しかし、口ではそう言いながらも、もしかしたら「悪いことをした」と思っているかもしれません。
思春期の子どもが、その場で「ごめんね、お母さん、僕が悪かった」とはなかなか言わないですから。

少し様子を見ましょう。
投稿日:2017-05-29
返信 48
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
そうですね。
「ノートはどうしたの」とストレートに聞いてもよかったと思います。
遠回しな言い方をすることで、相手はイラっとしてしまい、正直に話そうという気持ちが失せてしまう可能性もあります。

その際に気を付けることは尋問のようにネチネチではなく、むしろあっけらかんと明るい雰囲気で・・・。

大丈夫!
きっとうまくいきます。
投稿日:2017-06-01
返信 49
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 83について

校長先生にまで嘘をついていたのですね。
自転車は別の場所に保管してあるとのことですが、
証拠があるのであれば嘘もすぐバレてしまいます。

嘘がバレたとき(逃げ場がないとき)は言い訳はできませんので、その際に叱りましょう。
そして、自転車で行ったこと同じくらい、嘘をつくことはダメなんだということを理解させましょう。

校長先生に謝りに行った際のご様子をまたお聞かせください。
投稿日:2017-06-03
返信 50
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 84について

叱らなくてはならないことがあるとすれば、親であっても暴力を振るった際に叱りましょう。
「クズ野郎のうざい顔を殴りたくてしょうがない」の発言は度を越しています。

カウンセリングの領域では「母性カウンセリング」と「父性カウンセリング」があります。
書いて字のごとく、「母性カウンセリング」とは、母親のように愛情で包み込む手法。
「父性カウンセリング」は父親のように厳しく導く手法です。

7割は「母性カウンセリング」で成功します。
これはクライアントもある程度、大人で精神的にも成熟しているケースです。

ただし、3割は「父性カウンセリング」です。
クライアントがまだ成熟していない場合は厳しく指導します。

お子さんのケースは後者です。

時に厳しく、叱りつける子育ても必要ですよ。
これは暴力を振るうとかではありません。
論理的に詰めるイメージです。
投稿日:2017-06-03
返信 51
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 85について

確かにネチネチはいけません。
でも、感情を捨てて、理性で伝える場合はある程度、回りくどかったり、時間が掛かってしまうものです。

ネチネチではなく、上記でお伝えしたように「論理的に」ですよ。
投稿日:2017-06-03
返信 52
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 86について

担任の先生のお言葉に共感します。

我々も
「子育ては幸せの時限タイマー」と常々お伝えしています。

今言ったことが、即効果が出ればいいのですが、そううまくはいきません。
1年後、2年後、3年後・・・
5年、10年・・・
もしかしたら親がいなくなってからかもしれません。

でも、それでいいのです。
そう思えば少し心にゆとりが出ますよね。
投稿日:2017-06-03
返信 53
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 87について

お昼代に1000円は妥当です。
それ以上を求められても完全拒否でいいですよ。
それでやり繰りしなさいの一喝です。

歯磨き、洗顔をせずに出ていってそのまま友だちに会う。
これで一番恥ずかしい思いをするのは本人です。

投稿日:2017-06-03
返信 54
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 88について

そのご対応で問題ありません。
500円の追加を認めなかったことはとても良いです。
投稿日:2017-06-03
返信 55
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 89について

1時間は待ち過ぎです。
待ち合わせ前にする必要はありませんが、5分~10分の段階で、待っていることを伝えるために連絡をした方が良いです。
投稿日:2017-06-03
返信 56
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 90について

全文投稿できない原因は我々としても不明です。
おっしゃる通りお使いの携帯の影響かもしれません。
お手数ですが、分割にてお願い致します。

さて、外国語の習い事の件。
確かに行かないのにお金を払うのはもったいないですよね。

行かないのは本人がその必要性をまだ感じていないのかもしれません。

「次回行かなかったら、もう退会します」と伝えて、それを実行しましょう。
伝えたことは必ず実践する!
これは子育ての基本です。
投稿日:2017-06-03
返信 57
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>気持ちのこもっていない返事をされても、良しとして話しを終えるべきでしょうか。

良しとするべきではありません。
母親にする態度ではないですよね。
母親以外にもするようになったら誰からも相手にされなくなります。

今まで、我々も比較的「母性カウンセリング」を基軸としてアドバイスをさせていただきました。
でも、お子さんの態度は目に余るものがあります。

良しとせず、徹底的に叱ることも必要です。
投稿日:2017-06-05
返信 58
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>私は子どものを怖がりはじめてるのでしょうか?

正直、そう感じます。
でもそれは当然です。
小6といえば、そろそろ体力的にも母親を超します。
そして、それは更に加速していきます。

怖いというのは正直なお気持ちなのでしょう。
投稿日:2017-06-05
返信 59
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>そういう行動の人には次回のおこずかいなんてないし
服も買わないというと
おこずかいなんていらない、服は自分で買いますと
イラつくしゃべり方で言ってきます。

本来はその行動に対して悪いことがあれば指摘して言葉によって改善していくのが理想です。
「行動が悪いからお小遣いをあげない、服を買わない」というのは罰則としてはつじつまがあっていません。

売り言葉に買い言葉になってしまいますので避けたほうがよいです。
投稿日:2017-06-05
返信 60
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>外国語は来週は行くと言っています。
もう何度も聞いた言葉です。
辞めたいなら辞めてかまわないと伝えていますが。

ここは「辞めたいなら辞めても構わない」ではなく、
「そんな言葉は何度も聞いている。
 裏切られる側の気持ちも考えなさい。
 次に行かなかったら辞めさせます」
・・・でいいのだと思いますよ。
投稿日:2017-06-05
返信 61
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>今日は起きたら、私のバッグを探ろうとしていました。

そのようなことが出来る環境を作ってしまうからだと思います。
面倒だとは思いますが、そうできない環境にするしかないです。

バッグに鍵があればそれをかける。
ないようであれば、金庫にしまう。
金庫がなければ、アタッシュケースやキャリーバッグのようなものにしまって鍵をかけて管理する。

そうやって環境を変えて勝手に人のバッグを探らないようにさせるのです。


投稿日:2017-06-05
返信 62
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>私は子離れが出来ていないのでしょうか?

これは微妙なところです。

小6の男の子であれば、一度遊びに行ったら夕方くらいまで帰ってこないでしょう。
お昼は友だち同士でファーストフードなどを食べるのも楽しみの一つかもしれません。
友だちが帰らないのに自分だけ帰るさみしさや、恥ずかしさはあるかもしれません。

一方で、「お昼には必ず帰ること」というのを家庭のルールにしているのであれば、守らせたいですよね。
でも、その際は「なぜ我が家はそのようなルールなのか」の説明は必要です。

ただし、今までの掲示板でのやり取りから想像するに、なかなか理解してくれないだろうとも感じています。

子離れという意味で、数100円のお小遣い(マック程度)でお昼を友だちと食べることを許可するという選択肢もあります。
投稿日:2017-06-05
返信 63
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>持ってる鍵やその他の物は取り上げても良いでしょうか?
暫くは自転車に乗るのは禁止としても良いのでしょうか?

本当に何度も同じことの繰り返しになってしまっていますね。

その時間に家に入りなさいというのは親としては当然です。
ここには「子離れ」は存在しません。

それを、「友だちと逃げてしまう」とは・・・。

100回言ってもわからなければ101回と申し上げましたが、
言ってわかる子であればそれでよいです。
でも、お子さんは100回言っても、200回言っても理解しないでしょう。
いや、できないでしょう。

であれば、取り上げてしまってもよいと思います。
投稿日:2017-06-05
返信 64
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>家の中だと、私の話しは聞きません。家の中と外だと外の方がお互い冷静でいられる確率が、高く暴力に発展する可能性が低いです。ただ、家に入れないというやり方は良くないしょうか?

家庭内暴力は家庭内でしか起こりません。
なので外で冷静に話すのは良いです。
ただし、罰として家に入れないというのは賛成できません。
投稿日:2017-06-05
返信 65
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>その後一緒にいた友達は今週外出禁止との事でしたので我が家もその様に伝えました。

友だちが今週外出禁止なので我が家も・・・とのことですね。
お子さんは納得しましたか。

できれば、友だちがそうだから、我が家もではなく、最初からそうするか、万が一、友だちがそうでなくても、我が家の判断でそうするほうがもっと良かったと思います。

よそがそうだかから我が家もそうする・・・というロジックだと、「友だちの家は○○を許可しているから、我が家も許してくれ」ということに文句が言えなくなります。
投稿日:2017-06-05
返信 66
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>その様な内容のお叱りでも泣いてしまうのに
私がいくら込めて伝えてもはいはいと適当に返事をされ、時に殴られ、顔に唾をはかれます。

校長先生に謝罪に行ったのは良いことです。
でも、校長のお叱りの言葉に疑問を持たれたのですね。
その疑問はちゃんと校長に伝えましょう。

そして、泣いてしまったのは反省して泣いているのか、あるいは違うことなのかをお子さんとの事後の話し合いでつかみ取りましょう。

そして、上記の行動は人として断じて許せません。
親が叱った際に適当に返事をして殴り、顔に唾を吐くとは。

その場でビンタしていいと思いますよ。
投稿日:2017-06-05
返信 67
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
この掲示板でのやり取りで少しでも光が見えてきたのであれば我々も嬉しいです。
決して呆れていませんよ。
呆れていたら返信はしませんし、そもそも呆れる理由もありません。
どうか自信を持ってください。
投稿日:2017-06-07
返信 68
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
さて、今回の書き込みを拝読させていただきましたが、「ちょっと吹っ切れましたね」という思いがしました。
いいことです。
思い詰めても良い結果は生まれませんから。

そして、ご対応にはすべて共感しました。

>習い事は「そんな言葉は何度も聞いている。裏切られる側の気持ちも考えなさい。次に行かなかったら辞めさせます」と伝えます。

これでOKです。

>現在財布、鍵、携帯はこちらで御助言頂いてから帰宅するとすぐに別の場所に移しています。携帯もタブレットもロックしています。

とても良いです。
まずは悪さができない環境を整えることが大事です。
そして、チャックの音で問い詰めて白状させたことも良いです。
「絶対に許せない一線」を伝えることで親の本気を理解させましょう。

>友達とのお昼ですが、小学生なので特別な日を除いてマックで食べたり、コンビニでカップラーメンを食べる事については許可したくありません。

承知しました。
それでOKです。
家庭ごとに譲れないルールがあります。
200円をお昼に帰ってきたときに渡すのも良い案だと思います。

>何度か押されたり殴られたりしましたが、怖くなかったです。

この時の一連のご対応も良いです。
怖くなかったというのも、肝が据わってきたのでしょう。
そのまま行きましょう。
ショートケーキさんが、一人二役で「母性」と「父性」を発揮すればいいのです。

>家の外の植木の所におばあちゃんの宝石箱が置いてありました。

残念です。
でもきつく叱って次は坊主と約束をしたのですね。
約束したからには万が一、次があったら坊主にして構いません。
本人にも都度伝えましょう。
「次は坊主だよね」と。

>寝る前には落ち着いて会話をしました。Youtubeを見たいと言われましたが断りました。

メリハリがあってよいです。
落ち着いて会話をした後ですから、ややもするとYoutubeを許してしまいがちですが、よく断りましたね。
良いですよ。

>そして甘えさせたり、認める所はしっかり声掛けをしなければと思っています。

これも賛成です。
先ほど申し上げた「母性」の部分を発揮する場面です。
投稿日:2017-06-07
返信 69
inoriさん
メリハリのある対応削除
ショートケーキさんの対応を読んで、自分ならここまで毅然とした対応ができるだろうかと思うと同時に、見習っていこうと思いました。
そもそも曖昧になってしまっていたうちはゲームの終了時間というルールですが、息子にきっぱり言えるようになったのは、こちらの支援センターの方のアドバイスや、ショートケーキさんの励ましや、実際に実践されているのを知って、自分の対応が間違っていないと思えたからです。毎日色々ありますが、今しかできないこともあると思うので、悔いなきよう、アドバイスを参考に今日も向き合っていきます。お互いによい1日になりますように。
投稿日:2017-06-08
返信 70
若者教育支援センターさん
inoriさんへ削除
横から失礼します。

inoriさんが、ショートケーキさんの対応をお読みになってプラスに感化されているご様子が伺えます。
とても良いことです。

この掲示板は我々とのやり取りに加えて、投稿者同士がやり取りをして、子育てに役立たせることも目的のひとつです。

これからも、どんどん情報交換をして交流を深めてください。

ショートケーキさんも、いまの毅然としたご対応に至るまで、紆余曲折があったかと存じます。
この掲示板のやり取りの数も「121回」になりました。

この間、様々なご経験を重ね、時には本当に辛い気持ちにもなり、精神的、肉体的にも痛手を負い…。
でも、それを乗り越えて来られたのですよね。

我々としても頭が下がります。

どうぞ、お互いに刺激し合いながら「ひとりではないんだ」と思ってくださいね。
投稿日:2017-06-08
返信 71
inoriさん
ありがとうございます。削除
支援センターの方にもショートケーキさんにも心から感謝申し上げます。
色々ありますが、1人ではないんだと 実感しています。感謝していることが、伝わっていましたら幸いです。自分の相談の掲示板には弱音を吐く日もありますが、こちらの相談ページでは、前向きな自分でいたいと思います。
投稿日:2017-06-08
返信 72
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
約束を破った際のルールである「坊主」

逃げましたか・・・。
これは男として人として恥ずかしいことだと伝えましょう。

逃げるくらいなら約束を破るな。
約束を破ったら腹を括って言ったことを実践しろ。
逃げるなんて情けない行動をとった自分を恥じろ!

「父性」的に言えばこんなところでしょうか。
投稿日:2017-06-10
返信 73
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
…一方で!
「北風と太陽」は子育ての現場ではよく例えられる事例です。

時と場合によりますが、原則は「太陽」です。
時間は掛かりますが確実に効果を生みます。

とは言え、子育てには色んなケースがあります。
「北風」と「太陽」
「父性」と「母性」
「口出し」と「見守り」

すべて両輪で進んでいくのです。
投稿日:2017-06-10
返信 74
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
四六時中、父性を発揮する必要はありません。
むしろ、包み込むような母性の方が子どもに安心感を与えます。

シングルマザーとして、一人二役やらなければならないご状況ですので大変かとは思います。
父性の発揮は「いざという時」です。
実際に父親が常に小言を言うよりも、いざという時にガツンとやる方が効果的です。

その…「いざという時」は今回の「約束を反故にして逃げた」場面ではないでしょうか。

また、「父性の発揮」のタイミングは「その時、その瞬間」です。
「昨日逃げたから叱る」では効果が半減してしまいます。
投稿日:2017-06-10
返信 75
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
したがいまして、今日帰って来た時には父性の発揮はグッと堪えて、おっしゃる通り抱きしめて「生まれてくれてありがとう」を伝えるだけに留めましょう。
投稿日:2017-06-10
返信 76
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
小さな一歩でいいのです。
意味のある小さな一歩であれば!

時には思っていた以上の一言を言ってしまうこともあるでしょう。
その都度反省をしていかれればいいのです。

子育てに「これが正解」というものはありません。

肩の力を抜いていきましょうね。
投稿日:2017-06-11
返信 77
inoriさん
帰ってきてほしいですね。削除
一緒に外出したりはされるのでしたでしょうか。
息子さんは行きたい所や、やってみたいことはあるのでしょうか。
息子が帰らないのってすごく心配だと思います。先日息子が家出した時、とてもしんどかったので、お気持ちお察しします。
今日、門限に間に合うように帰れていますように。
投稿日:2017-06-12
返信 78
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
子どもは時に自分勝手ですね。
都合のいい時だけよその家と比べて文句を言ってくる。
「だったらよその家の子はこんなにも問題行動を起こさないでしょ!!」
…って怒鳴りたくなりますよね。

でも、それを言ったらおしまいです。
ショートケーキさんもきっとお分かりだと存じます。

タバコやバイクに憧れるのはある意味、順調に成長している証拠でしょう。
男の子はちょっとワルに憧れを持ちます。

でも、おっしゃる通り!
中味が伴わないと薄っぺらな男に成り下がってしまいます。

これをいつか理解してくれるといいのですが。

一番いいのは憧れの存在(先輩など)が見かけはチャラチャラしてても中味がカッコいいというのだといいのでしょうが・・・。
投稿日:2017-06-13
返信 79
inoriさん
早めに帰宅してくれるといいですね。削除
目当てのものがあるときしか、親とは出かけようとされないんですね。思春期の男の子って、そっちのほうが普通かもと思いました。
ずっとこもっている息子も、なかなか帰宅してくれない息子さんも、どちらも親は心配ですよね。今日、息子さんが早めに帰って来ることを、私も祈ります。
信じて待つしかできませんが、今夜も何かあるかもしれませんが、ショートケーキさんを応援します。私も優しく強く頑張ろうと思っています。おやすみなさい。
投稿日:2017-06-14
返信 80
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 136について

外国語の習い事は辞めていないのですね。
行かないのなら辞めると決めておいたのですから辞めさせてもよいのかと思いますが、このご判断は親子で決定していきましょう。

カウンセラーはカウンセリングの場面で人生における重要な決断の際、絶対に答えは出しません。
離婚・転職・引越・退学・・・そんなことがそれに当たりますが、今回の習い事を辞めるという件も同様です。

もちろん、助言はしますが決めるのはご本人です。

ペットの件・・・
>少し様子を見て、甘やかした方が良いでしょうか?

そうですね。
少し様子を見てあまり口出ししないようにしましょうか。

クラブの件
>私の意見よりも、子どもの気持ちを第一に考えるべきでしょうか?

確かに子どもの気持ちを第一に考えるのは大前提です。
でも、それを優先し過ぎるがゆえに本来の目的から反れてしまう危険もあります。

そもそも子どもがクラブに通う目的は?
その目的が達成するためには親と子ども、どちらの想いを優先すべきか。
・・・だと思います。
投稿日:2017-06-18
返信 81
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 137について

時間は守らせるしかないです。
なぜ何度も、何度も同じことを伝えても守れないのか、本当に嫌になってしまいますよね。
何度迎えに行っても本質を理解していなければイタチごっこです。
投稿日:2017-06-18
返信 82
若者教育支援センターさん
ショートケーキさんへ削除
>返信 138について

伊藤の講演会のご質問もOKです。
「非行」の場合でも意味があるかどうかは、ご参加者の方の主観なのでなんとも言えません。
もちろん、我々はすべてのご参加者にとって意味のあるものにしたいと思ってやっていますが、どんなにこちら側がそう思っても、受ける側が「意味がなかった」と仰ればそれが正解です。
投稿日:2017-06-18
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