不登校や引きこもりの子供・成年たちの為にフリースクールを全国に展開しております。
Navigation

お悩みNO.348
莉菜さん
地震が怖い削除
地震が怖いです。
幼稚園の時、東日本大震災を東京で経験して、福岡で熊本地震を経験しました。熊本地震のあとから地震が怖くなって、震度が1でも夜は一人で寝れないし、一時間は机の下にいないと怖くて本当に怖いんです。
明日は、3.11。ここ最近に小さな地震が多いので余計に悲しくなります。
地震が怖いとは言ったことがあるけれど、本当の自分の気持ちは話したことがありません。
トラウマ以上のトラウマです。
被災地に住んでいたわけではないのになにが怖いのか分からないと思います。でも怖いんです。
勇気をください。
投稿日:2018-03-10
返信 1
若者教育支援センターさん
莉菜さんへ削除
はじめまして。
書き込み・ご相談ありがとうございます。

東日本大震災・熊本地震のご経験から地震に対して恐怖心がおありなのですね。

本日は3・11。
各メディアでも報道特番などを企画しており、辛い想いがまた再度押し寄せてしまうこともあるでしょう。

被災された皆さまには哀悼の意を表しつつ、莉菜さんのように今でも辛い想いをされてる方々のケアも必要だとカウンセラーの立場からも思っています。

勇気を与えるだけの力が我々にあるかは分かりませんが、心理学の領域から助言をさせていただきます。

まずはトラウマにともなうフラッシュバック対処法を以下ににまとめたものがございます。
参考にしてください。
投稿日:2018-03-11
返信 2
若者教育支援センターさん
莉菜さんへ削除
「フラッシュバック対処法」

以下にフラッシュバックの対処法をまとめましたので参考にしてください。

(1) コラム法(暴露療法)
酷い体験にあって、頭では「もうこんなことは起こらない」とか「そんなひどいことをする人ばかりじゃない」と分かっていても、あまりにショックな体験で深い傷を負うと、「他人はみんな自分を傷つける」とか「みんなが自分を馬鹿にしている」とか、認知が歪んでしまうんです。
それを、少しずつ直していく、頭じゃなくて、心に気付かせると言うか・・・プロセスは単純で半信半疑ですが、ただ頭で「自分はクズじゃない」とか、考えて言い聞かせるよりもずっと効果があるそうです。
1.呼吸をゆったりとした腹式呼吸にする
2.紙に、自分の受けた体験、 その出来事によって生じた気持ち・考え、その気持ちの、強さレベル(10段階とか、何%とか)を書きます。心に傷がついた事全部でもいいし、ひとつひとつやってもいい。
3.次に、その気持ち・考えの根拠を書きます。
4.その根拠の反証を書きます。(自分の欲求ばかり通す人間ばかりではないとか)
5.4までのプロセスによって、感情やその強さレベルに変化が生じたら、どのように変わったかを書きます。

(2)自律訓練法
滅茶苦茶にされた自律神経・体・心を整えます。
信頼できる人がいれば、その人に言ってもらってもいいですが、自分で唱えてもいいと思います。
1.静かにゆったりとした状態で寝そべります。アイマスクをしても良いでしょう。
2.「気持ちが落ち着いている・・・」と心で唱えます。
3・「手足がだんだん重たくなってきた・・・」と心で唱えます。その様子をイメージして、本当に重くなるまで唱えます。(右の手足が・・・・などと、順番にやってもいいです)
4.手足が重くなってきたら、次は「手足が段々温かくなってきた・・・」と唱えます。
5.手足が暖かくなってきたら、楽に息をしている・・・と唱えます。
6・穏やかな呼吸ができてきたら、胃のあたりが温かい・・・と唱えます。
7・お腹が暖かくなってきたら、ひたいが涼しい・・・と唱えます。
8.完全にリラックスした状態で、慣れると(入り込めると)体が沈んだような、浮いたような感覚になります。
9・リラックスできたら、ゆっくり目を開けて、首やうで、足などを伸ばしてストレッチをして終わりです。

(3)眼球運動
これは自分だけじゃ難しいので、できれば他人にやって貰った方がいいと思うのですが、正直専門家なんでいませんからね・・・カウンセリングだって受けるお金がある人の方が少ないでしょう。
私はただ苦しむよりは何でもやってみる方がいいと思っています。
1 自分を苦しめている出来事を思い浮かべる
2 1秒間に2往復の速さで指を素早く振ってもらい、それを目で追う。(かなり早いですが頑張って20往復くらい)
3  そのあと、自分自身や出来事について肯定的なイメージを思い浮かべる
4 何セットか繰り返す。すると段々凝り固まったイメージがほぐれていく

専門家ではありませんが、一つ言えるのは、体からのアプローチが一番効く。ということです。
投稿日:2018-03-11
返信 3
若者教育支援センターさん
莉菜さんへ削除
いかがでしょう。

物事の事実はひとつです。
震災や地震の事実は変わりません。
でも、我々はそれでもこれから先、生きていかなくてはなりません。
これからを「どう生きるか」で我々の将来は変わってきます。

ひとつしかない事実を乗り越えるには「受け止め方」を変えることです。
これらについて以下にご紹介します。
投稿日:2018-03-11
返信 4
若者教育支援センターさん
莉菜さんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2018-03-11
返信 5
若者教育支援センターさん
莉菜さんへ削除
長々とすいません。

「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」です。

もしもよろしければしばらくこの掲示板で我々とお話ししましょう。
過去を乗り越えられるように、我々と一緒に考えていきましょう。
投稿日:2018-03-11
返信 6
莉菜さん
遅くなってごめんなさい。削除
ありがとうございます。
毎晩、自律訓練方を試してすぐに入り込めるようなりました。
クラス分けテスト期間中でケータイ没取されてたので、なかなかお返事を書くことが出来ませんでした。ごめんなさい。
逆に長文で教えてくれて、自分の考えを認めてくれて正直とてもうれしかったです。今まで本気で受け止めてくれる人がいなかったので
3.11はなるべくテレビを見ないで過ごして、黙祷したらだいぶ落ち着きました。その日は日記が短かったのであまり覚えてません。
教えてくれた方法に、出来事を書き出すと言うものがあったのですが、やろうと思ってもドキドキして、手がふるえて止まって、思い出して出来ませんでした。
ケータイのネットは、ブックマークした所しか使わない、ニュースアプリを消すなどして、いっさい地震にかかわらないようにしたのですが、その出来事にかかわらないというのは効果があるのでしょうか。分かる範囲でいいので教えていただけるとありがたいです。
投稿日:2018-04-02
返信 7
若者教育支援センターさん
莉菜さんへ削除
自律訓練法を実践していただき、入り込めるようになったとのこと。
これはとても素晴らしいです。
なかなか入り込むことができない方もいらっしゃるのですぐに入り込めるようになったというのは素敵です。

地震の件は対応しているような方法で良いです。
一切関わらないことを継続してみてください。

「時間薬」という言葉があるようにそれを続けていくうちに多少のニュースには動じなくなります。
投稿日:2018-04-03
返信 8
莉菜さん
学校削除
中学生になりました。
理科の授業で大地のゆれという単元がはじまりました。写真とかがあって教科書が開けなくて、先生の話しも反射的に耳をふさいでしまいました。寒気がしてきて空耳の地震速報が聞こえてきて授業を受けるのが辛いです。授業に出たくないけどどうしたらいいのかわかりません。
投稿日:2018-04-17
返信 9
若者教育支援センターさん
莉菜さんへ削除
それはさぞ辛いと思います。
まずは今の状況を先生に相談してみてはいかがでしょう。
どのような解決策があるのか先生にも考えてもらいましょう。

自分の学校の生徒には地震の話に恐怖を感じている生徒がいるという事実を知ってもらうだけでも何かしらの前進はあるのではないかと思います。
投稿日:2018-04-18
返信 10
若者教育支援センターさん
莉菜さんへ削除
その際に効果的に相手に自分の思いを伝える方法があります。
以下に紹介しますので参考にしてください。
投稿日:2018-04-18
返信 11
若者教育支援センターさん
莉菜さんへ削除
■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-04-18
返信・コメントはこちら
削除用パスワード(同じものを2回入力してください)

掲示板トップに戻る