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お悩みNO.341
ゆきこさん
息子の友人関係の悩み。削除
初めまして。ほかの方の相談、見させていただいて大変参考になったのでアドバイスいただきたいなと思って書き込みします。

高校一年の長男ですが、部活が厳しいことを理由に学校に行かなくなり、タバコ、バイク、夜遊びなど、非行に走りはじめました。
学校はやめることになりそうですが、コミュニケーションはとれるので、このことについては親子で話し合いをしている最中です。

息子の友人関係ですが、年上も含めてたくさんの人数で行動しており、車やバイクで夜出かけていて朝方帰ってくるような、そんな感じの子が多いです。特に親しくしている子は、同級生で学校に行かず、あまり家に帰らない状態です。
この子については父親がとても怖く、手が出るため家に帰れないということでうちに泊まることもよくありました。

でも実際は息子を立ち直らせようとしても、友達が長時間家にいると一緒にだらけてしまったり、息子が無免許だと分かっているのにバイクを貸す人がいたりと、息子一人ならこんなことにならないのに…と思えてしまいます。

うちによく泊まりにくる子の親には連絡をとれますが、「泊まらせないでください」とのことでした。でも本人も、帰るように私が言ってもなかなか帰らなくて、そのことも相手方には伝えてあります。

本人だけを立ち直らせようとしても、現実はなかなか変わらないなと日々痛感しています。

息子の友人関係とどう向き合っていったらいいかアドバイスいただけたら幸いです。
よろしくお願いします。

投稿日:2015-02-10
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきこさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
高1の息子さんの友人関係に関するお悩みですね。

お子さんとはコミュニケーションはとれているとのことですので、まずはお子さんとじっくり話し合ってみたらどうでしょう。
その際にお子さんの友人関係を否定するようなことは厳禁です。
あくまでもお子さんの交友関係を尊重しつつ、「ダメなものはダメ」と言いましょう。

例えば、「友だちと遊んでも構わないが門限までに帰ってくること、友だちは先方の親からも頼まれているので宿泊させない、タバコ、無免許バイクは一切認めない 等」です。

そして、それはお子さん以外の友だちにも言えることです。

昨今は自分の子ども以外の子どもに対して叱れる大人が少なくなってきたように感じていますし、そのようなご相談も少なくありません。

しかし、我が子やその友だちも含めて「あそこの親が言うなら仕方ないか」という存在であれば子どもたちは必ず聞く耳を持ちます。

そのためには子どもたちを受容・共感の姿勢で接し、存在を認め、褒めるべき点は褒めること。
それが出来ていてはじめて「ダメなものはダメ」というメッセージが効いてくるのです。


投稿日:2015-02-11
返信 2
ゆきこさん
ありがとうございます。削除
アドバイスありがとうございます。
だいぶ日がたってしまいましたが、息子とは、あれから親子で泊まりの旅行に行ったり、口げんかもしますが、コミュニケーションをとるように努めてきました。
親子でいるときは、素行や将来についての話もある程度素直に聞いてくれています。

ただ、友達と会ったあとは言うことや態度が変わっていたりするので(受験前なので親には髪を黒く染めると自分から言っていたのに友達と出かけたときにブリーチ剤を買ってくるなど)、息子自身も友達と自分の意見(親の考えも含めて)との板挟みになっているのかも、とも思えてきました。

断れない友達もいるようですが、ある程度友達を選ぶようになってきたり、友達にしつこくされて迷惑そうにしているところを見ると、本当に今の人間関係は楽しいのかな?と疑問に感じます。

浅く広い友人関係なので、友達の把握が難しいですが、友達のことも知らないことだらけなんで、少しでも会話をすることから始めたいと思います。
ありがとうございました。
投稿日:2015-03-17
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきこさんへ削除
親といるときは素直でも、友だちが絡んでくると急に態度が変わる…そんなご相談は少なくありませんよ。

高校生、特に男の子は、どうしても親に反抗的になるのです。
もちろん、根っから反抗しているわけではなく、これはある意味避けては通れない思春期ならではの儀式のようなものです。

むしろ順調に成長しているのではないでしょうか。

親に反抗的な態度を取っていた方が友だち受けがいい。
親と仲がいいのは友だちの手前ちょっと照れくさいし、馬鹿にされそう。
きっとそんな心理があるのだと思います。

友だち関係は今はいろんなタイプの友人と接して、将来の人間関係の構築の基盤を作っているのです。
中には迷惑極まりない友人もいるでしょう。
実はあまり交流を持ちたくない関係もあるかもしれません。

そんなことを通じて真の友だちとはなにかを学ぶのです。
また、将来、社会に出てからは自分が気に入っている人とだけ付き合うというのはまず難しい。
そのための訓練をしていると捉えてください。

これは思春期ならではです。
きっとゆきこさんもご経験があるのでは?

そっと見守りながら、しかし、少しでも会話を通じて本人を把握する努力は継続してください。
親はいざという時に出ていけばいいのです。
失敗から学ぶことの方が大きいですよ。

「親」と言う字は「木」の上に「立って」、「見る」と書きます。
その意味をかみしめてみてくださいね。
投稿日:2015-03-18
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