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お悩みNO.619
きよさん
中1の息子削除
息子が夏休みが明けが少したった頃にいじめにあってることがわかり間した。いじめの子とは、解決したのですが、行き仕振りがはじまり、いまは1週間に1回ぐらいしか行けていません。学校に行きなさいと行っても行きたくないと言います。「なんで」と聞く自分でもわからないといいます。「行ってしまえばなんともないねんけど」といいます。親としてもなんとかいってほしいと思い、色々調べました。そこで伊藤先生のDVDのことを知り購入させて頂きました。すぐ拝見させてもらいました。主人にも見せたんですが、「アホか、お前は目先の事しか考えてない」と言われ最後まで見てもらえなかったです。なにをいってもきょうりょうりょくしてくれません。わたし1人がんばっても解決できるか心敗です。どうぞ、ご意見お願いします。
投稿日:2016-11-02
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
中1の息子さんのいじめによる不登校に関するお悩みですね。

「いじめの子とは、解決したのですが」とのことですが、行き渋りがある以上、「いじめ」は解決していないのだと思います。
この案件は急がずに時間をかけてお子さんのメンタル面のケアをしていいきましょう。

そのためには日々のコミュニケーションが大切です。
この点は以下をご参考にしてください。
投稿日:2016-11-03
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
コミュニケーション(「聴き方」「伝え方」)

■信頼関係の構築
相手との信頼関係の構築を図るためには円滑なコミュニケーションが大切です。
カウンセリングの領域では、カウンセラーとクライアントの信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件といわれます。ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすればいいのでしょう。
コミュニケーションの2つの柱ともいえる「聴き方」と「伝え方」に関して紹介します。


■「聴き方」
「聴き方」を意識しながら相手からの話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。
この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。
大きくうなずくときは「なるほどねぇ〜」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、あなたのほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「あなたにとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。
(※注意:実際の会話は「あなた」ではなく、必ず相手の名前を呼んであげてください。特に相手がお子さんの場合は名前を呼ぶことが効果的です)


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。
その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。
こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。
高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。


■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。
それを意識することで、相手に対して自分はどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。
それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。
まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば…僕がリビングで本を読んでいたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」

こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困っているんだよ

その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。


■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、相手の考えを聴くというのはコミュニケーション(会話)の基本です。
しかし、いくらIメッセージを活用して伝えても、「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、しつこく何度も同じメッセージを発することになります。
これは「審判的表現」といい、圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。
相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて相手は安心して、自ら変わることができるのです。
また、相手の立場を理解することで、こちらの心にも変化が現れることもあり、他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手を分かろうとせよ”です。


コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいです。だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、「聴き方」や「伝え方」を意識して相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。
投稿日:2016-11-03
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
ご主人は目先のことだけではなく、その先のことをお考えなのですね。
先を見据えた視点でどう考えているのかを聴きましょう。
それに答えられない、または理解できない内容であれば、きっと協力的ではないご主人なのでしょう。

残念ですが、これは我々の範疇を超えています。
投稿日:2016-11-03
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」

これは心理学でよく使われる言葉です。

ここでいう「他人」は「自分以外」をすべて指しますので、ご主人も「他人」になります。
結局、ご主人に変わって欲しいと願っても変わってくれないのです。

であれば、自分を変える努力をした方が建設的です。
以下を参考にしてください。
投稿日:2016-11-03
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
「自分を変える」

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。
そして、変えていくのです。

一方で、自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2016-11-03
返信 6
きよさん
中1の息子削除
先生、アドバイスありがとうございます。そういわれれば、子供が小さい頃から、コミュニケーションが足りなかったなと私は、思います。今は、コミュニケーションをとり、話がなくても子供のそばにいてあげようとしています。すいません、話は変わるんですけど、学校の先生が家まで来てくれて、相手に謝ってもらいたいと言うと、「謝ってもらいたくない、気まずくなるから、謝ってほしくない」って言いました。何日か経って話をしてみると、その相手が話しかけてくれへんと言い出し、話しかけてくれへんかってもいいやん、仲のいい子と話してたらいいやん、そのうち話しかけてくれるといったら、うんとは、うなずいてはくれたんですが、それでも1週間に1回しかいかなくなり、なんで其が続かないんやろと思い、聞いたところ、その日は1週間の始まりやから、行かなあかんねん、好きな授業もあるし、その授業あるときは、なにも考えんでもいいし、他の授業は面白くないから、元々、勉強嫌いやからって言われました。今週は、昼から行くとは言ったんですが、1回も行けてません。なるべく、学校の事は、言わないようにしてるんですが。
投稿日:2016-11-04
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
コミュニケーション不足だったのですね。
それが分かればあとは実践するのみにです。
先般ご紹介したコミュニケーション方法を参考にしてください。

基本は、相手を変えようとせず、相手を分かろうとすること。
そして、「自分が変わる」こと。

※自分が変わることに関しては以下をご参照ください。
投稿日:2016-11-06
返信 8
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
「自分を変える」

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。
そして、変えていくのです。

一方で、自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2016-11-06
返信 9
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
おっしゃる通り、学校のことはあまり言わない方がいいでしょう。
不登校、または不登校ぎみの子どもにとって学校のことを親から言われるのが一番嫌なことですし、ストレスなのです。
詳細は以下をご参考頂ければ幸いです。
投稿日:2016-11-06
返信 10
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
「不登校について?」

そもそも、不登校とは、次の定義があります。
「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にあること(ただし、病気や経済的な理由によるものを除く)」。
なお、不登校については従来、学校基本調査において30日以上欠席した児童生徒について、その理由別区分として「病気」、「経済的理由」、「学校ぎらい」、「その他」として調査していたところ近年「不登校」という名称が一般的に使用されるようになったことに鑑み平成10年度の調査から上記区分のうち「学校ぎらい」を「不登校」に名称変更した経緯があります。
親として不登校を正確にご理解いただくために、以下の内容をまとめましたので参考にしてください。
・現在では不登校児は約13万人といわれている。
・不登校を生み出す原因のひとつに親の過干渉(先回り)があげられる。
・このように育てられた子供は自立心が育たない、人をすぐに頼る、人のせいにする、幼い、わがまま、神経質なくらいきれい好きかその逆、人の顔色ばかり見て自分を出せない…etc。
・小学校の頃は友人とよく遊ぶ。(友人が多いのではなく誘いを断れない)
・中学生くらいになるとわがままで融通性がない性格が表れて友人が離れていく。
・昼食はひとりで過ごすことが多くなり校内を徘徊して時間をつぶす。そのために周囲からは気持ち悪がられて精神状態は悪化して次第に不登校へとなる。
・また不登校へのきっかけとしては大人にとっては取るに足らないことも多く、はっきりした原因や理由が不明なケースが多い。
・不登校の症状としては、37度くらいの微熱、頭痛、腹痛、吐き気が4大症状。その他には冷たいものを良く飲む、不眠、うるさいと口走る、昼夜逆転、部屋にこもる、ゲーム・ネットにはまる、家族と顔を合わせない、部屋に誰も入れない、自分より弱い妹・弟に強く出る、親と一緒に寝たりお風呂に入る(退行)。
・不登校を生み出しやすい家族としては、夫婦関係が悪い、家族の誰かが亡くなる、過干渉、放任、父性・母性の欠如、母子関係が強すぎる、兄・姉の非行・不登校・引きこもり、親が異常に学歴や世間体を気にする、親が宗教熱心な信者、親が定職に就かない、親の失業、転勤、厳格、威圧的、神経質。
・不登校の子どもを無理に学校へ行かせることはインフルエンザで高熱が出ているのに解熱剤で強引に熱を下げるのと同じで余計に悪化してしまう。
・不登校の子どもは弱者ではなくむしろメンタル面は強い。思い込みが激しくこだわりが強いために周囲に溶け込めない。
・子どもには文句を言わせることが大切。「あの時はこうだった」「あの時、ああ言われた」…。親は黙って横に座り目を見て聴いてあげることが大切。
・不登校児の3割が引きこもりになる。

【不登校の子供の親の不安】(一般例)
?学力の遅れで進学が出来ないのでは?
大切なのは生きる力、知恵、人との関わりであり学校以外でも充分に養える。
?社会性や適応力がみにつかない?
学校以外で自分らしさを発揮できる子がいても良い。現在の学校システムに合わない子がいても不思議ではない。
?学校くらい我慢できないで社会で通用するのか?
必要な我慢もあれば有害な我慢もある。身を削って学校に通うことがマイナスになる。学校は命まで削って通う場ではない。
?無気力人間になるのでは?
無気力で学校に行かないのではない。体調の不調は身体防御反応。
?学校に行かないのならせめて○○してほしい。
学校に行かない代わりに何かをするというのは無理な要求。じっくりと子どもの成長をみる心のゆとりが必要。

【不登校の子どもを持つ親に向けて】(我々からのアドバイス)
? 不登校の状態を責めたり、刺激したりしない。
? 子どもの良い面を見つけ、認めて、誉めて、信頼する、
? 一番悩んでいるのは本人であることを理解する。
? 子どもの言葉や言動から心の中にあるものを理解する。
? 一人の人間として子どもを認める。
? 絶対に焦らず、長い人生のうちの休憩だと思うこと。
? 親に勉強する機会をくれた子どもに心から感謝する。
? 親の焦りは子どもに伝わってしまう。大きな心で子どもに接する。
投稿日:2016-11-06
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
「不登校について?」

不登校は甘えではありません。
いじめ、先生や友人との相性、家庭環境等で心が折れている状態です。
しかし、いまだに不登校に関する理解不足から「甘えている」「根性が足りない」「逃げているだけ」と言う方もいます。
不登校の子どもたちには、部屋から出られない人もいます。
それは、部屋から出ようとしていないのではなく、部屋から出ることができないのです。
怪我で両足を骨折している人に「マラソンを走れ」とは言いません。
走らない人に「甘えている」とも言いません。
どうか「不登校」に関する正しい知識、また不登校の子どもたちに対する「受容と共感」の姿勢で接してください。
そして何よりも優しく接してあげてください。
投稿日:2016-11-06
返信 12
きよさん
中1の息子削除
先生、お久しぶりです。
あれから、1ヶ月に1回ぐらい、午後からの授業がないときや、郊外学習などの時には、登校してます。なかなか毎日は登校できなく、時間はかかると思ってます。今週、昼から登校し帰って来て、私は頑張っていたんやなと思って誉めたんですが、主人が、「行くんやったら、朝から行け、朝から行かれへんかったら、何を言ってもダメ、お前は病気や」と言い出し、子のままやったらあかん、新学期から全寮制の学校に入れると言い出し、、子供はいやがってるのに子供の意思も尊重せず、無理矢理でも連れていくと言われました。私は反対です。子供は明日から頑張っていくとは言ったんですが、やはり朝になり、登校時間が近ずいてくると、うずくまり、泣きながらふるえてました。
少し落ち着いたら、「もし、今日行っても明日、明後日は無理やと思う」このままやったら、寮に入れらるでといったら、そうなったら選択肢はいっぱいある、家出したり、自殺するかもしれへんと言い出し、自分で命をたつのだけはやめてほしいと行ったんですが、父親が子供を追い詰めてるみたいでどうしたらいいかわかりません。
投稿日:2017-03-08
返信 13
きよさん
中1の息子削除
主人が、このままではあかん、この子がダメになるという気持ちもわかるにですが、過保護かもしれませんが、私は、もう少しもう少し様子を見ようかと思っていて、急に言われたので、気が動転していて、子供が可哀想な気がします。
投稿日:2017-03-08
返信 14
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
きよさんのご意見に賛成です。
不登校は一気に解決しようとすると無理が出ています。
掛かった時間の倍の時間を使うくらいの気持ちでちょうどいいのです。

そして、ずっと緊張していたら心の糸はいつか切れてしまいます。

ご主人には何とかご理解いただきたいです。
投稿日:2017-03-08
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
我々がカウンセリングをしたある事例です。
不登校の子どもがいました。
きよさんのお子さん同様、そのお子さんも何とか学校に行こうと必死でした。
行けたり、行けなかったりを繰り返しながらも、徐々に改善の方向に向かっていました。

その時に、父親がパジャマの子どもを無理やりに車に押し込み、パジャマのまま登校させました。
それも一度や二度ではありません。

結果、そのお子さんは「学校=無理やりに連れて行かされる場所」となってしまって、大学生になっても不登校のままでした。

父親の強行な子育てが不登校を長引かせ、且つ、お子さんの心に大きな傷をもたらせたのです。
投稿日:2017-03-08
返信 16
きよさん
中1の息子削除
返信ありがとうございます。主人は言い出したら、私が何を言っても聞いてくれません。もう少し様子見ようと言っても、お前の考えは間違ってる、お前には任せられへん、お前に任せてたら、いつまでも解決でけへんはと言われました。その言葉、そのまま主人に返したいんですが、言ったら倍返ってくるので言えませんでした。
投稿日:2017-03-08
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
きよさんへ削除
ご主人、ちょっと乱暴な考え方をされていますね。

自分の考え方が絶対!
自分は間違っていない!

こんな考え方の親御さんを何人も見てきました。
このような親御さんに限って実際に何も解決できないのです。
だって、相手の心を開けないから相手が言うことを聞きませんから。

「親が変われば、子も変わる」

これは我々が設立当初から掲げてきた理念です。

ご主人が親として変われば、お子さんは必ず変わります。
投稿日:2017-03-09
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