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お悩みNO.43
きょうこさん
中三の息子のことで削除
初めて投稿させていただきます。

中学三年の次男がいます。
今年の6月に主人とのトラブルから、パタッと学校に行かなくなりました。
もちろん、それはきっかけであり、それ以前にもそういった兆しは何度もあって、家から追い出したり、殴ったりしては、なんとかとりあえずは登校していました。
実は今年にはいり、主人のリストラでアパートでの生活が苦しくなり、今年の4月から主人の実家で生活させていただくことになりました。
転校はしておりませんが、校区外になりちょっと遠いです。
うちでは不登校なんていうのは絶対許さない!と徹底していたのですが、
こうなったのも、私の次男に対しての甘さがあったのか、主人からはものすごく叱られました。
反省する点はたくさんあると思います。
夏休み中は、次男はとてもイライラしていて、本当に何をするかわからないぐらいでした。
以前あまりにもいい加減な態度をとった次男に対し、主人が「殺してやる」と首に手をかけてから、次男が私や妹にも同じようにやってくるようになりました。
でも、何度も「そういうことは絶対するな」と叱り、最近はなくなりましたが、生きる希望もなく、すべてが楽しくない、勉強してもどうせ意味がない、と落ち込んでいます。

主人もアルバイトに行きだしたのですが、
次男をみると腹が立つので、たまに喧嘩になり、
私たちや義父母も止めにはいるたびに、誰か怪我をしてしまいます。
中学卒業と同時にうちから追い出してやる!と主人は言っていますが、
本当の心のうちは、なんとか学校にいかせてやりたい、という気持ちがあるのはわかるのです。
私たちの生活も現状はギリギリ以下で、本当は高校に行かせる余裕もないのですが、本人がやる気があるのなら、私ももっと仕事増やして学校費ぐらい稼いで行かせてやりたいのです。
親たちの思いとは裏腹に、次男はますます引きこもり、私たちもますます次男に対して好きな事を取り上げて(ゲームなど)しまい、何を求め合い、何をしたらいいのかその時の感情で、お互いが動きおかしくなってしまいます。
どう対処していくのが最善なのでしょうか。

お忙しいと存じますが、どうぞアドバイスいただけたらうれしいです。
投稿日:2009-12-03
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうこさんへ削除
きょうこさん、はじめまして。
書き込みありがとうございます。

中3のご次男に関してのご相談ですね。
ご主人のお仕事の件も含めてお悩みは深いと思います。

さて!
まず息子さんの件ですが。。。

今までも問題があった際に
殴ったり、家を追い出したりしてとりあえず問題を収めて来たのですねよ。
「暴力絶対反対」
…というわけではありません。
時には鉄拳制裁も辞さないくらい真剣に向き合うことは大切です。

ただし!
息子さんの場合は今現在、誰かが止めに入ると誰かが怪我をしている状態ですよね。

ご主人の気持ちも分かりますが
「殺してやる」と言いながら首を絞める行為は止めたほうがいいです。
事実、それ以来息子さんはきょうこさんや妹さんに同様の行為をしているわけですよね。

子は親の鏡…です。

ご主人はきょうこさんをものすごく叱ったのですか?
それはきょうこさんが甘かったから?

ではご主人の今までの子育ては?

息子さんにも問題はありますが
まずは親であるご主人も変わらなくては!
「親が変われば子も変わる」
…僕はそう思います。

良かったらここでのやり取りでその辺から少しずつ改善していきませんか?
投稿日:2009-12-03
返信 2
きょうこさん
さっそくのお返事ありがとうございます。削除
主人は実は、とてもやさしく、私たち家族が喜ぶ事はなんでもしてくれるような人です。
私の方がパートが忙しくて、
主人が一人で買い物いったり、食器を洗ってくれたりするような人です。
ただ、小さなミスでもみのがせない、許せない気難しいところがあり、
私たちが同じ失敗しようものなら容赦しないところがあります。
仕事でもミスが少なく、本当にすべてが念入りで上からのうけもいいですし、評価も高く、すべてにおいてとても自信はあるようです。
ですが、とても寂しがりやなところもあり、それに振り回されます。

次男に対して、決して暴力だけでなく、徹底的に話をしたりもしたのですが、態度があまりにもふざけているので手がどうしてもでるようです。
さすがに、首はやめてほしかったですが。。。
私が以前、勉強をみたり、次男のためにお茶やジュースをついだり、服をかたづけたり、そんな行為が余計に主人の癇に触れたようです。
何度も構うな、といわれたのがこの結果だったので。
怒られているのは慣れています。
慣れるのはおかしいのですが、気が付くと主人の言葉を聞き流して上の空でいる私がいるのです。
きっと子供たちもそんな調子なのかな、と思います。

主人も必死でどこかに相談しにいきましたが、どこも信用できないのか、自分の考えを否定されると、もう出向かなくなってしまいます。

「親が変われば子も変わる」という言葉は、実は前々から主人も私も耳にいれている言葉です。
気持ちは変わろうとしているのに、
どうしても、もともとの自我が抑えられず、表にでてしまっています。
私もそうです。
いろんな本を読ませていただいたり、講演にもいったりとしていますが、
いざ目の前に起きてしまったことになると、わからないものです。

伊藤先生にお話を聞いてくださっただけでも、一歩進歩したようで、
うれしく思います。
本当にありがとうございます。
またよろしくお願い致します。

投稿日:2009-12-03
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうこさんへ削除
なるほど。。。

ご主人も…そしてきょうこさんも必死で子育てに向き合っているのですね。
文面からそれが伝わってきますよ。

きっとお二人とも真剣すぎるからこそ行き詰ってしまうのですね。
でもそれもまた良しとしましょう。

我々が親御さんのカウンセリングをしていて一番悲しいのは子どもに対して無関心な親とお話しをする時です。
どこか他人事のように…そして誰かのせいにして自分だけは間違ってないと信じきっている。

でもきょうこさんもご主人も自分の足りない部分にも焦点を当ててちゃんと向き合っていますね。

…今はそれでいいです。

子育ては幸せのタイマー付き時限装置のようなものです。
今、言ったことがその時にダイレクトに返って来るのではなく時を経ていつの日か効き目があらわれる。
それは1年後か2年後か…5年後か10年後か。。。
もしかしたら親がいなくなった後かもしれません。
でもそれでも良いんだと思って伝え続けましょう。

いつの日かきっと分かってくれる時が来るはずです。
その日を信じて一緒に考えましょうね。
この場はそんなことに使ってください。

インディアンの社会には…
「ひとりの子どもを育てるのは村がかりの仕事」
…という言葉があります。

僕らも夫婦だけで抱え込まず周囲の大人が一体になって子育てに取り組む時代なのかも知れません。

応援しています!

共に子育てを楽しみましょう。
ご主人にもそうお伝えください。
投稿日:2009-12-04
返信 4
きょうこさん
ありがとうございます。削除
返信ありがとうございます。

はじめのうちは、
主人のせいにしっぱなしで、
不平不満だらけでした。
お互い様だったかもしれません。

息子の将来について
批判批難してしまい、学校にいけないやつは、将来はもうない!
お前の人生終わりだ、死ぬしかない。
主人がそういってしまったものだから、ずっと、次男はそのセリフを私に言い続けています。
「俺の人生終わりなんだろ、何していたっていいじゃないか。どうせ学校いっても楽しくないし、勉強できんし、
死んだほうがいいんだろ?」
娘とたまにゲームしているときだけ楽しそうです。

ほんとに、カァ?となると
言っていけない事までいってしまうものです。
マイナス的な言葉は結構心に残ってしまうものですね。

でも、あきらめずにいたいと思います。
たとえ、中学卒業と同時に追い出したとしても、息子の将来を案じて関わっていきたいと思っています。
またいろんな事に悩まされると思いますが、
またその時は、こちらに書き込みさせて頂いてもよろしいでしょうか。


投稿日:2009-12-04
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうこさんへ削除
もちろん!

ここにはいつでも書き込みをしに来て下さいね。
子育てに関して一緒に考えましょう。

今までのことは悔やんでも仕方ありません。
もちろん反省は必要。
でも過去の発言に捉われて関係が悪化しては本末転倒。

…であればどうするか?

「ごめんね」…を言えるか言えないかです。

息子さんが「ごめんね」を素直に言えるような子どもに育てるにはまず親が「ごめんね」を言える大人であるかどうかです。
投稿日:2009-12-06
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