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お悩みNO.53
もみじさん
娘のブログを読んでしまいました。削除
通信制高校に通う17歳の娘のブログを読んで愕然としてしまいました。

「薬をやっていた事」と、
「彼氏と女友達A子が止めてくれるから今はやってないけど、この関係が切れたらまたするかも?」
と書かれていたのです。
「薬」が何なのか分かりませんが、娘の中では、シンナーからがよくない「薬」です。
これまでに怪しいと思える娘の言動に心当たりがありませんが、もし、大変な事をしてしまっていたらと思うと体が震えます。


ただ、ブログに書かれている内容が必ずしも真実でない事も沢山あります。
学校を遅刻した日のブログには
「オカンと殴り合いになって、泣かしてしまった。オカンは鼻血出して泣いてた。」
と書かれていましたが、実際は言い争いをしただけでした。
また、自転車で転んで擦り傷を作って帰ってきた日のブログには、
「バイトの帰りにオッサンと殴りあいになった。」と書かれていました。
去年から日サロで体を焼いているのですが、ブログには「中3から」と書いてありました。
小4と中2でイジメにあってから、
一生懸命虚勢を張って今まできています。

私立の進学校に通っていた時に、タバコで一度停学になっています。
留年して、半年ブランクを空けて今の学校に編入したのですが、ここでも二度タバコを見つかりました。(反省文のみでした。)
私が常に言い続けている事は
・人に迷惑をかけない。
・社会、学校、家庭のルールは守る。
ですが、娘は家が厳しすぎると不満を持っています。
現在、家庭でのルールは、門限10時(バイトのある日は11時)だけです。
門限は守りますが、毎日10時まで帰ってきません。(この事で小言は言いません)

今の学校のスクールカウンセラーに以前、
娘の素行の悪さについて相談した時に
「アルバイトを一生懸命するのは社会性があるからいい事だ。」と言われました。
「友達も沢山いて何も問題ありませんよ。」とも言われました。
ブログに嘘を書いている事に関しては「娘の頭の中で浮かんだイメージを書いているだけだから、気にしなくていい。」と言われました。
「タバコと門限については、言い続ければ良い。分かってくれなくても怒らずに言い続けてください。」
と言われ、そのようにしてきたつもりです。

ブログを私が読んだことを娘は知りませんし、それを知ったらものすごく怒るでしょう。
また問いただした所で、本当の事は言わないと思います。
確かめる術がありませんが、心配で心配でたまりません。

主人は、しばらく様子を見ようと言っていますが、どうしていいのか分からず途方に暮れています。
どうか良いお知恵をお貸しください。
投稿日:2010-06-09
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
もみじさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。

娘さんのブログを読んで心配で心配でたまらないのですね。

娘さんが書いたブログは確かに全てが全て額面通りには捉えない方がいいかもしれません。
実際に真実とは違うことが書いてあった訳ですから「薬」の件だって真偽のほどは分かりませんよね。
もみじさんからしてみたら今すぐにでも問いただしてみたい。
…そう思っているのかもしれません。
でもまずは、もみじさんが一端、落ち着きを取り戻してくださいね。
ご主人のおっしゃる通り今はしばらく様子を見た方が賢明かと思われます。

でも…ご主人の言うことやスクールカウンセラーのいうことは十分理解されているのですよね。
それでも不安で仕方ないからここにきて書き込みをして頂いたんですよね。

う?ん、どうしましょうか。。。

まず…娘さんはもみじさんがブログを読んだことを知らない。
もし知ったとしたらもみじさんがおっしゃる通り相当怒るでしょう。
事が別の悪い方向に行きかねません。

今は娘さんと会話(コミュニケーション)を少しでも増やすことを心掛けてはいかがですか?
他愛のないことでも構いません。
「今日のバイトはどうだった?」とか
「バイト先でどんなことが楽しい(辛い)?」とか。

そんな会話の中で必ずキッカケが見出せます。
会話の中でちょっとでも「薬」に関連することがあればその事を深く話し合う。

注意して欲しいのは「まさかあなたは薬なんてやってないわよね?」などとは言わないこと。
犯人探しが目的ではありません。

「もしもあなたが薬なんてやったらお母さんはきっと相当悲しいだろうなぁ?」とだけ。
それは予防のメッセージになります。
それを言い続けてください。

メッセージの基本は「Iメッセージ」です。
主語は必ず「I(私)」
私はどう思うか…だけを伝えるメッセージを「Iメッセージ」と言います。
これに反して間違ったメッセージの伝え方は主語が「YOU(あなた)」の「YOUメッセージ」です。

さっきの例を読み返してみてください。
あれは主語が「YOU」ですよね。

最初は上手くいかないかもしれません。
即効性はない方法かも知れません。
でも時間を掛けて解決していきましょう。

そして、もみじさんはひとりで考え込まないでまたここで一緒に方法を考えましょう。
お待ちしています。
投稿日:2010-06-09
返信 2
もみじさん
頑張ってみます削除
早速のお返事ありがとうございました。少し気持ちが楽になりました。
ゆうべ午前2時まで娘と話をしました。
その時、娘のしゃべり方がちょっと変だったのでよく見ると、舌にピアスをしていました。
(2日間も気づきませんでした。)
血の気が引きそうになりましたが、その事についても話をしました。
娘の事をどれだけ大事に思っているか、
娘の事をどれだけ心配しているのかと言う話をしたらポロポロと涙を流していましたが、「今はピアスをはずしたくない。自分の中で満足したらはずす。」の一点張りでした。
「薬」の話は出なかったので話は出来ませんでしたが、私の気持ちを少しは分かってくれた様に思います。
ただ、それと行動は伴いませんが・・・。
今朝は「ごめん」とメールをくれました。
まだまだ気持ちが不安定な娘ですが、素直な一面もあるので、私が大きな気持ちで娘を受け止める努力をしようと思います。
ただ、同居する私の父がとても娘に対して厳しく、常に監視、口だしを止めません。
私が娘をかばうと、父は家族を巻き込んで大喧嘩になります。
ヒドイ時には包丁を持ち出す事もあり(同居7年で3回ありました。)、それを娘のせいだと罵ります。
私はいつも娘の肩を持つのですが、そうすると父は益々ヒートアップします。
しばらくは黙っているのですが、数ヵ月後また同じ事の繰り返しです。
こんな環境で、娘は落ち着くでしょうか?
娘の居場所を作る努力をしても、父が娘を追い詰めます。
父は話のキャッチボールが出来ない人なので、話し合いや協力を求める事は出来ません。(アスペルガーかも?と思っています。)
両親(特に私)が、しっかり娘を受け止めてやれば大丈夫なのでしょうか?
投稿日:2010-06-10
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
もみじさんへ削除
こちらこそ書き込みありがとうございます。
前回のこちらからのお返事で少しでも気持ちが楽になったのであれば良かったです。

さて、今回頂いたご相談ですが…。

結論から申し上げますと娘さんに対してご両親がしっかりと受け止めてあげれば大丈夫だと感じています。
お父様の対応は娘さんにとって厳しく是正する点は多々あると思います。
しかし心理学ではこんな言葉があります。
「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分」
お父様に変わって頂く努力は必要ですが元々、人とはそう簡単に変えることは出来ません。
…であれば、もみじさん自身が変わることで相手(娘さんやお父様)も変わるのだと思います。

ただし、もみじさんの書き込みを拝見すると、もみじさん自身が劇的に変わる必要はないかとも思いますよ。
既に娘さんに対しては本当に心を痛めながらもちゃんと向き合おうとされていますから。

もしもお父様がまた娘さんに対して厳しい対応をされたら、もみじさんは徹底的に娘さんの味方になってあげてください。
その場でかばうことで状況が悪化するのであれば後から娘さんにそれを伝えてください。
「私はあなたの味方よ」…と。

娘さんの「居場所」となるご家庭において、もみじさんとご主人が二人三脚で娘さんを守れば安心して過ごせる居場所=家庭を作れるはずです。

時には娘さんとぶつかることもあるでしょう。
でも今回のように話し合うことはとても良いことだと思います。
娘さんからの「ごめん」のメールはそれを物語っていますよね。
17歳と言えば「ごめん」を言うのも照れくさい年頃です。
それを言って来てくれたことは娘さんが素直に育っている証拠です。

その点では、もみじさんの教育が正しかったのでしょう。
自信を持ってくださいね。

ピアスの件は今は「不問」にしましょう。
あまりうるさくすると外すタイミングも逃してしまいますから。。。

またいつでもここに来てください。
我々も気になっていますのでその都度、状況をお知らせいただけると嬉しいです。

投稿日:2010-06-10
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