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お悩みNO.503
MAYUさん
働かない息子削除
29歳の息子の事で相談です。私は母親ですが離婚をしており息子とは別居しています。息子は父親と二人暮らし。時々、月に1.2回ほど息子の所に行っていますが、就職活動などしている様子もないです。話は普通にするのでしが、仕事の話になると口が重くなり答えは返ってきません。大学は8年かかり2年前になんとか卒業しました。在学中に就職活動はまったくしていません。卒業して3カ月位経った頃に車の免許が必要だと(身分証明として)教習所に通い、9カ月位かかりでなんとか取得しました。その後、就職活動の為に写真を撮ったようですが、動く様子はないです。在学中は中学生の塾講師のバイトを数年していましたが他のバイト経験は無いです。鬱ではないかと心療内科の受診を勧めましたが、詳しい事は病院でも個人情報があるので開示出来ないと教えてくれません。その後通院はしていないです。(本人が必要ないと判断)今年30歳になります。このまま見守っていれば良いのか何か私に出来る事はないのか悩んでいます。元夫とも話しはしていますが、先が見えないです。
投稿日:2016-02-12
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
MAYUさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
今年30歳になる息子さんに関するお悩みですね。

お子さんはなぜそのような状況になってしまったのでしょう。
まずはそれを教えてもらえますか。

働く気がないのか。
働く気があるけど、面接がうまくいかないのか。
・・・などなどです。
最初から質問返しですいません。
でも、詳しく知っておかないとアドバイスも的を外してしまうのでお願いします。

現在はアルバイトもしていないのであれば収入はないですよね。
元ご主人がお子さんを養っているのでしょう。

今は引きこもり状態とも言えると思います。
成人の引きこもりに関しては以下にまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2016-02-13
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
MAYUさんへ削除
「成人の引きこもり 対処法?」

大人になっての引きこもりの原因やきっかけは、もちろんいろいろあると思います。

仕事だったり、職場の人間関係だったり、恋愛関係からだったりなど。

基本的には、子どもの時に未処理の感情や自己概念によって、現状を生き難くさせてしまっているために、心が悲鳴をあげて、それに応じて、体が動かなくなってしまうというのがほとんどのケースかと思います。

大人になっているので、例えば、仕事に行かなければいけないとか、そういう、どうあるべきかは、既に分かっています。

参考になるのが、「安心ひきこもりライフ」という書籍です。

全ての内容に、賛同できるわけではありませんが、引きこもりの成分は・・・など、とても、よく表しています。
ぜひとも参考までに読んでみてください。

本来は、やりたいことと、やらなければいけないことのバランスがとれている状態が理想なのですが、やらなければいけないことが強くなりすぎるため、苦しくなっていることが多く一旦、自分自身を緩める必要があります。

「安心ひきこもりライフ」では、主人公(著者)が、ドーナツのお店で働いていることが印象的でした。
彼は、ものすごく最初は集中して作業をするのですが、途中で、息切れをしてしまい、最後は、散漫になってしまうということが書かれています。

別に、これは、彼がダメなわけでは、実はないのです。
ものすごく集中してしまうことから、集中力がないわけではなくて、集中の仕方が、続かないやり方になっていること。

そして、そもそも、学業そのものに、何の意味があるのだろうかと疑問を抱いていたことから、単調な、ルーチンワークのような作業は合わずに、独創的な作業にこそ、やる気や、意味を見出せるのです。
本来は、彼に合った仕事があったのではと思うと、惜しい人材だなっと思いますが…。

大人になってからの引きこもりも、基本的には、意味があって、起きていることです。

きちんとその意味と向き合って、自分が心から納得し、豊かな人生を送れるのが、一番なのです。
投稿日:2016-02-13
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
MAYUさんへ削除
「成人の引きこもり 対処法?」

■ひきこもりの原因と弊害
ひきこもりの原因は「心の病気」と「社会的ひきこもり」に大別されます。
心の病気の場合は、医療機関で治療を受けることによって、状態の緩和など、改善することが少なくありません。
また、「心の病気」ではない場合には、「社会的ひきこもり」と考えられます、社会的ひきこもりの場合は、その人によって様々原因が考えられますので対処法は多岐にわたります。

ひきこもりがもたらす弊害として、ひきこもりの状態が長く続くと、生活のリズムが不規則になり、心と身体のバランスを乱してしまう可能性があります。
さらに、自身に対する嫌悪感から、孤独と挫折の感情が増し、どんどん外出できなくなってしまう悪循環から抜け出せなくなってしまう場合があります。

■精神疾患によるひきこもり
「ひきこもり」というと、比較的感情的な面や、精神的に強いとか弱いなどといった、精神的な面にばかりに目が行きがちですが統合失調症、パニック障害、うつ病などの精神的な疾患にかかり、恐怖感や不安感非常に強くなることで、人と接することに抵抗を感じたり、身体を動かすことができなくなったりして、ひきこもりになってしまう人もいます。

精神的な疾患の場合、精神科などの受診が必要です。
家から出ることが出来なくなってしまう前に、本人が症状に気づいて受診できれば良いのですが、そうで無い場合は、本人が受診を拒否するなどして、かなり長引くことも考えられます、家族の方が徐々に時間をかけて納得させていく必要があるようです。

食欲不振や不眠が続く
いつもイライラする
気分が落ち込む・・・など。

自分ではどうすることもできない身体の不調から、どうにか開放されたいと思っている場合は、精神科や心療内科などの医療機関を早めに受診しましょう。
自分自身で受診するのが難しい場合には、家族か親戚に相談してみることも必要です。

専門の医療機関を探す場合は、地域の保健所に問い合わせてみると、情報を提供してくれます。

■社会的ひきこもり
ひきこもりでも、その原因が精神障害だとは考えにくく、症状が20代後半までに現れ、6ヶ月以上ひきこもった状態を社会的ひきこもりと言います。

社会的ひきこもりの場合、外出はコンビニへ行く程度はするのですが、家族とも話をせずに自室にずっと閉じこもるなど、他の人との関わりをほとんどもちません、また、生活が昼夜逆転していたりしています。

このような例では、学校や、職場でのイジメや、人間関係が原因で孤立して居場所がなくなり、徐々に部屋に引きこもることが多くなってきて、アルバイトを初めても長続きしなくなっていきます。

ひきこもりの成人や若者が集まる「自助グループ」というものがあります。
自助グループは、同じような悩みを抱えた仲間が援助し合って過ごすので、自分と同じ悩みのある人と語り合うことで、孤立感が和らいだり、仲間づくりのきっかけにもなるようです。

また、上記の例のような場合、他人との接触を避ける傾向があるので、家族も一緒に参加できるような状態から始められるほうがとっつきやすく、家族同士の意見交換なども出来るのでよいかもしれません。

自助グループなどで、仲間と過ごすことが心地良いと感じるようになれば、徐々に人に対する恐怖心がなくなり、外へ出かけることが楽しいと感じるようになるかもしれません。

ひきこもりといってもその原因は、複雑な要因が絡み合っています、そこで、カウンセリングなどを行ない、その原因を少しずつ整理していくことで、徐々に解決への方法を導き出せる場合もあります。

ひきこもりの原因として、うつ病や対人恐怖症などのような精神疾患がみられる場合には、精神科を受診して適切な治療を行う必要があります。

また、外出や、公共交通機関を利用することができない場合などには、さらに段階的な行動療法を行なうために、補助者と一緒に改善を目指す方法もあります。

また、ひきこもりから脱却できても、その後もいくつかの問題が起こることも考えられます。
学生の場合は、年齢により、出席単位や、進学の問題もあるでしょうし社会人の場合でも、履歴書にある空白の期間がどうしても就職活動で不利になってしまいます。

そのために、職業訓練を受けたり、資格を取得したりして、能力を認めてもうなどの方法が考えられます、ムリは禁物ですので、この辺も相談できる環境を整える必要があります。
投稿日:2016-02-13
返信 4
MAYUさん
働かない息子削除
早速のお返事ありがとうございます。
息子の場合「社会的ひきこもり」に入るのかもしれないです。
息子が今のような状況になった理由についてははっきりわかりませんが、たぶん大学生活になじめなかった事と希望した大学ではなく、学部も就職に有利だからと選んだようですが合わなかったようです。高校の時と大学に入って1.2年はやる気もみられましたが、2年から3年にあがる時に留年しその後も数回留年を繰り返し、大学院に行きたいという願望もあり試験を受けたのですが、落ちてしまったようです。それが理由かどうかは不明ですが何かをやる前にあきらめてしまっている感じがします。
本来が真面目な性格で働きたいとう気持はあると思います。やりたい事がわからないという言葉は良く言っています。奨学金や年金も父親が今まで払っていましたが、息子の為にも今年からは自分でなんとかするようにと話していると聞きました。面接にはまったく行った事がないです。なので落ちこんで引きこもっているという事ではないです。自分の趣味の集まりや近くの店には出かけます。離れて暮らしているのでメールでしかコミュニケーションが取れないのですがメールしてもほとんど返事はなく電話も父親がいる時に自宅にかけ、息子に代わってもらうと言った感じでしか話せません。私の母が認知症で通っていた心療内科の先生にも相談してみましたが、外に連れ出す方法が良いとか、でも私が行った時に誘ってもなかなか出かけてはくれないです。息子の下に弟がいますが2年前から社会人となり一人暮らししています。時々実家に帰るようですがその時は息子と良く話しています。それと現在私は再婚しているのですがそれも関係しているのかとか色々考えてしまって、どう接したら良いのか悩んでいます。
投稿日:2016-02-13
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
MAYUさんへ削除
教えていただきありがとうございます。
学校のこと、進学のこと、留年のこと、そして両親の離婚・・・きっと様々な要因が折り重なっての今なのでしょう。

奨学金や年金は今年からは自分で何とかすると話しているとのことですが、実際には今はどうでしょう。
やはり、働かなくてはいけないような仕組みを立ててあげるといいかもしれませんね。
例えば家に必ずいくらかお金を入れるとか、携帯代をは自分で払うとか・・・。
必要に応じて働かざるを得ない環境を作らなければいつまでもズルズルいってしまいます。
最初は酷な感じもしますが、お子さんの人生はこれからの方が長いのです。

心療内科の先生がおっしゃる通り、外に連れ出すのはとてもよいです。
しかし、親が誘っても出てくる可能性は低いでしょう。
それはそこに楽しみがないからです。
これは当然です。
30歳成人男性が親と出掛けるのを喜んでいる方がちょっと違う気がします。

それよりも前回もお伝えしました自助グループがいいのではないでしょうか。
仲間と過ごすことが心地良いと感じるようになれば、徐々に人に対する恐怖心がなくなり、外へ出かけることが楽しいと感じるようになるかもしれません。

元ご主人とご相談されてみてはいかがでしょう。



投稿日:2016-02-13
返信 6
MAYUさん
働かない息子削除
ありがとうございます。
元夫と相談してみます。
お話にあった自助グループとは何処にあるのでしょうか。本人が行く気持ちにならないとどうにもなりませんが、こんな所があるよと情報として伝える事は出来つと思うので。宜しくお願いします。
投稿日:2016-02-13
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
MAYUさんへ削除
自助グループがどこにあるかは、大変申し訳ございませんがご自身でお調べください。
MAYUさんのお子さんのお住まいがどこにあるかにもよりますのでこちらではお調べしてご提示できません。

「引きこもり 自助グループ お住まいの場所」等のワードで検索するといいでしょう。

どちらにしてもおっしゃる通り本人がその気にならなければ元も子もありませんが、情報提供だけでもしてあげて下さい。
投稿日:2016-02-13
返信 8
MAYUさん
働かない息子削除
お返事ありがとうこざいます。
自助グループ、探してみましたが、家から通える所というと1.2か所。でもそういった所も良くない所もあるとか。選ぶ簡単な基準はありますか?
それと元夫とはまだ話せていないのですが、父親との生活だと会話もほとんどなく時々「仕事探せよ」と声かけする程度で結果や進捗状況はフォローが難しいようです。今考えているのは私の所で生活する方が今よりは会話が増えるので良いのではと思うのですが、前に話した時に本人は来たくないと言う返事。私の今の主人とは一回も会ってないので他人と同じ。ハードルが高いのではないかと思います。今に状況では電話にも出ないので私は時々行った時にしか関わっていく事ができない状況です。そこで質問ですが私の所で一時的にでも生活させる事について息子に話す事についてはどう思われますか?話した事で気持が閉じてしまわないか心配です。
投稿日:2016-02-15
返信 9
伊藤幸弘教育研究所さん
MAYUさんへ削除
自助グループの選択の基準はやはり、本人に合っているかどうか。
そして、本人が行ってみたいと思うかどうかだと思います。

MAYUさんのところに一時的に生活させることに関しては、以前、本人が一度拒否をしているのであれば、慎重に進めないと逆効果でしょう。

なぜなのか…ということをしっかり説明できる状態であること。
そして、父親と母親の想い(ベクトル)が同じであること。
決して父親が見放すということではないということ。

それらをしっかりと話して納得させること。
ひとつでも疑問があればしっかりと説明して腹落ちさせること…だと思います。

現状を打破するという意味では、ちょっと環境を変えてみるという選択肢はありだと思いますよ。
投稿日:2016-02-15
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