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お悩みNO.644
にゃんこさん
不登校、喫煙削除
中2の息子について相談です。学校へ行かなくなって4ヶ月目になります。土日は毎週遊びにでかけ、遅い時は夜10時くらいに帰ってきます。平日は昼頃起きて、夜になると毎日誰かと電話しています。勉強運動もゼロです。耳には6つも穴が開いていて、髪も染めています。今まで学校へ行かせようとがんばったり、髪も無理やり黒染めしたり色々親なりにしてきましたが、意味がありませんでした。最近部屋で、お酒の缶やたばこもみつけました。注意しても全くききません。私だけでなく主人の言うこともききません。スクールカウンセラーの先生には小児科の受診を勧められました。発達障害を疑っているのでしょう。それとなく子供に言ってみましたが、察して受診してくれません。高校はあまり行く気がなく、就職先があるのか不安です。この先どうしたらいいか悩んでいます。
投稿日:2017-02-05
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
中2の息子さんに関するお悩みですね。

問題行動には親として心配だと思います。
スクールカウンセラーの先生がおっしゃっている発達障害に関してはいまの段階では我々は何とも言えませんが継続して受診の方向性で考えていきましょう。

そのためには親子の信頼関係の構築です。
何を察して受診を拒否しているかわかりませんが、親子の信頼関係があれば受診をすると思います。
だって、信頼している親が進めているのだから。

その信頼関係を深めるには日々のコミュニケーションです。
以下にこの掲示板に書き込みをいただくほとんどの方にご紹介しているコミュニケーション方法をお伝えします。

参考にして下さい。
投稿日:2017-02-05
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
コミュニケーション(「聴き方」「伝え方」)

■信頼関係の構築
相手との信頼関係の構築を図るためには円滑なコミュニケーションが大切です。
カウンセリングの領域では、カウンセラーとクライアントの信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件といわれます。ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすればいいのでしょう。
コミュニケーションの2つの柱ともいえる「聴き方」と「伝え方」に関して紹介します。


■「聴き方」
「聴き方」を意識しながら相手からの話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。
この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。
大きくうなずくときは「なるほどねぇ〜」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、あなたのほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「あなたにとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。
(※注意:実際の会話は「あなた」ではなく、必ず相手の名前を呼んであげてください。特に相手がお子さんの場合は名前を呼ぶことが効果的です)


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。
その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。
こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。
高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。


■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。
それを意識することで、相手に対して自分はどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。
それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。
まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば…僕がリビングで本を読んでいたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」

こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困っているんだよ

その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。


■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、相手の考えを聴くというのはコミュニケーション(会話)の基本です。
しかし、いくらIメッセージを活用して伝えても、「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、しつこく何度も同じメッセージを発することになります。
これは「審判的表現」といい、圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。
相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて相手は安心して、自ら変わることができるのです。
また、相手の立場を理解することで、こちらの心にも変化が現れることもあり、他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手を分かろうとせよ”です。


コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいです。だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、「聴き方」や「伝え方」を意識して相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。
投稿日:2017-02-05
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
あとは、以下もご参考にして頂ければと思います。
投稿日:2017-02-05
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。
投稿日:2017-02-05
返信 5
にゃんこさん
不登校、喫煙削除
私も主人もお手上げで、どうしていいか分かりません。小児科に受信して精神病と診断されるくらいなら死んだほうがマシだと言います。プライドがものすごく高いのでしょうか。親子の信頼関係は全くありません。私のことをお前や名指しで呼びます。主人のことも、本人には言いませんが呼び捨てしています。なぜあんなにひどいこと言えるのか理解できません。殺してやるとか自殺に追い込んでやるとか言います。普通に育ててきたつもりですが、どうしてこんなふうになっちゃったんだろうと日々考えます。
やってはいけないこと(喫煙、飲酒、ピアス、脱色等)を言うことが、彼には過干渉と感じるのだと思います。不登校の友達と平日昼間から遊ぼうとしたので止めたら、何が悪いんだ、家にいたほうがおかしくなると言って、勝手に行ってしまいました。犯罪以外なら何をしてもいいと思っています。髪を染めたりピアスや平日昼間でかけたり、これははっきり言って近所やママ友の目も気になります。これはダメな理由になりませんよね?でもどうやってダメだといえばいいのでしょうか?
投稿日:2017-02-08
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
ご近所のママ友の目が…は言ってはいけないひと言なのでやめておきましょうね。

カウンセリングには「母性カウンセリング」と「父性カウンセリング」の2種類はあります。

「母性カウンセリング」はその名の通り、母親のような優しい愛で包み込む受容・共感の姿勢のカウンセリングです。
約6割はこの方法で解決すると言われています。

しかし、裏を返せば4割は解決に至らないのです。
その4割とは、母性カウンセリングで受容・共感してもまったく言うことを聞かず、好き勝手やり、物事の良し悪しも分からないケースです。要するに「甘えがクセになっている」ケースです。
その場合は「父性カウンセリング」の手法を取ります。

「ダメなものはダメ」「いけないことはいけない」と厳しく教育的に指導する必要があります。
間違っていけないのは、殴ったり、怒鳴ったりするのが「父性カウンセリング」ではないということです。
むしろ、冷静且つ論理的に伝えた方が効果的です。
投稿日:2017-02-08
返信 7
にゃんこさん
不登校、喫煙削除
厳しく叱ると、物や壁を壊す、兄弟にあたる、自傷行為に走ります。自殺をほのめかしたりもするのですがずっと見張っているわけにもいかず。厳しくしてもダメ、受容してもダメなんです。1年くらいこんな感じで、はっきり言って子供がかわいいと思えなくなってしまいました。子供が年齢が来て出て行くのをひたすら待っています。悲しいです。小学生までの頃を思い出し、涙が止まりません。
投稿日:2017-02-09
返信 8
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
悲しですよね。
涙が止まらないとのこと、お察しします。

一時的に距離を置いてみたらどうでしょう。
もちろん、お子さんへの愛情を無くすということではありません。
ある程度の離別感を持つのです。
そのことでお子さんとご自身と子育て自体を俯瞰して見ることができるのです。
投稿日:2017-02-09
返信 9
にゃんこさん
不登校、喫煙削除
どのように距離を置けばいいのでしょうか。住まいを別にするのは、厳しいです。自営の仕事もあるし、兄弟の学校もあります。かと言って放っておくともっとひどいことになりそうです。今日も平日なのに昼から遊びに行くようです。何も言わないと無視みたいになるし、行ってらっしゃいとも言えません。
投稿日:2017-02-10
返信 10
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
「距離を置く」という言葉が曖昧でした。
分かりづらいですよね。
申し訳ございません。

「距離を置く」というのは物理的・精神的に距離を置くのではありません。
物理的に距離を置くには住まいを別々にしなければなりませんし、精神的によりを置けば「見捨てられた」と勘違いされてしまいます。

したがって、「距離を置く」というよりも、「指示的な発言を避ける」「厳しく叱らない」という方が適切かもしれません。

厳しくしてもダメ、受容してもダメ・・・とのことですが、このどちらかに重点を置くのであれば「受容と共感」です。

ただし、自傷行為や自殺をほのめかす発言を受容したり、共感したらとんでもないことになりますのでご注意ください。

自傷行為に関しては対処法をまとめています。
これは少し長くなるので何回かに分けてご紹介しますが、「次回」にします。

今回は「自殺をほのめかす発言」への対処法をご紹介します。

少しずつ前進していきましょう。
応援しますから。
投稿日:2017-02-10
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
■子どもの「死にたい」発言の対処法

この発言の背景には…
「死にたいと言えば、親が焦って自分のことをかまってくれる」
「今すぐにこの状況をなんとかしてほしい、助けてほしい、苦しい、逃げたい」
…という心理があることが多いです。

また、「死にたいくらいの苦しみを理解してほしい」というSOSのサインでもあります。

そのサインを発信して、親の反応を試しているのです。
「本当にこの親は自分のことを心配してくれているのだろうか」と。

したがって、子どもの「死にたい」発言を聞いたら、
「そうか、それくらい辛い思いをしているんだね」とまず受け止めてください。

「驚かない・慌てない・逃げない・茶化さない」が原則です。
そして、おとなが認識する「死」というイメージと、子どもが発する「死にたい」は違うのだということを理解してあげましょう。
子どもは「死にたい」という発言を通じて、明日を生き抜く力を探しているのです。

受容と共感の姿勢で、過去のことで親が謝らなければならないことがあれば、「あの時はごめんね」を伝えましょう。
そして、子どもの存在自体を認めて。

大前提は「生まれてくれてありがとう」の姿勢です。
投稿日:2017-02-10
返信 12
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
昨日は「子どもの『死にたい』発言の対処法」をご紹介しました。
前回、お伝えしたように本日は「リストカット対処法」をご紹介します。
長いですので何回かに分けますが、ひとつでも参考になれば幸いです。
投稿日:2017-02-11
返信 13
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
「リストカット対処法 はじめに」

最初に、リストカットをする心理的な背景を理解しましょう。
カミソリやカッターでリストカットすると、自分自身の中で渦巻いていたジリジリする気持ちが少しだけ抜けて内圧が下がります。
また、リストカットする時というのは「自分が変わりたい」という気持ちの表れであるとも言われています。
そのことを汲み取り「今、変わりたいんだね」と声を掛けてあげることも効果的です。

対処法としてはまず、赤いボールペンを用意してください。
そして肌を傷つけない程度の強さでそのペンでリスカをしたいと思う場所に線を書いてみてください。
(リスカをするのと同じような方法で)

その後にノートを準備してください。
そしてそのノートに「なぜリスカをしたくなったのか」を書いてください。
殴り書きで結構ですし、紙が何枚になっても構いません。
ノートが真っ黒になるまで書いて自分の中で溜まってしまったうっぷんを吐き出します。

人は思いを文字にすることで「スーッ」と気持ちが晴れるときがあります。
そして気持ちがある程度、落ち着いた段階でじっくりと話を聴いてあげるのです。

体を傷つけるという以外の方法で、自分の中で渦巻いたものを放出する術を身につけることができれば、リストカットも自然に治っていきます。
投稿日:2017-02-11
返信 14
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
「リストカット対処法」1

自傷行為をしたくてしている人はほとんどいないと思います。
できればしたくない、治したいと思っている方が多いですよね?
ですので、今回は自傷行為を治していく方法を書いていきます。

●まずは自分の中にある根底の問題と向き合う
なぜ、自分は自傷行為をしてしまうのか?
その部分についてゆっくりと自分自身と向き合って考えたことはあるでしょうか。
この部分が、自傷行為を誘発する環境や原因を取り除くことにつながる大事な情報となります。
自傷行為を克服するためには、本人が「なぜ、自分の身体を傷つけるのか?」ということをしっかり見つめなおす必要があります。

これは正直、簡単なことではありません。
自分のことを本当に理解している人などほとんどいませんしまずは 自分を知ろうと行動することがすでに大きな変化であり、大きな自身の成長へとつながりますのであせらず、あきらめないで克服していきましょう♪

・そもそものきっかけは?
■友人とケンカした。
■親に注意された
■自分のことを素直に話ししても受け入れてもらえず自分を理解してもらえていないと感じた。
(友人や親はあなたを傷つけるつもりで言ったわけではなくても何気ない一言が後々まで心に強い不安や絶望感などを感じさせる場合があります。)

・その時どうしたらよかったのか?
□友人との会話でもっとちゃんと相手の話を聞けばよかったのでは?
□自分の気持ちをもっと相手に理解しやすいように伝えられなかっただろうか?
(ここを考えすぎて落ち込まないようにね。
ただ、なぜその時に自分はそういった対処ができなかったのかを自分自身で考えられるようになることを少しずつできるようにしていきましょう)

・その時の自分の気持ちは?
■怒り
■悲しい
■くやしい
■憎い
■あせり
■切ない などなど
(その時の自分の気持ちを振り返ってみます。)

・その時どうしたらよかったのか?
□ほかの解決方法が思いついていたとしたらその時の激しい感情はおさえられなかっただろうか
□その時の気持ちを相手に言葉で伝えられなかっただろうか
□我慢することはできなかったか などなど
(自分の気持ちをなだめる方法や他にそらす方法、冷静になる方法などを自分なりに考えます。)

・自身を傷つけてしまった後はどうだった?
■安心した。
■すぐにむなしくなってしまった。
(自分を傷つけてしまった後の安堵感、一瞬の開放感などどう感じましたか?
その感覚がどのくらい持続しましたか? 傷をつけたことによるデメリットよりメリットのほうがあるのかどうかも落ち着いて考え 見直してみましょう)

・その時どうしたらよかったのか?
□傷つけた時は楽になるが、その後の周囲との関係がかえって悪化してしまうのでは?
□自らを傷つけるよりも楽な方法はないだろうか?
(冷静に自傷行為のメリット、デメリットを考えてみると傷つける以外の方法での対処に目がむきやすくなります^^)

どうでしょうか?
自分を見つめなおすという作業は一人ではなかなか進まないものです。
専門の方に話しを聞いてもらう、対話することで自分自身が見えてくることもありますから まずはあせらずに少しずつ前に進んでいきましょう。
投稿日:2017-02-11
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
「リストカット対処法」2

・リストカットなどの代わりになるものを見つける。
・自分の身体を大事にする習慣を身につける。
・言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
・いつでもできる息抜き法。
・身体と心をリラックスさせる。
…です。

これらは単品でやるというよりも全てをある程度並行させてやっていくことでより効果がありますので、ぜひやってみてください。

では まずは
●リストカットなどの代わりになるものを見つける。
まずはリストカット以外の方法で問題を解く方法が身につけばリストカットの回数は減らすことができます。

以下に自分で体得できる方法をご紹介します。

●代替技法(だいかえぎほう)
・皮膚を赤く塗ったり、傷跡を描いてみる。
・輪ゴムなどで皮膚をはじき 刺激を与えてみる。
・氷などをいつも切る場所にあてて刺激を与えてみる。
…などなど

これ以外での気の紛らわせ方として
・大声で叫んでみる。
・気分が落ち着くまで紙をやぶいたり、紙になぐり書きをしてみる
・なぐっても手を傷めないような殴り専門のクッションを一つ用意してたたいてみる。

ただし あくまでこれは代替ですので 他の方法が軌道に乗るまでの一時しのぎだということを忘れないようにしてください。
すぐにできますがあまり長く続けないようにしてください。
ぜひ、「傷つけるのを自分は我慢したんだ!」とか「自分で行動を選んで決めたんだ!」というように自分が自分をコントロールできたことへの実感をまず感じ取ってほしいのです。

●自分の身体を大事にする習慣を身につける。
まず、自傷行為とは、本来守らなければならない自分の身体をすすんで傷つけるという通常では考えらない行動であるがゆえに家族や友人への衝撃が大きいのです。
これはつまり 「自分の身体は大事だから守らなければならない」と感じていないということなのです。
ですので、まずは自分の身体について考えたり、健康に気を配ったりしていきます。

●自分の健康について考える
・一日の食事の内容を見直してみよう♪
・間食などを控えめにするよう意識してみよう♪
・健康診断を受けてみよう♪

まずは、上記のことを含め身体を大事にすることを意識しつつ実践してみてください。
健康になると身体への安心感が深まります。
健康に気を配るようになると、自分の身体の不調などにも早く気づけるようになります。
そうなることで身体の痛みや不快感に気づくことができるようになります。

●自分のセクシュアリティ(性のありかた)を考える
・自分にとっての男性らしさ、女性らしさについて見つめなおしてみる。
・大人になりつつある自分の身体を受け入れる。

上記のことを考えつつ おしゃれをしてみたり、たとえば性的特徴を強調する服装や、逆に隠す服装を試してみたり(いやらしい意味ではなく)、身体的な魅力を高めるのもセクシュアリティを確かめる一つのポイントです。
おしゃれ以外にも好きな自分を思い浮かべてみるのもいいです。
自分の身体の好きな部分はどこだろう?と考えたりしてみて自分の身体を好きになりましょう。

●身体を動かすことの楽しさを感じる
・好きなスポーツをしたりダンスをしてみて身体を動かしてみる。
・ヨガやマッサージなどでリラックスしつつ意識して身体を動かしてみる。

スポーツなので身体を動かすことで得られる気持ちよさや充足感などは身体に対するイメージをプラスへと強めてくれます。
得られる満足感によって自傷行為の衝動を抑えてくれるのです。

これらの方法を重ねていくにつれて…

●自分の健康や身体をコントロールする感覚を取り戻す。
自分の身体を守り、管理し、コントロールできるのは自分自身であり自分を大切にできるのは結局、自分であるということに気づくことができます。
今までの事柄を少しずつ身につけていくことで衝動的に自分を傷つけてしまったり、もう自分なんてどうなっても構わない!
…というなげやりな気持ちも少しずつ抑えられるようになります。
投稿日:2017-02-11
返信 16
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
「リストカット対処法」3

●言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
人は 言葉で言わなければ伝わらないことが多いです。
激しい怒りや自己嫌悪などによる突発的な行動も少しずつでもいいので言葉や文章にしていくと自傷行為などへ向かう衝動は和らいでいきます。

・日々の日記をつけてみよう!
自分の気持ちを言葉にするにはうってつけなのが日記です。
素直に自分の今の気持ちを書くことで出来事を振り返り客観的に自分のことを見られるようになります。

つまりは頭にあるごちゃごちゃしたいろんな想いを書き出すことで整理することができるわけです。
自分はなぜ、あの時イライラしてしまったのか?
あの時 こちらの選択肢を選ぶこともできたのではないか?
友人や家族の行動や言葉をもう一度考えてみてあの時、自分を攻撃しているように受け取ってしまったけれど 実は自分のことを考えてくれての言葉や行動だったのではないか?
…などなど

一度、文章にすることで 冷静な状態で物事を見ることができるようになります。
これは手軽で自身の成長にもつながりますので誰もが行うことで新たな発見ができますのでぜひ、おためしください。

・自分と周りの人とのコミュニケーションを見直してみよう♪
まずは あいさつから始めていきましょう。
おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみなさいと周囲との関係があまり良くない状態になってしまっていて話す機会が少なくなってきている場合は まず あいさつからはじめてみましょう。

最初は相当な勇気がいりますし、なかなかタイミングもつかめないかもしれませんが少しずつ、焦らないで。

・イライラしたら行動で表すのではなく 言葉で伝えよう♪
イラっとしたら即行動! ではなく ●●が●●だから●●なんだよ!
…みたいな感じになぜ?何が?どうなる?を言葉にするとより伝わりやすいです。
行動で表されてもまわりは原因がわからず、対応ができません。

言葉で表すことで自分も相手にもお互いに突破口を開くことができるようになります。

・いつも気づけば喧嘩ばかり、どうしたらいいんだろう?
喧嘩をする場合は必ず なんかしらの原因があります。
だとすれば なぜ喧嘩してしまったのか? 原因は? 等を考えつつ喧嘩をしていない時と何が違うのか?などを考えてみると
口を開けばすぐ喧嘩という状態を打破できるようになります。
投稿日:2017-02-11
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
「リストカット対処法」4

●いつでもできる息抜き法。
自分を傷つけたいという衝動が強くなった時にすぐにできる息抜き法は強い味方となります。
選択肢が多いことや、費用がかからず、そして手軽なので、まずはここから初めていくのもいいかもしれません。
自傷行為と向き合うためにはまわりの人の協力も不可欠ですが常に誰かがいるわけではありません。

誰かと一緒にいる時より一人でいる時間のほうが以外と長いものです。
ですので、一人の時間をどう過ごすかがとても重要となってきます。

・すぐにできる方法
●本を読む
●ゲームをする
●部屋の掃除
●音楽を聞く
●自分の好きな趣味(絵を描いたりなど)
●テレビを見る
●ペットがいればペットと戯れる など

・リラックス効果は高いが時間や場所によってはできない場合もある方法
●運動、散歩、ジョギングなど。
●絵画を鑑賞する。
●楽器を演奏する。

あくまで例ですが、こういった方法から自分を傷つけたいという気持ちが強くなってきた時に自分にあった息抜き法をいくつか決めておいてうまく対処できるように練習していくうちにリラックス効果も高まっていきます。

時と場合によってはできないものではなくいつでもどこでもできる方法を用意しておけばいざという時も一人で対処できるようになり安心感と一人でもなんとかできるという自信にもつながっていきます。

自分だけで自分のことを考えることは孤独で辛いものです。
不安や絶望感などが高まった時にその緊張などを自ら緩めてあげる方法を身につけて行うことは問題から逃げるのではなくちゃんとした対処法の一つということを知ってもらえると嬉しいです。
投稿日:2017-02-11
返信 18
ヒロさん
にゃんこさん削除
はじめまして、2014年に同じような悩みで
掲示板にて先生にご相談させていただいてましたヒロと申します。

すでに解決されているかもしれませんが
少しでもご参考になれたらと思いコメントさせていただきました。

現在は息子は高2です。
掲示板で投稿した時は息子中3でしたが
うちの息子も中2から誰から見ても不良と言われるほどの見かけでした。
ピアス、自彫り、染髪
尚且つ万引き、暴力等の犯罪までしてますから家裁も行ってます。
家では死にたいとか死ねとか毎日のように言われノイローゼ気味でした。
その頃は正直何度も息子を恨み、どうしてうちだけこんな目にあうのかと日々辛いことしかありませんでした。
しかし伊藤先生や、区の相談センターの方々に胸の内を聞いていただいてると
やはり親が変わらないとということに気づきました。
私達夫婦は世間体や、学校に良く思われたい
子供には人に迷惑をかけてはいけないと当たり前の教育をしてきたつもりでした。
ですから、ごくごく普通の中学生で育つだろうと思ってました。
それが急にピアスあけて髪を染めて中学生が学校も行かずフラフラしている事が起きてから
ただただ子供のしている行為を正そうと叱って焦ってました。

お子さんがどうしてそのようになられたかきっかけがわかりませんが
たぶん、決定的でも些細でもきっかけはあると思います。
うちは友達に犯罪を教えられたり
部活を顧問に辞めさせられたりと
親が見ていないところでの心の病と犯罪のタイミングが合ってしまったんだと思います。
それに気づかなかったんですね。
周りにピアスをあけているお友達がいるんですかね?
もし周りの友達からの影響であれば、周りのことは絶対に責めないであげた方が心を開いてくれるかもしれません。

あと恥ずかしいですが、同じく発達障害かなとも思い
心療内科にも連れていき、胃の薬とだましながら
精神的な薬も少しの期間飲ませてましたよ。
ありとあらゆる手段を使って
神頼みもお払いも考えました。

でも結局病気ではなかったんです。
伊藤先生がおっしゃる通り話を聞くタイミングがあれば
聴いてみるとヒントと答えがありました。
あとは、叱りたい時も追い込まずある程度淡々と無関心くらいな雰囲気でダメと…
うちは主人がとことん追い込んだら
壁に良く穴があいたり出ていってしまって冷静に話ができなくなってました。
お子さんの機嫌が良いときがいいかもしれませんね。
そこを受け止めながらコミュニケーションをとっていかれたら
どうしてなのかが見えてくるのかなと思います。

私が相談センターの方に言われたのは
学校の先生にも迷惑かけていいんですよ!と言われました。
最初はバカ親と思われたくなくて抵抗ありましたが、
先生にどう思われようと
子供を更正させられるのは私だと思い子供の前で先生にたてついたこともあります。
ダメなことをダメといい続けるのは
逆ギレされるのも怖いしかなり大変でしたが…
ダメと伝えながらも何があっても親は誰よりもあなたの味方だよと子供に伝わらないと
言葉で気持ちを伝えるのも大変かと思います。
悪くなるのも良くなるのも、きっかけかなと思います。
小学生の頃を思い出し涙がでますよね。私もそうでした。
でも、絶対にその小学生の頃のような気持ちの息子さんに戻ると思います。だって本来お子さんはそういう姿をしていたんですからね!

ちなみに、ピアスも染髪も中学生ではあまり良いことではないかもしれませんが
うちは逆にそんなにそういう事をしたいなら
仕事にしたら?と提案しました。
とことん人の髪を染めてあげたらいいんじゃないと…
あくまでも提案です。強要はしてないです。
それで息子は自分の意思で美容師になることを決意して
中3の夏休み明けから勉強して受験し美容学校に合格しました。
無断外泊、深夜徘徊、不登校を散々してきたのにも関わらず
居場所と目標が見つかると
狂ったように今は、勉強するようになり高校に入ってからは無遅刻無欠席になりました。
若いから体力が有り余ってますから
寝なくても練習を欠かさずしてます。
やりたいことが見つかれば自然と環境に馴染むかもしれませんし、
親が多少やんちゃな気持ちに寄り添ってあげたら
家が一番居心地いいと思うようになるようです。
確かに未成年はお酒もタバコもNGです。今は、それもいい続けてます。
でも健康で元気な姿で毎日家に帰ってきてくれることでよしとしてます。
ご卒業してから手に職をつけることもいいですよね。

辛いときには早く大人になって家を出ていってくれないかとか
出口が見えないとばかり考えてましたが
他人事ではなく私も同じ経験をしてますから本当に辛さがわかります。
いつかお子さんの方からあの時何やってたんだろーって
笑い話になるときが絶対にくると思います。


投稿日:2017-02-20
返信 19
伊藤幸弘教育研究所さん
ヒロさんへ削除
ご経験を踏まえた貴重なご意見と温かいコメント…ありがとうございます。
投稿日:2017-02-20
返信 20
にゃんこさん
不登校、喫煙削除
ヒロ様、長文で経験を聞かせていただき、ありがとうございました。何度も読み返し、涙が止まりませんでした。ヒロさんの息子さんのように目標ができるといいです。今は学校へ行かない暇つぶしに、平日でも休日はもちろん毎日のように遊び歩いています。ケンカだけはありませんが、赤い髪の毛で、ピアスは7こ開けて、酒、タバコ、最近は万引きもしているようです。家では同じくぶっ殺す、殺したい、自殺してくればかりです。物も飛んでくるし、壁に穴もあくし、胸ぐらつかまれて壁に押され、1、2ヶ月くらい痛みが続いたりもしました。私も死にたいと思うときがあります。今は疲れてただ日々が過ぎていくだけです。でも毎日、悪いことは注意しています。全く聞いてはくれませんが、、、
確かに不登校も非行もきっかけとタイミングありました。立ち直るのもきっかけなのですね。
ヒロさんにかなり気持ち的に救われました。ありがたいです。先生もすぐにお返事をくださりいつも感謝しています。
投稿日:2017-02-21
返信 21
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
止まない雨はありません。
明けない夜もありません。

今は過去になったとき、「あの時は大変だったね」と笑って話せるように!
その日は必ず来ます。

よろしければこの場でまた話しましょう。
そしてこの場では不安な気持ち、辛い気持ち、悲しいこと・・・そして、もちろん嬉しいことを吐き出してください。
投稿日:2017-02-21
返信 22
にゃんこさん
喫煙、不登校削除
学校へ行かない代わりに、毎日毎日昼間から遊びに行くようになりました。本当に1日も休まずです。仕事して休みの友達や、卒業生、学校をさぼった友達など、誰かみつけて必ずでかけていきます。深夜まで徘徊することはありませんが、悪いことをしてこないか毎日ハラハラしています。あまりに元気なので学校へ行けるんじゃないかと思いますが、学校の話をすると流されます。考えたくないようです。このまま遊ぶ友達もいて、ずっと学校は行かないんじゃないかなって思います。出かけていると、家で暴れることもないし、自傷することもありませんが、外での喫煙、飲酒、万引きなどがすごく心配です。残念ながら毎日遊びに行くのをただ見送るだけです。主人と3人で話し合うこともありますが、今のままでは良くないことは本人も分かっているようです。でも学校へは行けない。学校には友達がいない。まじめな子は合わない。
あの子は自分なりに出かけてストレス発散しているようですが、私はそんな気になれず、ため息ばかりついて下の兄弟たちに申し訳ないです。
投稿日:2017-03-13
返信 23
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
ため息も出てきてしまいますよね。
「何で!」という気持ちでしょう。
ため込んではいけません。
吐き出すことも必要です。
ただし、吐き出す場所、吐き出し方が肝心ですよ。

他の兄弟がいる場所でため息をつくと伝染します。
ため息をつくのは悪くありません。
その代り、ため息をついた後には必ず笑顔になりましょう。
うつむいたままだと心が上向きになりません。

是非試してみてください。
投稿日:2017-03-13
返信 24
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
また、以下に「子どもが不登校の時の兄弟への影響と対応」をまとめていますので参考にしてください。
投稿日:2017-03-13
返信 25
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
「子どもが不登校の時の兄弟への影響と対応」

子どもが不登校になると、ほかの兄弟への影響と対応も親としては気になるところでしょう。

「どうしたら悪い影響が出ずにすむのか。」
「兄弟の不登校をどう説明すればよいのか」
「どうしたらみんなが明るい家庭でいられるのか。」

兄弟への接し方や不登校の説明の仕方について、どの親御さまも悩まれています。
そこで子どもが不登校の時の兄弟への影響と対応を紹介していきます。

■不登校生と兄弟との関係・影響
「兄弟の一人が不登校になると他の子たちとの兄弟関係はどうなるのか、どんな影響がでるのか」
これは、もともとその兄弟の関係性によって大きく変わります。
兄弟仲が良い場合は、不登校になった方は兄弟の存在に助けられる場合が多く、なっていない方も兄弟の不登校を見て人の痛みがわかるようになります。
逆に、仲があまり良くない場合は、悪い影響が出て親御さんも対応に苦労します。

以下にいくつかの事例を紹介します。

■不登校で兄弟仲が良い場合の関係性と影響
兄はいつも僕の方を見ずに適当に話を聞く。
でも、その分親みたいに否定はしないし、適当に聞いてくれるくらいが自分としては気軽に話しやすくて、ありがたかった。
学校のことを妹を通じて聞いていたので、学校生活にどう戻るかが考えやすくてよかった。
弟も同じ時期に不登校になっていた。親はかなり参っていたけど、家に遊び相手がいるのであまり考え込まずにすんだ。

■不登校で兄弟仲が悪い場合の関係性と対応
私が不登校の時に、同じ中学の妹は、私の友だちに「お姉ちゃん元気?」と言われるのを嫌がり、仲が悪くなっていった。
元々仲良くなかった兄が不登校になり、一緒にいる時間が長くなってしまった上に、僕に攻撃してストレス解消するようになって習い事も勉強もやる気がなくなった。
自分をいじめていた子が妹に矛先をむけるようになり、「お姉ちゃんが学校にいかないからだ」と言われた。
学校好きの弟は、私の不登校が受け入れがたかったようで、口もきかなくなった。ただ、今も仲良くはないけど、その時期によい距離感をお互いにつかんだ。

【子どもが不登校になった時の兄弟への対応】

■一人が不登校でも兄弟の前では同じように接しよう
子どもが不登校になると、色々と気を遣ったり、改善されるように働きかけるのは、親として当然のお気持ちです。

でも、他の兄弟がいるの前では、全員を対等に扱わなければなりません。特に兄弟仲が悪い場合は、一人の不登校をきっかけに様々な問題が起きてしまうことがあるので、なおさらです。

子どもというのは、兄弟の中で何番目に大事にされているのかを、とても気にします。そういった部分に、子どもはとても敏感なのです。

長男が学校へ行かなくなって親が特別扱いするようになると、妹も特別扱いされたい一心で学校を休もうとします。
妹さんが、「自分は大事にされていないのではないか」という不安を抱いてしまうのです。

ですから、兄弟の前では全員を対等に扱ってください。

■子どもが不登校になったら、それぞれの子どもと二人きりの時は思いっきり特別扱いしよう
人はどうしても矛盾を抱える生き物です。

■人は平等に扱われたいと思うと同時に、自分だけは特別扱いされたいものなのです。

よって、親は兄弟の一人ひとりと二人っきりの時間をつくり、その時だけは特別扱いするといいのです。2人だけの秘密を持つことや、普段は言えない2人っきりだからこそ言える言葉をかけるのも有効です。

「○○と2人で話していると、お母さん、気持ちが落ち着くよ。」
「○○が毎日お風呂洗ってくれるから、お母さんすごく助かってる。」

そして、お子さんの話をとことん聴いてください。お子さんには、お母さんに話したくても兄弟や旦那さんがいることで話せていないことがあるはずです。
こういった対応の中で生まれるコミュニケーションには、お子さんだけでなく親自身も癒されるはずです。

■最後に
子どもが不登校になった時、ほかの兄弟にどう説明するかは誰でも悩むものです。
幼い下の子に、上の子の不登校を説明する時は特に難しさを感じるでしょう。

そういう時は特に説明する必要はありません。

「学校を休んでいるとサボっているように見えちゃうかもしれないけど、今○○は一生懸命頑張っているから、応援しようね」とだけ言えば十分です。

子どもは親の不安には敏感です。
「大丈夫。心配いらないよ。」と兄弟を安心させてあげることも忘れないでください。
投稿日:2017-03-13
返信 26
伊藤幸弘教育研究所さん
にゃんこさんへ削除
学校に行かずに連日遊んでばかり…とのことですね。
決して褒められる行動ではありません。
でも、おっしゃる通りお子さんなりにストレスを発散してバランスを取っているのかもしれません。

見守りつつ、「これだけはダメ」という親子の約束はしていきましょう。
外での喫煙、飲酒、万引きなどがそうです。
親子で約束をすることで、その約束が最後の抑止力になります。
投稿日:2017-03-13
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