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お悩みNO.673
みーままさん
なかなかトンネルぬけれません削除
ご無沙汰ですしてます。以前NO.236で相談させていただいたものです。また行き詰まってしまいました。聞いてください。
前回は中1でした。1日一時間登校から少しずつ延ばし中3には遅刻はするものの欠席は少なくなり定時制高校に進学しました。最初はたまに遅刻しながらも頑張って行っていました。五月の中頃からアルバイトもはじめました。それと同時学校を休む日が増えました。最近ではアルバイトも行かないじょうたいです。アルバイトも週5すると本人が希望したのですが学校が休みがちになったので本人と話して週3にへらしました。無断欠勤することもありアルバイト先へ私が出向いて謝りに行っているじょうたいです。店長も今になれるからうちは大丈夫です。と言ってくれてます。ここまで親が出るのもどうかと思いながらいます。今日も朝まで起きていてご飯食べて学校行くと言いながら眠ってしまいました。以前に逆戻りしてます。私の考えも逆戻りしつつあり前回の掲示板を読み返ししています。なかなか出口のないトンネルですが行けないのか、楽な方は逃げてるだけなのかわたしもよくわからなくなってきました。なながながとまとまらない文章になってしまいましたがどうしたらいいでしょうか?
投稿日:2017-06-21
返信 1
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
お久しぶりです。
掲示板が移転してハンドルネームも変わっていますが、以前と同じカウンセラーが担当します。
投稿日:2017-06-21
返信 2
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
中1のお子さんが定時制の高校に進学されて、当初は登校しアルバイトもされていたのですね。
でも、再び不登校やアルバイトの欠勤が目立つようになったとのこと。
どうしていいかわからなくなってきている状態なのでしょう。

この掲示板を思い出していただきありがとうございます。

また、この場でやり取りしましょう。

アルバイトに関しては親が欠勤に連絡をすることに疑問を感じながらも電話をされているようですが、ここはひとつ心を鬼にして一切の連絡は本人からさせましょう。
それで、無断欠勤が続き、アルバイトを辞めさせられたらそれは本人の責任です。

ただし、アルバイト先には事前のそのような対応をすることを伝えておいた方がいいかも知れませんね。
もちろん本人には内緒で。
店長も優しくご対応いただいているようなので・・・。

「今までは親が欠勤の連絡をしていましたが、これからは本人に任せるつもりです。
それでお店にご迷惑がかかるようでしたら、どうぞクビにしてください。
ご迷惑をおかけします。
よろしくお願いいたします」・・・と。
投稿日:2017-06-21
返信 3
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
同時進行で今はお子さんとのコミュニケーションを深くとっていくことに取り組んでいきましょう。
コミュニケーションを取ることで親子の信頼関係が深まります。
親子の信頼関係が深まれば、「親を悲しませたくない」という心理状態になり、多少のことを我慢する心が育まれます。

コミュニケーションを深めるための方法を以下にお伝えしますので参考にしてください。
この内容はこの掲示板に書き込みをいただくほとんどの方にお伝えしている内容です。

以前の「№236」のときにはお伝えしていませんでしたので改めてご紹介しますね。
投稿日:2017-06-21
返信 4
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-06-21
返信 5
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-06-21
返信 6
みーままさん
若者教育支援センターさんへ削除
早速ありがとうございます。
アルバイトは昨日無断欠勤していて私も連絡していません。今週様子を見て連絡しょうとおもってます。
少しづつ学校へいったりしてきていたので私も安心して気を抜いてしまった所がありました。学校とバイトは行きゃなきゃならないように決めつけていたかもしれません。行動がギリギリで1.2分の遅刻。周りで見ていてイライラします。うるさく言われらからしない。構いすぎたしほっといてほしいといわれます。本当にほっといていいのですか?起こしてほしいと言わられなければ自己責任で寝かせておけばいいんですか?質問ばかりですみません。また1からやり直しですね…ゴールがあるのかすごく不安になります。やり直しができるのかも不安になってきます。でもポジティブなんてすよね。わかってはいるんですけどむずかしいです。
投稿日:2017-06-21
返信 7
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
放っておいて欲しいというのは、放置とは違います。
きっと、みーままさんが過保護ではなく、過干渉になっていたのかもしれませんね。
過保護・過干渉に関して以下にまとめていますので参考にしてください。

起こしてほしいと言われなければ起こさないではなく、自分で起きれるように促すのです。
もう親に起こされなければ起きれない年齢でもありません。
どうすれば起こされなくても自分で起きることができるかを自分で考える年齢です。
親はせめて「目覚ましセットした?」と確認くらいはしていいと思いますが・・・。
投稿日:2017-06-21
返信 8
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。
投稿日:2017-06-21
返信 9
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
>でもポジティブなんてすよね。わかってはいるんですけどむずかしいです

確かに難しのかもしれません。
でも、ポジティブを日常的にやっている人からみたら、「何が難しいの?」ってなりますよね。

これ、置き換えて考えてみてください。
>行動がギリギリで1.2分の遅刻。周りで見ていてイライラします。

これは、みーままさんからしてみれば、何で?って思うからイライラするのでしょうが、お子さんからしてみたら、「わかっているけど難しい」ってことだと思いますよ。

ご不安になられるのはお察ししますが、親の不安な気持ちは子どもに伝わってしまいますので、ドーンと構えて!

なかなかトンネルから抜け出せないと思っていらっしゃるようですが、出口のないトンネルはこの世に存在しません。
そして、明けない夜もありませんし、止まない雨もありません。
投稿日:2017-06-21
返信 10
みーままさん
若者教育支援センター様削除
最近の様子です。私はやっぱり気がつかないうちに私が動きやすいように子供に対して過干渉になっていたとおもいます。反省です。
アルバイト先の店長と話をしてきました。朝も目覚ましかけたの?と声かけする程度にしています。6月下旬は調子が出ず学校は休みがちでしたが7月に入ってからは遅刻はあるものの休まず登校してバイトも2日休みましたか自分で電話してます。行く前はダルイと言いながらもいっています。
これから先どうなるのか、大人のひきこもりとかの番組を見るたびに不安になります。もし…と思うとこわいです。考えなければいいんですけどね。少しずつ進んできたと思うので気持ちを大きくもちみまもりしていきたいとおもいます。

投稿日:2017-07-09
返信 11
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
考えないようにすればするほど、将来が不安になってしまうという時は誰にでもあります。
でも、不安だろうが、安心だろうが、やらなきゃいけない時って誰にも出あるますよね。

お子さんはいま、不安の中で、それでも(文句を言いながらも)休まず登校し、バイトも行き、休む時は自分で電話をしているのですよね。

これって周囲から見れば「当然」のことなのかもしれませんが、お子さんにしてみれば、成長です。
小さなことかもしれませんが、意味のある深い深い成長です。

これからもあまり言わずに見守りながら、支援していきましょうね。
そして、出来たことに焦点を当てて共に喜びましょう。

それを続けていると自己肯定感が養われていきます。
自己肯定感がある子ども(大人も…ですが)は、自分を好きになれます。

心理学では自分を好きになる以上に他人を好きになれないと言います。
自分を強く好きになれれば、他人も同等に好きになれます。

人は自分のことを好きでいてくれる存在には好意的です。
そうやって人の輪が拡がっていくのです。

ですので「今」がとても大事なのです。

これから必ずいい方向に向かいます。
我々も応援しますので一緒にいい方法を考えていきましょう。
投稿日:2017-07-09
返信 12
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
追記

「親」と言う字は「木」の上に「立って」「見る」と書きますよね。
お子さんを高い位置から俯瞰して見守り、大切な時だけ木から降りて助言をしてあげましょう。
投稿日:2017-07-09
返信 13
みーままさん
若者教育支援センター 様削除
また聞いてください!
あれから息子は学業に影響があるようなのでバイトはやめたほうがいいのでは?と保護者会で担任に言われやめることになりました。ほぼ学校もバイトも行けていなかったのでどちらを優先するするかということでバイトをやめるとなりました。そのせいか後期の単位1単位落としましたがほぼ取れました。2年になり一年で落とした単位も取り戻すために午後も授業を受け頑張っていました。5月の連休後からまた行ったり行かなかったりとしています。睡眠も学校から帰り夕方寝始めて夜中に起きてゲームとユーチューブしてそのまま学校に行く生活をしています。朝起きるよりこのリズムが本人は学校に行きやすいといいます。学校に行かない時は明らかに起きているのに起きてこないか時間をずらして朝ねています。本人に任せるしかないとも思いますが見ているのも辛いです。このままだとまた前期の単位があぶないです。本人に話してもわかってる。うるさい。とかえってきます。私の焦りばかりが募りどうしたらいいのかこれでいいのか本当にまたわからなくなってきました。姉2人は私のやり取りを見ていて自分で決めないと動かないし、お母さんがとやかく行っても動く年じゃないよ!ともいわれます。私は絶対高校卒業とは思ってません。本人がしたい事、進みたい道が見つかればそれに向かって行ってくれればそれでいいんです。ただその道には高卒という資格が必要だった時にやっぱり後悔して欲しくないのでできれば今の定時制高校へ行ってくれたらとおもってます。道が決まってからでもやり直せるとは思いますが。やっぱり言葉を文書にすると私の過干渉だと気がつきます。本当にトンネルは抜けれるのか不安になってきます。
投稿日:2018-06-12
返信 14
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
焦りますよね。
不安なお気持ち、お察しします。
一方で、2人の娘さんが言うように、自分で決めることを待つことも大切です。
焦りはお子さんに伝わり、それが本人をイライラさせてしまうことに繋がります。

確かに高校卒業は絶対ではありませんが、その先に高卒と言う資格を求められることもあります。
まずは「学校で勉強する意味」を理解させてみてはいかがでしょう。
以下を参考にしてください。
投稿日:2018-06-13
返信 15
若者教育支援センターさん
みーままさんへ削除
■学校で勉強する意味(なぜ将来役に立たないことも勉強するのか)

学生時代に「なぜ、将来役に立たないことも勉強するのだろう」 とか、「何で勉強ってしなければいけないんだろう」 と思った方は少なくないと思います。

この思いは古今東西、永遠のテーマなのかもしれませんね。
そこで今回は「学校で勉強する意味」に関してまとめてみました。

なお、ここでお伝えすることは、我々の考えであり、当然、まったく違う考えの人もいると思いますので、あくまで、「個人の考え」として聞いていただいて、もし参考になることがあれば、参考にしていただけたらと思っています。

「将来役に立たないことも学校で勉強しなければいけないのか」と大人になった今、考えてみました。
我々が出した答えは、以下の3つです。

1.本当に将来使うため
2.難しいことでも覚えたという経験を得るため
3.問題を解決できるようにするため

1つ目の「本当に将来使うため」というのは、学校で覚えたことや知識は、意外と、将来使うときがあります。
たとえば、計算をしたり、文章を書いたりすることはもちろんありますし、英語も分かると本当に便利だし、 あと、テレビのクイズ番組を見ていても、知識があると、見ていて分かるから楽しくなります。
歴史を知っていると、歴史のドラマも面白いですし、人と話す幅も広がります。
人から「すごい!」って思われれば気分も良くなります。
なので、やっぱり、知っておいた方が良いです。

学生のときは、「これって将来本当に使うのかな?」と思っていたことも、大人になってみると、実際に使うことはたくさんあります。
将来のことは誰にも分からないので、何をいつ使うのかは、学生のときには分からないんですけど、 実際には、大人になってから使うことはたくさんあるので、これが、勉強しておいたほうが良い 1つ目の理由になります。

ただ、そうは言っても、「連立方程式」や「因数分解」は大人になってから実際に使うのか、と言われると、正直言って、大人になってから使ったことがある方は少ないと思います。
数学が必要な専門職以外の人は、ほぼ使っていないのではないでしょうか。

ではなぜ、大人になってから使わない可能性が極めて高い、こういう難しいことも、 学生のときに勉強した方が良いかと言うと、「難しいことも俺は覚えたんだ!」という経験が、 大人になってから活きてくるからです。

大人になってからも、覚えなければいけないことって、たくさんあります。
生きていく上で、やっぱりお金は必要なものになるし、そのお金を稼ぐためには、 仕事をしないとお金を得ることができないんですけど、その仕事をする上で、 覚えなければいけないことは、たくさんあります。

もちろん、仕事だけじゃなくて、普段、生活していく上でも、 覚えなければいけないことは、やっぱりたくさんあるのです。
そして、 知識があればあるほど、得をすることが多いし、人生も豊かになっていくのです。

でも、学生のときに、「将来使わないから」とか、「難しいから」という理由で、 難しいことを覚えようとしなかったら、大人になってからも、「俺って(私って)難しいことを 覚えることができなかったから、今回も覚えれないよな・・」という感じで、諦めてしまいます。
そんな心のクセがついてしまうのです。

逆に、学生のときに、難しいことでも勉強をして、覚えたっていう経験があると、 「あんなに難しいことでも勉強して覚えられたんだから、今回も覚えられる!」と 思うことができるのです。
この経験が、将来、本当に活きてくるのです。

「できるから楽しい。成長するから楽しい」 …そんな視点は必要です。
人生って、やっぱりできないとつまらないですから。

分からないことをやるのは辛いし、面白くないし、勝負でいつも負けていたら楽しくないし、仕事ができないと、「お前ってダメだよね」と言われて、嫌な気持ちになるし、知識がないと損をすることって本当に多いのです。
だったら、できるようになったほうが良いですよね。
できるようになると、面白くなってくるし、勝負で勝ったら楽しいし、知識があると、得をすることが多いのです。

結局、自分に自信が持てる根拠は、「過去に自分が何ができたのかっていう経験だけ」だと思います。
過去に自分が、「辛くても頑張ることができた」とか、「難しいことでも覚えることができた」という経験が、大人になってからも、「昔、俺は(私は)できたんだから、今回もできるはず」と思い込むことができるのです。

「連立方程式」や「因数分解」は、確かに、大人になってからは使わない可能性が高いです。
でも、こういう難しいことでも、頑張って勉強して、覚えることができたっていう経験は、他の人は絶対に奪うことができない、自分にとっての本当に大きな財産になるので、その財産を得るために、学生のときに勉強をしておいたほうが良い、というのが、2つ目の理由になります。

そして、3つ目の「問題を解決できるようにするため」というのは、大人になってから、問題はしょっちゅう起こります。
たとえば、出かけようと思ったら車のエンジンがかからなくなっていたり、 テレビが急に壊れたり…。
仕事をしていても、システムが動かなくなったり、お客さんから考えもしなかった質問を受けたり、人間関係でなんかよく分からない問題も起こります。

そんなときに、私たちがやることは、「問題を解決する」ということです。
こういう問題って、具体的な手順や、最も正しい正解が分からない場合が多いので、自分で考えて、その都度、自分で対応していかなければなりません。
だから、学生のときに勉強をして、テストとかを受けて、「自分で考える」という力を身につけておくことは、本当に大切なことになります。

確かに、学校で勉強した内容が、大人になってからそのまま出題されるわけではありません。
「台形の面積」を求める機会も、大人になってからは、めったにありません(めったにというか、ほぼありません)。

でも、学生のときに勉強をして、知識を得ておくと、それらの知識を組み合わせることで、新しい問題にも、対応することができるようになるのです。
学校で覚えたことは、そのままでは使わないけど、別の知識や経験が組み合わさることで、 大人になってから起こる問題にも、対応することができるようになります。

大人になってから起こる問題に対応できるように、その訓練として学生のときに勉強をしておいたほうが良いというのが、3つ目の理由です。

だから大抵の大人は学生時代に「こんな勉強、意味あるの?」と思うのと同じくらい、大人になってから「学生のときに、もっと勉強をしておけば良かった」と、後悔しています。

我々も社会人になってからも、本当に「もっと学生のときに勉強をしておけば良かったな」って、強く思いました。
小さいころ、周りの人からは、「勉強しないと立派な人になれないよ」とか、 「勉強しないと裕福な生活を送れないよ」と言われてその言葉の意味が分からず、「お金があれば立派なの?」とか、「良い大学を出るのが立派なの?」と、反発する子どもは多いです。

確かに、「お金を持っている人が立派ということではない」ということは分かりましたし、 良い大学を出た人間が、必ずしも、立派な人間とは言えないと思いますけど、 実際に大人になってから分かったことは、 知識は生活を豊かにするし、 知識があると、人が見えないものが見えてくるので楽しくなるということです。

そして、できないよりも、できた方がやっぱり楽しいし、知識があると人生が豊かになるので、 自分のために、勉強はしておいたほうが得をするということが、大人は経験で分かるのです。

大人になってから、点数をつけてもらえる機会はほとんどありません。
たとえば、自分が一生懸命に何かを作っても、その作ったものに対して点数をつけてもらえる 機会はほとんどありませんし、自分が頑張って仕事をしてもその仕事に対して、点数をつけてもらえることは、ほとんどありません。

もちろん、銀行に勤務したり、投資会社に就職したら、何件の銀行口座を開設してもらったとか、 いくらのお金を預けてもらったとか、「数字」で成績は分かります。
けど、少なくとも、 我々のようなカウンセリングの仕事やその他の領域でも人から点数をつけられるということは、ほぼありませんし、そのような仕事が多いのも事実です。

自分の頑張りを、点数として見ることができる機会は、大人になると本当に少なくなるので、後悔しても仕方ないんですけど、学生のときに、テストをもっと楽しんでおけば良かったなと思いました。

大人になってから、「大切」と思った4つのこと
最後に、我々が、大人になってから「大切だな」と思った4つのことをお伝えします。
もし良かったら、参考にしてください。

まず1つ目は、 「挨拶は大切」 ということです。
「挨拶が大切」ということは、誰でも分かっていますし、当たり前のことなんですけど、 でも、「なんで挨拶が大切なのか?」と言う理由が、よく分かっていない人は多いのではないでしょうか。
そして、大人になってから分かったことは、挨拶をされると、「自分のことを見てくれている」、 「自分の存在を認めてくれている」ということが分かって、嬉しいということです。
逆に、挨拶をしないと、「無視をされた!」という感じになってしまうので、相手を不快にさせてしまう。
だから、挨拶をすることは当たり前だからこそ、逆に、挨拶をしなかったことによる デメリットが、尋常じゃないほど大きいので挨拶は本当に大切だと思いました。
もちろん、メリット・デメリットで考えるのは良くないんですけど、挨拶をしないと、 失うものが本当に大きいですし、挨拶は、人とのコミュニケーションの基本なので、 「挨拶は大切」というのは、本当に強く実感していることです。

そして2つ目は、 「反省をすること」 です。
「反省をすること」は、意外と難しいのですけど、なんで反省することが大切なのかというと、 まず反省しないと、次につながっていかないからです。

生きていれば、失敗することもあるし、「こういうこと言わなければよかった」、「こういう風にすればよかった」って、後悔することもあります。
そういうときに、まず反省しないと、自分が成長していかないし、また同じミスをします。
人間、誰でも失敗することはあるのですから、もし失敗したら、自分のどこが悪かったのか ということを考えて、反省をして、そして、その経験を今後に活かしていくことが大切になります。

あと、ミスをして、人に迷惑をかけたら、その迷惑をかけられた相手は、 「あなたに反省をさせたいと思っている」ということを忘れないようにしてください。
たとえば、もし、あなたが仕事でミスをしたときに、「この手順書が分かりづらいからですよ」とか、「周りがうるさいからですよ」とか、「別に私は悪くないですよ」と言ったら、 迷惑をかけられた相手は、怒り出します。

もしミスをしたら、心から反省をすることが必要になります。
心から反省すれば相手にも伝わりますし、自分自身も、成長していくことができます。
反省をしないと、相手の気持ちもおさまりませんし、成長もしていかないので、失敗したら、「とにかくまず反省する」、ということは、極めて大切なことだと実感しています。

そして、「大人になってから大切だな」と思った3つ目のことは、 「謙虚であること」 です。

「謙虚」という言葉は、重要性が理解できないという方もいますが、大人になってから「謙虚さ」を失うと、失敗します。
たとえば、事業がうまく行って、結果が出て、たくさんのお金を稼げるようになると、「あなたはすごい人ですね!」とか、「尊敬しています!」という感じで、持ち上げてくれます。
そして、それにつられて、「俺ってすげーんだぜ」という感じで、謙虚さを失って、調子に乗ると、 自分で作った大したことがないものが、自分ですごいものに見えてしまいます。
要するに、謙虚さを失うと、自分が作ったものに自信を持ちすぎてしまうのです。

にも関わらず、事業を拡大してしまうと、出て行くお金は増えていくのに、入ってくるお金が無くなってしまうので、会社として、致命的なことになってしまいます。
謙虚さを失うと、自分の実力が客観的に分からなくなるので、これが怖いのです。
だから、常に謙虚であること、というのは、本当に大切なことだと思います。

そして、最後の4つ目は、大切なことというよりも、「嫌なことはすぐにやること」 ということです。
今までの人生を振り返って分かったんですけど、嫌なことを後回しにすると、なぜかあとで、もっと大変になるのです。
たとえば、洗濯するのが面倒だから、明日やろうと思ったら、明日になって雨が降ったり、ガソリンが少なくなってもう少し走れるなって思ったら、なぜかガソリンスタンドが 全然見つからなくて、ドキドキしたり…。
嫌なことを後回しにすると、あとでもっと 大変になるというのは世の常だと思います。

逆に、嫌なことをとにかく先にやってしまうと、後がすごく楽になります。
そして、やるべきことが無くなると、後の時間が空くので、自分でいろいろと やりたいことができるようになるのです。
その方が、時間を有効活用できますし、成長するスピードも速い。

以上です。
ぜひ、参考にしてください。
投稿日:2018-06-13
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