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お悩みNO.198
ムーンさん
不登校4ヶ月目削除
はじめまして。小学5年生の長男が7月から不登校となりました。きっかけは勉強が自分だけできない!好きなサッカーもうまくできない!と自分自身に自信がなくなり、行けなくなりました。当初は精神的にもだいぶ追い詰められていたようで、パニックを起こし、落ち込んだり暴れたりがひどく、周りの家族もどうしてよいかわからずあわてたりビクビクしたりと毎日泣いてすごしていました。
いろんな機関へ相談したり、先生の
DVDも購入したり、何か手立てはないものかと毎日悩んでおりました。以前より気になっている所もあったので病院へも2院行きましたが、診断は、発達障害(AS)の傾向があるとのことでした。そして不安をおさえる薬を処方していただき、本人も納得して飲んでおります。今までどちらかというと、なんでもまじめにとりくみ、勉強、スポーツともできるほうでした。基本的な考え方のかたよりや完ぺき主義な面が、自分を苦しめてしまうようです。
今は、先生のDVDでもあるように、一から子育てをやるつもりで、過保護に向き合っております。すると一時のパニック症状は治まってきたように思います。サッカーも落ち込みながらですが、練習に行けるようになりました。お友達ともお休みの日は遊んでいます。勉強に対しては、私自身が以前のパニックをまた起こすのではという思いもあり臆病になっており、強くは言えませんが声をかけてもいやだ!といいゲームやパソコンの毎日です。
子供を信じて!とよく言われますが、障害のある子や小学生でも自分で気づき、立ち上がる時がくるのかな?と疑問です。最近はこの生活に安定しているように思い、親としてはますます不安に感じています。とても寛大に思える時と不安に感じる時と私自信が精神的に不安定です。
基本的な考え方のかたより、メンタルの弱さ、不安症などが少しやわらぐように専門的にカウンセリングを受けた方がよいのか迷っています。
投稿日:2013-10-24
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
ムーンさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。

小5の息子さんの不登校に関するお悩みですね。

まずはムーンさんだってカウンセリングを受けても構わないのですよ。
カウンセリングは特別なことではありません。
日本ではまだまだ敷居が高いようですが欧米ではお抱えのカウンセラーがいるのはお抱えの医者や弁護士がいるのと同じくらい高いステータスなのです。

風邪をひいたら迷わず内科に行きますよね。
足を捻挫したら迷わず外科に行く。
眼科だって耳鼻科だって歯医者さんだって・・・。

心の風邪を引いたなと思ったら迷わず専門家の助言を求めればいいのです。

さて、お子さんの件ですが、まずはお子さんの自信を取り戻すことが先決です。
言い換えれば低くなってしまった自己肯定感を高めてあげる必要があります。
子どもの自己肯定感を高めるにはまずは「存在自体を認めてあげること」が大切です。

褒めて育てるって聞いたことがあると思います。
これは時には逆効果なんですよ。

例えばテストでいい点を取ったとしましょう。
「○○くん、90点だったんだ。えらいね?」といいがちですよね。

でもこれは裏を返せば90点を取ったあなたはえらい…というメッセージにもなってしまうのです。

子どもは褒めてもらいたいがために頑張って頑張っていつかは息切れをしてしまいます。
それよりも「生まれてくれてありがとう」「いてくれてありがとう」と存在自体に感謝しそのメッセージを言い続けることが自己肯定感を高めるのです。

また子どもの話を聴くことも大切です。
受容と共感の姿勢で徹底的に聴いてあげてください。

話の聴き方にも技術が必要です。
もしお知りになりたいのであれば次回「聴き方」をお伝えします。

これからもどうぞよろしくお願いします。
投稿日:2013-10-24
返信 2
ムーンさん
不登校4ヶ月目削除
教育研究所様、早々のアドバイスありがとうございます。
そうなんです。今まで大人の都合で叱りつけたり、知らず知らずのうちに息子に期待をかけて、プレッシャーとなり自己肯定感を低めたところもあったのでは・・・と振り返ります。

今のあの子に自己肯定感を高める事で、いい意味で“うまくできなくてもまっいっか”と割り切ることができるようになるのでしょうかね・・・

今の状況が長くなればなるほど、学校へ戻りにくくなるのではと焦りと不安でおしつぶされそうになります。
今の息子が学校にもどってもまた何かの壁にぶつかると考え方が変わらない限り今の状況にもどるのでしょうね。
焦ってもだめだと頭ではわかっているのに、自分自身の感情をコントロールすることが難しいです。

これからもアドバイスの方よろしくお願いいたします。

投稿日:2013-10-26
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
ムーンさんへ削除
はい。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

この掲示板は気軽に誰でもいつでも何度でもなんでも書き込んでもらえればと思っています。
(もちろん不適切な書き込みは事務局の判断で即削除しますが)

もしもよければ他の方の掲示板もご覧んになっていただき、書き込みもしてみてはどうでしょう。
書き込みをすることで他の方とも交流を持ち情報交換もできます。

もちろん我々もお返事をさせてもらいます。
そして応援します!
投稿日:2013-10-26
返信 4
ムーンさん
不登校4ヶ月目削除
苦しいです。
3年生の弟まで学校に行かない!勉強しない!といいだして、今日も休んでいます。
お兄ちゃんは心の病気で行きたくても、行けない事も説明しましたが、納得いかないようです。一人でも大変ですが、二人に向き合う自信もパワーもなく、ただ落ち込むばかりです。
投稿日:2013-10-28
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
ムーンさんへ削除
3年生の弟さんまで学校に行きたくないと言い出して辛いとのこと。
3年生ではお兄ちゃんの状況を伝えてもなかなか理解できないのでしょう。

ただし、弟さんには酷かもしれませんが、お兄ちゃんとは違うんだと言い聞かせて学校を休ませることのないようにしなくてはなりません。

二人に向き合うのはパワーのいることです。
どうかここでパワーを充電してもらえればうれしいです。

コメントを書いてくれている「ゆっこさん」はよくいろんな方に書き込みをしていただける方です。
我々もゆっこさんのコメントには共感することも多々あります。

みんなで一緒に考えましょう。

ムーンさんは一人ではありません。
投稿日:2013-10-28
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆっこさんへ削除
いつもありがとうございます。

ゆっこさんの心温まる書き込みにいつも共感させてもらってます。
こちらでもよろしくお願い致します。
投稿日:2013-10-28
返信 7
ムーンさん
不登校4ヶ月削除
ゆっこさん書き込みありがとうございます。
長男は知能的には問題ありませんし、コミニュケーションも特別問題あるわけでもなく、一見わかりにくいです。
ただ自分の中での考え方のかたよりが強く、できないこと、失敗への恐怖が人並み外れているため、不安を抑えるお薬を飲んでいます。
そのため学校へは一日一時間の特別指導教室へ遊びには行っています。
勉強は全く手をつけられません。
私自身のカウンセリングは、どういう期間へ行けば良いのか、不登校専門のカウンセリングも県外にたくさんあるようですが、高額ですし、躊躇している状況です。同じ発達障害児を持つ親の会などには行くようにしていますが、時期的にも今が一番つらい時だね・・・と言われました。
3年生の子は末っ子ということもあり少々わがままな面もあり、また性格なのか常日頃から、しつけもしにくく、今までもお兄ちゃんがするから仕方なくする。という面があったので、お兄ちゃんの様子が楽をしているようにみえて、真似をするところもあると思います。何をどう教えていいのか、親としてもすっかり自信をなくしています。
投稿日:2013-10-28
返信 8
伊藤幸弘教育研究所さん
ムーンさんへ削除
まずカウンセリングに関しては料金面も重要な選択肢のひとつです。
一回で終了するカウンセリングであればいいのですが、複数回のカウンセリングとなると金額もバカになりませんよね。
決して不登校専門でなくても構わないと思いますよ。
直接面談の方法もあればネットカウンセリングもあります。
または行政でやっているカウンセリングもあるはずです。
そのようなところをまずはインターネットで調べて自分に合いそうなところをリストアップされてみてはいかがでそう。
「WEB カウンセリング」のワードで検索されるといくつか出てきますよ。

末っ子くんの件は「お兄ちゃんとあなたとは違う」ということを時間をかけて丁寧に教えていくことが結局は最短の方法かと思いますよ。

ただし強引に首根っこをつかまえて学校に連れ出しても逆効果です。

何かのきっかけで学校を休み始めても、小学生のうちは友だちの声かけや好きな行事などちょっとしたきっかけで復活できる子もいます。両親や担任の先生の励ましが効果をあげることもあります。しかし、色々な工夫をしても効果が上がらなかったり、励ますとよけいに意固地になったりする場合、「こだわり気質」を疑ってみましょう。このようなタイプの子は励ましたり積極的に登校をうながすことが裏目にでてしまうことがあります。キーワードは「本人の納得」「自分で決断」「せかさない」等いろいろあります。

ご長男は失敗への恐怖が人並み外れているとのこと。
不登校のきっかけも勉強が自分だけできない、好きなサッカーもうまくできないでしたよね。

この「不安」に対する付き合い方ですが、いくら不安が強いからといって、不安を避けているばかりでは前に進みません。「不安に向き合う力」が必要なのです。そのためには親子の会話の中に学校にまつわる話題がどんどん出てくる形にしなければなりません。低学年の子ならお母さんと一緒に校門をタッチして帰ってきたり、学校の理解が得られれば授業を一緒に受けてみるのも一つの方法です。話題にものぼりやすくなますし、共有できる部分があることで話に同調しやすくなります。中学年・高学年なら別室登校という手もあります。中には休み時間に友だちや担任の先生と話をしてみたり、給食だけ一緒に食べてみたりと少しずつ慣らしていくことで克服できる子もいます。

どうしても学校に足が向かない子の場合、担任の先生に家庭訪問をお願いしたり、友だちにプリントを届けてもらう方法があります。たとえ本人が会うのをしぶっても大丈夫。お母さんが子どもさんの代わりとなって、先生や友だちと接してみて下さい。ポイントは「気軽さ」です。お母さんが担任の先生や友だちと気軽に話していると、次第に安心感をおぼえたり「今日はどんな話だった?」と興味を示してくることが期待できます。

その際、子どもさんの口から不満や不安などの否定的な言葉が出てくることがあります。これはお母さんと一緒に登校する場合でも同じです。実はこれが何より大事なのです。お母さんがその話に同調してやるとさらに効果的です。自分の思っていることが何でも話せ、お母さんにしっかり聴いてもらえることで、不満が解消したり不安が不安でなくなってくるのです。やがて「よし、がんばろう」と努力する気になったり、「もう気にしなくていいや」と開き直れる力がついてきます。
投稿日:2013-10-28
返信 9
ムーンさん
伊藤幸弘教育研究所さんへ削除
ご丁寧で、詳しいアドバイスありがとうございます。
次男については、やはり何度も何度も説明していきたいと思います。
長男は私も一緒に教室へ行くよ!
とか給食だけでも・・・などいろいろなげかけはしているのですが、勉強を思い出すからいやだ!
といいます。みんなから遅れる事は気にしているのに、勉強をしてもどうせわからん!とイライラしてきます。押しては引いてを繰り返し、時間だけがだらだらと過ぎて行きます。
友達関係も良好で土日になるたび誰かが遊びにきてくれています。
一時期、パニックをよく起こしていたとき、おまえが生んたせいだ! とか
おまえが100%でないと意味がないと言った!(言ったことはないのですが・・・)とか、自分なんかいない方がいいでしょ?
とか訴える事がありましたが、今は
全くなく、もともと甘えん坊でしたが、さらに甘えが強くなっています。
こちらも過保護に接して、勉強の話をださない限り、ずいぶん情緒面は落ち着いてきたように思います。
ですが、このままじっと待つわけには行かないので、少々荒れても勉強刺激はしていかないといけないですよねぇ・・・この年齢でエネルギーが充電できても、自分からよしやろう!と思う事は少ないですよねぇ。
投稿日:2013-10-29
返信 10
ムーンさん
ゆっこさまへ削除
ご丁寧なアドバイス本当にありがとうございます。心強いです。

薬についてですが、私も一つ目の思春期専門心療内科では、お薬がでても納得いかず、飲ませる事ができませんでした。二つ目の脳神経小児科では、先生との相性もあり、本人が楽になるのならと思い、飲ませはじめまだ2週間くらいですが、人に対しての接し方とか、気持ちの切り替え方が違う気がします。
もともと病院へ行こうと思ったのも
療育(カウンセリング的なもの)を期待して行ったのですが、やはり本人が病院の先生に対しての信頼を気づくにも時間がかかるし、一回の診察時間も15分くらいしかありません。期待はずれでした。あくまでも薬は手助けしてもらう手段です。
言われるとおり根本を治す事にはならないと私も思っております。

不登校のきっかけですが、友達にいじめられるという事もなく、担任の先生もどちらかというと好きで、学校での大きな失敗も心当たりがありません。
変だなと思い始めたのは、5年生に入り宿題に取り組んでいた時、問題が解けなかったり、意味がわからない。といった事が出たときに、パニックを起こすことが多くなり、先生にも相談したら、学校でもわからない所を何度も何度も聞いてきて、説明しても受け入れない事が多くなってきた。と言われ、本人もわからない事が増えてきた。遅れる!と異常なほどの執着心
で学校へ行けばまたわからない事が増えるから行きたくない!が最初でした。
その頃はかなり追い詰められていたようで、先生のしゃべる事が全く聞き取れない。という状態になっていました。
もっと早く苦しい状況に気づいてやればよかったと悔やまれます・・・
投稿日:2013-10-29
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
ムーンさんへ削除
そう、ご次男は時間を掛けて。
決して急ぐ必要はありません。

途中で不安になることもおありでしょう。
その時はここで一緒に考えていきましょう。

ご長男は一時期は荒れていたとのこと。
でももともと甘えん坊で今ではその甘えが強くなってきたのですね。

子どもは10代になると甘えと反抗の行ったり来たりが強くなります。
まるで日替わりのように甘え(依存)と反抗(自立)がコロコロ変わります。
どちらが本当の我が子?って思いがちですが、どっちも本当なのです。

これは子どもの心が健全に育っている証拠です。

勉強に関しては確かにこのままスルーを続けるわけにもいきません。
親としてもそこが心配でしょうし。
今は勉強に対して「自信」を取り戻す時期です。

例えば問題集を買ってきて自宅でやらせて親がみてあげて自信をつけさせていくという方法はどうでしょう。
最近では添削方式の塾もありますし、学校以外で勉強をするクセをつけさせて問題を解いて自信をつけさせる。
一度検討してみてください。


投稿日:2013-10-30
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