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お悩みNO.31
ふるゆきさん
母性が持てない苦しみ削除
はじめまして。伊藤先生と佐々木先生の子どもに悩まされる親、親にダメにされる子供、を何度も読み返しては、私は子供をダメにしてしまっている親の一人かもしれないと・・・。
中2になる息子がいます。子供が生まれてから、私は育児がただただつらいだけでした。この子のためならどんなことでもできる、等とは一度も思ったことがありません。どちらかと言うと、ただうるさく邪魔なものとして接してきました。平気で手をあげ、足でけり、ののしり、ダメなやつ、おまえなんていなくなればいい、等。いつもきっとつけが来るだろうと、心の中では思っていました。ただその反面何とかしなければ、と自分の中で葛藤していました。自分には母性がないのでは?いつも思ってました。先程あげた本の中で私が一番衝撃を受けたのは、父性が強すぎた結果退行と攻撃が現れる。親に十分保護された子でしか、子供は自立しない。
今の息子は暴力をふるったり、学校で問題を起こしたりしてるわけではありません。ただ、どうせ俺は何をやってもだめなんだ。生きてる価値がない。それでもぼくのことを愛してるか?と。毎日のように繰り返しています。
子供のありのままを受け入れることが出来ずにいる私です。カウンセリングにもいきました。子供もカウンセリングに行っています。頭の中ではわかっているのですが、どうしても、お前がすきだよ、大好きだよ、そのままでいいんだよと心のそこから思うことが出来ません。殴ったこと、つらいおもいをさせたことも何度も謝ってきました。いいところもたくさんあるのに、どうしてもできないものに目がいってしまう。
ただただ生きてるだけでいいんだよ、となぜ思えないのでしょうか?いつも私はあの本を読むたびに自分が責められているようで、苦しい思いでいっぱいです。
すみません、何を相談しているのか自分でもわからなくなりました。
投稿日:2009-07-20
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
ふるゆきさんへ削除
ふるゆきさん

はじめまして。
書き込みありがとうございます。

本を読んで頂いたことは嬉しいです。
でもあまりそれに捉われすぎて自分を責めないうように。
こちらか言うのも変ですが本の目的は
その本を読んで自分は責められてると思い
自責の念に押しつぶされる方を生むためではなく
何かちょっとでもヒントになればと思っただけです。

心理学では…
「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」
…そんな言葉があります。

ここで言う「他人」とは自分以外の人間を指します。
そう!
いくら血が繋がっている息子さんであってもここでは「他人」
他人はいくらがんばっても変えられないのです。
自分が変わろうとする努力をして
その後に他人の行動がその他人自らの意思で変わる。

それで言うと
ふるゆきさんは過去のご自身の行動を悔いていますよね。
そして反省もしているしそれを伝えてもいる。

…今はそれで良いですよ。
何でもかんでも一気に解決しようとせず。

一歩ずつ進んで行きましょう。

「自分はダメな親だ」
…そう思えた瞬間からその親はダメではありません。
本当のダメ親は自分がダメだと認識すら出来ない人!
…そう思います。

だから!
ふるゆきさんは「ダメじゃない!」
投稿日:2009-07-20
返信 2
ふるゆきさん
母性が持てない苦しみ削除
お返事を頂きありがとうございます。ダメじゃない、という言葉にほんの少し救われました。でも育児に関するいろんな本を読みましたが結局行き着くところは子供のありのままを受け止める、になるんですよね。じゃあ、それが出来ない母親はどうすればいいの?それができずに苦しんでる母親はどうすればいいの?親の言うことをきかなければ、成績がわるければ怒鳴られ、怒られ、叩かれて育ってきた私は・・。
子供がきれるのは親の愛情が足りないから、否定されたから、信用していないから。全て親のせい。時々私はそんな言葉に押しつぶされてしまう。もがいている親だっているのに、そんな風に思うことも自分の甘えなのでしょうか?
投稿日:2009-07-22
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
ふるゆきさんへ削除
ふるゆきさん

書き込みありがとうございます。

確かに育児書などは最終的に親が子どもを受容することを書いていますね。
間違いではないですし僕もそう思います。

でもそれは一部ではあるもののすべてではない!
本などは参考にはするけどすべて自分に当てはめなくていいんですよ。

むしろ、ふるゆきさんのように本を読んだがために自分を責めてしまいがちな方は本なんて読まなくてもいいですよ。

あなたにはあなたの子育てがあるのですから。
それはここでマンツーマンで話せますし
直接お話しがご希望でしたら事務局にお電話くだされば構いませんよ。
※私以外の事務局スタッフや専属のカウンセラーが担当する場合もあります。

もがいている親だっていますよ。
それは甘えではありません。

百歩譲って甘えだとしても…親が甘えてはいけないというルールはありません。
むしろもっと甘えてもいいんですよ。

そして!
子育てですが受容ばかりがすべてではありません。
カウンセラーが子どもたちのカウンセリングをする際もそうですよ。
まだまだ自己を確立してない子どもに対しては
すべてを受容する母性的なカウンセリングではなく
厳しく指導するような父性的なカウンセリングをするケースもあります。
投稿日:2009-07-23
返信 4
ふるゆきさん
母性が持てない苦しみ削除
毎回力強いお答えありがとうございます。ここ1週間自分なりにちょっと考えてみました。何をこんなに悩んでいたのだろうかと。確かに叩いたり、ののしったりしてきました。でも果たしてそれだけだったのだろうか?小さい頃抱っこしてといった子供を拒否したか?答えはNo。育児を拒否しただろうか?答えはNo。子供のために私なりに頑張ってきたのではないのだろうか?ただ、1+1=2、にならないもどかしさ、黒は黒、白は白、灰色の部分がなかったから、怒れてしまったのではないのだろうか?結果重視で過程をみれなかったのではないのだろうか?など等。そして私はこれではいけないと思いいろいろ悩んでいるんだ、と。そして模索しながら育児をし結果がでないから落ち込んでしまっているのでは?先生の回答や他の方達の相談をよんでみて、私が今感じたことを書きました。
時々子供は自分の思い通りに行かないと、きれてバットを持ってきては振り回し、包丁を持ってきては振り回し、するようになってます。でも私はそれを見て、笑えてしまうんです。そしてやれるもんならやってみろ、といってしまいます。主人も同じです。また、親に向かって、てめえ、何様のつもりだって言う時もありますが、私の答えは、あなたを生んだお母様だよって、いってしまうんですよね。そんなことをするあなたも、そんなこと言うあなたも私の大事な息子よ、とは言えないでも、ああ、こんな子育てもありかも?と少し思えてしまうのは間違えなのでしょうか?子供のありのままを受け入れられなくても育児を放棄してるわけではないのですから。中2になってもまだ母親に父親に抱っこを求めてくる、私はめんどくさいからとか、嫌いだとかではなく、中2にもなって、気持ち悪いと感じてしまいます。だから抱きしめてあげられない。これも母性が無いことになるのでしょうか?
自分は子供が嫌いなのではなく、愛し方がわからないのかもしれません。
投稿日:2009-07-29
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
ふるゆきさんへ削除
ふるゆきさんは決して母性が無いのではありません。

中2にもなった息子さんから抱っこを求められ
それを何も疑問に感じないで受け入れてしまう方が異常です。

「母子一体感」と「離別感」という考え方があります。

「母子一体感」とは自分の要望に対して
相手が同じテンションで応じてくれること。

これは小学生くらいなら許せます。
中学生くらいになると「離別感」が必要で
それがやがて自立につながります。

今回のメッセージを読んでも
ふるゆきさんの子育ては概ね間違っていないと感じます。

「概ね」で構いません。
100%なんてありえませんからね。。。


投稿日:2009-07-29
返信 6
ふるゆきさん
母性が持てない苦しみ削除
ここに書き込みをするようになってから、先生のアドバイスで自分が何を知りたかったのか、少し整理できてきたようにおもえます。ありがとうございます。
「母子一体感」と「離別感」。私はそれを知りたかったのだと思います。だからどんな本にも母性の無い育てられ方をした子は自立できないと書かれていると、息子がいつまでもまとわりつくのは、そのせいなのでは?と悩んでしまうのです。少し注意をすると、「どうせ俺なんかいらない子だからだろ」とか、ホントに些細なことに対しても「どうせおれなんて」と言う息子をもてあまし気味ですし、腹が立ってくる私です。どうせ、どうせ。私にはただの甘えにしか聞こえないんです。
「離別感」はどうすればうまれるものなのでしょう?親はどう接すればいいのでしょう?
他の方の相談を読んでも私のようなちっぽけな相談はありませんね。でも、こんなちっぽけな、何でもないような事でも私は自分と戦ってます。
投稿日:2009-08-03
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
ふるゆきさんへ削除
「離別感」はどうすればうまれるか?

その前にお子さんは何故、「母子一体感」に頼っていますのか?
一般的には愛情に飢えていたり「世界は自分のために回っている」という自分勝手な子どもに過剰な「母子一体感」が見受けられます。

人間には承認欲求と言うものがありその欲求を満たしてあげれば「どうせ俺なんか?」というセリフも減るかと思われます。

自分勝手な考え方は時間を掛けて親が伝え続けていくしかないと思います。

投稿日:2009-08-08
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