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お悩みNO.54
かずぼうさん
何をどう頑張ればいいのか。削除
母子家庭で、高2年になる息子が昨年夏頃から不登校です。学校にも相談し、今は「高校に行くこと、行かせることにとらわれず、家庭の雰囲気を明るく保つこと」「母親の私は下宿のおばちゃんの距離で接すること」等のアドバイスを受けました。高校のことにとらわれなければ、家庭は明るくなりましたが、やはり私自身に「高校は卒業してほしい・・」という焦りがあり、穏やかに接することができる日もあれば、イライラを子どもにぶつけてしまうこともあります。このまま信じて待つのが良いことなのかわからなくなってしまいました。息子のために私はどう変わるべきなのか、どんな風に頑張っていけばいいのか、その方向性がわかりません。第3者にお願いすることも選択肢としてあるのではないかとも思うようになりました。ただ、私自身逃げたくないと思っているので、お願いすることが「逃げ」とか「責任放棄」なのではないかとも考えてしまいます。しかし少し距離を置きたいというのが今の本音です。本人は学校は辞めたくないんだそうです。このまま見守るしかないのでしょうか。
投稿日:2010-06-14
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
かずぼうさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。

母子家庭で高2の息子さんと暮らしているのですね。
昨年の夏から息子さんが不登校になり不安もいっぱいあると思います。

そんな中でこちらに書き込みをして頂きありがとうございます。

タイトルにあるように「何をどう頑張ればいいのか」が分からなくなってきてしまっているのでしょう。

その問いに関するお答えは…
「かずぼうさんは十分、頑張っています!だから頑張り過ぎないで」
…です。

お子さんが不登校になれば親だったら誰でもイライラします。
無関心な親だったら別ですがそれを子どもにぶつけてしまう事だってありますよね。
だって…親だって人間ですから。
感情がある人間なんだから仕方ないんです。

しかも、かずぼうさんは母子家庭でご主人に相談ということが出来ないで一人で頑張ってきたし、今も頑張っている。

だから…「これ以上、頑張り過ぎないで!」

第三者にお願いすることだって「逃げ」や「責任放棄」ではないんですよ。
むしろ正しい方法のひとつです。

インディアンの社会では…
「ひとりの子どもを育てるのは村がかりの仕事」
…というそうです。

そう!
日本でもそうありたいですよね。
ひとりで抱え込まず誰か第三者に協力を仰ぎながら子育てをする。
…決して悪いことではありません。
どうしたら息子さんが学校に行けるようになるか第三者と共にかずぼうさんも一緒に考えればいいのです。

それが子育てを村がかり(社会全体)で考えると言うことだと思います。

だからここでも一緒に考えましょう。
息子さんは学校は辞めたくないんですよね。
でも、行けない。
その狭間で苦しんでいるのは息子さんです。
それをお互いの共通認識として息子さんを見守りつつも学校に行けるように(辞めなくでも済むように)考えましょう。

またこちらで話しませんか?
一緒に考えるにあたり、「なぜ、息子さんが不登校になったのか」を教えていただけますか?
もしも分からなければ親としての「勘」でも構いません。

そして原因を知ることが出来たらその改善策をまた一緒に考えましょう。

投稿日:2010-06-14
返信 2
かずぼうさん
ありがとうございます。削除
お返事ありがとうございました。こんこんなに早くいただけるとは思っておらずとても嬉しかったです。 
実は、こちらにメールをする前日に、私の母、弟も交えて「学校に行ってほしい」という気持ちを素直に伝えました。なんと昨日、今日と2日間、学校に行ってきたそうです!!
(しかしこのようなことは何度かあったのでいつまで続くかはわかりませんが・・・)
不登校で思い当たることは、中学校3年の時、付属高校に進学できないと決まったころから始まったような気がするということです。中学校の時に、授業中にふざけたり、提出物が出せなかったり、成績も悪く、通常はよほどの問題がなければ、そのまま高等部に進学ができるはずだったのですが、学校側の「このまま進学させても本人のためにならない」という判断もあり私も本人も納得の上、単位制の高校を受験し今に至ります。
単位制の高校は、大学のようなもので
その授業を取るために来るので、HRのようなものもなく、友達が出来にくいのも行きずらくなった原因かと思います。見た目が不良っぽい子どもたちも多いので、入っていくのが怖いと言っていたこともありました。
他に考えられるのは家庭の問題です。離婚前は夫婦仲も良くなく、息子のことでのケンカも絶えませんでしたので、淋しい思いをさせたかと思います。私がこのメールを書いて「あなたは頑張っている」と言っていただいて嬉しかったように、息子も昔から「ダメだダメだ」と言われてばかりでしたので、誰かに認めてほしかったのだと思います。まわりの人のそのような言葉は、前に進む力になりますね・・・私はきっと息子のためといいながら、いつも自分のことを大切にしてきてしまったような気がしています。世間体とか、私はこんなに頑張っているのになぜ?という思いで。
1馬力ですので、仕事をいくつかかけもちしていた時もあり、息子と向き合う時間が取れなかった、忙しいのを理由に取ろうとしなかったような気がします。
息子には将来「自衛隊」になりたいという幼児期からの夢があります。これから私はどう向き合っていったら良いでしょうか。昨日、今日と学校に行ったように、少しずつ進んでいるにしても、私にはそれを焦らず待てる自信がありません。結論を急いではいけないですよね。
読んでいただきありがとうございました。

投稿日:2010-06-15
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
かずぼうさんへ削除
結論は急がないように!
…確かにそうです。
かずぼうさんがおっしゃる通り僕もそう思います。
でも…口では簡単に言えますが当事者として分かってはいるけど焦りは抑えられないのではないでしょうか?

その焦りに対しても大目に見てあげることも大切ですよ。
「焦っちゃうものは仕方ない!」…と。

焦ってしまった時はそのくらいの気持ちでいた方がむしろ効果的です。

…とは言え!
我々も心の専門家です。

いかに焦りを鎮めるかの方法をいくつかご紹介しますね。

日本が誇る心理療法に「森田療法」と言うものがあります。
森田正馬教授が考案した心理療法です。

森田療法は、心理的な療法というだけにとどまらず、“人間的な悩みをいかに受けとめ、どう克服していくか”が基本コンセプトです。
内部から発する「あるがまま」の感情を受け入れることを説いています。

不安、恐怖、孤独、怒りを人間が克服すべき感情として切り捨てることなくあたりまえの感情と認め受け入れる。
…という意味です。

そう!
焦りは克服するものではなく当たり前の感情として受け入れ付き合っていくものです。

その上で少しでも焦りを抑える考え方を実践してみる。
それは「息子さんを横軸でみるのではなく縦軸で見る」ことです。
横軸とは「他人などと比べること」
縦軸とは「本人を軸に考えること」

例えば息子さんのお友だちと息子さんを比べるから「何で私の子どもだけ学校に行かないんだろう?」と焦ってしまう。
でも「この子は昨日は行けなかったけど今日は行けた」と考えれば焦りもなくなるはずです。

将来、自衛隊になりたいって大きな夢があるのですよね。
将来、なれるかなれないかを考えるよりも今、夢に向かって頑張っている息子さんを誇りに思いましょうよ。
今はそれでいいです。

付属校に居ながらないしてそのまま高校に進学できなかったこと、両親の離婚…確かに息子さんには色々と抱えるものが大きかったのかも知れません。
でも…受け止め方を変えてあげることで人生は変わります。

私の知人で付属校に居ながらその上の学校に行けなかった者がいます。
彼は当時はかなり荒れたそうですが今はその過去に誇りを持っています。
あの頃があったからこそ今の自分がいる…と。
また別の知人は両親の離婚を機に親に対して優しくなった者もいました。

人生は受け止め方次第です。
その受け止め方をこれからまた一緒に考えていきましょう。

我々はお一人で子育てを一生懸命頑張っているかずぼうさんの味方です。
投稿日:2010-06-15
返信 4
かずぼうさん
ありがとうございます。削除
ありがとうございます。
焦りも、不安も、ありのままの感情として受け入れる・・・ですね。確かに抑えようとすると余計大きくなる気がします。
心強い味方ができたので、気持ちがとても軽くなりました。
息子自身も、この経験を通して学ぶことがきっとありますね。
また書き込みさせていただきます。
投稿日:2010-06-17
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
かずぼうさんへ削除
はい!
いつでも、どんなことで構いません。
また書き込みをしてくださいね。
書くことで自分の頭の中が整理されていくこともありますから。

すべての経験が将来の息子さんを形成する糧になります。
それで言うと今、正に人間形成の真っ只中ですね。

使い古された言葉かもしれませんが…「神は試練を乗り越えられない者に試練は与えない」…です。

今、もしかしたら試練の時かも知れません。
でも…それって神様に選ばれた証拠かもしれませんよ。

これも「受け止め方」のひとつです。
投稿日:2010-06-17
返信 6
かずぼうさん
その後削除
先日はありがとうございました。
少し前に、高校の先生と面談をしました。行き出したと思っていた学校ですが、実際は行っていませんでした。
行っていなかったことはもちろんですが、嘘をついていたことが悲しいですし、頭にきます。行こうとしたけど行けなかったのなら、素直にそれを話してくれればいいのにと思ったり・・それを言えない環境なのでしょうか。息子も何かしら感じていることがあるのでしょうか。
10月からの後期からは行くと言っていますが、先へ先へ延ばしているだけで、彼は心からそう思ってはいないと思います。心からそう思わなければ通いだすことはできないのだろうなと思います。
高校2年ともなれば、まわりはみんな進路のことを考え出したりします。他と比べることは意味のないことだと思っても、何をやっているのだろうと悲しくなります。
すみません、なんとなく話を聞いていただきたくて、書き込みしてしまいました。私も息子も元気がとりえです。担任の先生が今は「雨宿り」だとおっしゃってくださいました。幸い学校は待ってくれます。
長い雨になりそうですが、このままのんびり雨宿りさせておいていいのか悩む今日このごろです。
投稿日:2010-07-28
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
かずぼうさんへ削除
歴史上、世界のどこを探しても「止まない雨はありません」

担任の先生のおっしゃる通り「今は雨宿り」の時期なのでしょうね。
そう思ったら覚悟を決めましょう。

多少長い雨宿りでも構わない…と。

…とは言え!
そうは思ってもやっぱり焦ってしまったりイライラしてしまったりしますよね。

そんな時は「ここ」で一緒に話しましょう。
話すことで、かずぼうさんの心が安定するかもしれません。

息子さんも今、混乱しているのだと思います。
学校に行くと言って嘘をついていたことは確かに親としたら悲しいですよね。
頭にくる気持ちも理解出来ます。

でも嘘をつかなければならなかった息子さんも同じように悲しかったんじゃないでしょうか?
親に嘘をついて大喜びする人間なんていないと思いますから。

いつか必ず思いは伝わります。
そう信じて待ちましょう。
「信は力なり!」です。

我々もかずぼうさんを応援しますから。
またいつでもここに来てくださいね。
投稿日:2010-07-28
返信 8
かずぼうさん
ありがとうございます。削除
「ここ」で話すことで、自分の気持ちの整理ができます。話すことで、気がつくこともあります。
頭の中ではわかっているつもりでも、なかなか覚悟が決めれません。穏やかに構えていられる日もあれば、イライラしてあたり散らしたり・・・
そういう時もありますよね。
「信は力なり!」ですね。また気持ちが揺らいだら「ここ」に来ます。
いつもありがとうございます。
投稿日:2010-07-29
返信 9
伊藤幸弘教育研究所さん
かずぼうさんへ削除
はい。
気持ちが揺らいだ時はもちろんのこと
気持ちが揺らいでいない時も来て下さいね。

かずぼうさんは独りではありません。
我々はいつでも応援しています。

応援しています。
投稿日:2010-07-29
返信 10
ゆぅさん
どうすれば削除
母子家庭で高校1年生の息子の事で、今どうすれば良いのか?自分でも先が見えない状況です。現在は私の母と妹と4人で生活しています。夏休み前から遅く迄友達と遊ぶようになり学校は遅刻、指導を受け私も学校に行き三者面談をしましたが今現在は理由をつけ休む様になっています。バイトもしていましたが友達と遊び無断欠勤、結局止めてしまいました。この先今のままでは学校にキチンと卒業迄行くのか?も心配です。息子とも何度も話し、時には身体でぶつかる事もありました。そんな時は部屋の家具を蹴ったり壁に穴をあけたりの状況です。今日も木曜、金曜は学校を休み4連日の後やっと学校に行かせました。口うるさいく言い過ぎなのか、何も言わず本人に任せた方が良いのか?今どうするべきかわかりません。
投稿日:2014-09-08
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