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お悩みNO.67
はにわさん
小6登校拒否の息子について削除
はじめまして。小6の息子についてご相談させていただきます。
小5の冬ごろから、朝から頭痛や腹痛を訴えるようになり、遅刻したり休んだりの繰り返しでした。
その当時、サッカー部に入っていたのですが、担任でもあり部活指導の先生との間で色々あり、それがキッカケだったと思います。
段々、朝起きれない、夜は遅くなるの悪循環となり学校も休みがちになりました。
大学病院の発達小児科でカウンセリングを受け「起立性調節障害」と診断されました。
(薬等の処方はされていません)ストレスの要因となる原因を考えた時にサッカーの先生が大嫌いだからサッカーをやめたい。というので5年生までで辞めました。
6年生になり地元の中学には行きたくないというので、自宅から通学可能で進学校というよりも校風に魅力ある私立中学を受験したいと言いようになり、
環境を変えるきっかけでもあるかと思い、受験をすることになりました。
1学期までは学校も私が通勤の際に車で乗せていったりもありましたが、なんとか通えていましたが、2学期を過ぎここ数ヶ月はほとんど学校に行けなくなりました。
先日、少し機嫌がいい時に「なんで学校に行きたくないかの本当のところは何?」って聞いてみると、特定のクラスの子から馬鹿にされたり、
なにかにつけちょっかいや嫌がらせをされたり、陰口を言われたりしていたようです。
極めつけは、いじめっ子のキーホルダーが無くなったそうで、真っ先に「絶対あいつだけん」と決めつけられ、息子の机やかばんの中身をぐちゃぐちゃに荒らされたという事でした。
また「お前なんか受験受かるわけない」なども言われているようで、受験自体も大変プレッシャーを感じているようで、思うように勉強も出来ていません。
(夜、数時間塾には通っています。学校とは関係ない中学生と話するのは楽しいようです)
これらの話を担任に話し、相手の子に話を聞き、息子が登校したら息子の話を聞いてどうしていくか対応するということでした。
昨日、2週間ぶりに学校に登校しました。昼休みに先生と話をし自分の思っていることを話したあと、放課後息子とその子と先生を交えて話合いして解決したそうです。
先生がいるから解決したんではなく、自分が納得いく解決だったのか?を聞いたら「大丈夫」とは答えていました。
今回の話合いでどういう気持ちだったかを先生にノートに書いてくるように言われ見ていると
「○○君に何故そんなことをするのか?どういう気持ちでするのか?どうしてボクなのか?と聞いたとき、面白半分でやっている。見た目弱そうだからやった」
と言われたことは許せませんでした。でもされたら嫌だと思うので仕返しはしません。他の人がされていたら助けたいと思う・・。
と書いていました。多分、本人の中では解決していないのだろうなと思います。

今日はまったく起きれず、夕方になったも眠り続けたままです。
入試目前にしてやる気も喪失しているようで、ただ受験する中学には行きたい。
でも体は不調で学校にも行きたくないという感じです。
そんなことくらいでと思われる事かもしれませんが、その我慢の積み重ねが今、一気に表面化しているように思えます。
その位のことで逃げるなんて甘えているんでは?と周りには言われますがもう甘えているというのは通り越してる状況だと思います。
今後が見えなくて非常に不安です。解決の糸口を探しています。
アドバイスいただけたら幸いです。
投稿日:2010-12-16
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
はにわさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。

小6の息子さんに関するご相談ですね。

親としたら心配ですよね。
先が見えないと思うことほど心細い気持ちになってしまうものです。
何とか解決の糸口を探したい!
…そう思ったときにここに来て頂き相談の書き込みをしてくれたのですね。
ありがとうござういます。

今、息子さんの状態を「逃げ」と捉えるか「耐えている」と捉えるかだけでも心の持ちようは違って来ると思いますよ。
確かにある見方をすれば「逃げ」なのでしょう。
でも小6のまだまだ幼き心は日々の苦痛や苦しみや不安な気持ちに一生懸命耐えているのです。

子どもで言えば「不登校」
大人で言えば「うつ」
…これを「弱い人間がなるものだ」「甘えだ!」と言う人がいます。
僕はそう思いませんよ。

心が繊細で感受性が強いから人よりも強く物事を感じ取る。
だからこその「経過」にしか過ぎません。

むしろ息子さんは「強い心」を持ち合わせえているのかも知れませんよ。

“でもされたら嫌だと思うので仕返しはしません。他の人がされていたら助けたいと思う・・”
…こんな風に思えるのは心に強さを持ち合わせている証拠です。
弱い人間や甘い人間はこんな風に言えませんよね。
きっと「絶対に仕返ししてやる」「自分以外の子がターゲットになるように仕組んでや」
本当に弱かったり甘かったりしたらそう考えるでしょう。
でも息子さんは違った。

強さと優しさを兼ね備えているのですよ。
そこは、はにわさんが大いに胸を張ってください。
そして、そのことを言葉に出して息子さんに伝え誉めてあげてください。

人には「承認欲求」というものがあります。
「自分は認められた」と思えるだけで心は更に強くなります。
その強さは「自己肯定感」を育み更に更に自分を好きになれることでしょう。

きっと今は「自分の愛し方」を知らないだけです。

本当はもっとお伝えしたいのですが一気に「あれもこれも」とお伝えするよりも徐々にお伝えできればと思います。

まずはそこから始めて下さい。
投稿日:2010-12-16
返信 2
はにわさん
アドバイスありがとうございます。削除
伊藤先生、ご多忙の中ご回答いただきありがとうございます。
実は昨夜、学校へ出向き担任の先生に時間を作ってもらい話をしてきました。
1時間半ほどだったでしょうか、先日の指導内容、経過等を聞きました。
きちんと話ができ担任の先生の誠実な対応に少し安心しました。
先生もこんな状況で相手の子に対して「何故、自分なのか?」(馬鹿にされているのか?弱いと思っているのか?)という事を相手に確認したいと聞きたいと言った時は正直ビックリしたと。
普通は自分の聞きたくない嫌な部分を認めることになるので、聞かずにやり過ごす手もあるけど、息子はそれをはっきりさせたいと言ったそうで、そこは自分と向き合って成長しているんだなと思われたそうです。
確かに私たち大人でもそうですが、昨日解決した(表向きは)事でも翌日気持ちが晴れるかというとそうでもないと思いますし、少しずつ気分も晴れてくれればと思います。
とにかく息子には何があっても家族は最後まで味方だからと伝えています。
今朝は私の出勤に合わせてギリギリ送っていきはしましたが、登校できました。
伊藤先生のお話を聞き、確かに私自身が余裕なく不安で焦っていた気がします。
一喜一憂の毎日ですが、もっと褒めて時にはおだてて励ましていくのが大事なのでしょうね・・・。
まだまだ課題も多く、始まったばかりですが挫けずに頑張りたいと思います。
投稿日:2010-12-17
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
はにわさんへ削除
一喜一憂、大いに結構!
親だからこその感情です。
その感情を時には素直に息子さんにぶつけてみましょう。
親の本気度や優しさが必ず伝わるはずです。

さて、学校の先生がおっしゃっていた「自分と向き合って成長している」
確かに私もそう思います。
先生の意見に共感します。

人は高く飛ぶ時にはまずは大きく屈みますよね。
おそらく息子さんの今は将来、高くジャンプするための屈んだ状態なのかもしれませんよ。

これから課題はあると思いますがまたここに来てください。
これからは一緒に解決策を考えて行きましょう。

はにわさんが息子さんの味方であるように我々は、はにわさんの味方ですから!
投稿日:2010-12-19
返信 4
はにわさん
反抗期でしょうか?削除
ご回答ありがとうございます。
反抗期もあるのかなかなか波があります。
家では自分の思い通りにならない事があると
私や妹に暴言や暴力を振るいます。
息子を心配する反面、家での態度を見てると目に余る
部分も多く、悩ましい限りです。
主人は仕事で帰りがいつも遅いし、疲れて帰ってきた時に
私と息子とケンカしていると不機嫌になります。
「もう、放っておけ」と

昨日は夕方までは良かったのですが、自分でした約束を守らなかった
事や妹への暴力に放っておくこともできず、言い争いになりました。
すると私の気持ちを逆手にとって
「明日から学校も塾も行かない!お前のために行くか!
 お前のせいで行かない」とふてくされます。
私も出来る限り、ヒステリックにならないと冷静に対応しようと
努力していますが、「お前なんか死ねばいいのに」とか
何十分も言われ続けると、もうおかしくなりそうです。
娘も流石に昨日は悔しかったのか、主人に手紙を書いていました。
主人が仕事から帰ってのは深夜でしたが、いつもなら放置ですが
今回ばかりは息子を呼び、話合いをしました。

主人が息子に話した内容は正論で一方的ではなく理解できるような
内容だと思います。
確かに学校で色々なストレスもあり傷ついたのは事実ですが
全体的に中途半端、すべて人のせいにする性格、面倒くさい
嫌なことはしたくない・・・おいしいとこは持っていく。
ずる賢すぎると。それがまかり通らなければ自分より弱い者に
当り散らしてるだけだと。
それで一体どうなりたいの?どうしたいの?どうすればいいの?という
ところまでは行き着きませんでした。
反抗期なのでしょうか?全て投げやり、やる気なしです。
今朝は主人に怒られながらも遅刻ですが学校には行きました。
一喜一憂ではなく、一喜十憂って感じです。
1日二日で解決できる内容とは思っていませんが、私もきついです。
すみません、相談というよりも愚痴ですね。
私も自信が無くなりそうです・・・。
投稿日:2010-12-20
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
はにわさんへ削除
お気持ちお察しします。
一喜十憂…の状態だと本当に思います。

まずは、はにわさんが参ってしまわないように!
確かに一日二日で何とかなる問題ではないと思います。
…であれば、せめて愚痴はここで吐き出してください。

もちろん、的確な助言もさせていただきたいと思っていますが、はにわさんのストレスのはけ口にもなりたいと思っていますので。。。

これはあくまでもカウンセリングの手法ですが…。
カウンセリングには2つの手法があります。
分かりやすく言うと「母性カウンセリング」と「父性カウンセリング」
「母性?」はカウンセリングの基本でもあります。
相手を受容して決して否定しない。
これでクライアントの6割は解決すると言われています。
でも裏を返すと4割は解決できてないってことです。
この4割に対しては「父性?」で解決していきます。

「母性?」で解決出来るのはある程度精神的に大人のクライアント。
ものごとの善悪が理解できるけど自分自身の中にネガティブな感情がありそれを否定されることで更に自己否定してしまう。
だからカウンセラーはすべてを受け止めて母親のような優しい心で接していく。
それにより少しずつクライアントは自分を認めていけます。

それに対してまだまだ精神年齢が子どもで言われたことを自分の都合のいいように受け止め勝手をしてしまうタイプには「父性?」が効果的といわれています。
要するに自由と勝手を理解できず履き違えているクライアントには父親のような厳しい態度で接していくことが必要。
厳しい態度…と言っても決して暴言暴力で接するのではありません。
「怒る」のではなく「叱る」を効果的に使うことです。

もしかしたら今の息子さんには「父性カウンセリング」の方が効果的かもしれないですね。
1から10まで認めて許すのではなく「ダメなことはダメ」「悪いことは悪い!」と強い態度で接することが求められるのかも知れません。
家庭の中で家庭のルールを決めるのもよいかもしれませんよ。
その際に息子さんは自分には甘いルールを持ち出すかもしれません。
親はその段階で「これは絶対に譲れない」という項目を挙げて決して妥協しない態度が必要です。
そしてその約束はあくまでも厳守!
守れているか守れていないか1週間に1回くらい振り返る機会を設けてみるのも必要です。
ただし譲れる部分は妥協してあげることも忘れないでください。

ここまで来ると母親だけでは難しいかもしれませんね。
ご主人はお仕事で毎日遅く、家庭でのゴタゴタを嫌うかもしれませんが是非ともご主人にも「父性」を発揮して協力してもらえたらって思います。
投稿日:2010-12-20
返信 6
はにわさん
辛い削除
毎日のようにご相談してしまってます(涙)
昨日ついに私の気持ちも抑えきれず爆発していまいました。
今年は受験のバタバタもあるので、クリスマスはしない。
受験が終わったらゆっくりしようという話に元々話しが出来てました。
ところが昨日塾に行く直前(ぐずぐずしていて結局時間がせまっていました)に「今年のクリスマスプレゼントは?」と。
「とりあえず約束したことや、ちゃんと自分の生活がきちんとできれば受験後に考えてる。自分の欲求ばかりじゃなくて自分で決めたことはしなさい」というと
「クリスマスプレゼントくれないなら塾なんて行くか!」と。
元々は中学受験も考えていませんでしたが、本人が受けたいと言うので塾も本人がココなら行くといって選んだ塾です。
個別指導のため、安い金額ではありません。冬期講習も高く、それでも受験のために行くといので無理して申し込んだのですが、気分で行かない日も多く・・・。
流石に昨日は私も抑えきれなくなり、クッションで何度もたたいてしまいました。
ビーズクッションなので痛くはないと思いますが、嘲笑する息子に自分を抑えることができませんでした。
結局「キモイお前のいる、こんな家出て行ってやる」というので「出て行くなら勝手に出ていけば!顔も見たくない」と言うと飛びだしていきました。
その後、10分ほど用事があったので家を出た隙に、鍵のかかっていない天窓から家に忍び込み、逆に私は詰めだされてしまいました。
窓を叩いてもふてぶてしく嘲笑し、罵声を浴びせられ馬鹿にした態度でした。
娘が風邪気味だったのでこのまま外で待つわけにも行かなかったので、主人が帰るころの10時過ぎまで、車で避難していました。
主人が帰ってきた後、私も帰ったのですが、ふてくされたままふて寝していました。
主人も「もう、受験する気ないならやめれば?」のひと言だけ。
結局、今朝も全く起きる気もなく学校も休みました。
起こしに行くと「汚い手でさわんな。子供の顔も見たくないっていうなら、見るなキモイ、うざい。死ね」という感じです。
今日は主人が仕事が休みなのでそのままにして私は仕事に出てきましたが、考えまいと思っても腹が立って悔しくて悲しくて折れそうです。
逃げるなと言われそうですが、家に帰って顔を見るのが辛いです。
投稿日:2010-12-22
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
はにわさんへ削除
辛いですね。
はにわさん一人が孤軍奮闘しているように思います。
結論から申し上げると是非、ご主人のご協力を仰ぎたいですね。
子育ては母親がするものではありません。
夫婦で取り組むものです。

むしろ、息子さんの場合は父親が率先して関わることが解決の近道ですし、はにわさんの負担も軽減されると感じます。

「子育てをしない男性を父親とは言わない」
…これは私のカウンセリングの師匠の言葉です。
この意味を深く受け止めて欲しいです。

さて息子さんに対してですがちょっと暴言が過ぎますね。
息子さんの世代の子どもたちに特有のものの言い方かもしれませんが、親に向かって「汚い手でさわんな。」「見るなキモイ、うざい。死ね」は度が過ぎていますね。

またまた話をぶり返すようですが理想はこの段階で父親が叱るべきだと思います。
「お父さんの大事なお母さんに向かってその良い方は何だ!これだけは許せない!」と…。

そして叱るだけではなく心からの謝罪の言葉を発するまで徹底的に諭すことが必要です。
腹を括って朝まででも一晩中、徹底的に話し合う覚悟が必要かと思います。

本来であればこの返信の文章はご主人に見てもらいたいのですが…。

はにわさん、時には逃げも大切ですよ。
娘さんのこともあるので家を空けるわけにはいかないと思いますが息子さんが自分のやるべきことをやらないで勝手ばかりしているのであれば、はにわさんも一切の家事を放棄して休息をとるものありだと思います。

ただし現実にはそう上手くはいかないのでしょうが…。
せめてここに来て吐き出してください。

解決策を一緒に考えましょう。
投稿日:2010-12-22
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