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お悩みNO.542
なちさん
疲れた削除
こんばんは!
お久しぶりです!なちです!
子供の掲示板に書こうとしたら文字化けしてしまったのでこちらに書きました。

中学生の時リスカの件でたくさんお世話になりました。あれから1度もリスカをすることなく過ごしています。沢山の方法を教えていただきありがとうございました!

今高校1年になって吹奏楽部に入部し休みなく毎日練習をしているのですが最近高校に通うのも大好きなはずの部活に行くのもいやになっているのですがどうしたら良いのでしょうか?
明日の部活は休むつもりでいます。
投稿日:2016-04-26
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
子どもの掲示板に不具合が生じているようです。
復旧に努めていますがしばらくはここでお話ししましょう。

また、同様の書き込みがありましたのでひとつは削除しました。
投稿日:2016-04-26
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
さて、その後リスカはしていないとのこと。
我々の言葉が参考になったのであればそれはとても嬉しいことです。

ところで、最近高校に通うのも大好きなはずの部活に行くのもいやになっているとのこと。
どうすればいいかとのことですが、原因が分からないとなかなか適切な助言ができません。

なぜそうなったのか、自分自身で心当たりはありますか。
投稿日:2016-04-26
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
これはあくまでも想像ですが、もしかしたら今は新しい環境へのストレスが溜まっているのかもしれませんね。
入学して以来、ずっと緊張して来て、約1ヶ月が経過しようとしているこの時期、ちょうど今までの緊張感からストレス過多になりつつあるのでしょう。
俗にいう、「5月病」

以下にストレスの発散方法をまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2016-04-26
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
一人でも簡単にできる!ストレス解消方法10選


ストレス社会と言われる現代、私たちは日々多くののストレスに晒されています。
生きていく上では、ストレスを避ける事はできません。

避けられない以上、私たちはストレスと上手に付き合っていかなければいけないのです。
受けたストレスを放置し、どんどんと自分の中に溜め込んでしまうと、こころが壊れてしまい、うつ病などの精神疾患にかかる可能性が高くなってしまいます。

ストレスは溜め込みすぎず、上手に発散・解消する事が上手な付き合い方です。
以下に長年のカウンセリング経験からクライアントとコミュニケーションをとる中で教えてもらったストレス解消法のうち、特にストレス解消に効果的で定評のある方法を紹介します。
長いですが参考にしてください。

1.大声で歌う
一番多かったストレス解消の方法は「歌を大声で歌う」というものでした。
大きな声で歌えばそれだけでストレス解消になります。
また、好きな歌を歌えば楽しい気分になれて、イヤな事だって忘れられます。
環境的に大声を出せない場合は、風呂場で歌ったり、車を運転している時に歌ったりと工夫してみましょう。
中には、ベッドで布団をかぶって大声で歌う、という方もいました。

カラオケなどを利用するのもよいでしょう。
最近は「ヒトカラ」という言葉もあり、一人でカラオケに行くことの敷居も低くなりました。
カラオケボックスに入れば、気兼ねなく大声で歌うことができます。

一人で行って、思う存分歌ってもいいし、もちろん友人と一緒に行ってみんなでストレス解消してもいいと思います。
似たような解消法で、ストレスが溜まると、好きなアーティストのライブにいって大声で歌ったり、踊ったりするという方もいました。思いっきり声を出し、ヘトヘトになるまで踊り続け、とてもスッキリするようです。


2.紙に書き殴る
ストレスになったことを「ひたすら紙に書き殴る」という解消方法です。
「書くだけで本当にストレス解消になるの?」と思われるかもしれませんが、書くという行為も、自分の内に溜めていたストレスを外に「吐き出す」ため、意外とスッキリするものなのです。
歌う行為と違い、騒音になる可能性が低いため、時間や場所を選ばずに出来るのがメリットですね。

書くだけですっきりする方もいますが、ゴリゴリと書き殴った上で、それをビリビリに破いてゴミ箱に投げ捨てるとスッキリするんです、というツワモノの方もいました。

確かに、イヤなこと書いて「投げ捨てる」のは、「この件はこれで終了!!」と区切りをつけやすい行為になりますから、いいのかもしれませんね。

ちょっと乱暴に見えちゃうのが難点ですが・・・。


3.運動する
思いっきり体を動かす事もストレス解消には効果的です。
ストレス解消という面で考えてみると、ランニングなどの同じ動作を繰り返す運動、ラジオ体操のようなゆっくりした運動もいいですが、自由度が高く、少し息が上がるくらいの運動の方が、より良く発散できるようです。

よく話に上がるのはボクササイズやダンス、バッティングセンターなどでしょうか。
ボクシングジムに通って、サンドバッグやミットを思いっ切り殴ったり、トレーニングジムのボクササイズのレッスンに参加してみたり。

乱暴に聞こえますが、「殴る」事は確かにストレス解消になります。
ただし、人を殴ったり大切なものを殴るのはもちろんダメですから、殴っても問題のないものを殴りましょうね。

また、適度に息が上がる有酸素運動は、気分をスッキリさせ、前向きにしてくれますのでやや激しめのダンスやサッカー、バスケなどのスポーツもオススメです。


4.思いっきり泣く
つらい時は泣くことが効果的です。
泣くというと「情けない」「かっこ悪い」行為であると感じ、抵抗を感じ方も多いかもしれません(特に男性)。
ただ、思いっきり泣くと気持ちがスッキリするのは確かです。誰にでも経験があるでしょう。
世間の目がありますから、どこでも泣けるというわけではありませんが、場所を選んで、「泣く」ことをぜひ取り入れてみてください。

「泣くことは心と身体を健康に導くチカラがある」
「泣くことはリラックス作用がある」とも言われています。
涙を流すことで、副交感神経という「リラックス状態を作る神経」が活性化するためだと考えられています。


5.壊す
ちょっと乱暴ですが、何かを壊すとスッキリします。
みなさんも、イライラしていると「何かを壊したい衝動」に駆られませんか?何かを壊すと、人の気持ちはスッキリするのです。
ただし、それで部屋の壁を殴ったり、大切な家具を壊したり、ひとを殴ってケガをさせるのは絶対にダメです。

何よりも人道的に間違った行為であるし、一瞬だけスッキリしますが、その後にすぐにとてつもない後悔と自責に襲われます。結果として、よりストレスが溜まるだけです。

となると、壊しても差し支えないものを壊すのがいいでしょう。

クライアントのお話では、
・ダンボールや新聞誌、雑誌など、要らない紙をビリビリに破くとスッキリする。
・キュウリなどをビニール袋に入れて、思いっ切り床に投げつける
(ストレスが治まったら、キュウリはその後おいしく頂くようです)
などがありました。
また、アルミ缶などを思いっ切り握りつぶすとスッキリする、という方もいらっしゃいます。


6.噛む
歯ごたえのあるものを噛むと落ち着く、という方もいました。確かに、「噛み壊す」という行為がストレス解消になっていそうですね。
また、ガムを噛む事に代表されるように、噛む事には「集中力を高める」効果があり、噛む事で冷静になれるのかもしれません。
カルシウムが豊富な小魚などを噛めば、怒りっぽさもなくなり、一石二鳥ですね。


7.仲の良い友人と過ごす
今までは、一人で出来るストレス解消方法を紹介してきましたが、仲のいい友人の予定が空いていれば、一緒にストレスを解消するのもいいでしょう。
友達とカラオケにいく。友人と一緒にスポーツを楽しむ。友達とショッピングでストレス解消、一緒にご飯を食べに行く。
こころを許せる友人と一緒にいるだけで安心感がもらえ、ストレスも落ち着いてきます。また、相手がいればストレスの原因となったことを「グチ」として吐き出す事もできます。
カラオケで吐き出して、更に辛かったことを聞いてもらって吐き出せればストレスはスーッと体から抜けていくでしょう。

また、友人がいれば、「やりすぎる」ことに歯止めをかけてくれます。ストレス解消で一人でショッピングに行ったはいいけど、散財しすぎてしまい、後日、すごく落ち込んだ。
こんな経験はないでしょうか?
こんな時も友人がいれば、「ちょっと買いすぎじゃない?」と冷静にアドバイスをくれるでしょう。


8.部屋の掃除・模様替え
意外ですが、「部屋の掃除・模様替え」は定評のあるストレス解消方法です。
ストレスが溜まっている患者さんに勧めると、だいたい好評です。
掃除中はその事に集中しているため、ストレスの原因を忘れる事ができます。
適度に体も動しますから、運動によるストレス解消の一面もあります。
汚かった自分の部屋がスッキリすると、精神的にも落ち着くし、達成感・充実感も感じられるでしょう。
こころもスッキリさせることができるし、ついでに部屋も片付いちゃうというオススメのストレス解消法です。


9.自分に都合よく解釈してしまう
今までは、「行動」することでのストレス解消方法でしたが、ここからは精神的にストレスを解消する方法です。
ストレスを感じた原因がある場合、その原因があったという事実は変える事ができません。でも、その「捉え方」は自分で変える事ができます。
ならば、自分に都合いい解釈をしてしまって、ストレスを少なくすればいいのです。
たとえば、仕事中に上司に理不尽な叱責を受けたことがストレスになっているとしましょう。仕事後も、「なんでこの事で俺が怒られるのか、納得がいかん!」とモヤモヤします。当然ですよね。理不尽な叱責は本当に腹が立つものです。
でも、「叱責された」という事実は、どんなに私達が努力しても無かったことにはできません。なので、「叱責された」理由を自分で勝手に解釈しちゃいましょう。
「そういえば最近上司は家族と上手くいってないって漏らしてたな」
「今日の叱責はそのストレスが背景にあったんだろう」
「そういえば、自分もストレスが溜まってる時には、理不尽に他人に当たってしまった事があったな・・・」
「そう考えると、叱責してしまった上司の気持ちも分からんでもない。」
「むしろ俺に当たった事で上司のストレスが少し取れたかもしれない」
「叱責されたことで、上司の役に立てたんだし、まぁいっか」
こんな感じです。

もちろんこれは想像で、本当に上司に家庭のストレスがあったのかは分かりません。
でもそんな事はどうでもいいのです。自分が納得いくように解釈しちゃえば、それだけで怒りは引いてくるものです。
理不尽なことに対する怒りはぶつけようもなく、どうしていいのか分からなくなります。
そんな時は、こっちも理不尽に自分に都合よく解釈してしまえばいいのです。


10.瞑想
瞑想というと難しいイメージがありますが、宗教的なものや本格的なものではありません。
一人になって体がリラックスする体位を取り、頭をからっぽにしてみましょう。それだけでいいのです。15分ー30分くらいやってみましょう。
やってみると驚くほどスッキリすることに気付くはずです。

これだけ落ち着けるものであれば、多くの宗教が瞑想を取り入れる理由もよく分かります。
ストレスを受けたあなたの脳やこころは疲れています。誰にも邪魔されない静かな環境に身をおいて、何も考えずにリフレッシュさせてあげましょう。

実は、何も考えないという事は結構難しいものです。ひとは気がつけば何かを考えています。
瞑想をしようとしても、つい色々考えてしまう、という方は呼吸を意識して下さい。大きく深呼吸をしましょう。大きく息を吸って、吐き出すと意識がそこに向くため、余計な雑念が消えていきます。

忙しい有名人や社長さんの中にも、「自分を見失ったら瞑想する」という方がいらっしゃいます。「何も考えない」事に慣れるのに少し時間はかかりますが、オススメの方法です。


こんなストレス解消方法はダメ!
さて、10個のストレス解消の方法を紹介しました。最後に、「こんなストレス解消は危険」というものを書きます。
もしあなたに、このようなストレス発散をする傾向があるのでしたら、あなたのこころは相当に疲れていることが予測されます。放置せずに早めに心療内科を受診しましょう。

人間はストレスに耐えられる器の大きさというのが決まっています。どんな人でも延々とストレスを貯めておくことはできません。

器の大きさを超えてまで溜め込んでおくとどうなるか?ストレスが溢れ出し、様々な症状・疾患につながります。

・やけ食いして発散、やけ食いしたものを吐いて発散 ⇒過食症
・髪を抜いたり、自分を傷つけたりして発散      ⇒抜毛症、リストカット
・必要ないものまでどんどん買ってしまう      ⇒買い物依存症
・ギャンブルに巨額をつぎ込んだり、はまりすぎる  ⇒ギャンブル依存症
・ひたすらお酒に逃げる              ⇒アルコール依存症

このような行為が見られている場合は、早めに心療内科を受診してください。
どれも放置しておくと大変に危険です。私たちプロフェッショナルに相談してください。一緒に治していきましょう。


ストレスを発散する元気すら出ない場合
ストレスは溜め込んでおくと悪いから、発散しないといけない。それは頭では分かっているんだけど、そんな気力すら出ない。
これは危険です。こころが相当に疲れています。うつ病などの精神疾患に至っている可能性もあります。
このような場合も自分で何とかしようとするのではなく、私たちに相談してください。心療内科でしっかりと相談し、必要な治療を受ければ必ず治ります。


まとめ
ストレスは延々と溜め込む事はできないので、上手に発散しなくてはいけない。

・大声で歌う
・紙に書き殴る
・体を動かす
・思いっ切りなく
・壊す
・噛む
・こころ許せる友人と一緒にすごす
・部屋の掃除をしてみる
・自分に都合のいいように解釈してしまう
・瞑想する

などの方法を試してみよう。

過食嘔吐、リストカット、抜毛、巨額な買い物、飲酒、ギャンブルなどでストレス発散をする事は危険なのでやめるべき。

もし、ストレスの改善が得られない場合やストレス解消する気分にもなれない場合はうつ病などの疾患の可能性もある。
心療内科を受診しよう。
投稿日:2016-04-26
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
以上、長々とすいません。
1つでも、2つでも参考になりそうなものがあれば嬉しいです。
それを実践してみてください。

またしばらくここでお話ししましょう。
投稿日:2016-04-26
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
はい、こちらこそよろしくお願いします。
我々は応援します。
困ったことがあれば(なくても)いつでもここに来てください。

少しずつ進んでいきましょう。

明けない夜はありません。
止まない雨もありません。

必ずいい方向に向かいます。
投稿日:2016-04-27
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
夜になると翌日のことを考えてなんだか不安になりますよね。
それは、なちさんだけではありません。
例えば大人だって自分で選んだ会社なのに日曜日の夜になると月曜日は会社に行きたくないと思ってしまう人もいるのですよ。
しかも、会社はお金をもらうところなのに。
学校はお金を払って行くところですよね。

「思う」こと自体を決して責めないでください。
あまり自分を責めずに、ありのままの弱い自分も受け入れましょう。

そもそも人は皆、弱い存在です。
強い人なんていないのです。
だから支え合って生きていくのです。
投稿日:2016-04-27
返信 8
なちさん
伊藤先生へ削除

どうしたらこのもやもやした思いは消えるのかな?
すっきりしない。
投稿日:2016-04-28
返信 9
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
今回もいくつかまとめました。
少しでも参考になれば・・・。
投稿日:2016-05-01
返信 10
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「自分を変える」

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。
そして、変えていくのです。

一方で、自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。

投稿日:2016-05-01
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「自分に自信を持つ」

―― どうしても自信が持てない…
―― 日常生活を送る中で、自分に対してOKが出せない…
―― 堂々と人と接することができない…

こうした悩みを持つ方はとても多くいらっしゃいます。

かといって、そんな時に自信を持とうと頑張って努力しても、どうしても自信を持てないことも多いもの。それには、自信を持てない隠された理由があるからなんですね。
それでは、いったいどうしたら自信を持てるようになるのでしょうか?

まずは、「自信を持てない」という状態について見直してみましょう。「自信がない」という状態には、いくつかの具体的な“症状”があります。

◆何をしても不安で、他人からの意見に怯えてしまう
◆始める前からダメだと思って、やらずに終わってしまう
◆やってみようと思った途端、不安があふれだしてストレスフルな状態になる
◆自分よりも他者のほうが優れているように見えて、比較して落ち込んでしまう
◆自分の良いところが認められず、どんなに頑張っても劣等感がぬぐえない
◆評価してもらっても、自分で自分のことが認められないため、他者からの評価を受け入れられない
◆自分を認めることができないため、行動が起こせない

あてはまるものはありませんか?

「自信がない」というと漠然とした感情のようですが、こうして分析してみると、心の状態と行動(現象)が連動していることがほとんどなんですね。

逆に、「本人が努力してきた過去がある、才能がある、周囲から認められている、客観的に見てできている」という実態に関わらず、本人が「“自信を持てない”と思っている」ことです。

実際に、「周囲から見ればできているのに、あの人は自信がない」とか、「どうしてそんなに自分を否定してしまうの?」と感じることも少なくありません。けれども、本人にしてみれば、「強烈な自己否定感」と、「それゆえに思ったとおりに行動に移せない」という二つの事柄と戦っている状態なのです。

なぜこうした自己否定感や行動できないという状態が生じてしまうかというと、それは、「もともと本人に対して否定的な意見を植え付けた人間がいる」ということが原因です。

人は子供時代、肯定的な意見を聞かせられて育ったり、あるいは、失敗したときに優しく受け容れてもらったりしていると、その状態を記憶し、自分でも他者からしてもらった肯定的な態度を繰り返すようになります。
けれども、子供時代にそれがなく、親や先生、周囲の人間から否定的な意見しかもらえなかった人は、大人になってからもそのときの態度を無意識に真似してしまい、自分に対して自罰を繰り返すようになるんですね。
そして、否定された経験を軸にして、自分のことを自分でマイナス査定し、推し量ってしまうのです。
誰しも、誰からも教えられたことがないことは、実行することができません。それは、「自信を持つ」という心の状態であったとしても、同じことです。自信というのは、「能力や良いところを認め、育てるという経験」がなければ、できないものなのです。
つまり、「認められ、褒められた経験がない」ために、その方法を理解できず、与えられた否定しかできない、ということが「自信がない」という状態です。

こうした状態のときは、過去に親や周囲の人間が自分を否定してきたように、自分の否定的なところにばかり焦点が当たっています。
人は良いところも悪いところもあって、それが普通なのですが、あまりにも否定されて育ったために、自分の肯定的な要素を認められないということを繰り返しているんですね。

だからこそ、こうした不安定で苦しい内的な状態を変えるためには、自分で自分を見る視点を変え、育て直すことが必要になってきます。
視点を変え、自分を育て直す方法としては、次のように少しずつ考え方を変えていくことです。

◆ありのままの自分を認め、子供の頃に言ってもらえなかったプラスの言葉がけを自分に対してしてあげること
◆他者の価値観で判断するのではなく、自分の判断で自分の成し遂げたことを認めること
◆過去にしてきたことで、他人からは認めてもらえなかったことを、自分自身で認め直すこと
◆社会的な達成ではなく、細かなことであっても、できたことを一つひとつ褒めること
◆他者に依存して自分の価値を決めるのではなく、自分がどうしたいのか意志を持って行動すること
◆失敗など、実際に成果が伴わない場合も、努力した自分を認めること

「他者の目」や「結果」を基準にするのではなく、自分で自分を認めるということが役に立つでしょう。
このとき、親が子供を見守ってあげるように、「自分で自分の親代わりをし、愛情深く、優しく認めてあげること」がポイントです。

不適切に否定的なことを投げかけられていたとしても、あなたがあなた自身を肯定的に捉えてあげることで、やがて自然に自分に対して「私は大丈夫」という肯定感へと変わっていきます。お友だちを励ますように、優しく自分に接してあげることも効果があります。

「自信のなさ=自己否定」は、今まで無意識に繰り返されてきたために癖になっていますから、はじめは意識して変えてあげることが必要です。しかし、自己否定も単なる「癖」に過ぎませんので、意識して繰り返すようになれば、1週間もすれば、だんだんと自分に対する肯定的な捉え方ができるようになってきます。
このように、「自信を持つ」とは、決して外側に認められることではなく、自分で自分を認め、肯定する気持ちを持つことで得られるものなのです。

他者の評価を追い続けている限りは、いつまでもその基準で生きてしまい、自分を肯定し、安心するという状態に到達することはできません。
心の中や自分の見方を変えてあげるだけで、やがては大きな「自分を信じる肯定感」に結びついていきます。小さな習慣も、意識して続けることで、考え方の根底を変えることにつながります。自分自身を大切に育て直す気持ちで接することから始めてみましょう。
投稿日:2016-05-01
返信 12
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「笑う門には福来る」

生き物の中で、表情だけで自分の気持ちを表現できるのは、人間だけです。
特に笑顔は、顔の筋肉を使います。これも人間だけに与えられた能力です。
高笑いしながら走っている犬を見たことがありませんし、そんな犬を見たらこっちが笑えません。

笑顔は遠くからでも認識できるのが大きな特徴だそうです。ある実験では、「怒」「驚」「笑」「悲」の4つの表情の写真を用意して、40メートルの距離からどの表情が認識できるかを測定したところ、「笑」以外の表情は識別できなかったそうです。ちなみに、10メートルまで近づくとすべての表情が認識可能だったとのこと。

笑顔になるためには、目の周りにある「眼輪筋」や頬の「大頬骨筋」を動かし、目じりを下げ口角を上げる必要があります。笑顔になることで顔の筋肉を動かし、顔のあちこちを鍛えることになります。頬骨の下の辺りには脳をリラックスさせるツボがあり表情筋を動かすことで、脳波が穏やかなα波になるのだそうです。
海外でも、「3回薬を飲むより1回笑う方が体にいい」「たくさん笑って、たくさん寝れば医者は要らない」など、笑いと健康にいいことわざが多く存在します。ご存知のとおり、笑いは「ナチュラル・キラー細胞」を活性化させます。

また、目の前の人が笑っていると、自分までおかしくなって笑ってしまったことがあります。笑いというものは連鎖的に周りへうつるものだそうです。

「笑う門には福来る」
大いに笑い、自分も周りの人も幸せに!
投稿日:2016-05-01
返信 13
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「伸びる人の条件」

大阪桐蔭高校で1998年から16年にわたり、チームを率いている西谷浩一監督。
高校野球の監督としては歴代3位の優勝回数を誇ります。

そんな日本を代表する西谷監督、「伸びる子の条件」を次のように語っています。
「本当に伸びる子は概して素直で、なおかつ頑固さも備えていますね。人の話をちゃんと聞く耳を持っているが、自分というものもしっかり持っている」

「素直な心」は「自己成長度」を決める吸収力となります。単に「肯定や賛同」することなく、それを実践することが「素直さ」につながります。
また、それを「本気で全力」で継続し続けることが「いい意味での頑固さ(=意志が強い)」といえるのではないでしょうか。
西谷監督も「日本一は本気で狙いに行っても簡単には取れません。
でも本気の本気で狙いに行ってこそ初めてチャンスが出てくると思っています」と語っています。

投稿日:2016-05-01
返信 14
なちさん
伊藤先生へ削除
学校に行きたくない。
帰りたい。
高校に行かなきゃ良かった。
投稿日:2016-05-02
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
どうしました?
そこまで思うということは、相当嫌なことがあったのでしょう。
できればここで吐き出してもらえますか。
一緒にいい方向に向かうように考えませんか。
投稿日:2016-05-03
返信 16
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
我々はあなたの味方でありたいと思っています。
投稿日:2016-05-03
返信 17
なちさん
伊藤先生へ削除
友達もたくさんいて毎日楽しいはずなのに。
心の中では楽しいと思ってないのかもしれない。
最近「これが本当の自分なの?」って思うことが多くなってきた。学校にいくのがそんなに嫌なのかな…
投稿日:2016-05-05
返信 18
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
きっと、なちさんの周囲の人もそう思い、自問自答しながら毎日を過ごしているのかもしれませんね。
でも、その自問自答がその人を成長させます。

上手くいくことばかりではないけど、それでも歯を食いしばり必死に自分の人生を歩んでいるすべての人に敬意を表します。
それは、なちさんも同じです。
まずは自分を好きになってください。
投稿日:2016-05-05
返信 19
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「I love you because you are you」

これはカウンセラーがクライアントに接する際の基本姿勢です。
カウンセラーがクライアントに対する基本姿勢でもあるこの言葉は
「あなたはあなたのままでいいんだよ」…という意味。

この言葉を自分自身に対して言ってあげてください。
「I love me because I am I」=「私は私のままでいいんだ」…と。

要するに自分を好きになることが他人からも好かれることに繋がるし
他人を好きになれば更に他人から好きになってもらえる!
…ということ。
投稿日:2016-05-05
返信 20
なちさん
伊藤先生へ削除
そんなにうちの事がいらないなら早く死にたいよ。
こうやって思ってしまう自分が嫌い。
何ですぐにこういう考えになるのだろう?
投稿日:2016-05-07
返信 21
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
それは、ものごとの受け止め方によるものだと思います。
事実は1つ。
でも受け止め方は2つです。
「プラスの受け止め方」と「マイナスの受け止め方」

以下に詳細をまとめています。
参考にしてください。
投稿日:2016-05-07
返信 22
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「ABC理論」

自分を変えていくには、まず自分の受けとめ方を変えていくことが必要です。
そのヒントとして、アメリカの臨床心理学者、アルバート・エリスが提唱した論文の「ABC理論」という考え方を紹介します。

「A・B・C」は以下の通り。
A:Activating event(出来事)  
B:Belief(受け止め方、信念、固定観念)  
C:Consequence(結果)

出来事(A)があって、結果(C)があるのではなく、間に受け止め方(B)による解釈があるという考え方です。
この受け止め方(B)が「肯定的(ポジティブ)」な受け止め方であればプラスの感情になり、「否定的(ネガティブ)」な受け止め方であればマイナスの感情となります。

例えば、以下の通りです。
【否定的(ネガティブ)な受け止め方】
(A)旅先で雨が降った → (B)せっかくの旅行が台無し   → (C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だな
【肯定的(ポジティブ)な受け止め方】
(A)旅先で雨が降った → (B)観光客が少ないかもしれない → (C)静かに景色を楽しめるな

同じ出来事でも受けとめ方を変えると結果が変わってきますよね。

このように受け止め方を変えること(=ビリーフ修正)が、「自分を変える」→「自分を好きになる」→「他者も肯定できる」→「他者から好きになってもらえる」→「そんな自分を更に好きになる」という好循環につながり、「自己成長」にもつながっていくことにもなります。
投稿日:2016-05-07
返信 23
なちさん
伊藤先生へ削除
学校に行きたくない
投稿日:2016-05-08
返信 24
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
学校に行きたくないと思うような出来事があったのでしょう。
親や先生には怒られるかもしれませんが、我々は「行きたくないのなら、無理に行く必要はない」と思いますよ。

「死にたい」と思うくらい行きたくないのですよね。

学校って命を削ってまで行く場所でしょうか。
今の時代、学校が嫌であれば、フリースクールのような場所もあるし、いくらでも道はあります。

今は心の充電期間が必要な時なのかもしれませんね。
投稿日:2016-05-09
返信 25
なちさん
部活削除
一昨日4泊5日の合宿から夜の6時過ぎに帰ってきて楽器を1階から5階まで運び家に帰ったのは8時過ぎで昨日朝の8時から5時まで普通に部活をやっていたのですが顧問は夏休みに入ってから朝自分達が集合している時間に来ることはなく10時とかお昼過ぎまで来ないこともあるのに帰りのミーティングで「そんなに疲れているんだったら早く帰れ!」「そんなやつらは明日から部活に来る資格はないさっさと辞めろ!」と言われ自分はもう部活にも行きたくないし顧問にも会いたくないと思い今日無断欠席してしまいました。
明日からも部活に行くつもりはありません。「学校に連絡しなさいよ」と親に言われたのですが顧問の先生から怒られるのではないかと怖くて連絡できていません。
投稿日:2016-08-07
返信 26
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
顧問の先生の発言はひどいですね。
愛情を感じられない単なる感情をぶつけているだけのように感じます。

一方で!
無断欠席はその先生と同レベルになってしまいます。
欠席は構わないと思いますが連絡を入れておきましょう。
投稿日:2016-08-07
返信 27
なちさん
部活削除
部活を辞めたいのですが顧問の先生に会うのが怖くてどうしたらいいのか分かりません。
投稿日:2016-08-07
返信 28
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
お気持ちはわかります。
でも、辞めたいということを会って伝えなければ。
投稿日:2016-08-07
返信 29
なちさん
もう嫌だ!削除
今さっきお母さんがお母さんの妹と電話をしていたのが少し聞こえたのですが、「あいつなんか早く死ねばいい」とか「あんなやつ産まなきゃ良かった。」とか言っているのを聞いて「もうこの家に居たくない」と正直思いました。
今日の朝私が「部活を辞めたい。」と言ったら「早く家出しろ!」と言われ今も家にいるのが辛いです。
明日伊藤先生と会って直接話したいと思うほどこの家にいるのが本当に辛いです。
投稿日:2016-08-08
返信 30
なちさん
もう嫌だ!削除
ついでに来週旅行に行くみたいなのですが「あんなやつと一緒になんか旅行に行きたくない」とか言う声も聞こえてきて。
投稿日:2016-08-08
返信 31
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
それはひどい…。
家庭が…家族が守らなければいけない我が子に対して発する言葉としてはひどすぎる。
腹立たしいです。
投稿日:2016-08-08
返信 32
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
旅行だって…それはこっちのセリフだよ!
って思ってしまいますよね。
投稿日:2016-08-08
返信 33
なちさん
もう嫌だ!削除
お母さんの妹に話してからスッキリしたらしく何事もなかったかのように普通に話してくるのですが…
意味がわからなくて逆にイライラしてきます!
投稿日:2016-08-08
返信 34
なちさん
もう嫌だ!削除
もうこんな家に居たくない。
またリスカしちゃいそう…
早く家出したいし、早く死にたいとも思う。何で私はこんな親のところに産まれて来たんだろう。
私の人生最悪かも…
もう全てが終わった感じがする。
投稿日:2016-08-09
返信 35
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
リストカットはして欲しくないと思います。
以下にまとめたものがあります。
長いですので何回かに分けますね。
投稿日:2016-08-09
返信 36
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「リストカット対処法 はじめに」

最初に、リストカットをする心理的な背景を理解しましょう。
カミソリやカッターでリストカットすると、自分自身の中で渦巻いていたジリジリする気持ちが少しだけ抜けて内圧が下がります。
また、リストカットする時というのは「自分が変わりたい」という気持ちの表れであるとも言われています。
そのことを汲み取り「今、変わりたいんだね」と声を掛けてあげることも効果的です。

対処法としてはまず、赤いボールペンを用意してください。
そして肌を傷つけない程度の強さでそのペンでリスカをしたいと思う場所に線を書いてみてください。
(リスカをするのと同じような方法で)

その後にノートを準備してください。
そしてそのノートに「なぜリスカをしたくなったのか」を書いてください。
殴り書きで結構ですし、紙が何枚になっても構いません。
ノートが真っ黒になるまで書いて自分の中で溜まってしまったうっぷんを吐き出します。

人は思いを文字にすることで「スーッ」と気持ちが晴れるときがあります。
そして気持ちがある程度、落ち着いた段階でじっくりと話を聴いてあげるのです。

体を傷つけるという以外の方法で、自分の中で渦巻いたものを放出する術を身につけることができれば、リストカットも自然に治っていきます。
投稿日:2016-08-09
返信 37
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「リストカット対処法」1

自傷行為をしたくてしている人はほとんどいないと思います。
できればしたくない、治したいと思っている方が多いですよね?
ですので、今回は自傷行為を治していく方法を書いていきます。

●まずは自分の中にある根底の問題と向き合う
なぜ、自分は自傷行為をしてしまうのか?
その部分についてゆっくりと自分自身と向き合って考えたことはあるでしょうか。
この部分が、自傷行為を誘発する環境や原因を取り除くことにつながる大事な情報となります。
自傷行為を克服するためには、本人が「なぜ、自分の身体を傷つけるのか?」ということをしっかり見つめなおす必要があります。

これは正直、簡単なことではありません。
自分のことを本当に理解している人などほとんどいませんしまずは 自分を知ろうと行動することがすでに大きな変化であり、大きな自身の成長へとつながりますのであせらず、あきらめないで克服していきましょう♪

・そもそものきっかけは?
■友人とケンカした。
■親に注意された
■自分のことを素直に話ししても受け入れてもらえず自分を理解してもらえていないと感じた。
(友人や親はあなたを傷つけるつもりで言ったわけではなくても何気ない一言が後々まで心に強い不安や絶望感などを感じさせる場合があります。)

・その時どうしたらよかったのか?
□友人との会話でもっとちゃんと相手の話を聞けばよかったのでは?
□自分の気持ちをもっと相手に理解しやすいように伝えられなかっただろうか?
(ここを考えすぎて落ち込まないようにね。
ただ、なぜその時に自分はそういった対処ができなかったのかを自分自身で考えられるようになることを少しずつできるようにしていきましょう)

・その時の自分の気持ちは?
■怒り
■悲しい
■くやしい
■憎い
■あせり
■切ない などなど
(その時の自分の気持ちを振り返ってみます。)

・その時どうしたらよかったのか?
□ほかの解決方法が思いついていたとしたらその時の激しい感情はおさえられなかっただろうか
□その時の気持ちを相手に言葉で伝えられなかっただろうか
□我慢することはできなかったか などなど
(自分の気持ちをなだめる方法や他にそらす方法、冷静になる方法などを自分なりに考えます。)

・自身を傷つけてしまった後はどうだった?
■安心した。
■すぐにむなしくなってしまった。
(自分を傷つけてしまった後の安堵感、一瞬の開放感などどう感じましたか?
その感覚がどのくらい持続しましたか? 傷をつけたことによるデメリットよりメリットのほうがあるのかどうかも落ち着いて考え 見直してみましょう)

・その時どうしたらよかったのか?
□傷つけた時は楽になるが、その後の周囲との関係がかえって悪化してしまうのでは?
□自らを傷つけるよりも楽な方法はないだろうか?
(冷静に自傷行為のメリット、デメリットを考えてみると傷つける以外の方法での対処に目がむきやすくなります^^)

どうでしょうか?
自分を見つめなおすという作業は一人ではなかなか進まないものです。
専門の方に話しを聞いてもらう、対話することで自分自身が見えてくることもありますから まずはあせらずに少しずつ前に進んでいきましょう。
投稿日:2016-08-09
返信 38
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「リストカット対処法」2

・リストカットなどの代わりになるものを見つける。
・自分の身体を大事にする習慣を身につける。
・言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
・いつでもできる息抜き法。
・身体と心をリラックスさせる。
…です。

これらは単品でやるというよりも全てをある程度並行させてやっていくことでより効果がありますので、ぜひやってみてください。

では まずは
●リストカットなどの代わりになるものを見つける。
まずはリストカット以外の方法で問題を解く方法が身につけばリストカットの回数は減らすことができます。

以下に自分で体得できる方法をご紹介します。

●代替技法(だいかえぎほう)
・皮膚を赤く塗ったり、傷跡を描いてみる。
・輪ゴムなどで皮膚をはじき 刺激を与えてみる。
・氷などをいつも切る場所にあてて刺激を与えてみる。
…などなど

これ以外での気の紛らわせ方として
・大声で叫んでみる。
・気分が落ち着くまで紙をやぶいたり、紙になぐり書きをしてみる
・なぐっても手を傷めないような殴り専門のクッションを一つ用意してたたいてみる。

ただし あくまでこれは代替ですので 他の方法が軌道に乗るまでの一時しのぎだということを忘れないようにしてください。
すぐにできますがあまり長く続けないようにしてください。
ぜひ、「傷つけるのを自分は我慢したんだ!」とか「自分で行動を選んで決めたんだ!」というように自分が自分をコントロールできたことへの実感をまず感じ取ってほしいのです。

●自分の身体を大事にする習慣を身につける。
まず、自傷行為とは、本来守らなければならない自分の身体をすすんで傷つけるという通常では考えらない行動であるがゆえに家族や友人への衝撃が大きいのです。
これはつまり 「自分の身体は大事だから守らなければならない」と感じていないということなのです。
ですので、まずは自分の身体について考えたり、健康に気を配ったりしていきます。

●自分の健康について考える
・一日の食事の内容を見直してみよう♪
・間食などを控えめにするよう意識してみよう♪
・健康診断を受けてみよう♪

まずは、上記のことを含め身体を大事にすることを意識しつつ実践してみてください。
健康になると身体への安心感が深まります。
健康に気を配るようになると、自分の身体の不調などにも早く気づけるようになります。
そうなることで身体の痛みや不快感に気づくことができるようになります。

●自分のセクシュアリティ(性のありかた)を考える
・自分にとっての男性らしさ、女性らしさについて見つめなおしてみる。
・大人になりつつある自分の身体を受け入れる。

上記のことを考えつつ おしゃれをしてみたり、たとえば性的特徴を強調する服装や、逆に隠す服装を試してみたり(いやらしい意味ではなく)、身体的な魅力を高めるのもセクシュアリティを確かめる一つのポイントです。
おしゃれ以外にも好きな自分を思い浮かべてみるのもいいです。
自分の身体の好きな部分はどこだろう?と考えたりしてみて自分の身体を好きになりましょう。

●身体を動かすことの楽しさを感じる
・好きなスポーツをしたりダンスをしてみて身体を動かしてみる。
・ヨガやマッサージなどでリラックスしつつ意識して身体を動かしてみる。

スポーツなので身体を動かすことで得られる気持ちよさや充足感などは身体に対するイメージをプラスへと強めてくれます。
得られる満足感によって自傷行為の衝動を抑えてくれるのです。

これらの方法を重ねていくにつれて…

●自分の健康や身体をコントロールする感覚を取り戻す。
自分の身体を守り、管理し、コントロールできるのは自分自身であり自分を大切にできるのは結局、自分であるということに気づくことができます。
今までの事柄を少しずつ身につけていくことで衝動的に自分を傷つけてしまったり、もう自分なんてどうなっても構わない!
…というなげやりな気持ちも少しずつ抑えられるようになります。
投稿日:2016-08-09
返信 39
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「リストカット対処法」3

●言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
人は 言葉で言わなければ伝わらないことが多いです。
激しい怒りや自己嫌悪などによる突発的な行動も少しずつでもいいので言葉や文章にしていくと自傷行為などへ向かう衝動は和らいでいきます。

・日々の日記をつけてみよう!
自分の気持ちを言葉にするにはうってつけなのが日記です。
素直に自分の今の気持ちを書くことで出来事を振り返り客観的に自分のことを見られるようになります。

つまりは頭にあるごちゃごちゃしたいろんな想いを書き出すことで整理することができるわけです。
自分はなぜ、あの時イライラしてしまったのか?
あの時 こちらの選択肢を選ぶこともできたのではないか?
友人や家族の行動や言葉をもう一度考えてみてあの時、自分を攻撃しているように受け取ってしまったけれど 実は自分のことを考えてくれての言葉や行動だったのではないか?
…などなど

一度、文章にすることで 冷静な状態で物事を見ることができるようになります。
これは手軽で自身の成長にもつながりますので誰もが行うことで新たな発見ができますのでぜひ、おためしください。

・自分と周りの人とのコミュニケーションを見直してみよう♪
まずは あいさつから始めていきましょう。
おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみなさいと周囲との関係があまり良くない状態になってしまっていて話す機会が少なくなってきている場合は まず あいさつからはじめてみましょう。

最初は相当な勇気がいりますし、なかなかタイミングもつかめないかもしれませんが少しずつ、焦らないで。

・イライラしたら行動で表すのではなく 言葉で伝えよう♪
イラっとしたら即行動! ではなく ●●が●●だから●●なんだよ!
…みたいな感じになぜ?何が?どうなる?を言葉にするとより伝わりやすいです。
行動で表されてもまわりは原因がわからず、対応ができません。

言葉で表すことで自分も相手にもお互いに突破口を開くことができるようになります。

・いつも気づけば喧嘩ばかり、どうしたらいいんだろう?
喧嘩をする場合は必ず なんかしらの原因があります。
だとすれば なぜ喧嘩してしまったのか? 原因は? 等を考えつつ喧嘩をしていない時と何が違うのか?などを考えてみると
口を開けばすぐ喧嘩という状態を打破できるようになります。
投稿日:2016-08-09
返信 40
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「リストカット対処法」4

●いつでもできる息抜き法。
自分を傷つけたいという衝動が強くなった時にすぐにできる息抜き法は強い味方となります。
選択肢が多いことや、費用がかからず、そして手軽なので、まずはここから初めていくのもいいかもしれません。
自傷行為と向き合うためにはまわりの人の協力も不可欠ですが常に誰かがいるわけではありません。

誰かと一緒にいる時より一人でいる時間のほうが以外と長いものです。
ですので、一人の時間をどう過ごすかがとても重要となってきます。

・すぐにできる方法
●本を読む
●ゲームをする
●部屋の掃除
●音楽を聞く
●自分の好きな趣味(絵を描いたりなど)
●テレビを見る
●ペットがいればペットと戯れる など

・リラックス効果は高いが時間や場所によってはできない場合もある方法
●運動、散歩、ジョギングなど。
●絵画を鑑賞する。
●楽器を演奏する。

あくまで例ですが、こういった方法から自分を傷つけたいという気持ちが強くなってきた時に自分にあった息抜き法をいくつか決めておいてうまく対処できるように練習していくうちにリラックス効果も高まっていきます。

時と場合によってはできないものではなくいつでもどこでもできる方法を用意しておけばいざという時も一人で対処できるようになり安心感と一人でもなんとかできるという自信にもつながっていきます。

自分だけで自分のことを考えることは孤独で辛いものです。
不安や絶望感などが高まった時にその緊張などを自ら緩めてあげる方法を身につけて行うことは問題から逃げるのではなくちゃんとした対処法の一つということを知ってもらえると嬉しいです。
投稿日:2016-08-09
返信 41
なちさん
ありがとうございます。削除
今日はリスカせずに何とか1日過ごすことができました。
でも、もうこの家にいるのが限界に近くなってきてるような気がします…
投稿日:2016-08-09
返信 42
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
リスカせずに1日過ごせたとのこと。
まずはそのことに対して、安心しました。
自分でもそのことを褒めてあげましょうね。
投稿日:2016-08-12
返信 43
なちさん
親に…削除
今親に「何で部活を辞めたくなったの?」と聞かれても素直に言えなくて…
でもいつも答えると「それは自分の気持ちの問題じゃないの?」とか毎回言われてそういう風に言われるのが分かってるから怖くて答えられなくなってしまって。
それでまた喧嘩して「家から出ていけ!」とか言われて………
投稿日:2016-08-12
返信 44
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
そうですよね。
いつもいつも否定的な言葉であれこれ言われたら怖さが先に立ってしまいますよね。
そのお気持ちわかります。
これはなちさんのせいではなく、親のせいかもしれませんね。
投稿日:2016-08-12
返信 45
なちさん
削除
どうしたらいいのか分からない。
明日からの旅行なんて一緒に行きたくないよ。
投稿日:2016-08-13
返信 46
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
明日からの旅行。
自分の気持ちに正直に。

「一緒に行かず留守番をしている」
「一緒に行ってもほぼ別々に行動」

その他にも色々と選択肢があるはずです。
日にちは限られていますが考え抜きましょう。
投稿日:2016-08-13
返信 47
なちさん
親に…削除
親に話しかけると無視されます。兄とは普通に話しているのに私が会話に入ると途中で話をやめて少し間を開けてからまた話始めるような感じで凄く嫌な感じがします。もう本当に嫌になってきた…
旅行も無理やり行かされてそんなに楽しくなかったし。聞こえるように私の悪口言って来るし。もう嫌だ…
投稿日:2016-08-15
返信 48
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
そんな態度を取られたら楽しめるものも楽しめないですよね。
つらいですよね。
この場で愚痴や不満をぶちまけて少しでも解消できればいいのですが…。
投稿日:2016-08-16
返信 49
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
なちさんの親御さんはそうやって我が子を苦しめていることをわからないのでしょう。
感じる力が乏しいのだと思います。
残念なことです。
投稿日:2016-08-16
返信 50
なちさん
削除
かくまってくれるところがあればすぐにでも行きたい。
本当に嫌だ。
もう無理…
投稿日:2016-08-16
返信 51
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
かまってくれるところ・・・本来であればそれが家庭なのですが・・・。
投稿日:2016-08-16
返信 52
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
もしも本当に嫌で出ていきたいのであれば親を説得するくらいの気概をみせなければ実現にまでは至らないでしょう。
どこか全寮制の学校など・・・。

いまのままでは、単なる愚痴のレベルで終わってしまいます。
投稿日:2016-08-16
返信 53
なちさん
削除
耐えられなくてリスカしてしまいました。
投稿日:2016-08-18
返信 54
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
リスカ・・・してしまったのですね。
そのくらい辛く耐えられなかったのでしょう。

以前お教えした対処法を参考にしてくださいね。
投稿日:2016-08-19
返信 55
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
我々はどんな状態であろうと味方です。
投稿日:2016-08-19
返信 56
なちさん
最近削除
「味方です」と言われてとても嬉しいです。
最近イライラすると物を投げたり自分を殴ったりしてしまって…
今自分が何をしたいのかよく分からないです。
投稿日:2016-08-19
返信 57
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
まずやるべきこと・・・それは自分も他人も傷つけないこと。
特に自分を大切にしてください。
自分を大切にするということは、自分を好きになるということです。
自分を好きになれば相手も好きになれます。
心理学では、自分を好きになる以上に相手を好きにはなれないといいます。

生まれてから死ぬまで、一番長いつき合いになる「自分」。
その自分を好きになことが今一番やるべきことではないでしょうか。
投稿日:2016-08-20
返信 58
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
そのひとつのヒントは「プラス思考」。

以下にその内容をまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2016-08-20
返信 59
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「プラス思考」6つの方法

プラス思考になれないマイナス思考気味の人は現代人に増えています。
学校、職場などでまったく同じ環境なのに楽しいと思ってワクワク生きている人と、めんどくさいダルいと生きている人がいるわけです。
また、同じものをもらっても喜ぶ人と、足りないとわめく人がいたりします。
人生には辛いことも嬉しいこともある程度平等に起きているのに、マイナス思考はマイナスのことだけに焦点を当ててしまいいつまでも引きづります。

そして良いコトが起きても足りないと不満を言ったりしてしまうことも。
逆にプラス思考ならマイナスもプラスに変えてしまう力があり本当に毎日人生楽しそうな人ってよくみます。
結果マイナス思考は損ですよね。
一刻も早く治したい思考です。

多くの自称プラス思考は実はプラス思考ではなくただ自分に言い聞かせている人も多くいます。
本当の意味でプラス思考に、穏やかに明るく夢を持っていきるための6つの方法をまとめました。
トレーニングも兼ねてポジティブになれるツボとコツを抑えて、前向きに生きることが出来たら人生はどう変わりますか?
ぜひ参考にしてみてください!

1、マイナスを見ないコトがプラス思考ではない
嫌なことは早く忘れて良いことだけを見な!そんな言葉で慰めたりすることはあるけど決してそれがプラス思考という意味ではありません。
なぜならそれは重大な問題に目を逸らしているだけで根本的な解決にはなっていませんし、悪いことを受け止めることが出来ないままでいるからです。
恋愛に関してもそうです。
辛い過去や失敗があってもそれを忘れようとするだけで根本的な解決がないのでまた次に進んでも同じ過ちを繰り返しがちです。

真のプラス思考とはマイナスをプラスに変える力です。
失敗は全て過去のこと。
それをいつまでも考えて気に病んだり忘れることではなくどうすれば良かったのか、次からはどうするのかを冷静に分析し行動に移すことが出来ることが真のプラス思考と言えるでしょう。

2、無理やり思い込むのではなく「〜かもしれない」と仮説をたてる
良い方に思おうとしても口に出しても心の中のもう一人の自分が「どうせ無理だよ」という言葉を囁いてきませんか?
無理やりプラス思考になろうとする人ほど挫折するのも早いしやっぱり駄目だった時のダメージも大きくなりますね。
そんな時は「自分には出来ない、ムリだ、でももしかしたら出来るかもしれない 」と自分の心の中で仮説をたてましょう。
人は仮説に対しては無抵抗です。

なぜなら仮に、もしかしての話だから。仮説に対して「そんなことあるわけないだろ」は通じませんよね…仮説なのですから。
その仮説をマイナス思考の人は「ムリかもしれない、出来ないかもしれない」とマイナスで仮説を立ててしまいます。
しかしどうせ仮の話、想像の話なら「駄目かもしれないけど、もしかしたら出来るかもしれない」とプラスで立てた方が得です。
絶対出来ると意気込む必要はありません。
ただ自由な想像の話の中では「もしかしたら出来るかもしれない」とプラスの仮説を立てましょう。
そんなことしても意味はないと思うかもしれません。
でも、もしかしたら人生が大きく変わるかもしれないのです。

3、やる時はやる!やらない時はやらない!メリハリを付けて決め込むこと
プラス思考になれない人は人生をナアナアに過ごしてしまいます。

・仕事をしながら休みのことを考えている
・せっかくの休みなのに明日のことを考えてしまう
・やると決めても他の用事が出来たら脱線してしまう
・やらないと思っていもついやってしまう

これでは常に20%ほどの力しか使わないので人生に力が湧きません。
プラスもマイナスもない曖昧な人生で潜在意識が発揮できることなんてありません。
遊ぶこともサボることも休むことも時には必要です。
しかし全てやるのか、やらないのかを決めることが大事なのです。

何時から何時までは仕事をすると決める。
何時から何時までは誰になんと言われようと全力で休む。
遊びは週に1回と決めたらその時は全力で遊ぶ。
誘いがあろうと何があろうと休む時は休み働く時は働くこと。

こうしてメリハリをつけることで潜在意識が活性化し、ダラダラとマイナス思考に陥ることもなくなり人生に活力がうまれます。
さぁこれからどうしますか?
遊ぶなら遊ぶ、休むなら休むと決めましょう。
そしていつまで休むのか、次に何をするのかを決めましょう。

4、捉え方は自分次第?!全てのことに興味を持とう
有名なセールスの話があります。
アフリカに2人のセールスマンが靴を売りに行きました。
アフリカに着いて2人は驚きました。
なんとアフリカでは誰も靴を履いていなかったのです。
それを見て2人のセールスマンはこう言いました。

A「これは絶対に売れない。だって誰も靴を履いていない!」
B「これは絶対に売れまくる。だって誰も靴を履いていない!」

2人に起きた状況は一緒です。ですが捉え方次第でプラスにもマイナスにも捉えることが出来るということですね。

自分に起きた状況は皮肉ろうが落ち込もうが泣こうが喚こうがどうしても変えることの出来ない事実です。
起きてしまったことは変わらないのにそれをいつまでも文句を言っていても仕方がないですね。
起きた状況は変わりません。
そしてそれをどう捉えるかはあなたの自由です。

振られた時にただ落ち込むのか、大事なものだったと気付けるキッカケになったと次からの糧にするのか。
外国人とのコミュニケーションに会話が出来ないからどうしようと嘆くのか、英語を覚えるいいチャンスだと勉強するのか。
ここで覚えておきたいのはどちらを選んでも状況は同じというコト。
そして捉え方次第では先の未来はまったく別のものになるということです。

辛い状況に陥った時には当たり前のようにネガティブな気持ちになるでしょう。
しかしそれと同時に他の捉え方がないか、この状況をプラスに変えるにはどうしたらいいかを立ち止まって一度考えてみましょう。

5、 信じるな!疑わうな!自分の目で確かめろ!
マイナス思考の人は物事を信じてしまいます。
信じることは良いコトですが、この場合は「自分の都合の良いように捉えて信じている」ということがほとんどで、それが叶わないとすぐに卑屈になります。
逆になんでも疑う人はなんか嫌ですね。
いちいち疑ってかかるような人には友達も出来ませんし何も出来ません。
物事の表面だけを見て本質を確かめようと思う人なんてなかなかいませんよね。

しかしプラス思考は物事の本質を自分で確かめて判断するのでちょっとの変化で喜んだり落ち込んだりしません。
言葉や行動の意味だけにとらわれずに、なぜその人はそう言ったのか、なぜこんなことをしたのかと本質を確かめましょう。
信じた、裏切られたで図っても現状は変わりませんし次にも進めません。

6、想像の中のことしか起きない!可能性は自分が決める?!
人生はあなたが想像した範囲の中のことしか起きません。
月20万円収入が欲しいと思っている人が年収億を超えることはありません。
沖縄旅行行きたいと思っている人は沖縄には行っても世界一周の旅に出ることはないでしょう。
億を超える大企業を作り上げた人は億を超える大企業を作ろうと思った人であり、豪邸に住んでいる人は豪邸にいつか住むと想像していた人たちです。

他にもスポーツ界で有名なイチローや本田圭佑は小学校の頃からプロになることを想像し、年収や入団するチームまで具体的に想像していました。
想像の全てが手に入るかどうかはわかりません。叶わないことの方が多いでしょう。

しかし想像していないものは高確率で手に入りません。
なぜならそのチャンスが目の前に仮に現れたとしても想像外のことなので受け入れる準備がなく、自分には関係のないものだとチャンスをみすみす見逃してしまうからです。

そして行動すら移さないのでもう出来る、出来ないの話にもなりません。宝くじは買わなきゃ当たりませんよね。
どうせ無理だろうと想像の中のことでさえも現実的に謙虚に考えている人は数々の可能性を0にしています。
自ら可能性を閉ざし夢を持たずに生きているのです。

それが悪いわけじゃないですけど多くの人はそれなのに不満を持ち挙句には他の人の夢や成功を否定してしまいます。
想像することは自由です。
ルールも制限もなにもありません。

そして想像内のものしか手に入らないのなら想像しない手はありません。
自分は、本当は何が欲しいのか、どうなりたいのか、ムリでも手に入る可能性があるなら好きなだけ欲しいと思い込みましょう。
宝くじより確率が高くて、宝くじと違ってお金もかかりませんから!
投稿日:2016-08-20
返信 60
なちさん
削除
家出しようと思ったらおばぁちゃんに見つかってお父さんの実家に行くことになりました。
投稿日:2016-08-20
返信 61
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
家出は賛成できません。
それはあなたがまだ生活力がないから。
そして、様々なトラブルに巻き込まれる危険性が多いからです。
投稿日:2016-08-20
返信 62
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
今回、おばあちゃんに見つかったのはきっと神様がそれを許していないからでしょう。
出来事に偶然はなく、すべて必然!
…そう考えると今回そうなったことは必然なのかもしれませんね。
投稿日:2016-08-20
返信 63
なちさん
親に…削除
自分の親に「死ね」と言われたんですけどどう思いますか?
投稿日:2016-08-20
返信 64
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
親として…というよりも、人としても最低な発言です。
投稿日:2016-08-20
返信 65
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
脳科学的にお伝えします。
脳はすべての言葉を自分ごととして認識します。
プラスの言葉だけならいいのですが、厄介なことにマイナスの言葉も自分に対して言われたと思うらしいです。

「死ね」と相手に言っているつもりが、実は脳は自分に対して「死ね」と言われたと認識します。
脳は指示に忠実なので、言われたとおりにしようとします。

怖いですよね。
投稿日:2016-08-20
返信 66
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
結局、相手に「死ね」と言っているのは、自分に対して「死ね」と言っているのと同じなのです。
なちさんのお母さまはそんな愚かな発言をされているのです。
投稿日:2016-08-20
返信 67
なちさん
もう嫌だ!削除
昨日の夜親が迎えに来て無理やり家に帰されて、お父さんに「何で勝手に実家に行ったんだ!人の手を借りなきゃ生活出来ないんだから行くな!」私が「旅行なんて一緒に行きたくなかった。」と言えば「自分勝手な考えをするな!」と言われ「じゃぁいつまで一緒に旅行行けばいいの?」って聞いたら「もういい。勝手にすれば。」と言われました。
高校生にもなって親と一緒に旅行にいかなきゃ行けないんですか?

もうどうしたらいいか分かりません。早く自立して一人で暮らしたいです。
投稿日:2016-08-30
返信 68
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
高校生って親と旅行とかするのを一番嫌な年代ですよね。
わかります。
「行かなきゃけいない」なんてことはありませんよ。
投稿日:2016-08-30
返信 69
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
しかも、親御さんとうまくいっていなければ尚更・・・。
自己主張してもいいのです。
投稿日:2016-08-30
返信 70
なちさん
もう嫌だ!削除
もうイライラする!親の顔見るとストレスが溜まってきて家から出ていきたくなる。
何でこんな親のところに生まれてきたんだろう…最悪…
投稿日:2016-08-31
返信 71
なちさん
削除
部活を辞めさせてくれない顧問ってどう思いますか?
投稿日:2016-09-01
返信 72
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
それは・・・どう思うも・・・。
理解しがたいことです。
部活は強制ではないのですから。
投稿日:2016-09-02
返信 73
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
変な顧問ですね。
投稿日:2016-09-02
返信 74
なちさん
削除
もう死にたくなってきた。
投稿日:2016-09-05
返信 75
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
…と思うくらい辛いのですね。
投稿日:2016-09-06
返信 76
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
しかし!
生きてください!!
投稿日:2016-09-06
返信 77
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
お釈迦様の教えにこんな説話があります。

あるところに毎日、毎日重荷を満載した荷車を朝から晩まで引かねばならない牛がいました。
その牛はつくづく思った。
「なぜこの俺は毎日、毎日こんなに苦しまなければならないのか!
 いったいこの俺を苦しめているものは何なのか!
 そうだ!
 俺を苦しめているのは間違いなくこの荷車だ!
 この荷車さえなければ俺はこんなに苦しまなくてもよいのだ!」…と。

そしてその牛は荷車を壊そうと猛然と道端にある岩に突進して木っ端微塵に荷車を壊してしまった。

今まで牛を苦しめていた荷車はなくなり快適な気分もつかの間…。

それを知った飼い主は…
「こんな乱暴な牛にはよほど頑丈な荷車でなければまた壊されてしまう」
…そう思い今までの何十倍も重い鋼鉄製の荷車を造ってきた。
そしてその鋼鉄製の荷車に荷物を満載して今までのように毎日、毎日その牛に荷車を引かせた。

以前の何十倍もの苦しみを課せられた牛は再び荷車を壊すことも出来ず深く深く後悔した。

これはある本で紹介されていた釈迦の説話です。
「生きることに疲れた。早く死んで楽になりたい。」

確かにそう言うからには本当に人生疲れてしまっているのだと思います。
疲れたことは決して否定しません。
だからひとまずいろんなことは棚に上げてしっかり休んでもらうことは提案します。

でも!
そのために「死」を選択することは賛成できません。

「死んで楽になりたい」と言うが本当に死んだら楽になれるのか?

牛は自分を苦しめているものは荷車だと考えて
「この荷車さえ壊せば苦しまなくてよいのだ」…と思った。
でも結局、更に苦しい思いを強いられることになります。

「死んで楽になりたい」と言う人も
「この肉体さえ壊せば苦しみから解放され楽になれる」…と思っているのでしょう。

釈迦は言います。
「自らの命を絶てばもっと恐ろしい苦しみの世界へ入っていかなければならない。
 この世で苦しんだまま死ねば必ず死んだ後の世界も苦しみは待っている。
 あの世で幸せになりたければこの世から幸せの身にならなければならない」…と。

死んだら楽になれる!
…そういう人がいるが、もしもそうなら
自殺した人はみんな幸せになる…ということになってしまう。
だがそれは間違っています。

どんなに死にたいと思っても構いません。
でも決して実行に移してはいけません。

死ななくても楽になる方法は人それぞれ必ずあります。
だから僕らは自ら死を選ぶことは決してしてはいけない。

君が、「死んでしまいたい」と思って無駄に過ごした今日は、昨日、残念ながら亡くなった方がどうしても生きたかった明日…なんだから!
投稿日:2016-09-06
返信 78
なちさん
最近削除
最近また何を話しても親から無視されています。
今週末にまたいとこが来るのでまた自分の話なんて無視されて訳もわからずに怒られるような気がします。
投稿日:2016-09-15
返信 79
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
無視されたり、わけも分からず怒られるなんて本当に嫌ですよね。
なちさんの親御さんは自分はそうされたらどう思うのでしょう。
イメージ力の欠如した人は往々にしてこんなふうに人を知らず知らずのうちに傷つけます。
悲しですね。
投稿日:2016-09-16
返信 80
なちさん
最近削除
「自分がされて嫌なことは人には絶対するな!」と人には言ってくるのに自分が人に対して嫌なことをしているという気持ちはないんですかね?
親はやってもいいんだね…
もうこんな親嫌になってきた。
投稿日:2016-09-16
返信 81
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
それでもなちさんの親なんですよね。
子どもは親を選べない。
かと言って受け入れる、受け入れないは子どもの自由です。
投稿日:2016-09-17
返信 82
なちさん
削除
もう嫌だよ。
投稿日:2016-09-20
返信 83
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
どうしました?
また何か嫌なこと、あった?
投稿日:2016-09-21
返信 84
なちさん
最近削除
ずっと気持ちがもやもやしててすっきりしない感じがする。
でも、なんで気持ちがもやもやしてるのか分からないから余計にもやもやして気持ち悪い。何かに縛られるような感じがして苦しく感じるときがある。
いつもだったら伊藤先生と話しているとすぐにすっきりするのになんですっきりしないんだろう…
考えると余計に苦しくなってくる。
投稿日:2016-09-21
返信 85
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
きっと言い知れない不安がそうさせているのでしょう。
そして、それは受け止め方次第で変わります。

以下を参考にしてください。
投稿日:2016-09-22
返信 86
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「悩みについて」

人には「現実の自分」と「理想の自分」があります。
この2つの間の距離が長ければ長いほど悩みは深いものになるのです。

イメージとしては…
「現実の自分」←――――――――→「理想の自分」
「理想の自分」を基準にしている人は「現実の自分」との差に愕然とし自分には到底無理だ…と決め込んでしまいます。

この間の矢印が半分なら…
「現実の自分」←―――→「理想の自分」…悩みも半分となりますよね。
これは「理想の自分」を「現実の自分」に近づける方法。
「現実の自分」を基準とする人です。

言い換えれば「理想の自分」の位置を低く設定してあげることです。
要は「理想の自分」を目標に例えるなら目標を低く設定すると言うこと。
このような手法はカール・ロジャースの基本的な考えである「自己受容」へと繋がり悩みを解決する有効的な手法と言われています。
大半の悩みはこの考えをベースにカウンセリングを進めることで解消されます。

しかし、カウンセリングをしていると中にはこんなクライアントもいます。
「理想の自分を低くすることには違和感を覚えます。
 目標を低くするってことは自己の成長につながりません。
 むしろそのことの方こそストレスが溜まってしまいます。」

確かにおっしゃる通りかもしれません。
…しかし、このような考え方自体を修正していかないとこれから人生疲れてしまいます。

こんな方には次のような提案をしています。
「じゃ〜この2つの間の矢印はこのままの長さにしておきましょうよ。
 その方がストレスも溜まりませんもんね。
 でも“理想の自分”をちょっと言い方を変えてみましょう。
 “理想”ではなく“憧れ”にしてみてはいかがですか?」…と。

最初は「キョトン」としているクライアントも話しを進めていくと納得してもらえて目の輝きが違ってきます。

例えば高校球児が…
「理想はイチロー選手のバッティングです。
 だからバッティングフォームからイチロー選手を真似してみます」…こう言ったとします。

でもなかなか上手くいかない。
もしもバッティングフォームを多少真似出来たとしても打率(結果)が伴わない。
結果が伴わないと今の自分とイチロー選手を比べてレベルの低さに愕然とする。
これは当然!

イチロー選手だってメジャー選手になり世界的な記録を残すのに何年も掛かっているのです。
そもそも高校球児がメジャーリーガーであるイチロー選手と比べること自体がナンセンス。
高校球児とメジャーリーガーで例えると笑ってしまうくらい当たり前のことだし理解できます。

でも心に悩みを持つ人は「現実の自分」と「理想の自分」の距離が分からなくなり、そのくらいの距離が離れていることに気づきもしないのです。
だからカウンセラーは「理想の自分をもう少し低めてあげましょう」と提案をするのです。

でもそれも納得いかない人には
「イチロー選手を“憧れ”という位置づけにしましょう」と提案をする。
 イチロー選手が“憧れ”であればそれは本人の自由。
むしろその距離が長ければ長いほどそれに向かって頑張れるのです。

「僕のバッティングの憧れは隣町のチームの4番バッター、寿司屋のゲンさんです!」
これじゃ〜「誰だそれ!」と突っ込まれてしまいますよね。

それよりも…
「僕のバッティングの憧れはメジャーリーガーのイチロー選手です」の方がカッコいいです。
焦点は目標であるイチロー選手ではなくイチロー選手に近づこうとする自分に当たる。
なかなか近づけないで努力する自分に焦点をあてればイチロー選手との距離がどうのこうのとは考えなくなる。

このように焦点づけ(ものの見方)を少し変えてあげると悩みや苦しみはストレスの原因ではなくなり、むしろ日々頑張れる起爆剤へと転化するのです。
このようなカウンセリング手法を「ゲシュタルト療法」と言います。

「理想の自分」から「憧れの自分」へ!
自分自身が憧れの存在なんて…ちょっと素敵ではないでしょうか!
投稿日:2016-09-22
返信 87
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「不安の対処法」

「不安を取り除きたいのです」多くの人が持つ悩みです。
誰もが将来に対する不安を抱えて生きています。
不安のまったくないという人は少ないのではないでしょうか。

より上手に生きたいと思っている人ほど、上手くいかなかったらどうしようと不安が強くなります。

ギリシア神話にヘラクレスと言う半神半人の英雄がいました。
ある時に道にある小さな塊(かたまり)につまずいてしまいます。
いら立ったヘラクレスは、その塊を足でけりました。
すると、その塊はボン!と大きくなりました。
不安になったヘラクレスは、さらに足で蹴ります。

すると、さらにその塊は大きくなってしまいました。
不安になった英雄ヘラクレスは、剣を抜いて、その塊に斬りつけました。
ところが、斬りつければ、斬りつけるほど、その塊は大きくなっていきます。
やがて、ヘラクレスが手におえないほどに成長していったのです。

それを、見ていた女神アテーナーが、ヘラクレスに言いました。
「あなたが攻撃すればするほど、その塊は大きくなっているのではないですか?その塊は何も動いていません。あなたは剣を戻して、無視をしたらいかがですか」と、そこで「そうだなぁ」と納得して、無視をして歩き始めたら、その塊は小さく小さくなって消えてしまいました。

不安もそれと同じようなもの、意識すればするほど、心がその不安に支配されてしまいます。

考えても仕方のない不安は、今から拡大鏡で拡大しないで、今、目の前のやるべきことにエネルギーを向けることです。
階段の先の扉を目指して最初の階段のステップにつまずく人がいます。
人生もそれと同じ、一歩、一歩を生きるしかないのです。

相手の陣地を奪うことのみを考え過ぎて、自分の陣地が奪われるチェスや将棋の素人ように。

ほら、笑顔あふれる未来の幸せを願いながら、今日の笑顔を忘れていませんか?

今日の行動が、未来を写しだす、あなたの鏡なのだから。
投稿日:2016-09-22
返信 88
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2016-09-22
返信 89
なちさん
お久しぶりです!削除
最近指の皮を血がでるかでないかの間くらいまで剥いてしまって…
やったら痛いって事は自分でも分かってはいるんですけどどうしてもやってしまうんです。
これって自傷行為になりますか?
先月くらいからやるようになりました。
投稿日:2016-10-20
返信 90
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
自分の身体を傷つける行為は自傷行為と呼べるでしょう。
以下にご紹介するのはリスカに関する対処法ですが考え方は同じです。
参考にしてください。
投稿日:2016-10-20
返信 91
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさん削除
「リストカット対処法 はじめに」

最初に、リストカットをする心理的な背景を理解しましょう。
カミソリやカッターでリストカットすると、自分自身の中で渦巻いていたジリジリする気持ちが少しだけ抜けて内圧が下がります。
また、リストカットする時というのは「自分が変わりたい」という気持ちの表れであるとも言われています。
そのことを汲み取り「今、変わりたいんだね」と声を掛けてあげることも効果的です。

対処法としてはまず、赤いボールペンを用意してください。
そして肌を傷つけない程度の強さでそのペンでリスカをしたいと思う場所に線を書いてみてください。
(リスカをするのと同じような方法で)

その後にノートを準備してください。
そしてそのノートに「なぜリスカをしたくなったのか」を書いてください。
殴り書きで結構ですし、紙が何枚になっても構いません。
ノートが真っ黒になるまで書いて自分の中で溜まってしまったうっぷんを吐き出します。

人は思いを文字にすることで「スーッ」と気持ちが晴れるときがあります。
そして気持ちがある程度、落ち着いた段階でじっくりと話を聴いてあげるのです。

体を傷つけるという以外の方法で、自分の中で渦巻いたものを放出する術を身につけることができれば、リストカットも自然に治っていきます。
投稿日:2016-10-20
返信 92
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「リストカット対処法」1

自傷行為をしたくてしている人はほとんどいないと思います。
できればしたくない、治したいと思っている方が多いですよね?
ですので、今回は自傷行為を治していく方法を書いていきます。

●まずは自分の中にある根底の問題と向き合う
なぜ、自分は自傷行為をしてしまうのか?
その部分についてゆっくりと自分自身と向き合って考えたことはあるでしょうか。
この部分が、自傷行為を誘発する環境や原因を取り除くことにつながる大事な情報となります。
自傷行為を克服するためには、本人が「なぜ、自分の身体を傷つけるのか?」ということをしっかり見つめなおす必要があります。

これは正直、簡単なことではありません。
自分のことを本当に理解している人などほとんどいませんしまずは 自分を知ろうと行動することがすでに大きな変化であり、大きな自身の成長へとつながりますのであせらず、あきらめないで克服していきましょう♪

・そもそものきっかけは?
■友人とケンカした。
■親に注意された
■自分のことを素直に話ししても受け入れてもらえず自分を理解してもらえていないと感じた。
(友人や親はあなたを傷つけるつもりで言ったわけではなくても何気ない一言が後々まで心に強い不安や絶望感などを感じさせる場合があります。)

・その時どうしたらよかったのか?
□友人との会話でもっとちゃんと相手の話を聞けばよかったのでは?
□自分の気持ちをもっと相手に理解しやすいように伝えられなかっただろうか?
(ここを考えすぎて落ち込まないようにね。
ただ、なぜその時に自分はそういった対処ができなかったのかを自分自身で考えられるようになることを少しずつできるようにしていきましょう)

・その時の自分の気持ちは?
■怒り
■悲しい
■くやしい
■憎い
■あせり
■切ない などなど
(その時の自分の気持ちを振り返ってみます。)

・その時どうしたらよかったのか?
□ほかの解決方法が思いついていたとしたらその時の激しい感情はおさえられなかっただろうか
□その時の気持ちを相手に言葉で伝えられなかっただろうか
□我慢することはできなかったか などなど
(自分の気持ちをなだめる方法や他にそらす方法、冷静になる方法などを自分なりに考えます。)

・自身を傷つけてしまった後はどうだった?
■安心した。
■すぐにむなしくなってしまった。
(自分を傷つけてしまった後の安堵感、一瞬の開放感などどう感じましたか?
その感覚がどのくらい持続しましたか? 傷をつけたことによるデメリットよりメリットのほうがあるのかどうかも落ち着いて考え 見直してみましょう)

・その時どうしたらよかったのか?
□傷つけた時は楽になるが、その後の周囲との関係がかえって悪化してしまうのでは?
□自らを傷つけるよりも楽な方法はないだろうか?
(冷静に自傷行為のメリット、デメリットを考えてみると傷つける以外の方法での対処に目がむきやすくなります^^)

どうでしょうか?
自分を見つめなおすという作業は一人ではなかなか進まないものです。
専門の方に話しを聞いてもらう、対話することで自分自身が見えてくることもありますから まずはあせらずに少しずつ前に進んでいきましょう。
投稿日:2016-10-20
返信 93
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「リストカット対処法」2

・リストカットなどの代わりになるものを見つける。
・自分の身体を大事にする習慣を身につける。
・言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
・いつでもできる息抜き法。
・身体と心をリラックスさせる。
…です。

これらは単品でやるというよりも全てをある程度並行させてやっていくことでより効果がありますので、ぜひやってみてください。

では まずは
●リストカットなどの代わりになるものを見つける。
まずはリストカット以外の方法で問題を解く方法が身につけばリストカットの回数は減らすことができます。

以下に自分で体得できる方法をご紹介します。

●代替技法(だいかえぎほう)
・皮膚を赤く塗ったり、傷跡を描いてみる。
・輪ゴムなどで皮膚をはじき 刺激を与えてみる。
・氷などをいつも切る場所にあてて刺激を与えてみる。
…などなど

これ以外での気の紛らわせ方として
・大声で叫んでみる。
・気分が落ち着くまで紙をやぶいたり、紙になぐり書きをしてみる
・なぐっても手を傷めないような殴り専門のクッションを一つ用意してたたいてみる。

ただし あくまでこれは代替ですので 他の方法が軌道に乗るまでの一時しのぎだということを忘れないようにしてください。
すぐにできますがあまり長く続けないようにしてください。
ぜひ、「傷つけるのを自分は我慢したんだ!」とか「自分で行動を選んで決めたんだ!」というように自分が自分をコントロールできたことへの実感をまず感じ取ってほしいのです。

●自分の身体を大事にする習慣を身につける。
まず、自傷行為とは、本来守らなければならない自分の身体をすすんで傷つけるという通常では考えらない行動であるがゆえに家族や友人への衝撃が大きいのです。
これはつまり 「自分の身体は大事だから守らなければならない」と感じていないということなのです。
ですので、まずは自分の身体について考えたり、健康に気を配ったりしていきます。

●自分の健康について考える
・一日の食事の内容を見直してみよう♪
・間食などを控えめにするよう意識してみよう♪
・健康診断を受けてみよう♪

まずは、上記のことを含め身体を大事にすることを意識しつつ実践してみてください。
健康になると身体への安心感が深まります。
健康に気を配るようになると、自分の身体の不調などにも早く気づけるようになります。
そうなることで身体の痛みや不快感に気づくことができるようになります。

●自分のセクシュアリティ(性のありかた)を考える
・自分にとっての男性らしさ、女性らしさについて見つめなおしてみる。
・大人になりつつある自分の身体を受け入れる。

上記のことを考えつつ おしゃれをしてみたり、たとえば性的特徴を強調する服装や、逆に隠す服装を試してみたり(いやらしい意味ではなく)、身体的な魅力を高めるのもセクシュアリティを確かめる一つのポイントです。
おしゃれ以外にも好きな自分を思い浮かべてみるのもいいです。
自分の身体の好きな部分はどこだろう?と考えたりしてみて自分の身体を好きになりましょう。

●身体を動かすことの楽しさを感じる
・好きなスポーツをしたりダンスをしてみて身体を動かしてみる。
・ヨガやマッサージなどでリラックスしつつ意識して身体を動かしてみる。

スポーツなので身体を動かすことで得られる気持ちよさや充足感などは身体に対するイメージをプラスへと強めてくれます。
得られる満足感によって自傷行為の衝動を抑えてくれるのです。

これらの方法を重ねていくにつれて…

●自分の健康や身体をコントロールする感覚を取り戻す。
自分の身体を守り、管理し、コントロールできるのは自分自身であり自分を大切にできるのは結局、自分であるということに気づくことができます。
今までの事柄を少しずつ身につけていくことで衝動的に自分を傷つけてしまったり、もう自分なんてどうなっても構わない!
…というなげやりな気持ちも少しずつ抑えられるようになります。
投稿日:2016-10-20
返信 94
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「リストカット対処法」3

●言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
人は 言葉で言わなければ伝わらないことが多いです。
激しい怒りや自己嫌悪などによる突発的な行動も少しずつでもいいので言葉や文章にしていくと自傷行為などへ向かう衝動は和らいでいきます。

・日々の日記をつけてみよう!
自分の気持ちを言葉にするにはうってつけなのが日記です。
素直に自分の今の気持ちを書くことで出来事を振り返り客観的に自分のことを見られるようになります。

つまりは頭にあるごちゃごちゃしたいろんな想いを書き出すことで整理することができるわけです。
自分はなぜ、あの時イライラしてしまったのか?
あの時 こちらの選択肢を選ぶこともできたのではないか?
友人や家族の行動や言葉をもう一度考えてみてあの時、自分を攻撃しているように受け取ってしまったけれど 実は自分のことを考えてくれての言葉や行動だったのではないか?
…などなど

一度、文章にすることで 冷静な状態で物事を見ることができるようになります。
これは手軽で自身の成長にもつながりますので誰もが行うことで新たな発見ができますのでぜひ、おためしください。

・自分と周りの人とのコミュニケーションを見直してみよう♪
まずは あいさつから始めていきましょう。
おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみなさいと周囲との関係があまり良くない状態になってしまっていて話す機会が少なくなってきている場合は まず あいさつからはじめてみましょう。

最初は相当な勇気がいりますし、なかなかタイミングもつかめないかもしれませんが少しずつ、焦らないで。

・イライラしたら行動で表すのではなく 言葉で伝えよう♪
イラっとしたら即行動! ではなく ●●が●●だから●●なんだよ!
…みたいな感じになぜ?何が?どうなる?を言葉にするとより伝わりやすいです。
行動で表されてもまわりは原因がわからず、対応ができません。

言葉で表すことで自分も相手にもお互いに突破口を開くことができるようになります。

・いつも気づけば喧嘩ばかり、どうしたらいいんだろう?
喧嘩をする場合は必ず なんかしらの原因があります。
だとすれば なぜ喧嘩してしまったのか? 原因は? 等を考えつつ喧嘩をしていない時と何が違うのか?などを考えてみると
口を開けばすぐ喧嘩という状態を打破できるようになります。
投稿日:2016-10-20
返信 95
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「リストカット対処法」4

●いつでもできる息抜き法。
自分を傷つけたいという衝動が強くなった時にすぐにできる息抜き法は強い味方となります。
選択肢が多いことや、費用がかからず、そして手軽なので、まずはここから初めていくのもいいかもしれません。
自傷行為と向き合うためにはまわりの人の協力も不可欠ですが常に誰かがいるわけではありません。

誰かと一緒にいる時より一人でいる時間のほうが以外と長いものです。
ですので、一人の時間をどう過ごすかがとても重要となってきます。

・すぐにできる方法
●本を読む
●ゲームをする
●部屋の掃除
●音楽を聞く
●自分の好きな趣味(絵を描いたりなど)
●テレビを見る
●ペットがいればペットと戯れる など

・リラックス効果は高いが時間や場所によってはできない場合もある方法
●運動、散歩、ジョギングなど。
●絵画を鑑賞する。
●楽器を演奏する。

あくまで例ですが、こういった方法から自分を傷つけたいという気持ちが強くなってきた時に自分にあった息抜き法をいくつか決めておいてうまく対処できるように練習していくうちにリラックス効果も高まっていきます。

時と場合によってはできないものではなくいつでもどこでもできる方法を用意しておけばいざという時も一人で対処できるようになり安心感と一人でもなんとかできるという自信にもつながっていきます。

自分だけで自分のことを考えることは孤独で辛いものです。
不安や絶望感などが高まった時にその緊張などを自ら緩めてあげる方法を身につけて行うことは問題から逃げるのではなくちゃんとした対処法の一つということを知ってもらえると嬉しいです。
投稿日:2016-10-20
返信 96
なちさん
ありがとうございます削除
自分は左足に麻痺が残っていて体育の授業が思うように出来なくてみんなが出来ていることが自分には出来ないという悔しさをぶつける場所がどこにもなくて今回の事をしてしまったんだと言うことに気がつきました!
投稿日:2016-10-21
返信 97
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
きっと悔し思いから今回のことをしてしまったのでしょう。
みんなが出来ていることが自分にはでないというのは辛いと思います。

でも、他の人ができないことで、あなたにはできることがきっとある!
そう信じて人生を歩んでいきませんか。
投稿日:2016-10-22
返信 98
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「自分に自信を持つ」

―― どうしても自信が持てない…
―― 日常生活を送る中で、自分に対してOKが出せない…
―― 堂々と人と接することができない…

こうした悩みを持つ方はとても多くいらっしゃいます。

かといって、そんな時に自信を持とうと頑張って努力しても、どうしても自信を持てないことも多いもの。それには、自信を持てない隠された理由があるからなんですね。
それでは、いったいどうしたら自信を持てるようになるのでしょうか?

まずは、「自信を持てない」という状態について見直してみましょう。「自信がない」という状態には、いくつかの具体的な“症状”があります。

◆何をしても不安で、他人からの意見に怯えてしまう
◆始める前からダメだと思って、やらずに終わってしまう
◆やってみようと思った途端、不安があふれだしてストレスフルな状態になる
◆自分よりも他者のほうが優れているように見えて、比較して落ち込んでしまう
◆自分の良いところが認められず、どんなに頑張っても劣等感がぬぐえない
◆評価してもらっても、自分で自分のことが認められないため、他者からの評価を受け入れられない
◆自分を認めることができないため、行動が起こせない

あてはまるものはありませんか?

「自信がない」というと漠然とした感情のようですが、こうして分析してみると、心の状態と行動(現象)が連動していることがほとんどなんですね。

逆に、「本人が努力してきた過去がある、才能がある、周囲から認められている、客観的に見てできている」という実態に関わらず、本人が「“自信を持てない”と思っている」ことです。

実際に、「周囲から見ればできているのに、あの人は自信がない」とか、「どうしてそんなに自分を否定してしまうの?」と感じることも少なくありません。けれども、本人にしてみれば、「強烈な自己否定感」と、「それゆえに思ったとおりに行動に移せない」という二つの事柄と戦っている状態なのです。

なぜこうした自己否定感や行動できないという状態が生じてしまうかというと、それは、「もともと本人に対して否定的な意見を植え付けた人間がいる」ということが原因です。

人は子供時代、肯定的な意見を聞かせられて育ったり、あるいは、失敗したときに優しく受け容れてもらったりしていると、その状態を記憶し、自分でも他者からしてもらった肯定的な態度を繰り返すようになります。
けれども、子供時代にそれがなく、親や先生、周囲の人間から否定的な意見しかもらえなかった人は、大人になってからもそのときの態度を無意識に真似してしまい、自分に対して自罰を繰り返すようになるんですね。
そして、否定された経験を軸にして、自分のことを自分でマイナス査定し、推し量ってしまうのです。
誰しも、誰からも教えられたことがないことは、実行することができません。それは、「自信を持つ」という心の状態であったとしても、同じことです。自信というのは、「能力や良いところを認め、育てるという経験」がなければ、できないものなのです。
つまり、「認められ、褒められた経験がない」ために、その方法を理解できず、与えられた否定しかできない、ということが「自信がない」という状態です。

こうした状態のときは、過去に親や周囲の人間が自分を否定してきたように、自分の否定的なところにばかり焦点が当たっています。
人は良いところも悪いところもあって、それが普通なのですが、あまりにも否定されて育ったために、自分の肯定的な要素を認められないということを繰り返しているんですね。

だからこそ、こうした不安定で苦しい内的な状態を変えるためには、自分で自分を見る視点を変え、育て直すことが必要になってきます。
視点を変え、自分を育て直す方法としては、次のように少しずつ考え方を変えていくことです。

◆ありのままの自分を認め、子供の頃に言ってもらえなかったプラスの言葉がけを自分に対してしてあげること
◆他者の価値観で判断するのではなく、自分の判断で自分の成し遂げたことを認めること
◆過去にしてきたことで、他人からは認めてもらえなかったことを、自分自身で認め直すこと
◆社会的な達成ではなく、細かなことであっても、できたことを一つひとつ褒めること
◆他者に依存して自分の価値を決めるのではなく、自分がどうしたいのか意志を持って行動すること
◆失敗など、実際に成果が伴わない場合も、努力した自分を認めること

「他者の目」や「結果」を基準にするのではなく、自分で自分を認めるということが役に立つでしょう。
このとき、親が子供を見守ってあげるように、「自分で自分の親代わりをし、愛情深く、優しく認めてあげること」がポイントです。

不適切に否定的なことを投げかけられていたとしても、あなたがあなた自身を肯定的に捉えてあげることで、やがて自然に自分に対して「私は大丈夫」という肯定感へと変わっていきます。お友だちを励ますように、優しく自分に接してあげることも効果があります。

「自信のなさ=自己否定」は、今まで無意識に繰り返されてきたために癖になっていますから、はじめは意識して変えてあげることが必要です。しかし、自己否定も単なる「癖」に過ぎませんので、意識して繰り返すようになれば、1週間もすれば、だんだんと自分に対する肯定的な捉え方ができるようになってきます。
このように、「自信を持つ」とは、決して外側に認められることではなく、自分で自分を認め、肯定する気持ちを持つことで得られるものなのです。

他者の評価を追い続けている限りは、いつまでもその基準で生きてしまい、自分を肯定し、安心するという状態に到達することはできません。
心の中や自分の見方を変えてあげるだけで、やがては大きな「自分を信じる肯定感」に結びついていきます。小さな習慣も、意識して続けることで、考え方の根底を変えることにつながります。自分自身を大切に育て直す気持ちで接することから始めてみましょう。
投稿日:2016-10-22
返信 99
なちさん
伊藤先生へ削除
今日は学校に行きたくなくて休んでしまいました。本当は罪悪感でいっぱいなのですが、今お母さんが旅行に行ってて家にいないので帰ってきたら怒られる事も分かってはいるのですが。
帰ってきたら「お前は何でそうやって甘えるんだ!早くこの家から出ていけ!」と言われて「お前なんか産まなきゃ良かった!早く死ねばいい!」と言われ私は何も言い返せなくなり黙ってしまいます。
またお兄ちゃんと比べられて「お兄ちゃんのほうがちゃんと学校に行っていたし、お前みたいに怠けてなかった!」と言われます。
こんな家から早く出たい。こんな親に「悩みごとがあったら何でも話してきな。」って言われて伊藤先生は相談できますか?私は何も親に相談出来ません。
投稿日:2016-11-15
返信 100
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
確かにそのようなことを言われ続けていたら相談したくてもできませんよね。
一度、勇気を出して想いをぶつけてみたらどうでしょう。
伝え方に関しては以下を参考にしてください。
投稿日:2016-11-17
返信 101
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。それを意識することで、部下に対して自分は上司にどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。
相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば、部下が提出書類を遅れて出してきたとしましょう。
ついつい、感情のままに「遅い!」「なにをやっているんだ!」「やる気があるのか!」と言ってしまうケースはないでしょうか。これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“お前が”遅い!」「“お前は” なにをやっているんだ!」「“お前は”やる気があるのか!」

こちらの思いを正確に伝え、相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。
「君が提出書類を遅れて出すことで、その後工程の仕事が滞って、困っているんだよ」。
これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→君が提出書類を遅れて出すことで
影響→その後工程の仕事が滞って
感情→困っているんだよ

その後に「だから、これからはさっさと提出しろよ」と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。
投稿日:2016-11-17
返信 102
なちさん
お久しぶりです。削除
テスト勉強をするために机に向かうと中学の時の嫌な思い出がフラッシュバックして勉強が手につかなくなってどうしたらいいか分からなくなります。

最近は親からも何もされていないのですがふとした時に思い出してしまいます。
投稿日:2017-03-04
返信 103
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
フラッシュバックに苦しんで勉強も手につかないのですね。
以下にフラッシュバックの対処法をまとめていますので参考にしてください。
投稿日:2017-03-05
返信 104
伊藤幸弘教育研究所さん
なちさんへ削除
「フラッシュバック対処法」

以下にフラッシュバックの対処法をまとめましたので参考にしてください。

(1) コラム法(暴露療法)
酷い体験にあって、頭では「もうこんなことは起こらない」とか「そんなひどいことをする人ばかりじゃない」と分かっていても、あまりにショックな体験で深い傷を負うと、「他人はみんな自分を傷つける」とか「みんなが自分を馬鹿にしている」とか、認知が歪んでしまうんです。
それを、少しずつ直していく、頭じゃなくて、心に気付かせると言うか・・・プロセスは単純で半信半疑ですが、ただ頭で「自分はクズじゃない」とか、考えて言い聞かせるよりもずっと効果があるそうです。
1.呼吸をゆったりとした腹式呼吸にする
2.紙に、自分の受けた体験、 その出来事によって生じた気持ち・考え、その気持ちの、強さレベル(10段階とか、何%とか)を書きます。心に傷がついた事全部でもいいし、ひとつひとつやってもいい。
3.次に、その気持ち・考えの根拠を書きます。
4.その根拠の反証を書きます。(自分の欲求ばかり通す人間ばかりではないとか)
5.4までのプロセスによって、感情やその強さレベルに変化が生じたら、どのように変わったかを書きます。

(2)自律訓練法
滅茶苦茶にされた自律神経・体・心を整えます。
信頼できる人がいれば、その人に言ってもらってもいいですが、自分で唱えてもいいと思います。
1.静かにゆったりとした状態で寝そべります。アイマスクをしても良いでしょう。
2.「気持ちが落ち着いている・・・」と心で唱えます。
3・「手足がだんだん重たくなってきた・・・」と心で唱えます。その様子をイメージして、本当に重くなるまで唱えます。(右の手足が・・・・などと、順番にやってもいいです)
4.手足が重くなってきたら、次は「手足が段々温かくなってきた・・・」と唱えます。
5.手足が暖かくなってきたら、楽に息をしている・・・と唱えます。
6・穏やかな呼吸ができてきたら、胃のあたりが温かい・・・と唱えます。
7・お腹が暖かくなってきたら、ひたいが涼しい・・・と唱えます。
8.完全にリラックスした状態で、慣れると(入り込めると)体が沈んだような、浮いたような感覚になります。
9・リラックスできたら、ゆっくり目を開けて、首やうで、足などを伸ばしてストレッチをして終わりです。

(3)眼球運動
これは自分だけじゃ難しいので、できれば他人にやって貰った方がいいと思うのですが、正直専門家なんでいませんからね・・・カウンセリングだって受けるお金がある人の方が少ないでしょう。
私はただ苦しむよりは何でもやってみる方がいいと思っています。
1 自分を苦しめている出来事を思い浮かべる
2 1秒間に2往復の速さで指を素早く振ってもらい、それを目で追う。(かなり早いですが頑張って20往復くらい)
3  そのあと、自分自身や出来事について肯定的なイメージを思い浮かべる
4 何セットか繰り返す。すると段々凝り固まったイメージがほぐれていく

専門家ではありませんが、一つ言えるのは、体からのアプローチが一番効く。ということです。
投稿日:2017-03-05
返信 105
なちさん
お久しぶりです。削除
高校2年生になりました。
総合・進学・特進という3つのコースがあって私は総合コースなのですが…
私が吹奏楽部に所属していたときの部活を辞めさせてくれなかった顧問が担当している教科があるんですけど、その人は初回の授業で、生徒に対して「お前らは自学自習をしないからバカなんだよ。」とか生徒の答えが間違っていたときに「何でこんな簡単な問題も出来ねーんだよ!」とか答えが分からず「分からないです。」と生徒が答えると「はぁ!?わかんねぇってどういう事だよ!?」などいきなり怒ってきたりするので、その人の事は吹奏楽で関わっていた時からめっちゃ嫌いな人なんですが授業が週4回あるので学校に通うのが辛いです。
その人の授業は本当に苦痛でストレスなのか最近体調があまり良くない日が多いです。
本当に辛い…
学校に行きたくない。
投稿日:2017-04-11
返信 106
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
掲示板を移転したことでハンドルネームを変えていますが、お答えするカウンセラーは従来と同じです。
改めて、今後ともよろしくお願い致します。
投稿日:2017-04-12
返信 107
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
その先生・・・最低ですね。
教師の風上にも置けません。

「平凡な教師は言って聞かせる。 よい教師は説明する。 優秀な教師はやってみせる。 しかし最高の教師 は子どもの心に火をつける。.」

これはあるアメリカの教育者の有名な名言です。
なちさんの先生はこのどれにも当てはまりません。
言い換えれば、このレベルにも至っていない・・・のです。

書き込みいただいた内容を言っているのであれば、それはストレスでしょう。
当然です。

これはある意味の「ハラスメント」です。
誰か信用のおける学校の先生に訴えてはいかがでしょう。
もしもダメなら教育委員会です。
投稿日:2017-04-12
返信 108
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
高校2年生といえば青春のど真ん中です。
本来であれば楽しくて仕方ない時期。
それを心無い教師によって台無しにされることは腹立たしささえ感じます。
投稿日:2017-04-12
返信 109
なちさん
お返事ありがとうございます。削除
私だけではなくクラスメート全員に対してそのような態度をとるためみんなが嫌がっています。
明日明後日とその先生の授業があるのですがとても怖いです。
その先生の事を考えるだけでも怖くて…
次の日が怖くて眠れません。
最近はずっと寝不足でどんなに早く寝ようと思って布団に入ってもその先生が怖くてこの1週間は良く眠れる日がないです。
投稿日:2017-04-12
返信 110
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
クラス全員がそう思っているのであれば、クラスの総意として、まずはその先生に改善を求めてはいかがでしょう。

それでもダメなら、誰か信用できる先生に相談してみたらどうでしょう。
あるいは、校長、教頭、学年主任等、ある程度、役職や責任がある先生。

それでもダメなら親を通じて学校に訴える。
それも対応をしてくれないのであれば教育委員会に話を聞いてもらう。

眠れないくらい辛い日々を送っているのであれば、あらゆる手を駆使してその苦痛から抜け出す策を考え抜くべきです。
投稿日:2017-04-13
返信 111
なちさん
お久しぶりです。削除
電車を乗り換えるときに必ず嫌みを言ってくる他校の男子5・6人組がいます。
4月に入ってからなので1つ下の学年の子だと思うのですがどうしたらいいでしょうか?
毎日電車を乗り換えるのが苦痛になっています…
投稿日:2017-05-17
返信 112
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
お久しぶりです。
それはさぞ、苦痛でしょう。

対策としては以下が考えられます。

・電車の時間と乗車場所を変えて会わないようにする。
・それでもしつこいようなら、親に言って親からその他校の生徒に直接言ってもらって改善をせまる。
・同様に学校の先生にも相談して、学校同士での解決を求める(他校であっても学校名がわかれば先生もその学校に苦情を伝えることができるはずです)。

検討してみてください。
投稿日:2017-05-18
返信 113
なちさん
お返事ありがとうございます。削除
ありがとうございます!
色々試してみたいと思います。
投稿日:2017-05-18
返信 114
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
はい、試していただきその後の様子をまた聞かせてください。
投稿日:2017-05-19
返信 115
なちさん
お久しぶりです。削除
電車の時間は同じですが歩くペースを少し落とすことによりその人たちとの差が出来るので会うことが少なくなりました。
1週間に2回くらいはまだ会うのですがそれは仕方ないと思っています。
投稿日:2017-08-26
返信 116
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
お久しぶりです。
歩くペースを落としてその人たちと会うことを軽減しているのですね。
工夫しましたね。

週に2回くらいは会ってしまうとのことですが、少しでも距離があれば以前のように嫌味を言ってくることもなくなるでしょう。
投稿日:2017-08-26
返信 117
なちさん
昨日削除
これからもそうしていきたいと思います!

昨日布団に入って寝ようと思ったときなぜか過去の事を思い出してしまって今日から学校なのに寝るのが深夜の1時30分くらいになってしまいました。

なんで今更また過去の事が気になったのか自分でも分かりません。
投稿日:2017-08-28
返信 118
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
気になってしまうものは仕方ない!
・・・そんないい意味での開き直りも必要ですよ。

「あるがまま」というのは禅の教えです。
この内容を取り入れた「森田療法」というのが心理療法にもあります。

過去が気になったら、気になったままの、そんな自分も受け入れてあげましょう。
投稿日:2017-08-28
返信 119
なちさん
ありがとうございます。削除
そのまま受け入れてみたいと思います。

考えていても仕方ないですね…
投稿日:2017-08-28
返信 120
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
早速のお返事ありがとうございます。
アドバイスを素直に受け入れて実践しようとする姿勢は素敵です。
その継続が自己成長につながりますよ。
投稿日:2017-08-29
返信 121
なちさん
お久しぶりです削除
お久しぶりです。
今まで爪を剥く事は無かったのですが昨日あたりからものすごく深いところまで爪を剥くようになってしまいました。。
なぜなのか自分でも分かりません。
爪を剥いた後は後悔します。
投稿日:2018-01-23
返信 122
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
お久しぶりです。
近況を聞かせて頂きありがとうございます。

爪ですか。
うーん、痛そうです。
止めましょう。

きっとストレスや不安からくる行為だと思います。
以下の内容が参考になれば嬉しいです。
投稿日:2018-01-24
返信 123
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
一人でも簡単にできる!ストレス解消方法

ストレス社会と言われる現代、私たちは日々多くののストレスに晒されています。
生きていく上では、ストレスを避ける事はできません。

避けられない以上、私たちはストレスと上手に付き合っていかなければいけないのです。
受けたストレスを放置し、どんどんと自分の中に溜め込んでしまうと、こころが壊れてしまい、うつ病などの精神疾患にかかる可能性が高くなってしまいます。

ストレスは溜め込みすぎず、上手に発散・解消する事が上手な付き合い方です。
以下に長年のカウンセリング経験からクライアントとコミュニケーションをとる中で教えてもらったストレス解消法のうち、特にストレス解消に効果的で定評のある方法を紹介します。
長いですが参考にしてください。

1.大声で歌う
一番多かったストレス解消の方法は「歌を大声で歌う」というものでした。
大きな声で歌えばそれだけでストレス解消になります。
また、好きな歌を歌えば楽しい気分になれて、イヤな事だって忘れられます。
環境的に大声を出せない場合は、風呂場で歌ったり、車を運転している時に歌ったりと工夫してみましょう。
中には、ベッドで布団をかぶって大声で歌う、という方もいました。

カラオケなどを利用するのもよいでしょう。
最近は「ヒトカラ」という言葉もあり、一人でカラオケに行くことの敷居も低くなりました。
カラオケボックスに入れば、気兼ねなく大声で歌うことができます。

一人で行って、思う存分歌ってもいいし、もちろん友人と一緒に行ってみんなでストレス解消してもいいと思います。
似たような解消法で、ストレスが溜まると、好きなアーティストのライブにいって大声で歌ったり、踊ったりするという方もいました。思いっきり声を出し、ヘトヘトになるまで踊り続け、とてもスッキリするようです。


2.紙に書き殴る
ストレスになったことを「ひたすら紙に書き殴る」という解消方法です。
「書くだけで本当にストレス解消になるの?」と思われるかもしれませんが、書くという行為も、自分の内に溜めていたストレスを外に「吐き出す」ため、意外とスッキリするものなのです。
歌う行為と違い、騒音になる可能性が低いため、時間や場所を選ばずに出来るのがメリットですね。

書くだけですっきりする方もいますが、ゴリゴリと書き殴った上で、それをビリビリに破いてゴミ箱に投げ捨てるとスッキリするんです、というツワモノの方もいました。

確かに、イヤなこと書いて「投げ捨てる」のは、「この件はこれで終了!!」と区切りをつけやすい行為になりますから、いいのかもしれませんね。

ちょっと乱暴に見えちゃうのが難点ですが・・・。


3.運動する
思いっきり体を動かす事もストレス解消には効果的です。
ストレス解消という面で考えてみると、ランニングなどの同じ動作を繰り返す運動、ラジオ体操のようなゆっくりした運動もいいですが、自由度が高く、少し息が上がるくらいの運動の方が、より良く発散できるようです。

よく話に上がるのはボクササイズやダンス、バッティングセンターなどでしょうか。
ボクシングジムに通って、サンドバッグやミットを思いっ切り殴ったり、トレーニングジムのボクササイズのレッスンに参加してみたり。

乱暴に聞こえますが、「殴る」事は確かにストレス解消になります。
ただし、人を殴ったり大切なものを殴るのはもちろんダメですから、殴っても問題のないものを殴りましょうね。

また、適度に息が上がる有酸素運動は、気分をスッキリさせ、前向きにしてくれますのでやや激しめのダンスやサッカー、バスケなどのスポーツもオススメです。


4.思いっきり泣く
つらい時は泣くことが効果的です。
泣くというと「情けない」「かっこ悪い」行為であると感じ、抵抗を感じ方も多いかもしれません(特に男性)。
ただ、思いっきり泣くと気持ちがスッキリするのは確かです。誰にでも経験があるでしょう。
世間の目がありますから、どこでも泣けるというわけではありませんが、場所を選んで、「泣く」ことをぜひ取り入れてみてください。

「泣くことは心と身体を健康に導くチカラがある」
「泣くことはリラックス作用がある」とも言われています。
涙を流すことで、副交感神経という「リラックス状態を作る神経」が活性化するためだと考えられています。


5.壊す
ちょっと乱暴ですが、何かを壊すとスッキリします。
みなさんも、イライラしていると「何かを壊したい衝動」に駆られませんか?何かを壊すと、人の気持ちはスッキリするのです。
ただし、それで部屋の壁を殴ったり、大切な家具を壊したり、ひとを殴ってケガをさせるのは絶対にダメです。

何よりも人道的に間違った行為であるし、一瞬だけスッキリしますが、その後にすぐにとてつもない後悔と自責に襲われます。結果として、よりストレスが溜まるだけです。

となると、壊しても差し支えないものを壊すのがいいでしょう。

クライアントのお話では、
・ダンボールや新聞誌、雑誌など、要らない紙をビリビリに破くとスッキリする。
・キュウリなどをビニール袋に入れて、思いっ切り床に投げつける
(ストレスが治まったら、キュウリはその後おいしく頂くようです)
などがありました。
また、アルミ缶などを思いっ切り握りつぶすとスッキリする、という方もいらっしゃいます。


6.噛む
歯ごたえのあるものを噛むと落ち着く、という方もいました。確かに、「噛み壊す」という行為がストレス解消になっていそうですね。
また、ガムを噛む事に代表されるように、噛む事には「集中力を高める」効果があり、噛む事で冷静になれるのかもしれません。
カルシウムが豊富な小魚などを噛めば、怒りっぽさもなくなり、一石二鳥ですね。


7.仲の良い友人と過ごす
今までは、一人で出来るストレス解消方法を紹介してきましたが、仲のいい友人の予定が空いていれば、一緒にストレスを解消するのもいいでしょう。
友達とカラオケにいく。友人と一緒にスポーツを楽しむ。友達とショッピングでストレス解消、一緒にご飯を食べに行く。
こころを許せる友人と一緒にいるだけで安心感がもらえ、ストレスも落ち着いてきます。また、相手がいればストレスの原因となったことを「グチ」として吐き出す事もできます。
カラオケで吐き出して、更に辛かったことを聞いてもらって吐き出せればストレスはスーッと体から抜けていくでしょう。

また、友人がいれば、「やりすぎる」ことに歯止めをかけてくれます。ストレス解消で一人でショッピングに行ったはいいけど、散財しすぎてしまい、後日、すごく落ち込んだ。
こんな経験はないでしょうか?
こんな時も友人がいれば、「ちょっと買いすぎじゃない?」と冷静にアドバイスをくれるでしょう。


8.部屋の掃除・模様替え
意外ですが、「部屋の掃除・模様替え」は定評のあるストレス解消方法です。
ストレスが溜まっている患者さんに勧めると、だいたい好評です。
掃除中はその事に集中しているため、ストレスの原因を忘れる事ができます。
適度に体も動しますから、運動によるストレス解消の一面もあります。
汚かった自分の部屋がスッキリすると、精神的にも落ち着くし、達成感・充実感も感じられるでしょう。
こころもスッキリさせることができるし、ついでに部屋も片付いちゃうというオススメのストレス解消法です。


9.自分に都合よく解釈してしまう
今までは、「行動」することでのストレス解消方法でしたが、ここからは精神的にストレスを解消する方法です。
ストレスを感じた原因がある場合、その原因があったという事実は変える事ができません。でも、その「捉え方」は自分で変える事ができます。
ならば、自分に都合いい解釈をしてしまって、ストレスを少なくすればいいのです。
たとえば、仕事中に上司に理不尽な叱責を受けたことがストレスになっているとしましょう。仕事後も、「なんでこの事で俺が怒られるのか、納得がいかん!」とモヤモヤします。当然ですよね。理不尽な叱責は本当に腹が立つものです。
でも、「叱責された」という事実は、どんなに私達が努力しても無かったことにはできません。なので、「叱責された」理由を自分で勝手に解釈しちゃいましょう。
「そういえば最近上司は家族と上手くいってないって漏らしてたな」
「今日の叱責はそのストレスが背景にあったんだろう」
「そういえば、自分もストレスが溜まってる時には、理不尽に他人に当たってしまった事があったな・・・」
「そう考えると、叱責してしまった上司の気持ちも分からんでもない。」
「むしろ俺に当たった事で上司のストレスが少し取れたかもしれない」
「叱責されたことで、上司の役に立てたんだし、まぁいっか」
こんな感じです。

もちろんこれは想像で、本当に上司に家庭のストレスがあったのかは分かりません。
でもそんな事はどうでもいいのです。自分が納得いくように解釈しちゃえば、それだけで怒りは引いてくるものです。
理不尽なことに対する怒りはぶつけようもなく、どうしていいのか分からなくなります。
そんな時は、こっちも理不尽に自分に都合よく解釈してしまえばいいのです。


10.瞑想
瞑想というと難しいイメージがありますが、宗教的なものや本格的なものではありません。
一人になって体がリラックスする体位を取り、頭をからっぽにしてみましょう。それだけでいいのです。15分ー30分くらいやってみましょう。
やってみると驚くほどスッキリすることに気付くはずです。

これだけ落ち着けるものであれば、多くの宗教が瞑想を取り入れる理由もよく分かります。
ストレスを受けたあなたの脳やこころは疲れています。誰にも邪魔されない静かな環境に身をおいて、何も考えずにリフレッシュさせてあげましょう。

実は、何も考えないという事は結構難しいものです。ひとは気がつけば何かを考えています。
瞑想をしようとしても、つい色々考えてしまう、という方は呼吸を意識して下さい。大きく深呼吸をしましょう。大きく息を吸って、吐き出すと意識がそこに向くため、余計な雑念が消えていきます。

忙しい有名人や社長さんの中にも、「自分を見失ったら瞑想する」という方がいらっしゃいます。「何も考えない」事に慣れるのに少し時間はかかりますが、オススメの方法です。


こんなストレス解消方法はダメ!
さて、10個のストレス解消の方法を紹介しました。最後に、「こんなストレス解消は危険」というものを書きます。
もしあなたに、このようなストレス発散をする傾向があるのでしたら、あなたのこころは相当に疲れていることが予測されます。放置せずに早めに心療内科を受診しましょう。

人間はストレスに耐えられる器の大きさというのが決まっています。どんな人でも延々とストレスを貯めておくことはできません。

器の大きさを超えてまで溜め込んでおくとどうなるか?ストレスが溢れ出し、様々な症状・疾患につながります。

・やけ食いして発散、やけ食いしたものを吐いて発散 ⇒過食症
・髪を抜いたり、自分を傷つけたりして発散      ⇒抜毛症、リストカット
・必要ないものまでどんどん買ってしまう      ⇒買い物依存症
・ギャンブルに巨額をつぎ込んだり、はまりすぎる  ⇒ギャンブル依存症
・ひたすらお酒に逃げる              ⇒アルコール依存症

このような行為が見られている場合は、早めに心療内科を受診してください。
どれも放置しておくと大変に危険です。私たちプロフェッショナルに相談してください。一緒に治していきましょう。


ストレスを発散する元気すら出ない場合
ストレスは溜め込んでおくと悪いから、発散しないといけない。それは頭では分かっているんだけど、そんな気力すら出ない。
これは危険です。こころが相当に疲れています。うつ病などの精神疾患に至っている可能性もあります。
このような場合も自分で何とかしようとするのではなく、私たちに相談してください。心療内科でしっかりと相談し、必要な治療を受ければ必ず治ります。


まとめ
ストレスは延々と溜め込む事はできないので、上手に発散しなくてはいけない。

・大声で歌う
・紙に書き殴る
・体を動かす
・思いっ切りなく
・壊す
・噛む
・こころ許せる友人と一緒にすごす
・部屋の掃除をしてみる
・自分に都合のいいように解釈してしまう
・瞑想する

などの方法を試してみよう。

過食嘔吐、リストカット、抜毛、巨額な買い物、飲酒、ギャンブルなどでストレス発散をする事は危険なのでやめるべき。

もし、ストレスの改善が得られない場合やストレス解消する気分にもなれない場合はうつ病などの疾患の可能性もある。
心療内科を受診しよう。
投稿日:2018-01-24
返信 124
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
「不安の対処法」

「不安を取り除きたいのです」多くの人が持つ悩みです。
誰もが将来に対する不安を抱えて生きています。
不安のまったくないという人は少ないのではないでしょうか。

「不安」という心の悲鳴
あなたはこんな気持ちに悩んでいませんか?
・理由も無いのに怖くなる
・心がずっとモヤモヤしている
・何故か落ち着かない
・ずっとソワソワしてしまう

実は、これはすべて『不安』という感情が強いために起こり得る『心の悲鳴』なのです。
最近無理をして仕事や学業、又は人間関係を築いていませんか?
もししてしまっているのなら、それはすべて『ストレス』となりそれが蓄積されていくと共に姿の見えない『大きな不安』に変わっていきます。
更にその『大きな不安』に気付かぬフリをして無理に仕事を続けてしまうと『うつ病』などの『精神疾患』を患ってしまう可能性もあります。
そうならないためにはどうしたら良いのか?どんな対処法があるのか?
そういった『不安』の感情に支配されないための対処法をご紹介したいと思います。

■不安な気持ちを和らげる方法
1. 不安を感じている自分を認め、肯定してあげる
この方法は一見難しそうに見えますが、実は一番シンプルで1人でも出来てしまうとても簡単な方法なのです。
まずは不安を肯定し、『自分が不安なのは仕方ないこと』と共感してあげます。
そうする事によって『自分は辛い思いをしている』と感じることが出来ます。
何故『辛い思いをしている』と感じると良いのか?
それは辛い思いをしていると感じる事によって『自分の出来る事の限界』を許すことが出来るからです。

2. 「もっと」から解放される
あなたはこんな事を考えていませんか?
「自分ならもっと出来るはず」
「もっと仕事をしなければみんなに迷惑が掛かってしまう」
「あの子は何をしたら喜ぶだろうか?もっといい自分を見せたい」

この言葉たちに共通する『もっと』という言葉。
それは良い意味で捉えれば自分を奮い立たせる合言葉となりますが、その逆でもあります。
自分が極限状態まで追い詰められているにもかかわらずこの『もっと』という言葉を考え、使ってしまうと自分の限界を突破し、辛い思いがいっきに膨れ上がります。
それは精神的にも肉体的にも言える事ですが、肉体的に限界突破をすると必ず『もう無理サイン』が表面上に出て来て訴えます。

しかし精神的な事になると『もう無理サイン』は自分で気付くか、肉体に支障が出るまで自分を追い詰めない限り周りの人たちは気付いてくれません。
肉体に支障が出るまで追い詰められてしまった心は何らかの『精神疾患』を患ってしまうことがあります。
そうならないために自分の限界に気付き、『もうこれ以上頑張らなくていいんだ。自分は充分頑張った』と自分の限界を『許し、褒めてあげる』という事をしてあげましょう。
そうする事で少なからずこの『不安』は解消されるでしょう。

■不安にならないための心作り
さて、先程は『不安な気持ちを和らげる』方法をお伝えしました。
では、そもそも不安にならないためには、どうしたら良いのでしょうか。
あなたは『不安』という気持ちを悪い方向ばかりに捉えていませんか?
実は、『不安』な気持ちはただ意味も無く心に湧き上がって来る感情ではないんです。
『不安』は自分の現在・未来を暗示した、いわゆる『危険信号』なのです。

今この状態で前に進んで本当に大丈夫ですか?
自分の行動に自信を持ててますか?
何かやり切れていない事があるのではないですか?

この様に自分の気持ち・行動に納得していない、又は満足していない。そういう時に自分の現在・未来を案じた気持ちが『不安』となり心に湧き出るのかもしれません。
そう思うと『不安』という気持ちも自分に危険を知らせてくれる、良い現象に思えてきませんか?
もし『不安』になってしまったら、なぜ自分は不安になっているのか?と自分を今一度見直してみてください。
そうする事によって自分の改善点を見つけられ、更には心を支配している『不安』も自然に消えて行きます。
しかし『もっと』は危険なので、自分の限界を見極め頑張り過ぎない事も必要不可欠です。
時には頑張った自分を褒めてあげてリフレッシュ休暇を取るのもいいですね。
投稿日:2018-01-24
返信 125
なちさん
お久しぶりです!削除
最近不安で夜眠れなかったり泣きたいのに泣けなくて苦しいです。
思い当たることもないので自分でもよく分からなくてまたリスカをしてしまいそうで怖いです。
リスカをしたら楽になるのは分かっています。ただやってはいけないことも傷後が残ることも十分理解しているのですがもう限界です。

投稿日:2018-08-06
返信 126
若者教育支援センターさん
なちさんへ削除
それでもリスカはやってほしくないです。
以前ご紹介した対処法ももう一回読み返してみてください。
投稿日:2018-08-06
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