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お悩みNO.494
きょうさん
中2の不登校削除
はじめまして相談します。
私は中2(男)と小2(男)の母親です。
中2の子供は5年ぐらい不登校で今は学校指定の施設に週3回通ってます。中学卒業後の事も考えないといけないので……
どうしたら良いのか……
投稿日:2016-02-01
返信 1
きょうさん
中2の不登校削除
5年以上してきて、やっばり行き着く所は、私自身にあるのかもしれませんね!
自分自身を変えるか……〇絶つか……
ちょっと疲れてきたのかもしれません!
メールしたのですが……
自分自身を見つめ直します!
ありがとうございました。
消去方法がわかりません。
投稿日:2016-02-01
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
はじめまして。
中2のお子さんの不登校に関してのお悩みですね。
消去する前に是非とも参考にして頂きたい内容があります。

以下、何点かまとめましたのでご参考にしてください。
投稿日:2016-02-01
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
「自分を変える」

自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2016-02-01
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。

※上記で説明しました、「コミュニケーション」に関しましては以下、ご説明します。
投稿日:2016-02-01
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
コミュニケーション(「聴き方」「伝え方」)

■信頼関係の構築
お子さんとの信頼関係の構築を図るためには円滑なコミュニケーションが大切です。
カウンセリングの領域では、カウンセラーとクライアントの信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件といわれます。ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすればいいのでしょう。
コミュニケーションの2つの柱ともいえる「聴き方」と「伝え方」に関して紹介します。


■「聴き方」
「聴き方」を意識しながらお子さんからの話を聴いたことがありますか。「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。大きくうなずくときは「なるほどねぇ〜」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、あなたのほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「あなたにとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。
(※注意:実際の会話は「あなた」ではなく、必ずお子さんの名前を呼んであげてください)


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。その際は、はっきりと親としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、お子さんが悩みを打ち明けたとします。悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。


■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。それを意識することで、部下に対して自分は上司にどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。
相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば…僕がリビングで本を読んでいたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」

こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困っているんだよ

その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。


■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、相手の考えを聴くというのはコミュニケーション(会話)の基本です。
しかし、いくらIメッセージを活用して伝えても、「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、しつこく何度も同じメッセージを発することになります。これは「審判的表現」といい、圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて相手は安心して、自ら変わることができるのです。また、相手の立場を理解することで、こちらの心にも変化が現れることもあり、他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手を分かろうとせよ”です。


コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいです。だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、「聴き方」や「伝え方」を意識して相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。
投稿日:2016-02-01
返信 6
きょうさん
返信ありがとうございます。削除
私自身また心とか頭の整理をしないといけない時期にきたのでしょう!
この5年以上、整理→話し合い→行動って感じで、子供達と生きてきました!
思春期って事もありますが……この先どう言う方向にしていけば良いのか悩んでもいます。
学校も施設も中学までなので!
一時は、コミニケーションを取るのも、難しかったですが……今は、何とか話しをしてくれます。この5年以上、学校の先生方と話し合い、本を読んだり、いろいろして来ましたが……
長男はいつも自分がわからないって言うです!
忘れたとも!去年、施設でテストみたいなのをしてもらったら、見たものを理解しやすい!って言われたので、話しの流れを紙に書いたりして話してきました。病気ではないのですが……ただ、大勢と話すとストレスがかかりやすいみたいで!日常生活も微妙に難しくはなってきてます!私のしている事が良いのかわかりませんが……

投稿日:2016-02-02
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
自分のしていることが良いのか分からない…そう思って不安になる親御さんは多いです。
確かにすぐに結果がでないと不安になりますよね。

でも、不安でいいのです。
その不安感が親としての成長の機会です。

子育ては幸せの時限装置付きタイマー!

我々はそう呼んでいます。
今伝えたことが即効果が現われればいいのですが、そうもいかないもの子育て。

でも、それでいいのです。
今伝えたことは1年後、2年後、3年後・・・5年、10年。
もしかしたら親がいなくなってからかもしれません。

整理→話し合い→行動!

これ、とてもいいですよ。
あえて言うのであれば、話し合いの中に「なぜ」を入れてあげると更にいいでしょう。
「なぜこのことが必要か」ということ。
いわゆる「WHYの説明」です。
目的をしっかりと伝え、そのための手段だということを理解させると子どもは納得して行動に移します。
投稿日:2016-02-02
返信 8
きょうさん
中2の息子&小2の息子削除
こんばんは。返信ありがとうございます。ちょっと私の心も落ち着きました。私がしんどい時とか心が弱ってる時、長男はいろいろしてくれます。その時、正直言って良いのかわからないけど……私自身もわからないけど、一緒に生きて行こうって約束したから、またリセットした決まり事を長男と話し合い決めていきます。
ただ……この1年ぐらいでやっと……昼夜逆転とかが直りつつあります。お風呂も入るようになりましたが歯を磨くとか顔を洗うとか……細かい日常生活はまだ定着していません。
紙に書いて張ってますが……
習慣化するにはどうしたら良いでしょうか?
また、下の子供が小2ですが……
長男が行ってた小学校に1年生の時は行ってましたが…犬の苦情があり、隣の学校に転校しないと行けなく、今は遅刻しながらも頑張って学校に行ってますが……たまに1日休んだりはしてます。下の子供のケアーもしないといけないと思うのですが……最近ちょっと幼児がえりが多くなってきたのですが……させてて良いのでしょうか?学校の用意とか宿題とかは言えば自分でするので!不登校とまではまだいってないです!
後……長男と次男坊の言い争いがちょっと多くなってきたので、どう対処したら良いのでしょうか?
よろしくお願いします🙇
投稿日:2016-02-03
返信 9
きょうさん
掲示板!削除
今日、他の掲示板をいろいろ読んでみました。
いろいろ参考になりました。
「プラスシャワー」「セレンディピティ」「モデリング」「動物脳と理性脳」「気づき」
わかりやすく説明されているので、良かったです。理解できるとホッと安心します。
いくつになっても勉強ですね!
投稿日:2016-02-04
返信 10
きょうさん
私がおかしくなりそうです!削除
毎日、毎日……時間だけが過ぎていきます。
空しくなると言う……情けなくなりますね!
誰がどう悪いわけでもないのに……
負のスパイラルから抜け出したい!
母親ってなんなんでしょうか……
母子家庭でもないのに、母子家庭状態みたいな!母親がすべて責任をとらなければいけないのでしょうね!
収入&支払い、子育て、家事……
まぁ〜変な事を考えないうちに寝ます!
愚痴ってスイマセンm(__)m
投稿日:2016-02-04
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
愚痴・・・大いに結構です。
むしろ、ここでは思いっきり吐き出していいのですよ。

我々は常に応援しています。
投稿日:2016-02-05
返信 12
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
他の掲示板も読んで頂いているのですね。
嬉しいです。
ありがとうございます。
是非とも参考にしてください。

以下、「習慣化」に関してまとめました。
こちらも参考にして頂けると幸いです。
投稿日:2016-02-05
返信 13
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
「習慣化のための6つのコツ」

【その1 :習慣は少しずつ取り入れる】
一度にガラッと習慣を変えるのではなく、少しずつ取り入れるようにすること。
それまで全然ジムに行っていなかった人が、急に頑張ってしまっても、すぐに疲れてしまって長続きしません。
スタンフォード大学のBaba Shiv教授は「人は、やり過ぎたと感じた瞬間にすぐにやめてしまうもの」と指摘しています。
やりすぎはいけません。

【その2 :時間を決める】
新たに何か始めたことを習慣化させたい場合は、そのことに取り組む時間を決めることが大切です。
その物事に取り組む時間を決める事で、その時間になったら自然とそのことに取り組むようになるのです。
例えばお風呂に入るという事や食事をするという事も、ある程度の時間が決まっていますよね。
夜になったら夕食を食べるのとおなじように、時間を決めて取り組むことで、そのことが習慣化して日々の生活の中に定着しやすくなるのです。
何かの勉強を始めるなら、それを習慣化するために頭が働きやすい朝に1時間勉強するようにしてみましょう。
朝起きて顔を洗ってそのまま勉強というような流れを作れば、それは習慣化して定着しやすくなるのです。
この時に気を付けたいのは、あまり取り組みにくいような時間だと無理が生じて習慣化することができなかったりします。
あまりにハードルが高い設定だと、結局は計画倒れとなってしまいますので、そのあたりの時間設定は無理しすぎないということが大切なのです。
うまく時間を作るようにして、取り組みたいことを習慣化させるようにしてみるようにしましょう。

【その3 :やる気がなくてもその場に行ってみる】
行動するよりも、“その場に行くこと”を当面の目標にしましょう。
例えば目標がブログを書くことなら“パソコンの前に座る”、自炊なら“台所に立つ”、ウォーキングなら“外に出る”など、とりあえず“その場に行く”ことです。
その場に行きさえすれば、「せっかく来たし、やっておこうかな」と自然と気持ちも切り替わり、大抵の場合、やることになります。
とりあえずその場にだけでも行ってみると、やりたくない気持ちがまるでなかったかのように、やる気が湧いてきます。

【その4 :小さな邪魔を取り除く】
外が寒い時に、朝早く起きるのが辛いという人は多いです。
そんな時に就寝前に翌日の服など、完璧に準備しておくことで、随分と起きやすくなります。
これは、朝起きてから洋服を出したり、準備をしたりという、「嫌な要素」を取り除いたためです。
人は、ほんのささいなことで、やりたくない(行きたくない)という気持ちになるもの。
習慣化を邪魔する小さなものを見つけて、できる限り取り除くようにすると良いようです。

【その5 :人に見せるために記録する】
厳格な食生活を送っている人の能力をテストした研究で、何を食べているか厳しく監視されている被験者は、高いレベルで自己管理し続けることができることが分かりました。
習慣を記録し、チェックされる状況を作れば、長続きにつながります。

【その6 : できたことに意識を向ける】
自分自身を、できなかったときに責めるのではなく、できたときに褒めるようにしましょう。
心理学的にも、小さなご褒美やポジティブな褒め言葉が、習慣を変え、長続きさせることに大きく影響すると言われます。
少しでもできたことを見つけて、がんばった自分を褒めること。
習慣化への道を前進する力となります。

【最後に :名言紹介】
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。
(ウィリアム・ジェイムズ)
投稿日:2016-02-05
返信 14
きょうさん
愚痴!削除
ありがとうございます。
みんな愚痴って良いよ〜って言ってくれるのですが……よっぽど無理な時にしか言えません!って言うか……そうでしたか出ない私自身が居ます。息子もそうですが……私自身にもいろいろあります!息子を見てると私を見ているようで!
私自身は高校の時だけですが!学校に行きたくなくなり、家にいてました!
毎日、頭フル回転でしんどいです!
考えたくないです!
スイマセン🙇
投稿日:2016-02-05
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
謝らなくていいですよ。
親だって疲れてしまうことありますよ。
そんなときは・・・休みましょう。
自分のことだけに時間を使いましょう。
投稿日:2016-02-05
返信 16
きょうさん
こんばんは削除
疲れてるのかなぁ〜もっと何かしないといけないのかなぁ〜って思ってしまって!
焦ってるのかもしれませんね。
それに…自分のしたい事ってなくって…若い時から仕事ばかりだったので…
それに…女性らしい事が好きではないので!
どう自分の時間を過ごして良いのか…あまり良くわからなくって!ひとりでいる時間もあまりなかったから!
投稿日:2016-02-06
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
焦りが一番禁物です。
自分のしたいことがない・・・とのことですね。
それが良いか悪いかは何とも言えませんが、もしもお子さんが同じ回答をしたらどう思われますか?

子は親の鏡です。
親がイキイキと自分の時間を有効に活用し、人生を楽しんでいればそれを子どもは見ています。

親が人生を楽しんでいなければ、きっと自分の将来を見たようになり悲観するでしょう。

女性らしいことが好きではないのであれば、無理にする必要はありません。
なんでもいいのです。
何か見つけませんか。

それをここでアイデアを出し合ってもいいと思います。
投稿日:2016-02-06
返信 18
きょうさん
現在!削除
そうですね。親は鏡ですもんね!
昼間の仕事をやめてしまったので、
みつけようかと思ってます…が…
長男は心か安定してますが……
下の子供は……学校を行きたがらなく…朝毎日学校にいかすのに苦労してます。最近は出来てない事をせめてます!遅れて行くので、やらなければいけない事が出来てなく!
長男、次男と対応が…
優先順位がわからないですm(__)m
投稿日:2016-02-07
返信 19
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
子どもが複数いる場合の優先順位のつけ方って確かに難しいですよね。
どうしたら良いか分からないとご相談をされる親御さんは少なくありません。

自分で「こうしよう」と決めていても突発的なことが起こるのが子ども。
上の子を優先的に・・・と決めていても、下の子を優先しなければならないこともあります。

したがって・・・優先順位を決めること自体がナンセンスなのかもしれませんね。
ご長男・ご次男・・・両方とも「子ども」という括りで優先順位をつけずに対応する。
時には同時に対応。

・・・だと思いますよ。

そんなふうに言ってしまうと「自分の時間を見つけられない」と考えてしまいがちですが、それでもなんとか時間のやり繰りをして探してみて下さい。

心理学の勉強などされると、子育てにも役立つし、一石二鳥だと思いますが・・・。
投稿日:2016-02-07
返信 20
きょうさん
ありがとうございます。削除
私は固定観念にとらわれ過ぎる所があるんでしょうね!長男が学校に行かなくなって3年ぐらいたった時に……長男が病気なのではって思って診療科かに行こうかと思ってた時、病気なのかって思う半面、心理状のものかもって思う事が何度かあり、心理学を勉強しょうかなぁ〜って言ったんですが……その時、通勤が一時間、下の保育所、それに仕事があり1日が時間に終われてしまってたので、勉強が出来る状態ではありませんでした。やりたい事があるなら時間を作らなければならない!ですがね!
最近……自分って何がしたかったのかなぁ〜って思う事が多く。夢?希望?ないなぁ〜って、つくづく!親が可干渉、過保護って、親の幼少期に原因があると……そう言えば、私が小さい時は……母親が入退院の繰り返しで父親は仕事はしてましたが、お酒を飲むと暴力的で、兄と弟に手をあげてたなぁ〜って……あまり小さい時の記憶はありませんが……息子達の感情とか気にし過ぎるのかもしれませんね!
ちょっと……いろいろな意味で自分の事を考えてみます!ありがとうございます。
投稿日:2016-02-07
返信 21
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
この場が自分を振り返る機会になれば嬉しいです。
固定観念にとらわれ過ぎると自分を見失うこともあります。
固定観念を取りはずすコツは心理学の以下の考えを参考にしてください。
投稿日:2016-02-07
返信 22
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
「ABC理論」

自分を変えていくには、まず自分の受けとめ方を変えていくことが必要です。
そのヒントとして、アメリカの臨床心理学者、アルバート・エリスが提唱した論文の「ABC理論」という考え方を紹介します。

「A・B・C」は以下の通り。
A:Activating event(出来事)  
B:Belief(受け止め方、信念、固定観念)  
C:Consequence(結果)

出来事(A)があって、結果(C)があるのではなく、間に受け止め方(B)による解釈があるという考え方です。
この受け止め方(B)が「肯定的(ポジティブ)」な受け止め方であればプラスの感情になり、「否定的(ネガティブ)」な受け止め方であればマイナスの感情となります。

例えば、以下の通りです。
【否定的(ネガティブ)な受け止め方】
(A)旅先で雨が降った → (B)せっかくの旅行が台無し   → (C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だな
【肯定的(ポジティブ)な受け止め方】
(A)旅先で雨が降った → (B)観光客が少ないかもしれない → (C)静かに景色を楽しめるな

同じ出来事でも受けとめ方を変えると結果が変わってきますよね。

このように受け止め方を変えること(=ビリーフ修正)が、「自分を変える」→「自分を好きになる」→「他者も肯定できる」→「他者から好きになってもらえる」→「そんな自分を更に好きになる」という好循環につながり、「自己成長」にもつながっていくことにもなります。

投稿日:2016-02-07
返信 23
きょうさん
ポジティブ!削除
私達親子には、まだまだ遠い道のりなのかもしれませんね!やはり、1年で高校には無理なんでしょうか?ここで、話していると私の仕方が間違ってるきがしてきてなりません!焦ってもダメ、コツコツ……どこから間違ったのか……結局は……学校に戻らす事をみんなは言うのに!私は施設に行くと本人が言った時に学校には戻れないんだと覚悟したんですが……本人が言い出したので、その方が良いのかなぁ〜って思ったんですが……フリースクールに行った方が本人と私にとって良いのかもしれませんね!ひとりでやる限界があるんでしょうね!こんな事言うといろいろ言って下さってる先生方の否定してるようなものですね。スイマセン。
結局……この5年何をしてきたのか……仕事やめてまで!いろいろありがとうございました。
投稿日:2016-02-08
返信 24
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
あまりご自身を責めないでください。
いいじゃないですか。
今、気づけて。

この5年は決して無駄な期間ではないですよ。
そもそも人生に失敗なんてありません。
すべては成功へのプロセスです。

唯一、失敗に近い言葉があるのであればそれは「諦め」です。
投稿日:2016-02-08
返信 25
きょうさん
今日……削除
自分が悪いと認識してはいたのですが……
それをわすれてしまう時がくるんです。
毎日どうしたら良いか?って考えて行動して、その中で自分の精神状態を保って……ってしてるとイライラが増えてきて、ハッと我にかえり、2日ぐらい何も出来なくて、気持ちを落ち着かせて、初心に戻る!そうするとまた、前を向けるんです!この5年そうしてやってきました。
その時に誰かに話さないと、自分が生きてるかわからなくなるし、1度自分自身を責めて落ち込ませたら、這い上がれるので!
今日、施設の親の面談がありました!
そこで、長男の施設の様子を聞くと……だいぶ、人とコミニケーションがとれてきたみたいです。また、話し方も所々変わってきた感じがして、見えてない事がまた見えてきて!
私の心も、だいぶ穏やかになってきました。
これからも無理しないように頑張ります!
諦めたらそこで終わる!
2年前は毎日のように子供達と言ってました!
(忘れてました!)
これからもよろしくお願いします🙇
投稿日:2016-02-08
返信 26
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
こちらこそ、よろしくお願いします。

忘れていたことを思い出してもらえて嬉しいです。


だいぶ、人とコミニケーションがとれてきたみたい…とのこと。
それでいいのです。
一気に変わると反動が大きいです。

少しずつ、一歩一歩、のんびりと慌てず…です。
投稿日:2016-02-09
返信 27
きょうさん
どうすれば……削除
長男は週3回の施設には行くのですが……最近では、休みの日は、携帯を取り上げても、夜中まで起きてます。どうすれば良いですか?
次男は先週、今週とほとんど学校にいきません。無理にでも行かせた方が良いのでしょうか?
投稿日:2016-02-10
返信 28
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
携帯を取り上げても夜中まで起きていることに関するご質問ですが、無理やり寝かしつけることもできませんし、中学生ですからある程度放っておくことも間違っていないと思いますよ。

学校は無理やり行かせなくてもいいのではないでしょうか。
むしろ、無理やり行かせる意味が分かりません。
投稿日:2016-02-10
返信 29
きょうさん
ありがとうございます。削除
長男は……苦しいだと思います。夜中、泣いていたような気がします。後……気持ちを表に出せずにいます。思春期が邪魔してるのか……私にも出さなくなってきてます。ただ……そういう時の次の日は、穏やかに笑顔でたくさんしゃべります。

次男は……私と居たいのと、友達が欲しいって言ってます。だから……学校に行かせた方が良いのかと!ただ……長男の時に無理に行かせてたから、ひきこもりにならないかなぁ〜なんて少し頭によぎったりして!
変わった学校はひとクラスしかないので!
後、4年は同じクラスメイトなんで!
前の学校は4クラスあったので!

私は、私のしてる事が不安のような、これで良いと言う自信のようなものが、いつも交互に出てきてしまって!私自身、心にゆとりをもたないとって思ってますが、いつも空回りしてます!
投稿日:2016-02-10
返信 30
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
不安と自信が交互に出てくるのは当然です。
きっとほとんどの親がそうなのでしょう。

むしろ、「私のこのやり方が絶対正しい!間違っているのは子どもの方!」…そんな親の方がたちが悪いですよ。
そんなダメダメな親を数多く見てきました。

なのであまりご自身を責めないこと。
そして、おっしゃるとおり、心にゆとりを持つこと。
また、すべての事象をポジティブに受け止めること。
そのためのヒントを以下にまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2016-02-11
返信 31
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
アメリカの臨床心理学者、アルバート・エリスが提唱した論文の「ABC理論」という考え方を紹介します。

「A・B・C」は以下の通り。
A:Activating event(出来事)  
B:Belief(受け止め方、信念、固定観念)  
C:Consequence(結果)

出来事(A)があって、結果(C)があるのではなく、間に受け止め方(B)による解釈があるという考え方です。
この受け止め方(B)が「肯定的(ポジティブ)」な受け止め方であればプラスの感情になり、「否定的(ネガティブ)」な受け止め方であればマイナスの感情となります。

例えば、以下の通りです。
【否定的(ネガティブ)な受け止め方】
(A)旅先で雨が降った → (B)せっかくの旅行が台無し   → (C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だな
【肯定的(ポジティブ)な受け止め方】
(A)旅先で雨が降った → (B)観光客が少ないかもしれない → (C)静かに景色を楽しめるな

同じ出来事でも受けとめ方を変えると結果が変わってきますよね。

このように受け止め方を変えること(=ビリーフ修正)が、「自分を変える」→「自分を好きになる」→「他者も肯定できる」→「他者から好きになってもらえる」→「そんな自分を更に好きになる」という好循環につながり、「自己成長」にもつながっていくことにもなります。
投稿日:2016-02-11
返信 32
きょうさん
こんばんは削除
親の責任ってなんなんでしょうか?
教えて下さい。
投稿日:2016-02-15
返信 33
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
親の責任

親の責任ってなんでしょう。
どんな人生本をみても、
「親がしっかりした生きる姿勢をもつこと。人生観を確立すること。
そこから、子どもに対しての十分な説得力も生まれてくる・・・」などと書かれています。

その通りです。

「親になるのは優しいが、親であることは難しい」という言葉を聞いたことがあります。

確かにその通りの一面があると思います。

そして、その親として難しいことの最たるものが、子どもへの躾(しつけ)、教育というものではないでしょうか。

昔から「三つ子の魂百まで」と、「鉄は熱いうちに打て」などと言われますが、人間が一人前の立派な人間として成長していくためには、生まれてから大人になるまでに、人間として大切なことを、しっかりしつけられ、教えられるということが、どうしても必要です。

人間としての生き方というものは、誰からも導かれずして自然に養われるというものではありません。

かつて、インドのジャングルで赤子の時からオオカミに育てられた少女が発見され話題になったことがありましたが、少女はオオカミのように吠えるだけで、もはや人間の生活には戻れなかったと言います。

どのような偉人であろうと、やはり子どものうちに、人間としての正しい方向付けがなされる必要があるわけです。

そうした子どもたちに対する方向付けというものは、広くは、その時々に生きる大人全体が果たすべき役割であり、責任であると言えます。

直接的に、日々子どもに接している親が、一番大きな責任を担っているのです。

したがって、親である限りは、この責任を子どもに対するしつけ、教育という形で、どうしても果たしていかなければなりませんが、これがなかなか難しいのです。
そのために、昔の商家などでは、自分の子を他のしかるべき店に預けて教育してもらうといったことがよく行われていたわけです。

言えることは、親自身が一つの人生観なり社会観というものを、しっかり持つことです。

親が直接的に子どもに「こうしなさい、こうしたらいけない」といったように教えたり、しつけたりすることも、極めて大切だと思いますが、それと共に、あるいは、それ以上に必要なのが、親なりの人生観や社会観を持っていることだと思います。

親にそういうものがあれば、それが信念となって、知らず知らずのうちに言動に現れ、それが子どもに対する無言の教育となっていくでしょう。
投稿日:2016-02-15
返信 34
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
上で説明した「躾(しつけ)」に関しては以下にまとめていますので参考にしてください。
投稿日:2016-02-15
返信 35
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
「躾(しつけ)の三原則」

“国民教育の師父”と謳われた教育哲学者・森信三先生。
SBIホールディングスの北尾社長やレスリング指導者のアニマル浜口さん等々、数多くの指導者が敬愛してやまないと言われています。
その森信三先生の代表的な教えの一つ「躾(しつけ)の三原則」をあるインタビュー記事から紹介します。

 1、朝、必ず親に挨拶をする子にすること。
 2、親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とハッキリ返事のできる子にすること。
 3、ハキモノを脱いだら、必ずそろえ、席を立ったら必ずイスを入れる子にすること。

じゃ、このしつけのコツはというと、まず、母親自身が、ご主人に対して朝の挨拶をハッキリするようにし、また、ご主人から呼ばれたら、必ず「ハイ」とはっきりした返事をするように努力することです。

この「ハイ」という一語によって、その人は「我」を捨てるわけです。
つまりそれまでの意地や張りの一切を投げ捨てるわけです。

同時に、それによって当の本人はもとより、一家の人びとの雰囲気までが変わりだす。

昔ね、登校拒否の中学生をもって困り抜いたお母さんから相談を受けたんですがね、その解決法はただ一つあるだけで、それは明日からあなたがご主人によく透る声で「ハイ」と返事をされることですといった。

その人はその通りしたんでしょう、その子どもはその後11日目にはもう登校しだしたとのことでした。

「ハイ」という言葉が本当にいえたら、非行少年でも徐々に変わってくる。

ところが、本当に「ハイ」がいえる婦人は100人のうち、2、3人じゃないかな。

表現を変えればね、これだけの俸給を得るために、主人がどれほど下げたくない頭を下げ、いいたくないお世辞をいっているか。
…ということのわかる奥さんにして、初めて聡明な母親となるわけです。

インタビュー記事は以上です。

「躾(しつけ)」とは「身」を「美しく」と書きます。
まずは親が日常の立ち居振る舞いを美しくすることで、それを見ている子どもも変わってきます。
「親が変われば、子も変わる」…これは我々が長年伝え続けてきたことです。

ぜひ、実践してみてください。

投稿日:2016-02-15
返信 36
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
おまけの参考に…。

「子育て四訓」

一.乳児はしっかり肌を離すな
二.幼児は肌を離せ、手を離すな
三.少年は手を離せ、目を離すな
四.青年は目を離せ、心を離すな

子どもたちの問題行動が、人間愛、親子愛の欠落に起因している部分が多いと言われています。
問題行動の背景に愛情不足や親子の分離不安があり、いわゆる、親や社会に対する“甘え”があります。
しかし、そうした子どもたちに「甘えるな!」といってみても、そうせざるを得ない過程を経てきているのです。
親としても、大人としても、社会としても、そこに目を向けることが必要です。

「一.乳児はしっかり肌を離すな」
胎児期には、文字通り母子は臍の緒でつながり、羊水の中で守られています。
出生と同時に赤ちゃんは外界にさらされ不安になり、その心の安定を保つためにも、しっかりと肌と肌を触れ合わせることが大切なのです。
サルの子育てで言えば「抱いてちょうだい」の時期です。
人間は生まれて一年間はほとんど受身の状態で、二足歩行ができるまでは、母親の胸は“子宮”の延長であり、しっかり抱かれることによって、赤ちゃんは「守られている」「かわいがられている」と無意識のうちに感じ、信頼し安心するのです。
それが、愛情や信頼、情緒安定、他人を思いやる心など、人間形成の基盤になります。
乳児期の親子の接触はとても大切なのです

「二.幼児は肌を離せ 手を離すな」
幼児は乳離れをするが、一気に離すのではなく、常に親がそばにいることで、「心配しなくてもいいよ」という安心感を与えることが大切。
サルの子育てで言えば「下ろしてちょうだい」の時期。
ちょっと周囲のものに注意や関心があり、自立させるための第一段階だ。自立に目覚める幼児期は、完全な保護から社会に向いて一歩を踏み出す時期といえます。
昨今、子育ては苦痛なもの、苦しみを伴うものという感覚を植えつけ過ぎ、安易に生きることが奨励されすぎていますが、。本当の生きる喜びとは、親子の絆を大切にし、温かい家庭を作り、その延長として健全な社会を形成していく、そうした家庭の社会的意義について考えたいものです。

「三.少年は手を離せ 目を離すな」
少年(少女)は、友達との付き合いによって社会性が育つ時期なので、ここではしっかりと手を離し、活動範囲を広げてやらないといけません。
ただし、いろんな危険があるので、目を離してはいけません。
サルの子育てでいえば、『一人にしてちょうだい』という時期であり、親猿はこの時期、遠くから子猿を見守り、子どもが何かで声をあげるとすっ飛んでいくのです。
人間も学ぶべきところが多いのではないでしょうか。
この時期、子どもが親に反抗したり、非行や問題行動に走ったり、いろんなことで苦しい思いをするかもしれません。
しかし、それは成長の過程です。
親として逃げず、共に成長することを心がけるべきなのではないでしょうか。
子どもの荒れの背景には、親や友人に『こちらを向いてほしい』というメッセージであることが多いです。

「四.青年は目を離せ 心を離すな」
青年期にまでなると、完全に自立していくために、自分なりの生きがい、進路を歩んでいくときであるが、気持ちの上では、心を離してはいけないということです。

いずれにしても、子育ての最終的な責任は親にあるという基本を忘れてはいけません。
投稿日:2016-02-15
返信 37
きょうさん
ありがとうございます。削除
いろいろありがとうございました。
結局……どうしたら良いのかわかりませんね!
専門科に聞いても……一緒って事なんでしょうね。
学校は行きたかかったら行き、行きたくないなら行かなくても……
まぁ〜仕方ない事でしょうね。
アドバイス頂きありがとうございました。
投稿日:2016-02-17
返信 38
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
>結局……どうしたら良いのかわかりませんね!
>まぁ〜仕方ない事でしょうね。

我々のアドバイスは参考にならなかったようで大変申し訳ございません。

コミュニケーション方法を含め、我々の経験から一生懸命、助言をさせて頂いたつもりでしたが、お役に立てず申し訳ございませんでした。
投稿日:2016-02-18
返信 39
きょうさん
良いえ!削除
すくにどうこうなるものではないと思ってます。
アドバイスは私の心に記憶させて頂き、
息子達とは、これからもいろいろ辛い事、しんどい事あるとは思いますが……ちゃんと、前を向き合って心でつきあっていければ……
って思ってます!
ありがとうございました🙇🙇🙇
投稿日:2016-02-18
返信 40
伊藤幸弘教育研究所さん
きょうさんへ削除
応援します。
またいつでもここに来てください。
投稿日:2016-02-19
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