不登校や引きこもりの子供・成年たちの為にフリースクールを全国に展開しております。
Navigation

お悩みNO.207
コナンさん
高校1年生娘 不登校そして非行削除
今現在の状態は、
・起立性低血圧がひどく、朝普通の時間に起きることが難しくなっている。夜早く寝ようとしても、眠れないことが多く、寝付くのが夜中の2時3時のことも多いため、昼夜逆転の生活になっている。
・心療内科に通院中で、血圧を上げる薬を服薬中。主治医からは、とにかく朝7時に起こして朝の光を浴びるようにとの指示があった。しかし、ほとんど起きることはできない状況。
・なんとか起きると、昼頃に寝てしまい、そのまま夕方まで寝てしまって一日何もできなかったり、一日頑張って起きていると、夜中3時に寝て7時に起きる、睡眠時間4時間となってフラフラ状態。
・朝起こさないと、起きるのは10時以降なので、学校には行っていない。
・「学校に行こうという気持ちはあるが、体調が良くないので行けない。こんな自分が情けない」と言っている。
・午後からは調子が良くなってくるので、学校が終わった友達と夕方から遊びに出かけている。帰ってくるのが夜中になることがほとんど。
・週3回くらい居酒屋でバイトをしている。
・化粧はもちろん、タバコを吸ったり、酒を飲んだり、毎夜遊び歩いている。
・夜間外出で一度警察に保護されている。
・親の注意は聞き入れない。
・通信性高校に転校しようかと考え中。

*今までの経歴
・幼稚園の頃、何でも一人で出来る子だった。人のお世話をするのが大好きな子。しかし、だんだん友達の中に入ることができなくなり、登園渋りが始まった。
*小学校も、最初は良かったが2年生頃から友達にいじめられたり、うまくいかなくなり、不登校気味に。5年生の時に、本格的不登校になり、私立の学校に転校する。しかし、また不登校に。
*中学は地元中学に戻ったが、やはり不登校に。自分を責め、リストカットをしていた。学校に行けないので、ひろばに通級するが、そこにも行くことができず。中3になって普通の高校に進学したいと、塾に通い、登校も始め、受験。私立の普通高校に合格。

*自己肯定感がとても低く、「生まれてこなきゃよかった」「どうして病気にならなんだ」「骨折していたらみんなにわかってもらえるのに、不登校なんて誰にもわかってもらえない」などを繰り返して言っています。
・親への信頼度が低いのは感じます。
過保護にすることが足りなかったと思うところがたくさんあります。
今、娘が考えていることがわからなくて、困っています。話を聞こうとしても、娘はイライラしてしまって「なんでわかんないの!」と話の途中でキレてしまったりします。
「聴く」ことに徹しているつもりなのですが、私はなんとか娘の問いに答えを出そうとしてしまっているようなのです。「どうしたらいいと思う?」ってよく聞かれますが、答えるのが怖くなってしどろもどろになってしまったりします。
*父親は娘を理解しようとはしません。
一度約束を破った奴は次も守るわけがないんだという言い方をします。お酒が入ると、話したことは覚えていません。夜は話ができません。娘にしっかり叱るというよりは、母の私に文句をぶつけてくる感じです。一緒に考えるという状況ではないです。

娘の気持ちをわかり、今までの足りなかった過保護の部分を補っていきたいと思っています。
まずどんなところから、変えていけばいいのでしょう。ご意見をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
投稿日:2013-12-12
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
はじめまして。
高1の娘さんの不登校に関するお悩みですね。

ご主人の協力も得られず孤軍奮闘で娘さんと向き合っているご様子。
今までお一人で悩まれていたのですね。
大変だったと思います。

そんな中、この掲示板に書き込みを頂きありがとうございます。
これからは一人ではありません。

是非、一緒に考えていきましょう。

さて、娘さんの気持ちをわかり、今までの足りなかった過保護の部分を補うために、まずどんなところから、変えていけばいいのかとのことですね。

娘さんとの信頼関係の構築を図るためには娘さんとのコミュニケーションが大切です。

カウンセラーとクライアントも信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件です。

ではその信頼関係の構築にはどうすればいいか。

それはコミュニケーションを上手にとること。

ではどうすればコミュニケーションを上手にとれるか。

それはコミュニケーションの2つの柱「聴き方」「伝え方」を意識すること。

長くなりますがその方法をお伝えします。

まずは「聴き方」です。

「聴き方」って意識したことあります?

「話し方教室」とか「話し方の本」ってありますが
「聴き方」に関する本って意外と少ないんですよね。
でもこの「聴き方」が重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく
「心」の文字が入っている「聴く」です。
…相手を受け入れて相手に話しに耳を心を傾ける。
専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには2つの聴き方に分かれます。
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」

それぞれポイントは3つ!

「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイントは…
1.黙って聴く
これは意外と難しいんですよね。
相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる。
相手を受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたり…。
大きくうなずくときは「なるほどねぇ?」と言う意味があり小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。
それにより相手は「聴いてもらえてる」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
…というようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾を繰り返してあげてください。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。
その際は、はっきりと親としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつきます。
これも効果的ですよ。
悩みを打ち明け始めたら相手は一気に話してきます。
それこを途中でさえぎりたくなるくらいに。。。
最後まで聴いてそれをまた繰り返すのも時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは楽しかったね」「それは悔しいね」「それはムカつくね」
こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

…聴き方は以上です。

次に伝え方。

相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく
「何が伝わったか」が大切です。

そうすることで子どもに対して
自分は親にどれだけ大切に思われているかを実感させてあげてください。
それを伝えるには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」
…まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使って。。。

相手に思いを伝えたいとき!
「Iメッセージ」が効果的です。

相手にメッセージを伝えるときって二通りの方法があるんですよね。
「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」

コミュニケーションを外す人って主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまってるケースが多いです。

例えば…僕がリビングで本を読んでたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」
「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」
「“お前が”隣の部屋で見なさい!」

こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」
…これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困ってるんだよ

その後に
「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。

「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいですよね。
だからコミュニケーションがドッジボールにならないように聴き方や伝え方に気をつけてみるのもひとつの手段です。
投稿日:2013-12-14
返信 2
コナンさん
アドバイスありがとうございます削除
母である私は、養護教諭として仕事を続けています。子どもの話を聴くということは仕事としてずっと続けてきて、仕事としてはうまく話しを聴けていたと思います。しかし、自分の娘の話を聴くことはうまくできていなかった。仕事で疲れきって帰宅した私に娘は気を使って遠慮して話さない、私ももう聴くという元気もなく、面倒だと思ってしまう・・・という状況が続いていたのだと思います。
 今は、娘もいろんなことを話してくれるようになってきていますが、まだまだ足りないと思います。
 私メッセージ、意識して話しているつもりで、ついついyouメッセージになってしまうので、怖くなって余計なことは言わないようにしようと思ってしまいます・・・
投稿日:2013-12-21
返信 3
コナンさん
喫煙のことで・・・削除
前に、友達とタバコを吸っていたことが高校にバレて、反省のために学校で自主勉強と反省を1週間したことがあります。「もう吸いません」と決意表明を校長先生の前でやりました・・・
 しかし、やめていなかったのです。臭いがするので「吸っているのじゃないか」というと「吸っていない」と言います。そんな中、吸っているところを見つけて注意しましたが、「そんなことしたって吸うからね」と言って終わりでした。
 そんな時、伊藤先生のDVDやメルマガを見ているうちに、親が本気でぶつかっていくこと。ダメなものはダメだという勇気が大切。といことを学びました。
 ある時、部屋から煙の臭いがしたので、部屋に行くとやはり吸っていました。「やめなさい!」といって、残っていたたばこも取り上げました。
「返してよ」「返さない」
「そんなことしたってまた買ってくるし、やめないから」「夜中に出て行って買いに行く」「絶対にやめさせる」・・・・
押し問答が続き、かなり荒れて、今までの不満も爆発し、もめにもめましたが、絶対に引かないぞ!という強い気持ちでぶつかりました。
 すると・・・なんとその後、一緒に夜ご飯を食べ、家族でテレビを見て、くつろぎ、私と夜中まで話をしたんです。
びっくり!でしたが、とってもうれしかった!! 
本気で向き合うということはこういうことなのかと思いました。

投稿日:2013-12-21
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
コナンさんは養護教諭としてお仕事をされているのですね。
であれば、前述の我々のメッセージは釈迦に説法だったかもしれません。

でも仕事と家庭では違いますよね。

お仕事で傾聴をし、Iメッセージをしているとついつい家庭でまでも…と思ってしまいますよ。
そのお気持ちは十分すぎるくらいわかります。

ぜひとも怖がらずIメッセージを伝え続けてください。
投稿日:2013-12-21
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
たばこの件。

コナンさんが本気で娘さんと向かい合った結果ですね。
我々も嬉しいです。

もしかしたら娘さんはこんなやり取りを望んでいたのかもしれませんね。

もっともっと自分に関心を向けて欲しい。
だから非行という手段を使って親の関心を自分に向かせていたのかもしれません。

「愛情」の対義語は「憎しみ」ではありません。
「愛情」も「憎しみ」もプラス・マイナスの差はありますが、相手に関心があるからこそです。

「愛情」の対義語は「無関心」です。

これからも関心を持ち続け、本気でぶつかっていってください。
投稿日:2013-12-21
返信 6
コナンさん
ありがとうございます。削除
掲示板で私(親として)の行動認めていただいたことで、私も少しホッとしました。
いつも誰にも頼ることができず、迷いながらここまできました。
親子で様々なところへ相談に行きました。その度にうまくいかず、喪失感が積もっていくばかりでした。
娘と一緒にどれだけ泣いたことでしょう。
今思うと、「誰も本当にわかってくれる人はいない」という気持ちが強かったのだと思います。

だから、ここでわかっていただいたことがどれだけ心に染みたかわかりません。伊藤先生がDVDの中でお話されていることがとてもとてもあたたかく、そして具体的で、現実的でしたので、「うちの娘もきっと良くなる」と思えました。

とはいえ、なかなか過保護と過干渉の線引きが腑に落ちていないところがあったり、まだまだ手探りの状態ではありますが、頑張って前に進んで行こうと思っています。
投稿日:2013-12-23
返信 7
コナンさん
約束を守るということ削除
友達と出かけて、帰ってくる時間が12時を過ぎることがよくあります。
せめて11時には帰るようにと言っているのですが、
「そんな約束した覚えはない」「絶対に無理」「そんなこと言うなら帰ってこないから」などと理屈を言います。

夜遅いと危険なことが多いことや未成年者の外出の規制のことなどを話して聞かせても、
「私だけ早く帰るわけにはいかない。雰囲気が悪くなってしまう」
周りの雰囲気に合わせてしまうところが強いせいもあると思いますが・・・

厳しくいうだけでは反発するばかりのような気がしています。

どんな対応をしたらいいのか教えていただけると助かります。
投稿日:2013-12-23
返信 8
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
今まで娘さんと一緒に多くの涙を流されてきたんですね。
いろんな相談所でうまくいかず喪失感の中から孤独感が強くなり悲しい想いをされたことかと思います。

そんな中でここを選んでいただき書き込みをしていただけたこと、嬉しく思います。

コナンさんはここで「理解されることの喜びの大きさ」を実感していただいたのかと思います。

是非、娘さんにもその喜びの大きさをかんじさせてあげてください。

さて、過保護と過干渉の線引きです。
過保護も過干渉も「過ぎる」ことには変わりません。
保護が過ぎる、干渉が過ぎる。

この違いは、過保護は子どもが望んでいることをやってあげすぎることです。反対に過干渉は、子どもが望んでもいないことをやりすぎることです。どちらも、やリすぎることですが、望んでいることをやりすぎることと、むしろいやがっていることや望んでもいないことをやりすぎることでは、大きな違いがあるように思えます。

過保護は子どもを育てるうえで悪い育児の代名詞のようになっています。「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。子どもは主として母親をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。一方、過干渉はどうでしょうか…。幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。

コナンさんの娘さんは必ずいい方向に向かいます。
それを信じてこれからも一緒に考えていきましょう。
投稿日:2013-12-23
返信 9
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
その上で約束を守ることを徹底させることは大切です。

どこの家庭でも「門限」というものはあります。
万が一、娘さんの交流関係でなかったとしても「これは我が家のルール」ということを先に言ってもらっていいです。

そして、門限を守ることは決して恥ずかしいことではないことを娘さんと徹底的に話し合ってください。
むしろそれはかっこいいことです。

親子で決めた門限ひとつ守れずにこれから友だちとの約束を守っていける子になれるでしょうか。

これを厳しく言わずに諭すのです。
自分だけ早く帰るわけにはいかない状態でも、雰囲気を悪くせずに門限も守るという両方をできちゃう人間になれたら素敵ですよね。
その素敵な人間になるために親子で「ブレスト」してください。

ブレストとは、ブレインストーミングの略称です。
ブレインストーミングとは、従来の方法や考え方、先入観にとらわれず、自由なディスカッションを通じて新たなアイディアや解決策を引き出そうとする手法のことです。

企業の会議などで取り入れられています。
これを家庭(親子)でやるのです。

まずは「自分だけ早く帰るわけにはいかない状態でも、雰囲気を悪くせずに門限も守るという両方をできちゃう人間になる方法」というお題で意見を出し合います。

出し合ったアイデアはすべて紙に書きだしてください。
とにかく一つでも多く。
出された意見に対して決して絶対に批判をしないことが重要です。

第一段階ではとにかくアイデアを出すこと。

そして第二段階で出されたアイデアの中から実現可能なものをいくつか抽出しましょう。
そしてその抽出されたアイデアを実現するためにはどうすればいいか親子でまた考えます。

これで最終的にひとつに絞りそれを実行するのです。

是非試してみてください。

投稿日:2013-12-23
返信 10
コナンさん
父親の対応削除
いつもアドバイスありがとうございます。

数日前、またタバコを持っていたのをみつけたので、取り上げようとしたら、
「絶対に渡さない」と言うので
、「タバコやめないのなら携帯没収する」と実力行使をして携帯を取り上げました。
「タバコを渡したら携帯を返すよ」
「絶対に渡さない。どうしてそうやって無理矢理奪おうとするの?タバコが無駄になるし、時間は遅れるし、連絡取れないし、今日でかける予定もドタキャンじゃん!」
「携帯なくたっていいからタバコは渡さない!」

携帯を取り上げたあとは、最初怒っていましたが、
そのうち、
「あ?ひま??することない?」
と言いながらも笑顔でのんびりと過ごしていました。

数日後、「タバコ渡すからケータイ返して。」
と言ってきた時に、そばにいた父親が、
「もう吸わないんだな?」
「吸わないよ。20歳になるまで吸わない。」
「なに屁理屈言ってんだ。周りが吸っていても吸わないって誓えるのか」
「吸わない」
「こないだも吸わないと言ってまたタバコを買ったんじゃないか。できるわけない」
「吸わないて言ってるじゃん」
「じゃあ、念書書け。絶対吸いません。吸ったら携帯を取り上げてもいいです、と」
「はあ?なんで吸わないって言ってるのにそこまで必要なの?」
「信じられないから」
「あーそう!ならいいよ。ずっと携帯なしでいいよ。その代わりタバコやめないから!」
・・・・・・・・・・
いつも父と娘でこんな会話が延々と続くのです。

ですから、娘たちは、父親と話すのを嫌がります。

今日も、結局大声で怒鳴り合いになって、「後はもう俺は知らない。お母さんと話をすればいい。」
などといじけるのです。

私は、娘が決心をしてやめるといった気持ちを受け止め、信じてあげたいと思ったのですが・・・なんどか嘘をついていますが、本気で言っていると感じられたので信じようと思いました。

私は、間違っていますか?

娘の行動に対してどうしたらいいのか、迷いながらではありますが、やめてほしいの一年での行動です。

「できるわけないだろう」という父親の言葉には本当にがっかりしてしまいました。

父親は教職です。こうあらねばならない・・・という考えは大きいです。いつも揉め事が大きくなってしまうのです。




投稿日:2013-12-24
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
タバコの件、信じてあげてよかったと思います。
母親であるコナンさんが「本気で言っていると感じられた」というこの想いが大切です。

そして、それを伝えるべきでした。
「わかった。お母さんも本来なら念書の一つくらい書いて欲しい気持ちだった。だって今まで何度も信じて裏切られたから。でも、今回はあなたの本気を感じ取ったから、携帯を返すね。信じているからね。」

これでいいのです。
最後に「でも、もしもまたタバコを…。」と続けないように。
今回は信じたというのであれば信じ切ることが大切。

仮定の話で「もしもまた吸ったら」はあり得ません。

ご主人と二人で相談して、その方向(信じる方向)で話し合われてみてはどうでしょう。

ご夫婦で話がまとまったら、娘さんを呼び、冷静に伝える。
「親に信じてもらえた」という喜びを与えてください。

コナンさんは間違っていません。
投稿日:2013-12-24
返信 12
コナンさん
伝えることの難しさ削除
ありがとうございます。

自分の気持ちを伝えることができたらよかったのですね。

Iメッセージ。

伝えることがなかなかできないでいます。感じたこと思ったことを言葉にして伝えていく、そのことにすごく抵抗を感じています。


多分私自身が親に対して気持ちを伝えていくということをしてきていないからだと思います。

聴いてくれる、わかってくれると思わなければ話そうという気持ちにもなりませんからね。

親としても一つ一つ取り組んでいかなければ、という感じです。

今の娘の状態は、ダダっ子のような感じです。
私は友達を家に泊めたい。といってきかない。ダメなら、ほかの子の家に泊まるか、外でずっと遊ぶから・・・それでいいのね!

こんな感じです。
これはワガママのような気がして、迷いましたが、家にいて目の届くところにいるほうがいいと思いましたが、どうお考えでしょうか。

投稿日:2013-12-25
返信 13
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
お友だちを家に泊めるのは良いと思いますよ。
ただし、それは相手の親も納得した上で。

高校生とはいえ未成年です。
相手方の親御さんからしたら我が子がどんな家に泊まってるのか心配ですよね。

その心配な気持ちはコナンさんもご理解されていると思います。

お友だちが遊びに来ることでどんな子と普段いるのか、親も分かります。

ダダッ子でもいいのです。

反抗と甘えを繰り返し、子どもは成長します。

投稿日:2013-12-25
返信 14
コナンさん
夫婦で取り組む難しさ削除
いつもありがとうございます。

反抗と甘えを繰り返すということですね・・・けれど、反抗を何度も繰り返されると、
「ああ?またか・・・」
と落ち込んでしまいます。

1回で治るものではないのでしょうけど・・・

今回は、夜10時過ぎに友達から電話が来て、誘われた様子で、出かける用意をし始めた娘。
それに気づいた父親が、
「今頃から出かけるのはダメだ。許さない。」
「そんなこと言われても勝手に出ていくから。11時にまでに返ってくればいいんでしょ。」
「ふざけるな。今から出かけるなんでダメだ。11時に帰ってくるつもりなんてないんだろう。とにかく許さない。」
「お父さんにいろいろ言われたくない。」
「なんだその口の利き方は」
「うざいんだよ。もういい!とにかく出て行くから。」
と言って出かけようとした娘の腕を掴み、力づくで押さえつけていました。
娘は泣きながら、
「夜中になったら出て行ってやるんだ」と叫んでいました。

こんなような事は日常茶飯事ですが、行動しようとした時に、力で止めるということはどうなんでしょう?

娘は泣いて興奮して怒りまくって結局は家を飛び出しました・・・
投稿日:2013-12-27
返信 15
コナンさん
警察へ削除
そうして飛び出した娘を追って、私も追いかけて行きました。

そうしたら、警察署に向かっていたんです。
「警察に虐待を受けたって訴えてやる」と言って駐在署のドアを開けました。
「家出してきたって行くんだからついてこないで」
そう言われたけれど、そのままにはしておけないので、一緒に入って行きました。

駐在所には3人の警察官がいらっしゃって、娘と母は別々に事情聴取。

家族の様子、職業などはもちろん、父親の暴力がないか、娘からはないか、どうしてここへ来たのかなどを聞かれました。

結局、「家庭で愛情を持って接することをしてください」と言われて、家に帰るよう促されました。

「帰ろう」と言っても、娘はまだ気持ちが収まっていなかったようで、冷たい雨の中を怒り、泣きながら歩き、近くの自然公園の沼がある藪の方へとどんどん歩いて行きました。
私もついて行き、沼を見つめている娘を見守っていました。しばらくしてから、娘のそばに行き、
「守ってあげられなくてごめんね」と言って抱きしめました。

娘はかたくなでしたが、だんだんと話をしてくれ、父親に対する怒りを開放していったようでした。

ああ、もっともっと娘のそばにいて、わかってあげるようにしなくては・・・と思いました。

これから、父親とどんな風に接していけるか、私が気を配るべき事は何かを教えていただけると助かります。
よろしくお願いします。

投稿日:2013-12-27
返信 16
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
コナンさんが気を配るべきこと。
2点挙げます。

1点目は、今回のように娘さんを見守り時には抱きしめてあげること。
その点で今回のご対応は素晴らしかったと思いますよ。

事実、力ずくで抑え込もうとしたご主人よりも抱きしめて「守ってあげられなくてごめんね」と言ってあげた方が娘さんは心を開いたわけですよね。

投稿日:2013-12-28
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
さて、2点目です。

それはご主人との件です。
娘さんをご主人から守るためにもご夫婦で今一度、子育てに関して議論をされた方がいいのであないでしょうか。

今回、娘さんが警察に駆け込んだことがいい機会です。

ご主人の目的は「娘さんを夜遅く外出させない」ということだったわけですよね。

友だちのところに行ったわけではありませんが、結果的に遅い時間い外出してしまった。
目的が達成されなかったということは、今回のやり方は間違っていると言えます。

イソップ童話の「北風と太陽」で例えるならご主人のやり方は「北風」ですよね。
コナンさんの対応は「太陽」でした。

今までの書き込みから想像するとご主人はこうと決めたらあまり周囲の人の意見に耳を貸さないタイプかと思われます(間違っていたらごめんなさい)。

でも、それでも、娘さんのためです。
じっくりと時間を掛けてひざを突き合わせ、娘さんの子育てに関してご夫婦で話し合いを持ってください。

その時までににコナンさんの子育てに関する考え方やご主人に対する意見などをまとめておいてください。

そしてその結果(ご主人の意見や考え方、リアクション等)を教えてください。

その上でその後の対応方法を一緒に考えていきましょう。
投稿日:2013-12-28
返信 18
コナンさん
夫婦の問題です削除
いつもあたたかいアドバイスをありがとうございます。

夫と話をすると、結局いつも分かり合えないまま、で終わってしまう・・・という感じです。

先日は、
毎日出かけて行っては帰りの遅い娘に対して、何度も
「何時だと思ってるんだ。帰ってきなさい」「いい加減にしなさい。電話をよこしなさい」
と電話・メールを数分おきにしていました。

娘はそれは一切無視で、電話には出ず、メールも無視です。
あまりに遅くなって私がメールをすると、「そろそろ帰るから」と返事がきます。

「娘を信じて待つしかないと思う」と言うと、
「信じるねえ・・信じて何回裏切られたんだ。信じて裏切られるのは親だ。ダメなものはダメだと言うしかない。」
「怒って解決するんならいいけれどそうじゃないから、私は彼女の話を聞こうと思う」
といえば、
「話を聞いたって、その時だけいいように言って終わりだ。聞いたってしょうがない。」

そんな感じのやり取りになってしまい、
「じゃあ、どうすればいいと思うの?」
と聞くと、
「俺はわからないねえ・・・信じてやればいいんじゃないの?」
というような感じです。

娘のためと思って話をするのですが、そんなことが繰り返されて、夫と話をすることがためらわれる状況です。
投稿日:2014-01-14
返信 19
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
ご主人との話し合いは平行線ですね。
きっとご主人も言われたことは分かるのでしょう。
でも、あまりにも図星で反発してしまうのではないでしょうか。

コナンさんのおっしゃることは正論です。
でも正論は時にナイフにもなってしまいます。

子育てに関する価値観の違いは他のご夫婦でも大きな問題です。

まずはご主人の言うことを受け入れる。
その上でコナンさんの意見を伝える(Iメッセージで)。

お互いの目的は同じです。
娘さんを思うがゆえのすれ違いです。
手段が違うのです。

言い負かすことは簡単。
でも言い負かしてはご主人の立場もないのでここはひとつコナンさんが大人になってまずはご主人の子育てに関する主張を聴きましょう。

それをここで教えてください。
その対処法…一緒に考えていきましょう。

時間は掛かりますが大事なことです。
投稿日:2014-01-14
返信 20
コナンさん
夫の声に耳を傾けること削除
おっしゃるとおりです。

いつも言い合いになって、
「どうせいつも俺が悪いんだ。」
と言っていました。

娘の気持ちをわかってほしいと思って言っているつもりが、夫を責めていることになっていたということですね。

「どうせ俺なんて・・」
「俺はこんなに大変なんだ」
という夫を、子どもと同じで情けない、もっと大人になってくれないかしら、自分が大変と思うならなぜ子どもの大変さをわかってあげられないの?・・・と思っていました。

夫に関係がある話を聴いてあげているときはきげんがいいけれど、娘の話になると急にスイッチが入ったように身構える感じです。

もう一人大きな子どもがいるような感じです。

投稿日:2014-01-20
返信 21
コナンさん
最悪の事態です削除
娘のバイトというのは、援助交際のようです。とんでもないことになってしまいました。悲しみで胸がつぶれそうです。
姉が聞き出してくれたのですが、母には内緒と言われたそうです。
とにかく家から出さないようにしようと思います。警察に届けようにもどんなふうにしたらよいのか・・・
父親に話すにも、怒りまくったあげく家を飛び出してしまってはと、悩んでいます。

投稿日:2014-02-18
返信 22
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
バイト…援助交際のようとのこと。
お姉さんが聞き出したその情報は確かなのですね。

であれば「内緒にして欲しい」ということは守る必要はありません。
お姉さんにもそれを伝えましょう。

親としてすべきことはひとつです。

本人と徹底的に話し合い止めさせる。

これは犯罪です。
相手が分かるのであれば警察に届けることも親としては求められますよ。
投稿日:2014-02-18
返信 23
コナンさん
話はしましたが・・・削除
本人と話をしました。頭ごなしに叱ることはしませんでした。父親もかなり穏やかに話をしていました。
本人は「やっていない」「仲介役をしただけ」とうそを突き通しました。
「とにかくそのバイトだけは犯罪なのだし、やめてほしい」ということを伝え、もうやらないと約束をしました。

しかし、夜は出歩き、無断外泊が続いています。何もしないで家にいることが耐えられない、ただ家にいるだけなら生きている意味がないといいます。

今は、やっていないようですが、また誘われてしまいそうで怖いです。
投稿日:2014-03-14
返信 24
コナンさん
話はしましたが・・・削除
本人と話をしました。頭ごなしに叱ることはしませんでした。父親もかなり穏やかに話をしていました。
本人は「やっていない」「仲介役をしただけ」とうそを突き通しました。
「とにかくそのバイトだけは犯罪なのだし、やめてほしい」ということを伝え、もうやらないと約束をしました。

しかし、夜は出歩き、無断外泊が続いています。何もしないで家にいることが耐えられない、ただ家にいるだけなら生きている意味がないといいます。

今は、やっていないようですが、また誘われてしまいそうで怖いです。
投稿日:2014-03-14
返信 25
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ削除
娘さんと話をしたのですね。
今はやっていないとのこと。
まずは信じましょう。
親が子を信じる姿は子どもに伝わります。
「信は力なり」です。

頭ごなしに言わなかったことは良かったと思います。

想いを伝えるときは「Iメッセージ」で。
投稿日:2014-03-14
返信・コメントはこちら
削除用パスワード(同じものを2回入力してください)

掲示板トップに戻る