報道各社への説明文
報道関係者の皆様へ
弊社に対する集団訴訟が提起されるとの原告側だけの主張が掲載された2020年10月20日付けの偏向記事が配信されたことは把握しております。
現段階では訴状が届いていないため原告側の主張の詳細は明らかではありませんが、ご本人の同意なく弊社の施設に同行してもらうことはありませんので全面的に訴訟の内容を争う予定です。
当該記事を執筆した記者から、当社に対して問い合わせがありましたが、それは、突然メールを1通送り、一方的に期限を設定したものであり、しかも、原告側の主張があたかも真実であることを前提とし、質問内容も漠然としたものでした。そこで、当社は、代理人弁護士を通じて、記者に対し、質問内容を具体化するよう求めましたが、記者からこれに対する回答はなく、逆に、追加の質問を含め1時間後までに回答を求める旨のメールが送られてきました。そこで、当社は、記者に対し、誠意をもって正確にご回答するために、質問事項を具体化するよう改めて求めましたが、記者からこれに対する回答がないまま、偏向記事が配信されました。ひきこもりの背景事情は、個々に異なりますし、しかも、非常に複雑です。
報道にあたりましては、原告側の主張を一方的に取り上げるのではなく、入寮の経緯やご家族の思い、施設における生活状況などにつきご家族や施設側の意見も丁寧に聞き取り、それぞれの意見の裏取りを丹念に取材した公平中立な報道をお願いしたいと存じます。
近年、ひきこもりに関連した痛ましい事件が発生し、社会問題として論じられています。その裏側には、何年も問題が解決せず、経済的にも精神的にも限界を感じている家族が多く存在します。弊社としましては、引きこもり問題で悩み苦しむ家族が偏向報道で委縮してしまい助けの声を上げられない状況にならないよう願うばかりです。
一般社団法人若者教育支援センター
ワンステップスクール 代表 広岡政幸