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お悩みNO.626
なっちゃんさん
高校一年の息子不登校➡ひきこもり削除
高校一年の長男は、小学中学時代友達も多く学校大好きな息子でした。中学二年の頃に、反抗期なのか私が口うるさく言うと、怒りに任せて壁に穴が開いたこともありました。中学でもこういうことをしているのではないかと心配になり、担任に聞くと長男がそんな事をするの?ってビックリされること多かったです。優等生というわけではないですが、学校では友達と遊び、部活をやり本当に楽しかったという言葉ばかりでした。
幼少の頃より、こだわりが強いところもあり、宿題をしてないと学校行かないとか、遅刻しそうなら行きしぶりがあったり、数学だけがたけてる、まーいーやと思うところを思えないふしがありました。その度に、私は怒り、幼少時は手をあげたり、けったり、暴言で怒ることが多かったです。その為か、学校での教育相談時は、先生方より長男が誉められてない気がする、頑張っているのでもっと誉めてくださいと言われることもありました。
私自身が、母親がヒステリックに怒鳴り、世間体のことばかり気にして、点数が悪ければ家では蹴られたり髪を引っ張ったり、線香で手をじゅっと焼かれたり、そんな中で育ちました。父親は優しいが、かばうことはなかったです。
子供にはそんな想いはさせないとおもっていたのに、実際は重なることが多かったです。心では、この子がちゃんとしないから、この子が悪いんだと。
息子は進学高校に進み、夏休み前より行きしぶりが始まりました。課題が間に合わない、また甘えだと思い、引っ張ったりしてましたが、トイレに閉じ籠り動かない。いじめなのか?しかし、本人はうるせーちげーよ!と叫んでました。
夏休み明けは、定期テスト赤点でも受けて、そのあと体育祭なので、担任と体育は好きだからともう行けると言っていたら、テストの最終日翌日から不登校。
彼の性格だと、テスト受けなくても、みんなとする体育祭とかは出るかなと思っていたのに真逆。
初めて、、私が本当に学校で何かあったのかもしれないと思いました。そこで問い詰めました。本人は話しません
その日お姉ちゃんより、本人が死にたいとでも死ねないから殺してくれと言われた。人生疲れたと。家ではお母さんお父さんがうるさいこと、留年、中退のことも、勉強の遅れのことも、全て感じて分かっていると思う。うるさいお母さんの家より、学校の方がいいよ。なのに彼は行けない。よっぽどの事があったんだと思う。だから、、問い詰めたりしないで、今はそっとしといた方がいいよ。。と。
主人は、昔優しく真面目な為か鬱病になりかけたこともあり、私が大黒柱のように働いていました。
だから、子供たちが学校に行かないと本当は自分が困るからだったと気づきました。
それから、仕事を休み息子と過ごしました。少し少しずつ笑顔が出たりしたとき、中学時代の頃の話ばかりしてました。なんか、高校違うんだよな、、ぼそっと言うこともありました。
そんな中、弟と兄弟ケンカして明らかに、彼が悪かった。そのとき叱りましたが、私に暴言で、私自身も感情を爆発してしまい、、彼を否定した言い方をしました。
それから2週間目ですが、ひきこもり。
私と全く話さず、目も合わさず、うるせー、私が外出しているときにリビングで弟と遊んでたりしてますが、帰ってくるとひきこもります。
私の両親が近くにおり、あんな母親、彼にとっては祖母ですが、祖父母宅に泊まりにいったりしてます。祖父母とは話します。
私は母が受け入れられず、結婚してから幼少の時とは逆でか干渉になりました。私は自分の仕事が好きだから働いているのに、稼ぎが悪い旦那、また姑の悪口ばかりお前はかわいそうな子だとなぜか私をかばう。私が、反抗期がなかったので、、今、母に本音をいうと、お前はそんな子じゃなかったのに、あの旦那と姑が悪い、洗脳されたと。旦那にも言っています。
子供たちに、たまにその言葉をはくので、やめてと言っても無理、家に来るなと言っても無理、、。
息子の不登校は、旦那が悪い、男として稼ぎが悪いとばかり。
疲れました。
仕事も辞めて、私が心が病んだんだと思います。

でも、息子が私を拒否してる姿をみて、私自身を見ました。私が母親を拒否してる姿。あー、私は、同じ繰り返しをしてると、、私が変わらないと負の連鎖なのかもしれないと。
息子には祖母は優しく、今、彼は苦しんでるからと何も言いません。教科書とおりに接してます。不登校の本を買ったり、今の時代やり直しはきく、だけど無理矢理するのはダメと。おもわず、私にしていた子育てはなんだったの?と怒りたくなりますが。

今は、息子と普通に少しでも会話がしたいです。
でも、私自身も変わらないといけないと思います。

分かっているけれど難しく、、息子が身をもって親を育ててくれてるんだと言い聞かせてます。が、、。

留年か中退か、、答が本人は出せません
とにかく誰も知らないとこに行きたいとか、一年下の子とはイヤだとか言っていました。
今はスマホばかりで、昼夜逆転です。
焦る気持ち、前の頃のように笑顔を見たいと泣いている自分、、。いや、頑張っていかないと!って毎日毎日鼓舞しますが、、。

息子とどう向き合えばいいか、腫れ物にさわるようになってしまっている気がします。

長文乱文にてすみません。
投稿日:2016-11-19
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
高校1年生の息子さんの不登校・ひきこもりに関するお悩みですね。
その他にも家庭内暴力・昼夜逆転の状態でもあるとのこと。

また息子さんとの向き合い方にも悩まれているとのこと。

それらを以下にまとめていますので参考にしてください。
投稿日:2016-11-19
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「不登校について?」

そもそも、不登校とは、次の定義があります。
「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にあること(ただし、病気や経済的な理由によるものを除く)」。
なお、不登校については従来、学校基本調査において30日以上欠席した児童生徒について、その理由別区分として「病気」、「経済的理由」、「学校ぎらい」、「その他」として調査していたところ近年「不登校」という名称が一般的に使用されるようになったことに鑑み平成10年度の調査から上記区分のうち「学校ぎらい」を「不登校」に名称変更した経緯があります。
親として不登校を正確にご理解いただくために、以下の内容をまとめましたので参考にしてください。
・現在では不登校児は約13万人といわれている。
・不登校を生み出す原因のひとつに親の過干渉(先回り)があげられる。
・このように育てられた子供は自立心が育たない、人をすぐに頼る、人のせいにする、幼い、わがまま、神経質なくらいきれい好きかその逆、人の顔色ばかり見て自分を出せない…etc。
・小学校の頃は友人とよく遊ぶ。(友人が多いのではなく誘いを断れない)
・中学生くらいになるとわがままで融通性がない性格が表れて友人が離れていく。
・昼食はひとりで過ごすことが多くなり校内を徘徊して時間をつぶす。そのために周囲からは気持ち悪がられて精神状態は悪化して次第に不登校へとなる。
・また不登校へのきっかけとしては大人にとっては取るに足らないことも多く、はっきりした原因や理由が不明なケースが多い。
・不登校の症状としては、37度くらいの微熱、頭痛、腹痛、吐き気が4大症状。その他には冷たいものを良く飲む、不眠、うるさいと口走る、昼夜逆転、部屋にこもる、ゲーム・ネットにはまる、家族と顔を合わせない、部屋に誰も入れない、自分より弱い妹・弟に強く出る、親と一緒に寝たりお風呂に入る(退行)。
・不登校を生み出しやすい家族としては、夫婦関係が悪い、家族の誰かが亡くなる、過干渉、放任、父性・母性の欠如、母子関係が強すぎる、兄・姉の非行・不登校・引きこもり、親が異常に学歴や世間体を気にする、親が宗教熱心な信者、親が定職に就かない、親の失業、転勤、厳格、威圧的、神経質。
・不登校の子どもを無理に学校へ行かせることはインフルエンザで高熱が出ているのに解熱剤で強引に熱を下げるのと同じで余計に悪化してしまう。
・不登校の子どもは弱者ではなくむしろメンタル面は強い。思い込みが激しくこだわりが強いために周囲に溶け込めない。
・子どもには文句を言わせることが大切。「あの時はこうだった」「あの時、ああ言われた」…。親は黙って横に座り目を見て聴いてあげることが大切。
・不登校児の3割が引きこもりになる。

【不登校の子供の親の不安】(一般例)
?学力の遅れで進学が出来ないのでは?
大切なのは生きる力、知恵、人との関わりであり学校以外でも充分に養える。
?社会性や適応力がみにつかない?
学校以外で自分らしさを発揮できる子がいても良い。現在の学校システムに合わない子がいても不思議ではない。
?学校くらい我慢できないで社会で通用するのか?
必要な我慢もあれば有害な我慢もある。身を削って学校に通うことがマイナスになる。学校は命まで削って通う場ではない。
?無気力人間になるのでは?
無気力で学校に行かないのではない。体調の不調は身体防御反応。
?学校に行かないのならせめて○○してほしい。
学校に行かない代わりに何かをするというのは無理な要求。じっくりと子どもの成長をみる心のゆとりが必要。

【不登校の子どもを持つ親に向けて】(我々からのアドバイス)
? 不登校の状態を責めたり、刺激したりしない。
? 子どもの良い面を見つけ、認めて、誉めて、信頼する、
? 一番悩んでいるのは本人であることを理解する。
? 子どもの言葉や言動から心の中にあるものを理解する。
? 一人の人間として子どもを認める。
? 絶対に焦らず、長い人生のうちの休憩だと思うこと。
? 親に勉強する機会をくれた子どもに心から感謝する。
? 親の焦りは子どもに伝わってしまう。大きな心で子どもに接する。
投稿日:2016-11-19
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「不登校について?」

不登校は甘えではありません。
いじめ、先生や友人との相性、家庭環境等で心が折れている状態です。
しかし、いまだに不登校に関する理解不足から「甘えている」「根性が足りない」「逃げているだけ」と言う方もいます。
不登校の子どもたちには、部屋から出られない人もいます。
それは、部屋から出ようとしていないのではなく、部屋から出ることができないのです。
怪我で両足を骨折している人に「マラソンを走れ」とは言いません。
走らない人に「甘えている」とも言いません。
どうか「不登校」に関する正しい知識、また不登校の子どもたちに対する「受容と共感」の姿勢で接してください。
そして何よりも優しく接してあげてください。
投稿日:2016-11-19
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「引きこもりについて」

まず、「引きこもり」について正しくご理解して頂くために以下の内容をまとめましたのでご参考にしてください。

・厚生労働省/国立精神・神経センター精神保健研究所社会復帰部による定義。
「さまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態」

・斉藤環 (精神科医)による「社会的引きこもり」の定義 。
「20代後半までに問題化し、6ヶ月以上、自宅にひきこもって社会参加しない状態が持続しており、ほかの精神障害がその第一の原因とは考えにくいもの」

内閣府が平成22(2010)年2月に実施した「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」によると、「ふだんは家にいるが、近所のコンビニなどには出かける」「自室からは出るが,家からは出ない」「自室からほとんど出ない」に該当した者(「狭義のひきこもり」)が23.6万人、「ふだんは家にいるが,自分の趣味に関する用事の時だけ外出する」(「準ひきこもり」)が46.0万人,「狭義のひきこもり」と「準ひきこもり」を合わせた広義のひきこもりは69.6万人と推計される。

・引きこもりのケースで本人が最初からカウンセラーや病院に相談に行くことはまずない。
・また親が病院に行っても「病気ではない」「問題ありませんので様子を見て下さい」と根拠のないアドバイスをされるだけか、「本人を連れてきて下さい」と言われるのがおち。
・思春期の引きこもりは本人抜きで始めざるを得ない。または、本人抜きで始めた方が良いケースが多い。
・引きこもりの特徴としては約9割が不登校経験者、内向的、非社交的ということがある。
・性別で見ると男性が約8割で社会参加へのプレッシャーがかかりやすいということと男性の方が諦めが悪いためと言われる。(大学浪人の大半が男性)
・引きこもりが長引いた人ほど一発逆転を考える。(見返したい…)
・女性が引きこもりになるケースは「お前はダメな子」という否定的メッセージを長く受けて育った子に多い。
・身体的虐待は早く家から逃げ出そうとするので引きこもりになることは少ない。
・引きこもりの「うつ」はやり直し願望がある。
・引きこもりの人の自己愛は強いので自殺には至らない。ただし、はずみで自殺につながる可能性もあるために「死ねるものなら死んでみろ」などと励ますつもりで言うのは禁句。死んで欲しくないという気持ちを繰り返し伝えることが大切。理詰めの説得は逆効果。
・引きこもりの人はわざと「死」という言葉を口にして「相手はどれだけ自分を心配してるか」を試している。
・引きこもりで非常にひどいイジメを受けたことがある子は攻撃性が感染して家庭内暴力や自分に向かうと自殺につながる。
・引きこもりは「人が恐い」のではなく「人にどう思われるのかが恐い」のである。
・引きこもりの子供の昼夜逆転は一時的には必要なこと。

【引きこもりの子供へ親がすべきこと】
? 両親の協力体制→必要不可欠。母親が一生懸命で父親が無関心だと効率が悪い。
? 金銭面→お小遣いは本人の社会参加のためにも毎月必ず、同じ日に定額を渡す。
? 言葉で伝える→必ず言葉を添えてコミュニケーションを図る。

【引きこもりの子どもの親がしてはいけないこと】
? 子どもの一人暮らし→家から追い出すケースは自殺やホームレスと背中合わせ。どんな専門家も手が出せない。(むやみに家に入れば不法侵入)引きこもりの人の一人暮らしは危険で殆ど失敗に終わる。
? 禁句→「なまけ」「わがまま」「甘え」
? 関わり方→親が濃密に関わり過ぎてはいけない。苦労をかけて申し訳ないという気持ちが強いために親も自分の好きなことをやって欲しいと思っている。

・引きこもりの子どもが社会復帰するため家族が心がけなければならないことは親が変わり家族が協力して実行できるかにかかっている。
・引きこもっている子どもの思いは、結局は親だけには分かって欲しいと願っている。
投稿日:2016-11-19
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「家庭内暴力の対処法?」

まず家庭内暴力の原因としては「子供返り=退行」が挙げられます。

子どもは親を自分の持ち物だと思い込み自分の言いなりにならないと爆発してしまう状態になります。
その場合、いくらおかしなことを言って来ても、またいくら忙しくても手を止めて子供の横に座りうなずきを忘れずじっくり話しを聴いて悪かったと思うことは素直に謝ることが大切です。

30分もあれば暴言は止まり翌日には何事もなかったかのようにケロッとしています。
親がいい加減に聞いていると子供の暴言は2〜3時間続き、しまいには怒りがおさまらず夜中、親の寝室に来て朝まで暴言を聞かされたり、翌日も何時間も暴言を聞かされることになり、それがエスカレートして家庭内暴力へと繋がるのです。

子どもは話しているうちに大声になります。
その声が耳に入り余計に興奮してしまうのです。

また子供の言葉に反論してしまうと余計に子どもを怒らせることになります。

この退行を抑えれば、家庭内暴力に繋がりません。

それには身体接触は止めさせることです。
そのためには、「止めなさい」「イヤだ」とはっきりと言うことです。

また、家庭内暴力は家庭でしか起こりません。
家庭内暴力を起こす子どもは、学校や近所など第三者の前ではまったくそう言う面は見せずいい子であるケースが多いです。
したがって家に誰かを下宿させるという方法も考えられます。

また実際に暴力を振るわれた場合は100%拒否する姿勢を示すことが最も重要です。
暴力に対して暴力で対抗すると必ず復讐されます。暴力は暴力の連鎖を生むだけでなのです。

前述の対処が無理な場合は親(ほとんど母親)が別の場所に避難することも検討してみてください。
その際は、子どもには必ずメッセージを残すことも忘れずに。
「○○くんのことは大切だけど暴力には耐えられないので家を出ます。母より」というメッセージで良いと思います。

そうすると、直後に子どもから電話が来るが携帯には出ないようにしてください。
出ても「テメー、どこ行ってんだ。必ず見つけ出してぶっ殺すぞ」と言われるのがオチです。

2〜3日後に携帯やメールに「ごめんなさい」というメッセージが子どもから来ます。
時間を置くと子どもは後悔し反省するので「帰って来て」という電話が頻繁に入ります。

その段階で子どもとは毎日5分くらいは電話で話しをして2週間ほどしてから食事を作りに家に帰ります。
ただし食事を作ったらまた家を離れる。
子どもは母親の食事を食べて母のありがたみを改めて感じるのです。

また母親が離れることで「母親は本気だ」と言うことを子どもは感じ「今度、暴力を振るえば母親は二度と帰ってこない」と思うようになります。

1ヶ月で十分効果はありますが、一生の問題なので、出来れば2ヶ月の期間を考えた方が良いでしょう。

そして子どもに二度と暴力を振るわないと約束させることも必要です。
これで家庭内暴力は収まり再発することはないはずです。

ただし子どもが謝ったからと言ってすぐに戻ってしまうと「どうせ暴力を振るってもまた謝れば戻ってくる」と言う思いが植えつけられてしまう危険性もありますのでご注意ください。
投稿日:2016-11-19
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「家庭内暴力への対処法?」

家庭内暴力は放置すると殺傷事件にまで発展しかねない危険な側面を持っています。
しかし、適切に対応すれば、そのほとんどは解決することが可能です。
家庭内暴力そのものは診断名ではありません。不登校などと同様、ひとつの状態をあらわす言葉です。
それが常に病的なものとは言えませんが、もちろん中には病理性の高いものも含まれています。
ここで述べる家庭内暴力は精神病、すなわち幻覚や妄想などをともなわないもので、治療的対応によって解決が可能なものを指しています。

些細なこと、時には理由もなしに突発する暴力は、家庭の雰囲気を荒涼とさせずにはおきません。
家じゅうを不自然でこわばった沈黙が支配し、家族は本人のちょっとした表情、しぐさにもおびえながら生活する日々を強いられます。
とりわけ母親が暴力を受けやすく、まるで奴隷同然の扱いを何年も受け続けていることがしばしばあります。
誇張ではなく二十四時間、べったりと密着した生活が続き、ゆっくり眠る時間すら奪われてしまいます。
真夜中に叩き起こされ、本人が唐突に思い出した昔の恨みつらみを何時間でも延々と聞かされます。
それでも「母親の相槌が気に入らない」といったことから、理不尽な暴力がはじまります。

家庭内暴力の底にある感情は「悲しみ」です。単純な攻撃性なら、たしかに「気が済む」こともあるでしょう。しかし家庭内暴力は、そのような爽快感とは一切無縁です。暴力を振るうことでみずからも傷つき、暴力を振るう自分が許しがたく、しかしそのような「許せない自分」を育てたのはやはり両親なのだ、という自責と他責の悪循環があるだけです。

家庭内暴力への基本方針は、「暴力の拒否」です。専門家の中には、子供からの暴力は甘んじて受けなさい、といったアドヴァイスをする人もいます。
気が済めばおさまるし、親は暴力を振るわれるだけのことを子どもにしてきたんだから、というのが、その理由のようです。
しかし臨床の現場にたちかえるなら、こうした対応は単純に間違いです。間違っているだけではなく、時には暴力を助長してしまいます。
「進んで暴力に身をさらす」などという行為は、危険な挑発にほかならないからです。

「拒否」といっても、もちろんそれは暴力との「対決」を意味していません。
「対決」もまた、暴力を助長するだけだからです。暴力の拒否とは「暴力を押さえ込むための暴力」をも拒否するということです。
力で家庭内暴力を制圧する試みは、ほとんど確実に失敗します。
暴力は暴力の連鎖しか生み出すことはありません。

また、すぐに入院治療をと焦るのも禁物です。
家庭内暴力の入院治療は、本人が納得した場合にのみ有効ですが、強制的な入院(とくに安易になされる医療保護入院)はほとんどすべての場合失敗します。
家庭内暴力のケースは、強制的に入院させてしまうと、病院内ではまったく「良い子」として振る舞います。
診断のしようもなく、なんの問題行動を起こさない患者さんの行動制限は法的に不可能で、せいぜい長くて一ヶ月程度で退院になるでしょう。
こうして家族への恨みをつのらせながら帰宅した本人が、以前にも増して激しい暴力を振るいはじめるのは時間の問題です。

家庭内暴力について、その重症度、あるいは難しさを決めるのは、暴力の内容ではありません。
むしろ問題となるのは「暴力の続いている期間」ということになります。
かなり激しい暴力であっても、まだはじまって数週間なら、対処は比較的容易です。
しかしそれほど激しさはなくても、何年も続いている慢性的な暴力では、かなり対応が難しくなります。
ここでは大きく分けて、比較的対応しやすい「初期の暴力」と、長期化し、こじれた「慢性的暴力」の二つについて、その対応方法を具体的に述べてみましょう。

どのような対応をするにせよ、まず暴力の背景を十分に理解しておくことはどうしても必要です。
客観的な事実はどうあれ、本人の中では、これまでの人生が惨憺たるものだったとの思いが強くあります。
受験に失敗したこと、自分の容貌のこと、恋人や友人が出来なかったこと、望んだ会社に入れなかったことなど、本人はみずからのこれまでの歴史を、あたかも失敗の連続のように捉えているはずです。
彼らが辛うじて自殺の誘惑に陥らずに済んでいるのは、まさに「失敗」を他人のせいにすることによってです。

しかし本人は必ずしも「自分がこうなったのは親のせい」であると確信しきっているわけではない。
家庭内暴力のケースを治療してゆくなかで、ほとんどすべてのひとが「自分は親に迷惑をかけ続けてきた、ダメな人間である」と告白します。
これもまた、彼らの本心なのです。
このように彼らは自責と他責の間で引き裂かれ、心やすらぐことのない日々を過ごしています。
精神分析家の神田橋條治氏が指摘するように、家庭内暴力の背後にある感情は、「憎しみ」ではなく「悲しみ」なのです。

初期の家庭内暴力を沈静化するためには、まず「刺激しないこと」です。
簡単なようで、これは意外に難しい。
これを確実に成功させるには、本人にとってどんなことが刺激になりうるかを正確に知っておく必要があります。
皮肉や嫌み、あるいは本人を傷つけるような冗談を口にしていませんか?
ついつい決めつけるような、断定的な話し方をしていませんか?
こうしたことも悪い刺激になり得ます。

暴力をふるわずにはいられないほどの「悲しみ」が、どのように起こってきたか。
本人の劣等感を刺激せず、「恥をかかせない」ためには、何に気をつけるべきか。
それを知るためには、ひきこもりとも共通する彼らの葛藤のありようを共感的に理解するところからはじめなければなりません。
そして、ごく初期の家庭内暴力であれば、このような理解とコミュニケーションが十分になされるだけで、きれいに解消することもあるのです。

本人の訴えてくる過去のうらみつらみについては、十分に耳を傾けて下さい。
暴力は完全に拒否して良いのですが、言葉による訴えはそのぶん、しっかりと受容する必要があるからです。
ただし、「耳を傾ける」ことと「いいなりになる」こととは違います。
本人の恨みを言葉として十分に聞き取ること、同時にその言葉に振り回されないことが大切です。
場合によっては、こうして話し合う姿勢をみせるだけで、暴力が沈静化することもあります。

それではさらに重症の、長期にわたって続いている暴力についてはどうでしょうか。
こちらはいうまでもなく、対応が格段に難しくなります。
慢性化に至っている場合、小手先の対応を変える程度では、びくともしないことが多いからです。
いや、それ以前に、対応を変えることすら難しくなっている。
親がそれこそ、蛇に見込まれた蛙のようにすくんでしまい、身動きがとれない状況におかれてしまうのです。
これほどこじれたケースに対してどのような解決策がありうるでしょうか。

比較的穏当な方法として考えられるのは、他人を介在させることです。
これはもちろん、誰かに暴力の仲裁役を頼むということではありません。
そうではなくて、ただ家庭の中に他人が入ってくるというだけでよいのです。
母親へ激しい暴力をふるっていた息子が、妹の婚約者が同居するようになってから、ぴったりと暴力をふるわなくなったというケースを経験したことがあります。
もちろん本人は、他人が入り込むことをひどく嫌うのですが、いったん受け入れてしまうと、それが暴力を鎮めるきっかけになりやすいのです。

ここでいう「他人」には、「警察」も含まれます。
暴力の程度によっては、もちろん警察への通報も考えるべきです。
ただしこれは、「警察が何とかしてくれる」からではありません。
家庭内暴力の場合、家族が通報して警察官が駆けつけてみると、暴力はすっかりおさまっていることがほとんどです。

ご存じの通り警察は、現行犯でもない本人に対して、せいぜい説諭するくらいしか出来ません。
しかし、それでいいのです。
要は「家族は場合によっては警察に通報するほどの覚悟が出来ている」ということが理解されればいい。
「そんなことをしたら、後の仕返しがこわい」と考えて踏みきれない家族も多いのですが、これは家族の態度いけないのです。
通報すべき時は断固として通報し、それを繰り返すこと。
このような毅然とした態度があれば、「仕返し」のおそれはほとんどないといえます。

もう一つ、暴力の拒否のための選択肢として「家族の避難」が挙げられます。
暴力と対決せずに、暴力を拒否するためには、暴力の場面から避難すること。
もちろん家族には多大な負担となるでしょうが、適切に行えば、かなり確実な効果が期待出来ます。
その具体的な方法について述べる前に、次のことは確認しておかねばなりません。これらの方法は、効果も大きいぶんだけ、リスクも伴います。
またタイミングを誤れば、失敗する可能性も十分にあります。
したがって、治療としての「避難」を実践する場合には、専門家と連携することが必要となります。

繰り返し強調しておきますが、避難が有効であるのは、あくまでもそれが適切になされた場合のみです。
くれぐれも「ただ逃げればいい」という短絡的な理解はしないでください。

以下に避難のポイントを整理しておきますので、参考にしてみて下さい。
*治療者と両親の間で、避難の方針と方法について十分に打ち合わせをする
*大きな暴力をきっかけにして避難する(きっかけなしに避難することはむしろ危険)
*怪我をしたような場合、しょうしょう大げさでも入院した方が良い
*避難は必ず、暴力のあった当日のうちに完了する
*当日中に、必ず親から本人に電話を入れる
*電話では「これから定期的に連絡する、生活の心配はいらない、いずれは帰るがいつになるかは判らない、どこにいるかも教えられない、暴力が完全におさまるまでは帰らない」と伝える
*この方針は本人の治療のために専門家と相談し、家族全員の同意を得て決めたことを伝える
*その後は定期的に電話を入れ、必ず五分間だけ話す。時間が来たら途中でも切る
*本人が落ちついたタイミング見計らって、一時的な帰宅や外泊を繰り返す
*外泊時の様子で、特に暴力もなく、また母親と穏やかに会話できる状態で安定したら、帰宅する
*以上のことを、専門家との密接な連携のもとで行う
*親の側は、暴力や脅しに屈せず、誠実で毅然とした態度でことに当たる
*帰宅までに要する期間はさまざまであるが、軽いものであれば一カ月程度でも十分に有効であり、長くても半年ほどで帰宅できることが多い。

以上、参考にしてください。
投稿日:2016-11-19
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「昼夜逆転の原因と対処法」

不登校、引きこもりの特徴として朝方は気分が悪く、夕方に和らぐ「日内変動」と言うものがあります。
このような子どもは他人が怖いのではなく他人にどう思われているかが怖いのです。
そのために朝、太陽が出ている間に活動し、夜になると眠ると言う生活のリズムが現実の生活で上手くいかなくなってしまいます。
これがいわゆる、「昼夜逆転」の状況です。

人と会ったり話したりすることを出来るだけ避けたいし、学校を休むためには朝起きるわけにはいかないのです。
昼間は近所のおばさんの話し声や、車やバイクの音、玄関のチャイムの音、電話の呼び出し音が不安でたまらない状況です。

昼間起きていると、やるべきことをしていない自分が情けなく、どうしようもない現実に直面しなければならなりません。
夜は静かでみんなが寝静まっていると次第に気持ちが落ち着き窮屈ながらも少し気持ちが楽になります。

また親の関わり方も無関係とは言えません。
例えば不登校でダラダラした生活を親が咎めると自室に閉じこもりPCやゲームばかりすることになるのです。

太陽の光を浴びず蛍光灯の光ばかりを浴びているとイライラして瞳孔が開く作用があり次第に不眠になっていきます。

以上のことが昼夜逆転の原因といわれています。


親の対処法として、昼夜逆転は一時的に必要だと認識して文句は言わないことが大切です。
また友達、同級生の話題はしない。兄弟と比べない。
高いお金を払っているのに学校に通わないのはもったいないなどと言わない。
将来の話はしない。
・・・といったことも注意点です。

母親は概して言わない方がいい一言をどうしても言ってしまいがちです。
したがって口を出さなくて済むように外出の機会を増やすことも対処法のひとつなのです。
その際に手紙などで帰る時間を知らせておくことを心掛けてください。
また手紙には「○○ちゃんへ」と言うように必ず子供の名前を入れることも効果的です。

これを続けていると朝起きられるようになります。
しかし、ここで親が「そろそろ外に出られるのじゃないか?」とか「午後からでも学校に行ってみたら?」など態度や言葉で出してしまうとまた元に戻ってしまう可能性もありますので注意してください。

また、人工太陽と言われる光療法も効果的です。
投稿日:2016-11-19
返信 8
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。

※上記で説明しました、「コミュニケーション」に関しましては別途、ご説明します。
投稿日:2016-11-19
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伊藤幸弘教育研究所さん
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コミュニケーション(「聴き方」「伝え方」)

■信頼関係の構築
相手との信頼関係の構築を図るためには円滑なコミュニケーションが大切です。
カウンセリングの領域では、カウンセラーとクライアントの信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件といわれます。ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすればいいのでしょう。
コミュニケーションの2つの柱ともいえる「聴き方」と「伝え方」に関して紹介します。


■「聴き方」
「聴き方」を意識しながら相手からの話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。
この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。
大きくうなずくときは「なるほどねぇ〜」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、あなたのほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「あなたにとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。
(※注意:実際の会話は「あなた」ではなく、必ず相手の名前を呼んであげてください。特に相手がお子さんの場合は名前を呼ぶことが効果的です)


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。
その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。
こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。
高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。


■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。
それを意識することで、相手に対して自分はどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。
それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。
まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば…僕がリビングで本を読んでいたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」

こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困っているんだよ

その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。


■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、相手の考えを聴くというのはコミュニケーション(会話)の基本です。
しかし、いくらIメッセージを活用して伝えても、「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、しつこく何度も同じメッセージを発することになります。
これは「審判的表現」といい、圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。
相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて相手は安心して、自ら変わることができるのです。
また、相手の立場を理解することで、こちらの心にも変化が現れることもあり、他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手を分かろうとせよ”です。


コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいです。だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、「聴き方」や「伝え方」を意識して相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。
投稿日:2016-11-19
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伊藤幸弘教育研究所さん
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「思春期・反抗期 対処法」

■反抗期は自律のための儀式
「反抗期は、親と子の別れ、自立のための儀式です。
喜怒哀楽を思う存分に分かち合いましょう! 」

これは、私が反抗期の子供を抱えて相談に来られるお母さんにお伝えするメッセージです。
子どもが反抗期になりますと、非行に走りはしないか、 暴力をふるわれたりはしないかとびくびくしたり、怖がったりするお母さんがおられますが、自分の産んだ子を怖がっていたのではどうしようもありません。
ですから、反抗期に大切なことは、子どもに負けないということです。
そして、どれだけぶつかり合うかということです。

反抗期というのは嵐の晩、一艘の船に親子に迎えあわせに乗っているようなものだと思うのです。
どうせ揺れるのなら大きく揺れ動けばいいのです。
イヤッというほど葛藤が多ければ多いほど、子供はスッと自立するものです。
反抗期は親子の存在をこれでもかこれでもかと確かめ合う時期ではないでしょうか。
過ぎてしまえば寂しすぎるほどで、家族にとっては、一番にぎやかな時期といえるでしょう。

ところが今の親(特に母親に多い)は、子どもと真正面から向き合っていないケースが多いのではないでしょうか。
それは本をただせば子育てに自信がないからだと思います。
その原因はいろいろあるでしょうけれど、一つにはいじめや自殺、ひきこもりといったマスコミから流される情報に振り回されて親が不安をかき立てられて、それが自信のなさにつながっているように思います。

何から手を付けていいのかわからず心配性になっているのでしょう。
案外、仕事が忙しいからと逃げているケースも多く見受けられます。
つまり、子どもの心が見えないのではなくて、見える位置に立とうとしていないということです。

親が子育ての上でできることは何かといえば、「待つ」「見守る」「じゃまをしない」ということです。
そして、子供が育つ上で大切なことは、「食べる」「寝る」「遊ぶ」の三つです。

このそれぞれの三つのリズムを周りに振り回されることなく親と子できっちりと守ることができれば、子供は健やかに育ってくれます。
これは動物の子育てに学ぶところが多いのですが、当たり前のリズムを守ることが子育ての基本で、人間の場合には、これに学びが入るわけです。

ところがこの学びが問題で、今の親は学力ばかりに気を取られて、リズムを崩してしまうことが多いように思います。
成績が良いからといって心に問題がないとは限りません。
子どもには子どもらしい環境、時間を整えてあげることが大切ではないでしょうか。

■ブーメラン!言った言葉、態度は必ず返ってくる
ところで、反抗期は思春期に限ったことではありません。
生まれてから、二、三歳の頃に第一反抗期が始まり、その後も大なり小なり続くわけですが、中でも「三つ子の魂百まで」と言われるように、幼少期思春期を支える土台となります。
また、親が子どもに言った言葉や態度は、必ず反抗期に戻ってきます。
では、生まれてから思春期までの子どもにどのように接すればよいのでしょうか?
各年代別にまとめました。該当しない年代もあるでしょうが参考にしてください。

●0歳〜3歳
おんぶ・抱っこ・一緒にねんねと、スキンシップの時期。母と子の信頼関係は、ここからスタートします。

●3歳〜6歳
自己主張が一番強い時期で親の世話をとても嫌います。
自己主張、自立の時期です。
何でも「自分で、自分で」となりますので、この時期は子どもがやりたいことを思いっきりやらせましょう。
少々のことは大目に見てあげればいいのですが、よく子どもと同じレベルのお母さんがおられますね。

「お母さん嫌い、自分でやる。ダメ、やる。」
「そんなこと言う子、お母さんも嫌い。」

「ダメ、イヤ」が同じレベルなのです。
これではいけません。
子どもが「自分で」と言ったことには、できる限り手を出さずに見守ってあげることが大切です。
そして「上手ね」と言って褒めてあげる。あるいは共感してあげればいいのです。
とにかくこの幼児期のいろんな小さな体験の積み重ねがとても大切で、それが生きる力のバネとなるのです。

●小学校低学年期
家庭中心の生活から学校中心の生活になります。
いわゆる「先生中心のメダカ社会」です。
その中でも三、四年生は中間反抗期といって、しきりに言い返す、口答えをする時期です。

そんなときは軽く受け流すくらいの余裕を持ちたいものです。
でも中には反抗の仕方を教えているようなお母さんもいますね。
「あらまあ、あなたって随分頭がよいのね」と感心すれば良いだけなのですが、親が子どもに言い返したり悪態をついたりして、子どもがグーの音も出なくなるほどやり込めてしまうのは考えものです。

それからこの時期に親がしてしまいがちなのが、「○○すれば△△してあげる(買ってあげる)」という交換条件をつけてしまうことです。
これは交換条件を提示しないと何もしない子どもになってしまいます。
それは親が子どもに負けてしまった姿であり、親がいけないのです。

あとは「やれ」と命令されればイヤになりますから、むしろお願いしてみることをお勧めします。
子どもはたいていのことは聞いてくれますよ。

●小学校高学年期
ギャクングエイジといわれ、集団で遊ぶ時期です。
仲間とのつながりができ、グループで行動する時期です。
これができないと、むしろ思春期のステップを踏み外しやすいものです。

そしてこの頃には、学校で性教育が始まります。
また、心と身体がアンバランスな時期であり、反抗もさらにダイナミックになって「うるせー、てめー」と暴言を吐いたり、壊す、割る、殴るなど、物に当たることも多くなります。

しかもこの時期は父親を意識して尊敬し始める反面、お母さんをとにかく嫌うようになります。
そうなりますと母親の方も必死になってオロオロしだすケースがありますが、まだまだかわいい時期です。
子どもを恐れずしっかり向かい合いましょう。

要はお母さんがどれくらい子どものことがかわいくて、許容できるかということなのです。
そしてもし問題が起きた場合は、お母さんとの関わり合いが一番です。
ともかく子どもを信頼して大きく受容する。
受け止めてあげて、「あんたに任したよ」の一言で解決する場合も随分あります。

●中高生期
この時期は、成績・異性・将来の何かと気になる三つ感情の起伏は激しくなり、幸福と絶望が交錯する時期です。
それだけに気分の浮き沈みが激しい不安定な時期ですので、特に男の子の場合は、会話でしっかりと抱きしめ(I love you」の声援をでっかく送りましょう!)。
いわゆる二人称の関係が非常に大事で、「お母さんはなんと言われてもいい。あんたのためにどう思われてもいいんだよ。だってうちの子だもん。私が産んだ大切な子なんだもん」という言葉や態度が、子どもの心の安定につながります。

他人にどう思われようが構わないという姿勢がとても大切です。
ところが、たいてい子どもが非行に走り始めると、近所にどう思われるだろうか、誰それの家にどう思われるかという、親の見栄が子どもをおかしな方に導いてしまうのです。
特に母親はやはり子どもの心の居場所になれる、そういう親であること。
そして本当に必要なときに手を貸すことができる親であることが大事だと思います。

それから、反抗期になると、それまで子どものことにはあまり関わらなかった父親が、突然、口を挟むことがありますが、これは場合によっては逆効果になることがあって、わざわざ非行に走らせることになる、大きな要因となります。
つまり、これまで子育てをずっと母親任せにしていた父親が突然出てくると反抗期の子どもにすれば、「何を今更、そんなこと言われる筋合いない。父親は何もお母さんの助けもしないで」とかえって反発を招いてしまうのです。
だいたい父親の接し方は怒ったり、怒鳴ったりの一辺倒過ぎるのです。
それではなかなかうまくいきません。

反抗期の父親の関わり方、特に息子との関わり方はすごく大事です。
「おれは父親だ」と肩に力を入れ過ぎて、やたらに権威を振るうこともないと思います。
「すまなかったなあ。今まではちょっと忙しかったから構わなかったけれども。できればお父さんも仲間に入れてくれる?」と言えば、男同士でもきっと仲良くなれますよ。
いずれにしても、思春期は不機嫌で無愛想なものです。そのことを良く理解した上で接してあげましょう。

●メッセージ
ゆとりを持ちましょう!
子育てに行き詰まったら、とにかく外に出て行くことをお勧めします。
一日中家の中でずっと考えていても何も解決できません。
外に出て、同じ年ごろの同じ立場のお母さんたちと話を交わすだけでもかなり違います。

また、草花や自然を眺めたり、動物を飼ったりするのも良いでしょう。
親(特に母親)の、ゆとり、安定感が子育てには何より大切です。
これは時間的なゆとりではなく、気持ちのゆとりです。
ゆとりはゆとりを生みます。

例えば、幼児期の場合であれば、子供と一緒の外に出て、五分でもいいからちょっと手足を止めて、道端に咲く一本の花や夕焼けを見て「きれいね」って語りかける。
このゆとりが、優しいゆとりのある子を育てるもとになるわけです。

反抗期においても同じ事でしょう。
我々は良く「反抗期は大波小波のサーフィン」とお話するのですが、親子で「さあ次はどんな波が来るかな」とむしろ楽しみに待ち受ける。
この先の社会のタタキ台、しっかりと受け止めさえすれば、すべて肥やしになります。
それくらいの気持ちのゆとりを持ちたいですね。

■子どもの一生のうちの貴重な時期
子どもにとって反抗期は人生のプロセス、自立するためのステップです。
それまでは親を人生のモデルにしてきたわけですが、反抗期になると、親を軽蔑したりして、親を乗り越えよう乗り越えようとする時期です。
いずれ社会に立つ上でのタタキ台であり、甘え・依存からの決別の時であり、なくてはならない時期なのです。

また、自分で自分をどうすればいいのか分からない、ある意味つらい時期とも言えるでしょう。
ですから、親子で喜怒哀楽を思う存分分かち合い、別れの瞬間を確かめ合えばいいと思います。

子どもに残せるものは、大学教育でも何でもありません。
ともに交わす会話、言葉であり、それらすべてが親から子へのメッセージであり、親から子への遺言なのです。
怖がらずに、恐れずに、逃げずに、反抗したいだけ、させるだけさせましょう。

スッ!と自立します。
過ぎてみれば寂しすぎるほど・・・。
投稿日:2016-11-19
返信 11
なっちゃんさん
高校一年の息子不登校➡ひきこもり削除
返信ありがとうございました。
繰り返し繰り返し読みました。
そして、今日、以前から約束していた子猫を保護猫の譲渡会があり、長女と見学に行きました。

長男は無視、そしてご縁で今日から子猫を飼えることが出来、家に連れて帰りました。

長男は、チラッと見て、本当に連れてきたんだ。とボソッと長女に言っていました。

あーだこーだと私が、トイレや準備している間、子猫と三人子供たちは部屋に。

そして、エサ食べたかな?って一言に、長男がボソッと食べたよ。と答えました。

トイレで泣いてしまいました。
答えてくれた、たった一言がこんな嬉しいとは思わなかったです。
今は、子供部屋で弟とオセロをしています。
心にじわーっと日が射したようでした。

まだ学校のことや、これからのひきこもりになるのではと不安になります。

ただ返信の中で、ペットを飼うとか約束を守るとか読みながら、私が子供との約束をしてなかったなと思いました。

留年や中退。現実は私自身がこわいです。
でも、、今日、あのたった息子の一言返してくれただけに親として本当に嬉しかったです。
まずは、親子の関係を取り戻していきたいと感じました。
投稿日:2016-11-20
返信 12
なっちゃんさん
高校一年の息子不登校➡ひきこもり削除
1週間近く、風呂に入らず、今朝は11時くらいに起床して、食事をして、またスマホをしながらごろごろしてます。

普通に接するように声をかけてますが、、本人は無視してます。

12月になります。思わず、高校受け直すか定時制、通信制するかどうかなど声をかけたくなったり、受験しなおすなら願書受け付け間に合わないよと思ってしまいます。

グッと我慢しながら。
焦りつつ、グッと我慢しながら。でも、本人を見てると、、普段通りに接するように意識してます。
私の対応が大丈夫か不安になりつつ、仕事を辞めましたが、再開しないといけない生活状況です。昼間一人になるが、ひきこもりが加速しないか悩みます。

愚痴のようになりました。すみません



投稿日:2016-11-21
返信 13
なっちゃんさん
ひきこもりのまま削除


1週間近く、風呂に入らず、今朝は11時くらいに起床して、食事をして、またスマホをしながらごろごろしてます。

普通に接するように声をかけてますが、、本人は無視してます。

12月になります。思わず、高校受け直すか定時制、通信制するかどうかなど声をかけたくなったり、受験しなおすなら願書受け付け間に合わないよと思ってしまいます。

グッと我慢しながら。
焦りつつ、グッと我慢しながら。でも、本人を見てると、、普段通りに接するように意識してます。
私の対応が大丈夫か不安になりつつ、仕事を辞めましたが、再開しないといけない生活状況です。昼間一人になるが、ひきこもりが加速しないか悩みます。

笑顔で友達も多かった長男なので、本人が一番辛いのが一番辛いです。

高校も戻れない、プライドも高い面もあったので、1学年下の子とやり直せない、勉強ももうついていくの無理、そう感じてるだろうなと思います。

来年の4月から新たな道に進めないか、そのための準備や行動が出来ないか、わかってもらえないか、、と私の希望だけがありますが、、。
本人に伝えたらいけないと思いながら、彼の背中に普段の挨拶などしてます。
中学の友達も多かったので、長男がひきこもりや不登校に自分達が何か出来ないかと、高校の担任や中学の担任に相談がきてると聞きました。

本人に伝えると、LINEとか見てないからとか、うるせー、はいはいって感じです。

友達とか一人じゃないと気づいてほしいです。それだけでも受け入れてくれたらなと。

愚痴のようになりました。すみません
投稿日:2016-11-21
返信 14
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
愚痴…大いに結構です。
人は想いを文字にすることで頭や心が整理できます。
この場はそのようなことにもご活用ください。
投稿日:2016-11-21
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
不登校の子どもに共通していることは、「自己肯定感が低い」ということです。
自己肯定感を高めることについては以下にまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2016-11-21
返信 16
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ 削除
「自己肯定感」

そもそも自己肯定感とはなんでしょう。
自己肯定感とは、自分自身の存在を長所だけではなく、短所も含めて肯定する感覚のことです。

まずは、以下は日本・アメリカ・中国の高校生に対して行った興味深いアンケートを紹介します。

1.「私は他の人々に劣らず価値のある人間だ」
YESの回答…日本(31.5%)、アメリカ(81.5%)、中国(86.6%)

2.「時には私は役に立たない人間だと思うことがある」
YESの回答…日本(56.4%)、アメリカ(32.0%)、中国(25.4%)

国民性の違いがあるし、このアンケートだけでその国の子育ての良し悪しは判断出来ません。
しかし、それにしても日本の高校生の自己評価の低さは突出しているのです。
我々は日本の子どもがアメリカ、中国に比べて特別に劣っているとは思えません。

では、どうして日本の子どもたちはこんなに自己評価が低いのでしょう?
考えられるひとつの原因として社会の子どもに対する態度が挙げられます。
何かにつけて「わがままだ」「やる気がない」「甘えている」etc
…などの否定的な言葉を繰り返し刷り込んで来た結果かもしれません。

子どもが学校から帰って来たとき、日本では「いい子にしてた?」「先生に怒られるようなことしてない?」と開口一番言ってしまう親がいますよね。
欧米の場合、多くは「お帰り!今日は一日楽しめたかい?」…こんな言葉を掛けます。

毎日の積み重ねの結果がアンケート結果に表れているのかもしれませんね。

人間が生きていくためには「自分は存在価値がある」「生きていていいんだ」という自己評価は大切な要素です。
これを心理学では「自己肯定感」といいます。

自己肯定感は子ども時代に育まれると言われます。
自己肯定感を育ませるとは、何かをやらせて褒めて育むものではありません。
それだと失敗した時には逆に子どもを否定することになり「自己“肯定”感」ではなく、「自己“否定”感」を育むことになってしまいます。

自己肯定感を育むとは…子どもの今をそのまま認めること。
存在自体を認めて「生まれて来てくれてありがとう」というメッセージを伝えることです。

現代カウンセリングの礎を築いた、アメリカの心理学者、カール・ロジャースはこう言います。
「I love you because you are you」
これはカウンセラーがクライアントに接する際に基本となる姿勢です。
要するに「あなたはあなたのままで良いんですよ」という意味です。〜

人を愛するのに理由なんてありません。
成績がいいから?
言うことを聞くから?
良い学校に入ったから?

すべて違います。

その子どもの存在自体が愛するに値するからです。

だから「生まれてくれてありがとう」なのです。
投稿日:2016-11-21
返信 17
なっちゃんさん
タイミング削除
ありがとうございます。

そのままを認める。そうです。
不登校になり始めのころ、長男は罪悪感があったのかいつもしない家事の手伝いをしてました。
弟の宿題をみたり、、。
学校のことを話題にしなければ、本当に笑顔もあり、親は話始めた➡笑顔出ただけで嬉しかったのに、欲が出るんですね。

学校は?手伝いしてるなら行ってみない?そんなこと口にしてしまうようになってました。
意識してタイミングを見てましたが、本人は感じ取っていたのかもです。
大喧嘩したあと、完全に閉ざし、今にいたります。

そのまま受け止める、生きてたら笑ってたらいいと思っているのに1つ出来ると次を期待する。
私が出来ていなかったことです。

下記の文が担任の先生からきました。

学校のことですが、欠席と欠課ともに増えつつあります。
これからの進路のことも、そろそろ考えられたらと思います。
今はまだタイミングが難しいかもしれませんが、こちらでも色々と選択肢を考えておきます。そこから選ぶ、となると、○○くんの不安なども減るかも…と思っています。

現在の高校に残るにしても、他の高校に転学するにしても、一年生の単位を取れなければ、また一年生から履修することになります。

あとはどこの高校で、高校生活を過ごしたいかだと思います。

また話す機会を作れたらと思っています。


本人には、時おり単位の話をしてますが分かってるのか分かってないのかも、ただ黙って引きこもっている状態です。
担任の先生は、刺激しないようにたわいない高校の話や元気か?などの📧を毎日したり、本人の携帯に着信を入れたりしてますが、出ませんし返信してません。
📧も見てない、手紙も見ない。
私からは現実逃避に見えてます。
担任の先生から、部屋のドアの外でもいいので家庭訪問の提案もありました。
私や主人の話は聞かない、学校に面談も行かない、電話も出ないとなると、、
家庭訪問に来てもらった方がいいでしょうか?
本人は、家庭訪問くるとなると、逃げて祖父母宅やどこかいきそうで。
またなおさら、心閉ざさないか心配もあり、、でも、少し打破したいという先生の気持ちもわかりますが。


投稿日:2016-11-23
返信 18
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
お子さんからしたら、親や先生、大人から寄ってたかってお尻を叩かれていると思っているかもしれませんね。
それが進むと焦りからあきらめ感、そして無気力へとつながってしまいます。
焦りは禁物です。

まずはお子さんの心のケアです。
投稿日:2016-11-23
返信 19
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
先生のお気持ちもわかりますが、ちょっと距離を置いた方がいいのかもしれません。
まずはじっくりと先生と話し合って今後の方向性を決めましょう。
投稿日:2016-11-23
返信 20
なっちゃんさん
心のケア削除
返信ありがとうございます。

担任の先生は、管理者である学年主任の先生に、事実を早く親、本人に伝えて、留年なのか中退か決断するようにと話されたということでした。
でも、担任は、長男がなぜ学校にこれなくなったか、いじめとかあれば確認したい、保健室登校など、色々考えてくださってました。

焦りから、私が時折言っていたと思います。
今の彼を見ると無気力に見えます。何か声をかけても、ううるさがり、布団をかぶっています。
近所の不登校のお友だちは中学からなので1年間不登校だったそうです。高校でも休みがち、携帯、反抗している姿に、何も言わなかった父親が、大人をなめるな!高校辞めたら、あとはアルバイトでも何でもしろ!感謝の気持ちもなく携帯も止めると、押さえ込み大喧嘩になった翌日から登校。今は友達が出来、登校できている。待つのもだけど、、お父さんに強く出てもらったら?と言われました。

主人は、長男がなぜ行かないかと思うが、本人が話せる環境を作らないと、、と。強く言って、前祖母宅に行き、帰ってこなかった。今は普段の声かけをしていくしかないのでは。と。後悔だけはしてほしくないから、、焦る気持ちはあるけど、、と。
主人自身も、迷っているようですが、、力ずくでするのは今の長男を見てて違うとかんじてるようでした。
学校に行く行かないより、今は、食事をしたり、風呂に入ったりそんな普通の事だけでもしてくれないかというのは、、まだ親の欲なのでしょうか。

家ではひきこもっているので、ご飯出来たよ➡食べない➡いなくなれば食べてたり、私が作ったものに手をつけたりつけなかったり、、同じ空間にいるのはイヤなようです。

反応がなくても声かけだけでいいでしょうか?
私が、昔、プレッシャーをかけてたことや、手をあげたり、高校休むようになったとき追い詰めたことは謝りました。先生の言葉や心配してることも伝えましたが、本人は、はなしを始めるとスマホの動画をイヤホンで見ながら笑っていました。聞こえてないのか、、。

そんな姿に、イライラする自分もいます。でも、ありのままを受け入れるという言葉を思いだし、、何もそれ以上はいいません。

このまま行くと、退学、、かと。
退学したら、、こんなだらだらしていて大丈夫なのかとなおさら考えます。近所の方がいうように、甘い!って思うこともありますが、、、
今は、普通に声かけして、食べなくても食事を出し、そんな日々でいいのでしょうか、、
高校は、現在の高校は、主人が後悔するかもしれないし、居場所をなくすようで、留年にしとこうと。でも学年下の子達とは行かないだろう。でも退学届けを出すとか、これからのことは本人はきめられないのではないかと。

ありのままを受け入れる。生きててありがとう。
毎日心でつぶやいてます。

投稿日:2016-11-24
返信 21
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
>反応がなくても声かけだけでいいでしょうか?

声掛けは継続してください。
自分が誰かに関心を持ってもらえているという実感を持たせるためにです。
また、時には手紙もいいでしょう。
メモ程度で結構ですので・・・。
投稿日:2016-11-25
返信 22
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
焦りは禁物です。
また、強引な方法もあまりお勧めしません。
そのようなやり方での成功事例は耳にしますが、長期的に見てお子さんの成長の妨げになる可能性もあります。
投稿日:2016-11-25
返信 23
なっちゃんさん
友達削除
いつもありがとうございます

今日は、中学の親友と久しぶりに出掛けました。

家には帰ってこず、そのまま、祖父母宅に泊まっています。
家には、帰りたくないと言ったらしく。無理矢理にでも連れて帰って来ようかと思いましたが、主人が帰ってきたくないと言ってるのに無理矢理はやめようと。

また、一週間は祖父母宅に泊まると思います

様子は祖父母が教えてくれ、電話をしたり、顔を見に行ったりしますが、、本人はだんだんと離れていき、私がこのまま学校もどうにでもなれ、本人次第なんだからと思ってしまう時があります。

諦めではないですが、本人が家にいないのが私自身も慣れてきたり、反対に辛かったり。

主人が、本人に任せるといっているのが、放ったらかしに見えて、イライラしたり。

親として情けないです。気持ちが保てないのが。

長いトンネルから、開ける日が来るのだろうかと。
一番辛いのは、子供なのに、自分自身が鬱になりそうで、強くなりたいです。



投稿日:2016-11-27
返信 24
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
久々に親友に会いに出かけたのはいいのですが、家には帰らず、ご祖父母様宅に泊まっているとのこと。
ご主人の仰る通り、無理矢理首に縄をつけて帰らせるわけにもいきませんよね。
両親以外の身内で「逃げ場」があるというのはある意味、子どもの精神衛生上は欠かせないことです。

一方で、ご祖父母様は温かく迎え入れることと同時に、両親のもとに帰るようにそれとなく促すことも協力頂きたいと思います。
投稿日:2016-11-27
返信 25
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
投げやりになってしまう気持ちはとてもわかります。
時にはそんなふうに思ってしまいますよね。

でも、諦めたらそこで終わりです。
諦めない限り、改善の可能性はあるのです。

明けない夜はありません。
止まない雨もありません。

今が過去になったときに笑って親子で話せるときが必ずきます。
投稿日:2016-11-27
返信 26
なっちゃんさん
タイミング削除
ありがとうございます。

祖父母は、長男が祖父母宅にひきこもっているけれど、手伝いを時々しているようです。祖父母も、何もいわず自由にさせているようで、前書き込みしましたが、あんなに私には厳しかった実母は、長男には不登校やひきこもりの本を読み、あたたかく対応してます。一番本人がきついのだからと。食事だけはしっかりさせているようです。でもストレスが、母もたまるので毎日私や主人がダメだと文句ばかり言うので、ケンカになりますが、、。

先生が言われた通り、家にそれとなく帰るように促してと話しました。本人が帰らんと言うのに、、。と言ってましたが分かったと。

長男は、友達と遊んでどんな様子だったのか聞きたいですが、電話しても、なに?きるよ!ってすぐにきります。

高校の担任より、少しずつ現状を長男に伝えたいとのことでした。メールに送っているけど、読んでないかもですねと。

主人は、私が長男に電話したら?と言わないとしない、毎日、祖父母宅にいても声をかけてと言っていますが、、。
後悔しないのかなー、何があったんだろうかとばかり言います。先生のアドバイスの内容を伝えても、なんか足りない。強く出るでもない、主人の見守りかたなのか、放置に見えたり、、。
私の実母が、主人に私に仕事ばかりさせて、男がしっかりしないと、男親が悪いとか文句ばかり言うので、とても受け付けたくないと思います。実母に、どんなに言っても分からない人なので、最近はお前のお母さんは、言ってることがズレテて、、話もとまらない。ちょっと、、おかしいよと。
母は、精神疾患があるんだと思ってます。一度病院行くように言いましたが、でも、本人はきちがいあつかいするな!とヒステリックになるのでもうあきらめてます。

そんな母に一番よりどころにしている。長男。
孫には、優しいです。長男にも、やり直しはいつでもきく、今は、ちゃんと食べて休みなさい。と声かけしてるのを見て、、くやしくなったり、でも、ケンカしては長男のためにならないと我慢してます。

今、長男は何を考えて毎日を過ごしてるんだろう。
未来への不安なのか、逃避なのか。休んでるけど、まだ学校行けると思っているのか、、。
どうしたいんだろう。一体どうしたいんだろう。。

毎日、長男の気持ちが知りたいな〜。そのためには話をしたいな〜。拒否されてるけど、、話せる日が来るのかな〜と思っています。
長男がいない家で、他の子供たちと笑ったり、ご飯食べてて、お兄ちゃんは何してるんだろうねーと言いながら、いないのが当たり前にならないように。

今年の春の頃は、高校生活を楽しみに行ってた笑顔の長男の写真を見るたびに、5月の頃急に行き渋り、LINEを気にするようになったり、、途中帰ってくるようになったり、今となってはあのときちゃんと向き合っていたら、、登校ばかりさせようと躍起になってた私。

彼と向き合えるチャンスは、サインはたくさんあったのにと、、今の彼の私を拒否する姿やどょーんとした目を見るたびに、、後悔します。そして、あのとき頑張らせてごめんねと言うと、彼は布団をかぶっていました。。

過去は過去。
これからのことをと思いながら、、。

今の長男は、毎日どんな気持ちなんだろう。
携帯と、寝る、食べるの毎日。
時間は過ぎていく。無気力なのでしょうか。

子供の気持ちが分からない。親としては情けないですね。




投稿日:2016-11-28
返信 27
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
子どもの気持ち・・・特に思春期の子どもの気持ちをすべて理解している親の方が少ないですよ。
ですから、あまりご自身を責めないでください。
決して情けなくないです。

今回は、お子さんと接する方法・・・ではなく、なっちゃんご自身に向けた内容を書きます。

ちょっと気持ちを切り替えてみませんか。
投稿日:2016-11-28
返信 28
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「気持ちの切り替え方」

悩み事や失敗、もしくは突発的なアクシデントなどにより、不安や落ち込みで平常心が保てなくなると、前向きに物事を考えたり、行動したりすることができなくなります。
そしてその精神的な不調はさらなる失敗の元となり、それによってさらに精神を不調に追い込んでいく悪循環に陥っていくことも考えられます。
では、そのような精神的不調の悪循環に陥らないようには、どうやって気持ちを切り替えることができるでしょうか。
そこでこの記事では、上手な気持ちの切り替え方として、落ち込んでしまった気持ちを平常心もしくはポジティブに変えてくれる方法をお伝えします。
参考にしてください。

■深呼吸をしてみる
気持ちを切り替える最も手軽な方法が深呼吸です。
人は不安や緊張感が高まると交感神経系が活発化し、その状態が続くとストレスがどんどん強まってしまいます。
深呼吸をすることで交感神経から副交感神経へと身体のスイッチを切り替え、気持ちをリラックスさせることが可能になるのです。
深呼吸の具体的なやり方は、まず口からお腹の中にある空気を全て吐き出し、その後でゆっくりと鼻から息を吸い込みます。
そしてお腹に十分に空気が溜まったらその状態で5秒間程度静止し、その後口から10秒間ほどかけてゆっくりと空気を吐き出します。これを3セット繰り返しましょう。

■全ては良い経験であると考える
何か悪いことがあった場合に、それを単に「悪いこと」と考えるのではなく「良い経験を積んだ」と前向きに考えるようにしましょう。
人間は「良いこと」からよりも「悪いこと」からの方が、たくさんの教訓を学び取ることができるのです。
そのような思考を習慣化できれば、気持ちの切り替えが早くなるだけでなく、そもそも落ち込んだりすること自体が少なくなるでしょう。

■自分を客観視する
現在の自分の状況を客観的に認識することで、それを元に意識的に思考や行動を改めて気持ちを切り替えていく方法です。
自分を客観視する方法としては、第一に「今の気持ちを口に出してみる」ことです。自分の気持ちを口に出すことによって自分を外部から認識し、自分自身を適切に操作することができるようになります。
また同様の理由により、「自分の気持ちを紙に書いてみる」ことも非常に有効です。
このとき「自分の今の気持ち」を書きだした後、「なぜそうなったのか?」という原因を書き出し、最後に「どうすれば良いのか?」という対処法を書き出します。
あらゆる物事には「原因と結果」が存在します。
自分の現状に関してまずその原因を特定し、それからその解決策を考えていく。こうした「原因と結果」に対応したアプローチは、気持ちの切り替えだけでなく、あらゆるケースにおいて応用をすることができます。

■感情を露わにする
怒りや悲しみなど、そのときの感情を思い切り露わにすることによって気持ちを切り替える方法です。
思いっきり泣いてみたり、声を荒げて怒ったりして、内に溜まってた感情を爆発させましょう。
多くの人は躾(しつけ)や教育の中で「感情を表に出さない」ように教えられます。しかし感情は発散させないと蓄積されていき、最終的にはうつ病などさまざまな身体の不調の原因となります。
こうした気持ちの落ち込みに起因する不調を防ぐためにも、ストレスが溜まったときには感情を発散させるようにしましょう。
一時期流行った言葉に「涙活」というものがあります。涙活とは涙を流すことによってスッキリとした気分になることを目的としていましたが、この「スッキリとした気分になる」ことを心理学的には「カタルシス(浄化)効果」といいます。
感情を露わにすることは気持ちをスッキリと「浄化」させ、切り替えていくことを可能にするのです。

■抽象度を上げて考える
抽象度を上げて考えてみることで、小さなことで悩んでいた自分が馬鹿馬鹿しく感じられるようになり、気持ちを切り替えられることがあります。
例えば、家族や職場などの人間関係に悩んでいる場合、「家族」や「職場」がそもそもなぜ必要であり、それが自分にとってどのような意味を持つのか考えるようにします。
また失恋をして落ち込んでいる場合にも、恋愛をすることはなぜ必要なのか、自分はなぜこの人を必要としていたのか、などを考えるようにします。
要するに「悩み」を単なる個人のものとして捉えるのはなく、自分が囚われている悩みは社会や歴史、あるいは生物の進化や物理法則の中でどのように位置づけられているのかと、より抽象的な次元で物を考えるようにするのです。
このように自分の悩みを大局的な視野で捉え思考をすることで、素早く解決策を発見できたり、いつまでもそのことに囚われ続けてしまうことを防ぎ、気持ちを切り替えることができます。

■違うことを始める
悩みや落ち込みと関係があるものとは全く別のことをやってみることにより、気持ちを切り替えていく方法です。
例えば仕事でミスをして落ち込んでいる場合は、終業後は思い切って仕事から頭が離れられることをして気分転換してみましょう。
このときにポイントなのが、できれば未経験なことにチャレンジしてみることです。これまでに一度もやったことがないもので、やりたいと思っていたものに対してこの機会にチャレンジをしてみましょう。
新しいことを初めて見ることで今までにない刺激が気分転換にもなりますし、新しい自分との出会いが気持ちを高めてくれるかもしれません。

■笑顔を作る
笑える漫画や動画などを見たり、あるいは無理矢理にでも笑顔を作ったりしてみると、想像以上の気分転換になります。
驚くべきことに、人間は笑顔をするだけでもストレスを緩和させる効果があることが知られています。笑顔には神経系統のスイッチを切り替え、副交感神経系を優勢にする作用があるためリラックスできるのです。
また、楽しい気分ではなく笑顔になれない場合であっても、無理矢理にでも口角を上げ笑顔を作ってみるだけも副交感神経系を優位にすることができます。
これは笑顔を作るときの表情筋の動きが脳に刺激を与え、脳があたかも本当に楽しい気分、リラックスをしているかのように錯覚するためです。

■心身を休ませる
無理をせずに心身を休ませることで気持ちが自然と切り替わる場合もあります。
まずは、「深く物を考えない」ようにしましょう。悩みごとを考えれば考えるほど、気持ちが問題の方向に引きずられていってしまうものです。
そうならないためにも、何も考えずひたすら「ぼーっと」する時間を持つこともときには重要です。
もちろん、睡眠も心身の休息には非常に有効です。睡眠が不足しがちな人は精神疾患になるリスクが高まってしまうことも知られています。
人間にとって最適な睡眠時間は6〜8時間程度であると言われており、さらに不安や悩み、気分の落ち込みなどがある場合はより長い時間眠るようにすると良いでしょう。
休憩をとって少し時間をおいてみると、嫌な気持ちになって落ち込んでいた大抵のことが「なんだこの程度だったか」と思えるでしょう。

■香りを嗅ぐ
ハーブなどの香りを嗅ぐことでリフレッシュし気分転換をすることができます。
具体的には、ラベンダー、ローズマリー、ミント、ハイビスカス、ローズミントなどが気分転換の効果が高いハーブの種類であると言われています。
香りを嗅ぐ方法としては、ハーブティーとして摂取をすることが最も良いですが、アロマオイルなどの形で使用をすることもおすすめできます。
アロマオイルに関して言うと、前述のハーブ以外にもチョコレート系の香りも高い気分転換効果を持っています。

■運動をする
運動をすることによって気持ちを切り替える方法です。
運動には大きく分けて走ったり泳いだりする有酸素運動と、筋トレのような無酸素運動がありますが、気分転換という観点ではどちらも有効です。
また、運動の種類としては、ヨガや体操、ウォーキング、ジョギングなど、空いた時間に一人で行うことができるものが良いでしょう。
さらに気分転換のために運動をする場合、必ずしも激しい運動である必要はありません。むしろ外の空気を吸い、景色を見ながらゆったりと行うことができるウォーキング、サイクリング、ジョギングなどが特におすすめです。

■友人に会う
友人など親しい人に会うことは、非常に高い効果が期待できる気持ちの切り替え方法です。
いろいろな調査でも、親しい人が身近におらず、友人とほとんど会うことがない孤独な人ほど悩みを抱えやすく、精神疾患にもなりやすい傾向があることが分かっています。
親しい人に直接会ってさまざまな話をしていけば、自分では全く思いつかなかったような新しい視点や着想を得ることができるかもしれません。
また、自分が今抱えている悩みや不安などを話してみるだけであっても、気分を安定させ切り替えることができるようになります。

■家と学校・職場以外の居場所を持つ
前項「友人に会う」とも関連しますが、家や職場・学校以外で自分の居場所を持つという方法です。
多くの人は子どもの頃から「家から学校や職場に行き、また家に帰る」というような生活スタイルを送っているはずです。こうした生活を長い間続けていると、あたかも世界が狭い空間で完結しているかのような錯覚を抱いてしまいます。
当然のことながら、そうした閉塞した状況では一つの観念から逃れて気分転換をすることも難しくなってしまいます。
この状況を打破するためにも、家や職場、学校というルーティンから外れた居場所を見つけることが非常に重要となります。
幸いなことに現代ではインターネットの発達によって、自分と共通の趣味や関心を持っている人を見つけることも簡単になっています。
SNSやサークルなどを活用してそうした人たちと出会い、コミュニティを作っていくことで、日常で溜まった悩みなどを解消していきましょう。

■良いことを思い出す
これまでにあった良いことを思い出すことで、気分転換して気持ちを切り替えるという方法です。
これまでに述べてきたように、気持ちを切り替えるためには悩みや不安とは別のことを考えることが重要となります
つい最近の出来事や、あるいは幼少期や若い頃にあったことでもどんなことでもOKです。仕事での成果や恋人との思い出、学校での武勇伝など、嬉しかったときのことを思い出しましょう。
良いことを考えることで、今の悪い考えに支配された状態を脱却していきます。

■「想像し得る最悪の状態」を想像する
これから起こるかもしれない「最悪の状態」を敢えてイメージすることで、その状態に慣れることが気持ちの切り替えになるでしょう。
最悪の事態をあらかじめ想定しておくことにより、それに対して過剰な恐怖心を抱くことはなくなります。また、それが起こり得る確率や対処法などを冷静に考え、リスクコントロールをしていくことができます。
すべてを想定の範囲内に収めていくことで不安を解消し、気持ちを切り替えて物事に取り組むことができるようになっていくのです。

■部屋の掃除・模様替えをする
部屋の掃除や模様替えは気持ちを切り替えたいときに非常に大きな効果をもたらします。
部屋に物が散らかっていると、同じように自分の頭の中の情報も散らかっているため、注意力が散漫になったり、パフォーマンスが落ちてしまっている可能性があります。
部屋の中を整理し、必要のないものを片ずけたり捨ててしまうことで、頭の中を整理してスッキリとした気分になることができるのです。
また、気持ちが落ち込みがちである場合には、部屋の模様替えをすることで気持ちを一掃し心機一転するようにしましょう。
例えば、気持ちの落ち込みが原因で模様替えをする場合には、壁紙を赤や黄色などの暖色系に変えてみるようにしてみましょう。反対にイライラが高まっている場合は、青などの寒色系に変えてみるのがおすすめです。
人間の心理と色の間には密接な関係が存在することが知られています。赤などの暖色系の色は人間の気持ちを高ぶらせる効果があり、逆に青などの寒色系は気持ちを鎮める作用が存在するのです。

■旅行に出かける
旅行に出かけることも非常に効果の高い気分転換法の一つです。気分転換のために旅行をするときは、できるだけ遠くの場所に向かうのがおすすめです。
日常から遠く離れ、違った場所の空気を感じることは、自分の現在の状態を相対化して考えることにつながります。
また、家族や友人と一緒にでかけたり、パック旅行や団体ツアーを利用したりするのではなく、事前のリサーチなどは全て自分一人で行い、一人で旅をするようにするのが良いでしょう。

■瞑想する
瞑想を行うことによって気持ちの切り替えを行うという方法です。
アップルの創業者である故スティーブ・ジョブズは瞑想を日課としていたことで有名ですが、ジョブズ以外にも瞑想を生活の中に取り入れている有名人は数多く存在します。
瞑想は日々の生活の中で乱れがちになっている脈拍や呼吸を整え、さまざまな雑念を取り除く効果を持ちます。これにより仕事などで煮詰まった頭の中をリフレッシュし、新鮮な気分で新たな作業に向かうことができるのです。
瞑想のやり方は、基本的には静かな環境で座るかもしくは横になり、目を瞑ってじっとするだけでOKです。ただし、横になって瞑想をするときは寝てしまわないように注意をしてください。

■課題・目標を設定する
不安や悩みを引きずったまま新しいことに取り掛からなければいけない場合は、少々厳しめの課題・目標を自分に課してみるのもおすすめです。
達成が容易ではない課題や目標を立てて自分を追い込んでいくことは、小さな雑念などを忘れさせることにつながります。
そしてそれをクリアすることができたときには大きな自信となり、自然と小さな悩みなどを克服していくことができるようになります。
どれだけ普段明るい性格だったとしても、気持ちが落ち込んだりして沈んでしまうことがあるでしょう。
そんなときにできるだけ早く立ち直れるように、ぜひ自分に合った気持ちの切り替え方法を見つけてみましょう。
投稿日:2016-11-28
返信 29
なっちゃんさん
前向きに削除
ありがとうございました。

24時間とは言いませんが、寝ても覚めても長男のことばかり考えてました。
それにふずいして、母のことや他の事をネガティブに思考回路はなってました。

学生服の高校生をみたり、長男の通う高校を通るたびに、長男と同じ年頃のこを見かけるだけで、悲しくなり、長男もいつも仲間と笑ってたな〜と思いながら、泣く日々でした。

私は、主人とかわり大黒柱で働いてきました。でも、専門職であり、仕事が好きでやってきました。
今回、長男のことで実母に、女が外で働いたからだといわれ、そうだったんだろうか、、と考え仕事を辞めました。
私自身、仕事と長男両立出来なかったので。
辞めてからすぐ、色々な方に仕事の誘いがあっても断り続けました。
長男と日々向き合いながら、私がストレスがたまっているのに気づきました。長男に、仕事に行けよと言われたとき、あなたをほっておかれないでしょと話しました。
でも、そんな言葉一番傷つけたと思います。まるで、あなたのせいでと言ってるようで。

私自身気力がなくなっていたということもありますが、前のようにがむしゃらではなく、仕事を再開することにしました。

長男は、まだ祖父母宅から帰ってきません。電話は出ますが、、なに?とすぐにきります。

高校三年の姉の進学準備もままならくて、お姉ちゃんに私も子供なんだけど、私のこと忘れないでと昨夜いわれ、はっ!としました。

長男をみて、ため息ついて、泣いて、おちこんで、寝れなくて、、ダメだ、と、現状を憎んだり、なんでうちだけとなったり、、

先生のメールや、子供の言葉に今の自分に反省しました。

考えかたや、。もののとらえかた、少し変えていけるようにします


投稿日:2016-11-29
返信 30
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
■過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この中で言う「他人」は自分以外を指します。
なのでお子さんも「他人」という定義です。

どんなに変わって欲しいと願っても変わらないのです。

今のお子さんの言動に心を痛めているのはわかります。
しかし、それはやっぱり、あくまで子どもの課題なので、基本的に親が関与することはできないわけです。

いくら親御さんが気にかけて、手取り足取り関与しても、それはお子さん自身の問題です。
お子さんが変わろうと思わない限り変わりません。
それを待つしかないのです。

冒頭で…
「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分」という言葉を紹介しました。
しかし、「もし他人を変えられるとしたら?」
それは、【自分が勇気を持って変わる姿を見せることで、他人の心に「私も変わりたい」という想いの種をまく】ことなのかもしれません。

そうすれば、「変えられない」と言われている「他人」は変わります。
「変えられない」と言われている「過去」だって変えられるかもしれません。
もちろん、「過去の事実」は変えることはできません。
でも、「過去の形(受け止め方)」は変えられることができます。

自分を変えられない人が、他人を変えられるはずもありません。
だからこそ、「自らを変える」という気概を強く持つべきですし、誰よりも勇気を持って、今までにない取り組みをする必要がある…そう思うのです。
投稿日:2016-11-29
返信 31
なっちゃんさん
迷う削除
いつも、ありがとうございます。

長男は、祖父母宅にこもっています。祖母の買い物に付き合うことはたまにあるようです。

電話して声をかけますが、すぐにきり、ほとんど二日くらいはなしてません。
祖父母も、それとなく帰るように促すけど布団にこもるので、あんまり強くはいわず普段通りに過ごしているそうです。

担任の先生は、メールにて声をかけてもらい他の高校に一年下のこと行きたくないなら、単位が必要なことや、単位の事もだけど長いこれからの先の事話してみないかといい続けてるということです。

私は来週から仕事を再開します。ある意味私も社会復帰です。

答えがあれば、迷わないと思いますが、不登校の本など読んだりしてます。

声をかけ続けて待つということ、
でも、待っているだけではなく時間はたつばかり、動かすようにしていくこと、でないとひきこもりを何十年もすることになる。など
二通りではないですが、、色々な意見もあり、、
スマホや寝起きしたりしている彼を全てを、長男なんだと受け止めつつ、でも、放置してるような感覚に襲われます。

本人と、普段通りの会話ができるようにって、それだけが私の目標ですが、、時間は確かに取り戻せません。
高校生活は、取り戻せないことも分かっていながら、それでも行けないんだと思います。甘やかしなんだろうか、イヤ本人が動くしかないんだ、、放置なんだろうか、イヤ待っているのも寄り添いなんだと、、言い聞かせてます。

同じような経験をされた親御さんも迷っていたのかなと考えながら、、過ごしてます。
投稿日:2016-12-02
返信 32
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
焦りは禁物ですが、なかなか進展しない状況だと不安になりますよね。
ご祖父母様たちとは引き続き帰るように促してもらいましょう。
強引にではなく緩やかに・・・。
今は、唯一の安心する場なのかもしれません。
それまで奪ってしまうと反動が怖いです。
投稿日:2016-12-02
返信 33
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
お仕事への復帰は賛成です。
親だって人間です。
四六時中、お子さんのことを考えていたら心が塞いでしまいます。
仕事に熱中しているときだけでも忘れましょう。
これは見放すではなく、自分のためです。
それが巡り巡ってお子さんのためにもなると信じて。
投稿日:2016-12-02
返信 34
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
子育てに教科書はないと思います。
正解もなければ、間違いもない。
でも、親が子育てを進めていく中での「学び」はあります。
そうやって親も親として成長してくのです。

ひとつだけ言えること・・・答えになっているかどうかわかりませんが、それは「諦めないこと」です。
投稿日:2016-12-02
返信 35
なっちゃんさん
帰宅削除
いつもありがとうございます。

昨夜、主人の両親に実母が文句というか話をしたいから、うちまで来てほしいと言ってたみたいで。私はしらず、主人から聞いて、またかと思い怒りのまま、実母を責めました。長男が遠くから祖父母がきたら、ますます追い込まれるのではないかと思いました。

帰るように促すこと、見守るだけしてほしいと言いながらとても実母を責めました。

今日、昼から長男が帰ってきて、そのまま姉弟と、トランプしたり、三人で部屋で過ごしてます。私には、入ってこないでよ!と一言言ってでしたが、部屋から楽しそうな笑い声や話し声を聞こえてきます。
長男は、実母の車からおりるとき、ありがとうと母に言って笑顔でした。私には見せない、いつもの顔で、なんだかんだと実母が、彼を支えてたんだなと感じました。

いつもなら、私は母を拒否してしまいますが、私もありがとうと声をかけると、母も、主人の両親に電話をかけたのは、孫がこんなに悩んでるのに大丈夫なのか不安になったと、あなたは話をきかないし、、不安だったんだと話しました。

私も、先生にこのように相談してるのは、不安であり、聞いてもらいたいと思うから。

自分が変わること、少しだけですが実行したら、母の本音が見えました。

実母のこと全部をうけとめれないかもですが、長男にとって祖父母宅が今はよりどころなんだというのは、、わかりました。

長男は、祖父母宅で好きな数学を少ししていたようです。そして、転校という言葉を母に話したようです。つぶやきだったようですが。
一から、やり直せばいいよとだけ声をかけといたからと、母に言われました。

何が正しいか、解決策か分からないですが、、先生の📧を見ながらあきらめずに、過ごしてます
投稿日:2016-12-03
返信 36
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
帰宅したのですね。

自分が変わったからこそ、お母さまとの関係がほんの少しだけ距離が縮まったのでは?
これは小さな出来事かもしれませんが、意味のある大きな大きな変化です。
投稿日:2016-12-04
返信 37
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
子育てに正解も不正解もないのかもしれませんね。
上手くいかないことも、成功へのプロセスです。
将来的に「あの経験があったから今がある」と、そう思えるように諦めずに進んでいきましょうね。
投稿日:2016-12-04
返信 38
なっちゃんさん
タイミング削除
いつも、返信ありがとうございます。

長男は、姉弟とは話をします。
私がいないときに、弟を誘ってランニングをしに行こうとしたり、祖父母宅でダンベルで運動をしていたようで、家でダンベルを探してたり。
転校のことを祖母に少し話したりしてますが、本人は、そういうやる気が少し出たのも親には気づいてほしくないようです。
私もそ知らぬふりをしてます。
が、やる気が少し出たのなら、単位とか学校の情報を伝えたいような気がしますが、、。また担任より手紙か何かで示してもらえないかなと考えたり。

本人が、いうまでは待った方がいいですか。

今朝は、お母さん出かけないの?すぐに帰って来ないでねとか言われましたが、メモに食事等をかいて出掛けました。

投稿日:2016-12-05
返信 39
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「お母さん出かけないの?すぐに帰って来ないでね」なんて言われたら辛いですよね。
その際は何かしゃべると嫌味のひとつでも言いたくなってしまうので、今回のようにメモを書いて出かけるというのがベターです。
投稿日:2016-12-05
返信 40
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
また、本来であれば本人が言うまで待つべきでしょうが、いまの状態であれば祖父母様、先生方にも協力を仰ぐのがいいと思います。
ALL大人で意思統一をして、いい方向に向かうように接していきましょう。
担任にて手紙を書いてもらうのもひとつの選択です。
投稿日:2016-12-05
返信 41
なっちゃんさん
対応削除
いつも、ありがとうございます。

意思統一ですね。

長男は、眠りすぎなのかってくらいに寝ています。明後日から仕事が始まること伝えてます。担任にも手紙のことを話したら、してみましょうと快諾してくださいました。

私が、リビングにいると寄り付かず食事もしないので、別の部屋に私が行くからといい食事をとらせたり、家をあけたりと、家のなかで別居のようにしてます。
食事と、部屋から出したいという気持ちで、お母さんは、二階に上がるから下におりてご飯を食べなさいとか促してます。

一言二言声をかけると、うるせー、早くどっか行けよ。と言うので、そんなこと言わないでよ。でも、ご飯をしっかり食べなさい等声をかけて対応してます。

本人が拒否反応をまだ見せてるので、関係をゆっくりつくりあげるつもりでいますが、本人の為とはいえ、、夜ご飯を食べさせるため、私だけ二階に上がったり、近くを車でぶらぶらしてます。その間、姉弟と食事してるのでそちらを優先させてますが、、。

こんな対応でいいかわかりませんが、、出ていけよと言われながら出ていくのは、、辛いな〜と思っています。
投稿日:2016-12-06
返信 42
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
辛いですよね。
でも、今はその対応でいいと思います。
「一人の時間」を意図的に作ってあげることで、子どもの心が安定しますので。

やってはいけないのが、売り言葉に買い言葉。

暴言を吐かれても言い返してしまうと子どもは更に反発します。
今のご対応程度はむしろOKです。

辛い時は想いをこの場で吐き出してください。
我々が受け止めます。
頑張っているなっちゃんを応援します。
投稿日:2016-12-08
返信 43
なっちゃんさん
感謝削除
いつもここで、吐き出させていただいてありがとうございます。

今日は、私が1人の子供としての気持ちを話させてください。。実母と大喧嘩してしまいました。母も焦りなのか、3月までにどうかしないとひきこもりになるのでは、私が仕事再開したのはよくない、旦那の稼ぎが悪いから、旦那が悪い、とだんだん主人への悪口になり、、大喧嘩してしまいました。幼少の頃より、母は、興奮すると大声でヒステリックになり、こうだと思い込んだら、違うといっても絶対に聞き入れない、自分が絶対の人です。でも、私が変わろうとしたのに、母は変わらないんだ。年をとっても母は母。はっきりいえば、、早くいなくなってくれ、兄には優しいまま、私には過干渉、全てを否定し、、もう、離れたいと数日落ち込み、本気で県外への移住も考えました。

しかし、長男はというと、、中学の親友とジムに体験で行きました。また、週末は、中学時代の友人と遊びに行きました。高校の友達とは疎遠ですが、寝て、食べて、スマホの生活に、、少し他の事をする姿が見られるようになりました。
友達に、自分の高校に来たらいいのにと言われたけど、そこに入り直しても何したらいいか分からないしなーとかそんな事を話しました。
はっきり言うとビックリしました。彼の口から、これからの事を少し話したので。
何をしたいの、と聞くと、お母さんには言わないし、とまた、無視されましたが、、。嬉しかったです。正直。
何より、気持ちを少し聞けたのが。

そんな中、母とのケンカ。母とはわかり合えない、こんなこといってはいけないですが、関わりたくない。

でも、長男には私のような姿を見せてはいけないと思っていたので、反省の週末でした。
母とはわかり合えない。変わるのは私。そう思いながら、、もう無理だと思う今です。あのヒステリックな声に、トラウマなのかもですね。

いつも、この場で吐露させていただきすみません。
投稿日:2016-12-11
返信 44
伊藤さん
なっちゃんへ削除
お母様との関係はなかなか思い通りにいきませんね。
親子だからこその甘えと、親子だからこその相手への期待・・・。
色んな感情がぶつかり合ってしまうのでしょう。

そんなときは物理的・精神的に距離を置くことです。
これは、相手に対して「無関心」になるということではなく、一定の距離を置くことで双方が、冷静に双方の関係を見つめ合う機会を設けるということです。
投稿日:2016-12-12
返信 45
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
そんな中で、お子さんのちょっとした変化は嬉しいですよね。
一気に急激な変化を求めず、少しずつでもいいので、その日の変化を楽しみ、喜び・・・それを伝えていきましょうよ。

何に喜びを見出すかは「受け止め方次第」ですよ。
投稿日:2016-12-12
返信 46
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

乙武 洋匡氏の著書「五体不満足」ではこう書かれています。

「私は一度も不幸と思ったことがない」
「五体満足」で、仕事をもち、経済的に 恵まれながらも、「幸福感」より 「不足感」「不満感」を感じている人がいる…と。

どうしてそんなに違うのでしょうか。
出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というネマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2016-12-12
返信 47
なっちゃんさん
削除
ごぶさたしております。
あれから、仕事を始めました。長男は昼前まで寝てますが、少しずつ外に出るようになりました。
友達とジムに行ったり、走ったり。

そして少しずつ話も以前のようにするようになりました。

通信制いこうかな。ポツリと言いました。それ以上は語りませんでした。見学行こうかと声だけはかけました。
あれやこれやと聞きたかったですが、待つことをしようと。

そして、昨日。家族でクリスマスを過ごしていた夕食で、、。長男は、今の高校は辞めたい。受け直しをしたいが自信がない。誰もいないとことなると、県外にいきたい。でも、鉛筆すら握ってないのに受からないかもな。通信制かな、、大丈夫かな、、とか。
また、僕って自信がないって訳ではなくて、大丈夫って思わないとやれない。自信がないのかな。みんな大丈夫っていうけど、考えてしまう。壊れるんじゃないかな。とかとびこめなかったり。親友は、どんどんチャレンジしたり、すぐやるから、すごいなーって思う。とか話しました。

お姉ちゃんが、本人に、高校を三日で辞めるより、会社を三日で辞めるほうがたぶんヤバイと思うから、、。高校じゃなくて、大学やその人を最近は就職とか見られたりするけど、、高校を出るっていうより何がやりたいかじゃない?と声をかけてました。
いつもなら、うるせーという感じの長男ですが、聞きながら、、もう一回高校一年からの勉強出きるってラッキーかもねときょうだいで笑ってました。

ひきこもりながら、、サボってぐうたらしてるようで、、本人は自分と、向き合ってたんだと泣きそうでした。

ぼさぼさ髪も切りに行きました。ご飯みんなで食べるようになりました。冗談を言うようになりました。

他の家庭なら当たり前なのかもしれませんが、、

私にとっては、、とてもとても嬉しいことでした。

当たり前なことに感謝。教えてもらった気がします。
投稿日:2016-12-26
返信 48
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
当たり前なことへの感謝・・・これって今の状況を経験していなければ気づけなかったかもしれませんね。
とても素敵な気づきです。

これからも我々は応援しますよ。
投稿日:2016-12-26
返信 49
なっちゃんさん
ぶれない心削除
明けましておめでとうございます。

我が家にも新年がやって来ました。

長男は、よく話すようになりました。先のことは、県外の高校受けようかな、県内の通信制かなとか定まらないですが、前を向き始めたのをよしとしようと、私も、考えてました。

でも、以前のような彼に戻ったのが、ホッとしたのか、、長男が、やっぱり受験しないや、見学いった高校も行かないや、受験の緊張が嫌だし、、今の高校は、やめるけど、、など話をした瞬間、、
あー、またなのかな、、先に進むにも彼にも不安があると分かってても、、涙がでてきました。

思わず、そんな甘えた感じだと社会にでてどうするの、じゃー、アルバイトとかしたら、みんな心配してるのに、、と怒鳴りたくなりましたが、、こらえて、車で泣きました。

前向きになっても、後ろ向きになるかもなと、予測はしてて、でも、普通に話してくれてるのが一番と思っていたのに、、長男が1つ何か出来ると、次に色々求めてたなーと感じました。

ぶれずに、、見守る。
一喜一憂しない。
寄り添う。

本当に、難しい。ですが、、ここで思いをつぶやかせていただきすみません。
投稿日:2017-01-03
返信 50
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ 削除
あけましておめでとうございます。

一進一退、涙が出てくることもあるかもしれません。
ご長男は不安もあるまもしれませんが、すべては自分に返ってくるのです。
でもそれはいくら周囲が言っても刺さらないでしょうね。
自分が痛い目に遭ってはじめて学ぶこともあります。

「見守る」とはそれを想定しながらも、且つ、結果が分かっていながらもお子さんの成長のためにあえて口を出さずに経験をさせるということです。
投稿日:2017-01-03
返信 51
なっちゃんさん
チャレンジ削除
ご無沙汰しております。

あれから、高校を中退した長男は、県外の高専を受けることを選択しました。元々なりたかった建築科に進みたいという想いが強かったようで、見学にいった通信制も悪いわけではないけど、、と。

家を出たい気持ち、知っている友達の高校を受け直したくない気持ち、さまざまなようですが、、とにかく、、あれから願書など準備をしました。
長男には、何も言わずにやれるだけのことをやりなさいと話しました。

大きな不安で押し潰されそうになる私もいたり、相変わらずお酒を夜飲むと変わる主人に愛想をつきたくなったり、、でも、とにかく今は、、顔をあげた長男の応援をしなければと過ごしています。

でも、、チャレンジしてダメならどうするのかなんて考えてしまいますが、。勉強は、したりしなかったりで受験生のように思えないですが、、彼が自分で乗り越えなければならない壁と思って、、あれやこれやと口を出さずにいます。

あれやこれやと口を出さずにいられる自分にビックリですが、痛い目も嬉しいことも体感しなければ成長しないと思ってます。

迷うときは、今までの投稿を読み直してます。頑張ります。
投稿日:2017-02-05
返信 52
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
お久しぶりです。
近況をお教えいただきありがとうございます。

前進していますね。
そう感じました。

万が一、チャレンジしてダメなら・・・それは「再チャレンジ」をすればいいのです。
チャンスは一度きりではありません。
人は何度でもチャレンジする権利があります。

以前「「事実は1つ、受け止め方は2つ」についてご紹介しました。
受け止め方を「プラスに!」という思いを込めています。

それは「自分を変える」ということ。
そして「自分に自信を持つ」ということです。

これらの内容を以下にまとめていますので参考にしてください。
投稿日:2017-02-06
返信 53
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「自分を変える」

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。
そして、変えていくのです。

一方で、自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2017-02-06
返信 54
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「自分に自信を持つ」

―― どうしても自信が持てない…
―― 日常生活を送る中で、自分に対してOKが出せない…
―― 堂々と人と接することができない…

こうした悩みを持つ方はとても多くいらっしゃいます。

かといって、そんな時に自信を持とうと頑張って努力しても、どうしても自信を持てないことも多いもの。それには、自信を持てない隠された理由があるからなんですね。
それでは、いったいどうしたら自信を持てるようになるのでしょうか?

まずは、「自信を持てない」という状態について見直してみましょう。「自信がない」という状態には、いくつかの具体的な“症状”があります。

◆何をしても不安で、他人からの意見に怯えてしまう
◆始める前からダメだと思って、やらずに終わってしまう
◆やってみようと思った途端、不安があふれだしてストレスフルな状態になる
◆自分よりも他者のほうが優れているように見えて、比較して落ち込んでしまう
◆自分の良いところが認められず、どんなに頑張っても劣等感がぬぐえない
◆評価してもらっても、自分で自分のことが認められないため、他者からの評価を受け入れられない
◆自分を認めることができないため、行動が起こせない

あてはまるものはありませんか?

「自信がない」というと漠然とした感情のようですが、こうして分析してみると、心の状態と行動(現象)が連動していることがほとんどなんですね。

逆に、「本人が努力してきた過去がある、才能がある、周囲から認められている、客観的に見てできている」という実態に関わらず、本人が「“自信を持てない”と思っている」ことです。

実際に、「周囲から見ればできているのに、あの人は自信がない」とか、「どうしてそんなに自分を否定してしまうの?」と感じることも少なくありません。けれども、本人にしてみれば、「強烈な自己否定感」と、「それゆえに思ったとおりに行動に移せない」という二つの事柄と戦っている状態なのです。

なぜこうした自己否定感や行動できないという状態が生じてしまうかというと、それは、「もともと本人に対して否定的な意見を植え付けた人間がいる」ということが原因です。

人は子供時代、肯定的な意見を聞かせられて育ったり、あるいは、失敗したときに優しく受け容れてもらったりしていると、その状態を記憶し、自分でも他者からしてもらった肯定的な態度を繰り返すようになります。
けれども、子供時代にそれがなく、親や先生、周囲の人間から否定的な意見しかもらえなかった人は、大人になってからもそのときの態度を無意識に真似してしまい、自分に対して自罰を繰り返すようになるんですね。
そして、否定された経験を軸にして、自分のことを自分でマイナス査定し、推し量ってしまうのです。
誰しも、誰からも教えられたことがないことは、実行することができません。それは、「自信を持つ」という心の状態であったとしても、同じことです。自信というのは、「能力や良いところを認め、育てるという経験」がなければ、できないものなのです。
つまり、「認められ、褒められた経験がない」ために、その方法を理解できず、与えられた否定しかできない、ということが「自信がない」という状態です。

こうした状態のときは、過去に親や周囲の人間が自分を否定してきたように、自分の否定的なところにばかり焦点が当たっています。
人は良いところも悪いところもあって、それが普通なのですが、あまりにも否定されて育ったために、自分の肯定的な要素を認められないということを繰り返しているんですね。

だからこそ、こうした不安定で苦しい内的な状態を変えるためには、自分で自分を見る視点を変え、育て直すことが必要になってきます。
視点を変え、自分を育て直す方法としては、次のように少しずつ考え方を変えていくことです。

◆ありのままの自分を認め、子供の頃に言ってもらえなかったプラスの言葉がけを自分に対してしてあげること
◆他者の価値観で判断するのではなく、自分の判断で自分の成し遂げたことを認めること
◆過去にしてきたことで、他人からは認めてもらえなかったことを、自分自身で認め直すこと
◆社会的な達成ではなく、細かなことであっても、できたことを一つひとつ褒めること
◆他者に依存して自分の価値を決めるのではなく、自分がどうしたいのか意志を持って行動すること
◆失敗など、実際に成果が伴わない場合も、努力した自分を認めること

「他者の目」や「結果」を基準にするのではなく、自分で自分を認めるということが役に立つでしょう。
このとき、親が子供を見守ってあげるように、「自分で自分の親代わりをし、愛情深く、優しく認めてあげること」がポイントです。

不適切に否定的なことを投げかけられていたとしても、あなたがあなた自身を肯定的に捉えてあげることで、やがて自然に自分に対して「私は大丈夫」という肯定感へと変わっていきます。お友だちを励ますように、優しく自分に接してあげることも効果があります。

「自信のなさ=自己否定」は、今まで無意識に繰り返されてきたために癖になっていますから、はじめは意識して変えてあげることが必要です。しかし、自己否定も単なる「癖」に過ぎませんので、意識して繰り返すようになれば、1週間もすれば、だんだんと自分に対する肯定的な捉え方ができるようになってきます。
このように、「自信を持つ」とは、決して外側に認められることではなく、自分で自分を認め、肯定する気持ちを持つことで得られるものなのです。

他者の評価を追い続けている限りは、いつまでもその基準で生きてしまい、自分を肯定し、安心するという状態に到達することはできません。
心の中や自分の見方を変えてあげるだけで、やがては大きな「自分を信じる肯定感」に結びついていきます。小さな習慣も、意識して続けることで、考え方の根底を変えることにつながります。自分自身を大切に育て直す気持ちで接することから始めてみましょう。
投稿日:2017-02-06
返信 55
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
いつも長文ですいません。
全てとは言いません。
ひとつでも参考になれば幸いです。
投稿日:2017-02-06
返信 56
なっちゃんさん
イライラ削除
ありがとうございます。
長文でも、1つ1つ繰り返し読んでます。

ただいま一家全滅でインフルでした。私も最後になりました。
今日は、些細なことで兄弟ケンカをしており、気分が悪い私は、もうやめなさいとひとこと。長男は、不機嫌になり、前のようにドアを乱暴に閉めたり、薬を飲まずに今はリビングで毛布一枚で寝ています。咳をひたすらしてますが、どんなに布団に寝なさいとか薬をと話しかけても、反抗的な態度にもうほっといておこうと思いながら、心配ですが、、。
来週は、試験、勉強もせずに、、そんな態度を見ると急に、試験も受からなければ、、4月からどうするんだろう、働く気もない、甘えてばかり、、。寄り添うにも私も疲れたよと、、自分の体調が悪くて、、なんだか投げ出したくなります。せめて、心配する親の気持ちも気づく年頃ではないのかとか。

でも、以前の先生からのメールを読み返しては、、一歩一歩なんだと思いながら過ごしています。

長文でも読み返しては、考え方を学んでいます。

以前の私なら感情的に終わって、この子はもうダメだ、さっさと出ていけばいいとまで思ってたかもしれません。
家にとじ込もっていることで、彼は守られてる、寝たいときに寝て、食べたいときに食べて、スマホでネットでつながるだけ。そんな長男全てを理解したわけではないですが、、否定するよりは、肯定的にとらえなければと感じています。

愚痴りたくなったら、お邪魔してます。
よろしくお願いいたします。
投稿日:2017-02-09
返信 57
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
愚痴…大歓迎です。
人は心の中のモヤモヤを文字にすることで気分が晴れたり、心や頭が整理できたりします。
この掲示板をそのようにご活用ください。
我々が受け止めます。

ご家族でインフルエンザになったとのこと。
これも受け止め方によっては体を休めるいい機会と捉えましょう。
事象を「プラス」に捉えるくせをつけるのです。
※以下、またまた長文ですがご参考に。

…とはいえ、インフルエンザ辛いものは辛いですよね。
お大事になさってください。
投稿日:2017-02-10
返信 58
伊藤幸弘教育研究所さん
なっちゃんへ削除
「プラス思考」6つの方法

プラス思考になれないマイナス思考気味の人は現代人に増えています。
学校、職場などでまったく同じ環境なのに楽しいと思ってワクワク生きている人と、めんどくさいダルいと生きている人がいるわけです。
また、同じものをもらっても喜ぶ人と、足りないとわめく人がいたりします。
人生には辛いことも嬉しいこともある程度平等に起きているのに、マイナス思考はマイナスのことだけに焦点を当ててしまいいつまでも引きづります。

そして良いコトが起きても足りないと不満を言ったりしてしまうことも。
逆にプラス思考ならマイナスもプラスに変えてしまう力があり本当に毎日人生楽しそうな人ってよくみます。
結果マイナス思考は損ですよね。
一刻も早く治したい思考です。

多くの自称プラス思考は実はプラス思考ではなくただ自分に言い聞かせている人も多くいます。
本当の意味でプラス思考に、穏やかに明るく夢を持っていきるための6つの方法をまとめました。
トレーニングも兼ねてポジティブになれるツボとコツを抑えて、前向きに生きることが出来たら人生はどう変わりますか?
ぜひ参考にしてみてください!

1、マイナスを見ないコトがプラス思考ではない
嫌なことは早く忘れて良いことだけを見な!そんな言葉で慰めたりすることはあるけど決してそれがプラス思考という意味ではありません。
なぜならそれは重大な問題に目を逸らしているだけで根本的な解決にはなっていませんし、悪いことを受け止めることが出来ないままでいるからです。
恋愛に関してもそうです。
辛い過去や失敗があってもそれを忘れようとするだけで根本的な解決がないのでまた次に進んでも同じ過ちを繰り返しがちです。

真のプラス思考とはマイナスをプラスに変える力です。
失敗は全て過去のこと。
それをいつまでも考えて気に病んだり忘れることではなくどうすれば良かったのか、次からはどうするのかを冷静に分析し行動に移すことが出来ることが真のプラス思考と言えるでしょう。

2、無理やり思い込むのではなく「〜かもしれない」と仮説をたてる
良い方に思おうとしても口に出しても心の中のもう一人の自分が「どうせ無理だよ」という言葉を囁いてきませんか?
無理やりプラス思考になろうとする人ほど挫折するのも早いしやっぱり駄目だった時のダメージも大きくなりますね。
そんな時は「自分には出来ない、ムリだ、でももしかしたら出来るかもしれない 」と自分の心の中で仮説をたてましょう。
人は仮説に対しては無抵抗です。

なぜなら仮に、もしかしての話だから。仮説に対して「そんなことあるわけないだろ」は通じませんよね…仮説なのですから。
その仮説をマイナス思考の人は「ムリかもしれない、出来ないかもしれない」とマイナスで仮説を立ててしまいます。
しかしどうせ仮の話、想像の話なら「駄目かもしれないけど、もしかしたら出来るかもしれない」とプラスで立てた方が得です。
絶対出来ると意気込む必要はありません。
ただ自由な想像の話の中では「もしかしたら出来るかもしれない」とプラスの仮説を立てましょう。
そんなことしても意味はないと思うかもしれません。
でも、もしかしたら人生が大きく変わるかもしれないのです。

3、やる時はやる!やらない時はやらない!メリハリを付けて決め込むこと
プラス思考になれない人は人生をナアナアに過ごしてしまいます。

・仕事をしながら休みのことを考えている
・せっかくの休みなのに明日のことを考えてしまう
・やると決めても他の用事が出来たら脱線してしまう
・やらないと思っていもついやってしまう

これでは常に20%ほどの力しか使わないので人生に力が湧きません。
プラスもマイナスもない曖昧な人生で潜在意識が発揮できることなんてありません。
遊ぶこともサボることも休むことも時には必要です。
しかし全てやるのか、やらないのかを決めることが大事なのです。

何時から何時までは仕事をすると決める。
何時から何時までは誰になんと言われようと全力で休む。
遊びは週に1回と決めたらその時は全力で遊ぶ。
誘いがあろうと何があろうと休む時は休み働く時は働くこと。

こうしてメリハリをつけることで潜在意識が活性化し、ダラダラとマイナス思考に陥ることもなくなり人生に活力がうまれます。
さぁこれからどうしますか?
遊ぶなら遊ぶ、休むなら休むと決めましょう。
そしていつまで休むのか、次に何をするのかを決めましょう。

4、捉え方は自分次第?!全てのことに興味を持とう
有名なセールスの話があります。
アフリカに2人のセールスマンが靴を売りに行きました。
アフリカに着いて2人は驚きました。
なんとアフリカでは誰も靴を履いていなかったのです。
それを見て2人のセールスマンはこう言いました。

A「これは絶対に売れない。だって誰も靴を履いていない!」
B「これは絶対に売れまくる。だって誰も靴を履いていない!」

2人に起きた状況は一緒です。ですが捉え方次第でプラスにもマイナスにも捉えることが出来るということですね。

自分に起きた状況は皮肉ろうが落ち込もうが泣こうが喚こうがどうしても変えることの出来ない事実です。
起きてしまったことは変わらないのにそれをいつまでも文句を言っていても仕方がないですね。
起きた状況は変わりません。
そしてそれをどう捉えるかはあなたの自由です。

振られた時にただ落ち込むのか、大事なものだったと気付けるキッカケになったと次からの糧にするのか。
外国人とのコミュニケーションに会話が出来ないからどうしようと嘆くのか、英語を覚えるいいチャンスだと勉強するのか。
ここで覚えておきたいのはどちらを選んでも状況は同じというコト。
そして捉え方次第では先の未来はまったく別のものになるということです。

辛い状況に陥った時には当たり前のようにネガティブな気持ちになるでしょう。
しかしそれと同時に他の捉え方がないか、この状況をプラスに変えるにはどうしたらいいかを立ち止まって一度考えてみましょう。

5、 信じるな!疑わうな!自分の目で確かめろ!
マイナス思考の人は物事を信じてしまいます。
信じることは良いコトですが、この場合は「自分の都合の良いように捉えて信じている」ということがほとんどで、それが叶わないとすぐに卑屈になります。
逆になんでも疑う人はなんか嫌ですね。
いちいち疑ってかかるような人には友達も出来ませんし何も出来ません。
物事の表面だけを見て本質を確かめようと思う人なんてなかなかいませんよね。

しかしプラス思考は物事の本質を自分で確かめて判断するのでちょっとの変化で喜んだり落ち込んだりしません。
言葉や行動の意味だけにとらわれずに、なぜその人はそう言ったのか、なぜこんなことをしたのかと本質を確かめましょう。
信じた、裏切られたで図っても現状は変わりませんし次にも進めません。

6、想像の中のことしか起きない!可能性は自分が決める?!
人生はあなたが想像した範囲の中のことしか起きません。
月20万円収入が欲しいと思っている人が年収億を超えることはありません。
沖縄旅行行きたいと思っている人は沖縄には行っても世界一周の旅に出ることはないでしょう。
億を超える大企業を作り上げた人は億を超える大企業を作ろうと思った人であり、豪邸に住んでいる人は豪邸にいつか住むと想像していた人たちです。

他にもスポーツ界で有名なイチローや本田圭佑は小学校の頃からプロになることを想像し、年収や入団するチームまで具体的に想像していました。
想像の全てが手に入るかどうかはわかりません。叶わないことの方が多いでしょう。

しかし想像していないものは高確率で手に入りません。
なぜならそのチャンスが目の前に仮に現れたとしても想像外のことなので受け入れる準備がなく、自分には関係のないものだとチャンスをみすみす見逃してしまうからです。

そして行動すら移さないのでもう出来る、出来ないの話にもなりません。宝くじは買わなきゃ当たりませんよね。
どうせ無理だろうと想像の中のことでさえも現実的に謙虚に考えている人は数々の可能性を0にしています。
自ら可能性を閉ざし夢を持たずに生きているのです。

それが悪いわけじゃないですけど多くの人はそれなのに不満を持ち挙句には他の人の夢や成功を否定してしまいます。
想像することは自由です。
ルールも制限もなにもありません。

そして想像内のものしか手に入らないのなら想像しない手はありません。
自分は、本当は何が欲しいのか、どうなりたいのか、ムリでも手に入る可能性があるなら好きなだけ欲しいと思い込みましょう。
宝くじより確率が高くて、宝くじと違ってお金もかかりませんから!
投稿日:2017-02-10
返信 59
なっちゃんさん
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ご無沙汰しております。
あれから長男は、無事に高専へ合格し県外、寮生活が始まりました。

無事に二年生を迎えました。
一年生の成績表は、よくはなかったですが、泣きました。欠席が1日もなかったこと。
以前の私なら、成績順を見てたかもしれません。
1年を迎えたこと、1人県外でチャレンジしたこと、それまではトンネルにいた彼を見て迷い落ち込んでいた私、親育てをしてもらいました。
はい上がったあの子に私は、尊敬しています。
私にはできない、たちどまることも、チャレンジし直すことも、たぶん出来るのだろうかと。
この前の母の日にメッセージを彼から、LINEで送られました。

あの時支えてくれてありがとう。今の自分が頑張れるのは、支えてくれていたからです。
仕事頑張ってね
と。

先生、、引きこもって暴れていた彼はこんな言葉を送れるようになりました。
でも、私は
弟も、時にいきしぶりがあり、なんでこうもみんなあるかなと悩みますが、問い詰めることはしなくなりました。弟も兄には相談しており、彼が私に、こういうこと悩んでるよとかアドバイスしてくれたりします。
トラウマのように、いきしぶりがある日は、あっ、この子までなるのかと怖い事もありますが、、兄の経験は私の中で大きな力になっています。
でも、落ち込む時迷うときは掲示板に戻って、繰り返し見ております。

明けない夜はない
焦らないで

返信をいただいた言葉に、本当にいつも支えていただいていました。

御礼遅くなりすみません。ありがとうございました。
投稿日:2018-05-23
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