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お悩みNO.691
ショーシンさん
中2の娘 家出、不登校、非行の初期です 削除
私たちは共働きで、中2の次女に困っています。

姉がいますが、次女は幼い頃から姉への尊敬とライバル心はあったように感じます。2人とも小学校受験し、同じ学校へ、中学受験もして同じ中学に進学しました。

しかし、中学では友達関係で問題があり、退学して別の私立に中途編入しました。転校後、暫くは落ち着きましたが、また夏休み直前に再び家出、連絡がついたのは翌朝でした。 この時は、ずっと熱望していたもの(ペット)を買い与え、もう家出はしないと約束させて、何とか通常生活に戻し、夏休みも楽しく過ごしていましたが、休みが終わる3日前に再び家出。今度はピアスが増え、金髪になって帰ってきました。その後から今まで、携帯を没収し、学校に行かず家にいる状態が続いています。
携帯を没収しているのは、携帯を買い与える際の約束事を守れなかった為です。数日前、娘の枕元にメモがあり、家出の理由、不登校の理由は絶対に話さないということと、携帯を返せ!との言葉とともに親への憎悪の言葉(ウザ、シネ、、)が、書き殴られていました。本当にショックでした。次女はシャイで愛情に飢えているタイプだと感じています。友達関係でも、仲良くなった子が他の子と遊ぶのが気に入らなかったり、自分の悪口を言われているんじゃないか?と敏感になったりして、そのたびに友達が減っているようです。姉妹の関係は悪くなく、不登校になってからは、家では姉が一番話し易いので頼る傾向が増しているように思います。いろいろな情報を拝見すると、家内は過干渉気味だったかなと思います。私も時々ひどく叱ることはありましたし、その叱り方はかなり高圧的だったと思います。時には手も出しましたし、容赦ないので痛かったと思います。家出したときは、同年齢の女子と会っているようです。その子は、いわゆるヤンキーと思われ、金髪、ピアス、(舌ピアス)、タバコ、などしていると思われます。どうしてこの子と知り合ったのかは良く分かりませんが、1,2回しか会っていないと思うのですがお互いに大親友となっている様です。この子の事は親には全く話しませんし、話したら交際を禁止されるのが分かってるんだと思います。この子の影響も娘の一連の行動にはあるのかなぁ・・・と不安に思っています。 とにかく本当に困っており、何とかして非行を止めたいのですが、娘が唯一の自分の理解者と思っている子に合わせないとなれば、娘の態度はますます硬化するとも思えますので、結局どのようにすれば良いのか分からず困っています。家では今のところ普通の会話は一応していますが、家出の理由、不登校の理由については一切無視して不機嫌になります。娘にとっては友達との唯一の連絡手段である携帯をいつまでも取り上げているのも、親としては非常につらいです。
投稿日:2017-09-11
返信 1
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
中2のお子さんの家出、不登校等、問題行動にお悩みなのですね。

子どもは生まれたときから非行少女はいません。
何かのきっかけによって問題行動を起こしてるのです。
それはもしかしたら娘さんからのSOS、あるいは、親に注目されたい、構われたい等の心理状態からの行動かもしれません。

親としては心配だし、時には腹の立つこともあるでしょう。
でも、「何かのきっかけでこうなった」ですから、また「何かのきっかけ」で改善することだってあります。

そのためには、「何かのきっかけ」を意識して作ることが大切です。
でも、そのきっかけは簡単ではありませんし、即効薬もありません。
時間をかけてたお子さんとのコミュニケーションからまずは親子の信頼関係を深めていくしかないのです。

この掲示板に書き込みをいただくほとんどの方にお伝えしているコミュニケーション方法をまずご紹介します。
投稿日:2017-09-12
返信 2
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-09-12
返信 3
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-09-12
返信 4
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
いかがでしょう。
全てではなくても結構です。
ひとつでも参考になりそうなことがあれば実践してみてください。
投稿日:2017-09-12
返信 5
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
さて、ご投稿の中に、「いろいろな情報を拝見すると、家内は過干渉気味だったかなと思います」とありますね。
これらに関しては以下にまとめていますのでご紹介します。
投稿日:2017-09-12
返信 6
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。
投稿日:2017-09-12
返信 7
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
初回から長々とすいません。
以下もご参考にしていただけるかと存じます。
投稿日:2017-09-12
返信 8
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
「思春期・反抗期 対処法」

■反抗期は自律のための儀式
「反抗期は、親と子の別れ、自立のための儀式です。
喜怒哀楽を思う存分に分かち合いましょう! 」

これは、私が反抗期の子供を抱えて相談に来られるお母さんにお伝えするメッセージです。
子どもが反抗期になりますと、非行に走りはしないか、 暴力をふるわれたりはしないかとびくびくしたり、怖がったりするお母さんがおられますが、自分の産んだ子を怖がっていたのではどうしようもありません。
ですから、反抗期に大切なことは、子どもに負けないということです。
そして、どれだけぶつかり合うかということです。

反抗期というのは嵐の晩、一艘の船に親子に迎えあわせに乗っているようなものだと思うのです。
どうせ揺れるのなら大きく揺れ動けばいいのです。
イヤッというほど葛藤が多ければ多いほど、子供はスッと自立するものです。
反抗期は親子の存在をこれでもかこれでもかと確かめ合う時期ではないでしょうか。
過ぎてしまえば寂しすぎるほどで、家族にとっては、一番にぎやかな時期といえるでしょう。

ところが今の親(特に母親に多い)は、子どもと真正面から向き合っていないケースが多いのではないでしょうか。
それは本をただせば子育てに自信がないからだと思います。
その原因はいろいろあるでしょうけれど、一つにはいじめや自殺、ひきこもりといったマスコミから流される情報に振り回されて親が不安をかき立てられて、それが自信のなさにつながっているように思います。

何から手を付けていいのかわからず心配性になっているのでしょう。
案外、仕事が忙しいからと逃げているケースも多く見受けられます。
つまり、子どもの心が見えないのではなくて、見える位置に立とうとしていないということです。

親が子育ての上でできることは何かといえば、「待つ」「見守る」「じゃまをしない」ということです。
そして、子供が育つ上で大切なことは、「食べる」「寝る」「遊ぶ」の三つです。

このそれぞれの三つのリズムを周りに振り回されることなく親と子できっちりと守ることができれば、子供は健やかに育ってくれます。
これは動物の子育てに学ぶところが多いのですが、当たり前のリズムを守ることが子育ての基本で、人間の場合には、これに学びが入るわけです。

ところがこの学びが問題で、今の親は学力ばかりに気を取られて、リズムを崩してしまうことが多いように思います。
成績が良いからといって心に問題がないとは限りません。
子どもには子どもらしい環境、時間を整えてあげることが大切ではないでしょうか。

■ブーメラン!言った言葉、態度は必ず返ってくる
ところで、反抗期は思春期に限ったことではありません。
生まれてから、二、三歳の頃に第一反抗期が始まり、その後も大なり小なり続くわけですが、中でも「三つ子の魂百まで」と言われるように、幼少期思春期を支える土台となります。
また、親が子どもに言った言葉や態度は、必ず反抗期に戻ってきます。
では、生まれてから思春期までの子どもにどのように接すればよいのでしょうか?
各年代別にまとめました。該当しない年代もあるでしょうが参考にしてください。

●0歳~3歳
おんぶ・抱っこ・一緒にねんねと、スキンシップの時期。母と子の信頼関係は、ここからスタートします。

●3歳~6歳
自己主張が一番強い時期で親の世話をとても嫌います。
自己主張、自立の時期です。
何でも「自分で、自分で」となりますので、この時期は子どもがやりたいことを思いっきりやらせましょう。
少々のことは大目に見てあげればいいのですが、よく子どもと同じレベルのお母さんがおられますね。

「お母さん嫌い、自分でやる。ダメ、やる。」
「そんなこと言う子、お母さんも嫌い。」

「ダメ、イヤ」が同じレベルなのです。
これではいけません。
子どもが「自分で」と言ったことには、できる限り手を出さずに見守ってあげることが大切です。
そして「上手ね」と言って褒めてあげる。あるいは共感してあげればいいのです。
とにかくこの幼児期のいろんな小さな体験の積み重ねがとても大切で、それが生きる力のバネとなるのです。

●小学校低学年期
家庭中心の生活から学校中心の生活になります。
いわゆる「先生中心のメダカ社会」です。
その中でも三、四年生は中間反抗期といって、しきりに言い返す、口答えをする時期です。

そんなときは軽く受け流すくらいの余裕を持ちたいものです。
でも中には反抗の仕方を教えているようなお母さんもいますね。
「あらまあ、あなたって随分頭がよいのね」と感心すれば良いだけなのですが、親が子どもに言い返したり悪態をついたりして、子どもがグーの音も出なくなるほどやり込めてしまうのは考えものです。

それからこの時期に親がしてしまいがちなのが、「○○すれば△△してあげる(買ってあげる)」という交換条件をつけてしまうことです。
これは交換条件を提示しないと何もしない子どもになってしまいます。
それは親が子どもに負けてしまった姿であり、親がいけないのです。

あとは「やれ」と命令されればイヤになりますから、むしろお願いしてみることをお勧めします。
子どもはたいていのことは聞いてくれますよ。

●小学校高学年期
ギャクングエイジといわれ、集団で遊ぶ時期です。
仲間とのつながりができ、グループで行動する時期です。
これができないと、むしろ思春期のステップを踏み外しやすいものです。

そしてこの頃には、学校で性教育が始まります。
また、心と身体がアンバランスな時期であり、反抗もさらにダイナミックになって「うるせー、てめー」と暴言を吐いたり、壊す、割る、殴るなど、物に当たることも多くなります。

しかもこの時期は父親を意識して尊敬し始める反面、お母さんをとにかく嫌うようになります。
そうなりますと母親の方も必死になってオロオロしだすケースがありますが、まだまだかわいい時期です。
子どもを恐れずしっかり向かい合いましょう。

要はお母さんがどれくらい子どものことがかわいくて、許容できるかということなのです。
そしてもし問題が起きた場合は、お母さんとの関わり合いが一番です。
ともかく子どもを信頼して大きく受容する。
受け止めてあげて、「あんたに任したよ」の一言で解決する場合も随分あります。

●中高生期
この時期は、成績・異性・将来の何かと気になる三つ感情の起伏は激しくなり、幸福と絶望が交錯する時期です。
それだけに気分の浮き沈みが激しい不安定な時期ですので、特に男の子の場合は、会話でしっかりと抱きしめ(I love you」の声援をでっかく送りましょう!)。
いわゆる二人称の関係が非常に大事で、「お母さんはなんと言われてもいい。あんたのためにどう思われてもいいんだよ。だってうちの子だもん。私が産んだ大切な子なんだもん」という言葉や態度が、子どもの心の安定につながります。

他人にどう思われようが構わないという姿勢がとても大切です。
ところが、たいてい子どもが非行に走り始めると、近所にどう思われるだろうか、誰それの家にどう思われるかという、親の見栄が子どもをおかしな方に導いてしまうのです。
特に母親はやはり子どもの心の居場所になれる、そういう親であること。
そして本当に必要なときに手を貸すことができる親であることが大事だと思います。

それから、反抗期になると、それまで子どものことにはあまり関わらなかった父親が、突然、口を挟むことがありますが、これは場合によっては逆効果になることがあって、わざわざ非行に走らせることになる、大きな要因となります。
つまり、これまで子育てをずっと母親任せにしていた父親が突然出てくると反抗期の子どもにすれば、「何を今更、そんなこと言われる筋合いない。父親は何もお母さんの助けもしないで」とかえって反発を招いてしまうのです。
だいたい父親の接し方は怒ったり、怒鳴ったりの一辺倒過ぎるのです。
それではなかなかうまくいきません。

反抗期の父親の関わり方、特に息子との関わり方はすごく大事です。
「おれは父親だ」と肩に力を入れ過ぎて、やたらに権威を振るうこともないと思います。
「すまなかったなあ。今まではちょっと忙しかったから構わなかったけれども。できればお父さんも仲間に入れてくれる?」と言えば、男同士でもきっと仲良くなれますよ。
いずれにしても、思春期は不機嫌で無愛想なものです。そのことを良く理解した上で接してあげましょう。

●メッセージ
ゆとりを持ちましょう!
子育てに行き詰まったら、とにかく外に出て行くことをお勧めします。
一日中家の中でずっと考えていても何も解決できません。
外に出て、同じ年ごろの同じ立場のお母さんたちと話を交わすだけでもかなり違います。

また、草花や自然を眺めたり、動物を飼ったりするのも良いでしょう。
親(特に母親)の、ゆとり、安定感が子育てには何より大切です。
これは時間的なゆとりではなく、気持ちのゆとりです。
ゆとりはゆとりを生みます。

例えば、幼児期の場合であれば、子供と一緒の外に出て、五分でもいいからちょっと手足を止めて、道端に咲く一本の花や夕焼けを見て「きれいね」って語りかける。
このゆとりが、優しいゆとりのある子を育てるもとになるわけです。

反抗期においても同じ事でしょう。
我々は良く「反抗期は大波小波のサーフィン」とお話するのですが、親子で「さあ次はどんな波が来るかな」とむしろ楽しみに待ち受ける。
この先の社会のタタキ台、しっかりと受け止めさえすれば、すべて肥やしになります。
それくらいの気持ちのゆとりを持ちたいですね。

■子どもの一生のうちの貴重な時期
子どもにとって反抗期は人生のプロセス、自立するためのステップです。
それまでは親を人生のモデルにしてきたわけですが、反抗期になると、親を軽蔑したりして、親を乗り越えよう乗り越えようとする時期です。
いずれ社会に立つ上でのタタキ台であり、甘え・依存からの決別の時であり、なくてはならない時期なのです。

また、自分で自分をどうすればいいのか分からない、ある意味つらい時期とも言えるでしょう。
ですから、親子で喜怒哀楽を思う存分分かち合い、別れの瞬間を確かめ合えばいいと思います。

子どもに残せるものは、大学教育でも何でもありません。
ともに交わす会話、言葉であり、それらすべてが親から子へのメッセージであり、親から子への遺言なのです。
怖がらずに、恐れずに、逃げずに、反抗したいだけ、させるだけさせましょう。

スッ!と自立します。
過ぎてみれば寂しすぎるほど・・・。
投稿日:2017-09-12
返信 9
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
「家では今のところ普通の会話は一応していますが・・・」とのことですね。
であれば、普通の会話の中に以下のことも組み入れてみてください。
コミュニケーションは自分が話すよりも、相手に話させてナンボです。
そのためには質問方法を工夫する必要があるのです。
投稿日:2017-09-12
返信 10
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
「オープンクエスチョン・クローズドクエスチョン」

上手な質問をして、楽しい雑談ができる聴き上手なる秘訣です。
雑談で相手に質問を投げかけるとき、気にしてほしいことがあります。
それは相手にとって答えやすい質問かどうかです。相手にとって答えやすい質問をすれば会話は盛り上がります。答えにくい質問をすれば会話が途切れてしまう可能性もあります。

一般的に質問は大きく分けて2種類あるといわれています。それぞれオープンクエスチョン、クローズドクエスチョンと呼ばれています。

オープンクエスチョンは、質問された人が思ったことを自由に答えられる質問です。
【オープンクエスチョンの会話例1】
「学生のころ部活は何をやっていたの?」
「テニス部だった」「バスケ部だった」「帰宅部だった」と回答は複数あり限定されていません

【オープンクエスチョンの会話例2】
「こないだの映画どうだった?」
「面白かった」「つまらなかった」「このシーンに感動した」と回答は自由にできます

クローズドクエスチョンは、イエス、ノーで回答できるような答えが限定されてしまう質問です。

【クローズドクエスチョンの会話例1】
「部活は野球をやっているの?」
野球をやっているの?の質問の回答は「イエス」「ノー」の二つに一つです

【クローズドクエスチョンの会話例2】
「血液型はA型でしょ?」
A型だったか?の質問に回答は「イエス」「ノー」の二つに一つです

では、雑談を楽しむときは、オープンクエスチョンと、クローズドクエスチョンのどちらを使って質問すればいいのでしょうか?
答えは、「会話する人たちのとの、親しさの度合いによって使い分ける」です。

【オープンクエスチョンのメリット、デメリット】
■メリット
どんな答えも許されているため、どんどん話が広がり盛り上がる
■デメリット
答えが自由な分答えにくい。特に余り親しくない人にオープンクエスチョンで質問された場合、自分の情報をさらけださないといけないことも多く、打ち解けてない人に対しては向いていない

【クローズドクエスチョンのメリット、デメリット】
■メリット
イエス、ノーのように答えやすい
■デメリット
話に広がらずにすぐ終わってしまう

雑談を楽しく盛り上げるためには、オープンクエスチョンの方が、会話が広がるし、いろいろな話のネタも出て楽しいでしょう。しかし、あまり親しくない人に対しては、相手のことも考慮して、答えやすい質問、クローズドクエスチョンから質問してあげるといいでしょう。親しくなってきたら、少しずつオープンクエスチョンに変えていけば、相手と打ち解けるのも早くなります。

相手に合わせて答えやすい質問をしてあげるのが、聴き上手になるための第一歩です。

参考にしてみてください。
投稿日:2017-09-12
返信 11
ショーシンさん
ありがとうございます削除
色々とご教示下さり本当にありがとうございます。
夫婦だけで悩んでいると行き場がなくなってしまうので、この様な温かいお言葉を頂けるだけでも勇気が出ます。
すぐに解決しようとせず、時間をかけて娘と向かい合える様に働きかけていこうと思います。
投稿日:2017-09-12
返信 12
若者教育支援センターさん
ショーシンさん削除
こちらこそ、早速のご返信ありがとうございます。
ご夫婦だけで悩んでいると閉塞感があると思います。
もしもよろしければしばらくこの掲示板でお話ししましょう。
我々と一緒にいい方向に向かうように考えていきましょう。
投稿日:2017-09-12
返信 13
ショーシンさん
iメッセージ削除
色々アドバイスありがとうございます。iメッセージを意識しようと思います。
とかく子供に対して ・・はやったの?、・・しないと! とか、言いがちなので(特に家内)、少なくとも ・・をやった方が良いと(お母さんは)思うよ、と言える様に気をつけます。
考えた末に、昨夜、手紙をつけて携帯を娘に家内から返しました。果たして明日からどんな行動をとるのか分かりませんが、娘の表情は少し嬉しそうでした。
投稿日:2017-09-13
返信 14
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
手紙をつけて携帯を返したのですね。
明日からの行動をご心配されるお気持ちはわかります。
でも、明日のことを心配するよりも、今の娘さんの嬉しそうな表情を今日は喜びましょう。
明日のことは明日考えましょう。
そのくらいの気持ちのほうが精神衛生上、楽ですよね。
投稿日:2017-09-13
返信 15
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
「○○はやったの?」よりも、「お母さん(お父さん)は○○をやった方が良いと思うよ」の方が良いです。
それで、万が一お子さんがやらなかったとしてもそれを責めないことです。
親はいいと思う。でも子どもはそう思わないからやらない。
それは子どもの判断ですので、子どもがどんな反応をしてもそれを責めてはいけません。
責めた段階で、「何だかんだ言ってもやらせたいんでしょ!」と反抗的になります。

もしもひと言付け加えるとしれば、「なぜそう思うか」の説明です。
「なぜやった方がいいのか」を論理的に説明しましょう。
その説明に子どもが腹落ちすれば、今後は指図せずにやるようになるでしょう。
投稿日:2017-09-13
返信 16
ショーシンさん
その通りですね削除
ありがとうございます
今日は祖母の家に泊まりに行きましたので、家の中も落ち着いています。

親はいいと思うことをやらない子供を責めた段階で、「何だかんだ言ってもやらせたいんでしょ!」と反抗的になる、
まさにその通りですね。
確かに子供の方が、親がやって欲しいと願っていることは分かっているのかな、と感じます。
なので、学校に早く戻るとか、いろいろとやって欲しいと思いますが、頑張って過干渉にならない様に見守りたいと思います。
投稿日:2017-09-14
返信 17
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
ご理解いただきありがとうございます。
過干渉にならない程度に、見守る。
…おっしゃる通りです。

「親」という字は「木」の上に「立って」「見る」と書きます。
通常は高い位置から子どもを俯瞰して見ていて、いざという時・子どもが求めている時だけ木から降りて、そっと背中を押してあげる。
そんな存在でありたいですよね。

そのくらいの気持ちの方が子育てをゆったりした気持ちで楽しめます。
投稿日:2017-09-14
返信 18
ショーシンさん
ありがとうございます削除
ゆったりした気持ちを心がけます。

夫婦共働きなので、子供といる時間が限られる様な気がしていたので、子供といるときには何かと世話を焼き過ぎたのかもしれません。長女にも同じように接していたはずでも、子供の個体差ってあるんでしょうね。

この掲示板で学ばせていただいていること、本当に心が落ち着きます。

週末にはカウンセリングも受けてみようかなと思っています。
投稿日:2017-09-14
返信 19
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
この掲示板により、心が落ち着くのであれば、我々としては本当にうれしいことです。

共働きでお子さんとの時間が限られている分、過度に接してしまったのかもしれませんね。
これは良かれと思ってのことですから、もうご夫婦で当時を振り返るのは止めておきましょう。
それを認識できた時点で「終わったこと」です。

大切なのこれからです。
その反省をもとにこれから接し方を気をつければいいのです。

同じ親に同じように育てられても、子どもの受け止め方は様々です。
だからこそ、子育ては楽しいのです。
投稿日:2017-09-15
返信 20
ショーシンさん
また家出しました削除
すみません、また掲示板に書かせてください。
昨日からまた娘が家出しました。まず、友達と会う約束をしたからと、まとまったお金を要求してきて、平日の昼に会うのは補導の対象になるよ、と言ったところ、だったらおばあちゃんの家ならいいでしょ?というのでOKしました。
見事にうそをつかれました。これまでは短いメッセージでも「泊まる」くらいは言ってきましたが、今度は一切連絡してきません。泊まっているところは前回と同じだと察しがついています。最近は、娘に対して見守る姿勢でいたつもりですので、なぜ?の気持ちが強いです。
特に事件を起こしている訳でもなく、身の危険があるようにも思えないので、警察に届け出ていません。じっと帰りを待つのみかなと思っています。帰ってきても、普段通りに接して家出を問い詰めないほうが良いのかな?と頭では思っていますが、やっぱり帰ってくれば何か言ってしまうかも。。。
少し親子関係が改善してきたかと思っていた矢先のことで、うそをついての家出に家内はかなりショックを受けており、もうどうでも良い、とも言っています(本心では無いと思いますが)。
繰り返しになりますが、今はただ、じっと待つしかないですね。。。
投稿日:2017-09-20
返信 21
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
ただじっと待つ…というのは、「何もしないで、言うべきことを何も言わない」ということではありません。
今回の家出と嘘は看過できない出来事だと思います。

ただし、一方的に叱責するのではなく、「想いを伝える」ということに意識を向けてみてください。

「心配していたんだよ」
「嘘をつかれて悲しかったよ」…と。

基本は「返信3」でご紹介した「Iメッセージ」です。

そして、「怒る」ではなく、お子さんの成長を願って「叱る」を意識してください。

以下にご参考になりそうな内容をご紹介します。
投稿日:2017-09-20
返信 22
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
「怒る」と「叱る」は違う!子どもを傷つけずに効果的に叱る6つの基本ルール

親は我が子のことを真剣に考えるあまり、つい感情的になり、怒ってしまうものです。
しかし、イライラした感情をそのままぶつける「怒る」と、子どもの成長を思って「叱る」のでは全く違います。
子育て心理学から見た「怒る」と「叱る」の違い、そして、ポジティブ心理学ベースの効果的な叱り方についてご紹介します。

■「怒る」と「叱る」の根本的な違い
・「怒る」とは、怒り手の感情を外に爆発させること
・「叱る」とは、相手によりよい方法を教示すること

似ているようで、全く違うことがわかりますね。
「怒る」はネガティブ、「叱る」はポジティブな色味があります。
子どもの困った行動に対し、親がガミガミと感情的に怒ると、その場の雰囲気が険悪になるのはもちろんですが、ダメージはその場だけにとどまりません。

1.トゲのある否定語が、子どもの自己肯定感や自己効力感を低下させてしまう
2.親からその感情的な対処法を学んでしまう
という弊害も出てきます。
とくに2は、その子どもの人間関係にまで影響を及ぼす可能性があります。

例えば、
・親が大声で怒鳴ると、子どもは「そうか、困ったときはパパとママみたいに怒鳴ればいいんだ」
・親が叩くと、子どもは「そうか、困ったときはパパとママみたいに叩けばいいんだ」
と学び、お友だちとの日常に応用されやすいのです。
子どもを叱る場面というのは、親の問題解決能力を披露する場です。
お手本になる対処法を示してあげたいですね。

■ポジティブ心理学ベースの叱り方 6つの基本ルール
【叱るときにやってはいけない3つのルール】7
1.過去を引きずる:「いつもいつもダメなんだから」「毎回毎回同じことを言われて!」
2.叱る範囲をあれもこれもと広げる:「何をやらせても中途半端」「何も聞いていないじゃない!」
3.その子どもを全体否定する:「ダメな子ね」「なんて悪い子なの!」
叱る範囲を広げることで、叱りネタが何倍にも拡大し、怒りへと発展。それが感情の爆発につながります。

【ポジティブに叱るための3つのルール】
1.いまのことだけを叱る:「いまの言い方はよくないよ」
2.目の前のことだけを叱る:「青いペンにキャップをしなさい」
3.その子どもの行動だけを叱る:「それは悪いことだよ」
子どもはよく困った行動をするものです。
それは悪いことかもしれません。
だからといって悪い子ではありません。
「いまの」「目の前の」「行動だけ」を叱るポジティブな叱り方なら、子どもの自己肯定感を傷つけることなく、伝えたいことをしっかりと伝えることができます。

感情を出さずに、とは言っても子どものことを一番に考えているからこそ両親は怒ってしまいますよね。
もし「理不尽な怒り方をしてしまった!」と感じたときは、まずは子どもに「ごめんね」。
子どもの傷ついた心をその場で癒すことができ、親も気持ちのリセットがしやすくなります。

その後は目線を意識的にほめポイントへ。
「できていないこと」ではなく「すでにできていること」をうまくキャッチし、そこを積極的にほめて、子どもの自己肯定感を満たしてあげましょう。
「叱り方のルール」と、「怒ってしまったら素直に謝り、ほめにスイッチ」を、ぜひ今日から取り入れてみてください。
投稿日:2017-09-20
返信 23
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
■「怒り」の感情

ある科学実験によると、怒りの成分ではネズミをも殺してしまうらしですよ。

アメリカの心理学者エルマ・ゲイツ博士は人間の吐き出す息を使って実験しました。
それは人間が吐き出す息を液体窒素で冷却し、取り出した沈殿物がその時の人の感情の状態によってさまざまな色に変化するというのです。
通常は無色透明であるのに対し、怒っている人が吐き出す息の沈殿物は栗色で、悲しみや苦しみを感じている人は灰色、また、後悔の念を抱いている時は薄い赤だそうです。

そして、これらの色がついている沈殿物を分析してみると、かなり強い毒性が検出されるそうです。
試しに栗色の沈殿物を水に溶かした物をネズミに注射したところ、わずか数分でネズミは死んでしまったとのことです。
さらに、人間が1時間くらい怒りの感情を持続させると、80人以上の人を殺すことができるほどの毒物が発生するそうです。

いつも不機嫌でいたり、不満の言葉を吐いている人が身体の具合を悪くしやすいというのも納得がいきそうです。
ネガティブな感情を持つことは、自分自身の身体を傷つけるばかりか、周囲の人も毒入りの息を吸わされ、気が滅入ってしまうのです。
また、明るい人のそばにいるだけで、自分も元気になってくることがありますが、いつもニコニコしている人の息にはきっと人を楽しくさせたり、健康にしたりする成分が含まれているのかもしれません。

余談ですが人間の血液は、怒ると黒褐色で渋くなり、悲しむと茶褐色で苦くなり、恐れると紫色で酸っぱくなるそうです。

ちなみに・・・「怒り」の感情は「第二感情」と言われています。
では、「第一感情」は?

それは「期待」です。

人間はどうしても「第二感情」を伝えてしまいがちですが、その前の「第一感情」である「期待」を伝えればいいのです。

その怒りは何を「期待」していたか。
それを伝えると相手も謝りやすくなったり、次の行動を起こしやすくなったりすると言われています。
投稿日:2017-09-20
返信 24
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
いかがでしょう。
この掲示板への書き込みはいつでも、何度でも歓迎します。
これからも活用してくださいね。
我々は応援します。
投稿日:2017-09-20
返信 25
ショーシンさん
ありがとうございます削除
お言葉本当にありがとえございます。
つい先ほど、LINEですが娘から書き込みがありました。
そこにはもちろん家出のことなんかこれっぽっちも無く、私が出張中の写真にコメントしてきただけですが。
ここでLINEで心配していることを書くかどうか・・・で迷っていましたが、これは書くべきですね(Iメッセージで)。
LINEでは、つい、(態度の硬化を恐れて)他愛もない会話をしてしまいましたが、やっぱりIで伝えたいことは言っておこうと思います。

PS
掲示板でこのような心の支えになって頂いていること、大変ありがたいの一言です。ただあつかましいな、とも感じており反省もあります。
近いうちにご面会の機会をいただき、正式に相談に乗って頂こうと思っております。
投稿日:2017-09-20
返信 26
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
あつかましいなどとはこれっぽっちも感じておりません。
どうぞ、ご安心してこれからも書き込み・相談してください。

LINEでの「Iメッセージ」…ぜひ実践を!

面会でのご相談に関しましては、事務局に直接お問い合わせください。
ただし、この掲示板によるご相談と面会でのカウンセリングは担当が違いますのでその点、ご承知置きいただければ幸いです。
投稿日:2017-09-20
返信 27
ショーシンさん
家内削除
いつも温かいお言葉ありがとうございます。
今日で家出3日目です。恐らくまだ寝ていなかったんだと思いますが、早朝に娘から、おはよう、と書き込みが。
すぐに長女が反応してくれました(家族グループのラインです。ちなみに個人別のラインには既読も付きません)。
私は昨夜、Iメッセージで心配していることを伝えています。
家内は・・・平然と嘘を付かれて家出されたことのショックが抜けず、娘のラインメッセージには何も反応したくない、と、頑なでしたが、私から娘は母親の反応を期待していると思うから、一言でいいので書き込みしてくれないか、と言いましたところ、ようやく一言だけ書き込んでくれました。
これまで家内が頑張った事を思うと、今は頑なになってしまうのも当然かなと思います。しばらくは私が中心になって娘に対応することになりそうです。

PS
面会の件、拝承いたしました。ご担当が違うのですね。改めて考えます。
投稿日:2017-09-21
返信 28
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
奥様は「平然と嘘をついた」と思ってしまわれているのでしょう。
でも、嘘を平然とつける人っているでしょうか。
それができれば、その人は相当の悪人です。

娘さんはきっと嘘をつく瞬間は心が痛んだはずです。
でも、思春期のいま、それを反省して「ごめんね」が素直に言えないのではないでしょうか。

そう信じてみませんか。
信は力なり・・・です。

そして、その大前提は
「生まれてくれてありがとう」です。

どうか、ご夫婦で娘さんが生まれたあの日を思い出してください。

頑なな奥様の心を少しずつ和らげていくのも、ショーシンさんの役目だと思います。
奥様の立場に立ちきり、また、娘さんの立場にも立ちきり。
双方の間に立って大変かと思いますが、是非ともその困難を乗り切ってください。

そのために、この掲示板を通じて我々が全力でサポートします。
投稿日:2017-09-21
返信 29
ショーシンさん
頑張ります削除
有難うございます。家出4日目にして、とりあえず義祖母の家に戻ってきました。少しだけ安心しましたが「迎えに来たら出てくから絶対に来るな」と言われてます。しばらくは待つしかないかと思っています。
家内はまだ娘に対して発するメッセージに嘘をつかれた事に対する怒りが残っている感じがします。(当然だとは思いますが)
家内の心を和らげるのも時間がかかりそうですが、挫けず頑張ります。この掲示板のおかげです。
投稿日:2017-09-22
返信 30
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
取りあえずはひと安心ですね。
奥様の心情をお察しすると確かに時間は掛かるかもしれません。
ならば、時間を掛けましょう。
掛かった時間の倍の時間を費やすくらいの気持ちで…。

「時間薬」ということもありますから。

焦らず、一歩一歩。
三歩進んで二歩下がる、でいいのです。
投稿日:2017-09-23
返信 31
ショーシンさん
自宅に戻ってきました削除
娘がようやく自宅に戻ってきてから数日が経ちました。学校には全く行く様子はありません。私は今は学校のことや、家出のことは一切口にせず、ただ日々の他愛もないことだけを話題にしています。一方、家内は、やはり学校を意識させたいらしく、しつこくはないですが事あるごとに学校をキーワードに話しかけています。(娘はもちろん「は?」という回答ですが、怒り出すような態度ではありません)
家内も、強くは言わないので、このままの働きかけ方で良いのかな、とも思いますが、娘の気持ちで考えると「また学校に戻そうとしてるな」と身構えてしまうような気もして、まだ学校のキーワードは使わないほうが良いのかな・・・とも思います。少なくとも父親としては、キーワードは使わず、家内が言いたければ言う、ということで良いのか、家内も黙らせるべきか、悩んでおります。
投稿日:2017-09-29
返信 32
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
しつこくない程度なのであれば、いまのままで良いと思います。
そしてショーシンさんはそれを俯瞰して見守るというスタンスで。

腫れ物に触るがごとく一切話題に出さないのも不自然ですよね。
でも、あまりしつこいと心を閉ざしてしまいます。
この微妙なさじ加減は難しいのですが、都度都度、表情などを見ながら接するしかないのです。

でも、「いつかは学校に関して親子でじっくり話し合いの時間を取る」ということも念頭に入れておきましょう。
このままではいけない…おそらく娘さんだってそう思っているはずですから。

その「いつか」というのも「何日後」という答えがあればいいのですが、これまた答えはありません。
答えがないということは正解も不正解もないのです。

「親がそう思ったときがベストタイミング」と思うしかないのです。
投稿日:2017-09-30
返信 33
ショーシンさん
そのとおりですね削除
有難うございます。私は今後も俯瞰するポジションで行きます。
確かに、学校の事はいつかは親子で話し合わなければならないですね。その為にも、家内の働きかけは(時々冷静さを失っていますが)必要ですね。
投稿日:2017-09-30
返信 34
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
確かに奥様の働きかけは必要です。
ショーシンさんは、頭は冷静に、心は熱く・・・です。
本来は、奥様もそうあって欲しいのですが・・・。
投稿日:2017-10-01
返信 35
ショーシンさん
再び家出しました削除
最後の書き込みから2週間経ちましたが、また掲示板に書かせていただきます。
本日、また娘が家出しました。今回は最初から「おばあちゃんの家に行く」という事で昨夜から準備し始め、今日の午後に行くことになっていたはずが結局行かず、おそらく前回と同じ友達のところに行っていると思います(連絡はありませんが)。
また嘘をつかれたのですが、家内は前回の家出からひと月ほど経っていて、学校にも行っていないので、そろそろ・・・と若干疑っていた様です。
昨日までは学校にこそ行かないものの、家でも明るい感じで過ごしていたので親子関係はよくなってきた、と思っていました。
ただ学校に行かないので、本人としては時間を持て余してしまい、それで通りところにいる友達宅に単純に会いに行っている感覚なのかもしれません。親に言えば、行ってはいけない、と言われるだろうから嘘をつかざるを得ないんだと思います。その友達が一般的な子ならあまり心配もしないのですが、(SNS投稿を見ると)非行少女の様なので、何事もなく帰ってきて欲しいと願うばかりです。
どこかにこの思いを書かせて頂かないと気が休まらないので、また書かせて頂きました。
投稿日:2017-10-16
返信 36
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
この掲示板に書き込みをいただくことで少しだけ気が休まるのであれば、どうぞこの場を活用してください。

それにしても、「またか!」と思ってしまいました。
ひざを突き合わせて話し合いの場を設ける良い機会ではないでしょうか。
このままではいけないと本人も思っているはずですから。
投稿日:2017-10-17
返信 37
ショーシンさん
帰宅の条件削除
アドバイス有難うございます。
このままではいけない、と本人が本当に思っていて欲しいところですが、今度は、自宅に戻る条件として、タバコ・酒を買って来ること、自分のバッグの中身を見ないこと、自分の(不登校などの)事を誰にも言わない事、という条件をLINEで出してきました。
今、まさに、やりとりしている最中ですが、さすがにタバコと酒は法律違反ですので、認められないと返信しています。バッグの中身はプライバシーを守りたいという事でしょうから同意しても良いと返しました。最後の誰にも言わない、は、我々親にも悪いところがあったら直そうと思っているので専門家に相談している、と正直に書いています。
激しく抵抗されているところですが、こちらが熱くならない様に、Iメッセージで娘とやりとりしているところです。
また書き込みさせて頂きます。
投稿日:2017-10-18
返信 38
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
そのご対応でよろしいかと思います。
タバコや酒は絶対に認めてはなりません。
バッグの中身はおっしゃる通り、プライバシーを鑑みて同意してよいです。

「誰にも言わない」は専門家に相談していることと合わせて、あくまでも個人が特定できないように相談していることも伝えてください。
また、目的は「親が変わるため」ということも付け加えて。

それにしても、何かの条件をのむ代わりに、条件を提示してくるというのは褒められた行為ではないですよね。
将来、大人になったときに条件付きでないと動かない人になってしまいます。
投稿日:2017-10-18
返信 39
ショーシンさん
タバコ削除
アドバイスありがとうございます。こちらからは繰り返し法律に触れることなので、親が認めることはできない、と返信しました。深夜になって、買っといて!、との書き込みが来ましたが、もう遅かったので返信せず。話題を変えてメッセージを書き込みました。
やはりタバコや酒は絶対に認めないこと、肝に銘じます。それを認めないなら、家に戻らない、と言い張られても、法律違反したら親はどうやっても娘を守ることができないんだから、としつこく説明するしかないですね。(もちろん、未成熟の身体にも悪影響ありますし)
書き込ませて頂く度に勇気を下さり助かっております。
投稿日:2017-10-18
返信 40
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
勇気を持って頂けたとのことでよかったです。
「ダメなものはダメ」と言えるのは親だけです。
この大前提は我が子に対する愛情です。

その大前提のもとに伝えるべきことは伝えて、真に納得させることが求められます。
投稿日:2017-10-18
返信 41
ショーシンさん
タバコ削除
ご無沙汰しています。
上で書き込ませていただいた後の顛末ですが、長くなるので割愛しますが警察も絡んでひと騒動ありながらも、娘の「潜伏先」が判明したことで家に戻ってきました。それ以降、家出は無くなり、学校には行くそぶりもありませんが、家の中では親子関係が相当改善してきたなと感じていて、来年4月に向けてそろそろ本気で学校について話合いしなくては、と感じているところです。
このところ家の周りに吸殻が多く捨ててあったり、なんとなく部屋が臭っているような気がしたりで、まさか・・・と心配していたのですが、ついに娘がベランダで喫煙しているところに家内が出くわしました!
ここで、冷静に家内は未成年としては許されないことだと(怒鳴らずに)話した様ですが、でも吸いたいから!と反論されて自室に行ってしまったところです。
折角良い関係が築けているところに、またしてもショッキングが事が起こってしまいました。明日以降、娘が家に留まるかどうかは分かりませんが、どこにも私達の苦しさを打ち明けるところがないので、すみませんがここに書かせて頂ます。
この掲示板の初めのほうでもアドバイスをいただいていますし、私も同感ですが、親としては、未成年としてやってはいけない事を認めるわけにはいかないと思います。
喫煙を注意されたことで家を出ていくのであれば、それはそれで仕方ないと覚悟を決めるしかないです。ただ、容認すれば家から出ずに今と同じような関係でいられるのかも・・・と、全く思わない訳ではない、弱い自分もいます。しかし、容認すれば非行はエスカレートするだろうとも思います。複雑です。

投稿日:2018-02-08
返信 42
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
ご無沙汰しています。
久々のご投稿ありがとうございます。

タバコはダメ!
それは当然のことです。
でも、頭ごなしにダメと言っても聞いてくれない可能性は高いです。

「なぜダメなのか」を冷静に客観的に伝える必要がございます。

インターネットで調べると未成年の喫煙がどれほど体に害を及ぼすかが掲載されています。
それらのデータや画像(真っ黒な肺など)を見せて視覚で説明して理解させましょう。

我々がカウンセリングをした未成年がタバコを一瞬にしてやめた例としてご紹介しますね。

そもそもなぜタバコを吸い始めたか。
それは「かっこつけるため」とのことでした。
ちょっと大人になった気分だったのでしょう。

でも、今の時代、タバコを吸っている方が「かっこ悪い」という説明をしました。

それを聞いた瞬間にやめた未成年者がいました。

これはかなり特異な例ですが、そんな子もいたという事実です。
投稿日:2018-02-09
返信 43
ショーシンさん
タバコ削除
早速ご返信頂きありがとうございます。ほっとします。
そうですね、ダメと言わない訳にはいかなかったですよね。伝え方ですが、若い体には影響が大きいと言う話はしています。ダメなものはダメ!とキツくは言わなかったようです。
財布にお金が無いからかもしれませんが、一応、まだ家にいます。手紙がありました。もう私には関わらないで欲しい、自分の好きなことをやって生きていくから、タバコで早死にしても自業自得と分かってるから・・・のようなことが書かれていました。家出の後、これまで築いてきた関係が、タバコの話から一瞬で崩壊してしまい悲しいですが、今はまた振り出しに戻って、最低限の声がけをしながら見守るしかないように思っています。
投稿日:2018-02-09
返信 44
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
また振り出しに戻ってしまった感覚でしょうが、ここで諦めたら今までのご努力も水泡です。

最低限の声掛け等をしながら見守っていきましょう。

またご相談ください。
我々も全力でサポートします。
投稿日:2018-02-09
返信 45
ショーシンさん
ありがとうございます削除
有難うございます。明後日には短期海外ステイしていた姉が戻りますので、娘の心境に変化が出るのを期待します。
投稿日:2018-02-09
返信 46
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
娘さんの心境に変化があると良いですね。
期待しましょう。

またご報告ください。
投稿日:2018-02-09
返信 47
ショーシンさん
新学期も不登校、タバコはエスカレート削除
ご無沙汰しています。上の投稿から2ヶ月ほどたちました。4月の新学期と共に何かしら娘が行動を起こせたら、、、と期待しましたが、こちらから学校のことを話すと結局は「どーでもいい」と言って口を噤んでしまいます。そのまま残念ながら新学期を迎えて不登校が続いています。
タバコはエスカレートしていて、1日に相当数を吸っているようです。夫婦共働きで、日中は家で一人のため気が向けばどんどん吸っているようです。なので家内は「会社を辞めて家にいようかな・・・」と漏らしましたが、単に娘を家で”監視”すればタバコ癖はなくなるものでしょうか?
不登校とタバコを除けば(この2つも大きな問題ですが)、親子関係は安定してきていると思います。
書き込み始めた頃に比べると、親子ともに多少なりとも精神的に成長していると実感できるので、タバコが良くないことは言い続けるしかないですが、タバコを強く禁じることで、人として道を外すような方向に突っ走られなければ、まだマシかな、、、と今の関係を壊したくないと考えている(つまりタバコ容認しようとしている)自分もいます。
投稿日:2018-04-14
返信 48
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
タバコに関しては我々として容認は出来かねます。
やはり体に与える影響があり、認めることはできません。
でも強引に止めさせることの弊害も分かります。
これは本人が「止めなければ」と思わない限り難しいですよね。

タバコの代わりのものがあればいいのですが。

あるいは病院での禁煙外来です。
投稿日:2018-04-15
返信 49
ショーシンさん
そうですね削除
容認してはいけないですね。
タバコに代わるものを見つけさせて、自らやめられるように何とか頑張ります。
常習性のある嗜好品なので、禁煙外来も視野に入れます。
投稿日:2018-04-18
返信 50
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
はい、そうしてください。
「ダメなものはダメ!」と厳しく言えるのも親だからこそです。
投稿日:2018-04-18
返信 51
ショーシンさん
高校進学しました削除
大変ご無沙汰しております。どなたにも読んで頂けないかもしれませんが、近況報告させていただきます。
まず、中3の夏頃から急に高校に進学することを口に出し始めました。学校には全く行くことはなかったものの、家庭教師を週一で頼み、中1程度の復習を3月までやり、今週月曜日に通学制の通信高校に入学しました。
結局、中学には2年近く通わなかったことになります。我々両親は学校に行きたくなければそれも仕方ない、受け入れよう、と覚悟を決めて、それ以来、娘には登校への働きかけはやめました。娘はそのような親の気持ちを察したのか、家が居心地の良い場所になったようで、家出も無くなり、タバコも恐らくほとんど吸わなくなったと思います。我々にも色々な話をするようになりましたし、特に、家内はその話を本当によく聴いてくれるようになりました。
中学を卒業したら多分アルバイトでもするのかな、、、と思っていたのですが、やはりもう一度学生生活をやり直したかったのか、高校を受験すると言われた時は驚きました。でも過度な期待はせず、頑張れというような声がけもしなかったように思います。偶然にも家庭教師の先生(女子大生)とも関係が上手く築けたので、進学する気持ちも高まったのかも知れません。
今日で登校3日目です。すでに友達ともちょっと色々あるようです。いつまで高校生活が送れるのかは分からないですし、退学することになっても受け入れようと思います。このような気の持ちようになってからは、本当に親子ともに緊張感が無くなったので、良い関係になれたと思っています。
化粧も厚いし、髪の毛も金色ですが、この掲示板に投稿させて頂いた当時からは随分と色々なことが改善されたました。
親の言う通りにはならないのだから子供を認めて、親はただ見守る事、家を居心地の良い場所にするにはどうしたら良いかを考える事、で、時間は掛かりましたが今は心穏やかな毎日です。ここに書き込んでいらっしゃる多くの方々もお悩みは深いと思いますが、時間が解決する部分もあると思いますので、どうぞ悲観なさらずにと願うばかりです。
それにしてもこの掲示板には本当に救われました。色々と書かせていただき、それを受け止めて下さり、心から感謝申し上げます。
できればもう書き込まなくても良いような生活を続けていきたいですが、また悲しい気持ちになった時には書き込ませて頂きます。ありがとうございました!
投稿日:2019-04-12
返信 52
若者教育支援センターさん
ショーシンさんへ削除
ご無沙汰しております。
少し返信が遅れてしまい申し訳ございません。
しっかりと拝読しました。

まずは通信制高校の合格、おめでとうございます。
ご本人が選択肢、決断したことを親としても応援されたのですね。
とても素晴らしいことです。

通信線高校の原則は「自学自習」です。
これらかは更に「自立・自律」が求められると思いますが、クラスメイトもきっと何かしらの悩みを抱えている生徒が多いはずですので、一生の友を得ることができるのではないでしょうか。

これから悲しい気持ちになったときはもちろんのこと、そうでないときや嬉しい気持ちになったときも書き込んでください。
我々はいつでも受け止めます。
投稿日:2019-04-15
返信 53
ショーシンさん
ご無沙汰しております削除
最後の投稿からもう1年近く経ちそうですが、事務局の皆様にはお世話になりました。上記の投稿の後、1学期を待たずに娘は全日クラスから週一クラスに移り、その後も学校に行く意味無い、と言っていていつ自主退学してもおかしく無い状況でした。が、彼氏が出来て(別の学校です)、少し精神が安定したのでしょうか、改めて高校は一応卒業したいという気持ちになっている様です。週一の登校で良いので、昼夜逆転した様な生活をしていますが、家庭内は以前の様なギスギスした感じは無くなっており、結局は娘の行動を受け入れることで娘の精神も安定したのでしょう、普通の家庭とまではいきませんが親としては落ち込まずに日々生活できています。
この掲示板に色々書き込ませて頂き、精神的に非常に救われたことに感謝していますし、今、お悩みの皆様も「時間薬」という薬は確かにあるので、どうかご自分を追い込まずに毎日をお過ごし頂ける事をお祈りします。
我が家も依然として安定している訳では無いですが、中2の頃の絶望的な状況からは脱出できたと言えると思います。過去と他人は変えられない、変えられるのは自分だけ、という言葉を時間を経ながら実感しています。とりとめない投稿で申し訳ありませんが、この掲示板で救われた一人として経過報告させて頂きました。
投稿日:2020-03-19
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