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お悩みNO.678
そらさん
次男削除
こんにちは。以前相談したんですが……やはりまたどうしたら良いかわからなくなりメールしました。今、長男は通信制の高校に行ってます。何校もふたりで学校を見学しに行き、そこに本人が行くと決めました。小学校から不登校で今も少しずつだけど前には進んでいます。それを全部見て来ている次男がまた学校を行きたくないと行ってます。次男は小4で不登校の子供を理解してる担任の先生になり最初は行ってたんですが……今、また死にたいと言う言葉を言います。私に何が出来るのかなぁ~って考えます。長男の時にも感じた事ですが……私が支援を受けないと駄目なのかなぁ~子供達の事を理解しょうと何冊も本を読み、不登校の番組があれば見て、伊藤先生、廣岡先生のサイトを読み、自分なりではありますが、勉強してきました。
仕事をして家事をして子育て、たまに自分は何がしたいのかわからなくなります。
精神科とかに行った方が良いのでしょうかね。疲れてるだけなのでしょうかね。
すいませんこんな事を聞いても仕方ないのに。
投稿日:2017-07-13
返信 1
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
また来ていただきありがとうございます。
ご自身でも勉強をされているとのことですね。
とても素敵なことですよ。
仕事・家事・子育て・・・大変だと思います。
我々も可能な限りこの場で応援します。

精神科の受診は決して特別なものではありません。
気軽に受診してみてはいかがでしょう。

投稿日:2017-07-14
返信 2
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「死にたい」発言は気になります。
親としては聞いていて最も悲しくなる言葉のひとつですよね。
以下を参考にしてください。
投稿日:2017-07-14
返信 3
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「死んだって楽にならない」

お釈迦様の教えにこんな説話があります。

あるところに毎日、毎日重荷を満載した荷車を朝から晩まで引かねばならない牛がいました。
その牛はつくづく思った。
「なぜこの俺は毎日、毎日こんなに苦しまなければならないのか!
 いったいこの俺を苦しめているものは何なのか!
 そうだ!
 俺を苦しめているのは間違いなくこの荷車だ!
 この荷車さえなければ俺はこんなに苦しまなくてもよいのだ!」…と。

そしてその牛は荷車を壊そうと猛然と道端にある岩に突進して木っ端微塵に荷車を壊してしまった。

今まで牛を苦しめていた荷車はなくなり快適な気分もつかの間…。

それを知った飼い主は…
「こんな乱暴な牛にはよほど頑丈な荷車でなければまた壊されてしまう」
…そう思い今までの何十倍も重い鋼鉄製の荷車を造ってきた。
そしてその鋼鉄製の荷車に荷物を満載して今までのように毎日、毎日その牛に荷車を引かせた。

以前の何十倍もの苦しみを課せられた牛は再び荷車を壊すことも出来ず深く深く後悔した。

これはある本で紹介されていた釈迦の説話です。
「生きることに疲れた。早く死んで楽になりたい。」

確かにそう言うからには本当に人生疲れてしまっているのだと思います。
疲れたことは決して否定しません。
だからひとまずいろんなことは棚に上げてしっかり休んでもらうことは提案します。

でも!
そのために「死」を選択することは賛成できません。

「死んで楽になりたい」と言うが本当に死んだら楽になれるのか?

牛は自分を苦しめているものは荷車だと考えて
「この荷車さえ壊せば苦しまなくてよいのだ」…と思った。
でも結局、更に苦しい思いを強いられることになります。

「死んで楽になりたい」と言う人も
「この肉体さえ壊せば苦しみから解放され楽になれる」…と思っているのでしょう。

釈迦は言います。
「自らの命を絶てばもっと恐ろしい苦しみの世界へ入っていかなければならない。
 この世で苦しんだまま死ねば必ず死んだ後の世界も苦しみは待っている。
 あの世で幸せになりたければこの世から幸せの身にならなければならない」…と。

死んだら楽になれる!
…そういう人がいるが、もしもそうなら
自殺した人はみんな幸せになる…ということになってしまう。
だがそれは間違っています。

どんなに死にたいと思っても構いません。
でも決して実行に移してはいけません。

死ななくても楽になる方法は人それぞれ必ずあります。
だから僕らは自ら死を選ぶことは決してしてはいけない。

君が、「死んでしまいたい」と思って無駄に過ごした今日は、昨日、残念ながら亡くなった方がどうしても生きたかった明日…なんだから!
投稿日:2017-07-14
返信 4
そらさん
次男削除
前にも次男は死にたいとは言っていたのてすが……今回は、私もいろいろ様子を見ていると私に甘えからきた言葉なんだとおもえます。長男は今は外に出たり話しをするようになりましたが……以前は死にたいとか暴言を言うていたので……次男はそれを全て見聞きしているので……年が離れてる分、私は子供達には同等には出来ないって言うてます。必要な時には兄に……弟に……様子を見ながら接してます。もう何年間もこんな状況で前に進んできました。
投稿日:2017-07-15
返信 5
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
兄弟に対して同じ対応をする必要はありません。
しかし、一方で、良い対応であれば、「僕にだって同じように接して欲しい」と思うのも当然です。

これからも今まで通り接してあげてください。
基本は以下のお言葉です。

「必要な時には兄に……弟に……様子を見ながら接してます」

これでいいのです。
投稿日:2017-07-17
返信 6
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「死にたい」発言の際は徹底的に話を聴くことです。
「死にたいと思うくらい辛いことがあるんだね」…と。

「死にたい」と言うことで親はどんな対応をしてくれるのだろうと思っているので、まずは話を聴くことが大事です。
投稿日:2017-07-17
返信 7
そらさん
削除
徹底的に話しを聞いてみます!
次男は最近「心配しんで良いよ」って言う事が多く……1週間に1回とか2回学校を休んでいますが……他の日は元気に学校に行き、帰ってきたら友達と遊んだりしてるので、大丈夫なのかなぁ~って心配になります。私に心配させないように言うているのか……本当に何にもないのか……長男は自分の気持ちを言葉にするのが難しいみたいで何かあっても言わず苦しくなってきたらイライラしはじめるので……私は顔色とか様子を見るくせがついてしまい、次男にも同じような事をしてしまう事があります。次男は自立しょうとしてるのでしょうか?幼児から男の子に成長してきたのでしょうか?
不安になる事があります。
もちろん私から本人達には言葉にだしては言いませんが!
私自身、母親に甘えた記憶もないし、親の記憶、兄弟の記憶が薄れてるのかないのです。
先生たちにも子供達の学校の先生達にもそれでいいのですとか凄く子供達を見てますねとか勉強してますねとか……言われるのですが……私には両親がいないので聞けないので、何かある事に仕方を探すしかないのです!
投稿日:2017-07-17
返信 8
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ご次男は自立に向けて必死なのかもしれません。
幼児から男の子、そして、思春期真っ只中へ向かう時期には心と身体のバランスも崩れて精神的に不安定になります。
その不安定な気持ちがイライラに繋がったり、うまく自分を表現できなかったりと様々な症状に表れます。

こんなときはお伝えしたように徹底的に話を聴きながら「順調に成長している証拠」といい意味での開き直りも必要です。

以下もご参考にしてください。
投稿日:2017-07-18
返信 9
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「思春期・反抗期 対処法」

■反抗期は自律のための儀式
「反抗期は、親と子の別れ、自立のための儀式です。
喜怒哀楽を思う存分に分かち合いましょう! 」

これは、私が反抗期の子供を抱えて相談に来られるお母さんにお伝えするメッセージです。
子どもが反抗期になりますと、非行に走りはしないか、 暴力をふるわれたりはしないかとびくびくしたり、怖がったりするお母さんがおられますが、自分の産んだ子を怖がっていたのではどうしようもありません。
ですから、反抗期に大切なことは、子どもに負けないということです。
そして、どれだけぶつかり合うかということです。

反抗期というのは嵐の晩、一艘の船に親子に迎えあわせに乗っているようなものだと思うのです。
どうせ揺れるのなら大きく揺れ動けばいいのです。
イヤッというほど葛藤が多ければ多いほど、子供はスッと自立するものです。
反抗期は親子の存在をこれでもかこれでもかと確かめ合う時期ではないでしょうか。
過ぎてしまえば寂しすぎるほどで、家族にとっては、一番にぎやかな時期といえるでしょう。

ところが今の親(特に母親に多い)は、子どもと真正面から向き合っていないケースが多いのではないでしょうか。
それは本をただせば子育てに自信がないからだと思います。
その原因はいろいろあるでしょうけれど、一つにはいじめや自殺、ひきこもりといったマスコミから流される情報に振り回されて親が不安をかき立てられて、それが自信のなさにつながっているように思います。

何から手を付けていいのかわからず心配性になっているのでしょう。
案外、仕事が忙しいからと逃げているケースも多く見受けられます。
つまり、子どもの心が見えないのではなくて、見える位置に立とうとしていないということです。

親が子育ての上でできることは何かといえば、「待つ」「見守る」「じゃまをしない」ということです。
そして、子供が育つ上で大切なことは、「食べる」「寝る」「遊ぶ」の三つです。

このそれぞれの三つのリズムを周りに振り回されることなく親と子できっちりと守ることができれば、子供は健やかに育ってくれます。
これは動物の子育てに学ぶところが多いのですが、当たり前のリズムを守ることが子育ての基本で、人間の場合には、これに学びが入るわけです。

ところがこの学びが問題で、今の親は学力ばかりに気を取られて、リズムを崩してしまうことが多いように思います。
成績が良いからといって心に問題がないとは限りません。
子どもには子どもらしい環境、時間を整えてあげることが大切ではないでしょうか。

■ブーメラン!言った言葉、態度は必ず返ってくる
ところで、反抗期は思春期に限ったことではありません。
生まれてから、二、三歳の頃に第一反抗期が始まり、その後も大なり小なり続くわけですが、中でも「三つ子の魂百まで」と言われるように、幼少期思春期を支える土台となります。
また、親が子どもに言った言葉や態度は、必ず反抗期に戻ってきます。
では、生まれてから思春期までの子どもにどのように接すればよいのでしょうか?
各年代別にまとめました。該当しない年代もあるでしょうが参考にしてください。

●0歳~3歳
おんぶ・抱っこ・一緒にねんねと、スキンシップの時期。母と子の信頼関係は、ここからスタートします。

●3歳~6歳
自己主張が一番強い時期で親の世話をとても嫌います。
自己主張、自立の時期です。
何でも「自分で、自分で」となりますので、この時期は子どもがやりたいことを思いっきりやらせましょう。
少々のことは大目に見てあげればいいのですが、よく子どもと同じレベルのお母さんがおられますね。

「お母さん嫌い、自分でやる。ダメ、やる。」
「そんなこと言う子、お母さんも嫌い。」

「ダメ、イヤ」が同じレベルなのです。
これではいけません。
子どもが「自分で」と言ったことには、できる限り手を出さずに見守ってあげることが大切です。
そして「上手ね」と言って褒めてあげる。あるいは共感してあげればいいのです。
とにかくこの幼児期のいろんな小さな体験の積み重ねがとても大切で、それが生きる力のバネとなるのです。

●小学校低学年期
家庭中心の生活から学校中心の生活になります。
いわゆる「先生中心のメダカ社会」です。
その中でも三、四年生は中間反抗期といって、しきりに言い返す、口答えをする時期です。

そんなときは軽く受け流すくらいの余裕を持ちたいものです。
でも中には反抗の仕方を教えているようなお母さんもいますね。
「あらまあ、あなたって随分頭がよいのね」と感心すれば良いだけなのですが、親が子どもに言い返したり悪態をついたりして、子どもがグーの音も出なくなるほどやり込めてしまうのは考えものです。

それからこの時期に親がしてしまいがちなのが、「○○すれば△△してあげる(買ってあげる)」という交換条件をつけてしまうことです。
これは交換条件を提示しないと何もしない子どもになってしまいます。
それは親が子どもに負けてしまった姿であり、親がいけないのです。

あとは「やれ」と命令されればイヤになりますから、むしろお願いしてみることをお勧めします。
子どもはたいていのことは聞いてくれますよ。

●小学校高学年期
ギャクングエイジといわれ、集団で遊ぶ時期です。
仲間とのつながりができ、グループで行動する時期です。
これができないと、むしろ思春期のステップを踏み外しやすいものです。

そしてこの頃には、学校で性教育が始まります。
また、心と身体がアンバランスな時期であり、反抗もさらにダイナミックになって「うるせー、てめー」と暴言を吐いたり、壊す、割る、殴るなど、物に当たることも多くなります。

しかもこの時期は父親を意識して尊敬し始める反面、お母さんをとにかく嫌うようになります。
そうなりますと母親の方も必死になってオロオロしだすケースがありますが、まだまだかわいい時期です。
子どもを恐れずしっかり向かい合いましょう。

要はお母さんがどれくらい子どものことがかわいくて、許容できるかということなのです。
そしてもし問題が起きた場合は、お母さんとの関わり合いが一番です。
ともかく子どもを信頼して大きく受容する。
受け止めてあげて、「あんたに任したよ」の一言で解決する場合も随分あります。

●中高生期
この時期は、成績・異性・将来の何かと気になる三つ感情の起伏は激しくなり、幸福と絶望が交錯する時期です。
それだけに気分の浮き沈みが激しい不安定な時期ですので、特に男の子の場合は、会話でしっかりと抱きしめ(I love you」の声援をでっかく送りましょう!)。
いわゆる二人称の関係が非常に大事で、「お母さんはなんと言われてもいい。あんたのためにどう思われてもいいんだよ。だってうちの子だもん。私が産んだ大切な子なんだもん」という言葉や態度が、子どもの心の安定につながります。

他人にどう思われようが構わないという姿勢がとても大切です。
ところが、たいてい子どもが非行に走り始めると、近所にどう思われるだろうか、誰それの家にどう思われるかという、親の見栄が子どもをおかしな方に導いてしまうのです。
特に母親はやはり子どもの心の居場所になれる、そういう親であること。
そして本当に必要なときに手を貸すことができる親であることが大事だと思います。

それから、反抗期になると、それまで子どものことにはあまり関わらなかった父親が、突然、口を挟むことがありますが、これは場合によっては逆効果になることがあって、わざわざ非行に走らせることになる、大きな要因となります。
つまり、これまで子育てをずっと母親任せにしていた父親が突然出てくると反抗期の子どもにすれば、「何を今更、そんなこと言われる筋合いない。父親は何もお母さんの助けもしないで」とかえって反発を招いてしまうのです。
だいたい父親の接し方は怒ったり、怒鳴ったりの一辺倒過ぎるのです。
それではなかなかうまくいきません。

反抗期の父親の関わり方、特に息子との関わり方はすごく大事です。
「おれは父親だ」と肩に力を入れ過ぎて、やたらに権威を振るうこともないと思います。
「すまなかったなあ。今まではちょっと忙しかったから構わなかったけれども。できればお父さんも仲間に入れてくれる?」と言えば、男同士でもきっと仲良くなれますよ。
いずれにしても、思春期は不機嫌で無愛想なものです。そのことを良く理解した上で接してあげましょう。

●メッセージ
ゆとりを持ちましょう!
子育てに行き詰まったら、とにかく外に出て行くことをお勧めします。
一日中家の中でずっと考えていても何も解決できません。
外に出て、同じ年ごろの同じ立場のお母さんたちと話を交わすだけでもかなり違います。

また、草花や自然を眺めたり、動物を飼ったりするのも良いでしょう。
親(特に母親)の、ゆとり、安定感が子育てには何より大切です。
これは時間的なゆとりではなく、気持ちのゆとりです。
ゆとりはゆとりを生みます。

例えば、幼児期の場合であれば、子供と一緒の外に出て、五分でもいいからちょっと手足を止めて、道端に咲く一本の花や夕焼けを見て「きれいね」って語りかける。
このゆとりが、優しいゆとりのある子を育てるもとになるわけです。

反抗期においても同じ事でしょう。
我々は良く「反抗期は大波小波のサーフィン」とお話するのですが、親子で「さあ次はどんな波が来るかな」とむしろ楽しみに待ち受ける。
この先の社会のタタキ台、しっかりと受け止めさえすれば、すべて肥やしになります。
それくらいの気持ちのゆとりを持ちたいですね。

■子どもの一生のうちの貴重な時期
子どもにとって反抗期は人生のプロセス、自立するためのステップです。
それまでは親を人生のモデルにしてきたわけですが、反抗期になると、親を軽蔑したりして、親を乗り越えよう乗り越えようとする時期です。
いずれ社会に立つ上でのタタキ台であり、甘え・依存からの決別の時であり、なくてはならない時期なのです。

また、自分で自分をどうすればいいのか分からない、ある意味つらい時期とも言えるでしょう。
ですから、親子で喜怒哀楽を思う存分分かち合い、別れの瞬間を確かめ合えばいいと思います。

子どもに残せるものは、大学教育でも何でもありません。
ともに交わす会話、言葉であり、それらすべてが親から子へのメッセージであり、親から子への遺言なのです。
怖がらずに、恐れずに、逃げずに、反抗したいだけ、させるだけさせましょう。

スッ!と自立します。
過ぎてみれば寂しすぎるほど・・・。
投稿日:2017-07-18
返信 10
そらさん
長男の事ですが…削除
こんばんは。次男とは話しを良くするようになりました。私も子離れをしないとってちょっと考えています。ただ長男なんですが……通信制の高校に入って夏休みに入り、家にいる事が多くなり、ちょっと昼夜逆転の所も出てきて思春期もあり食事をしないとかお風呂にはいらなかったりするようになり、またきたかぁ~って感じなんですが……前に比べると話しはしてくれるのですが……どうも身体がついていかないようで……今まで動いていないので体力がなく心が負けてしまっているみたいで……食べて動かないと体力はつかないとは説明するのですが……全然つたわららず、困ってしまってます。
どうしたら良いでしょうか?
投稿日:2017-08-07
返信 11
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ご次男とは話をよくするようになったとのこと。
今までの頑張りが徐々に功を奏してきているのでしょう。
引き続き、頑張り過ぎずに、一歩一歩焦らずに取り組んでいきましょう。

さて、ご長男が食事をしなかったり、お風呂にも入らなかったりとのこと。
確かに食べて体力をつけないと心配ですよね。
また、この猛暑ですから、お風呂に入らないことも不衛生です。

あれもこれも・・・と言いたいところですが、まずは一つずつ伝えていきましょう。
優先順位としたら「食事」が最優先かと存じます。

少ない量を何回かに分けて・・・という方法を取ってみたらどうでしょう。

また、昼夜逆転に関しましては以下を参考にしてください。
投稿日:2017-08-07
返信 12
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「昼夜逆転の原因と対処法」

不登校、引きこもりの特徴として朝方は気分が悪く、夕方に和らぐ「日内変動」と言うものがあります。
このような子どもは他人が怖いのではなく他人にどう思われているかが怖いのです。
そのために朝、太陽が出ている間に活動し、夜になると眠ると言う生活のリズムが現実の生活で上手くいかなくなってしまいます。
これがいわゆる、「昼夜逆転」の状況です。

人と会ったり話したりすることを出来るだけ避けたいし、学校を休むためには朝起きるわけにはいかないのです。
昼間は近所のおばさんの話し声や、車やバイクの音、玄関のチャイムの音、電話の呼び出し音が不安でたまらない状況です。

昼間起きていると、やるべきことをしていない自分が情けなく、どうしようもない現実に直面しなければならなりません。
夜は静かでみんなが寝静まっていると次第に気持ちが落ち着き窮屈ながらも少し気持ちが楽になります。

また親の関わり方も無関係とは言えません。
例えば不登校でダラダラした生活を親が咎めると自室に閉じこもりPCやゲームばかりすることになるのです。

太陽の光を浴びず蛍光灯の光ばかりを浴びているとイライラして瞳孔が開く作用があり次第に不眠になっていきます。

以上のことが昼夜逆転の原因といわれています。


親の対処法として、昼夜逆転は一時的に必要だと認識して文句は言わないことが大切です。
また友達、同級生の話題はしない。兄弟と比べない。
高いお金を払っているのに学校に通わないのはもったいないなどと言わない。
将来の話はしない。
・・・といったことも注意点です。

母親は概して言わない方がいい一言をどうしても言ってしまいがちです。
したがって口を出さなくて済むように外出の機会を増やすことも対処法のひとつなのです。
その際に手紙などで帰る時間を知らせておくことを心掛けてください。
また手紙には「○○ちゃんへ」と言うように必ず子供の名前を入れることも効果的です。

これを続けていると朝起きられるようになります。
しかし、ここで親が「そろそろ外に出られるのじゃないか?」とか「午後からでも学校に行ってみたら?」など態度や言葉で出してしまうとまた元に戻ってしまう可能性もありますので注意してください。

また、人工太陽と言われる光療法も効果的です。
投稿日:2017-08-07
返信 13
そらさん
長男削除
ありがとうございます。参考にさせていただきます。食事は1日2回だったり1回だったりしますが……前に比べたら良くなってます。頭では理解しているのですが……行動がまだまだ全然で!どこまでどうしたら良いのか……ちょっと不安があります。
これからはお金をなんとかしないといけなくなる事が負担で……
投稿日:2017-08-07
返信 14
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
経済的な課題というのが結構、心の負担になりますよね。
お金を何とかしないといけないと思えば思うほど途方に暮れてしまうこともあると存じます。
お金が必要なご理由としては、子育てに伴う養育費や教育費、また当然ですが、家族の生活費等も含まれると思いますが、何に一番困っていますか。
投稿日:2017-08-08
返信 15
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
食事に関しては、「前に比べたら良くなってます」とのこと。
であれば、その「良くなっている部分」に焦点を当てて、まずはそのこと自体を喜び、その思いを伝えてあげましょう。
投稿日:2017-08-08
返信 16
そらさん
保護者会削除
先日、長男の保護者会があり、臨床心理士の方の話しを聞きました。思春期の子供気持ちと家での対応の仕方みたいな話しでした。私自身聞いていて、それは私が長男が中学の時からしてる対応でした。ただ、ちょっと不安に感じたのは、その方がこの学校に来る子供達はまたまたま手のかかる子供達だと言いました。私は個性だと思っていたのでちょっと不安になりました。それと……次男の事もあったので、カウンセリングをうけるにはどうしたら良いのか聞いたのですが……その方は講師として来ただけなので、学校には専属ではそう言う方がいないので、長男、次男ともに話しを聞いてくれる所を探すしかないし、先生と私の愛称もあると言われました。なんかいろいろ考えてしまいちょっと落ち込んでしまいました。どう言う方向にもっていったら良いのでしょうか?
投稿日:2017-09-01
返信 17
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
それはさぞ、ガッカリされたと思います。
臨床心理士の先生といわれれば話を聴いてくれて、カウンセリングをしっかりとしてくれると思いますよね。
しかし、講師として来てるだけと言われてしまっては目の前でシャッターを下ろされた気分になったのではないでしょうか。

もちろん、カウンセラーとクライアントは「相性」というものがあります。
でもそれはカウンセリングの前から考えることではありません。

気持ちは落ち込んでいると思いますが、そのようなことは忘れるしかありません。
そして、次なる一手を考えるのです。

次の一手とは、対面でカウンセリングができるカウンセラーを探すことです。
いまはカウンセラーは星の数ほどいます。
質の良いか悪いか、相性が合うか合わないかは別としてです。

それをちょっと時間がかかるかもしれません。
でも地道に取り組むしか他ないのです。
投稿日:2017-09-01
返信 18
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
もちろん、この掲示板では、そらさんが活路を見いだせるように全力で応援します。
そして、いい方向に向かうように徹底的に一緒に考え抜きます。
投稿日:2017-09-01
返信 19
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
その後、いかがでしょう。
そらさんの
「なんかいろいろ考えてしまいちょっと落ち込んでしまいました。どう言う方向にもっていったら良いのでしょうか? 」というご質問にお答えしていませんでしたね。

気持ちが落ち込んでしまう理由のひとつに「受け止め方」があります。
その内容を以下にまとめました。
投稿日:2017-09-03
返信 20
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2017-09-03
返信 21
そらさん
次男削除
新学期が始まり、長男は自分で考えて学校に行ってます!ところが……次男は……はじめの1週間は行ってたのですが……今週はまだ1回も行ってません!女友達にずる休みって言われたみたいですが……それは……次男とも話しあいをしたりはしてますが……それが原因ではないようで……もう少しゆっくりさせてみようかと思いますが……日中は私も仕事行ってるし、長男は学校に行ってるし、ひとりで留守番出来るってずっと言うてるので……淋しくないのかなぁ~とかいろいろ考えてしまいます。
前をむきたい、前に進みたいけど……どうしたら良いかなぁ~
投稿日:2017-09-07
返信 22
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
学校には行くに越したことはありませんが、
あくまでも「越したことはない」程度で考えてあげましょう。

女子たちから言われた言葉が原因ではないとのことですが、
多少なりとも影響はあるかとも思われます。

不登校の原因はひとつではないのです。
様々な要素が重なり合って生じることもあります。

それを一つひとつ「これが原因でしょ?」と本人と探り合っても今は前進できません。
もちろん、「原因の追究」がなければ、解決策は見いだせませんが、今はその時ではないと感じます。

後にも引けず、先にも進めないときは「その場に留まる」という第三の選択肢があるように、「前を向くため、前に進むため」に「今は学校を休んでエネルギーを溜める」という選択肢で良いと思います。
投稿日:2017-09-07
返信 23
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ただし、小4のお子さんをひとりで留守番させるのはご心配でしょう。
でも、仕事を休むわけにもいかず、ご長男に学校を休ませるわけにもいきませんよね。
お身内でどなたか、留守を任せられる方がいれば頼りましょう。
もしも、無理なら「火の取り扱い」だけは注意しておきましょう。

ひとりのときは火は扱わない。
これを徹底してください。
投稿日:2017-09-07
返信 24
そらさん
その後……削除
次男は学校を1週間休んでます。私は学校に行けとは言わず、心がしんどい時期だから休んで良いって言ってます。本人謝ってばかりいましたが!今日はちょっと朝行こうかなぁ~って少し思ってる感じはしたので、よしよし前に進む気になってきたなぁ~って感じてます。
自宅にひとりでいる時は火はつかわないのは徹底してます。
私には親がいないので!
投稿日:2017-09-08
返信 25
そらさん
自分削除
最近、なんだか自分がわからなくなってきました。私も子供達と一緒なのかなお~私自身が前に進めなくなってきた!どうしょうかぁ~
投稿日:2017-09-10
返信 26
若者教育支援センターさん
そらさん削除
火の徹底はされているのですね。
これは毎回言い続けましょう。
言い続けることで潜在意識に刷り込むのです。

さて、学校は1週間休んでいるとのこと。
心がしんどい時期だから休んで良いと言っているのは良いことです。
心をすり減らせてまで行く場所なんてないのです。

でも、行けるに越したことはないです。
行けそうな時、行こうとした時などは、ちょっと背中を押してあげてください。
投稿日:2017-09-10
返信 27
若者教育支援センターさん
そらさん削除
ご自身が分からないくなってきたとのこと。
それはそれで自分を受け入れましょう。
親だって人間です。
時には迷うものです。

後にも戻れず、先にも進めないときは「その場に留まる」って第三の選択肢もあるのですよ。

親も子ども同様、心がしんどい時期には休んでしまいましょう。
投稿日:2017-09-10
返信 28
そらさん
休む……削除
次男は月曜だけ行き、後は休み。長男は1週間休み。二人が休んでいると不安になってきます。どこかでしわ寄せがくるような……私は何をしたら良いのか……仕事探し、勉強、何してもみがはいらないような!
投稿日:2017-09-16
返信 29
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ご長男・ご次男の様子を鑑みると、不安になってくるのは当然です。
でも「どこかでしわ寄せがくるような…」と、まだ来ぬ未来に過度に不安を煽っても、それは建設的ではありません。
そのせいで、仕事探しや、勉強等なにをしても身が入らないのであれば、自分で自分を追い詰めているようなものです。

「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」ですよ。

投稿日:2017-09-17
返信 30
そらさん
確かに……削除
そうなんでしょうね……ただ不安を払うには光が必要な気がします。今まで私は色んな本を読み、サイトをみたり、人に相談してきました。いつも自分なりの光を探し、実行してきました。今それがないので……どうしょうかって考えてしまいます。
不安にもなります。
投稿日:2017-09-17
返信 31
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
確かに不安にもなりますよね。
では、無理に不安を拭い去ることを考えず、不安なら不安のままでいるってことも選択肢のひとつです。
いわゆる「あるがまま」という禅の教えを基軸にした考え方です。
これは、心理療法の「森田療法」が取り入れている方法で、世界に誇れる日本の心理療法です。

でも・・・それでも不安に押しつぶされてしまいそうな場合は以下の内容も参考にしてください。
投稿日:2017-09-17
返信 32
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「不安の対処法」

「不安を取り除きたいのです」多くの人が持つ悩みです。
誰もが将来に対する不安を抱えて生きています。
不安のまったくないという人は少ないのではないでしょうか。

「不安」という心の悲鳴
あなたはこんな気持ちに悩んでいませんか?
・理由も無いのに怖くなる
・心がずっとモヤモヤしている
・何故か落ち着かない
・ずっとソワソワしてしまう

実は、これはすべて『不安』という感情が強いために起こり得る『心の悲鳴』なのです。
最近無理をして仕事や学業、又は人間関係を築いていませんか?
もししてしまっているのなら、それはすべて『ストレス』となりそれが蓄積されていくと共に姿の見えない『大きな不安』に変わっていきます。
更にその『大きな不安』に気付かぬフリをして無理に仕事を続けてしまうと『うつ病』などの『精神疾患』を患ってしまう可能性もあります。
そうならないためにはどうしたら良いのか?どんな対処法があるのか?
そういった『不安』の感情に支配されないための対処法をご紹介したいと思います。

■不安な気持ちを和らげる方法
1. 不安を感じている自分を認め、肯定してあげる
この方法は一見難しそうに見えますが、実は一番シンプルで1人でも出来てしまうとても簡単な方法なのです。
まずは不安を肯定し、『自分が不安なのは仕方ないこと』と共感してあげます。
そうする事によって『自分は辛い思いをしている』と感じることが出来ます。
何故『辛い思いをしている』と感じると良いのか?
それは辛い思いをしていると感じる事によって『自分の出来る事の限界』を許すことが出来るからです。

2. 「もっと」から解放される
あなたはこんな事を考えていませんか?
「自分ならもっと出来るはず」
「もっと仕事をしなければみんなに迷惑が掛かってしまう」
「あの子は何をしたら喜ぶだろうか?もっといい自分を見せたい」

この言葉たちに共通する『もっと』という言葉。
それは良い意味で捉えれば自分を奮い立たせる合言葉となりますが、その逆でもあります。
自分が極限状態まで追い詰められているにもかかわらずこの『もっと』という言葉を考え、使ってしまうと自分の限界を突破し、辛い思いがいっきに膨れ上がります。
それは精神的にも肉体的にも言える事ですが、肉体的に限界突破をすると必ず『もう無理サイン』が表面上に出て来て訴えます。

しかし精神的な事になると『もう無理サイン』は自分で気付くか、肉体に支障が出るまで自分を追い詰めない限り周りの人たちは気付いてくれません。
肉体に支障が出るまで追い詰められてしまった心は何らかの『精神疾患』を患ってしまうことがあります。
そうならないために自分の限界に気付き、『もうこれ以上頑張らなくていいんだ。自分は充分頑張った』と自分の限界を『許し、褒めてあげる』という事をしてあげましょう。
そうする事で少なからずこの『不安』は解消されるでしょう。

■不安にならないための心作り
さて、先程は『不安な気持ちを和らげる』方法をお伝えしました。
では、そもそも不安にならないためには、どうしたら良いのでしょうか。
あなたは『不安』という気持ちを悪い方向ばかりに捉えていませんか?
実は、『不安』な気持ちはただ意味も無く心に湧き上がって来る感情ではないんです。
『不安』は自分の現在・未来を暗示した、いわゆる『危険信号』なのです。

今この状態で前に進んで本当に大丈夫ですか?
自分の行動に自信を持ててますか?
何かやり切れていない事があるのではないですか?

この様に自分の気持ち・行動に納得していない、又は満足していない。そういう時に自分の現在・未来を案じた気持ちが『不安』となり心に湧き出るのかもしれません。
そう思うと『不安』という気持ちも自分に危険を知らせてくれる、良い現象に思えてきませんか?
もし『不安』になってしまったら、なぜ自分は不安になっているのか?と自分を今一度見直してみてください。
そうする事によって自分の改善点を見つけられ、更には心を支配している『不安』も自然に消えて行きます。
しかし『もっと』は危険なので、自分の限界を見極め頑張り過ぎない事も必要不可欠です。
時には頑張った自分を褒めてあげてリフレッシュ休暇を取るのもいいですね。
投稿日:2017-09-17
返信 33
そらさん
リフレッシュ休暇削除
リフレッシュ休暇は必要かもしれませんが……現状は無理がありますよ。有給があるならいいですが……ない私には!
でも思いきらないとダメなんでしょうね。
投稿日:2017-09-19
返信 34
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
リフレッシュ休暇はあくまでもご提案のひとつです。
それが現実的ではない場合は、別の何かを考え抜いて生み出さなければなりませんね。

でも、何かを得るから何かを我慢する・・・という考え方もあります。
経済的に負担の掛からない程度のお休みは不可能ですか。

目的はそらさんの不安を取り除くことです。
その目的に合わない選択はおススメしませんが、逆に何かお考えはありますか。
実現可能なものをいくつか挙げてみてください。

その内容で一緒に考えましょうか。
投稿日:2017-09-19
返信 35
そうさん
リフレッシュ休暇削除
リフレッシュ休暇は……私にとってひとりになる時間がないのです。私が休んでいるとどちらかひとりは一緒にいますから!
1週間の内何日かは休んでいますが……結局、バタバタしてると不安とか出てこないのか……逃げてるだけなのか……よく分からなくなってきます。
投稿日:2017-09-19
返信 36
そらさん
性格かも削除
結局……私の性格が子供に遺伝しているのかもしれませんね。
投稿日:2017-09-19
返信 37
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
あまりご自身を責めないでください。
「性格が遺伝」というのはいろんな説があるそうです。
確かに「遺伝」という側面もあるそうですが、
いまは「環境」が性格を形成するとも言われています。

であれば、お子さんの「環境」に意識を向けてみたらどうでしょう。
「遺伝」と言ってしまうとそこから進歩はないような気がしてなりません。
投稿日:2017-09-20
返信 38
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
リフレッシュは休暇を取らなくても少しの時間があればできます。
自律訓練法という手法があります。
寝る前の数分間だけ時間を作って以下の項目を試してみてください。
投稿日:2017-09-20
返信 39
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「自律訓練法」

自律訓練法(じりつくんれんほう、autogenic training)とは、1932年にドイツの精神科医シュルツ(Schultz,J.H.)によって創始された自己催眠法であり、治療技法です。
効果としては、疲労回復、ストレス緩和、仕事や勉強の能率向上、抑鬱(よくうつ)や不安の軽減などの効果があります。
また、心身症、神経症などの精神科、心療内科領域の病気にも効果があるといわれています。
自律訓練法は自己催眠への誘導法であるので、変性意識状態の体験、多幸感の体験、深いリラックス状態の体験などがあります。

最も一般的な自律訓練法は、次の背景公式(基礎公式ともいう)と第1公式~第6公式の合計7つの公式からなります。

背景公式
気持ちがとても落ち着いている。

第1公式
手足が重い。-「右腕が重たい」「左腕が重たい」「右脚が重たい」「左脚が重たい」/「両腕が重たい」「両脚が重たい」/「両手両脚が重たい」

第2公式
手足が温かい。-「右腕が温かい」「左腕が温かい」「右脚が温かい」「左脚が温かい」/「両腕が温かい」「両脚が温かい」/「両手両脚が温かい」

第3公式
心臓が静かに打っている。

第4公式
呼吸が楽になっている。

第5公式
お腹が暖かい。

第6公式
額が涼しい。

これらの公式を順に心の中で繰り返し唱え、自己催眠状態になっていきます。
自律訓練法では、特有の生理的変化や意識状態(めまい、脱力感など)が生じることもあるため訓練の後は消去動作を行うことが推奨されています。

消去動作 - 下記の運動により特有の生理的変化や意識状態が取り消されます。
1 両手の開閉運動
2 両肘の屈伸運動
3 大きく背のび
4 深呼吸

目的に応じて、一部の公式を省いたり、別の公式にするなどした変法も多いです。
多くの場合、特にリラックス効果を期待している場合は第2公式までを練習すれば十分です。
それ以下の公式は自己催眠状態など深い状態を目指す時に。

なお、数学などでもないのに「公式」という言葉を使うのは奇異に聞こえますが、自律訓練法では「公式」というのが普通です。
投稿日:2017-09-20
返信 40
そらさん
自分削除
私は3日間仕事を休みました。この何ヵ月間長男の学費の負担を補わないと……って思って仕事を増やしてきましたが……開き直り休もうって思って……その間、長男は学校に行ってました。次男は休んでました。私はその間、長男の個室スペースって言うか部屋を与えるのではなく、タンスなどで部屋の中央に間仕切りをしてちょっと長男がひとりで居られる場所をつくり、次男は私と居られ場所を作りました。二人の子供達の関わり方をハッキリさせてみたのです。長男はまだ少し昼夜逆転の所はありますが、生活習慣は考えないで私が言った時にする様にして、他の事はその都度お互い必要な時に話しあいましょうって長男に話しをしました。サポートはいつでもするからって感じで。次男は私が仕事行ってる時はいつも私の服を来てるので、毎日、たわいもない話しとか抱きしめあったり、家事を手伝ってもらっりするように今はしてます。自立が芽生えたのかなぁ~って思ったのですが、私の服を来てた事で、また、戻ったんだと気づき、甘えさすようにしました。今日は自分から宿題をするって言うて少ししました。私自身、休んでると家の日常的な用事は2、3時間である程度終わってしまうので、ちょっと部屋の模様替えをしたりして、この掲示板の他の人達のを読んでメモしたりしながら過ごしたりして、気持ちがまた少し前に進もうかなぁ~って思える様になってきました。私は二人の子供達の事ばかりしないとって思いすぎてしまい、廣岡先生が前にテレビで、子供には気づかせるだけで良いような事を思いだし、私自身も私にそうすれば良いかもって思うようになり……だんだん気持ちが楽になってきました。まだまだいろいろありますが、私はありのままの自分でいて良いんだと心に話しかけてます。ちなみに……自立訓練法、ちょっとしたんですが、次男と一緒に寝てたりそばにいたりしてるので、またひとりになるときがきたらしようと思ってます。ありがとうございました。
投稿日:2017-09-25
返信 41
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
お仕事を3日間休まれたとのこと。
賢明なご選択だと思います。
そして、ご長男に対して、ご次男に対して、一人ひとりに向き合って、とても工夫されているな…と感じました。
これも、とても素敵です。

「子どもには気づかせるだけで良い」

確かにその通りです。
自分で考えて、自分で選択肢、自分で決定して、自分で責任を持つ。
これが自立教育です。
そのように育てていくと、お子さんの自立心を育むことができるのと同時に、自分に対して自信を持てる子どもになります。

現在、ソフトバンクホークスの会長を務めている王貞治氏が、
同球団の監督時代にこう言っていました。
「監督の仕事とは“気づかせ屋”」だと。

これは子育てにも共通して言えることです。

どうか肩の力を抜いて、そらさんはそらさんらしく!
自分自身に対して、ないものねだりをしても前進はありません。

本来持っている、そらさんの強みを活かしてください。
投稿日:2017-09-25
返信 42
そらさん
旦那削除
昨日、私が長男にご飯食べないから怒ったのですが……長男がいらいら次第て……私は良く考え!って言うてその場を離れたら、旦那が行ってて……長男は泣き出して、しゃべらなくなって、旦那はしゃべらないから言うただけやんって言うんですが……私からしたら怒ってるようにしか聞こえず!私もそこで旦那に怒ってしまい……長男はしばらくしたら私の所に来て泣いてしまうって言うから泣きたい時は我慢せんと泣いたら良いやんって話して……後、いろいろ話しをしてきたからしゃべらってはいたのですが……旦那はどうしたら良いのかなぁ~って思うんです!私からみると全然かわってないから!
今、長男は勉強にもついてはいけておらず、学校行くだけでしんどいって言うてたから、私は行くだけ凄くって思ってるんですが……本人も旦那も進級できないやんって……通信校だから私はゆっくりでも良いのかなぁ~とは思います。何年も勉強してないから!
投稿日:2017-09-28
返信 43
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ご主人にも学びと、親としての成長が求められますね。
でも、時には今回のように荒れてしまってもいいのです。
そこから何を学び、正していくかが重要です。
これには時間が掛かります。
もしかしたら、子どもよりも大人であるご主人の方が時間が掛かるかもしれません。

それでいいです。
時間掛けて行きましょう。

今回は、そらさんもちょっと興奮気味なご投稿ですね。
冷静に、冷静に。

頭はクールに、心はホットに。
投稿日:2017-09-28
返信 44
そらさん
旦那削除
もう何度となく同じ事を繰り返しているか……どう説明したら理解してくれるのか……子供の方が諦めてるかもしれません。
同じ家の中で暮らしてる以上理解してほしいですが……できないのなら、私が怒ってる時に旦那は怒らないでほしい!
一番イライラするんです。
離婚は子供達に影響があるので我慢はしてますが……もう限界!
投稿日:2017-09-29
返信 45
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
同じことの繰り返しでも改善が見受けられない疲弊感は本当にお察しします。

「親が変われば、子も変わる」

これは、我々が設立当初から掲げてきた理念で、いまも揺るぎない想いですが、ご主人にはそのことの意味を真に理解していただきたいと切に願っています。

ご夫婦で話し合っても改善が見受けられないのであれば、第三者の介入が必要なのではないでしょうか。
そらさんもが限界と感じているのと同じくらいのエネルギーでお子さんも同様の感じ方をしている気がしてなりません。
投稿日:2017-09-29
返信 46
そらさん
旦那削除
長男は何年か前には話したので、旦那に言われた事によって、前の嫌な失恋の事を思い出したみたいで……泣いてた長男が落ち着いてきた時に、私に話してはくれました。そんな事があったのは、薄々は気づいていましたが、本人が話しをするまで触れないで良いかなぁ~って思ってたし、今話しても、そう言う事は母親の私でもたくさん経験してるんだよって話しはしました。次男は、家族が離れる事には、まだ受け入れられないような気がします。って言うのも、長男が不登校の五年生の時に引っ越しをして……まだ次男が保育園の時ですが……だいぶ長男が落ち着いてきた時、次男に目を向けて、いろんな話しをしてる内に、次男は自分が捨てられって思ってて、2年ぐらいは言ってましたが、今は言わず、ママとずっと一緒だとわかっています。ただ私はまた次男がそう思ってしまうのでは……って思ってます。旦那にもその話しはして、次男には怒る事は絶対にしないでと話し、怒ったとしても、次男も旦那には言うし、私には話しをしてくれるので、だいぶ良くはなってきてるのですが……現状は……この何週間も学校には行けておらず、家では勉強もし、たまに友達と遊んだりしてるので。
第三者の介入って言うのもどうして良いのかわかりません。
投稿日:2017-09-30
返信 47
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「第三者の介入」というのは、ご夫婦で話し合いが上手くいかない場合に効果的です。
例えば、ご夫婦が共通して信頼のおける親戚の方やお知り合いはいらっしゃいますか。
その方に状況を包み隠さずお話しして、「こうありたいから相談に乗って欲しい」と伝えてみてはいかがでしょう。
投稿日:2017-09-30
返信 48
そらさん
旦那削除
いない。って言うかぁ~私には両親はいないし、旦那の両親は、介護状態にあるので無理です。私には兄がいますが、堅物で私が悪いって思ってるので!
投稿日:2017-10-01
返信 49
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
そうですか。
親戚ではくてもお知り合いでもそのような方がいらっしゃればいいのですが・・・。
では、やはりご家族(ご夫婦)で解決しなければなりませんね。
ご主人との考え方の差、ご主人の子育てに関する関わり方など膝を付け合わせてじっくりと話し合いを持つことをお勧めします。
もちろん、数回の話し合いで解決はしないでしょう。
でも諦めたらそこで試合終了です。
投稿日:2017-10-01
返信 50
そらさん
旦那削除
旦那と話しあいをする事はないです。絶対に話しあいにはならないし、わかってくれないので!もう7年ぐらい話してますから!私が心配なのは、子供達の事です。不登校には家族円満ってきいたのですが……母親ひとりではむずかしいのでしょうか?
投稿日:2017-10-04
返信 51
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
母親ひとりで難しいかどうかという点に関してですが、決して難しいとは言い切れません。
実際に、母親おひとりでしっかりと不登校のお子さんに向き合って解決に至っているケースを何件も見てきました。

ご主人との話し合いは絶対にないということであれば、これ以上、話し合いを推奨は致しません。
やはり、ご主人本人が問題意識を持ち、「自分を変える」と本気で思わない限り難しいのでしょう。

「親が変われば、子も変わる」
これは我々が設立当初から掲げてきた理念ですが、ご主人にも変わってもらえることを願ってなりません。
投稿日:2017-10-05
返信 52
そらさん
いろいろ……削除
いろいろ考え過ぎてしまいます。やれる事からしょうと思うのですが……何をしたら……就職活動、勉強……どんな仕事をしたいかわからない。子供達の為に10時~の出勤って思ってますが、なかなかなく!夜の仕事も下の子供が嫌がるから!
投稿日:2017-10-06
返信 53
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
やれることから始めようとしても、何からはじめてよいのかわからない・・・そんな時ってありますよね。
その際は、「自分にあるものを棚卸しする」ことを考えてみてください。

いくら考えても「ないものは、ない」のです。
ないものねだりしても何も進みません。
人生は掛け算です。
ゼロに何を掛けてもゼロです。

であれば、今あるもの(ゼロではない数字)に掛けていきましょう。
「今あるもの」とは「その人の強み」です。

そらさんの「強み」はなんですか。
それを一度立ち止まって考えてみてください。
投稿日:2017-10-06
返信 54
そらさん
私の……削除
強み……何にもないです。
接客の仕事しかした事ないです。資格も何もないです。
投稿日:2017-10-06
返信 55
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
強みは何もない・・・とのこと。

では、こう考えてみたらどうですか。
「何もないことが“強み”」だと。

何もないということは、まだまだこれから伸びしろがあるということですよ。
資格なんて必要ありません。
資格があってもそれを活かせていなければまったく強みになりませんから。
投稿日:2017-10-06
返信 56
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ちなみに!
接客のご経験があるのですよね。

「資格」があれば自信がつく!
・・・ということであれば、
「接客業」で役立つ資格は以下が考えられますよ。

・接客サービスマナー検定
・サービス接遇検定
・販売士(リテールマーケティング)

その他にもあると思います。
投稿日:2017-10-06
返信 57
そらさん
最近は……削除
長男は学校のスクリーングに2拍3日で行き、その間、次男は2日ほど学校に行きました。
最近は……私も身体がきつくなってきて仕事するので精一杯で……何も細かく考えられなくなってきてます。仕事も前みたいに精力的に探せなくって……焦りも無く月日がながれて行くだけです。今日、他の掲示板をみて、成人の引きこもりって言うのを読んだのですが……自分に一本間違えればあてはまる気がしてきました。子供がいるから働きますがいなければ……そういう人達のサークルみたいなんに行った方が良いのでしょうか?
今までは長男、次男の引きこもりのサークルには参加していなく、しようかって思った時もあったのですが……ひとりひとり違うって事もあり、私が独自にいろいろ読んだり、考えてしてきました。正直、一種、傷のなめあいだけで前に進まないと思ってたので!
投稿日:2017-10-15
返信 58
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「成人の引きこもり」に関する内容を呼んでいただきありがとうございます。
「自助グループ等」は参加するに値するほど価値がありと思います。
他者の意見を聴くことで視野が広がりますし、何よりもひとりで考え込んでいるとふさぎ込んでしまいますので・・・。
投稿日:2017-10-16
返信 59
そらさん
最近は……削除
そうですかぁ~
ありがとうございました。
投稿日:2017-10-16
返信 60
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ご参加された感想等もお聞かせください。
きっと、そらさんにとってプラスになると思いますよ。
投稿日:2017-10-17
返信 61
そらさん
自助グループ削除
自助グループをネットで探したのですが……なかなか近くでありません。不登校、引きこもりは当事者が多いのですが……どこかありませんか?
投稿日:2017-10-23
返信 62
そらさん
子供達は……削除
長男はスクーリング後、食事も1日1回、昼夜逆転、携帯、ネット、ゲーム……ばかりしてます。次男は、先々週、遠足は行きましたが……ずっと休んでいます。
何をすればいいのか……自分も子供達も……仕事に行かないとあかんし……
投稿日:2017-10-23
返信 63
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ご自宅のお近くの自助グループに関してですが、お住まいが分からないのでお教えすることができません。
もちろん、この掲示板に書く必要もございません。

例えばお近くの精神保健福祉センターや市役所・自治体等に問い合わせてみたらいかがでしょう。

要は同じ悩むを持つ者同志で情報交換をすることで、相談した方も精神的に少し軽くなることを目的としていますので、自助グループでなければならないというようにこだわりを持たないことです。

もう少し視野を広げて探してみましょう。
投稿日:2017-10-23
返信 64
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ご参考までに・・・
「不登校 親の会」などのワードで検索すると色々と載っていますよ。
投稿日:2017-10-23
返信 65
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
お子さんたちの行動がなかなか改善されないのは心の負担かと思います。
一人で抱え込んでも上手くいかない時は、誰かに相談してみるのが一番です。
ご長男の学校の先生方に相談してみるのは可能ですか。
通信制高校の先生ですから、そのような場合の対処法は専門だと思いますよ。
投稿日:2017-10-23
返信 66
そらさん
もう……削除
なんの気力も無くなってきたかも……なんでこんな事になったんだろう。どうしょうか……
投稿日:2017-10-28
返信 67
そらさん
何も……削除
長男も次男も相変わらすで……
私は何も進める気にもなれず……泣く事もなく……ただ毎日を家事、仕事をしてるだけ!
投稿日:2017-10-29
返信 68
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
相当のお疲れとお察しします。
色々と考えすぎるとかえってマイナスのスパイラルにはまってしまいます。
以前もお伝えした以下の内容をあえて再度ご紹介しますね。
投稿日:2017-11-01
返信 69
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2017-11-01
返信 70
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
では、いまの状況をどうプラスに受け止めればいいのか。
困ってしまうと思います。

気力はなくなって来ていても、感情は残っていますよね。
その感情が、怒りであろうが、悲しみであろうが。

怖いのは感情すらなくなることです。
ですから、まずは今の自分に「OK」を出してあげましょう。
投稿日:2017-11-01
返信 71
そらさん
今……削除
返信ありがとうございます。
今日は長男と少し話しをしました。学校にも連絡をして先生と話しをしました。長男と話したのは、昨日、学校のイベントでユニバーサルスタジオジャパンに行く事になってたので、行くのは行ったのですが……帰って来たのが12時前だったので、私と下の子供は心配になり起きてまってました。帰って来た長男は、知り合った中3の子を送ったら自分の帰る方向と反対でその子の駅まで行き自分の帰る方向が逆だったんでひとりで歩いていたら迷い時間がかかったみたいで、遅くなったって言うので、昨日は心配した事だけを伝え、今日は……その前の段階で連絡してほしかった事を話してたら、携帯の電源が切れてしまって連絡出来なかったとか、いろいろ話しをしてくれて、私の方も携帯の電源が切れる前の段階での対象方をしてほしいって言う事を伝えて、学校の話しとかをしました。その後、旦那とも話して今の状態を少し理解はしたみたいです。次男は現在も学校には行ってなく、夕方に公園に行ってはみたが、学校の友達とは遊ばなかったみたいで、本人は落ち込んで帰ってきました。次男からも友達に遊ぼうとは言いずらかったみたいで、よくよく聞いたら、その前の時に、友達に「元気に遊べるなら学校にきたら」って言われたみたいで!私は言葉をかけてあげれなく、ただ抱きしめてました。
私が前に進まないといけないのはわかっているのですが……どう言う事を言ったり行動する事が良いのかわからなくなってきたのです。このように掲示板で話して私自身は前をみようとしても、子供達が違うのです。子供達に前をむかすのは難しいのです。長男と少し話しをするのに3時間ぐらいかかるし……まだ前と違うのは私自身がイライラしないだけです。それと……長男の学校の先生に聞いたのですが……不登校の親の会はないみたいです。
投稿日:2017-11-02
返信 72
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
他者の意見を聞き、自分の子育ての参考にするのはとても良いことです。
でも近くにそのような機関がないのは心細いですよね。
それらんの地域がどちらかわかりませんが、例えばネットで「子育て・不登校・相談先・○○(これはお住まいの地域の名前)」等で検索されてみてはいかがでしょう。

「不登校親の会」だけではなく、地域の不登校を専門に扱っている民間のカウンセラー等にも拡げてみるのも良いかもしれません。
投稿日:2017-11-02
返信 73
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
また、帰りが遅くなったお子さんに対して、例えば以下のような対応も効果的です。

「お帰り。心配したよ。まずは何でこんな時間になったか私たち(親)が納得するように説明をして」

往々にあるのが、一方的に遅かったことを責め、理由も聞かずに反省を求めるケースがあります。
これだと子どもは心を閉ざします。

まずは理由を述べさせるのです。
その際の注意点としては、一切口を挟まないことです。
途中で突っ込みどころがあってもまずは最後まで話を聴きます。

そして、突っ込みたい部分は最後に一つひとつ冷静に確認をします。

これをすることでお互いに冷静になり、子どもの反省すべきは反省していきます。
投稿日:2017-11-02
返信 74
そうさん
不登校……削除
今後どうしたらいいのか、分かりません。もう疲れた。
投稿日:2017-11-08
返信 75
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
また何かありましたか。
疲れてしまうお気持ち、お察しします。
よろしければこの場で吐き出してください。
投稿日:2017-11-09
返信 76
そらさん
次男……削除
次男はずっと学校を休んでいます。来年には五年生ですが……このまま行かないのであれば、学校をかわるか、フリースクールか……決めないといけないし、長男は、今も学校には行かず、ずっと家にいます。
この連休中に旦那の母親が亡くなり、旦那は手続きでバタバタしてます。
何か……私自身が前に向く気力がなく……何をしたら良いのかわからず……
投稿日:2017-11-09
返信 77
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
お二人のお子さんの状況を考えると憂鬱になりますよね。
しかも、ご主人のお母さまがお亡くなりになられたとのこと。
お悔やみ申し上げます。
そのような状況ですとお子さんだけに関わっていられないというのは現状でしょう。
お母さまの一連の手続き等がひと段落するまではしばらくお子さんたちのことは後回しでもいいのではないでしょうか。

その代り、新学期(4月)に向けて、この数か月で一歩でも前進できるように、ご主人や先生方と中期的な解決に向けての話し合いを始めてみらたいかがでしょう。

親だけで抱えていても不安が募るばかりです。
投稿日:2017-11-09
返信 78
そらさん
長男削除
長男の事なんですが……学校へは週1回行くぐらいで……家では携帯とかばかりしてて……学校から連絡があり……本人の携帯のLINEのアイコンみたいなのに「死にたい」って書かれているって言われ見てみると……確かに書いてありました。今までも死にたいって言われた事は数多くあり、そのつど私は本人とふたりで話しをしてきました。
中学までは他人と話し機会が少なかったのですが……高校に入り通信校でもあり不登校だった子供も多く通ってる学校なので……みんなが心配して先生に言いに行ったみたいなんですが……まだ本人とはこの事では話しをしてないのですが……私が見てる限りでは本当に死なないと信じてますし確信してます。
ただ……同じ環境だった子供達とはじめて話しだした所なんで……どう対象したら良いかなぁ~と思ってます。
次男は学校に行ってないので……先生達とはいろいろ話しはしてますが……学校に行きたいのか行きたくないのかわからないです。転校の話しをすると喜びますが……今の学校は楽しいとは言うし、友達とは微妙みたいですが……ひとクラスなんで環境はかわらないとは思うのですが……どうする事が良いのやら!
投稿日:2017-12-05
返信 79
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
我が子の「死にたい」というメッセージに穏やかでいられる親はいませんよね。
LINEのアイコンであろうが、それは同様だと存じます。

学校から連絡があり…とのことですので、まずは学校の先生と連絡を取り、今後のことについて話し合われる機会を設けると良いでしょう。
通信制高校の先生であれば、そのような対応には比較的長けていると思います。

その上で、親としても何かしらのアプローチをしましょう。
「あの時にもっとちゃんと対応していれば…」では遅いのです。

我々が定期的に発行しているメールマガジンで最近、「子どもの自殺を考える」というテーマで配信させて頂きました。
その内容を以下に紹介します。
参考にしてください。
投稿日:2017-12-05
返信 80
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「子どもの自殺を考える」

国の調査によれば、18歳以下の日別自殺者数は、
1年のうちで9月1日が最も多いといいます。
「学校が始まってしまう」という子どもが、
自らを殺めてしまっているという悲しいデータであり現実です。

学生たちにとっては、長かった夏休みが終わり
いよいよ2学期の始まりだ。「やっと学校が始まる!」とウキウキしている子もいれば、
逆に「学校が始まってしまう……」と絶望的な気持ちになっている子も中にはいることでしょう。

今回は「子どもの自殺」について述べたいと思います。

先述の通り、18歳以下の日別自殺者数は、1年のうちで9月1日が最も多いといいます。
いじめなどの被害で苦しんでいた子どもが、夏休み中だけは一時的に被害を受けずに済んでいたのが、
また、2学期が始まり、苦痛の日々が始まってしまうという絶望の中での悲しいデータなのでしょう。

9月1日が近づくと、マスコミなどもこのニュースを取り上げ、一時的に世間も関心を示します。

あれから約1ヵ月が経過していますが、私たちの関心は1ヵ月前と比べてどうでしょう。
この問題は9月1日前後だけではありません。
1年を通じて考えていかなければならない問題です。

そのためには、私たち大人は常に「子どもの心のSOS」をキャッチする必要があります。
子どものSOSを早めに読み取ることが出来れば悲劇を未然に防ぐことができるかもしれません。

「いじめを受けている」「自殺したい」
親や周囲の大人には言えない心の叫びは、子どもの変化から読み取ることができます。

子どもたちはいじめられていても、なかなかそのことを口にしません。
ですから、周囲も気づけないことが多いのです。
しかし、いじめが発覚して、「そういえば」と後になってから
子どもが発信していたSOSのサインに気づくことは少なくありません。

以下に、いじめのSOSのサインをいくつか挙げます。
こうしたサインに気づいたら、早めに子どもにいじめられていないかを確認してみる必要があります。

1.身体、服装の変化
・しばしばケガをする。しかもケガの理由を言わない。あるいは理由が不自然。
・腹痛、頭痛、吐き気、食欲不振、不眠、微熱など原因不明の身体症状が続く。
・服が破れていたり、汚れていたり、濡れている。

2.持ち物の変化
・持ち物がなくなる。壊される。汚される、落書きをされる。
・制服や教科書などがトイレやごみ箱、校庭に捨てられる。
・学校の机が不自然に離される。
・家のお金、大切にしていたゲームソフトがなくなり、貸したと言う。

3.言動の変化
・親しかった友だちとの付き合いがなくなり、学校や友だちの話をしなくなる。
・一人で登下校するようになる。
・学校行事に行きたくなくなる。部活を辞めたがる。
・転校したいと言う。
・電話で呼び出される(特に夜)。電話に出たがらない、怖がる。
・スマホや携帯のメールが来ても見たがらない。
・小遣いの前借りが頻繁になる。
・無口になる。ため息をつく。

4.感情の変化
・元気がない。ぼーっとしている。暗い。怒りっぽい。泣く。無感情になる。
・物や動物、兄弟に当たる。
・成績が落ちる。

5.特に気をつけたいサイン
・「死にたい」「楽になりたい」と言う。
・夜眠れない。体が震える。
・大切にしていた物を惜しげもなく人に与える。
・部屋を片付け、身辺整理をする。

以上のサインに気づいたら、必ず声を掛けて、心から寄り添ってあげましょう。

また、いじめの相談を実際に受けた際のNGワードも以下に紹介します。
・そんなことで負けちゃダメだよ。
・もっと強くなりなさい・
・やり返せ、言い返せ
・いじめられる方にも落ち度がある。
・そんなことで学校を休むな

いじめの対応として、時には「学校を休む」という選択肢もあることを
親や周囲の大人はしっかりと伝えるべきだと思います。
命を削ってまで、行かなければならない場所などないのです。

では、実際に子どもから自殺をほのめかすような相談をされたり、
「死」について聞かれたらどうすればいいのでしょう。
以下を参考にしてください。

Q.「どうして、死んではいけないの」
A.「あなた(必ず名前で呼ぶ)が死んだとき、
もっともつらい思いをするのは、あなたをいじめた人ではなく、
あなたの親(私たちお父さん・お母さん)です。
死ぬ以外にも、必ず解決方法はあるから一緒に考えよう。
学校に行きたくなければ行かなくても良いよ。
フリースペースや、フリースクールなど
学校以外にも安心して友だちができる場所は必ずあるから。

最後に!
いくら子どもが相談をしたくても、
親との信頼関係が構築されていなければ、相談さえしてくれないでしょう。
日頃の親子のコミュニケーションが子どもの自殺を食い止める布石となります。

そのために、子どもと接する以下の項目を心掛けてください。
若い命が、これ以上、犠牲になることを防ぐために。
本気になって取り組めば、いじめやいじめによる自殺を
ゼロにすることはできないにしても、半減させることはできるはずです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『子どもと接する10カ条+1』
1.子どもを大人の力で変えようという思いは捨てて、方の力を抜く
2.「どうして○○しないのか」という子どもへの不満を捨てる
3.今、現にある子どもの良さ、子どもの頑張りを認める
4.子どもへの指示・命令・干渉をやめる
5.子どもから話をしてきたときは、忙しくても手を止めてしっかり聴く
6.子どもとの約束を守る
7.子どもに対して、大人が悪いことをしてしまったら素直に謝る
8.威嚇や暴言、体罰で子どもを動かそうとしない
9.本当に心配なことは、きちんと向き合って、しっかり注意する
10.子どもが嬉しい行動をしたら感謝の気持ちを伝える

+1.大前提は…「生まれてくれてありがとう」の気持ち
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-12-05
返信 81
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
いかがでしょう。

このメールマガジンは反響が大きかったです。
その次号では以下の内容も配信していますのでご紹介しますね。
投稿日:2017-12-05
返信 82
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「死んだって楽にならない」

前回は「子どもの自殺を考える」というテーマでお話をさせていただきました。
長文となってしまいましたが、多くのご反響を頂いております。
今回はその続きとして、「死にたい」と訴えてきた子どもたちに対して
常に伝えているお釈迦様のお話を紹介します。

お釈迦様の教えにこんな説話があります。

あるところに毎日、毎日重荷を満載した荷車を朝から晩まで引かねばならない牛がいました。
その牛はつくづく思った。
「なぜこの俺は毎日、毎日こんなに苦しまなければならないのか!
 いったいこの俺を苦しめているものは何なのか!
 そうだ!
 俺を苦しめているのは間違いなくこの荷車だ!
 この荷車さえなければ俺はこんなに苦しまなくてもよいのだ!」…と。

そしてその牛は荷車を壊そうと猛然と道端にある岩に突進して木っ端微塵に荷車を壊してしまった。

今まで牛を苦しめていた荷車はなくなり快適な気分もつかの間…。

それを知った飼い主は…
「こんな乱暴な牛にはよほど頑丈な荷車でなければまた壊されてしまう」
…そう思い今までの何十倍も重い鋼鉄製の荷車を造ってきた。
そしてその鋼鉄製の荷車に荷物を満載して今までのように毎日、毎日その牛に荷車を引かせた。

以前の何十倍もの苦しみを課せられた牛は再び荷車を壊すことも出来ず深く深く後悔した。

これはある本で紹介されていた釈迦の説話です。
「生きることに疲れた。早く死んで楽になりたい。」

確かにそう言うからには本当に人生疲れてしまっているのだと思います。
疲れたことは決して否定しません。
だからひとまずいろんなことは棚に上げてしっかり休んでもらうことは提案します。

でも!
そのために「死」を選択することは賛成できません。

「死んで楽になりたい」と言うが本当に死んだら楽になれるのか?

牛は自分を苦しめているものは荷車だと考えて
「この荷車さえ壊せば苦しまなくてよいのだ」…と思った。
でも結局、更に苦しい思いを強いられることになります。

「死んで楽になりたい」と言う人も
「この肉体さえ壊せば苦しみから解放され楽になれる」…と思っているのでしょう。

釈迦は言います。
「自らの命を絶てばもっと恐ろしい苦しみの世界へ入っていかなければならない。
 この世で苦しんだまま死ねば必ず死んだ後の世界も苦しみは待っている。
 あの世で幸せになりたければこの世から幸せの身にならなければならない」…と。

死んだら楽になれる!
…そういう人がいるが、もしもそうなら
自殺した人はみんな幸せになる…ということになってしまう。
だがそれは間違っています。

どんなに死にたいと思っても構いません。
でも決して実行に移してはいけません。

死ななくても楽になる方法は人それぞれ必ずあります。
だから僕らは自ら死を選ぶことは決してしてはいけない。

君が、「死んでしまいたい」と思って無駄に過ごした今日は、昨日、残念ながら亡くなった方がどうしても生きたかった明日…なんだから!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【今回の名言】
君が、「死んでしまいたい」と思って無駄に過ごした今日は、
昨日、残念ながら亡くなった方がどうしても生きたかった明日…なんだから!
(藤原基央/BUMP OF CHICKEN)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-12-05
返信 83
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
転校の話をすると喜ぶけど、今の学校は楽しいとも言う。
親としては対応に苦慮しますよね。
でも、もしかしたら本人が一番混乱しているのかもしれません。
自分でも何が何だかわからないのでしょう。

後にも引けず、先にも進めず…。
こんなお悩みを抱えてご相談に訪れる方は少なくありません。

その際に我々がお伝えしていること。
それは「その場に留まる」ということです。

今の学校でもう少し留まって真の楽しみを探し出すことをご提案されてみてはいかがでしょう。
投稿日:2017-12-05
返信 84
そらさん
学校削除
次男の学校との話し合いは……全然進まず、先生方もどうして良いかわからないって言ってます。私は3年話しあってきたので、もう転校を考えてます。
投稿日:2017-12-14
返信 85
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
学校との話し合い…全然進まずの状態なのですね。
先生もお手上げ状態というのが本音の部分でしょう。
でも、先生がそれを言ってしまうのはちょっと残念です。

転校はご次男にとっても人生のターニングポイントです。
転校を選択されるのであれば、本人が納得する形で結論を出したいですよね。

進捗をまた聞かせてください。
投稿日:2017-12-14
返信 86
そらさん
毎日……削除
次男は転校をする事にしましたが……家はまだ見つからず……長男は……ずっと家に居てるし、何から先に行動をおこすのが良いのか……この半年……結果何も進まず……何もしないのも、自分を追いこむようで……
投稿日:2017-12-20
返信 87
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
あまりご自身を追い詰めないでください。
何も進んでないということは、これから進む伸びしろがあるということです。

丁度、年も変わります。
気持ち的にも切り替えられます。

「来年は必ず前進する。
そのエネルギーを今は溜めている。」
…そう捉えてみませんか。
投稿日:2017-12-20
返信 88
そらさん
現実は……削除
現実と理想は……全くちがい!
今はそんな風に考えられず……どうしょうどうしょうって気にやんで、ただ毎日過ごしてるだけ。
投稿日:2017-12-25
返信 89
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
そうですね。
現実と理想は違いますね。
でも、我々はそれでも理想を伝えたい。
しかし、それが苦痛を伴うのかもしれませんね。

今はそんなふうには考えられないと言われたらもうお伝えするべき言葉も見当たりません。

申し訳ございませんでした。
投稿日:2017-12-26
返信 90
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
少し話が反れてしまうかもしれませんが、以下をご紹介します。
一行でも一か所でも「共感できる」という箇所があればいいのですが・・・。
投稿日:2017-12-27
返信 91
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「悩みについて」

人には「現実の自分」と「理想の自分」があります。
この2つの間の距離が長ければ長いほど悩みは深いものになるのです。

イメージとしては…
「現実の自分」←――――――――→「理想の自分」
「理想の自分」を基準にしている人は「現実の自分」との差に愕然とし自分には到底無理だ…と決め込んでしまいます。

この間の矢印が半分なら…
「現実の自分」←―――→「理想の自分」…悩みも半分となりますよね。
これは「理想の自分」を「現実の自分」に近づける方法。
「現実の自分」を基準とする人です。

言い換えれば「理想の自分」の位置を低く設定してあげることです。
要は「理想の自分」を目標に例えるなら目標を低く設定すると言うこと。
このような手法はカール・ロジャースの基本的な考えである「自己受容」へと繋がり悩みを解決する有効的な手法と言われています。
大半の悩みはこの考えをベースにカウンセリングを進めることで解消されます。

しかし、カウンセリングをしていると中にはこんなクライアントもいます。
「理想の自分を低くすることには違和感を覚えます。
 目標を低くするってことは自己の成長につながりません。
 むしろそのことの方こそストレスが溜まってしまいます。」

確かにおっしゃる通りかもしれません。
…しかし、このような考え方自体を修正していかないとこれから人生疲れてしまいます。

こんな方には次のような提案をしています。
「じゃ~この2つの間の矢印はこのままの長さにしておきましょうよ。
 その方がストレスも溜まりませんもんね。
 でも“理想の自分”をちょっと言い方を変えてみましょう。
 “理想”ではなく“憧れ”にしてみてはいかがですか?」…と。

最初は「キョトン」としているクライアントも話しを進めていくと納得してもらえて目の輝きが違ってきます。

例えば高校球児が…
「理想はイチロー選手のバッティングです。
 だからバッティングフォームからイチロー選手を真似してみます」…こう言ったとします。

でもなかなか上手くいかない。
もしもバッティングフォームを多少真似出来たとしても打率(結果)が伴わない。
結果が伴わないと今の自分とイチロー選手を比べてレベルの低さに愕然とする。
これは当然!

イチロー選手だってメジャー選手になり世界的な記録を残すのに何年も掛かっているのです。
そもそも高校球児がメジャーリーガーであるイチロー選手と比べること自体がナンセンス。
高校球児とメジャーリーガーで例えると笑ってしまうくらい当たり前のことだし理解できます。

でも心に悩みを持つ人は「現実の自分」と「理想の自分」の距離が分からなくなり、そのくらいの距離が離れていることに気づきもしないのです。
だからカウンセラーは「理想の自分をもう少し低めてあげましょう」と提案をするのです。

でもそれも納得いかない人には
「イチロー選手を“憧れ”という位置づけにしましょう」と提案をする。
 イチロー選手が“憧れ”であればそれは本人の自由。
むしろその距離が長ければ長いほどそれに向かって頑張れるのです。

「僕のバッティングの憧れは隣町のチームの4番バッター、寿司屋のゲンさんです!」
これじゃ~「誰だそれ!」と突っ込まれてしまいますよね。

それよりも…
「僕のバッティングの憧れはメジャーリーガーのイチロー選手です」の方がカッコいいです。
焦点は目標であるイチロー選手ではなくイチロー選手に近づこうとする自分に当たる。
なかなか近づけないで努力する自分に焦点をあてればイチロー選手との距離がどうのこうのとは考えなくなる。

このように焦点づけ(ものの見方)を少し変えてあげると悩みや苦しみはストレスの原因ではなくなり、むしろ日々頑張れる起爆剤へと転化するのです。
このようなカウンセリング手法を「ゲシュタルト療法」と言います。

「理想の自分」から「憧れの自分」へ!
自分自身が憧れの存在なんて…ちょっと素敵ではないでしょうか!
投稿日:2017-12-27
返信 92
そらさん
その後……削除
メールありがとうございます。
参考に書き留めました。
年末近くもあり、仕事と家庭、忙しすぎて……ちょっとパニックになったのだと思います。そうなると自分が後回しになりどうしょうってなり先にやらなければならない現実の事を優先して身体も心も疲れきってしまいます。そうなるとまた原点に帰ろうとするので焦らないように整理していきます。現実と理想とのギャップ……実は……私が私自身の理想をもってないのではないかなぁ~って思うんです。
今まで目標をもって生きてきてないので!現実しかみないので!なので……いろいろ考えてみてまわりの書き込みを読んでます。その中に……「不登校は必ず解決する」って言われているのですが……そうなのでしょうか?
投稿日:2017-12-30
返信 93
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「不登校は必ず解決します!」

これは断言できますよ。
我々は設立以来、多くの不登校のお子さんと、その親御さんに接して参りました。
現在進行形中の不登校のお子さんもいますが、そのほとんどは解決していますし、解決に向かっています。
ただし、何もしないで自然に解決するということはありません。
本人はもちろん、それをサポートする親や先生などの周囲の大人の関わりが重要です。

その関わる側の大人(親)が「必ず解決する」という強い信念のもと日々のお子さんとのコミュニケーションをどう変えていくかも重要です。

「親が変われば、子も変わる」

これは我々が設立以来掲げてきた理念です。
ではどうすれば変わるのか。

前回の我々からのメッセージを書き留めて頂いたとのことで嬉しく思いますが、以下もきっとご参考になる内容かと思います。
いくつかご紹介しますね。
投稿日:2017-12-30
返信 94
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
親が変われば子も変わる(縦軸・横軸)

「勉強をしていないことでみんなについいけない」という不安は大いにお察しします。
親としては焦りますよね。

しかし、一方でそのようなスタンスがすべてに出ていてお子さんをイライラさせているのかもしれませんよ。

「そのようなスタンス」とはなにかわかりますか。

それは周囲と比べることです。
「周りについていけない」と無意識に思ってしまっているのかもしれませんが、心配すべきは周囲にくらべてどうかではなく、本人の学力が以前と比べてどうなってしまうのかと言う問題ですよね。
似てるようで受け取る側からすると大きく違いがあります。

今回、無意識に「みんなについていけない」と本人とみんな(周囲)とを比べてしまっていますが、大切なのは、子どもを横軸(周囲との比較)ではなく、縦軸(本人の成長度)で見てあげることです。

そのように思えれば、「みんなについていけない」という不安自体が存在しなくなるので不安や焦りもせずに済みます。
不安や焦りがなくなれば自然と笑顔で過ごせます。
笑顔は周囲の相手にも波及します。
また、笑顔でいることでお子さんにも好影響です。
親がイライラと怖い顔をしたり、悲しい顔をしているのを子どもはしっかりとみています。
「親が怖い顔(悲しい顔)をしているのは自分のせいだ」と思い、ストレスを溜めこんだり、自分を傷つけたり、相手を傷つけたりします。

でも子どもを縦軸でみることで、お子さんを追い詰めることもせずに済みます。

生まれた瞬間に不登校の要素を持って生まれてくる子どもは一人もいません。
子どもは誰かの影響があって性格が形成されていきます。
「生まれつき」なんてことはないのです。

その「誰かの影響」とは「誰」なのでしょう。
当然、生まれてから今まで一番長く一緒に生活している「親」です。

親が子どもの成長に大きな影響をもたらしているとしたら!
子どもに変わって欲しという願いを叶える手段はただひとつ、それは「親が変わること」です。
投稿日:2017-12-30
返信 95
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「自分を変える」

自分を変えたいけど変え方がわからない。
自分を変えるためにはどうすればいいのでしょう。

まず、自分の中にも
“「変えられるもの」と「変えられないもの」がある”。
そのことを認識することが優先されます。

この2つを分類してみると、
自分の中の変えられるもの →「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの →「感情」「生理的反応」
に区別できます。

例えば、今、この文章をを読んでいるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら、「2」と答えるでしょうし(思考)、
「パソコン(またはスマホ等)に向かいながら首を回して」と言ったら、
そのようにできるはずです(行動)。

このように「思考」や「行動」は、
インストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」
と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)、
「胃液を通常の5倍出してみてください」
と言っても自分ではコントロールできません(生理的反応)。

「感情」や「生理的反応」は、ダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると、
「自分を変える」ということは、「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

「思考」を変えるためには、受け止め方を「プラス」にするといいです。

例えば、思わぬミスをしてしまったとします。
よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、
次によい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教
材になったと言えます。

成功を目指す過程において、
良くないと思われる結果は、「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。

言うなれば、
この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗したと言います。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

「思考」が変われば、「行動」も変わってきます。

ホームで電車を待っているとします。
急いでいる時に限って遅れる。
そんな時、だいたいの皆さんは、電車が来るべき方向を覗き込みイライラして
しまうでしょう。

しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。
……にも関わらず私たちは覗き込んでしまいます。
「変えられないもの」とはわかっているものの、一生懸命イライラを募らせて
いるのです。

自らの力で電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば、
「待っている時間に新聞や本を読む」、「調べものをする」、
という行動を起こせば時間を有効に使えますし、
自分にとってもプラスなはずですよね。

カウンセリングの領域では「行動療法」と言います。
その人の「行動」にアプローチして、心(内面)を変えていく療法です。
この手法により、より早く効果が出ると言われています。

「楽しいから笑う」ではなく、
「笑っているから楽しくなる」という考え方です。

このように日常のよくあるケースから、少しずつ「思考」や「行動」を変えて
いく習慣をつける。
これが自分を変える近道であり、
その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

また時々、
「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだと言われています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」

これは、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱したカナダ出身の精神科医、エリック・バーンの言葉です。

自分を変えることで物事に対する受けとめ方や捉え方が変わり、
もしかしたら……
「過去の事実」は変えられないにしても、
「過去の形」くらいは変えられるかも知れませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

江副浩正(リクルート創業者)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-12-30
返信 96
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
また、不登校を解決するには、不登校に対する正しい理解が求められます。
以下をご覧ください。
投稿日:2017-12-30
返信 97
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「不登校について①」

そもそも、不登校とは、次の定義があります。
「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にあること(ただし、病気や経済的な理由によるものを除く)」。
なお、不登校については従来、学校基本調査において30日以上欠席した児童生徒について、その理由別区分として「病気」、「経済的理由」、「学校ぎらい」、「その他」として調査していたところ近年「不登校」という名称が一般的に使用されるようになったことに鑑み平成10年度の調査から上記区分のうち「学校ぎらい」を「不登校」に名称変更した経緯があります。
親として不登校を正確にご理解いただくために、以下の内容をまとめましたので参考にしてください。
・現在では不登校児は約13万人といわれている。
・不登校を生み出す原因のひとつに親の過干渉(先回り)があげられる。
・このように育てられた子供は自立心が育たない、人をすぐに頼る、人のせいにする、幼い、わがまま、神経質なくらいきれい好きかその逆、人の顔色ばかり見て自分を出せない…etc。
・小学校の頃は友人とよく遊ぶ。(友人が多いのではなく誘いを断れない)
・中学生くらいになるとわがままで融通性がない性格が表れて友人が離れていく。
・昼食はひとりで過ごすことが多くなり校内を徘徊して時間をつぶす。そのために周囲からは気持ち悪がられて精神状態は悪化して次第に不登校へとなる。
・また不登校へのきっかけとしては大人にとっては取るに足らないことも多く、はっきりした原因や理由が不明なケースが多い。
・不登校の症状としては、37度くらいの微熱、頭痛、腹痛、吐き気が4大症状。その他には冷たいものを良く飲む、不眠、うるさいと口走る、昼夜逆転、部屋にこもる、ゲーム・ネットにはまる、家族と顔を合わせない、部屋に誰も入れない、自分より弱い妹・弟に強く出る、親と一緒に寝たりお風呂に入る(退行)。
・不登校を生み出しやすい家族としては、夫婦関係が悪い、家族の誰かが亡くなる、過干渉、放任、父性・母性の欠如、母子関係が強すぎる、兄・姉の非行・不登校・引きこもり、親が異常に学歴や世間体を気にする、親が宗教熱心な信者、親が定職に就かない、親の失業、転勤、厳格、威圧的、神経質。
・不登校の子どもを無理に学校へ行かせることはインフルエンザで高熱が出ているのに解熱剤で強引に熱を下げるのと同じで余計に悪化してしまう。
・不登校の子どもは弱者ではなくむしろメンタル面は強い。思い込みが激しくこだわりが強いために周囲に溶け込めない。
・子どもには文句を言わせることが大切。「あの時はこうだった」「あの時、ああ言われた」…。親は黙って横に座り目を見て聴いてあげることが大切。
・不登校児の3割が引きこもりになる。

【不登校の子供の親の不安】(一般例)
①学力の遅れで進学が出来ないのでは?
大切なのは生きる力、知恵、人との関わりであり学校以外でも充分に養える。
②社会性や適応力がみにつかない?
学校以外で自分らしさを発揮できる子がいても良い。現在の学校システムに合わない子がいても不思議ではない。
③学校くらい我慢できないで社会で通用するのか?
必要な我慢もあれば有害な我慢もある。身を削って学校に通うことがマイナスになる。学校は命まで削って通う場ではない。
④無気力人間になるのでは?
無気力で学校に行かないのではない。体調の不調は身体防御反応。
⑤学校に行かないのならせめて○○してほしい。
学校に行かない代わりに何かをするというのは無理な要求。じっくりと子どもの成長をみる心のゆとりが必要。

【不登校の子どもを持つ親に向けて】(我々からのアドバイス)
① 不登校の状態を責めたり、刺激したりしない。
② 子どもの良い面を見つけ、認めて、誉めて、信頼する、
③ 一番悩んでいるのは本人であることを理解する。
④ 子どもの言葉や言動から心の中にあるものを理解する。
⑤ 一人の人間として子どもを認める。
⑥ 絶対に焦らず、長い人生のうちの休憩だと思うこと。
⑦ 親に勉強する機会をくれた子どもに心から感謝する。
⑧ 親の焦りは子どもに伝わってしまう。大きな心で子どもに接する。
投稿日:2017-12-30
返信 98
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「不登校について②」

不登校は甘えではありません。
いじめ、先生や友人との相性、家庭環境等で心が折れている状態です。
しかし、いまだに不登校に関する理解不足から「甘えている」「根性が足りない」「逃げているだけ」と言う方もいます。
不登校の子どもたちには、部屋から出られない人もいます。
それは、部屋から出ようとしていないのではなく、部屋から出ることができないのです。
怪我で両足を骨折している人に「マラソンを走れ」とは言いません。
走らない人に「甘えている」とも言いません。
どうか「不登校」に関する正しい知識、また不登校の子どもたちに対する「受容と共感」の姿勢で接してください。
そして何よりも優しく接してあげてください。
投稿日:2017-12-30
返信 99
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「不登校・引きこもり相談機関一覧」


(1)児童相談所
・児童福祉法第15条に基づき、各都道府県・指定都市に必ず1つ以上設置。児童(満18歳に満たない者)及びその家庭に関する問題について児童の最善の利益を図るために、児童や保護者に最も適した援助や指導を行う行政機関であり児童の相談、児童及びその保護者の指導などを行う。
・そのために必要な調査並びに医学的、心理的、教育学的、社会学的、精神保健上の判定を行いまた、緊急の場合や行動観察のために児童を一時保護し、児童養護施設・乳児院・児童自立支援施設・障害児施設等への入所等の措置なども行う。

(2)精神保健福祉センター
・精神保健福祉センターは精神保健福祉法によって、各都道府県に設置することが定められてる。
・地域住民の精神的健康の保持増進、精神障害の予防、適切な精神医療の推進から、社会復帰の促進、自立と社会経済活動への参加の促進のための援助に至るまで、広範囲にわたっている。

(3)教育相談所
・幼児・小学生・中学生・高校生とその保護者を対象として教育、健康、家庭、非行等に関する相談を面接、電話、文書等で相談を受け付けている。

(4)少年鑑別所
・少年鑑別所では、収容された少年の資質について科学的な診断(知能検査、性格検査、面接調査、身体検査など)を行ない、少年がなぜ非行をするようになったのかを検討し、立ち直るためにはどうしたらよいかといった処遇方針を立てる。
・鑑別結果は、家庭裁判所に提出され調査官の報告及び裁判官の審判の参考になる。
・期間は2週間だが、通常更新され、3週間前後で審判の期日が入ることが多い。
・逮捕・勾留された事件では、鑑別所に収容されることが多い。ただ、鑑別所で少年の資質を科学的に鑑別することにより、少年の問題点が明らかになったり、少年にとって自分を見つめ直す機会をとなる場合もある。

(5)少年院
・家庭裁判所から保護処分として送致された者を収容するための施設。
・また、懲役や禁錮の言い渡しを受けた16歳に満たない者のうち、少年院での矯正教育が有効と認められたものを、16歳に達するまで収容することもある。
・これを「少年院収容受刑者」という。
・法務省矯正局が管轄する。
・収容される少年院は、家庭裁判所の判断により決まり、収容期間は原則として2年以内とされている。
・次のように分かれている。初等少年院(14歳以上16歳未満)。中等少年院(16歳以上20歳未満)。共に心身に著しい故障のない者。特別少年院(16歳以上23歳未満)心身に著しい故障はないが犯罪傾向が進んでいる者。医療少年院(14歳以上26歳未満)心身に著しい故障のある者。
・具体的な教育内容としては…
①「生活指導」:問題点の改善や考え方の矯正を図るためのもの 。
②「教科指導」:義務教育や高等教育を実施
③「職業補導」:勤労意欲を養い、将来の職業のために知識や技術を身につける。

(6)児童自立支援施設
・児童福祉法及び児童福祉法施行令により国と都道府県はそれぞれ児童自立支援施設を設置することになっている。
・施設の詳細は児童福祉施設最低基準(厚生労働省令)により定められている。
・犯罪などの不良行為をしたり、またはする恐れがある児童や家庭環境等から生活指導を要する児童を入所または通所させて必要な指導を行って自立を支援する児童福祉施設。
・また退院後の児童に対しても必要な相談、援助を行う。
・かつては教護院と呼んだが1998年4月に現在の名称に改められた。

(7)保護監察官(保護司)
・「保護監察官」ではなく「保護観察官」が正しい。
・保護観察官→心理学、教育学、社会学、その他の更生保護に関する専門的知識に基づいて、更生保護及び犯罪予防に関する事務に当たる国家公務員。
・保護司の管理者であり指導的役割。
・保護司→保護司は保護司法に基づき、法務大臣から委嘱された無給・非常勤の国家公務員であり地域社会から選ばれた社会的信望の厚い方々。
・民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性を生かし保護観察官と協働して更生保護の仕事に従事していく。
・具体的には、保護観察を受けている人と接触を保ち生活状況を把握した上で立ち直りに必要な指導や家族関係、就学・就職保護観察に当たるほか、本人が刑務所、少年院等から社会復帰を果たしたとき、スムーズに社会生活を営めるよう帰住先の環境の調整や相談を行っている。 このような保護司は全国に約4万9000人いる。

(8)民生委員
・民生委員法に基づき社会奉仕の精神を持って常に住民の立場になって相談に応じ必要な援助を行い社会福祉の増進に努めることを任務として市町村の区域に配置されている民間の奉仕者。
・任期は3年。給与はないが交通費などの実費は支給される。
・民生委員は児童委員も兼ねる。

(9)フリースクール
・文部省や地方自治体の管轄下にある法律にしばられた「学校」ではない。
・カリキュラムではなく自由に教育活動を行っている教育機関。
・決まった定義はないがどの学校も「子供」が主体である。

(10)精神科
・精神科は精神疾患を専門に扱う科。わかりやすく言えば心の症状、心の病気を扱う科。
・心の症状とは、不安、抑うつ、不眠、イライラ、幻覚、幻聴、妄想などのこと。
・統合失調症、うつ病などの精神疾患の治療のための病院の診療科の一つ。
・近寄りがたいという偏見を持つ人もいるが、問診に基づいた投薬治療が主として行なわれており、決して「危険」な診療科ではない。
・カウンセリングと比較すると投薬治療が主となる。
・ただし、初診のときには、患者と病状をよく知るために長めの診察時間になることが多い(1時間程度)。再診では病状にもよるが10分から30分で終わる。

(11)神経科(神経内科)
・神経科では主に神経、すなわち脳と、それにつながる筋肉の病気をもつこども達の診療している。
・この場合の「神経」というのはいわゆる「神経が太い」とか「神経質」という神経ではなく、実際に筋肉などの組織につながって、信号を伝えたりしている実体のある「神経」のこと。
・成人の神経(内)科では脳卒中、痴呆症、パーキンソン病などの不随意運動を主症状とする変性疾患を対象として診療している。
・小児の専門病院の神経(内)科では成人の神経科と異なり、てんかん、急性脳炎・脳症とそれらの後遺症、脳変性疾患、脳性麻痺、筋疾患、精神遅滞、自閉症、広汎性発達障害などを総合的に診療している。

(12)心療内科
・心療内科は主に心身症を扱う。
・よく町の開業医で、「心療内科」という標榜がなされていても、実際は精神科である、ということがある。なぜそうなるのかというと、「精神科」とすると敷居が高く、患者さんが来にくいから。しかし、これが混乱の基にもなっている。
・「心療内科」という標榜はもともと心身医学から出てきた言葉。だからそれを「軽症の精神科」と勝手に解釈して使うべきではない。
・内科にも消化器内科、呼吸器内科、循環器内科、神経内科というように専門科があり、それぞれが連携して治療を行っている。その中に心療内科もあるということ。心療内科医は
基本的に内科医である。

(13)小児科
・小児科とは「子供のための総合診療科」である。
・また心の悩みなどの心理的な側面、さらには小児虐待などの社会医学的な側面から子供たちを守り育てていくという基本姿勢に基づく医療が提供される。
・少子化の時代なればこそ、明日の日本を担う子供たちを成育することが重要であり、社会的ニーズも増してきている。

(14)保健所
・保健所は、都道府県、政令指定都市、中核市、その他政令で定める市又は特別区が設置しており、地域保健に関する各種業務を行っている。
・また、市町村には、市町村保健センターが設置され、住民の健康相談、保健指導を行っている。
・保健師や心理職により、精神保健相談や酒害相談などを行っている。

(15)子ども24時間電話相談
・学校や友だち等のこと、いじめや性の問題で悩む子どもからの相談のほか、子育てに悩む親からの相談、虐待に関する通報等を、専門の電話相談員が24時間電話で応対する。

(16)家庭教育電話相談
・子育てや家庭教育に関し、いつでも気軽に相談ができる体制づくりとして、都道府県教育センターや生涯学習センターが実施している。
・子育て経験者やカウンセラーが電話やFAX、メールなどで相談を受ける。
(17)少年サポートセンター
・全国の警察で少年警察補導員が中心となって、学校・児童相談所などの関係機関や民間のボランティア団体などと連携して、幅広い活動を行っている。
・非行問題、交友問題、学校問題など少年の悩みや困りごとを解決するため、少年サポートセンターや警察署の少年係などが窓口となって、少年警察補導員などが必要な指導や助言を行っている。
・また、電子メールや電話による相談窓口を開設しており、少年や保護者などからいろいろな相談を受けてる。

(18)少年補導センター
・少年補導センターは、昭和27年以降、少年補導に関する諸活動を実施する拠点として、全国の市区町村に設置されてきた。
・少年補導センターに対しては、昭和39年から国による補助が開始されるなど、その運営について国による支援がなされてきたところである。
・平成13年11月現在、日本全国に707箇所の少年補導センターが設置され、少年の非行防止等に重大な役割を果たしている。

(19)児童家庭支援センター
・児童家庭支援センターは、平成10年度の児童福祉法改正に伴って新たに創設されたもので、児童心理療育施設、児童養護施設、児童自立支援施設、母子生活支援施設、乳児院に附置される。
・上記各施設の培ってきた育児ならびに教育のノウハウを活かす形で18歳未満の子どもに関する様々な相談を受け付ける。
・また、児童相談所と連携しながら助言・指導、調整および一時的な保護を行う。
・現時点でまだ全国12カ所の開設にとどまっているが、身近な相談窓口として、今後その数は増加していくと思われる。

(20)不登校・ひきこもりを考える親の会
・不登校やひきこもりの子どもを持つ父、母が集まり話し合いや情報交換、悩み相談をする場。
・定期的に講演を開催している。
投稿日:2017-12-30
返信 100
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
また、自分を変えることのひとつに「叱り方」があります。
この「叱り方」を変えることでお子さんの態度が変わったケースもあります。
投稿日:2017-12-30
返信 101
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「怒る」と「叱る」は違う!子どもを傷つけずに効果的に叱る6つの基本ルール

親は我が子のことを真剣に考えるあまり、つい感情的になり、怒ってしまうものです。
しかし、イライラした感情をそのままぶつける「怒る」と、子どもの成長を思って「叱る」のでは全く違います。
子育て心理学から見た「怒る」と「叱る」の違い、そして、ポジティブ心理学ベースの効果的な叱り方についてご紹介します。

■「怒る」と「叱る」の根本的な違い
・「怒る」とは、怒り手の感情を外に爆発させること
・「叱る」とは、相手によりよい方法を教示すること

似ているようで、全く違うことがわかりますね。
「怒る」はネガティブ、「叱る」はポジティブな色味があります。
子どもの困った行動に対し、親がガミガミと感情的に怒ると、その場の雰囲気が険悪になるのはもちろんですが、ダメージはその場だけにとどまりません。

1.トゲのある否定語が、子どもの自己肯定感や自己効力感を低下させてしまう
2.親からその感情的な対処法を学んでしまう
という弊害も出てきます。
とくに2は、その子どもの人間関係にまで影響を及ぼす可能性があります。

例えば、
・親が大声で怒鳴ると、子どもは「そうか、困ったときはパパとママみたいに怒鳴ればいいんだ」
・親が叩くと、子どもは「そうか、困ったときはパパとママみたいに叩けばいいんだ」
と学び、お友だちとの日常に応用されやすいのです。
子どもを叱る場面というのは、親の問題解決能力を披露する場です。
お手本になる対処法を示してあげたいですね。

■ポジティブ心理学ベースの叱り方 6つの基本ルール
【叱るときにやってはいけない3つのルール】7
1.過去を引きずる:「いつもいつもダメなんだから」「毎回毎回同じことを言われて!」
2.叱る範囲をあれもこれもと広げる:「何をやらせても中途半端」「何も聞いていないじゃない!」
3.その子どもを全体否定する:「ダメな子ね」「なんて悪い子なの!」
叱る範囲を広げることで、叱りネタが何倍にも拡大し、怒りへと発展。それが感情の爆発につながります。

【ポジティブに叱るための3つのルール】
1.いまのことだけを叱る:「いまの言い方はよくないよ」
2.目の前のことだけを叱る:「青いペンにキャップをしなさい」
3.その子どもの行動だけを叱る:「それは悪いことだよ」
子どもはよく困った行動をするものです。
それは悪いことかもしれません。
だからといって悪い子ではありません。
「いまの」「目の前の」「行動だけ」を叱るポジティブな叱り方なら、子どもの自己肯定感を傷つけることなく、伝えたいことをしっかりと伝えることができます。

感情を出さずに、とは言っても子どものことを一番に考えているからこそ両親は怒ってしまいますよね。
もし「理不尽な怒り方をしてしまった!」と感じたときは、まずは子どもに「ごめんね」。
子どもの傷ついた心をその場で癒すことができ、親も気持ちのリセットがしやすくなります。

その後は目線を意識的にほめポイントへ。
「できていないこと」ではなく「すでにできていること」をうまくキャッチし、そこを積極的にほめて、子どもの自己肯定感を満たしてあげましょう。
「叱り方のルール」と、「怒ってしまったら素直に謝り、ほめにスイッチ」を、ぜひ今日から取り入れてみてください。
投稿日:2017-12-30
返信 102
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
自信の芽を摘まない「叱り方4ヵ条」
※例として幼児期の子どもに対する内容も含まれていますが、現在のお子さんに照らし合わせて、今後の子育ての参考にしてください。


●「叱り方 その1」~「人格」を否定せず「行動」を注意する!
例えば…友だちに意地悪をしたとき。
×→「友だちに意地悪をするなんて悪い子ね!」
○→「友だちに意地悪をすることは悪いことよ。」

「叱るときは行動を叱る」が大原則です。
悪いのは「したこと」であって「それをした子」ではありません。
人格を否定するようなことはしないことが大切です。
それを意識していないと…「悪い子だね!」「○○くんは乱暴だね!」などとうっかり言ってしまいがちです。
大人が人格を否定されたら傷つくように子どもも傷つきます。
更に子どもは「自分は悪い子なんだ」と劣等感を持ち「自分は悪い子だから自分のことが嫌いだ」と自信を失い自己肯定感が育たなくなります。

●「叱り方 その2」~「永久言語」ではなく「一時言語」を使う!
例えば…食事中に集中せずごはんをこぼしたとき。
×→「いつも、いつもごはんをこぼして!ちゃんと見て食べなさい!」
○→「(うっかり)こぼしちゃったのね。ちゃんと見て食べようね。」

「いつも」「必ず」「絶対」「みんな」などの言葉を「永久言語」と言います。
「たまたま」「珍しく」「時々」「うっかり」などの言葉を「一時言語」といいます。

叱るときに永久言語を多用していると子どもの心理としては、「自分はいつもできない」「自分はみんなより劣っている」と思い込んでしまいます。
でも本当は「いつもできない」ではなく「まだできない」が正しいのです。
また「みんなはできるのに」ではなく「できる子もいる」程度でしょう。
叱るときは…「(うっかり)そういうことをしちゃったんだね」、「(たまに)こういうことをしちゃうことがあるね」…という一時言語を使うように心掛けましょう。

●「叱り方 その3」~「感情的」に怒らず「冷静」に諭す!
例えば…テーブルに落書きをしたとき。
×→「どうしてそんなことするの!もういい加減にしてよ!」
○→「テーブルは描いちゃいけないところなんだよ。次は紙に描こうね」

感情的なってしまうと「叱る」ではなく「怒る」になりがちです。
怒りがエスカレートしそうなときは、「子どもから離れて落ち着いてから叱る」を心掛けてみましょう。
親が怒ってばかりいると子どもは、怒ることで他人を制御しようとする子になる可能性があります。
また勢い余って「もうそんな悪い子はうちの子じゃありません!」などは絶対にタブーです。
特に幼児期の言語理解力では「例えの表現」だとは分からずにそのままの意味として捉えてしまう可能性が高いからです。
「そんなことするとお友だちに嫌われるよ」などと脅すような言葉も、その意味を素直に吸収して萎縮してしまう可能性もあります。
萎縮して周囲の顔色ばかりうかがうようになってしまっては自信も芽生えません。

●「叱り方 その4」~「命令」は「提案」に言い換える!
例えば…出かける前におもちゃを片付けないとき。
×→「もう出かけるわよ!さっさと準備しなさい!」
○→「そろそろ出かけたいから準備しようか」

いつも命令口調で子どもを強制的に従わせていると、子どもは指示されないと動けない、いわゆる「指示待ちの子」になってしまいます。
あるいは親を真似て他人に高圧的な言葉を使うようになってしまいます。
子どもにさせたいときは出来るだけ提案型で伝える習慣を心掛けましょう。
または…「○○がいい?それとも××がいい?」と選択肢を与えることも効果的です。
「自分で決めた」と感じさせる経験を積ませるのも指示待ちの子にしないための方法なのです。
投稿日:2017-12-30
返信 103
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
自信の芽を伸ばす「ほめ方4ヵ条」

自信を持つことは「自分を信頼する」=「自分を好きになる」こと。
心理学では…「自分を愛する以上に他人は愛せない」といいます。
自分を愛することが出来れば他人も愛することが出来きます。
他人を愛せればまた他人から愛をもらえてそんな自分を愛することが出来るのです。
愛情のプラスのスパイラルはそこから始まります。

自信を持てない子はどうなるか?
自信を持てないとちょっと嫌なことがあると挫けてしまい挫折感を様々な形で表現するようになります。
例えば…いじめっ子には「自信がなく自分のことが嫌い」という心理的共通点があります。
また、不登校や引きこもり、非行、暴力などは、自信が持てない子が追い詰められて発するSOSのサインとも言われています。

子どもは幼児期なると何かを作って「出来たぁ!」と見せに来たり、何かをするときに「見ててねぇ~!」と言って来たりすることが増えます。
これは子どもが憧れの存在である親に対して、「近づきたい」「認めて欲しい」と思うようになった証拠と言われています。

自信を育むためには「認める」ことが重要になってくるのです。
子どもがやってみせたことは例え上手に出来なくても「頑張ったね」と認めてあげることが大切。
この「認める」という行為は幼児期の子どもに対してだけではなく、これからの子育てにもずっと必要なことです。
大人だって認められたら嬉しいのですから、子どもが親から認められたらその嬉しさは相当なものでしょう。

保育園や幼稚園、また学校に入ると「他の子の方がよくできる」と思う場面が多々あります。
でも他人との比較(=横軸)で見るのではなく、本人の過去、現在、未来との比較(=縦軸)で見てあげることが必要です。
優れている点しか認められずに育つ子は真の自信を持てません。「ほめて育てるは」は時に逆効果の場合もあります。

要するに、その子の存在自体を認めてあげることをしないと、存在への安心が極端に欠けている子ども…つまり「自分は存在価値のない人間だ」という子どもになってしまうのです。
ほめられることで自分の存在価値を理由づける子どもは、ほめられている間は良いのですが、ほめられなくなると存在価値を失ってしまいます。だからほめられることだけに全精力を注ぐのです。そのために自己主張したり反抗したりすることが出来なくなるのです。これが、いわゆる「過剰適応」の状態です。

その結果、手の掛からない聞き分けの良い「良い子」になります。
一見、結構なことじゃないかと思いがちですが、これは良い子は良い子でも、大人にとっては「都合が良い子」だけです。
大切なのは「認める」こと。
自信は「認める」ことで生まれ「体験」を通して強くなるのです。

情報だけの学びはもろいものです。
例えば…昆虫を図鑑で見て知識だけを蓄えても、知識を忘れてしまえば同時に自信も失ってしまいます。
一方、昆虫を実際に野原で観察したり触ったりする「体験」は、強く知識として記憶されて忘れない「財産」となります。
…と同時に「生き物を扱う」という「知恵」にもなり身につくはず。
情報だけの学びよりも体験の学びが自信を強くするのです。

前置きがだいぶ長くなってしまいました。そろそろ本題に入ります。
※例として幼児期の子どもに対する内容も含まれていますが、現在のお子さんに照らし合わせて、今後の子育ての参考にしてください。

子どもの自信の芽を伸ばす「ほめ方4ヵ条」

●「ほめ方 その1」~「結果」ではなく「頑張り」を認める!
例えば…嫌いなにんじんを少しだけ食べたとき。
×→「にんじんを残しちゃったね。次は全部食べようね」
○→「昨日よりにんじんがちょっと食べられるようになったね。がんばったね」

がんばれる子どもに育てるには結果ではなく「がんばった過程」を認めてあげる必要があります。
結果ばかりほめられた子どもは結果主義になりがちです。
結果主義は挫折を招きやすいのです。
将来、努力したのに勉強の成績が落ちたときに、「もう自分はダメな人間だ」と思ったり、「どうせいい学校には入れないのだから努力してもムダ」と努力そのものを否定したりするようになる可能性もあります。子どもには「どんなときでもがんばっていれば親は見守って応援してくれる」…と言う気持ちを持たせることが必要なのです。

●「ほめ方 その2」~「人格」よりも「行動」をほめる!
例えば…お友だちにおもちゃを貸してあげられたとき。
×→「貸してあげられてエライね。いい子だね」
○→「ちゃんと貸してあげられたね。いいことをしたね」

厳密に言えば人格と行動は切り離せないものです。
でも親は行動に注目してほめることが大切なのです。
行動をほめられると、「いいことをすると気持ちがいいな。もっといいことがしたいな」…と考えるようになります。
一方、いつも「いい子ね」などと言われていると、何かを決定するときに自発的な気持ちではなく、親からいい評価を得られるかどうかが選択の基準になってしまいます。
また過剰に人格をほめると万能感を持った子どもになってしまいます。

●「ほめ方 その3」~「ほかの子」と比較せず「その子自身」を認める!
例えば…公園の鉄棒にぶらさがって遊べたとき。
×→「○○ちゃんは出来ないのに、あなたは上手に出来たね」
○→「この前は出来なかったのに、今日は上手に出来たね」

叱るときはほかの子と比較しないように出来ている親も、ほめるときはほかの子と比べてつい「みんなよりも上手にできたね」と言ってしまいがちです。
でもほめるときもほかの子と比べずにわが子の成長を認めてあげることが大切です。
「昨日よりも早くできたね」「前はひとりでは出来なかったけど今日はひとりでできたね」などと比較対象は過去のわが子に対してすることが原則です。
そうすることで将来、他人との競争で勝ち負けを判断するのではなく、「自分がどれだけがんばっているか」で自己評価が出来る子になれるのです。
特に兄弟姉妹と比較した言葉は結果的に両者を傷つけることにも繋がるので注意が必要です。

●「ほめ方 その4」~「エライ」ではなく「役立った」と伝える!
例えば…食事の準備で食器運びを手伝ったとき。
×→「お手伝いできてえらいね」
○→「お手伝いしてくれてありがとう。ママ助かったわ」

お手伝いをほめるときは…「○○ちゃん、良く出来たね」などと主語が「こども=YOU」になっているケースが多いです。
この主語を「親=I」に変えて「ママ助かったよ」と言ってみると良いでしょう。
これは「Iメッセージ」といいます。
子どもは「親の役に立った」と思うこと自信に繋がり、「もっと役に立ちたい」という気持ちが芽生えます。
このことが将来、社会貢献を意識する土壌となるのです。
「親の役に立ったら親が喜んでくれた。自分も嬉しい」…と言う体験は「人にお役に立つ喜び」を知る原点にもなり、いずれ「誰かの役に立ちたい」と思う気持ちに変化して集団生活の中でも生かされるはずです。

投稿日:2017-12-30
返信 104
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
子どもの自我を伸ばす方法
子どもの自我が芽生えてくるのは4歳代…といわれます。
そのキーワードは…「見守り、共感する」

まず…4歳児の特徴として、この頃になると友だちに関心を持つようになり、親がついていなくても子どもだけで遊べる時間も増えます。
また4歳の後半になると「順番」「約束」が理解できるようになり、相手の気持ちも分かるようになって自分の自分をコントロールする力を身につけ始めます。
子どもがこれらの力を自分で試して育てていくには、親が少し距離を置いて待ってあげることが必要。

「親」という字は…「木」の上に「立って」「見る」と書くように、子どもの行動を見守ることが大切な時期だと思います。

今までは子どもと手をつないで出掛けていた散歩も、これからは子どもの後をついていくという姿勢も大切かもしれません(もちろん安全の確認は怠らず!)。
そうすると子どもは自分で面白いものを見つけてそれを教えてくれるようになります。それも親としては楽しみのひとつ。

育児書などで、「幼児にはたくさん刺激を与えると子どもは伸びる!」…ということから親が子どもにあれこれと体験させて子どもの行動に対して「よく出来たね」と声を掛けるケースが少なくありません。
でもこれは「共感」ではなく「評価」。

常に評価を与え続けると子どもは親の評価ばかりを気にし始めてしまいます。
「ママやパパが喜ぶことが自分のしあわせ」と思うようになってしまう可能性もあるのです。
大切なのは…「自分の人生は自分が主人公!」という感覚を養うこと。

ほめてあげることはもちろん大切!でもこの「評価」は時として子どもにとって必ずしもありがたいことではないのです。
だから親が「あれをやってごらん、これをやってごらん」と働きかける必要はありません。

子どもは今の自分に必要な活動を自分で選び自分で自分を成長させる能力を持っています。
大切なのは子どもが安心してやりたいことが出来る自由な環境を用意した上で、「この子は今、なにがしたいのかな?」と見守る、そんな関わり方。

もちろん、子どもが親とのコミュニケーションを求めているときには、見守ることから応じることに切り替える必要もあります。
その際も子どもが何かに夢中なときには干渉せずに一歩引いて!
そして何かを成し遂げたときには…「じょうずね」…ではなく「やったね!」…と一緒に喜ぶといいかもしれません。

まとめると…
・子どもが興味を持ったことを一緒に楽しむ。
・いろいろなことが出来るような環境を用意してあげる。
・「ほめる」よりも「一緒によろこんであげる」
投稿日:2017-12-30
返信 105
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
子どもの自我を伸ばす【ケーススタディ編】

●ケース1
Q.「自分で着替えられるのにグズグズ…。そんなときに親は手を貸してあげた方がいい?」
A.「最後の仕上げを子どもにさせて達成感を味わえるように!」

4歳くらいになると何でも自分でやりたがります。でも…すべてを自分でやると時間も掛かるし大変な思いもします。下手すると失敗ばかりして自信を失ってしまう場合も考えられます。そんな時は…途中まで手伝ってあげて「最後は自分でやってごらん」と促して自分で仕上げる気持ちよさを味あわせてあげると良いでしょう。最初から最後まで子どもにやらせることにこだわるよりも「こうすればうまく出来るんだ」と過程を一緒に楽しむことも大切です。

●ケース2
Q.「お友だちにと一緒に遊びたいのになかなか“入れて”と言えない。 そんなとき、大人が代弁してもいいのか?」
A.「自分で言えるようになるためにまずは大人が手本を見せてあげる!」

まずは子どもが本当に一緒に遊びたいのかを見極める必要があります。仲間に入らなくても子ども自身は困ってない場合もあるので一緒に遊びたい気持ちが強いのにそれを言えない場合には、親が代わりに言ってあげる程度でいいのです。
「入れてくれるかな」→「うん、いいよ」→「ありがとう。いいって。良かったね」
…そんなやり取りを見せてあげることで子どもは「こう言えばいいんだぁ~」と学ぶことが出来るのです。子どもが出来ることや望んでいないことに手を出すのはやり過ぎになりますが、やりたいのに出来ない場合は手を貸してあげても構わないのです。

●ケース3
Q.「危ないことや難しいことをやりたがる場合は?」
A.「手を添えたり教えたりしながら子どもにやらせてあげる」

4歳頃になると親や年上の子どものしていることを見て「自分もやる」と言って難しいことをしたがるケースが増えてきます。子どもは難しいことに挑戦して徐々に出来ることを増やしていくので、むげに否定したりせずに「やりたい」という気持ちを汲んであげることも必要。
例えば…包丁を使いたがるときも親が手を添えてやらせてもいいし、手本を見せながら子どもに切らせてあげてもいいかもしれません。
「ほら、こんなふうに持つと上手に切れるよ」「左手はこうやって添えながらやるんだよ」…と丁寧にひとつひとつ教えてあげましょう。
もしも出来なかった場合も「ちょっと難しいね。少しずつでいいからうまくなるといいね。でも、お手伝いをしてくれようとしてくれたことは嬉しかったな」…と、子どもが難しいことに挑戦しようと思った気持ちは否定しないようにするといいでしょう。

●ケース4
Q.「好きなこと、得意なことばかりやって苦手なものには手をつけない」
A.「好きなこと、得意なことを十分やらせた後で“これもやってみようか?”と誘ってみる」

親としては「苦手なことは克服させなければ!」と思いがちですが、この時期は苦手なことにチャレンジばかりさせて出来ないで自信を失わせるよりも、なにかひとつでも得意なことがあればそれをもっと伸ばしてあげた方がいいです。実際に社会に出ても満遍なくいろんなことが出来るよりも、何かひとつでも得意なことがあるということを求められる場合が多いです。
まずは得意なことをやらせて、その後で苦手なことも「こっちもやってみようか」…と無理強いにならない程度に誘ってみましょう。
好きなことや得意なことを存分にやった後の方が「それもやってみようかな」という気持ちになりやすいのです。

●ケース5
Q.「子どもの答えが間違っているときの上手な訂正の方法は?」
A.「子ども自身が間違いに気づくヒントを出してあげる」

子どもの間違った答えに対して、頭から「間違ってるでしょ!」…などと言っては子どももがっかりしてしまいます。
「そうかな?もう一度考えてみようか?」と促したり、ヒントを出すことで「あっ、そうか!」と気づけるように手伝ってあげることがポイントです。
ただし子どもの気持ちを否定しないことが重要なので、本人が「これでいいの!」と言い張る場合は、「そうかぁ~そう思うんだね」といったん引き下がることもOK。時期を見てまた改めて教えてあげればいいのです。100点満点を目指すよりも80~90点を目指すくらいで丁度いいのかもしれません。

●ケース6
Q.「子どもが遊んで欲しいときなのにどうしても親が手を離せない場合は?」
A.「親の都合をきちんと伝えて分かってもらえるようにする」

親はいつもいつも子どもの要求に動けるわけではありません。4歳くらいの子どもにはそろそろそれを分からせていくことも大切。
例えば…子どもはご本を読んで欲しいと言ってきたけど、どうしても食事の準備もしなければならない場合は、「今、ママはこれをしなければならないの。でもこれが終わったら一緒にご本を読もうね」…と丁寧に伝えるといいでしょう。子どもの目を見て真剣に話すことで子どもも分かってくれるケースが多いです。
そして、「これが終わったら」と約束をしたら必ず約束は守ること!
親のそんな姿を見て、「出来ないときは“出来ない”と伝える」ことや、「約束は守る」ということを学んでいくのです。
もしも子どもが約束を忘れて他のことをしていたら、その他のことが一段落した段階で、「さっきお約束したご本を読もうよ」…と声を掛けてあげましょう。

…以上、日常のケーススタディをお伝えしました。

大切なのは…ひとりでやらせることを急ぎ過ぎず、出来ないことは親が手伝ってサポートしてあげること。
そして「自分で考えさせる言葉掛け!」です。
投稿日:2017-12-30
返信 106
そらさん
新しい環境削除
こんにちは。お久しぶりです。今年春に引越しをして、長男は通信校2年生で次男は転校して小学5年生になりました。
私もまた営業の仕事になり、新しい環境になりました。まだ不安はありますが、また相談させて頂けたらって思ってます。

長男は通信校って事もあり、週に1日か2日、学校に行ってます。次男は週に1日か2日休みますが、他の日は学校に行ってます。
こんな感じで良いのかなぁ~って思う事があります。長男に何かしてやれる事はあるのかなぁ~って!
次男とは毎日話ししたりしてるのですが…長男とは…私が話しかけても、返事だけとか…この前は「俺の事思ってしてくれるんはわかってるから」って…
どう対処したら良いのやら!
投稿日:2018-05-07
返信 107
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
お久しぶりです。
それぞれが新しい環境で頑張っているようですね。

一方でご長男とのコミュニケーションに苦慮されているとのこと。
コミュニケーションに関してはこの掲示板に書き込みをいただく方に共通してお伝えしている内容がございます。

そらさんにはまだお伝えしていなかったですね。
以下を参考にしてください。
投稿日:2018-05-08
返信 108
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-05-08
返信 109
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-05-08
返信 110
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「コミュニケーション③~アサーション・トレーニング」

「アサーション・トレーニング」により、自分も相手も大切にする自己表現法「アサーション」を身につけることができます。
これにより、自分の気持ちを制限することなく、お互いを尊重しながら自己表現し、うまくコミュニケーションをとることができれば、対人関係の悩みが解消されることでしょう。
以下「アサーション・トレーニング」について解説していきます。

1.アサーション・トレーニングとは?
自分と相手、双方を大切にしながら自己表現を行うコミュニケーションスキル「アサーション」。
このアサーションを身につけるためのトレーニングが「アサーション・トレーニング」です。
アサーションの自己表現は大きく3つのタイプに分けられます。

【ノン・アサーティブ(非主張型)】
自分よりも相手を優先し、自分を後回しにするタイプ。
ドラえもんでいえば、のび太君のようなタイプです。
自分の意見を表現しなかったり、しそこなってしまったりします。
自己肯定感が低く、相手の気持ちや態度を考えてしまうために自己主張できずに、自分のことを分かってもらえないという気持ちが残ったり、後で言い訳をしてしまうタイプです。

【アグレッシブ(攻撃型)】
相手よりも自分の意見を優先するタイプ。
ドラえもんでいえばジャイアンのようなタイプです。
自分の意見ははっきりと伝えるのですが、相手の気持ちを無視し、考えを押し付けたりします。
自分が一番という思いが強く勝つことにこだわり、攻撃的自己表現で自分勝手な行動をしたり、自分が優位になるように相手を操作しようとします。

【アサーティブ(攻撃型と非主張型の黄金率)】
自分の気持ちを正直に表現でき、相手の意見も大切にするタイプ。
ドラえもんでいうと、しずかちゃんのようなタイプです。
その場にふさわしい表現で率直に自分の意見をいうことができます。
時には意見がぶつかることも踏まえていて、お互いに意見を出し合い、最終的に双方の納得のいく結論を出そうとする理想的なタイプです。

【タイプの違いによる自己表現の例】
行列に並んでいて自分の前に横入りされた時、
①ムッとして内心腹は立つが、相手には何も言わない。(ノン・アサーティブ)
②割り込みしたことに対して怒り、列から外れるように言う。(アグレッシブ)
③先に並んでいたことを伝え、後ろに並ぶよう丁寧に頼む。(アサーティブ)

アサーション・トレーニングとは、上記③のように自分と相手、両方を大切にした自己表現を身につけるトレーニングです。
相手の意見を尊重しながら、その場にふさわしい表現方法で自分の気持ちや考えなどを正直に伝えられるようになるコミュニケーションスキルを養います。

2.アサーション・トレーニングの必要性
自分と相手の両方を尊重することは、時に心の葛藤を起こすこともあります。
アサーション・トレーニングは、多くのカウンセリング経験を持つトレーナーが担当します。
対人関係や苦手な相手とのコミュニケーションなど個人が抱える問題について、ひとつの正解を求めるのではなく、ひとりひとりが自分なりのアサーションを習得していくことを目指します。
アサーションは、相手を自分の思う考えに導くよう操作したり、無理にイエスを言わせようとするものではありません。
お互いがそれぞれ自分の気持ちを率直に表現しながら、より良い関係を作っていくことが目的です。
アサーションができるようになれば問題なく物事が進むようになり、人間関係の改善も見られるようになるでしょう。
しかし、それが短期的なものであれば無理に自己表現を行うことでストレスが溜まったり、精神状態が悪化するなどの恐れもあります。
アサーションの達成感とは逆に、気づかぬうちにストレスを溜めてしまわないようにトレーニングにより自然に身についていくことが必要です。

【ビジネスシーンでの必要性】
「職場の風通しが悪くては生産性が上がらない」これはビジネスにおいてのコミュニケーションの重要性を物語っています。
さまざまな人間が集まるビジネスシーンでは、年齢や立場、考え方や性格の違う人々との間で良好な人間関係を築いていくことが求められます。
ストレスは、人によってその原因も違えば感じ方も違います。
中でも人間関係のストレスは厄介で、なかなか解決に向かうことができません。
毎日職場で顔を合わせる相手との関係であれば、かなり深刻な問題です。
社訓などで個人を尊重することを前提としていても、立場上イエスマンになってしまったり、「ノー」と言えないことで「うつ」になってしまっては、自分を守ることができません。
会社としても、有能な人材を失うことにもなりかねません。
従来から管理者研修においてコミュニケーションは必須です。
アサーションにおける自他尊重の自己表現を身につけ、実践できることがビジネスの成功につながることは明らかです。

【日常生活での必要性】
苦手な人とのコミュニケーションは、多くの人の悩みです。
誰にでも苦手な人というのはいるものです。
出来るだけ関わらないようにしたいのが本音ですが、実際はそうはいかない場合も多いものです。
アサーション・トレーニングでは、苦手な人とでも良好な関係を築くことができるようになるヒントや技法を習得することができます。
私たちは知らず知らずのうちに自己防衛反応が働き、そのつもりがなくても苦手な相手に感情的な態度をとってしまったり、言いたいことをうまく表現できずに苦労しています。
不思議なもので自分が苦手だと思っている相手も、自分のことを苦手と思っていたということがよくあります。
言ってみれば、それはお互いにうまくコミュニケーションをとりたいという心理の表れともいえます。
アサーション・トレーニングを学び、自己分析することで自分のコミュニケーションパターンが分かり、考え方の方向転換ができるようになるでしょう。
上手なコミュニケーションにより苦手な人たちとの関係がよくなれば、心の負担が軽くなります。

3.アサーション・トレーニングの効果
【ビジネスにおける効果】
サービス業を中心として人と関わる職業のビジネスパーソンは、顧客の要望を聞き入れることが優先となり、結果的に自己犠牲を伴い「燃え尽き症候群」になりやすいと言われています。
熱心に仕事に取り組んでいた人が、ある時から急に意欲がなくなり無気力状態になってしまう。
そうならないためにも、たとえ顧客であっても自分の意思を伝えることが大切です。
無理な依頼をされた時、「そのスケジュールでは難しい」「こういう方法ではいかがでしょうか」など、相手の意見も尊重しながら話し合うことで双方に良い状況を作り出すことが出来ます。これが、アサーションの効果です。

【友人間における効果】
いつも待ち合わせに遅れてくる友人と旅行に行くことになりました。
当日、その友人は30分以上も遅れてやってきて「ごめんね!」と謝りました。
あなたはどんな返答をするでしょうか?
「なんとも思ってないよ」「私も遅れてきたから大丈夫」など、その場を取りつくろうために不満な気持がありながらも適当に済ませてしまったら、旅行の間ずっとモヤモヤした気持ちが残ります。

いつも遅れてくるということは、あなたなら許してくれるという甘えがあるのではないでしょうか。
本当は不満に思っていることを上手に伝えれば、友人の考えや行動も変わるかもしれません。
謝っている友人のことも尊重しながら、自分の気持ちを伝えるにはどのような言い方がよいでしょうか?
「遅れてきたのには理由があるのだろうけど(相手の気持ち優先)、待っている気持ちを考えてくれるなら、次からは約束を守ってほしい(自分の気持ち表現)」などと率直に伝えてみましょう。

結果、お互いに気持ちが通じ合い、これまでより良い関係を築くことができればアサーションの効果があったといえるでしょう。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があります。
友人、親子、夫婦、恋人などの日常の会話を思い出してみて、「あの時はこうすべきだった」「こんな風に言えればお互いを尊重できた」など、まずは身近なところからアサーションを活用してみてはいかがでしょうか。

4.アサーション・トレーニングの実践例
【上司からの無理な依頼を上手に断りたい】
ビジネスの現場で上司からの仕事依頼は、手一杯の仕事を抱えていても断りにくいものです。
自己主張できるタイプの社員であれば問題ないことでも、口下手で自分の意思を伝えることが苦手なタイプの社員には深刻な問題となります。
かといって、どんな仕事も引き受けていては、実質的な負担も心の負担も溜まる一方です。
「悪いけど、すぐに急ぎの書類を作成してくれないだろうか」という上司の依頼を断りたいとき、どのように返答すればよいでしょうか?
例①「はい、わかりました。」と仕方なく引き受けてしまう
例②「今はちょっと忙しいので…」と言いにくそうに断る
例③「それは、私の担当ではないので」と言って断る

②と③は断ってはいますが、あまり良い返答ではないようです。
返事のしかたで相手の受けるあなたの印象はずいぶん異なります。
いつも引き受けていれば、少し無理をしても引き受けてくれると思われるでしょう。
はっきりと断れば、できないということは伝わりますが、このような断り方では印象はよくありません。
アサーションは、自分も相手も尊重するコミュニケーションです。
この場合は「今は○○の書類を作成していて時間がとれません。
終わり次第取り掛かれますが、それでよろしいですか?」と自分の状況を説明し、こうであれば出来ると提案する方法が望ましいでしょう。

上司は早急に必要であればほかの人に依頼するでしょうし、少し待ってもあなたに依頼したいと思えばそうするでしょう。
この返答により、自分の気持ちを伝えることができたので、次からは上司の対応も少し違ってくるかもしれません。

【人に褒められたときの対応のしかた】
人に褒められることは嬉しいことです。
でも、その場に同期の社員がいたり、同じ仕事をして自分だけが褒められたりすると、恥ずかしかったり、返答に困ったりする場合もあります。
そんなとき、どんな対応のしかたがよいでしょうか。

【褒めてくれた相手と周りの人を尊重しながら、自分の意思を素直に告げる方法】
まずは、褒められたことに対し、素直に「ありがとうございます」と答えるのがよいでしょう。
その上で「みんなの協力のおかげです」と付け加えたり、「ご指導のおかげです」や「また頑張ります!」など、自分も周りの人も気持ちがよくなる返事ができるとよいでしょう。
アサーション・トレーニングによって、場面ごとの表現のしかたについてイメージトレーニングができれば、自然に表現できるようになるでしょう。

5.アサーション・トレーニング実施時のポイント
アサーションの基本は自他尊重の自己表現です。
その心構えが4つあります。

・思いを率直に表現すること
・相手に対して誠実であること
・自分と相手が対等であること
・表現することは自己責任であること

なぜ自己表現することが難しいのか。
まずは自分の感情と向き合い、受け入れることが重要です。
苦しんでしまうのは、感情の矛盾があるからです。
「本当は断りたいのに引き受けてしまう」「本当は怒っているのに相手に伝えられない」そんなモヤモヤを取り除くためには、適度に表現することが重要です。
それにより、自分の感情と行動が一致し、矛盾から解放されます。

私(I=アイ)を主語として伝えること。
まず自己を表現し、対等な相手に対して誠実であり、相手を尊重すること。
自分の責任において、自信をもって会話するのです。
「あなたはいつも自分勝手な行動ばかりするので困る」
Iメッセージにすると… 「私はあなたが協力してくれたら、もっと良い仕事ができると思う」
「あなたはいつも自分の話ばかりで聞く耳を持たない」
Iメッセージにすると… 「私はあなたに聞いてほしい話がたくさんあるから、時には聞いてほしい」
主語を「あなたは」から「私は」にすることで相手を責めるような表現でなく、自分はこう思っているからこうしてほしいという表現になります。
答えはひとつではありません。
アサーション・トレーニングを繰り返すことで、その場に応じて自然な対応ができるようなります。

6.アサーション・トレーニングの参考書籍
■改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために
平木 典子 (著)
・日本にアサーション・トレーニングを初めて紹介し、依頼その普及のために第一線で活躍されてきた平木典子先生による決定版といえる一冊です。

■アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書) 新書
平木 典子 (著)
・第一人者が語るわかりやすい入門書です。コミュニケーションがうまくいかないときや人間関係が難しいとき、「アサーション」を理解すると、関わりを建設的に変えることができます。

■マンガでやさしくわかるアサーション 単行本
平木 典子 (著), 星井 博文 (その他), サノ マリナ (その他)
心理療法としても、日常のコミュニケーションスキルとしても必要にされているアサーション。
第一人者として活躍する著者によるわかりやすい解説とストーリーマンガのサンドイッチ形式でアサーションの基礎を楽しく学べる一冊です。
投稿日:2018-05-08
返信 111
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「コミュニケーション④~「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」

質問する時は「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」をうまく組み合わせること。

これは質問方法の代表的な分類です。
相手が「はい、いいえ」または「AかBか」の択一で答えられるような、回答範囲を限定した質問の仕方をクローズドクエスチョンといいます。
これに対し、「どう思うか?」などのように、制約を設けず相手に自由に答えさせるような質問のしかたをオープンクエスチョンといいます。

クローズド・クエスチョンは、相手の考えや事実を明確にしたい場面などで有効とされ、オープン・クエスチョンは、相手からより多くの情報を引き出したい場面で有効とされるといわれています。

例えば「昨日京都に行ってきたんだ」に対し、「楽しかった?」「1人で?」「仕事?」などという質問はクローズドクエスチョン。

「どうして?」「どうだった?」などはオープンクエスチョンといえます。

話題を展開させたり思考を深めたりするためには、この両方をうまく組み合わせていく必要があるのです。

答えがあまり出てこない場合には答えやすい「クローズドクエスチョン」から入り、徐々に「オープンクエスチョン」に展開していくといいでしょう。
投稿日:2018-05-08
返信 112
そらさん
長男削除
ありがとうございます。
毎日とはいきますせんが、話しはちょっとしたりはするんですよ!長男は長男で自分をわかっているし、仕事をしたいって気持ちにはなってるので、心は前に進んでいるのですが…行動が…ご飯は食べてはいますが…まだ1食だったり2食だったりとか…お風呂は毎日ではなく3日か4日に一度ぐらいで。毎日、同じ事を繰り返す事が出来なくって!私もそうなんですがね!
私ごイライラするのを、何とかすれば良いのでしょうね‼️
投稿日:2018-05-12
返信 113
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
イライラしてしまいますよね。
お察しします。
でも、イライラをそのままぶつけても解決しません。
このことは十分にご理解されているのだと思います。

これは我が子だからこそ、愛情があるからこそ、お子さんにイライラしてしまうのです。
そして、それは心理学では「第二感情」と言われています。

以下を参考にしてください。
投稿日:2018-05-14
返信 114
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
愛情の対義語と、怒りの感情


「愛情」も「憎しみ」も、むしろそれぞれは同義語と心理学ではいいます。
では、「愛情」の対義語はなんでしょう。
それは、「無関心」です。

では、どうして「愛情」の対義語が「憎しみ」ではなく、「無関心」なのでしょうか。
それは、愛情も憎しみも相手に対してプラス・マイナスの差こそあれ、関心があるということには変わりがないからです。

無関心という事は、そこに愛情が全く無いという証拠です。
憎しみという感情には、実は色々なものが含まれています。
もちろん、そこに愛が含まれている場合もあります。

「可愛さ余って憎さ百倍」ということわざの通り、最初は可愛いと思っていたのに、裏切られたり、思い通りにならなかったりして、可愛いと思っている百倍の憎しみがわいてくることは多々あります。

ですが、無関心には愛情は一切ありません。
なので、愛情の対義語は無関心だと言われているのです。

お子さんの問題行動や暴力・暴言に堪えられないとご相談を受けることがあります。
ついつい、売り言葉に買い言葉になり、更に子ども問題行動や暴力・暴言に拍車をかけてしまうこともあります。

時と場合によりますが、問題行動や暴力・暴言に対しは無関心を装い、平静でいてください。
相手は自分の発した嫌がらせ(とあえて言います)に関心を示してくれない、または困っていないと判断したときに、それをそのうちにやらなくなります。

また、「子どもの感情が怒りと憎しみしかないように思います」との相談を受けることも少なくありません。
心理学では怒りや憎しみは「第二感情」と言われています。
「第二」というくらいですから、そのまえには「第一感情」があります。

その「第一感情」とはなんでしょうか。
それは、「期待」です。
人は相手に対して「期待」があるからそれを裏切られたりすると「怒り」や「憎しみ」がわいてくるのです。

逆に「期待」に応えることができればその反応は「喜び」「信頼」につながります。
子どもの期待に対して「答える(Answer)」のではなく、「応える(Response)」ことで、子どもの承認欲求が満たされ、自己肯定感も高まっていくことになるのです。

お子さんの本来の「期待」とはなんだと思いますか?
決して「親を困らせる」ことが本来の意味の「期待」ではないと思います。

子どもの「期待」とは、「自分を理解して欲しい」という想いが根底にあるのではないでしょうか。

また、これは親から子どもへのメッセージにも同じことが言えます。

例えば、子どもが門限を破って帰宅が遅くなったとします。
「こんな遅い時間まで何をやっていたの!」
「電話の一本くらい入れたらどうなの!」
ついつい、こんなふうに言ってしまいがちです。
しかし、これは怒りの「第二感情」です。

きっと、その前には、こんな感情があったのではないでしょうか。
「こんな遅くまでどうしたのかな?」
「何かあったのかな?」
「心配だなあ」という気持ちではないでしょうか。
つまり、この場合の「第一感情」は「不安や心配、悲しみ、落胆」です。

怒りの「第二感情」を伝える前に、この「第一感情」を伝えればケンカになりにくいのです。
つまり、「すごく心配していたんだよ」と一言伝えればいいのです。

話し手が最初に「第一感情」を伝えていたら、聞き手も「第一感情」で答えるはずです。
「うるさいなぁ!」が出る前に、「ごめんなさい」と言えていたはずなのです。

自分自身も、第一感情で伝えられた方が、話を素直に聞けるのではないでしょうか?
この話法には最初は抵抗があるかもしれませんが、何度か使い続けていけば慣れてきます。 
最近、近しい人と心が通じ合えないと思ったら、ぜひこの話法で話してみてください。
投稿日:2018-05-14
返信 115
そらさん
長男削除
私が社員になり昼間は営業で毎日忙しくしています。帰ると次男の話しを聞き宿題を見て一緒にお風呂に入って寝る生活を1ヶ月ぐらいして来て、長男とは毎日私が帰って来た時と寝る時に話しかけ、先日、私が前のバイトで働いてる所に行く機会があり長男を一緒に連れていきました。長男は仕事のしんどさとか厳しい事とか知っているのですが…
バイトするって言うので、店長に週2日だけお願いして来ました。店長ももちろん子供が不登校である事も知ってはいてますが…私はやることには反対しないのですが…通信校の学校に行けてないしレポートも7月までにしないといけない分が全然提出出来てないので、どう話しをしたらいいのか、わからず普段の会話のしか出来ていません。今は1日中、携帯と無料の電話で誰かと話したて過ごしてます。良いアドレスがあればお聞かせください。よろしくお願いします。
投稿日:2018-06-07
返信 116
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
バイトのために登校できなかったり、レポートを提出できなかったりしたら本末転倒ですよね。
しかし、だからと言ってバイトを禁止するのも子どもの成長を促していないことになります。
両立するには一日・一週間のスケジューリングが大切です。
それによって生活のリズムが整います。
親子でスケジュールを立ててみたらいかがでしょう。

また、携帯等に関しても親子で家庭のルールを作成してみてください。
以下を参考にしていただければと思います。
投稿日:2018-06-07
返信 117
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
■家庭のルール(参考例)

【マナー】
相手の気持ち、都合を考えて行動することは大切です。
利用して良い場所、時間帯、状況など、して良いことといけないことをきちんと判断できるようなルールを作りましょう。

①公共施設(図書館、電車、病院、店舗)などでの  利用はしない
②相手の迷惑にならないように使用時間を決める
③歩きながらの利用はしない
④食事中にメールをしない


【時間管理】
ケータイ・スマホを利用して良い時間、利用制限時間などを決め計画性のある生活を送るようにしましょう。
使用時間を考えればおのずと計画性のある行動ができるようになります。

① 21時以降は電源を切る
②自分の部屋にケータイ・スマホを持ち込まない


【金銭感覚】
利用限度額を超えなければよい、無料だからよいのではなく、利用時間を決めて使用すること。
毎月支払い明細を見て利用内容をふり返り、携帯電話やスマホの利用方法や目的に対しての話し合いをして意識を高めましょう。

①有料サイト契約はその都度親の了解を得る (ダウンロードなど)
②毎月の携帯電話の利用料金明細を必ず親子で 確認する
③有料アプリを入れたり、課金したりする場合は、 必ず親の了解を得る


【コミュニケーション】
インターネットを通じてコミュニケーションを取ることができますが、文字だけで相手に気持ちを伝えることは、意外と難しいものです。
常に受け取る側の気持ちを考えなければいけません。

①本当に大切なことは、ケータイ・スマホを通して ではなく会って伝える
②メールやメッセージは読む人の立場になって 読み返してから送る
③うわさ話など自分が言われたら嫌だと思うことは 書かない ※SNS・グループでのトークの書き込みも同様


【法律】
日本では、小中学校の単元で法律を学ぶ単元はありません。常日頃からニュース等を見て、子供と一緒に話し合う機会を持つようにしましょう。
何がいけないのか、誰にどんな迷惑がかかるのか、どんな責任を負うのか、自覚を持たせることが必要です。

①ツイッターやフェイスブックなどへの無責任な 投稿は社会に多大な被害を引き起こし、損害賠償 請求される可能性があるので絶対しない
②誹謗中傷の書き込みをしない
③大げさな表現、根拠のない情報の配信はしない
③自転車を運転しながらの携帯電話の使用は禁止
④著作権を守り、違法なダウンロードをしない


【役割・責任】
子供たちが本来やらなければならないことが(宿題、手伝いなど)ケータイ・スマホ利用によっておろそかになってしまうことがあります。
自分の責任を果たしてこそ権利を有する意味を理解させましょう。

①勉強中は携帯を触らない
②やるべきことを優先する


【自己防衛】
外敵から身を守ることも大切ですが、攻撃されるような言動をつつしむことも重要です。
情報配信の危険と責任を理解させましょう。

①WEB(ネット)上に個人情報(名前・住所・ 電話番号・写真など、本人が特定されてしまう 情報)を書き込みしない
②フィルタリング契約をする
③ウィルス対策ソフトを入れる
④IDやパスワードを安易に人に教えない


【家庭ルールを守れなかったとき(メタルール) 】
間違いを起こしたからといって直ぐにケータイ・スマホを取り上げてしまうルールを設けると子どもは問題を隠そうとします。問題は時間が経過すればするほど大きくなる可能性が高まります。守れなかったからといって、すぐにケータイ・スマホの使用を禁止するのではなく、事態が大きくなる前に、親が子どもに自問自答する機会を与えてみてはいかがでしょうか?

①ルールを守れなかった時、何が悪かったのか 家族で話し合う。
②それでも守れなかった時○○日間利用禁止
③利用禁止を繰り返した時は契約を休止をする(最終手段)

投稿日:2018-06-07
返信 118
そらさん
長男削除
バイトは辞めてしまいました。長男はずっと家に居てて、次男は月火は休むようになり、1日中ゲームをして、少しだけ宿題をしたりしてます。
旦那は…帰ってきたら長男には何も話さず次男には声をかけます。
旦那を見てるとイライラしてきます。
やはり旦那と子供達と別にする方が良かったのかなぁ~
投稿日:2018-06-19
返信 119
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ご主人の対応は更にご長男の心の扉を閉ざすことになります。
人は他者から関心を示してもらえないと思うと自分を責め、相手も責めます。
以下を参考にしてください。
投稿日:2018-06-20
返信 120
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「コップの水 ABC」

人は皆、「承認欲求」というものがあります。
心理学的に見てもそれは立証されています。
何も言わずに関心を示さないことで、その欲求は満たされず、マイナスな方向に心が動いてしまうのです。

ある実験結果をご紹介しますね。
「A・B・C」のコップに水を入れます。
Aにはプラスの言葉を、Bにはマイナスの言葉、Cには何も話しかけません。
一番最初に水が腐ってしまうのはどのコップだと思いますか。
…答えは「C」です。
AとBは言葉のプラス・マイナスの違いはありますが、関心を示しているということです。
Cはまったくの無関心ということです。

人間の体の約70%は水分です。
そのことを考えると語り掛けることの重要性はご理解いただけると思います。
投稿日:2018-06-20
返信 121
そらさん
長男削除
返事ありがとうございます。何年も前から旦那には話してますが…平行線で…次男は自分から旦那に話しかけてるし、私が長男を見てあげないといけないって事を次男が理解してるので、次男と話す時間帯と長男と話す時間帯をわけてはいますが…長男は身体がしんどいと言うばかりで…今、何をしてやるのが良いのかまったくわかりません。
旦那に話すのを辞めたくなりますが…子供達には諦めたらそこで終わるって言うてるので…どうしたらいいのか!
投稿日:2018-06-20
返信 122
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
本来はご主人自らが変わってくれなければ改善はないと思います。
でも、いまはそれが期待できないように見受けられます。
でしたら、せめてそらさんがご長男への関わりを深くするしかないでしょう。
しかし、それは、ご次男への接する時間を割いて・・・ではなく、両方平等に・・・が好ましいです。
大変だと思います。
でも、その大変なお姿を見て、ご主人が変わることを期待しましょう。
言葉ではなく、態度で示して相手に変化をもたらすのです。
その過程においての助言は全力でさせていただきます。
投稿日:2018-06-20
返信 123
そらさん
両方削除
そうですよね!
3人を同時には…私には難しいです!
今、出来る事をしたら良いですよね!
私が出来るのは子供達と話す事と私が前を向く事ですね!焦ってしまいます。
今…今…しないととか考えてしまって…
投稿日:2018-06-20
返信 124
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
そう!焦りは禁物です。
三歩進んで二歩下がる・・・でいいのです。

以下、経営の神様と言われた松下幸之助の言葉を贈りますね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
苦しかったらやめればいい。
無理をしてはならない。
無理をしないといけないのはレベルが低い証拠。
真剣に生きている人ほど無理はしない。
無理をしないというのは消極的な意味ではない。
願いはするが無理はしない。
努力はしても天命に従う。
これが疲れないコツである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上です。
出来る範囲で取り組んでいきましょう。
投稿日:2018-06-21
返信 125
そらさん
長男削除
長男は…ご飯も食べなくなった…小さい時から食に全く興味もなく食べる量も少なかったが…1日2食って私は思っていたが…2日に1食ぐらいになってきた…生活習慣なんて程遠く…私が精神的にしんどくなってきた…
投稿日:2018-06-24
返信 126
そらさん
長男削除
長男にも…旦那にも…伝える!って言う事が…しんどく感じるようになってきました。自分自身が仕事と家庭と子供達と…旦那と…どう向き合うのか…もうしんどい!としか…前に向かって進まないといけないが…私も自分自身を保てなくなってきた!
誰かの手をかりなければ!
投稿日:2018-06-24
返信 127
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
返信が遅れて申し訳ございません。
業務が立て込んでおりました。

さて、いまはそらさんご自身が参っているとお察しします。
少し立ち止まって自分自身に対する癒しも考えてみませんか。

ストレスの発散は大切です。
以下を参考にしてみてください。
投稿日:2018-06-26
返信 128
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
一人でも簡単にできる!ストレス解消方法10選


ストレス社会と言われる現代、私たちは日々多くののストレスに晒されています。
生きていく上では、ストレスを避ける事はできません。

避けられない以上、私たちはストレスと上手に付き合っていかなければいけないのです。
受けたストレスを放置し、どんどんと自分の中に溜め込んでしまうと、こころが壊れてしまい、うつ病などの精神疾患にかかる可能性が高くなってしまいます。

ストレスは溜め込みすぎず、上手に発散・解消する事が上手な付き合い方です。
以下に長年のカウンセリング経験からクライアントとコミュニケーションをとる中で教えてもらったストレス解消法のうち、特にストレス解消に効果的で定評のある方法を紹介します。
長いですが参考にしてください。

1.大声で歌う
一番多かったストレス解消の方法は「歌を大声で歌う」というものでした。
大きな声で歌えばそれだけでストレス解消になります。
また、好きな歌を歌えば楽しい気分になれて、イヤな事だって忘れられます。
環境的に大声を出せない場合は、風呂場で歌ったり、車を運転している時に歌ったりと工夫してみましょう。
中には、ベッドで布団をかぶって大声で歌う、という方もいました。

カラオケなどを利用するのもよいでしょう。
最近は「ヒトカラ」という言葉もあり、一人でカラオケに行くことの敷居も低くなりました。
カラオケボックスに入れば、気兼ねなく大声で歌うことができます。

一人で行って、思う存分歌ってもいいし、もちろん友人と一緒に行ってみんなでストレス解消してもいいと思います。
似たような解消法で、ストレスが溜まると、好きなアーティストのライブにいって大声で歌ったり、踊ったりするという方もいました。思いっきり声を出し、ヘトヘトになるまで踊り続け、とてもスッキリするようです。


2.紙に書き殴る
ストレスになったことを「ひたすら紙に書き殴る」という解消方法です。
「書くだけで本当にストレス解消になるの?」と思われるかもしれませんが、書くという行為も、自分の内に溜めていたストレスを外に「吐き出す」ため、意外とスッキリするものなのです。
歌う行為と違い、騒音になる可能性が低いため、時間や場所を選ばずに出来るのがメリットですね。

書くだけですっきりする方もいますが、ゴリゴリと書き殴った上で、それをビリビリに破いてゴミ箱に投げ捨てるとスッキリするんです、というツワモノの方もいました。

確かに、イヤなこと書いて「投げ捨てる」のは、「この件はこれで終了!!」と区切りをつけやすい行為になりますから、いいのかもしれませんね。

ちょっと乱暴に見えちゃうのが難点ですが・・・。


3.運動する
思いっきり体を動かす事もストレス解消には効果的です。
ストレス解消という面で考えてみると、ランニングなどの同じ動作を繰り返す運動、ラジオ体操のようなゆっくりした運動もいいですが、自由度が高く、少し息が上がるくらいの運動の方が、より良く発散できるようです。

よく話に上がるのはボクササイズやダンス、バッティングセンターなどでしょうか。
ボクシングジムに通って、サンドバッグやミットを思いっ切り殴ったり、トレーニングジムのボクササイズのレッスンに参加してみたり。

乱暴に聞こえますが、「殴る」事は確かにストレス解消になります。
ただし、人を殴ったり大切なものを殴るのはもちろんダメですから、殴っても問題のないものを殴りましょうね。

また、適度に息が上がる有酸素運動は、気分をスッキリさせ、前向きにしてくれますのでやや激しめのダンスやサッカー、バスケなどのスポーツもオススメです。


4.思いっきり泣く
つらい時は泣くことが効果的です。
泣くというと「情けない」「かっこ悪い」行為であると感じ、抵抗を感じ方も多いかもしれません(特に男性)。
ただ、思いっきり泣くと気持ちがスッキリするのは確かです。誰にでも経験があるでしょう。
世間の目がありますから、どこでも泣けるというわけではありませんが、場所を選んで、「泣く」ことをぜひ取り入れてみてください。

「泣くことは心と身体を健康に導くチカラがある」
「泣くことはリラックス作用がある」とも言われています。
涙を流すことで、副交感神経という「リラックス状態を作る神経」が活性化するためだと考えられています。


5.壊す
ちょっと乱暴ですが、何かを壊すとスッキリします。みなさんも、イライラしていると「何かを壊したい衝動」に駆られませんか?何かを壊すと、人の気持ちはスッキリするのです。ただし、それで部屋の壁を殴ったり、大切な家具を壊したり、ひとを殴ってケガをさせるのは絶対にダメです。何よりも人道的に間違った行為であるし、一瞬だけスッキリしますが、その後にすぐにとてつもない後悔と自責に襲われます。結果として、よりストレスが溜まるだけです。
となると、壊しても差し支えないものを壊すのがいいでしょう。

クライアントのお話では、
・ダンボールや新聞誌、雑誌など、要らない紙をビリビリに破くとスッキリする。
・キュウリなどをビニール袋に入れて、思いっ切り床に投げつける(ストレスが治まったら、キュウリはその後おいしく頂くようです)などがありました。
また、アルミ缶などを思いっ切り握りつぶすとスッキリする、という方もいらっしゃいます。


6.噛む
歯ごたえのあるものを噛むと落ち着く、という方もいました。確かに、「噛み壊す」という行為がストレス解消になっていそうですね。
また、ガムを噛む事に代表されるように、噛む事には「集中力を高める」効果があり、噛む事で冷静になれるのかもしれません。
カルシウムが豊富な小魚などを噛めば、怒りっぽさもなくなり、一石二鳥ですね。


7.仲の良い友人と過ごす
今までは、一人で出来るストレス解消方法を紹介してきましたが、仲のいい友人の予定が空いていれば、一緒にストレスを解消するのもいいでしょう。
友達とカラオケにいく。友人と一緒にスポーツを楽しむ。友達とショッピングでストレス解消、一緒にご飯を食べに行く。
こころを許せる友人と一緒にいるだけで安心感がもらえ、ストレスも落ち着いてきます。また、相手がいればストレスの原因となったことを「グチ」として吐き出す事もできます。
カラオケで吐き出して、更に辛かったことを聞いてもらって吐き出せればストレスはスーッと体から抜けていくでしょう。

また、友人がいれば、「やりすぎる」ことに歯止めをかけてくれます。ストレス解消で一人でショッピングに行ったはいいけど、散財しすぎてしまい、後日、すごく落ち込んだ。
こんな経験はないでしょうか?
こんな時も友人がいれば、「ちょっと買いすぎじゃない?」と冷静にアドバイスをくれるでしょう。


8.部屋の掃除・模様替え
意外ですが、「部屋の掃除・模様替え」は定評のあるストレス解消方法です。
ストレスが溜まっている患者さんに勧めると、だいたい好評です。
掃除中はその事に集中しているため、ストレスの原因を忘れる事ができます。
適度に体も動しますから、運動によるストレス解消の一面もあります。
汚かった自分の部屋がスッキリすると、精神的にも落ち着くし、達成感・充実感も感じられるでしょう。
こころもスッキリさせることができるし、ついでに部屋も片付いちゃうというオススメのストレス解消法です。


9.自分に都合よく解釈してしまう
今までは、「行動」することでのストレス解消方法でしたが、ここからは精神的にストレスを解消する方法です。
ストレスを感じた原因がある場合、その原因があったという事実は変える事ができません。でも、その「捉え方」は自分で変える事ができます。
ならば、自分に都合いい解釈をしてしまって、ストレスを少なくすればいいのです。
たとえば、仕事中に上司に理不尽な叱責を受けたことがストレスになっているとしましょう。仕事後も、「なんでこの事で俺が怒られるのか、納得がいかん!」とモヤモヤします。当然ですよね。理不尽な叱責は本当に腹が立つものです。
でも、「叱責された」という事実は、どんなに私達が努力しても無かったことにはできません。なので、「叱責された」理由を自分で勝手に解釈しちゃいましょう。
「そういえば最近上司は家族と上手くいってないって漏らしてたな」
「今日の叱責はそのストレスが背景にあったんだろう」
「そういえば、自分もストレスが溜まってる時には、理不尽に他人に当たってしまった事があったな・・・」
「そう考えると、叱責してしまった上司の気持ちも分からんでもない。」
「むしろ俺に当たった事で上司のストレスが少し取れたかもしれない」
「叱責されたことで、上司の役に立てたんだし、まぁいっか」
こんな感じです。

もちろんこれは想像で、本当に上司に家庭のストレスがあったのかは分かりません。
でもそんな事はどうでもいいのです。自分が納得いくように解釈しちゃえば、それだけで怒りは引いてくるものです。
理不尽なことに対する怒りはぶつけようもなく、どうしていいのか分からなくなります。
そんな時は、こっちも理不尽に自分に都合よく解釈してしまえばいいのです。


10.瞑想
瞑想というと難しいイメージがありますが、宗教的なものや本格的なものではありません。
一人になって体がリラックスする体位を取り、頭をからっぽにしてみましょう。それだけでいいのです。15分ー30分くらいやってみましょう。
やってみると驚くほどスッキリすることに気付くはずです。

これだけ落ち着けるものであれば、多くの宗教が瞑想を取り入れる理由もよく分かります。
ストレスを受けたあなたの脳やこころは疲れています。誰にも邪魔されない静かな環境に身をおいて、何も考えずにリフレッシュさせてあげましょう。

実は、何も考えないという事は結構難しいものです。ひとは気がつけば何かを考えています。
瞑想をしようとしても、つい色々考えてしまう、という方は呼吸を意識して下さい。大きく深呼吸をしましょう。大きく息を吸って、吐き出すと意識がそこに向くため、余計な雑念が消えていきます。

忙しい有名人や社長さんの中にも、「自分を見失ったら瞑想する」という方がいらっしゃいます。「何も考えない」事に慣れるのに少し時間はかかりますが、オススメの方法です。


こんなストレス解消方法はダメ!
さて、10個のストレス解消の方法を紹介しました。最後に、「こんなストレス解消は危険」というものを書きます。
もしあなたに、このようなストレス発散をする傾向があるのでしたら、あなたのこころは相当に疲れていることが予測されます。放置せずに早めに心療内科を受診しましょう。

人間はストレスに耐えられる器の大きさというのが決まっています。どんな人でも延々とストレスを貯めておくことはできません。

器の大きさを超えてまで溜め込んでおくとどうなるか?ストレスが溢れ出し、様々な症状・疾患につながります。

・やけ食いして発散、やけ食いしたものを吐いて発散 ⇒過食症
・髪を抜いたり、自分を傷つけたりして発散      ⇒抜毛症、リストカット
・必要ないものまでどんどん買ってしまう      ⇒買い物依存症
・ギャンブルに巨額をつぎ込んだり、はまりすぎる  ⇒ギャンブル依存症
・ひたすらお酒に逃げる              ⇒アルコール依存症

このような行為が見られている場合は、早めに心療内科を受診してください。
どれも放置しておくと大変に危険です。私たちプロフェッショナルに相談してください。一緒に治していきましょう。


ストレスを発散する元気すら出ない場合
ストレスは溜め込んでおくと悪いから、発散しないといけない。それは頭では分かっているんだけど、そんな気力すら出ない。
これは危険です。こころが相当に疲れています。うつ病などの精神疾患に至っている可能性もあります。
このような場合も自分で何とかしようとするのではなく、私たちに相談してください。心療内科でしっかりと相談し、必要な治療を受ければ必ず治ります。

過食嘔吐、リストカット、抜毛、巨額な買い物、飲酒、ギャンブルなどでストレス発散をする事は危険なのでやめるべき。

もし、ストレスの改善が得られない場合やストレス解消する気分にもなれない場合はうつ病などの疾患の可能性もある。
心療内科を受診しよう。
投稿日:2018-06-26
返信 129
そらさん
ストレス削除
ストレス解消ですかぁ~
上手く付き合う。
どう言う事なんでしょうか…
どうしたら良いか良くわかりません。
投稿日:2018-06-27
返信 130
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
小難しく書いてしまいました。
申し訳ございません。
要は気持ちを切り替えていくということです。
こちらも以下にまとめましたので紹介します。
投稿日:2018-06-28
返信 131
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「気持ちの切り替え方」

悩み事や失敗、もしくは突発的なアクシデントなどにより、不安や落ち込みで平常心が保てなくなると、前向きに物事を考えたり、行動したりすることができなくなります。
そしてその精神的な不調はさらなる失敗の元となり、それによってさらに精神を不調に追い込んでいく悪循環に陥っていくことも考えられます。
では、そのような精神的不調の悪循環に陥らないようには、どうやって気持ちを切り替えることができるでしょうか。
そこでこの記事では、上手な気持ちの切り替え方として、落ち込んでしまった気持ちを平常心もしくはポジティブに変えてくれる方法をお伝えします。
参考にしてください。

■深呼吸をしてみる
気持ちを切り替える最も手軽な方法が深呼吸です。
人は不安や緊張感が高まると交感神経系が活発化し、その状態が続くとストレスがどんどん強まってしまいます。
深呼吸をすることで交感神経から副交感神経へと身体のスイッチを切り替え、気持ちをリラックスさせることが可能になるのです。
深呼吸の具体的なやり方は、まず口からお腹の中にある空気を全て吐き出し、その後でゆっくりと鼻から息を吸い込みます。
そしてお腹に十分に空気が溜まったらその状態で5秒間程度静止し、その後口から10秒間ほどかけてゆっくりと空気を吐き出します。これを3セット繰り返しましょう。

■全ては良い経験であると考える
何か悪いことがあった場合に、それを単に「悪いこと」と考えるのではなく「良い経験を積んだ」と前向きに考えるようにしましょう。
人間は「良いこと」からよりも「悪いこと」からの方が、たくさんの教訓を学び取ることができるのです。
そのような思考を習慣化できれば、気持ちの切り替えが早くなるだけでなく、そもそも落ち込んだりすること自体が少なくなるでしょう。

■自分を客観視する
現在の自分の状況を客観的に認識することで、それを元に意識的に思考や行動を改めて気持ちを切り替えていく方法です。
自分を客観視する方法としては、第一に「今の気持ちを口に出してみる」ことです。自分の気持ちを口に出すことによって自分を外部から認識し、自分自身を適切に操作することができるようになります。
また同様の理由により、「自分の気持ちを紙に書いてみる」ことも非常に有効です。
このとき「自分の今の気持ち」を書きだした後、「なぜそうなったのか?」という原因を書き出し、最後に「どうすれば良いのか?」という対処法を書き出します。
あらゆる物事には「原因と結果」が存在します。
自分の現状に関してまずその原因を特定し、それからその解決策を考えていく。こうした「原因と結果」に対応したアプローチは、気持ちの切り替えだけでなく、あらゆるケースにおいて応用をすることができます。

■感情を露わにする
怒りや悲しみなど、そのときの感情を思い切り露わにすることによって気持ちを切り替える方法です。
思いっきり泣いてみたり、声を荒げて怒ったりして、内に溜まってた感情を爆発させましょう。
多くの人は躾(しつけ)や教育の中で「感情を表に出さない」ように教えられます。しかし感情は発散させないと蓄積されていき、最終的にはうつ病などさまざまな身体の不調の原因となります。
こうした気持ちの落ち込みに起因する不調を防ぐためにも、ストレスが溜まったときには感情を発散させるようにしましょう。
一時期流行った言葉に「涙活」というものがあります。涙活とは涙を流すことによってスッキリとした気分になることを目的としていましたが、この「スッキリとした気分になる」ことを心理学的には「カタルシス(浄化)効果」といいます。
感情を露わにすることは気持ちをスッキリと「浄化」させ、切り替えていくことを可能にするのです。

■抽象度を上げて考える
抽象度を上げて考えてみることで、小さなことで悩んでいた自分が馬鹿馬鹿しく感じられるようになり、気持ちを切り替えられることがあります。
例えば、家族や職場などの人間関係に悩んでいる場合、「家族」や「職場」がそもそもなぜ必要であり、それが自分にとってどのような意味を持つのか考えるようにします。
また失恋をして落ち込んでいる場合にも、恋愛をすることはなぜ必要なのか、自分はなぜこの人を必要としていたのか、などを考えるようにします。
要するに「悩み」を単なる個人のものとして捉えるのはなく、自分が囚われている悩みは社会や歴史、あるいは生物の進化や物理法則の中でどのように位置づけられているのかと、より抽象的な次元で物を考えるようにするのです。
このように自分の悩みを大局的な視野で捉え思考をすることで、素早く解決策を発見できたり、いつまでもそのことに囚われ続けてしまうことを防ぎ、気持ちを切り替えることができます。

■違うことを始める
悩みや落ち込みと関係があるものとは全く別のことをやってみることにより、気持ちを切り替えていく方法です。
例えば仕事でミスをして落ち込んでいる場合は、終業後は思い切って仕事から頭が離れられることをして気分転換してみましょう。
このときにポイントなのが、できれば未経験なことにチャレンジしてみることです。これまでに一度もやったことがないもので、やりたいと思っていたものに対してこの機会にチャレンジをしてみましょう。
新しいことを初めて見ることで今までにない刺激が気分転換にもなりますし、新しい自分との出会いが気持ちを高めてくれるかもしれません。

■笑顔を作る
笑える漫画や動画などを見たり、あるいは無理矢理にでも笑顔を作ったりしてみると、想像以上の気分転換になります。
驚くべきことに、人間は笑顔をするだけでもストレスを緩和させる効果があることが知られています。笑顔には神経系統のスイッチを切り替え、副交感神経系を優勢にする作用があるためリラックスできるのです。
また、楽しい気分ではなく笑顔になれない場合であっても、無理矢理にでも口角を上げ笑顔を作ってみるだけも副交感神経系を優位にすることができます。
これは笑顔を作るときの表情筋の動きが脳に刺激を与え、脳があたかも本当に楽しい気分、リラックスをしているかのように錯覚するためです。

■心身を休ませる
無理をせずに心身を休ませることで気持ちが自然と切り替わる場合もあります。
まずは、「深く物を考えない」ようにしましょう。悩みごとを考えれば考えるほど、気持ちが問題の方向に引きずられていってしまうものです。
そうならないためにも、何も考えずひたすら「ぼーっと」する時間を持つこともときには重要です。
もちろん、睡眠も心身の休息には非常に有効です。睡眠が不足しがちな人は精神疾患になるリスクが高まってしまうことも知られています。
人間にとって最適な睡眠時間は6〜8時間程度であると言われており、さらに不安や悩み、気分の落ち込みなどがある場合はより長い時間眠るようにすると良いでしょう。
休憩をとって少し時間をおいてみると、嫌な気持ちになって落ち込んでいた大抵のことが「なんだこの程度だったか」と思えるでしょう。

■香りを嗅ぐ
ハーブなどの香りを嗅ぐことでリフレッシュし気分転換をすることができます。
具体的には、ラベンダー、ローズマリー、ミント、ハイビスカス、ローズミントなどが気分転換の効果が高いハーブの種類であると言われています。
香りを嗅ぐ方法としては、ハーブティーとして摂取をすることが最も良いですが、アロマオイルなどの形で使用をすることもおすすめできます。
アロマオイルに関して言うと、前述のハーブ以外にもチョコレート系の香りも高い気分転換効果を持っています。

■運動をする
運動をすることによって気持ちを切り替える方法です。
運動には大きく分けて走ったり泳いだりする有酸素運動と、筋トレのような無酸素運動がありますが、気分転換という観点ではどちらも有効です。
また、運動の種類としては、ヨガや体操、ウォーキング、ジョギングなど、空いた時間に一人で行うことができるものが良いでしょう。
さらに気分転換のために運動をする場合、必ずしも激しい運動である必要はありません。むしろ外の空気を吸い、景色を見ながらゆったりと行うことができるウォーキング、サイクリング、ジョギングなどが特におすすめです。

■友人に会う
友人など親しい人に会うことは、非常に高い効果が期待できる気持ちの切り替え方法です。
いろいろな調査でも、親しい人が身近におらず、友人とほとんど会うことがない孤独な人ほど悩みを抱えやすく、精神疾患にもなりやすい傾向があることが分かっています。
親しい人に直接会ってさまざまな話をしていけば、自分では全く思いつかなかったような新しい視点や着想を得ることができるかもしれません。
また、自分が今抱えている悩みや不安などを話してみるだけであっても、気分を安定させ切り替えることができるようになります。

■家と学校・職場以外の居場所を持つ
前項「友人に会う」とも関連しますが、家や職場・学校以外で自分の居場所を持つという方法です。
多くの人は子どもの頃から「家から学校や職場に行き、また家に帰る」というような生活スタイルを送っているはずです。こうした生活を長い間続けていると、あたかも世界が狭い空間で完結しているかのような錯覚を抱いてしまいます。
当然のことながら、そうした閉塞した状況では一つの観念から逃れて気分転換をすることも難しくなってしまいます。
この状況を打破するためにも、家や職場、学校というルーティンから外れた居場所を見つけることが非常に重要となります。
幸いなことに現代ではインターネットの発達によって、自分と共通の趣味や関心を持っている人を見つけることも簡単になっています。
SNSやサークルなどを活用してそうした人たちと出会い、コミュニティを作っていくことで、日常で溜まった悩みなどを解消していきましょう。

■良いことを思い出す
これまでにあった良いことを思い出すことで、気分転換して気持ちを切り替えるという方法です。
これまでに述べてきたように、気持ちを切り替えるためには悩みや不安とは別のことを考えることが重要となります
つい最近の出来事や、あるいは幼少期や若い頃にあったことでもどんなことでもOKです。仕事での成果や恋人との思い出、学校での武勇伝など、嬉しかったときのことを思い出しましょう。
良いことを考えることで、今の悪い考えに支配された状態を脱却していきます。

■「想像し得る最悪の状態」を想像する
これから起こるかもしれない「最悪の状態」を敢えてイメージすることで、その状態に慣れることが気持ちの切り替えになるでしょう。
最悪の事態をあらかじめ想定しておくことにより、それに対して過剰な恐怖心を抱くことはなくなります。また、それが起こり得る確率や対処法などを冷静に考え、リスクコントロールをしていくことができます。
すべてを想定の範囲内に収めていくことで不安を解消し、気持ちを切り替えて物事に取り組むことができるようになっていくのです。

■部屋の掃除・模様替えをする
部屋の掃除や模様替えは気持ちを切り替えたいときに非常に大きな効果をもたらします。
部屋に物が散らかっていると、同じように自分の頭の中の情報も散らかっているため、注意力が散漫になったり、パフォーマンスが落ちてしまっている可能性があります。
部屋の中を整理し、必要のないものを片ずけたり捨ててしまうことで、頭の中を整理してスッキリとした気分になることができるのです。
また、気持ちが落ち込みがちである場合には、部屋の模様替えをすることで気持ちを一掃し心機一転するようにしましょう。
例えば、気持ちの落ち込みが原因で模様替えをする場合には、壁紙を赤や黄色などの暖色系に変えてみるようにしてみましょう。反対にイライラが高まっている場合は、青などの寒色系に変えてみるのがおすすめです。
人間の心理と色の間には密接な関係が存在することが知られています。赤などの暖色系の色は人間の気持ちを高ぶらせる効果があり、逆に青などの寒色系は気持ちを鎮める作用が存在するのです。

■旅行に出かける
旅行に出かけることも非常に効果の高い気分転換法の一つです。気分転換のために旅行をするときは、できるだけ遠くの場所に向かうのがおすすめです。
日常から遠く離れ、違った場所の空気を感じることは、自分の現在の状態を相対化して考えることにつながります。
また、家族や友人と一緒にでかけたり、パック旅行や団体ツアーを利用したりするのではなく、事前のリサーチなどは全て自分一人で行い、一人で旅をするようにするのが良いでしょう。

■瞑想する
瞑想を行うことによって気持ちの切り替えを行うという方法です。
アップルの創業者である故スティーブ・ジョブズは瞑想を日課としていたことで有名ですが、ジョブズ以外にも瞑想を生活の中に取り入れている有名人は数多く存在します。
瞑想は日々の生活の中で乱れがちになっている脈拍や呼吸を整え、さまざまな雑念を取り除く効果を持ちます。これにより仕事などで煮詰まった頭の中をリフレッシュし、新鮮な気分で新たな作業に向かうことができるのです。
瞑想のやり方は、基本的には静かな環境で座るかもしくは横になり、目を瞑ってじっとするだけでOKです。ただし、横になって瞑想をするときは寝てしまわないように注意をしてください。

■課題・目標を設定する
不安や悩みを引きずったまま新しいことに取り掛からなければいけない場合は、少々厳しめの課題・目標を自分に課してみるのもおすすめです。
達成が容易ではない課題や目標を立てて自分を追い込んでいくことは、小さな雑念などを忘れさせることにつながります。
そしてそれをクリアすることができたときには大きな自信となり、自然と小さな悩みなどを克服していくことができるようになります。
どれだけ普段明るい性格だったとしても、気持ちが落ち込んだりして沈んでしまうことがあるでしょう。
そんなときにできるだけ早く立ち直れるように、ぜひ自分に合った気持ちの切り替え方法を見つけてみましょう。

投稿日:2018-06-28
返信 132
そらさん
長男削除
また長男が…先月1日だけ私が行ってた立ち飲み屋でバイトをしてそのバイト代を取りに行ったって先週本人が言うてたので…その内の2000円は私が預かったのですが…店長から連絡がありまだ取りに来てないと言う事で、本人に連絡を取るといつ、誰から受け取ったか忘れたと言うのです!
今日は昼前から……外出しており、わけわからない状態で居てるのですが……
机の中とか引き出しから……大量のおかしとかドリンクの空きとか弁当箱とか……出て来て、こういう物はどうやって買ったのか……お金は渡していなく!学校も新学期から2回だけしか行ってなく!通信校でタブレットが勉強を提出するのですが……教材がダウンロード出来ず、一回学校に本人が行き、聞くとなんでこうなるかわからないって状態でした。
もうわけわからずどうして良いものか…何かアドレスがあれば教えてください。
投稿日:2018-07-14
返信 133
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
混乱されているようですね。
色々なことが起こっているのでしょう。
何度か投稿を読み返したのですが・・・。
我々の理解力が低いのかもしれませんが、分かりずらいです。

以下、我々なりの解釈で回答申し上げます。
参考にしてください。
投稿日:2018-07-15
返信 134
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
■バイト代の件

要するに・・・
1日だけ働いたバイト代を本人はもらったと言っているが、バイト先はまだ渡していないということですよね。
でも、ドリンクやお菓子、お弁当と、お金がなければ買うことができないものが机から出てきたとのこと。

まずは、バイト先に連絡して、本当に渡していないのか否かを確認してください。
バイト先の勘違いで、実は渡していたかもしれません。

渡していないのであれば、早く受け取らないとバイト先にも迷惑です。
親が代理でもらってきて、その事実をお子さんに伝えましょう。
そして、なぜ、お金がないのに色々と買えたのかをしっかりと確認することです。

推論だけであれこれ考えてもそれは建設的ではありません。
一つひとつ事実と照らし合わせてお子さんと接しましょう。
投稿日:2018-07-15
返信 135
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
■タブレットについて

学校側から支給されているものです。
原因が分からないという学校側の対応は疑問です。
再度学校に出向き、教材をダウンロードしてもらいましょう。

学校の職員が対応してくれるはずです。
投稿日:2018-07-15
返信 136
そらさん
長男削除
説明不足ですいません。
バイトは私が働いてた所なんで、連絡入れて私が対応はしました。机のおかし類は、前のお金をもらった分だととか……私にも良く理解できないですが……
コミュニケーションが全然取れない状態です。
めんどくさいって言うて話さないですね!
投稿日:2018-07-16
返信 137
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
なるほど。
理解力不足で申し訳ございません。
めんどくさいと言って話してくれない以上、強引にコミュニケーションを図っても逆効果です。
少しの間、距離を置きましょう。

おかしの件はそう言っているのですから、まずは信じてあげることから始めてみてください。
明らかに「変だな」と思っても、信じてもらえているという安心感から心を開くこともありますから。
投稿日:2018-07-18
返信 138
そらさん
削除
夏休みに入り……長男も次男もちょっとずつ変化しては来ています。
私は……だいぶ病んできたかも……マイナスしか頭に浮かばず……どうしょうばかり……そんな感情のままだと仕事も上手くいかず……追い詰められてる感じがして全然ダメな状態で……気分転換に出掛けてもダメで……どうしたら良いのかわからなくなってきました。
投稿日:2018-07-22
返信 139
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
今は少し、手詰まり状態なのですね。
後にも戻れず、先にも進めず・・・そんなときは何もしないでその場に留まるという選択肢もありますよ。
これはただ手をこまねいて策を講じないという意味ではなく、今後のためにエネルギーを充電するためにおとなしくしているということです。

そらさんはいま、エネルギーがエンプティーに近い状態だとお察しします。

まずはご自身のためにエネルギーを充電しましょう。
投稿日:2018-07-23
返信 140
そらさん
自分削除
自己肯定感がないのは、私だと思います。
私が……もう何も出来ないなぁ~仕事辞めようかなぁ~
どうしていったら良いんだろう……
投稿日:2018-07-29
返信 141
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
自己肯定感を高めるには「自他」肯定感を高めることです。
自分も肯定して、他者も肯定する。
この結果として「自己肯定感」は高まっていくのです。
投稿日:2018-07-30
返信 142
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
お仕事を辞める、辞めないは我々が口を挟むことではないと感じています。
カウンセラーはクライアントの人生を左右するような案件には決定的なことは言わない・・・が鉄則だからです。
でも、助言はできます。

お仕事を辞めることで「自他肯定感」は高まりますか?
投稿日:2018-07-30
返信 143
そらさん
自他肯定感削除
自己肯定感が高くならないと……
投稿日:2018-08-06
返信 144
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
自己肯定感を高め、自他肯定感も高める。
自己肯定感を高めるためには以下を参考にしてください。
投稿日:2018-08-07
返信 145
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「自己肯定感」

そもそも自己肯定感とはなんでしょう。
自己肯定感とは、自分自身の存在を長所だけではなく、短所も含めて肯定する感覚のことです。

まずは、以下は日本・アメリカ・中国の高校生に対して行った興味深いアンケートを紹介します。

1.「私は他の人々に劣らず価値のある人間だ」
YESの回答…日本(31.5%)、アメリカ(81.5%)、中国(86.6%)

2.「時には私は役に立たない人間だと思うことがある」
YESの回答…日本(56.4%)、アメリカ(32.0%)、中国(25.4%)

国民性の違いがあるし、このアンケートだけでその国の子育ての良し悪しは判断出来ません。
しかし、それにしても日本の高校生の自己評価の低さは突出しているのです。
我々は日本の子どもがアメリカ、中国に比べて特別に劣っているとは思えません。

では、どうして日本の子どもたちはこんなに自己評価が低いのでしょう?
考えられるひとつの原因として社会の子どもに対する態度が挙げられます。
何かにつけて「わがままだ」「やる気がない」「甘えている」etc
…などの否定的な言葉を繰り返し刷り込んで来た結果かもしれません。

子どもが学校から帰って来たとき、日本では「いい子にしてた?」「先生に怒られるようなことしてない?」と開口一番言ってしまう親がいますよね。
欧米の場合、多くは「お帰り!今日は一日楽しめたかい?」…こんな言葉を掛けます。

毎日の積み重ねの結果がアンケート結果に表れているのかもしれませんね。

人間が生きていくためには「自分は存在価値がある」「生きていていいんだ」という自己評価は大切な要素です。
これを心理学では「自己肯定感」といいます。

自己肯定感は子ども時代に育まれると言われます。
自己肯定感を育ませるとは、何かをやらせて褒めて育むものではありません。
それだと失敗した時には逆に子どもを否定することになり「自己“肯定”感」ではなく、「自己“否定”感」を育むことになってしまいます。

自己肯定感を育むとは…子どもの今をそのまま認めること。
存在自体を認めて「生まれて来てくれてありがとう」というメッセージを伝えることです。

現代カウンセリングの礎を築いた、アメリカの心理学者、カール・ロジャースはこう言います。
「I love you because you are you」
これはカウンセラーがクライアントに接する際に基本となる姿勢です。
要するに「あなたはあなたのままで良いんですよ」という意味です。~

人を愛するのに理由なんてありません。
成績がいいから?
言うことを聞くから?
良い学校に入ったから?

すべて違います。

その子どもの存在自体が愛するに値するからです。

だから「生まれてくれてありがとう」なのです。
投稿日:2018-08-07
返信 146
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
自分に対しても、「生まれてくれてありがとう」です。
また、上記で「I love you because you are you」と紹介しました。
これも自分に対して言ってあげてください。
「I love me because I am I」
投稿日:2018-08-07
返信 147
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「I love you because you are you」

これはカウンセラーがクライアントに接する際の基本姿勢です。
カウンセラーがクライアントに対する基本姿勢でもあるこの言葉は
「あなたはあなたのままでいいんだよ」…という意味。

この言葉を自分自身に対して言ってあげてください。
「I love me because I am I」=「私は私のままでいいんだ」…と。

要するに自分を好きになることが他人からも好かれることに繋がるし
他人を好きになれば更に他人から好きになってもらえる!
…ということ。

投稿日:2018-08-07
返信 148
そらさん
自分削除
自分のままで良い…そうしてたら家庭、仕事、出来なくなります。
だって……本当の自分は仕事もしたくないから!
投稿日:2018-08-14
返信 149
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
そうですか・・・。
そう言われてしまうと何もお答えでいなくなりますよね。
でも、それが本当の「自分」なのですか。
投稿日:2018-08-16
返信 150
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
万が一、それが本当のそらさんだとしても、でも、歯を食いしばって仕事をして子どもを育て、そして生きていく!
・・・のです!
投稿日:2018-08-16
返信 151
そらさん
自分削除
そうですよね!
親になったんだから!
頭では「もがけ」って考えてますが……ただ……本当にわからなくなる時があります!
自分の事も子供達の事も!
正解はないけど……この方向かなぁ~っとか!

私自身……何がしたいのかわかんないからかもしれないですね‼️
投稿日:2018-08-19
返信 152
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
>正解はないけど……この方向かなぁ~っとか!

これでいいのです。
子育てに正解はありません。
正解がないということは不正解もないのです。

日々、トライ&エラーを繰り返し子どもとの信頼関係を深めていくことが大切です。
投稿日:2018-08-20
返信 153
そらさん
長男削除
信頼関係が築けているのか……私の思いは伝わってるみたいですが……私の方が人として信頼はしてるけど……
習慣とか日常が全然出来てないから……どうしたら「毎日ちょっとずつ……」って言う事を学ぶんだろうと思う毎日です!
投稿日:2018-08-20
返信 154
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
習慣や日常を変えるには、日々の小さな言動を少しずつ変えることです。
その一環として親子のコミュニケーションを変えてみてください。
この掲示板でもご紹介しました。
「返信108~111」を参考にしてみてくださいね。
投稿日:2018-08-21
返信 155
そらさん
長男削除
先日、私立の通信高を退学させようと三者面談に行ってきたのですが……長男はどうでも良いと言い、私はどうしたものかと思ってます。スクーリングがある先日に父親に言われてたから学校に行ったみたいですが……それは毎日学校にいけと言われ仕方ないって言ってるし、先生との話しでも、言われたから高校に行ったとか試験がなかったからここにしたとか……何か良くわからず、書類だけもらって帰ってきましたが……私が退学させようと思ったのは、去年の後半ぐらいから学校にまったく行かず、5日から2日登行に変更しても2年から1日だけ行って、レポートもしない何もしない状態が続いたので、退学させた方が良いのかなぁ~って思って……
まぁ~どうする事も出来ないんですが……旦那は高校の先生は何もしないのに、金だけははらわすのか……って言うだけだし、息子にたいしては毎日学校行けてかバイトしろとかしか言わない毎日だし!
次男は学校に行ったり行かなかったりだし!仕事は上手くいかないし!
私が引きこもりになりたいわぁ~って思うけど、毎日行くしかない状態!
誰かに相談した所で、また1から話さないとあかんし今の私には、ただただ、しんどいだけだし!
何をどうして行こうか……
投稿日:2018-10-16
返信 156
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
ご長男もご次男も、また、ご主人も学校も・・・まったく何をしているんだか!
そらさんにしてみたら八方ふさがりの状態だと思います。
まさに何をどうしていいのか。
何から手を付けていいのかと思ってしまいますよね。

まず、そらさんの不満や愚痴はこの場で吐き出してください。
人は心の中の葛藤を文字にすることで少し整理できますから。

そして、できそうなことから始める。
ご長男、ご次男、ご主人、学校。
この4者のうち、一番最初に手を付けて味方にすべきは。

それはきっとご主人ではないでしょうか。
お子さんの件は夫婦の問題です。
そらさんおひとりで抱えていても解決しません。
まずはご主人を説得することです。

例えば学校へ不満を持っているのであれば、不満をご主人自ら訴えて学校側を味方につける。
そうすれば、ご主人と学校は味方になります。

大人の連携(ご主人、学校、そらさん)でご長男、ご次男と対峙して話し合いを進める。
その結果、学校を継続するか、退学するかを判断してみてはどうでしょう。
投稿日:2018-10-17
返信 157
そらさん
自分削除
ありがとうございます。今の会社の上司はゆっくりで良いと言うのですが……現実は……営業なんで!ただ今までと違い保証はあるので!
家との両立って言うかバランスを取るのが難しいです。長男は食事を1日2回取る事を気にして時間は私達とは違いますが、しているのですが……外に出るって事が……学校に通うって言うのが外に出る機会だと思い、中学校からそう話してきました。ただ今の通信校は連絡はしてきますが、現実は行かないので……本人に聞くと授業に出ろって言うばかりで、本人は授業にでても何言ってるかわからず、嫌だと!レポートをしょうって本人は学校に行ったのに、授業に出さされ、レポートも提出期限ギリギリで本人は理解してないが先生が言ったまま入力してる感じで!スクーリングに行くとあまりのしんどさに1週間ぐらいは寝たきり状態!それでも本人が学校を辞めないと言うからそのままきたけど……これで良いのかと思ったので、出る方法を別で考えないかと話し今月末退学と言う話しになってるが……先をどうしたものか??編入させる事も考えはしてるが、どこにするか??
投稿日:2018-10-17
返信 158
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
選択肢は無限ですよ。
学校に残る、退学する、編入する・・・すべて選択肢のひとつです。
しかし、決定はお子さんにさせるように誘導するのが良いでしょう。
自分で選択したことですから「あれが嫌だ、これが嫌だ」とは言っていられなくなります。
授業に出ても何を言っているのか分からない・・・ではなく、授業に出ないから何を言ってるのかが分からないです。

通信制高校はレポートは必須です。
(通信制高校ではレポート・スクーリング・テストは単位認定の必須項目ですから)
授業に出なければレポートも書けませんよね。

スクーリングを楽しめないのは授業に出てないからです。
授業に出ていれば少なくとも一人くらいは顔見知りができます。
顔見知りがいればスクーリングも乗り越えられます。
いや、乗り越えなければならないのです。

人生には嫌だなと思ってもどうしても避けられないことは多々あります。

投稿日:2018-10-17
返信 159
そらさん
学校削除
それはそうなんですが……5日登行から2日登校にした事により、友達ともすれ違い行かなくなったみたいです。
友達は2日から5日登校にしたので!
あー言えばこー言うで……話しが進まず状態でした。
今は家では落ち着いて話しますから!
投稿日:2018-10-18
返信 160
そらさん
自分削除
今までの文をちょっと読み返して見ました。
また1からですね。まぁ~コツコツ、少しずつが、私の課題ですかね!
前を向く事を諦めなければ、何とかなりますかね。
投稿日:2018-10-18
返信 161
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
・・・とはある少年漫画に掲載されている有名な言葉です。

そう!
前を向くことさえ諦めなければ必ず活路は見いだせます。
この掲示板にご相談いただく多くの方々はそうして解決しています。
我々も応援します。

その点ではいままでの書き込みを時々読み返していただくことはとても嬉しいことです。
我々も魂を込めて書き込み・アドバイスさせていただいております。
投稿日:2018-10-19
返信 162
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
あー言えばこー言う状態は親としては疲れますよね。
でも、それでも諦めずに!

でも友だちは2日登校から5日登校。
お子さんはその逆で現在は2日登校。
…であれば、その2日の登校日は友だちと出会える機会があるのではないでしょうか。
投稿日:2018-10-19
返信 163
そらさん
長男削除
長男にもそうは言うたのですが……火金が登校日なんですが……朝になるとやっぱり嫌になったり、起きれなかったり……と結果全然あわなくなってしまい!毎日コツコツがかなり無理だから2日だけは……って思っても1週間のリズムの取り方が出来ず……毎回ひっかかってしまう問題点ではあります。
前は、前日寝ずに行ったりしてたのですが……現在、現実はしらない間に寝てしまってて!なんせ布団の上に1日居てる状態でご飯とかは私が呼んだりして1週間にちょっとずつリビングの方で食べるので!

下の息子に1年年前は良く諦めたらそこで終わるって言うのを言われてました。私が長男に良く言ってたので!ほどほど感で行くのが良いのでしょうね‼️
昨日、久しぶりに長男と二人で昼ごはんを食べた時にこれからどうしょうか?って話しをしていろんな道があるんだよ!例えば……夜間中学校とか塾(個別対応)とか家庭教師を頼むとか……携帯で調べたら無料の資料請求があったんで長男に聞いたら頼んでみてって……今日は夕ご飯の時に長男から行きたい高校があるけど、遠すぎて無理かなぁ~って言うから、まずは行ってみたい、してみたい候補をあげようって話しました。それから方法を探そうって!
自分なりに考えてるのは、凄いなぁ~って思ってほめました。
投稿日:2018-10-20
返信 164
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
久しぶりのご長男との食事・・・いいですね。
そのような会話を継続してください。
まずは候補を挙げる!
これとても良いです。
そのへんの進捗をまた聞かせてください。
我々も応援します。
投稿日:2018-10-22
返信 165
そらさん
私……削除
今、私自身がとても病んでるんだと思うんですが……前日……会社で若い女性達の前で泣いてしまいました。今までそんな事がなく……もらい泣きは多少ありましたが……家でひとりでいる時に泣く事が多かったのですが……やみすぎなのかなぁ~自分自身に好きな所がないって言うのがダメなんでしょうね❗
投稿日:2018-10-27
返信 166
そらさん
最近削除
私自身の行動が、長男に似ていると思う様な事が多くあり……自己嫌悪ばかりで……嫌になります。
長男をどうこうする前に自分なのかなぁ~ってね……営業は全然ダメだし、コミュニケーションも全然ダメ、仕事は行くしかないから行くけど……中身が……
もう疲れてきました。
投稿日:2018-10-28
返信 167
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
あまりご自身を責めないでください。
泣くことは悪くありません。
涙を流すことは「カタルシス効果」と言って心理学的にも効果があると言われていますよ。

営業に関して自信を失っているとお見受けします。
どのようなものを営業されてるか分かりませんが、営業で共通して言えるのはコミュニケーションの重要性です。
以下は子育て用にまとめている内容ですが、営業にも活かすことができるかもしれません。
参考にしてください。
投稿日:2018-10-28
返信 168
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-10-28
返信 169
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-10-28
返信 170
そらさん
自分削除
アダルトチルドレンって治せるのでしょうか?
治せるならどうしたら良いのでしょうか?
投稿日:2019-02-19
返信 171
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
アダルトチルドレンに関して以下にまとめました。
参考にしてください。
投稿日:2019-02-19
返信 172
若者教育支援センターさん
そらさんへ削除
「アダルトチルドレン 対処法」

1.アダルトチルドレンとは
アダルトチルドレンとは、幼少期の養育環境が虐待や不適切な育児により、非常に過酷であり、そのことによって成人してからもそのトラウマによって否定的な自己像を持ってしまったり、極端な人間関係に陥ってしまったりしている人のことを指します。内的には非常に不安定であり、生きづらさをもち、時には精神障害を患ったりしてしまうこともあります。

2.アダルトチルドレンの歴史
もともとアダルトチルドレンという用語は1969年に出版されたマーガレット・コークによる”The forgotten children : a study of children with alcoholic parents”(忘れられた子どもたち-アルコール依存症の親に育てられた子どもの研究)という書籍の中で使用されたことから始まります。
そのため、アダルトチルドレンはAdult Children of Alocoholic通称はACOAと言われていましたが、その後簡略化してACとか言われたりすることもありました。そして、アルコール依存症の親だけではなく、不適切な養育をする親にまで対象は広がっていきました。それが1980年代に登場した機能不全家族という用語につながっています。
日本では1989年に齊藤學が誠信書房から「私は親のようにならない(原題:Claudia Black ,It will never happen to me)」を翻訳出版されたところから歴史ははじまります。これによって爆発的に日本に広まり、アダルトチルドレンに関する書籍が多数出版されました。しかし、アダルトチルドレンが診断名のように流布してしまい、アダルトチルドレンであると誤った自己診断が横行するという問題が発生しました。また、治療や支援に利用できないレッテルやスティグマのようになってしまったところもあります。そのため、アダルトチルドレンではなく、アダルトサバイバーという用語が代わりに用意されたりもしましたが、そこまで広まってはいないようです。その他、専門家でもアダルトチルドレンは誤解を生じやすい用語なので、医学用語であるPTSDや不安障害、パーソナリティ障害といった診断名を使用することが多かったりもします。
このホームページでは専門家間の共有認識は踏まえつつ、一般の方に広く知られているということでアダルトチルドレンという用語を使用し、これらのことについて解説したいと思います。

3.アダルトチルドレンのチェックリスト
アダルトチルドレンかどうかを「診断」するチェックリストはネット上で多く落ちています。しかし、そのほとんどは心理尺度としての妥当性や信頼性が欠けるものが多いようです。おそらくは作成者が恣意的に、当てはまりそうなものを寄せ集めて作っただけだからでしょう。
統計処理され、科学的論文に掲載されたものとしては、アダルトチルドレン尺度があります。この尺度は「大学生の精神保健に関する研究: 機能不全家族とアダルト・チルドレン」と「アダルト・チルドレン特性と対人関係でのストレスの自覚の程度との関係-看護学生と他学科学生との比較」に掲載されています。以下に尺度を引用します(笹野、塚原 1998)。

私は正しいと思われることに疑いを持つ。
私は最初から最後まで、ひとつのことをやり抜くことができない。
私は夲音を言えるようなときに嘘をつく。
私は情け容赦なく自分を批判する。
私は何でも楽しむことができない。
私は自分のことを深刻に考えすぎる。
私は他人と親密な関係を持てない。
私は自分が変化を支配できないと過剰に反応する。
私は常に承認と称賛を求めている。
私は自分と他人は違っていると感じている。
私は過剰に責任を持ったり過剰に無責任になったりする。
私は忠誠心に価値がないことに直面しても、過剰に忠誠心を持つ。
私は衝動的である。行動が選べたり結果も変えられる可能性がある時でも、お決まりの行動をする。その衝動性は、混乱や自己嫌悪や支配の喪失へとつながる。そして混乱を収拾しようと、過剰なエネルギーを使ってしまう。

はい(2点)、どちらでもない(1点)、いいえ(0点)で合計し、12点以上のものはアダルトチルドレンに該当する可能性が高い。

この尺度もまだ研究途上のものであり、今後の妥当性と信頼性の研究が続いていくもののようなので、確定的なことは言えないようですが、参考程度にはなるかと思います。

4.アダルトチルドレンの原因
アダルトチルドレンになってしまう原因や要因と言われているものにはいくつかあります。そのほとんどが親や養育環境に原因を帰しています。
(1)虐待
虐待には、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクトが代表的なものとしてあります。その他に医療ネグレクト、教育ネグレクト、経済ネグレクト、DVの目撃、親の性行為を見せる、なども虐待であると最近では言われています。
こうした虐待が常習的になると子どもの心身の成長は妨げられ、人との信頼関係を築くことが障害されます。また、子どもは虐待的な環境を生き抜くために様々な方略を使用しますが、そうした方略は虐待を生き抜くには必要であっても、通常の人間関係や社会の中で使用すると非常に不適切になってしまいます。
例えば、親を怒らせないようにいつもニコニコし、過度に従順に振舞うことがあります。そうした振る舞いを学校や社会、職場、友人関係、恋愛関係の中で行うと反対に人間関係に壁ができて信頼が結べなかったり、時にはいじめや搾取の対象となってしまったりすることもあります。

(2)毒親
最近、よく見かける言葉です。もちろん医学用語や学術用語ではないので、厳密な定義があるわけではありません。子どもに害となるような言動や振る舞いをする親、という意味合いです。子どもを傷つけたり、否定したり、支配したり、苦しめたりするような親で、心理的虐待と重なる部分が多いと思われます。

(3)機能不全家族
家族とはそれぞれの成員がそれぞれの成員を尊敬し、尊重し、互いの成長を支え合い、時には励まし、時には協力していくという機能があります。それが様々な事由によって、そうした機能が働かず、上記のことが成立しない、もしくは反対のことを行ってしまう家族を機能不全家族と言います。

(4)アルコール依存症の親
アダルトチルドレンはもともとアルコール依存症の親に育てられた子どもという意味でした。アルコール依存症になると他者への配慮や関心が薄れ、アルコールを飲むかどうかばかりに注意がいってしまいます。そして、アルコールを飲むために利用できるものがあれば何でも利用しようとします。アルコール依存症の親が子どものお金を盗ったり、子どもにアルコールを買いに行かせたり、アルコールが無くなった時には子どもに暴力をふるったり等のような行為を行ってしまいます。そうした行為にさらされた子どもは健全に育つことは非常に困難でしょう。

(5)体質
子どもは生まれた時から遺伝的、先天的な特性を持っています。泣きにくい赤ん坊から泣きやすい赤ん坊まで様々でしょう。
実際的に自閉的な子ども、注意集中がしにくい子ども、扱いにくい子ども、理解能力が低い子ども、過敏な子ども、衝動的な子どもであると親は非常にストレスを抱えやすく、また子どもの問題を抑え込もうとして支配的になったり、叱責が多くなったり、時には手を出してしまったりすることもあります。そうなると、家族は疲弊し、殺伐とし、怒りが蔓延する雰囲気になってしまうでしょう。そして、そうした事柄が翻って子どもにまた悪影響を及ぼしてしまい、さらなる問題を惹起させてしまいます。
子どもの体質ゆえの問題行動に対する対処が虐待や不適切な養育といった親の行動になり、それらがアダルトチルドレンを生み出してしまうことになることもあります。
もちろんこれらも子どもが原因である、という単純な話ではありません。

(6)原因論の問題点
先にも書いたようにアダルトチルドレンの原因と言われるようなことはほとんどが親に属しています。確かに親の虐待や不適切な養育が子どもの心身の成長を妨げ、成人した際の適応や人間関係に影を落としてしまうことはそれなりにあると思います。
しかし、親に原因を求め、親の責任にし、親を憎むだけでは、本当の意味でのアダルトチルドレンからの回復は難しいでしょう。親を許さねばならない、とは全く思いませんが、憎しみに固着するのではなく、親の現実を理解した上で、親との決別を心理的に成し遂げることのほうが重要になります。
親が原因であるとすることが最終目的ではなく、回復へと向かう過程の一つにすぎないと言えるでしょう。

5.アダルトチルドレンのタイプ
アダルトチルドレンと一口に言っても、さまざまな人がいます。アダルトチルドレンの類型、タイプ分けについては色々な提案があり、一律のものはありません。ここでは、類型の代表的なものだけを選択し、解説します。
(1)ヒーロー(英雄)
勉強やスポーツで良い成績や評価をもらうことを第一としています。しっかり者、頑張り屋さんというように見られることがありますが、そうした努力は自身のためではなく親の期待に応えるために、もしくは家族の雰囲気を悪くしないための防衛的で、後ろ向きな意味合いがあります。
こうした努力が実っている内は良いですが、それが何らかのきっかけで挫折したり、失敗したりしたときに、心がぽっきりと折れてしまい、破綻してしまいます。

(2)スケープゴート(生贄)
ヒーローとは全く反対に、問題行動を起こしたり、過剰に低い成績を取ったりして、家族の中で悪者や問題児の立場を引き受けます。家族の憎しみや怒りや不満、鬱憤を一人で引き受け、そのことにより家族のバランスを取ろうとしているのです。家族の中のゴミ箱的な役割とも言えます。

(3)ロスト・ワン(いない子)
家族の中での存在を消し、いない子どもとして、生まれてこなかった子どもとして家族との関係を断ち、ひっそりと気配を感じさせずに生きていこうとします。時には迷子になっても家族のだれからも気付かれることがなく、旅行にも連れて行ってもらえず、家の中にはいても、いつも一人で孤独にいます。

(4)ケアテイカー(世話役)
献身的に家族の世話をし、愚痴を聞き、支えることを過剰なまでに行います。それは自己犠牲的であり、自虐的でもあります。家事をしない親に代わって家事をしたり、養育をしない親に代わって弟妹の面倒をみたりします。そして自身のことは何でも後回しにしてしまいます。そうした家族を維持する機能を一身に背負って家族が崩壊しないように、バランスが取れるに努力をします。

(5)ピエロ(道化師)
家族の暗い雰囲気を回避するために、おどけたり、おちゃらけたり、冗談を言ったり、面白いことを言って笑わせたりして明るい雰囲気を作ろうとします。ひょうきんで明るい性格に一見すると見えますが、過度に雰囲気を読み取り、人の表情を伺い、どうすれば険悪なムードにならないかと常にビクビクしていたりします。

6.アダルトチルドレンの問題
アダルトチルドレンによって以下のような様々な問題が生じます。
(1)精神障害
診断としては、不安障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、うつ病、気分障害、双極性障害、境界性パーソナリティ障害、自己愛パーソナリティ障害、解離性障害、適応障害、等といった診断名がつけられたりすることが多いです。つまり、アダルトチルドレンといっても、様々な症状や問題があり、状態像もまちまちであると言えるでしょう。

(2)極端な人間関係
過度に人間関係から引きこもり、親密な付き合いを避けたりします。しかし、反対に過度に人に依存し、相手のためなら何でもするといった没頭をしてしまうときもあります。また、通常の人間関係を築いていたりしても、心から信用すること信頼することができず、疑心暗鬼を常に持っており、表面的な付き合いに終始することもあります。そうした意味で極端な人間関係に陥ってしまいがちです。
そうした中でアダルトチルドレンの心の中では、憎しみの気持ちと人と裏腹な親密になりたい気持ちが同時並行に存在し、葛藤していることが多いようです。
また、こうした人間関係は当たり前ですが、カウンセリングの中のカウンセラーとの関係の中でも反復しがちです。精神分析的には転移とも言いますが、アダルトチルドレンがカウンセリング関係の中に持ち込んでくる転移や反復のために、信頼関係を築くまえにカウンセリングが中断してしまったり、継続していたとしても疑心暗鬼と強い駆け引きが行われるカウンセリングになってしまったりすることが多いようです。

(3)否定的な自己像
アダルトチルドレンは自身のことを過度に否定的に見ており、自己評価や自尊心は非常に低いことが多いです。そのため、自分自身のことを大切にできなかったり、傷ついても平気なように見えたりすることもあります。時には自分のことを犠牲にして相手に尽くそうとしたりします。他者から、家族から大切に扱われていないとき、人は自分自身を大切に思えなくなってしまうのでしょう。

(4)自殺・自傷
こうした否定的な自己像や否定的な人間関係が繰り返されると、生きていくことに希望を持てず、将来に期待することもできず、苦しみばかりがあるように思えてしまいます。そうなると、死ぬことの方が苦しみから解放されるように思えてしまいます。そうしたときに衝動的に自殺に至ってしまうことも多いようです。
また、自傷行為をしてしまうことも多いようです。自傷には様々な意味合いがありますが、自傷によりある種の快感がもたらされるため、苦しみから一時的に逃れることができることもあります。悪い自己を手首に投影して、その手首を切ることもあるようです。自傷による痛みで生きている感覚を取り戻せることもあります。自傷は自分自身を助けるための防衛とも言えるでしょう。

(5)世代間連鎖
親との関係の中で起こったことが、自身が子どもを持った時、その子どもとの間で同じようなことを繰り返してしまいます。親が子に、子が孫にというようにバトンを渡すように受け継がれていきます。
親から愛されなかったのに自分の子どもを愛せるのだろうか、という不安と苦しみは相当大きいようで、人によっては子どもを作ることや結婚そのものを忌避してしまうことがあります。そして、この呪われた血筋を途絶えさせたいと思うアダルトチルドレンもいるようです。

(6)生きづらさ
精神障害、極端な人間関係、否定的な自己像、自殺、自傷、世代間連鎖を見ても、生きていくことに希望や期待を見出すことは困難であり、非常に生きづらさを抱えながら生きているようです。生きているのに死んでいる、死んでいるように生きている、とも言えるかもしれません。

7.アダルトチルドレンに対する支援
こうした困難の多いアダルトチルドレンに対するケアや支援には様々ありますが、その代表例が薬物療法、自助グループ、カウンセリングです。
(1)薬物療法
精神障害の項目で取り上げたように、アダルトチルドレンは様々な精神症状を呈します。抑うつ、不安、衝動的行動、解離、軽躁、強迫、対人緊張、パニック、不眠、食欲低下、過食、拒食、等です。こうした症状に対して薬物療法は非常に効果が期待できます。症状の苦痛さだけでも和らげることができると随分とマシになります。
ただし、アダルトチルドレンの本質である心的な苦痛や生きづらさは薬物療法だけで改善は難しいようです。薬物療法は苦痛を緩和する補助的なものとして理解しておく程度が良いかもしれません。

(2)自助グループ
同じような困難をもつアダルトチルドレンがお互いに支え合うグループです。グループ療法のようにお互いのことを話したり、講師を招いて勉強会を催したり、一緒にイベントを行ったりする中で、自助作用による影響を受けることができます。
もちろん、根本に人間不信があるので、すぐに自助グループに親しむことができないかもしれません。しかし、そうしたことであっても、中長期的にグループに所属することで、アダルトチルドレン的な言動をせずにすみますし、人の体験談を聞くことで参考にすることができます。そうしたことが回復の一助になっていきます。
参考:アダルト・チルドレン・アノニマス

(3)カウンセリング
カウンセラーと1対1で話を積み重ねていくことにより、現在の問題の改善や過去のトラウマの整理などを行っていきます。
a.現在の問題の改善
前者では今現在の職場、学校、家庭、友人関係、恋人関係の中で様々な困難に見舞われていることが多いです。そのほとんどは人間関係の問題に関わっているでしょう。アダルトチルドレンは極論すれば関係性の病と捉えることもできます。一見すると、他者(上司、親、友人、恋人など)が悪いように見えてしまうこともありますし、そうした他者を非難・批判したくなることもあるかもしれません。確かに部分的にそうした時もあります。しかし、他方ではアダルトチルドレンであるクライエントとの相互作用によってそうした事態になっている場合も時としてあります。ですので、他者との関係をどのように捉えなおすのか、そして、どのように振舞っていく方が良いのか、などについて考えていくことが改善の道につながっています。そうしたことをカウンセラーとの対話を通して取り組んでいきます。

b.過去のトラウマの整理
後者の過去のトラウマの整理についてもカウンセリングでとりあつかっていきます。多くの場合には家族や近親者との関係の中で、無力であった幼少期の時期にどうしようもない事態に巻き込まれ、心と身体が傷ついています。それによって、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の診断には当てはまらなくても、フラッシュバックや麻痺、解離が起こっていることが多々あります。そしてその時のトラウマを反復するかのように、現在の人間関係で破壊的な行動をとってしまうこともあります。自傷的に性行為を繰り返すこともあるでしょうし、自己犠牲的に他者に尽くしてしまうこともあるでしょう。それらも過去の反復と理解することもできます。そうした過去のトラウマについて、回避したり、反復したり、考えないようにしたりすることではなく、しっかりと向き合っていくことも必要となっていきます。その当時のことについてカウンセラーと話し合い、過去の出来事の捉え方が少しずつ変化していくことを目指します。時には、精神分析的心理療法やEMDRなどの専門療法を使って、過去のトラウマの整理を行います。

c.不安定なカウンセリング関係
こうしたように、現在の問題と過去の整理が車の両輪のように進むことによって、アダルトチルドレンが改善していくことが期待できます。しかし、上記に書いたように、関係性の病であるということは、カウンセラーとの関係の中でも問題や病理が発生してしまったりもします。カウンセラーに対して過度に警戒的になってしまったり、過度に従順になってしまったり、不安のためにカウンセリング関係を継続することができなくなったりなどがあります。そもそも信頼関係を結ぶことに非常な困難があるため、カウンセラーとも信頼関係が適度に結ぶことができない事態はしばしば起こります。
こうしたことにより、カウンセリング関係が非常に不安定になり、カウンセリングのプロセスの途中で中断になってしまったりします。もしくは、そもそもカウンセリングで取り組みましょうという合意に至らずに初回~数回程度で終わってしまうことも稀ではありません。アダルトチルドレンの病理ゆえにカウンセラーとの間でも関係性の病が反復してしまいます。
しかし、そこを踏ん張って、まずはカウンセリングを継続していくことに苦心できると良いでしょう。最初の段階のカウンセラーとの信頼関係を築くことそのものを目標にすることもできます。そのために、カウンセラーに対する不信感、不安、警戒心、不満といった否定的な思いを敢えてカウンセラーにぶつけていく、話をしていくということは意外と効果があります。そうした否定的な思いを言うことは関係を破壊してしまうのではないかと考えがちですし、実際の人間関係ではそうなることもあります。しかし、カウンセリング関係は日常の関係とは異質であり、そうした否定的な思いを口にすることで、そうなっていることの意味を考え、向き合っていくことが価値あることになるのです。そして、否定的な思いを口にしても、それを咎められず、カウンセラーが真正面から受け止め、向き合ってくれることは新鮮な体験をもたらすでしょう。そうした体験が過去の体験を修正し、真の信頼関係を築いていく基になっていきます。ひらたく言うと、ホンネをぶつけあって仲良くなるということになるかもしれません。
アダルトチルドレンの支援で、カウンセリングは重要な位置を占めています。それはアダルトチルドレンが脳の疾患などではなく、生き方と関係の課題を抱え、心理的な要因が強く影響しているものだからです。カウンセリングではカウンセラーとクライエントの間で抜き差しならない困難な関係になってしまうこともありますが、そうした困難な関係を生き残ることでカウンセリングのプロセスが進展し、改善に寄与します。そうした意味で困難な関係になることは必要不可欠なことであり、そうなっていることは反対にカウンセリングが良い方向で機能していると理解しなおすこともできます。苦しい時こそ、踏ん張ってカウンセリングに来続けることができたらと思います。

8.アダルトチルドレンの回復
様々な支援や治療、カウンセリングによってアダルトチルドレンから回復していくと以下のような変化があらわれてきます。以下のこと全てが達成できるということにはならず、部分的な達成であるかもしれません。また、期間は人にもよりますが、数年程度はかかることはざらにあります。幼少期からの長期にわたるトラウマの積み重ねがあるので、治療も長期になってしまうことはいかんともしがたいところではありますが。
(1)良い自己像を育てる
アダルトチルドレンの方はほとんどの場合、自己評価や自尊心が低く、自分自身と良いものと思えないようです。非常に悪い存在であると体験し、そのため、過度に評価を気にしてしまったり、反対に悪い行動をして他者からの評価を落とすことによって「やっぱりそうだ」ということを再認識しようとしてしまいます。
治療やカウンセリングをとおして、自分自身にも良いところがあると発見したり、他者から尊重されるという体験をとおして、自分を大切に思えるようになったりします。それはこれまで成長が停滞してしまっていた、もしくは過去に置き去りにされていた良い自己像を再度成長させることと言えるでしょう。そして、自分自身を大切にできるような考えや振る舞いができるようになっていきます。

(2)適切な人間関係を生きる
アダルトチルドレンの方は支配的な関係や、暴力的な関係、共依存的な関係に陥ってしまうことが多々あります。それは過去のトラウマの反復と言える場合もあります。そうした関係が反復することにより、さらに新たな傷つきやトラウマが上乗せされ、事態はもっと悪化してしまいます。
こうしたことも、治療やカウンセリングにより、適度な距離をもった関係の在り方に変化していくでしょう。人に適度に頼りつつも自分をもつこともできます。反対に人を余力ある分だけ助けることもできるようになります。それは無理をせず、自然な範囲内ということになります。人間関係は良いものばかりではありません。時にはストレスになってしまうような人間関係もありますが、そうした人間関係に対しては過度に関わらず、少し距離をもった社会性のある関係の取り方もできるようになっていくでしょう。そして、恋人や配偶者に対して強い依存のない愛情生活を送れるようになるでしょう。

(3)親との決別
アダルトチルドレンの方は、親が既に亡くなっていたり、行方不明になっていたりしていることもあります。もしくは今現在も強い影響力を受けながら生活していることもあるでしょう。
そうした親を許したり、再度良い関係を築くということが良い場合もありますし、反対に決別し、親とは別の人生を歩む場合もあります。どちらが最善であるとは分かりませんが、経験的に圧倒的に後者の選択をする方が多いように思います。実際的にアルコール依存症の親やDV的な親もいますから、必ずしも和解しなければならないということはありません。いずれにせよ、親との関係に整理をつけ、良い意味で決別し、自立し、自分の人生を大切にしていくような考えや行動になっていけると良いと思います。

(4)やりがいや生きがいを感じられる
ほとんどのアダルトチルドレンの方は、自分の人生を生きることができず、無力感や絶望感、無意味さを抱えながら生きています。そして、他者のために犠牲になるような選択をしてしまいがちです。そうした中ではやりがいや生きがいを感じることはないでしょう。あっても、部分的でしょう。
上記で書いた良い自己像が健全に育っていくと、自分のために時間や労力を割けるようになります。その過程で、楽しむという体験も増えていくでしょう。アダルトチルドレンの方は楽しむことができない方が多いようですから。そして、長い人生の目標について考えることができるようになり、その目標に向かって進むことそのものにやりがいや生きがいを感じることができていくようになります。一見苦痛な勉強、労働、訓練なども手応えのある行動と体験されます。先の目標を達成するために、今目の前の課題に取り組めますし、その課題をこなすことそのものが喜びとなっていくでしょう。これこそが自分を大切にするということにもつながっていきます。

9.おわりに
アダルトチルドレンの歴史、原因、タイプ分け、問題、支援方法、回復過程についてまとめました。アダルトチルドレンは医学的な診断名ではないものの、共通した状態像があり、またガイドラインほどではないものの、そこそこ系統だった支援方法もあります。そうした意味では単一のものとしてまとめることができるかと思います。
また、支援方法には様々なものがありますが、その中でもカウンセリングは重要な位置を占めています。アダルトチルドレンの方が少しでもより良い方向に進んでいくための道標となればと思っています。
投稿日:2019-02-19
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